近畿のプレイヤーの皆さんに告知ー。
LIMITS 地区予選(近畿)が、早くも今週末の21日に行われます。
日時: 10月21日(日)
場所: 淀川区民センター(大阪府)
受付: 10:00-10:30
・店舗予選を勝ち抜いた人のみが参加できます。
・店舗予選による不戦勝(bye)があります。不戦勝の確認は以下のページを参照ください。
http://mtg.takaratomy.co.jp/tc/limits/2007/chikuyosen/husensyo.html
・レギュレーションはローウィンを使用したシールド戦・決勝ドラフトです。
・LIMITS本戦への出場枠は「2」です。(近畿)
・さらに詳しい情報は http://nekoyan.net/ へ。
(#フォーマットがスタンダードとなっていますが、単なるうっかりさんだと思われます)
-----------------------------------
今日の本題。
週末はGPT北九州@東海のスタッフと、@大阪の見物に行っていたわけですが。
プレリの時とはまた違う雰囲気があり、カードの強弱についての評価も
ずいぶんとはっきりしたものになっていました。
気になったことをいくつか列挙します。
1)《木化/Lignify》について。
《木化/Lignify》は、継続的効果をいくつも併せ持つ、やっかいなエンチャントです。
・『ツリーフォークである。』(第4種・タイプ変更)
・『能力を持たないクリーチャーである。』(第5種・その他)
・『0/4である。』(第6b種・パワー/タフネス変更)
いつもこのblogを読まれているような、賢明なプレイヤー諸氏であれば、
この3点を押さえておけば、あらゆる状態に対応できるはずです。
FAQには書かれていない、具体的なことをもう少し。
覇権能力を持つクリーチャーに《木化/Lignify》をエンチャントすると、
そのクリーチャーは覇権能力を失うので、それが場を離れても、
覇権能力によって取り除かれたクリーチャーは場に戻ってきません。
#ところで、覇権能力によって場からクリーチャーを取り除くことを「覇権する」
#と言うのに、すごく違和感を覚えるのは、日本人的な感覚なのでしょうかね。
#「派遣する」という同音異語があるから余計にそう思うのでしょうか。
また、タイプ変更効果のほうは、元々のサブタイプを完全に上書きします。
例えば、《森林の変わり身/Woodland Changeling》に、《木化》をエンチャントすると、
そのサブタイプは『ツリーフォーク』のみになります。
『多相の戦士・ツリーフォーク』ではありません。
もう一つ。《木化/Lignify》は部族エンチャントなので、部族のサブタイプを持っています。
とあるカードでこいつに触ることができますので、考えてみてください。
2)秘匿能力について。
GPT@東海で、おいらがミスをした事項。自戒のために書いておきます。
秘匿能力によって裏向きに取り除かれたカードがあったまま、
そのゲームが終了した場合、その表を見せる必要があるか?
答えは「イエス」である。
各ゲームの終了時に、すべてのプレイヤーに、すべての裏向きのオブジェクトの表を
見せなければならない。(CR504.6)
CRにまるまるそのように書かれている。
変異の場合は、それが変異もちであるかどうかを確認するために表を見せる
必要があったのだが、よくよく考えれば、裏向きのオブジェクトは頻繁に出現する(?)
ため、そのような例外事項は最初からありえないのだ。反省。
この記事には訂正を出しております。
詳しくは10月17日の記事を参照してください。
3)トークンについて。
今回、16番目のカードとして封入されているルール説明文と、トークンのカード。
これらは見た目にもわかりやすく、綺麗なので、つい大量に集めたくなる。
ところが、そのわかりやすさがかえって仇になっているケースを見た。
ある草試合を見物していたときのことである。
場にはクリーチャーが多数置かれており、互いに拮抗している様子だった。
トークンとして「エルフ・戦士・1/1」が2つ置かれていた。
そのエルフ2体で、4/4をブロックしたところ、なんと4/4含めて3体が墓地に置かれて
しまったのである。場には《傲慢な完全者/Imperious Perfect》がいた訳でも、
インスタントが使われた様子もないので、ちょっとプレイヤーに聞いてみた。
おいら 「そのトークンは、1/1のエルフじゃないんですか?」
プレイヤー「いや、これは狼(2/2)なんですよ。」
と、墓地をみると、《レンの地の群れ使い/Wren’s Run Packmaster》があった。
プレイヤー間で意思の疎通ができているのならば、何も問題はない。
しかし、わざと紛らわしいトークンを使うのは、ちょっとどうなのかな、と思った。
え? 適当な絵のトークンが無かったって?
・・・カードには裏というものがあるじゃあないか。
-----------------------
そんなところで。
FMQの回答は明日にでも。
LIMITS 地区予選(近畿)が、早くも今週末の21日に行われます。
日時: 10月21日(日)
場所: 淀川区民センター(大阪府)
受付: 10:00-10:30
・店舗予選を勝ち抜いた人のみが参加できます。
・店舗予選による不戦勝(bye)があります。不戦勝の確認は以下のページを参照ください。
http://mtg.takaratomy.co.jp/tc/limits/2007/chikuyosen/husensyo.html
・レギュレーションはローウィンを使用したシールド戦・決勝ドラフトです。
・LIMITS本戦への出場枠は「2」です。(近畿)
・さらに詳しい情報は http://nekoyan.net/ へ。
(#フォーマットがスタンダードとなっていますが、単なるうっかりさんだと思われます)
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今日の本題。
週末はGPT北九州@東海のスタッフと、@大阪の見物に行っていたわけですが。
プレリの時とはまた違う雰囲気があり、カードの強弱についての評価も
ずいぶんとはっきりしたものになっていました。
気になったことをいくつか列挙します。
1)《木化/Lignify》について。
《木化/Lignify》は、継続的効果をいくつも併せ持つ、やっかいなエンチャントです。
・『ツリーフォークである。』(第4種・タイプ変更)
・『能力を持たないクリーチャーである。』(第5種・その他)
・『0/4である。』(第6b種・パワー/タフネス変更)
いつもこのblogを読まれているような、賢明なプレイヤー諸氏であれば、
この3点を押さえておけば、あらゆる状態に対応できるはずです。
FAQには書かれていない、具体的なことをもう少し。
覇権能力を持つクリーチャーに《木化/Lignify》をエンチャントすると、
そのクリーチャーは覇権能力を失うので、それが場を離れても、
覇権能力によって取り除かれたクリーチャーは場に戻ってきません。
#ところで、覇権能力によって場からクリーチャーを取り除くことを「覇権する」
#と言うのに、すごく違和感を覚えるのは、日本人的な感覚なのでしょうかね。
#「派遣する」という同音異語があるから余計にそう思うのでしょうか。
また、タイプ変更効果のほうは、元々のサブタイプを完全に上書きします。
例えば、《森林の変わり身/Woodland Changeling》に、《木化》をエンチャントすると、
そのサブタイプは『ツリーフォーク』のみになります。
『多相の戦士・ツリーフォーク』ではありません。
もう一つ。《木化/Lignify》は部族エンチャントなので、部族のサブタイプを持っています。
とあるカードでこいつに触ることができますので、考えてみてください。
2)秘匿能力について。
GPT@東海で、おいらがミスをした事項。自戒のために書いておきます。
秘匿能力によって裏向きに取り除かれたカードがあったまま、
そのゲームが終了した場合、その表を見せる必要があるか?
答えは「イエス」である。
各ゲームの終了時に、すべてのプレイヤーに、すべての裏向きのオブジェクトの表を
見せなければならない。(CR504.6)
CRにまるまるそのように書かれている。
変異の場合は、それが変異もちであるかどうかを確認するために表を見せる
必要があったのだが、よくよく考えれば、裏向きのオブジェクトは頻繁に出現する(?)
ため、そのような例外事項は最初からありえないのだ。反省。
この記事には訂正を出しております。
詳しくは10月17日の記事を参照してください。
3)トークンについて。
今回、16番目のカードとして封入されているルール説明文と、トークンのカード。
これらは見た目にもわかりやすく、綺麗なので、つい大量に集めたくなる。
ところが、そのわかりやすさがかえって仇になっているケースを見た。
ある草試合を見物していたときのことである。
場にはクリーチャーが多数置かれており、互いに拮抗している様子だった。
トークンとして「エルフ・戦士・1/1」が2つ置かれていた。
そのエルフ2体で、4/4をブロックしたところ、なんと4/4含めて3体が墓地に置かれて
しまったのである。場には《傲慢な完全者/Imperious Perfect》がいた訳でも、
インスタントが使われた様子もないので、ちょっとプレイヤーに聞いてみた。
おいら 「そのトークンは、1/1のエルフじゃないんですか?」
プレイヤー「いや、これは狼(2/2)なんですよ。」
と、墓地をみると、《レンの地の群れ使い/Wren’s Run Packmaster》があった。
プレイヤー間で意思の疎通ができているのならば、何も問題はない。
しかし、わざと紛らわしいトークンを使うのは、ちょっとどうなのかな、と思った。
え? 適当な絵のトークンが無かったって?
・・・カードには裏というものがあるじゃあないか。
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そんなところで。
FMQの回答は明日にでも。