定期的にくる、いつものイベント規定の更新です。

MFR 3.2 フォーマットとレーティング区分

フォーマットの構築から、モダンが抜け、モダンはエターナル構築に集約されました。
また、各構築フォーマットに「多人数戦」が加わり、「双頭巨人戦」「3人チーム戦」が新たに追加されます。

モダン構築については禁止カードの多さが問題になっていましたが、エターナル構築に集約されたことにより、プレミア・イベントでの展開が抑えめになっていくのではないかと予想されます。

また、エターナル構築では、構築方法に関して変更があり、基本土地以外のカードは全て1枚制限になりました。そのため、ヴィンテージの制限リストは全て取り払われます。モダン/レガシー/ヴィンテージの禁止カードリストについては制限がありません。

MFR 3.3 真正カード

プレイヤーが使用できる真正カードについては、WofCが発行した本物であることや、裏面が通常のマジックの裏面であるか両面カードであることが必要であると書かれています。

今回、新しく追加された項目として、「芸術的修正がなされたカード」、つまり "Altered card" は、認定大会では使用できなくなります。例外は、グランプリやプロツアーなどで使用される、すり替え防止のスタンプなど、主催者が認めたものとなっています。

これは、芸術的修正は、個人の美意識が異なることにより、「何をもって芸術とするか」という点で大いに論争のタネになるからです。過剰なまでの論争は、そのコミュニティにおいて害しかもたらさないため、そのようなことを事前に防ごうというわけです。

また、アーティスト・サインについては、テキスト・ボックスの5割が判読可能になっていれば使用できる、とされました。いずれにせよ、最終的にそのカードを使用できるかどうかは、ヘッドジャッジに委ねられます。

MFR 3.5 チェックリスト・カード

SOIでも出現するチェックリスト・カードですが、実際にトーナメントシーンで見受けられる両面カードは、ごく僅かです。そのため、自作のチェックリスト・カードを使用することが認められるようになりました。ただし、事前に対戦相手にそれらのチェックリスト・カードと、本物の両面カードを全て見せて、同意を取ることが条件です。ヘッドジャッジは事前にアナウンスを行って、これらの同意をラウンドが始まる前にプレイヤー間で行ってもらっても構いません。

MFR 4.2 イベントでの手順省略

よく使用されるイベントでの手順省略について、「自動的に誘発する誘発型能力は、明示しなくても適当な時点で解決されたものとして扱う。」とされました。これはいつ行っても「省略された」ものとして扱われます。この類の省略に対して、対戦相手はいつでも本来の誘発型能力のタイミングを指摘でき、指摘された場合は、本来のタイミングで誘発型能力を処理したことを明示しなくてはいけません。例えば、賛美能力について、数ターン連続で誘発しているにもかかわらず、互いにわかっていて「省略」していた場合、あるターンでいきなり「賛美を誘発していませんでしたね?」と指摘することが可能になります。(もちろん、指摘するタイミングは、賛美が誘発し解決される前にする必要があります。その場合、賛美を誘発させる方は、きちんと「賛美が誘発しました。なにかしますか?」と相手に確認を取り、「省略」しないことになります。)

MFR 5.3 賭博行為

イベント参加者、スタッフ、観客は、イベント、マッチ、ゲームの結果並びにそれらの一部に関しての賭けを行なってはならない。とされていますが、新たに「円陣を組んではならない」とされました。なぜこうなったのかは、現在調査中です。











以上、人間に希望がない次元からの亡霊交信からもたらされた電波でした。
何もかも忘れて、『イニストラードを覆う影』のプレリリーストーナメントをお楽しみ下さい。



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