Answer: Friday Magic Quiz.[07-35A]
2007年10月9日#先週末はローウィンのプレリリースパーティを堪能し、
#C.B.L. 8thも無事開催いたしました。参加は28人でした。
#決勝の動画も撮っていますので、編集ができ次第、
#デッキリストと共に紹介したいと思います。
けど、30分の動画の編集は結構めんどいので、前のような
実況のクォリティは望めないかもしれません。 orz
それでは先週の回答ー。
○
「対戦相手と激突を行なう/clash with an opponent」とは、「対戦相手1人を選び、
あなたとその対戦相手はそれぞれ激突を行なう」を意味する。(CR501.10b)
それぞれ激突を行っているのだから、激突はあなたと対戦相手が行っている。
つまり、計2回の激突が行われている。
実際のカードには無いが、もし「いずれかのプレイヤーが激突を行うたび〜」という
誘発型能力があるならば、「対戦相手と激突を行っ」た場合に、その能力が『2回』誘発する。
不可能。
《魂光りの炎族》にあるような、「これがこのターンに解決された3回目の能力である場合」
という能力は、文字通り3回目の解決時にその後の文章が実行される。
コピーをしたとしても、解決時にそれが3回目で無ければ、以降の文章は無視される。
なので、問題のような行動はできない。
逆に、コピーであったとしても、解決時に3回目であれば、その後の文章は実行される。
起動すべきマナを減らすときに使えるかもしれない。
《狡知/Guile》により、《遅延/Delay》の「それを打ち消す。」の部分が置換され、
「(その呪文を)ゲームから取り除き、あなたはそれをそれのマナ・コストを支払うことなく
プレイしてもよい」という行動になる。
《獣群の呼び声/Call of the Herd》は自己置換効果によって、スタック以外の領域に
移動する場合は、ゲームから取り除かれる(502.22a)が、これが適用されても
ゲームから取り除かれたことには変わりがないので、《狡知/Guile》による効果は
依然として適用される。つまり、取り除かれた《獣群の呼び声/Call of the Herd》を
マナ・コストを支払うことなく、わたしはプレイしてもよい。
プレイした場合、それはスタック領域に積まれるが、それはもはや新しいオブジェクト
として扱われるので、フラッシュバックでプレイしたという記憶もなくなっており、
解決後にはオーナーの墓地に置かれる。
プレイしなかった場合、それはゲーム外領域に置かれたままになる。
後からプレイを行うことはできない。
さて、《遅延/Delay》の後の文章(時間カウンターを3つ乗せ〜)はどうなるのだろうか?
これは単純に何もしない。《遅延/Delay》によって時間カウンターが置かれるのは、
その呪文が《遅延/Delay》によって打ち消された場合である。
ところが、《狡知/Guile》があると、対象になった呪文は《遅延/Delay》で打ち消された
ことにならず、《遅延/Delay》による置換効果を受けることがなくなる。(ローウィンFAQ)
従って、単に《狡知/Guile》の能力が「勝った」状態になる。
ローウィンFAQにも書かれているが、《狡知/Guile》の能力は、打ち消されない呪文に
対してプレイされた打ち消し呪文には何もしない。
これは、「打ち消す」行動自体を置換しているのではなく、「打ち消す場合」に
本来はスタックから取り除くという行動を行うのだが、それを《狡知/Guile》は
置換しているのである。
なので、打ち消すということが起こらなければ、そもそも置換すべきイベントが無いので
《狡知/Guile》は何もしない。
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そんなところで。
#C.B.L. 8thも無事開催いたしました。参加は28人でした。
#決勝の動画も撮っていますので、編集ができ次第、
#デッキリストと共に紹介したいと思います。
けど、30分の動画の編集は結構めんどいので、前のような
実況のクォリティは望めないかもしれません。 orz
それでは先週の回答ー。
問1
かたならし○×。
「対戦相手と激突を行う場合、激突は計2回行われている。」
○か×か?
○
「対戦相手と激突を行なう/clash with an opponent」とは、「対戦相手1人を選び、
あなたとその対戦相手はそれぞれ激突を行なう」を意味する。(CR501.10b)
それぞれ激突を行っているのだから、激突はあなたと対戦相手が行っている。
つまり、計2回の激突が行われている。
実際のカードには無いが、もし「いずれかのプレイヤーが激突を行うたび〜」という
誘発型能力があるならば、「対戦相手と激突を行っ」た場合に、その能力が『2回』誘発する。
問2
二人は今日は対戦をせず、公開されたローウィンのカードリストを見ている。
A「《魂光りの炎族/Soulbright Flamekin》は面白いね。」
B「3回起動しないといけないから、6マナを8マナに増やすだけだけどな。」
A「こーいうマナを増やすカードはイケナイ雰囲気がするんだよ。」
B「気持ちはわかるが、大抵は夢で終わるんだよなあ。」
A「《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》を使用したらどうかな。」
B「マナ能力には使用できんぞ。それ。」
A「いや、《魂光りの炎族/Soulbright Flamekin》はマナ能力じゃないし。」
B「あ、そうか・・・なら3回目の能力をコピーして、8マナで16マナか。悪くない。」
A「ちょっとショップ行って来る。そしてシングルの価格を操作してくるよ!」
B「発売日はまだだ。まあ落ち着け。」
シングルの価格がどうなるかはともかく、上の行動によって、
8マナで16マナを得ることは可能だろうか?
不可能。
《魂光りの炎族》にあるような、「これがこのターンに解決された3回目の能力である場合」
という能力は、文字通り3回目の解決時にその後の文章が実行される。
コピーをしたとしても、解決時にそれが3回目で無ければ、以降の文章は無視される。
なので、問題のような行動はできない。
逆に、コピーであったとしても、解決時に3回目であれば、その後の文章は実行される。
起動すべきマナを減らすときに使えるかもしれない。
問3
私は《狡知/Guile》をコントロールしている。
現在は、対戦相手のターンのメインフェイズである。
対戦相手は墓地の《獣群の呼び声/Call of the Herd》を、フラッシュバック・コストを
支払ってプレイした。
私はそれを対象に《遅延/Delay》をプレイした。
それ以上はお互いに何もせず、《遅延/Delay》の解決に入った。
スタック上の《獣群の呼び声》の処理はどうなるか?
考えられる結末が複数考えられる場合、その全てを答えよ。
《狡知/Guile》により、《遅延/Delay》の「それを打ち消す。」の部分が置換され、
「(その呪文を)ゲームから取り除き、あなたはそれをそれのマナ・コストを支払うことなく
プレイしてもよい」という行動になる。
《獣群の呼び声/Call of the Herd》は自己置換効果によって、スタック以外の領域に
移動する場合は、ゲームから取り除かれる(502.22a)が、これが適用されても
ゲームから取り除かれたことには変わりがないので、《狡知/Guile》による効果は
依然として適用される。つまり、取り除かれた《獣群の呼び声/Call of the Herd》を
マナ・コストを支払うことなく、わたしはプレイしてもよい。
プレイした場合、それはスタック領域に積まれるが、それはもはや新しいオブジェクト
として扱われるので、フラッシュバックでプレイしたという記憶もなくなっており、
解決後にはオーナーの墓地に置かれる。
プレイしなかった場合、それはゲーム外領域に置かれたままになる。
後からプレイを行うことはできない。
さて、《遅延/Delay》の後の文章(時間カウンターを3つ乗せ〜)はどうなるのだろうか?
これは単純に何もしない。《遅延/Delay》によって時間カウンターが置かれるのは、
その呪文が《遅延/Delay》によって打ち消された場合である。
ところが、《狡知/Guile》があると、対象になった呪文は《遅延/Delay》で打ち消された
ことにならず、《遅延/Delay》による置換効果を受けることがなくなる。(ローウィンFAQ)
従って、単に《狡知/Guile》の能力が「勝った」状態になる。
ローウィンFAQにも書かれているが、《狡知/Guile》の能力は、打ち消されない呪文に
対してプレイされた打ち消し呪文には何もしない。
これは、「打ち消す」行動自体を置換しているのではなく、「打ち消す場合」に
本来はスタックから取り除くという行動を行うのだが、それを《狡知/Guile》は
置換しているのである。
なので、打ち消すということが起こらなければ、そもそも置換すべきイベントが無いので
《狡知/Guile》は何もしない。
-------------------------------
そんなところで。