Friday Magic Quiz. [16-07]

2016年11月18日 FMQ

#今週末はWMCです。世界一の国はどこなのかを決める戦いが始まります。
#中継も行われるようですので、楽しみにしましょう。
# http://live.nicovideo.jp/watch/lv281452293

それでは、今週の出題。

問1
かたならし◯×。

「2人チームのロチェスター・ドラフトは、公式戦として認定可能である。」

◯か×か?

 
問2
モダンで使用されるカードの値段が下がったことを受けて、参入しやすくなったと喜ぶプレイヤーAと、もうカードは持っているので自分の資産が相対的に目減りしたと悲しむプレイヤーBが、いつものゲームをしている。

Aは以前のターンに戦場に出した《豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury》によって、Bの《光輝の炎/Radiant Flames》を裏向きに追放している。

Aのターン、Aはその《光輝の炎》を、{U}{U}{B} というマナを支払って唱えた。

A「{U}のうち1つを{R}として払うので、解決したら3点を全体に与えるね。」

さて、Aの言い分は正しいか?


問3
PとQが対戦している。

Pの《巨大なるカーリア/Kaalia of the Vast》が攻撃し、その能力が誘発した。
その能力の解決時に、Pは《龍王アタルカ/Dragonlord Atarka》を出した。

その後、Pは《龍王アタルカ》に《狂暴化/Berserk》を唱えた。

さて、このターンの終了ステップに、《龍王アタルカ》は破壊されるだろうか?


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いつものように、回答は来週にでも。




#パックを使用したハウスルール的な遊び方の一覧って需要あるのですかね。
#もしくはどっかにまとめられていたりします?

それでは、先週の回答。


問1
かたならし○×。

「ラウンド開始アナウンスよりも前に、カードの効果を使用することができる。」

○か×か?




ゲーム開始前の準備、つまりマリガンを選択して初手を決定するまでに、使えるカードが有れば良い。

想定解は《血清の粉末/Serum Powder》である。


問2
直前のプレイヤーBのターンに、BはAの《激変の機械巨人/Cataclysmic Gearhulk》に、《ドビン・バーン/Dovin Baan》の1番目の能力を起動している。

今はAのターンである。Aのメイン・フェイズに、Aは《密輸人の回転翼機》を《激変の機械巨人》で搭乗したい。

さて、これは可能だろうか?


可能

《ドビン・バーン》によって《激変の機械巨人》の起動型能力は起動できない。が、これは別のパーマネントの起動型能力のコストとして使用できない、ということではない。

従って、《密輸人の回転翼機》の搭乗能力を起動することができる。



問3

《シガルダの助け》などによって、《月への封印/Imprisoned in the Moon》を、搭乗でクリーチャー化している《領事の旗艦、スカイソブリン/Skysovereign, Consul Flagship》に付けた。

そのターンを終了すると、《月への封印》はどうなるだろうか?


《月への封印》が付けられたことで、《領事の旗艦、スカイソブリン》は土地になる。
ターンが終了しても、《領事の旗艦、スカイソブリン》は《月への封印》の効果で土地のままであるので、そのまま《月への封印》のつけられる先として適正である。

従って、そのまま《領事の旗艦、スカイソブリン》につけられたままになる。

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そんなところで。


Friday Magic Quiz. [16-06]

2016年11月11日 FMQ

#シャッフルについての規定が変更されてからそれなりに時間が経ち、
#ディール・シャッフルを複数回行う人は目に見えて減ったと感じます。
#みなさんがフロアルールに従ってゲームをしていただいていることに感謝いたします。

それでは、今週の問題。

問1
かたならし○×。

「ラウンド開始アナウンスよりも前に、カードの効果を使用することができる。」

○か×か?


問2
ドラフトをする際には、隣の人のピックを待って自分のパックを回すプレイヤーAと、さっさとピックして自分の手にパックを残さないようにするプレイヤーBとが、いつものゲームをしている。

直前のプレイヤーBのターンに、BはAの《激変の機械巨人/Cataclysmic Gearhulk》に、《ドビン・バーン/Dovin Baan》の1番目の能力を起動している。

今はAのターンである。Aのメイン・フェイズに、Aは《密輸人の回転翼機》を《激変の機械巨人》で搭乗したい。

さて、これは可能だろうか?


問3

《シガルダの助け》などによって、《月への封印/Imprisoned in the Moon》を、搭乗でクリーチャー化している《領事の旗艦、スカイソブリン/Skysovereign, Consul Flagship》に付けた。

そのターンを終了すると、《月への封印》はどうなるだろうか?

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いつものように、回答は来週にでも。


Friday Magic Quiz. [16-05A]

2016年11月10日 FMQ

#先週は別の記事関連で時間を取られたので一回休みです。
#今週は出題します。

それでは、前回の回答。


問1
かたならし◯×。

「エネルギー・カウンターは増殖を行うことで増やせる。」

◯か×か?




増殖でプレイヤーを選んだなら、そのプレイヤーが持つカウンターのうち1種類を追加でちょうど1個得ることになる。(CR701.25)

ちなみに選ばれらプレイヤーが、プレイヤーの持つカウンターのうち1種類を選んで増やす。毒カウンターとエネルギー・カウンターを両方持つなら、どちらを増やしてもかまわない。(大抵はエネルギー・カウンターを選ぶでしょうけど……)


問2
Aのターン、Aは《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》の搭乗能力を起動し、コストとして《経験豊富な操縦者/Veteran Motorist》をタップした。

Bの手札には《蓄霊稲妻/Harnessed Lightning》がある。

Bは《密輸人の回転翼機》を《蓄霊稲妻》を用いて破壊したいと考えている。いくつのエネルギー・カウンターを使う必要があるだろうか?


4つ

《密輸人の回転翼機》の誘発型能力が解決した時点では、《密輸人の回転翼機》はまだクリーチャーでないが、第7c種の効果である+1/+1の修整はもう適用されている。

従って、この後に搭乗能力を解決すると、それはもう修整を受けている状態であり、4/4である。3/3である瞬間はない。

従って、《蓄霊稲妻》を用いる場合、4点のダメージを与えるべく、エネルギー・カウンターを支払う必要がある。

問3

あなたは《エメリアの天使/Emeria Angel》と、《パンハモニコン/Panharmonicon》をコントロールしている。

この状況で、あなたはこのターンの土地のプレイで《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》を出した。

《エメリアの天使》の能力は何回誘発するか?


2回。

《エメリアの天使》の上陸能力は、「土地が戦場に出るたび」に誘発し、《ドライアドの東屋》が戦場に出ることで誘発する。

そして、《ドライアドの東屋》はクリーチャーでもあるので、
「クリーチャー1体が戦場に出たことによりあなたがコントロールするパーマネントの誘発型能力が誘発」した。つまり《パンハモニコン》の条件も満たすので、《エメリアの天使》の能力は追加でもう一回誘発する。

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そんなところで。





Friday Magic Quiz. [16-05]

2016年10月28日 FMQ


#質問箱に寄せられる質問の傾向としては、
#スタックと呪文、起動型能力がわかりづらいようです。
#そういえばティーチングキャラバンではこのあたりをどう説明しているんでしょうね?

公式掲示板での質問……いや、やめましょう。

それでは、今回の出題。

問1
かたならし◯×。

「エネルギー・カウンターは増殖を行うことで増やせる。」

◯か×か?


問2
スタンダードのメタが固まってしまい、対戦するデッキが画一的でつまらないと感じるプレイヤーAと、画一的だからこそメタを張れるからやりやすいと感じるプレイヤーBがいつもの対戦をしている。

Aのターン、Aは《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》の搭乗能力を起動し、コストとして《経験豊富な操縦者/Veteran Motorist》をタップした。

Bの手札には《蓄霊稲妻/Harnessed Lightning》がある。

Bは《密輸人の回転翼機》を《蓄霊稲妻》を用いて破壊したいと考えている。いくつのエネルギー・カウンターを使う必要があるだろうか?


問3

あなたは《エメリアの天使/Emeria Angel》と、《パンハモニコン/Panharmonicon》をコントロールしている。

この状況で、あなたはこのターンの土地のプレイで《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》を出した。

《エメリアの天使》の能力は何回誘発するか?

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いつものように、回答は来週にでも。




#搭乗能力は、それが解決された後ではじめて機体がクリーチャーになります。
#搭乗能力に対応してもまだそれはクリーチャーではありません。

意外と対応しようとする人が多いのでありました。

それでは、先週の回答。

問1
非日常ではあるけども、かたならし◯×。

「あるプレイヤーが統治者である。この状態で、《解放された者、カーン》によってゲームを再び始めることになった。統治者であるプレイヤーは、その再開されたゲームでもやはり統治者である。」

◯か×か?


×

ゲームを再び始める場合、それは以前のゲームとは関係がなくなる。特にそう指示されていないかぎり、過去のゲームの効果を追いかけたりはしない。従って、誰かが統治者であるということもない。

問2
Aは《ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet》をコントロールしている。
Bは《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk》をコントロールしている。

Aのターン、Aは《害悪の機械巨人/Noxious Gearhulk》を唱えて戦場に出し、誘発型能力の対象をBの《奔流の機械巨人》にした。

解決時に、Aのライフは回復するか?


回復する。

《ゲトの裏切り者、カリタス》の置換効果は、破壊することを置き換えるのではなく、戦場から墓地に置かれる場合に、代わりにそれを追放する。

従って、《害悪の機械巨人》により、対象は破壊されている。最終的に《奔流の機械巨人》は追放されるが、ライフを得ることになる。

問3
あなたは時刻カウンターが3個置かれた《夜更かし》をコントロールしている。
このターンに、あなたは2枚めの《夜更かし》を唱えて戦場に出した。

あなたの現在の手札の上限枚数は何枚か?


7枚。

プレイヤーの手札の上限を変更する効果は、継続的効果である。この類の効果はタイムタンプ順に適用される。(CR613.10)
従って、より後に出た《夜更かし》の効果により、あなたの手札の上限枚数は7枚である。

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そんなところで。





#戦闘開始ステップのやりとりはかなり昔から言われてきたものなのですが、
#搭乗能力が頻繁に使用される今、改めて注目をされているようです。
#ジャッジ向け文書ですが、以下の記事は非常に役に立つことでしょう。
# http://jg0xol.diarynote.jp/201610210919384964/

プレイヤー向けに一言。
「いつ、何をしたいのかを明確に相手に宣言しましょう。特に、普段とは違うタイミングで、何かを行いたいのなら、なおさら『いつ』なのかを強調しましょう。」


それでは、今週の問題。

問1
非日常ではあるけども、かたならし◯×。

「あるプレイヤーが統治者である。この状態で、《解放された者、カーン》によってゲームを再び始めることになった。統治者であるプレイヤーは、その再開されたゲームでもやはり統治者である。」

◯か×か?


問2
PTホノルルの結果を見て、コントロール・デッキの面白さを知り、優勝デッキをコピーして回しているプレイヤーAと、手札をオープンにしてやっても、やはり回し方が皆目わからないという判断をしたプレイヤーBとが、いつものゲームをしている。

Aは《ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet》をコントロールしている。
Bは《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk》をコントロールしている。

Aのターン、Aは《害悪の機械巨人/Noxious Gearhulk》を唱えて戦場に出し、誘発型能力の対象をBの《奔流の機械巨人》にした。

解決時に、Aのライフは回復するか?


問3
あなたは時刻カウンターが3個置かれた《夜更かし》をコントロールしている。
このターンに、あなたは2枚めの《夜更かし》を唱えて戦場に出した。

あなたの現在の手札の上限枚数は何枚か?

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いつものように、回答は来週にでも。


#「売り抜け」の話を以前しましたけど、近しい人に
#《密輸人の回転翼機/Smuggler’s Copter》を凄い安値で大量に購入できた人がいたそうです。
#ちょっとだけ羨ましいですね。

1枚足りないのでください。(本音)


それでは、前回の回答。

問1
かたならし◯×。

「公式戦とカジュアル戦で、参加点として得られるプレインズウォーカー・ポイントは同じである。」

◯か×か?


×

「公式戦」は、いわゆる通常の大会であり、PWPが参加人数に応じて入り、勝ちや引き分けで点数が加えられる。
「カジュアル戦」は、参加点が1点しか入らない。

従って、参加点として得られるPWPにも差がある。


問2
Bは《異端聖戦士、サリア/Thalia, Heretic Cathar》をコントロールしている。

Aのターン、Aは《高速警備車/Fleetwheel Cruiser》を唱えて戦場に出した。

この《高速警備車》はタップ状態で戦場に出るか?


アンタップ状態で出る。

《高速警備車》は、クリーチャーでないアーティファクトである。
戦場に出た後、自身の誘発型能力を解決して初めて、クリーチャーになる。

従って、《異端聖戦士、サリア》が影響する「戦場に出る際」には、これはまだアーティファクトであり、クリーチャーでない。従って、タップ状態でなく、通常のアンタップ状態で戦場に出る。


問3

あなたが唱えた《異界の進化/Eldritch Evolution》を解決し、《ゴブリンの闇住まい/Goblin Dark-Dwellers》を選んで戦場に出した。

この《ゴブリンの闇住まい》の誘発型能力で、今しがた解決した《異界の進化》をもう一度唱えられるだろうか?


唱えられない

《ゴブリンの闇住まい》の誘発型能力が誘発し、それをスタックに積む段階では、もう《異界の進化》の解決は完全に終了している。

従って、この誘発型能力の対象を選ぶ際には、もう《異界の進化》は自身の効果によって墓地にはないので、《異界の進化》を選ぶことはできない。


#文章を修正しました。


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そんなところで。



Friday Magic Quiz. [16-03]

2016年10月14日 FMQ

#シングルカード価格の推移を時々見ているのですが、
#本当の株式のように、「売り抜け」できた非業者の方っておられるんですかね?

未来が見られるのならそれはそれで楽しそうですが。


それでは、今回の問題。

問1
かたならし◯×。

「公式戦とカジュアル戦で、参加点として得られるプレインズウォーカー・ポイントは同じである。」

◯か×か?


問2
プロツアーで誰が優勝するかを楽しみにしているプレイヤーAと、何のデッキが優勝するかを楽しみにしているプレイヤーBが、いつもの勝負をしている。

Bは《異端聖戦士、サリア/Thalia, Heretic Cathar》をコントロールしている。

Aのターン、Aは《高速警備車/Fleetwheel Cruiser》を唱えて戦場に出した。

この《高速警備車》はタップ状態で戦場に出るか?


問3

あなたが唱えた《異界の進化/Eldritch Evolution》を解決し、《ゴブリンの闇住まい/Goblin Dark-Dwellers》を選んで戦場に出した。

この《ゴブリンの闇住まい》の誘発型能力で、今しがた解決した《異界の進化》をもう一度唱えられるだろうか?


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いつものように、回答は来週にでも。




#ちょっとしたこと。
#誘発型能力はスタックに積まれて解決を待ちます。
#そして、一度誘発した能力は、もう発生源とは別個に存在します。


それでは、前回の回答。

問1
かたならし◯×。

「カードでもトークンでもないダメージの発生源がある。」

◯か×か?




一例をあげる。
《反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance》の-7によって得られる紋章。


問2
Aが《豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury》を唱えて戦場に出し、その誘発型能力を解決中に、Bのライブラリーから裏向きに《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を追放した。

次にAのターンが回って来たときに、Aのメインフェイズで、Aはその《難題の予見者》を唱えようとした。

A「マナは、この《森》1枚と《沼》3枚タップして唱えるね。」
B「いや、どうやって{C}払うの?」

さて、《難題の予見者》を唱えることはできるだろうか?


可能。

《豪華の王、ゴンティ》のテキスト(一部)は以下の通り。


そのカードが追放され続けているかぎり、あなたはそれを見てもよく、あなたはそれを唱えてもよく、あなたはそれを唱えるために任意のマナを望むタイプのマナであるかのように支払ってもよい。


望むタイプのマナ、とあるので、それは無色のマナ({C})を含む。(CR106.1b)
従って、《難題の予見者》のコストを支払うことができる。


問3
PとQが対戦している。

Qは《経験豊富な操縦者/Veteran Motorist》と《無私の霊魂/Selfless Spirit》をコントロールしている。

Pのターンのメインフェイズに、Pは《燻蒸/Fumigate》を唱えた。
それに対応して、Qは《無私の霊魂》を起動した。

Pの《燻蒸》の解決時に、Pはライフを得るだろうか?


得ない。

「これにより破壊されたクリーチャー1体につき」1ライフを得る。
この場合、《燻蒸》によって破壊されたクリーチャーはいない。従って、Pはライフを得ない。

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そんなところで。



#普通に聞かれる質問として、「スタック関連」「コピー」「呪文を唱える手順」
#は思いつくのですが、それ以外になにかありますかね?


それでは、今回の問題。

問1
かたならし◯×。

「カードでもトークンでもないダメージの発生源がある。」

◯か×か?


問2
カラデシュでヘリコプターが実績を残したので、どうにかして安く手に入れようとするプレイヤーAと、どうせ4積みされるのだがらと《断片化》をメインから入れる構築を行っているプレイヤーBが、いつものゲームをしている。

Aが《豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury》を唱えて戦場に出し、その誘発型能力を解決中に、Bのライブラリーから裏向きに《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を追放した。

次にAのターンが回って来たときに、Aのメインフェイズで、Aはその《難題の予見者》を唱えようとした。

A「マナは、この《森》1枚と《沼》3枚タップして唱えるね。」
B「いや、どうやって{C}払うの?」

さて、《難題の予見者》を唱えることはできるだろうか?


問3
PとQが対戦している。

Qは《経験豊富な操縦者/Veteran Motorist》と《無私の霊魂/Selfless Spirit》をコントロールしている。

Pのターンのメインフェイズに、Pは《燻蒸/Fumigate》を唱えた。
それに対応して、Qは《無私の霊魂》を起動した。

Pの《燻蒸》の解決時に、Pはライフを得るだろうか?


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回答は来週にでも。




#搭乗能力は概念としてこれまでになかった継続的効果をもたらします。
#4+7bではないのです。


それでは、前回の回答。

問1
かたならし◯×。

「あるクリーチャーでブロックを宣言した後、そのクリーチャーをコストに搭乗能力を使い、機体でさらに別のクリーチャーをブロックできる。」

◯か×か?


×

ブロック・クリーチャー選択ステップ中に、ブロック・クリーチャーを選択するのは、ターン起因処理の最中である。(CR509)
スタックを用いることもないし、プレイヤーは優先権をもたない。従って、搭乗能力を起動することもできない。

正確にはブロック・クリーチャー指定ステップに入る前に、ブロックさせたいクリーチャーを準備しなくていけない。最後の機会は攻撃クリーチャー選択ステップである。


問2
Aは《途方もない夢/Wildest Dreams》を唱え、対象を墓地にある《新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk》と《撃墜/Take Down》とした。
Bはそれに対応して、《よろめく帰還/Shamble Back》をAの墓地の《新緑の機械巨人》を対象に唱えた。

スタックを全て解決すると、《途方もない夢》の解決時に何が起こるか?


《撃墜》が手札に戻る。

呪文や能力が対象を持つ場合、解決時にその対象が「全て」不適正であれば、その呪文や能力はルールにより打ち消される。(CR608.2b)しかし、適正な対象が一部でもあるならば、その適正な対象において影響を及ぼす。

問題の場合、対象の1つ(=《撃墜》)はまだ適正なので、それのみに影響が及ぼされる。



問3
《領事の旗艦、スカイソブリン/Skysovereign, Consul Flagship》に《アーティファクトの魂込め/Ensoul Artifact》がつけられている。

3-1)この《領事の旗艦、スカイソブリン》のP/Tはいくつか?
3-2)飛行などの他の能力を持っているか?


3-1)5/5
3-2)持っている。

機体にはP/Tが記載されているが、それがクリーチャーでないかぎり意味を持たない。それはつまり「オブジェクトそのものの値」(CR613.1)である。

問題のように、他の効果によってP/Tを定められる場合、通常通り第7種の継続的効果を適用したP/Tになる。

また、《アーティファクトの魂込め》には他の能力を失わせる効果はないので、能力などは残ったままになる。

なお、この状態の《領事の旗艦、スカイソブリン》の搭乗能力を起動することもできるが、P/Tは5/5のままである。前述の通り、「オブジェクトそのものの値」が《アーティファクトの魂込め》の第7b種によって上書きされるためだ。

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そんなところで。




#自分の中で記事を書きたい欲が煮詰まってきたのと、
#最近、質問箱に来る問いに基本的なものが増えてきたことをうけて、
#停止していたFMQを当面、復活させることにしました。
#問題ストックは30問ほどあるので、とりあえず今年中は週1で更新します。

今週は『カラデシュ』の発売週です。みなさま、新しいカード、メカニズムを構築でもお楽しみ下さい。

それでは、今回の問題。

問1
かたならし◯×。

「あるクリーチャーでブロックを宣言した後、そのクリーチャーをコストに搭乗能力を使い、機体でさらに別のクリーチャーをブロックできる。」

◯か×か?


問2
カラデシュのマスターピースにはもう興味がなく、次の霊気紛争に入る残りのアーティファクトは何なのかを激論するのが日課であるプレイヤーAとBが対戦している。

Aは《途方もない夢/Wildest Dreams》を唱え、対象を墓地にある《新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk》と《撃墜/Take Down》とした。
Bはそれに対応して、《よろめく帰還/Shamble Back》をAの墓地の《新緑の機械巨人》を対象に唱えた。

スタックを全て解決すると、《途方もない夢》の解決時に何が起こるか?


問3
《領事の旗艦、スカイソブリン/Skysovereign, Consul Flagship》に《アーティファクトの魂込め/Ensoul Artifact》がつけられている。

3-1)この《領事の旗艦、スカイソブリン》のP/Tはいくつか?
3-2)飛行などの他の能力を持っているか?

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答は週明けにでも。



#暑い時こそ体調管理を。

それでは、先週の回答。


問1
かたならし◯×。

「メイン・デッキに2枚のチェックリスト・カードで《ヴリンの神童、ジェイス》を用いていて、サイドボードに本物の《ヴリンの神童、ジェイス》2枚、そしてメインデッキの《ヴリンの神童、ジェイス》を示す用に本物の《ヴリンの神童、ジェイス》2枚を使用しているプレイヤーAがいた。
 Aのデッキは適正である。」

◯か×か?


×

チェックリスト・カードを用いて両面カードを示す場合、デッキ内全ての両面カードをチェックリスト・カードを用いないといけない。(MTR3.5)

つまり、サイドボードのみ真正の両面カード、という問題のような使い方はできない。


問2
Bのターンの終了時に、Aは《死の国からの救出》を、墓地の《漂う死、シルムガル》を対象に唱えた。追加コストとして、《取り憑かれたスカーブ/Possessed Skaab》を生け贄に捧げた。

次のAのターンのアップキープに、何が起こるか?


《取り憑かれたスカーブ/Possessed Skaab》は、自身の置換効果により、墓地でなく追放領域に行く。しかし、《死の国からの救出》は、その生贄に捧げたクリーチャーを、移動先--追放領域--で、見つけることができる。そのため、《漂う死、シルムガル》と《取り憑かれたスカーブ》はそれぞれ戦場に出る。


問3
PとQが対戦している。

Pのターンのメインフェイズに、Pは《スフィンクスの後見/Sphinx’s Tutelage》を唱えて戦場に出し、その後、《一日のやり直し》を唱えた。

さて、このターン中に、《スフィンクスの後見/Sphinx’s Tutelage》は誘発するだろうか?


誘発はするが解決されない。

「ターンを終了する」場合、通常の呪文や能力の解決とは異なることが起こる。
詳しくはCR713に書かれているが、これまでのカード(《時間停止/Time Stop》、《無限の日時計/Sundial of the Infinite》)と大きく異なるのは、《一日のやり直し/Day’s Undoing》が、「ターンを終了する」前に、何かを行っていることである。

以前の書き方から問題は無かったのだが、今回のCR改訂により、CR713.1aが追加された。


713.1a この手順が始まる前に誘発していた誘発型能力のうち、まだスタックに置かれていないものは消滅する。それらはスタックに置かれない。このルールは、この手順の間に誘発した能力には適用されない(rule 713.2 参照)。


従って、《一日のやり直し》の解決中、Pはカードを引き、それにより《スフィンクスの後見》が誘発する。が、誘発したその能力は、スタックに置かれずに消滅する。従って誘発するが何も起きない。

#なお、問3については問題文を後から変更しています。ご了承ください。


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そんなところで。

#台風一過とまではまだいきませんが、本日はマジック・オリジンの発売日です。
#皆様、新しいカードでマジックを楽しんでください。

それでは、今回の問題。

問1
かたならし◯×。

「メイン・デッキに2枚のチェックリスト・カードで《ヴリンの神童、ジェイス》を用いていて、サイドボードに本物の《ヴリンの神童、ジェイス》2枚、そしてメインデッキの《ヴリンの神童、ジェイス》を示す用に本物の《ヴリンの神童、ジェイス》2枚を使用しているプレイヤーAがいた。
 Aのデッキは適正である。」

◯か×か?


問2
デッキに入れたいカードを引くためにパックを剥くプレイヤーAと、光っているカード以外興味が無いのでパックを剥くプレイヤーBとが、いつもの勝負をしている。

Bのターンの終了時に、Aは《死の国からの救出》を、墓地の《漂う死、シルムガル》を対象に唱えた。追加コストとして、《取り憑かれたスカーブ/Possessed Skaab》を生け贄に捧げた。

次のAのターンのアップキープに、何が起こるか?


問3
PとQが対戦している。

Pのターンのメインフェイズに、Pは《スフィンクスの後見/Sphinx’s Tutelage》を唱えて戦場に出し、その後、《一日のやり直し》を唱えた。

さて、このターン中に、《スフィンクスの後見/Sphinx’s Tutelage》は誘発するだろうか?

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いつものように、回答は来週にでも。

#雨風の音が激しく・・・

それでは、前回の回答。

問1
かたならし◯×。

「ドラフトにおいて、両面カードをピックした場合、卓内の全プレイヤーにそれを公開しないといけない。」

◯か×か?




ドラフトにおいて、直前にピックしたカードは束の一番上に置かれる。それが両面カードである場合、当然ながら全プレイヤーにそれが見える。あなたがこのドラフト・ターンにおいて、両面カードをピックしたことは、その卓の全員が知ることができる。次のカードをピックした後なら、両面カードの上に通常のカードを重ねて「隠匿」してもよい。


問2
Aは《猛火のヘルハウンド/Blazing Hellhound》をコントロールしている。
Bは《エレボスのタイタン》をコントロールしている。

Aのターン、Aは《猛火のヘルハウンド》に《ツキノテブクロの浸潤/Touch of Moonglove》を唱えて解決した。

その後、Aは《ふいごトカゲ/Bellows Lizard》を唱えて戦場に出し、それをコストにして、《猛火のヘルハウンド》の能力を《エレボスのタイタン》を対象に起動した。

Bはその起動型能力に対応し、《猛火のヘルハウンド》を対象に《不浄な飢え/Unholy Hunger》を唱え、《猛火のヘルハウンド》を破壊した。

2-1)
《猛火のヘルハウンド》の能力を解決すると、《エレボスのタイタン》はどうなるか?

2-2)
スタックが空になったあと、Aはもう1枚の《ふいごトカゲ》を戦場に出した。《エレボスのタイタン》はどうなるか?


2-1)戦場に残る。

《猛火のヘルハウンド》は接死を持っているが、それによるダメージを負っても、《エレボスのタイタン》は破壊不能を持っているので、破壊されない。従って戦場に残る。

2-2)戦場に残る。

《エレボスのタイタン》は1ダメージを負っている状態である。もう破壊不能は持っていないが、接死持ちの発生源からダメージを受けたのは、1つ以上前の状況起因処理のチェック時である。従って、後から破壊不能を失ったとしても、後追いで接死ダメージが適用されるわけではない。(CR702.2c)



問3

PとQが対戦している。

Pは《血顎の憤怒鬼/Blood-Chin Rager》を3体コントロールしている。
Qは0/1の植物・トークンをコントロールしている。

Pのターン、Pは3体の《血顎の憤怒鬼》で攻撃した。

《血顎の憤怒鬼》の誘発型能力の解決後、Qは攻撃クリーチャー指定ステップ中に、《変身術士の戯れ/Polymorphist’s Jest》を、Pを対象に唱えた。


3-1)
今は2015年6月30日である。
Qがこのターンに受ける戦闘ダメージは、最低何点か?

3-2)
今は2015年7月10日である。
Qがこのターンに受ける戦闘ダメージは、最低何点か?


マジック・オリジンから、威迫/Menace がキーワード能力化された。
「このクリーチャーは2体以上のクリーチャーによってしかブロックされない。」というこれまでのテキストがキーワード能力になったのである。

破壊不能の時と同じく、テキストがキーワード能力化されると、「~を得る」というテキストに書き換わる。《血顎の憤怒鬼》も以下のように書きなおされている。(印刷されたカード・テキストも参照せよ)

旧)Whenever Blood-Chin Rager attacks, each Warrior creature you control can’t be blocked this turn except by two or more creatures.

新)Whenever Blood-Chin Rager attacks, Warrior creatures you control gain menace until end of turn. (They can’t be blocked except by two or more creatures.)

能力を得るという書き方がされているということは、継続的効果第6種に分類され、「~を失う」という効果によって、それらの能力が失われる。

対し、これまでの書き方では、ゲームのルールを変更する継続的効果であるので、オブジェクトが能力を失っても無関係である。

以上のような違いが有る。

従って、

3-1)「2体以上のクリーチャーによってしかブロックされない。」という効果は適用されている。Qはどれもトークンでブロックできず、3体によって合計3ダメージを受ける。

3-2)Pの《血顎の憤怒鬼》はいずれも威迫能力を失う。Qはそのうち1体をトークンでブロックできる。従ってQは2点のダメージを受ける。

追記)3-1)でも、結局戦士でなくなる(カエルになる)ので、やはりブロックは可能である。従って答は2点になる。問題としては破綻しているので、誠に申し訳ありませんでした。《アタルカの打撃手》x2くらいで考えてみてください。

----
そんなところで。


#出題間隔がのびのびになっていて申し訳なく。
#問題を出さない=素直な問題が多い ということでひとつ。

それでは、今回の問題。

問1
かたならし◯×。

「ドラフトにおいて、両面カードをピックした場合、卓内の全プレイヤーにそれを公開しないといけない。」

◯か×か?


問2
新セットのカードの価格上昇と売り抜けというプチ株感覚でカードを購入するプレイヤーAと、自分が買うカードの値が上がればラッキーと考えているプレイヤーBが、いつものゲームをしている。

Aは《猛火のヘルハウンド/Blazing Hellhound》をコントロールしている。
Bは《エレボスのタイタン》をコントロールしている。

Aのターン、Aは《猛火のヘルハウンド》に《ツキノテブクロの浸潤/Touch of Moonglove》を唱えて解決した。

その後、Aは《ふいごトカゲ/Bellows Lizard》を唱えて戦場に出し、それをコストにして、《猛火のヘルハウンド》の能力を《エレボスのタイタン》を対象に起動した。

Bはその起動型能力に対応し、《猛火のヘルハウンド》を対象に《不浄な飢え/Unholy Hunger》を唱え、《猛火のヘルハウンド》を破壊した。

2-1)
《猛火のヘルハウンド》の能力を解決すると、《エレボスのタイタン》はどうなるか?

2-2)
スタックが空になったあと、Aはもう1枚の《ふいごトカゲ》を戦場に出した。《エレボスのタイタン》はどうなるか?


問3

PとQが対戦している。

Pは《血顎の憤怒鬼/Blood-Chin Rager》を3体コントロールしている。
Qは0/1の植物・トークンをコントロールしている。

Pのターン、Pは3体の《血顎の憤怒鬼》で攻撃した。

《血顎の憤怒鬼》の誘発型能力の解決後、Qは攻撃クリーチャー指定ステップ中に、《変身術士の戯れ/Polymorphist’s Jest》を、Pを対象に唱えた。


3-1)
今は2015年6月30日である。
Qがこのターンに受ける戦闘ダメージは、最低何点か?

3-2)
今は2015年7月10日である。
Qがこのターンに受ける戦闘ダメージは、最低何点か?

----

いつものように、回答は近日にでも。


#タイニー・リーダーズを組んで遊んでます。
#さらっと遊べてよいですね。

それでは、今週の出題。

問1
かたならし○×。

「裏向きのクリーチャーは単色である。」

○か×か?

問2
価格帯が落ち着いてきたところで、安めのFoilを漁るプレイヤーAと、今だからこそネ下がっている前エキスパンションのレアを漁るプレイヤーBとが、いつものゲームをしている。

Bは《錯覚の利得/Illusory Gains》がつけられた《無謀なインプ/Reckless Imp》をコントロールしている。この《無謀なインプ》のオーナーはAである。

Aのターン、Aは《カルシのサディスト/Qarsi Sadist》を唱えて戦場に出した。

2-1)《カルシのサディスト》の濫用能力をコントロールするのはどちらか?

2-2)2-1)で回答したプレイヤーが、クリーチャーを生け贄にすることを選んだ。《カルシのサディスト》の2番めの能力は誘発するか? 誘発するとすれば、ライフを得るのは誰で、失うのは誰か?

問3

PとQが対戦している。

Pのターン、Pは《踏査/Exploration》を唱えて戦場に出し、《森/Forest》をプレイした。
その後、《探検/Explore》を唱えて解決した。
それから、《ブーメラン/Boomerang》で《踏査》を手札に戻し、またその《踏査》を唱えて戦場に出した。

Pはこのターン、あと何枚の土地カードをプレイできるか?

----
いつものように、回答は来週にでも。


#濫用についての質問はあちこちで聞かれます。
#「死亡したとき」がなぜ機能するかを考えればわかりやすいかも。

それでは、前回の回答。

問1
かたならし◯×。

「反復とバイバックを持つ呪文Aを、バイバック・コストを追加で支払って唱えた。
 この場合、反復が優先されてバイバックは機能しない。」

◯か×か?


×

反復もバイバックも、それを持つ呪文が解決される最終段階で墓地に置かれることを置き換える置換効果である。
従って、この場合、呪文Aを最終的に追放する(=反復を適用する)か、手札に戻す(=バイバックを適用する)かを選択することができる。

 
問2
Aは《アンデッドの大臣、シディシ/Sidisi, Undead Vizier》を唱え、それを戦場に出した。

A「じゃあ、濫用を誘発するね。」
B「生け贄に捧げる前に、《英雄の破滅/Hero’s Downfall》で《アンデッドの大臣、シディシ》を破壊するよ。」
A「えーと。んじゃ、濫用でこのゾンビ・トークンを生け贄にするよ。カード探していい?」
B「え? 探せないだろ。」

さて、AとB、どちらの言い分が正しいか?


B。

濫用自体は「クリーチャーを1体生け贄にしてもよい」という能力である。

《アンデッドの大臣、シディシ》が持つ2つ目の誘発型能力は、実際に濫用を行う--クリーチャーが生け贄に捧げられる--ときに、戦場にいないと機能しない。

問題の場合、Aが濫用能力を解決する段階で、もう《アンデッドの大臣、シディシ》は戦場に無い。従って、Aが濫用を行ったとしても、もう誘発型能力は誘発しない。

もちろん、Aは「生け贄にささげる」ことを選ばないことができる。

 
問3
PとQが対戦している。

Pは《卓絶のナーセット/Narset Transcendent》の2番めの能力を用いて、《爆片破》を反復付きで唱えた。

次のPのターンのアップキープに、《爆片破》を唱えることになるが……

3-1)Pは追加コストとしてアーティファクト1つを生け贄に捧げる必要はあるか?

3-2)唱えなかった場合、《爆片破》はどの領域に置かれるか?


3-1)ある。

反復のCRは以下のとおり。

702.87a 反復は、インスタントやソーサリーが持つ。これはその呪文がスタック上にある間に機能する常在型能力であり、遅延誘発型能力を作成する。「反復/Rebound」は「この呪文が手札から唱えられたなら、解決に際してこれをあなたの墓地に置く代わりに、これを追放し、あなたの次のアップキープの開始時に、あなたはこのカードを追放 領域からこれのマナ・コストを支払わずに唱えてもよい。」を意味する。
702.87b 反復の結果としてカードをマナ・コストを支払わずに唱えることは、rule 601.2b や rule 601.2e-g の代替コストの支払いに関するルールに従う。


従って、コストを支払わなくてよいのは右上に示されるマナ・コストのみである。追加コストが必要な場合、それも支払わなくてはいけない。


3-2)追放領域

反復により追放領域から唱えようとしたができなかったので、そのまま元あった領域、つまり追放領域に置かれたままになる。

----
そんなところで。



#今週末はDTKプレリリースです。
#皆さん、楽しんでくださいね。

リリースノートも出ていますので、是非ご一読を。

http://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/dragons-tarkir-release-notes-2015-03-18

それでは、今週の問題。

問1
かたならし◯×。

「反復とバイバックを持つ呪文Aを、バイバック・コストを追加で支払って唱えた。
 この場合、反復が優先されてバイバックは機能しない。」

◯か×か?

 
問2
プレリリースの運営で、どの箱を選ぶかを楽しみにしているプレイヤーAと、中のレアの高いやつしか選びたくないプレイヤーBが、いつもの勝負をしている。

Aは《アンデッドの大臣、シディシ/Sidisi, Undead Vizier》を唱え、それを戦場に出した。

A「じゃあ、濫用を誘発するね。」
B「生け贄に捧げる前に、《英雄の破滅/Hero’s Downfall》で《アンデッドの大臣、シディシ》を破壊するよ。」
A「えーと。んじゃ、濫用でこのゾンビ・トークンを生け贄にするよ。カード探していい?」
B「え? 探せないだろ。」

さて、AとB、どちらの言い分が正しいか?

 
問3
PとQが対戦している。

Pは《卓絶のナーセット/Narset Transcendent》の2番めの能力を用いて、《爆片破》を反復付きで唱えた。

次のPのターンのアップキープに、《爆片破》を唱えることになるが……

3-1)Pは追加コストとしてアーティファクト1つを生け贄に捧げる必要はあるか?

3-2)唱えなかった場合、《爆片破》はどの領域に置かれるか?

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いつものように、回答は来週にでも。


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