#まだまだ紹介しきれないくらいにモダンのデッキはありますが、
#神戸も今週末なので、とりあえずは一段落。
#最後は、理不尽な勝ちと不明瞭な負けしかない、All-inなデッキを紹介。
#8/22(金)の23時よりニコ生をやります。
#お題は、GP神戸優勝デッキの予想!
#最新の参加人数情報や、現地のジャッジを交えて話をするかもです。よろしく。
*オーラという暴力
All-in-Red(AiR)という赤単加速デッキがありますが、初期手札にほとんど全てを賭けて大展開するデッキをAll-inと表現します。
中でも、呪禁持ちのフレンチ・バニラ生物(*1)を利用し、オーラを張って強化しつつ、早期のターンに試合を決めてしまうのが Boglesや呪禁バント(オーラ)と呼ばれるデッキです。
(*1)フレンチ・バニラ
何も能力を持っていないクリーチャーを「バニラ」と呼び、
基本的なクリーチャー能力を1つ持つクリーチャーを「フレンチ・バニラ」と呼びます。
*主要カード
・《ぬめるボーグル/Slippery Bogle》
・《林間隠れの斥候/Gladecover Scout》
・《コーの精霊の踊り手/Kor Spiritdancer》
・《夜明けの宝冠/Daybreak Coronet》
・《天上の鎧/Ethereal Armor》
・《ハイエナの陰影/Hyena Umbra》
・《怨恨/Rancor》
・《抑制の場/Suppression Field》
・《鋭い感覚/Keen Sense》
・《蜘蛛の陰影/Spider Umbra》
*ルーリング&Tips
・《夜明けの宝冠/Daybreak Coronet》
表記の通り、既にオーラが付いているクリーチャーにしかつけられない。
なんらか要因によってつけられているオーラが《夜明けの宝冠》1枚のみになった場合、《夜明けの宝冠》のエンチャント先は不適正なので、墓地に置かれる。
・《抑制の場/Suppression Field》
マナ能力でない全ての起動型能力のコストが増える。
フェッチ土地の起動はもちろん、土地であっても非マナ能力であれば作用する。
また、忠誠度能力はマナ能力でないので、プレインズウォーカーの起動型能力は必ずこの影響を受ける。
・族霊鎧
これによる効果は再生ではない。破壊を置換する効果ではあるが、置き換えた結果が異なる。
ダメージが取り除かれることに注意すること。
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そんなところで。
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では、神戸に出場するプレイヤーの皆さん、ライブラリーの上に奇跡があらんことを。
#今回は数あるUR系のバリエーションから、コンボの特徴が強い2つを紹介。
*青赤のコンボ
モダンにおいて青赤のコンボといえば、既に紹介した双子コンボですが、他にもコンボの種はあります。
1つ目は《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》を使用したストーム・デッキです。軽いインスタント・ソーサリーを繰り返し唱え、最終的にはストームを大量に誘発させて相手を倒します。《紅蓮術士の昇天/》がスタンダードにあった頃からのアーキタイプですが、《炎の中の過去/Past in Flames》が入ったより攻撃的なデッキが見られるようになってきました。
2つ目は彗星のように現れたもう一つの"Storm" デッキです。通常の青赤デッキの構成に、《吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm》を加え、《メムナイト/Memnite》や《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》からの《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》につなげます。
*主要カード
・《血清の幻視/Serum Visions》
・《手練/Sleight of Hand》
・《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
・《発熱の儀式/Pyretic Ritual》
・《捨て身の儀式/Desperate Ritual》
・《魔力変/Manamorphose》
・《ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer》
・《炎の中の過去/Past in Flames》
・《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》
・《ぶどう弾/Grapeshot》
・《巣穴からの総出/Empty the Warrens》
・《吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm》
・《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》
*ルーリング&Tips
・《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》
カウンターが置かれるための条件は、唱えた呪文と同じ名前のカードが墓地に置かれていることである。言い換えると、墓地に1枚だけあるカードをフラッシュバックで唱えたとしても、カウンターは置かれない。なぜならそれは唱えた時には墓地でなくスタックに移動しているからである。
・《炎の中の過去/Past in Flames》
《炎の中の過去》を解決した時点で、あなたの墓地にあるインスタント/ソーサリー・カードが蓋ッシュバックを持つ。解決した後で墓地に置かれたカードにはフラッシュバックが付かない。
どのカードがフラッシュバックを持ち、どのカードが持たないのかは明確にしておく必要がある。
・《吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm》
呪文が唱えられると、《吹き荒れる潜在能力》の誘発型能力が誘発する。解決時に、その呪文を追放し、その呪文と同じタイプのカードが出るまでライブラリーの上からカードを追放する。
この際に見るカードタイプは、「追放領域にある元・呪文」でなく、「スタックにあった呪文」である。
従って、《生けるものの洞窟/Zoetic Cavern》を変異コストで唱えた場合は、追放領域にある《生けるものの洞窟》(=土地)ではなく、スタックにあった呪文(=クリーチャー)とカード・タイプが同一であるかどうかを見る。
カード・タイプが合ったカードを「唱えても良い」。唱えなかった場合、他の追放されたカードと共にライブラリーの底に置かれる。
誰の呪文であってもこの能力は誘発する。
唱えられた呪文は、通常、決して解決されない。(偶然同名のカードが追放されることもありうる)
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そんなところで。
次回は Bogles.
#CBMの宣伝。8月3日(日)にCBMを行います。午前からです。午後はCBVをやります。
#8月2日(土)の東別院で行われるGPT神戸もよろしく。サイドはレガシーです。
*戦闘は火力
昔ながらのアーキタイプで、20点のライフを早期に削り切ることを主体にしたデッキです。
明確な長所と短所があるところが特徴で、どんなデッキでも勝てる可能性がある反面、特定のカードが入っているどんなデッキでもどーにもならなくなる脆さがあります。
クリーチャーの優秀な白を混ぜた「ボロスビート」や、ゼンディカーの頃からある上陸能力を利用した上陸ビートなども存在します。青を混ぜた場合は《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》と《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》でインスタント・ソーサリーを使いまわす形になります。
*主要カード
・《大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel》
・《ゴブリンの先達/Goblin Guide》
・《苛立たしい小悪魔/Vexing Devil》
・《地獄火花の精霊/Hellspark Elemental》
・《火飲みのサテュロス/Firedrinker Satyr》
・《灰の盲信者/Ash Zealot》
・《稲妻/Lightning Bolt》
・《裂け目の稲妻/Rift Bolt》
・《溶岩の撃ち込み/Lava Spike》
・《頭蓋割り/Skullcrack》
・《焼尽の猛火/Searing Blaze》
・《灼熱の血/Searing Blood》
*ルーリング&Tips
・待機能力
待機能力を使って手札から待機状態にするには、その呪文自体を唱えることが可能であることが必要である。待機コストを支払うことは特別な行動であり、起動型能力ではない。
待機よる時間カウンターは必ず取り外すことになる。忘れた場合は「誘発忘れ」として扱う。
・《大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel》
呪文を唱えたのがあなたであっても、対戦相手であっても誘発する。プレイヤーが誰であるかは区別しない。
ストーム能力は呪文をコピーするだけなので、ストームによるコピーでは《大歓楽の幻霊》は誘発しない。
《等時の王笏/Isochron Scepter》のように、コピーした呪文を唱える場合、《大歓楽の幻霊》は誘発する。
・《頭蓋割り/Skullcrack》
ライフを得られないことはよく知られているが、ダメージも軽減できなくなる。
従って、プロテクションを持っていたとしても、ダメージは軽減されない。
対象にすることはできないので、主に問題があるとすればクリーチャー同士のダメージの割り振りであろう。
・《焼尽の猛火/Searing Blaze》
対象は2つである。(プレイヤーと、そのプレイヤーがコントロールするクリーチャー)
例えば、対戦相手が《神聖の力線/Leyline of Sanctity》をコントロールしていた場合、《焼尽の猛火》では対戦相手のコントロールする《魂の管理人/Soul Warden》を焼くことはできない。
・《灼熱の血/Searing Blood》
対象は1つである。(クリーチャー)
上の《焼尽の猛火》とは異なり、対象になったクリーチャーがこのターンに墓地に置かれた場合、そのクリーチャーのコントローラーが3点のダメージを受ける。つまりプレイヤーにダメージが入る部分は対象をとっていない。
例えば、対戦相手が《神聖の力線/Leyline of Sanctity》をコントロールしていた場合、《灼熱の血》で対戦相手のコントロールする《魂の管理人/Soul Warden》を焼くことができ、そして対戦相手に3点のダメージが与えられる。
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次回は Storm /w Possibility.
#8月2日(土)の東別院で行われるGPT神戸もよろしく。サイドはレガシーです。
*戦闘は火力
昔ながらのアーキタイプで、20点のライフを早期に削り切ることを主体にしたデッキです。
明確な長所と短所があるところが特徴で、どんなデッキでも勝てる可能性がある反面、特定のカードが入っているどんなデッキでもどーにもならなくなる脆さがあります。
クリーチャーの優秀な白を混ぜた「ボロスビート」や、ゼンディカーの頃からある上陸能力を利用した上陸ビートなども存在します。青を混ぜた場合は《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》と《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》でインスタント・ソーサリーを使いまわす形になります。
*主要カード
・《大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel》
・《ゴブリンの先達/Goblin Guide》
・《苛立たしい小悪魔/Vexing Devil》
・《地獄火花の精霊/Hellspark Elemental》
・《火飲みのサテュロス/Firedrinker Satyr》
・《灰の盲信者/Ash Zealot》
・《稲妻/Lightning Bolt》
・《裂け目の稲妻/Rift Bolt》
・《溶岩の撃ち込み/Lava Spike》
・《頭蓋割り/Skullcrack》
・《焼尽の猛火/Searing Blaze》
・《灼熱の血/Searing Blood》
*ルーリング&Tips
・待機能力
待機能力を使って手札から待機状態にするには、その呪文自体を唱えることが可能であることが必要である。待機コストを支払うことは特別な行動であり、起動型能力ではない。
待機よる時間カウンターは必ず取り外すことになる。忘れた場合は「誘発忘れ」として扱う。
・《大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel》
呪文を唱えたのがあなたであっても、対戦相手であっても誘発する。プレイヤーが誰であるかは区別しない。
ストーム能力は呪文をコピーするだけなので、ストームによるコピーでは《大歓楽の幻霊》は誘発しない。
《等時の王笏/Isochron Scepter》のように、コピーした呪文を唱える場合、《大歓楽の幻霊》は誘発する。
・《頭蓋割り/Skullcrack》
ライフを得られないことはよく知られているが、ダメージも軽減できなくなる。
従って、プロテクションを持っていたとしても、ダメージは軽減されない。
対象にすることはできないので、主に問題があるとすればクリーチャー同士のダメージの割り振りであろう。
・《焼尽の猛火/Searing Blaze》
対象は2つである。(プレイヤーと、そのプレイヤーがコントロールするクリーチャー)
例えば、対戦相手が《神聖の力線/Leyline of Sanctity》をコントロールしていた場合、《焼尽の猛火》では対戦相手のコントロールする《魂の管理人/Soul Warden》を焼くことはできない。
・《灼熱の血/Searing Blood》
対象は1つである。(クリーチャー)
上の《焼尽の猛火》とは異なり、対象になったクリーチャーがこのターンに墓地に置かれた場合、そのクリーチャーのコントローラーが3点のダメージを受ける。つまりプレイヤーにダメージが入る部分は対象をとっていない。
例えば、対戦相手が《神聖の力線/Leyline of Sanctity》をコントロールしていた場合、《灼熱の血》で対戦相手のコントロールする《魂の管理人/Soul Warden》を焼くことができ、そして対戦相手に3点のダメージが与えられる。
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次回は Storm /w Possibility.
#今週末はGP台北ですね。現地に行く方はお気をつけて。
#良きカードプールに恵まれるよう、祈っております。
*3つ揃って
《ウルザの塔/Urza’s Tower》、《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant》、《ウルザの鉱山/Urza’s Mine》を揃えてマナを大量に出してゲームを決めるのがUrzaTronです。
マナ・ランプの亜種ともいえるデッキですが、揃えた時の爆発力は他のデッキを凌駕します。
ミラディンから無色マナだけで唱えられる強力なカードが増えたことにより、ほとんど色をかませること無くデッキが構築されるようになりました。
大きく分けると、《彩色の宝球/Chromatic Sphere》で色マナを供給し、緑の呪文で土地をFixする「無色トロン」と、青白のコントロールに寄せた「青白トロン」に分かれます。後者は《けちな贈り物/Gifts Ungiven》のコンボが搭載されているものもよく見られます。
*主要カード
・《ウルザの塔》、《ウルザの魔力炉》、《ウルザの鉱山》
・《解放された者、カーン/Karn Liberated》
・《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》
・《隔離するタイタン/Sundering Titan》
・《無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre》
・《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》
・《ウギンの目/Eye of Ugin》
・《探検の地図/Expedition Map》
・《古きものの活性/Ancient Stirrings》
・《森の占術/Sylvan Scrying》
・《彩色の宝球/Chromatic Sphere》
・《彩色の星/Chromatic Star》
・《忘却石/Oblivion Stone》
・《全ては塵/All Is Dust》
・《流刑への道/Path to Exile》
・《アゾリウスの印鑑/Azorius Signet》
・《けちな贈り物/Gifts Ungiven》
・《エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria》
・《堀葬の儀式/Unburial Rites》
*ルーリング&Tips
・Tron各種
《ウルザの鉱山》などのUrzaTronカードは、カード名でなく、土地タイプの「Urza’s」「Tower/Mine/Power-Plant」 を見ている。
そのため、《広がりゆく海/Spreading Seas》などによって土地タイプが別物になっている場合、見た目は3枚揃っているが、より多くのマナは出せない。
#トリビア。 "Power-Plant" は1語。カード名の方は2語。→《Urza’s Power Plant》
・《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》
出てくるトークンの名前は両方とも「ワーム」である。能力に違いはあるが、同名である。
→《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
・《隔離するタイタン/Sundering Titan》
誘発型能力の解決時に、平地、島、沼、山、森を選ぶ。複数を1枚に集中させてもよい。
例えば、島として《繁殖池/Breeding Pool》を選び、森として同じ《繁殖池》を選んでもよい。
この能力は対象を取っていない。
・《けちな贈り物/Gifts Ungiven》
4枚までカードを選択できるが、それより少ない枚数のカードを選択することは適正である。
対戦相手は、そのうちからカードを2枚選んで、それらを墓地に置くことになる。
従って、2枚選ぶと、その2枚は確実に墓地に置かれる。
#→《堀葬の儀式》+リアニメイトするクリーチャー(=《エメリアの盾、イオナ》など)
・《彩色の宝球/Chromatic Sphere》
呪文を唱えている間、マナ能力の起動ができる間に、《彩色の宝球》の能力を起動できる。
が、「カードを引いてから」、「マナの色を宣言する」のは、引くべきでないときにカードを引いてしまっているので、競技RELでは【ゲームの敗北】となる。ご注意されたし。
→参考) http://37082.diarynote.jp/201401082325543096/
・《彩色の星/Chromatic Star》
《彩色の宝球》とは引けるタイミングがそもそも異なるので注意すること。
同様に、呪文を唱えている間にカードを引き、マナの色を宣言すると、それはやはり「引くべきでないときにカードを引いてしまっている」ことになる。
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そんなところで。
次回はBurn。
#PTQも終わったことですし、ぼちぼちTipsを再起動します。
#UR系はUR系でパーツだけ紹介するに留めるかも。
*36点。
《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》を使用したデッキは色々有りましたが、その中でも頭ひとつ抜け出ていたのが、《風景の変容/Scapeshift》を使用したコンボでした。
緑赤のマナ・ランプ戦略をとりつつ、隙あらば瞬殺が可能なこのデッキは、一時期のスタンダードなどで多く使用されていました。
モダンでは初期から禁止カードになっていたため、考慮されることはありませんでした。しかし、今は解禁され、当初の動きに《虹色の前兆/Prismatic Omen》が入って青が足されたパターンも多く見受けられます。
*主要カード
・《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》
・《風景の変容/Scapeshift》
・《虹色の前兆/Prismatic Omen》
・《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
・《明日への探索/Search for Tomorrow》
・《原始のタイタン/Primeval Titan》
・《差し戻し/Remand》
・《謎めいた命令/Cryptic Command》
・《イゼットの魔除け/Izzet Charm》
・《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
*ルーリング&Tips
・《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》
誘発する条件は、「山」があなたのコントロール下で戦場に出たときで、かつ、あなたが他に5枚の山をコントロールしている場合である。
おなじみの「if節のルール」により、解決時に再度、他に山を5枚コントロールしているかどうかを見る。5枚無ければ誘発型能力は何もせず、スタックから取り除かれる。
ほとんどの場合、《虹色の前兆》がなければ《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》は山ではない。従って、誘発した後に《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》を破壊しても何も意味は無い。
例)
《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》、《山》x4、《踏み鳴らされる地》の状態で《山》を置いて誘発させる。
1)《地盤の際/Tectonic Edge》で《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》を破壊する→誘発型能力はそのまま解決される。
2)《地盤の際/Tectonic Edge》で《踏み鳴らされる地》を破壊する→解決時に、他に山が5枚無いので、誘発型能力は何もしない。
・《風景の変容/Scapeshift》
土地を生け贄に捧げるのは呪文の解決中である。唱えた時ではない。
・《虹色の前兆/Prismatic Omen》
継続的効果第4種である。他の土地タイプに加えて全ての基本土地タイプになるので、元からあった能力は全て残る。また、《血染めの月/Blood Moon》とは依存しないので、単純にタイムスタンプ順で考えれば良い。
・《呪文滑り》VS《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》
《風景の変容/Scapeshift》で《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》による誘発型能力が6個スタックに積まれたとしよう。この6個の誘発型能力のそれぞれに対して、《呪文滑り》の能力を起動すると、6個全ての対象を《呪文滑り》に変更することができる。
ただし、《呪文滑り》の能力の解決前に、なんらかの方法によって《呪文滑り》が除去された場合は、《呪文滑り》の能力を解決しても「対象を《呪文滑り》に変更する」ことができないので、誘発型能力の対象はそのままである。
・待機
誘発忘れに注意すること。
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そんなところで。
次回はTron。
#モダンのUR系は系統が多いので、アーキタイプ別にさらっとおさらい。
#Twin, Storm, Delver, Burn とあり、さらにBlue-Moonもこれに続きます。
#それぞれのハイブリッドも見られます。Tarmo-Twin? 知らない子ですね……
*瞬殺コンボデッキ
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》と戦場に出た際になにかをアンタップするクリーチャーがあれば、繰り返し《鏡割りのキキジキ》の能力を起動することによって、延々とそれらのトークンを出すことができます。
同じような能力をもたせるのが《欠片の双子/Splinter Twin》であり、これによって数種のカードが組み合わさった2枚コンボのデッキが陽の目をみました。最大で8枚ずつ入れることも可能なのですが、《鏡割りのキキジキ》のマナが厳しいことや、コピーを作成する起動型能力は1つで十分なことから、やや少なめの構成になっていることが多いです。
基本が青赤なので、いつ裁き、いつコンボを決めるかが戦略の分かれ目となります。
*主要カード
・《欠片の双子/Splinter Twin》
・《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》
・《詐欺師の総督/Deceiver Exarch》
・《やっかい児/Pestermite》
・《差し戻し/Remand》
・《稲妻/Lightning Bolt》
・《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
・《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
・《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
・《呪文滑り/Spellskite》
・《血清の幻視/Serum Visions》
・《謎めいた命令/Cryptic Command》
*ルーリング&Tips
・起動型能力
《欠片の双子》は、つけられたクリーチャーに起動型能力を与える。つまり、起動型能力は双子でなくクリーチャーが持つ。そのため、《真髄の針/Pithing Needle》を有効に機能させるためには、《詐欺師の総督》、《やっかい児》(または《鏡割りのキキジキ》)を指定しなくてはいけない。
(《欠片の双子/Splinter Twin》と指定すること自体は適正なので注意すること。)
・《差し戻し/Remand》
《差し戻し》は解決時に対象の呪文を手札に戻す。その呪文が他の領域に行く場合に代わりに置かれる領域がある場合、手札に戻らないこともある。(→フラッシュバックなど)
・《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
戦場に出たときの誘発型能力は、プレイヤーのみを対象にする。解決時には手札を「見る」ので、あなたが唱えた《ヴェンディリオン三人衆》で、あなた自身を対象にした場合、手札を対戦相手に見せる必要はない。しかし、土地でないカードを選んでライブラリーの底に送ることを選んだ場合、そのカードは「公開」する必要がある。
→ジャッジ向け:公開しなかった場合、公開する必要のあるカードを公開しなかったとなる。罰則は各自確認すること。
互いが《ヴェンディリオン三人衆》をコントロールしていても、もうレジェンド・ルールは適用されない。
・《呪文滑り/Spellskite》
基本的なこととして、《呪文滑り》の起動型能力は、対象がスタック上の呪文や能力であれば何であっても起動すること自体はできる。(解決時に対象の変更が行われるかどうかは問わない)
対象を《呪文滑り》に変更できる場合、対象のうちの1つが《呪文滑り》になる。同一のオブジェクトに対して複数回起動できたとしても、2回目以降は無駄になってしまう場合もある。
《呪文滑り》の能力の解決時に、《呪文滑り》が戦場にいない場合、対象をそれに変更できないので、結果として何も起きない。
(《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》と《呪文滑り》に関しては "Scapeshift" で。)
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そんなところで。
次回は Scapeshift.
#明後日は東別院会館でPT「タルキール覇王譚」予選です。
#どのようなモダン構築のデッキが勝ち残るのか、楽しみではあります。
*《出産の殻/Birthing Pod》
《出産の殻》はそれ単体でも強力なクリーチャーサーチカードであり、直接戦場に出せることから、様々なETB能力を伴ったクリーチャーと一緒に、スタンダードで現役の頃でも使われてました。
モダン構築になり、使えるクリーチャー・カードの幅が広がったことから、クリーチャー・カードを組み合わせたコンボデッキの汎用性をあげるために使用されるようになりました。クリーチャー・カードのコンボデッキといえばProjectX(《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter》+《墓所の勇者/Crypt Champion》)でしたが、もっと直接的にプレイヤーを倒すために《シルヴォクののけ者、メリーラ/Melira, Sylvok Outcast》と頑強クリーチャー(《残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap》、《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》)が採用され、一時期は Melira Pod とも呼ばれていました。
現在は必ずしもメリーラコンボを搭載したデッキではありませんが、《出産の殻》は余さず使用されています。
*主要カード
・《出産の殻/Birthing Pod》
・《召喚の調べ/Chord of Calling》
・《極楽鳥/Birds of Paradise》
・《貴族の教主/Noble Hierarch》
・《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》
・《復活の声/Voice of Resurgence》
・《根の壁/Wall of Roots》
・《シルヴォクののけ者、メリーラ/Melira, Sylvok Outcast》
・《残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap》
他、有用なクリーチャーの1枚刺し。
*ルーリング&Tips
・《出産の殻》、《召喚の調べ》
いずれも、クリーチャーをライブラリーから直接戦場に出す。唱えているわけではない。《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》の影響を受ける。
・《出産の殻》とファイレクシア・マナ
ファイレクシア・マナ・シンボルも立派なマナシンボルである。
例えば、《出産の殻》の点数で見たマナ・コストは4である。
・《オナッケの古きもの、クルケッシュ》VS《出産の殻/Birthing Pod》
《出産の殻》のコストとして《オナッケの古きもの、クルケッシュ》を生け贄にささげた場合、起動型能力の起動が完了した時点で《オナッケの古きもの、クルケッシュ》が戦場にいないので、この能力は誘発しない。従って{R}も支払うことはないし、コピーされることもない。
・《根の壁/Wall of Roots》
置かれるのは-0/-1カウンターである。《シルヴォクののけ者、メリーラ》や、+1/+1カウンターと相互作用はしない。
・《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
ライブラリーの中の《ファイレクシアの変形者》を探す場合、このカードの点数で見たマナ・コストは「4」である。
一方、何かのコピーになっている《ファイレクシアの変形者》を《出産の殻》のコストとして生け贄に探した場合、そのコピーだったもののコストを参照する。必ず「5(4+1)」を探すとは限らない。
・無限
《シルヴォクののけ者、メリーラ》+《台所の嫌がらせ屋》+《臓物の予見者/Viscera Seer》や、
《テューンの大天使/Archangel of Thune》+《スパイクの飼育係/Spike Feeder》
などのコンボによって、ライフを際限なく得たり、カウンターを好きなだけ置いたりすることができる。
この場合、間の操作は省略することができるが、最終的な値(有限)は宣言する必要がある。「無限」という値は宣言できない。
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そんなところで。
次回はTwin.
#どのようなモダン構築のデッキが勝ち残るのか、楽しみではあります。
*《出産の殻/Birthing Pod》
《出産の殻》はそれ単体でも強力なクリーチャーサーチカードであり、直接戦場に出せることから、様々なETB能力を伴ったクリーチャーと一緒に、スタンダードで現役の頃でも使われてました。
モダン構築になり、使えるクリーチャー・カードの幅が広がったことから、クリーチャー・カードを組み合わせたコンボデッキの汎用性をあげるために使用されるようになりました。クリーチャー・カードのコンボデッキといえばProjectX(《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter》+《墓所の勇者/Crypt Champion》)でしたが、もっと直接的にプレイヤーを倒すために《シルヴォクののけ者、メリーラ/Melira, Sylvok Outcast》と頑強クリーチャー(《残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap》、《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》)が採用され、一時期は Melira Pod とも呼ばれていました。
現在は必ずしもメリーラコンボを搭載したデッキではありませんが、《出産の殻》は余さず使用されています。
*主要カード
・《出産の殻/Birthing Pod》
・《召喚の調べ/Chord of Calling》
・《極楽鳥/Birds of Paradise》
・《貴族の教主/Noble Hierarch》
・《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》
・《復活の声/Voice of Resurgence》
・《根の壁/Wall of Roots》
・《シルヴォクののけ者、メリーラ/Melira, Sylvok Outcast》
・《残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap》
他、有用なクリーチャーの1枚刺し。
*ルーリング&Tips
・《出産の殻》、《召喚の調べ》
いずれも、クリーチャーをライブラリーから直接戦場に出す。唱えているわけではない。《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》の影響を受ける。
・《出産の殻》とファイレクシア・マナ
ファイレクシア・マナ・シンボルも立派なマナシンボルである。
例えば、《出産の殻》の点数で見たマナ・コストは4である。
・《オナッケの古きもの、クルケッシュ》VS《出産の殻/Birthing Pod》
《出産の殻》のコストとして《オナッケの古きもの、クルケッシュ》を生け贄にささげた場合、起動型能力の起動が完了した時点で《オナッケの古きもの、クルケッシュ》が戦場にいないので、この能力は誘発しない。従って{R}も支払うことはないし、コピーされることもない。
・《根の壁/Wall of Roots》
置かれるのは-0/-1カウンターである。《シルヴォクののけ者、メリーラ》や、+1/+1カウンターと相互作用はしない。
・《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
ライブラリーの中の《ファイレクシアの変形者》を探す場合、このカードの点数で見たマナ・コストは「4」である。
一方、何かのコピーになっている《ファイレクシアの変形者》を《出産の殻》のコストとして生け贄に探した場合、そのコピーだったもののコストを参照する。必ず「5(4+1)」を探すとは限らない。
・無限
《シルヴォクののけ者、メリーラ》+《台所の嫌がらせ屋》+《臓物の予見者/Viscera Seer》や、
《テューンの大天使/Archangel of Thune》+《スパイクの飼育係/Spike Feeder》
などのコンボによって、ライフを際限なく得たり、カウンターを好きなだけ置いたりすることができる。
この場合、間の操作は省略することができるが、最終的な値(有限)は宣言する必要がある。「無限」という値は宣言できない。
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そんなところで。
次回はTwin.
#GP神戸直前特集、ということで、モダンの主要デッキと簡単な動き、
#それにまつわるカードの注意点をジャッジ視点から書いてみます。
*緑黒
モダン構築で良くも悪くも代表的なカード、というと《タルモゴイフ/Tarmogoyf》や《闇の腹心/Dark Confidant》が挙げられます。
緑黒を中心に据えたデッキは環境当初から人気が高く、かつては赤を混ぜたJundが流行りました。が、《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》が禁止されてからは後退し、《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》が禁止されるにいたり、3色目を濃く足すというのは少なくなっています。
先ほど挙げた緑黒赤のJund、古くからあるコントロール寄りのThe Rock、白を混ぜたJunk、とバリエーションが豊かなのも特徴です。
*主要カード
・《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
・《闇の腹心/Dark Confidant》
・《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
・《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix》
・《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
・《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
・《思考囲い/Thoughtseize》
・《突然の衰微/Abrupt Decay》
・《四肢切断/Dismember》
・《殺戮の契約/Slaughter Pact》
・《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
・《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells》
・《未練ある魂/Lingering Souls》
*ルーリング&Tips
・《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
唱えた呪文によってP/Tの変化がある場合や、致死ダメージによって破壊されるかどうかは、その呪文が完全に解決され墓地に落ちた時点でP/Tが変動することに気をつけましょう。
例えば、互いの墓地にインスタントがなく、現在2/3の《タルモゴイフ/Tarmogoyf》に《稲妻/Lightning Bolt》を唱えても、致死ダメージにより破壊することはできません。
・《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
1番目の能力によって互いに手札を捨てる場合、APから「捨てる予定のカード」を選び、ついでNAPが「捨てる予定のカード」を選びます。それらは同時に捨てられます。
別の言い方をすると、NAPはAPの捨てたカードを「見た」後に捨てるカードを選ぶことはできません。
・《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix》VS《流刑への道/Path to Exile》
《クルフィックスの狩猟者》で一番上のカード(A)が見えている場合に、《流刑への道》を打たれてしまった場合、あなたは「基本土地を探さない」ことを選ぶことができます。その場合、ライブラリーを切り直すことはありません。あなたは次のドローでAを手に入れることができるでしょう。
・《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
カード名が一致しているかどうかを見ます。持っている能力や、トークンorカードといった他の性質は見ません。
→《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》のトークン、《群れネズミ/Pack Rat》
・アップキープ用目印
《闇の腹心/Dark Confidant》や、《殺戮の契約/Slaughter Pact》の誘発型能力を忘れないように、ライブラリーの上に小さなもの(マーカー)を置くのは認められます。
ただし、カードそのものをライブラリーの上に置かないようにしましょう。(そのカードが実際にどの領域にあるのかが紛らわしいため)
・タルモゴイフダイス
《タルモゴイフ/Tarmogoyf》の現在のP/Tを示すために、上にダイスを置いて目印にするのは推奨しません。
他のカウンターを伴う効果と見間違えやすいことや、値を正確に追えていない場合に視覚的なわかりづらさがあるためです。ライフが変動する時点などで、きちんと現在の値を確認し合いましょう。
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そんなところで。
次回はPod。
#GP神戸直前特集、ということで、モダンの主要デッキと簡単な動き、
#それにまつわるカードの注意点をジャッジ視点から書いてみます。
#コメントはご自由にしていただければ。
#第1回はAffinityです。
*親和
モダンの初期からあるデッキです。( http://74598.diarynote.jp/201109011716107463/ )
スタンダードで暴れていた時の爆発力はありませんが、ビートダウン・デッキとしては安定した地位を確保しています。
名称の由来である親和能力を持つカードは《物読み/Thoughtcast》以外ほとんど採用されていません。そのため、この類のデッキを Robots と呼称することもあります。
飛び抜けた高額カードが一部(《オパールのモックス》しかなく、わりあい安価で作成できるため、トーナメントでは一定数見受けられることになるでしょう。他のデッキとパーツがほぼ被らないことも特徴です。
*主要カード
・《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》
・《大霊堂のスカージ/Vault Skirge》
・《信号の邪魔者/Signal Pest》
・《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
・《鋼の監視者/Steel Overseer》
・《メムナイト/Memnite》
・《刻まれた勇者/Etched Champion》
・《オパールのモックス/Mox Opal》
・《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》
・《頭蓋囲い/Cranial Plating》
・《物読み/Thoughtcast》
・《感電破/Galvanic Blast》
・《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》
・《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》
・《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》
・《空僻地/Glimmervoid》
*ルーリング&Tips
・金属術
「アーティファクトを3個以上コントロール~」というテキストに書かれている能力語。
常に3個以上あるかどうかを見ていたり(=《刻まれた勇者/Etched Champion》)、
解決時に3個以上ある場合にイベントが置き換わったり(=《感電破/Galvanic Blast》)する。
テキストをよく読むこと。
・接合/Modular
接合は、常在型能力と誘発型能力である。従って、《石のような静寂/Stony Silence》に引っかかることはない。
・《ちらつき蛾の生息地》/《墨蛾の生息地》とカウンターや装備品
クリーチャー化した《ちらつき蛾の生息地》に、+1/+1カウンターが置かれた後、ターンを終了してクリーチャーでなくなったとしても、+1/+1カウンターは取り除かれることはない。(そして、次にまたクリーチャー化した場合、そのカウンター分の修整が上乗せされる)
一方、クリーチャー化した《ちらつき蛾の生息地》に、《頭蓋囲い》といった装備品を装備した後、ターンを終了してクリーチャーでなくなったら、装備品ははずれる。これは装備品が適正な装備先につけられていないからである。
・P/T変更
《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas》や、《アーティファクトの魂込め/Ensoul Artifact》によってP/Tが変化することは、継続的効果第7b種である。
《頭蓋囲い/Cranial Plating》は第7c種、+1/+1カウンターは第7d種である。
従って、まず基本のP/Tを決め(第7b種)、それから他の修整を考慮すると良い。
・「何点?」
カウンターによる「見えている」修整値と、喊声による「見えない」修整値が入り混じることがある。ダメージは何点で、ライフが何点になるを、互いに確認することを推奨する。
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そんなところで。
次回はBG系。