#週末は各所で日本選手権予選が行われていました。
#参加人数がちょっときにかかるところですが、
#デッキのメタ変遷は一息つくことをしらないようです。
#来週でいよいよ最後の週となりますけど・・・

あ、C.B.L. 5thのほうは21人の参加をいただきました。
デッキリストは明日にでも挙げます。

それでは先週の回答ー。

問1
かたならし○×。

「ある呪文や能力のテキストが、サブタイプ1語のみでオブジェクトを指定している場合、
 それは、常に『そのサブタイプを持つパーマネント』のみを指す。」

○か×か?


×

M;tGのルールには例外が存在する場合が多い。
これもその一つで、例外は「プロテクション(サブタイプ名)」の場合は、
そのサブタイプを持つパーマネントのみというわけにはいかない。

たとえば、プロテクション(ゴブリン)を持つクリーチャーは、
《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator》がサイクリングされたときの誘発型能力の
対象に取られることは無い。この場合、パーマネントでないのにサブタイプ名のみで
機能していることになる。よって題意は間違い。

CR502.7a.も参照。

問2
日本選手権予選のことはきれいさっぱり忘れ、PTQの練習とばかりに
時のらせんブロック限定構築に興じる、プレイヤーAとB。

プレイヤーBは《黒き剣の継承者コーラシュ/Korlash, Heir to Blackblade》を
コントロールしており、数枚の《沼/Swamp》もある。

プレイヤーAは、裏向きの《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter》を
表に返し、コピー先に《黒き剣の継承者コーラシュ》を選んだ。

しかし、プレイヤーAはサブタイプに「沼」を持つ土地を全くコントロールしていなかった。

B「そいつ・・・0/0だよな。」
A「でも、相打ちはできそうだよ。」

さて、Aのコピー《黒き剣の継承者コーラシュ》と、
Bの《黒き剣の継承者コーラシュ》はどうなるだろうか?


両方ともに墓地に置かれる。

状況起因効果のチェック時において、タフネスが0以下である(CR420.5b)
同名の伝説のパーマネントがある(CR420.5e)という効果が一つのイベントとして解決される。
いずれかが先であるというチェックは為されない。(CR420.3)

したがって、両方の《黒き剣の継承者コーラシュ》(一方はコピーであるが)は、
墓地に置かれることになる。

問3
私は《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》をコントロールしている。
対戦相手は《イクスリッドの看守/Yixlid Jailer》をコントロールしている。

私は自分の墓地にある《寺院の庭/Temple Garden》を、プレイしようとした。
できるならば、この《寺院の庭/Temple Garden》は、アンタップ状態で場に出したい。

さて、私はこの土地をアンタップ状態で場に出せるだろうか?
また、2ライフの支払いをしないといけないのだろうか?
それとも支払う必要はないのだろうか?
いずれにせよ、理由を含めて答えよ。


アンタップ状態で出すためには、2ライフを支払わないといけない。

《寺院の庭/Temple Garden》の文章にある「場に出るに際し〜」のくだりは、置換効果であり
場に出ることに影響を及ぼす。この効果は、場に存在するようになる時点でのコピー可能な
特性のみを参照する。それ以前の領域で受けていた効果や、場に出た後で影響を及ぼす効果
は考慮に入れない。(CR419.6i)

なので、墓地にあったときに《イクスリッドの看守/Yixlid Jailer》によって能力が
失われていたとしても、場に出る際の置換効果の影響は受けるので、これが場に出る際に
2ライフを支払うことができる。支払ったらアンタップで出るし、そうしなかったら
タップ状態で出る。

また、このCR項目は、場に《血染めの月/Blood Moon》がある場合の説明文にもなっている。
《血染めの月/Blood Moon》は、場に出た後で作用する効果なので、《寺院の庭/Temple Garden》
が場に出る際には考慮にいれない。よって、2ライフを支払うことができる。支払ったら
アンタップで出るし、そうしなかったらタップ状態で出、かつ、それは山である。

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そんなところで。

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