Answer; Friday Magic Quiz. [07-23A]
2007年7月9日#週末は各所で日本選手権予選が行われていました。
#参加人数がちょっときにかかるところですが、
#デッキのメタ変遷は一息つくことをしらないようです。
#来週でいよいよ最後の週となりますけど・・・
あ、C.B.L. 5thのほうは21人の参加をいただきました。
デッキリストは明日にでも挙げます。
それでは先週の回答ー。
×
M;tGのルールには例外が存在する場合が多い。
これもその一つで、例外は「プロテクション(サブタイプ名)」の場合は、
そのサブタイプを持つパーマネントのみというわけにはいかない。
たとえば、プロテクション(ゴブリン)を持つクリーチャーは、
《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator》がサイクリングされたときの誘発型能力の
対象に取られることは無い。この場合、パーマネントでないのにサブタイプ名のみで
機能していることになる。よって題意は間違い。
CR502.7a.も参照。
両方ともに墓地に置かれる。
状況起因効果のチェック時において、タフネスが0以下である(CR420.5b)
同名の伝説のパーマネントがある(CR420.5e)という効果が一つのイベントとして解決される。
いずれかが先であるというチェックは為されない。(CR420.3)
したがって、両方の《黒き剣の継承者コーラシュ》(一方はコピーであるが)は、
墓地に置かれることになる。
アンタップ状態で出すためには、2ライフを支払わないといけない。
《寺院の庭/Temple Garden》の文章にある「場に出るに際し〜」のくだりは、置換効果であり
場に出ることに影響を及ぼす。この効果は、場に存在するようになる時点でのコピー可能な
特性のみを参照する。それ以前の領域で受けていた効果や、場に出た後で影響を及ぼす効果
は考慮に入れない。(CR419.6i)
なので、墓地にあったときに《イクスリッドの看守/Yixlid Jailer》によって能力が
失われていたとしても、場に出る際の置換効果の影響は受けるので、これが場に出る際に
2ライフを支払うことができる。支払ったらアンタップで出るし、そうしなかったら
タップ状態で出る。
また、このCR項目は、場に《血染めの月/Blood Moon》がある場合の説明文にもなっている。
《血染めの月/Blood Moon》は、場に出た後で作用する効果なので、《寺院の庭/Temple Garden》
が場に出る際には考慮にいれない。よって、2ライフを支払うことができる。支払ったら
アンタップで出るし、そうしなかったらタップ状態で出、かつ、それは山である。
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そんなところで。
#参加人数がちょっときにかかるところですが、
#デッキのメタ変遷は一息つくことをしらないようです。
#来週でいよいよ最後の週となりますけど・・・
あ、C.B.L. 5thのほうは21人の参加をいただきました。
デッキリストは明日にでも挙げます。
それでは先週の回答ー。
問1
かたならし○×。
「ある呪文や能力のテキストが、サブタイプ1語のみでオブジェクトを指定している場合、
それは、常に『そのサブタイプを持つパーマネント』のみを指す。」
○か×か?
×
M;tGのルールには例外が存在する場合が多い。
これもその一つで、例外は「プロテクション(サブタイプ名)」の場合は、
そのサブタイプを持つパーマネントのみというわけにはいかない。
たとえば、プロテクション(ゴブリン)を持つクリーチャーは、
《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator》がサイクリングされたときの誘発型能力の
対象に取られることは無い。この場合、パーマネントでないのにサブタイプ名のみで
機能していることになる。よって題意は間違い。
CR502.7a.も参照。
問2
日本選手権予選のことはきれいさっぱり忘れ、PTQの練習とばかりに
時のらせんブロック限定構築に興じる、プレイヤーAとB。
プレイヤーBは《黒き剣の継承者コーラシュ/Korlash, Heir to Blackblade》を
コントロールしており、数枚の《沼/Swamp》もある。
プレイヤーAは、裏向きの《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter》を
表に返し、コピー先に《黒き剣の継承者コーラシュ》を選んだ。
しかし、プレイヤーAはサブタイプに「沼」を持つ土地を全くコントロールしていなかった。
B「そいつ・・・0/0だよな。」
A「でも、相打ちはできそうだよ。」
さて、Aのコピー《黒き剣の継承者コーラシュ》と、
Bの《黒き剣の継承者コーラシュ》はどうなるだろうか?
両方ともに墓地に置かれる。
状況起因効果のチェック時において、タフネスが0以下である(CR420.5b)
同名の伝説のパーマネントがある(CR420.5e)という効果が一つのイベントとして解決される。
いずれかが先であるというチェックは為されない。(CR420.3)
したがって、両方の《黒き剣の継承者コーラシュ》(一方はコピーであるが)は、
墓地に置かれることになる。
問3
私は《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》をコントロールしている。
対戦相手は《イクスリッドの看守/Yixlid Jailer》をコントロールしている。
私は自分の墓地にある《寺院の庭/Temple Garden》を、プレイしようとした。
できるならば、この《寺院の庭/Temple Garden》は、アンタップ状態で場に出したい。
さて、私はこの土地をアンタップ状態で場に出せるだろうか?
また、2ライフの支払いをしないといけないのだろうか?
それとも支払う必要はないのだろうか?
いずれにせよ、理由を含めて答えよ。
アンタップ状態で出すためには、2ライフを支払わないといけない。
《寺院の庭/Temple Garden》の文章にある「場に出るに際し〜」のくだりは、置換効果であり
場に出ることに影響を及ぼす。この効果は、場に存在するようになる時点でのコピー可能な
特性のみを参照する。それ以前の領域で受けていた効果や、場に出た後で影響を及ぼす効果
は考慮に入れない。(CR419.6i)
なので、墓地にあったときに《イクスリッドの看守/Yixlid Jailer》によって能力が
失われていたとしても、場に出る際の置換効果の影響は受けるので、これが場に出る際に
2ライフを支払うことができる。支払ったらアンタップで出るし、そうしなかったら
タップ状態で出る。
また、このCR項目は、場に《血染めの月/Blood Moon》がある場合の説明文にもなっている。
《血染めの月/Blood Moon》は、場に出た後で作用する効果なので、《寺院の庭/Temple Garden》
が場に出る際には考慮にいれない。よって、2ライフを支払うことができる。支払ったら
アンタップで出るし、そうしなかったらタップ状態で出、かつ、それは山である。
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そんなところで。