Answer: Friday Magic Quiz. [07-26A]
2007年8月2日#木曜日に更新するのが金曜問題というのもなんですが。
#今週末の東海はエターナル祭りです。
#皆様のお越しをお待ちしております。
#告知はまた明日の出題時にいたしますのでー。
とりあえず日時だけ。
8/4(土) 東海道Vintage@港湾会館
8/5(日) C.B.L. 6th@名古屋BM
それでは月曜日分の回答ー。
× (ただし、別の理由で罰則が与えられる場合もある)
古い指針では、「プレイミス--中度」にあたり、結構重たい罰則になっていた。
だが、現在の懲罰指針ではこれにあたる項目は無い。
そもそも、名前を書き忘れるということ自体は、M;tGのルールを破ったことにならない。
一般的な常識において「忘れた/見過ごした」だけである。なので、これだけでは罰則にあたらない。
勘違いしないでほしいが、「名前を書かなくてもいいんだね。」とはならない。
罰則が無い=何をやってもかまわない では決して、無い。
(なぜか、この手の勘違いをする人はものすごく多い)
では、実際にはどうなるのだろうか?
主催者が「名前を書いてください。」と事前にアナウンスをすればよいのだ。
大抵の主催者はこの類のアナウンスを行っていると思うので、プレイヤー諸氏は心配しなくて良い。
こうすれば、もし名前の記入を忘れたプレイヤーがいたとしても、そのプレイヤーは
「フロアルール上の誤り -- 案内の聞き落とし」で罰則を与えられる。
(まあ、普通は忘れないかと。学校でもテストや課題などの提出物には名前書くでしょ?)
正しくない。 《グールの大群》は結局場に残る。
ダメージの割り振りをスタックに積んだ後に、《一瞬の瞬き》をプレイしたのだから、
ダメージを割り振った《ソーンウィールドの射手》と、解決されてまた場にもどってきた
《ソーンウィールドの射手》は別のオブジェクトである。
つまり、場に戻ってきた《ソーンウィールドの射手》は戦闘ダメージを与えていない。
なので、接死は誘発することは無い。
この問題は、先日行われたPTQバレンシアで実際にあった状況を元に作成したものである。
3−1)0個。
《時代寄生機》の上にのっている+1/+1カウンターはコピー可能な値ではない。
また、あらたに場に出たわけでもないので、+1/+1カウンターが乗るはずも無い。
3−2)オリジナルの《時代寄生機》のテキスト文に加え、
「あなたのアップキープの開始時に、あなたはこのクリーチャーを裏向きにしてもよい。」
という能力が2つ追加された文章になる。
1番目のコピー《時代寄生機》は、「〜裏向きにしてもよい」という能力を得ている。
これはコピー可能な値であり、他の値は《時代寄生機》のオリジナルに等しい。
よって、回答のとおりになる。
3−3)3枚とも、時間カウンターが3個置かれた状態でゲームから取り除かれる。
それらは全て待機を得る。
3枚とも《時代寄生機》のテキストを持っているので、当然こうなる。
取り除かれたあとは新しいオブジェクトになっているので、《ヴェズーヴァの多相の戦士》は
時間カウンターが全部取り除かれた後も、《ヴェズーヴァの多相の戦士》としてプレイされる。
--------------
そんなところで。
#今週末の東海はエターナル祭りです。
#皆様のお越しをお待ちしております。
#告知はまた明日の出題時にいたしますのでー。
とりあえず日時だけ。
8/4(土) 東海道Vintage@港湾会館
8/5(日) C.B.L. 6th@名古屋BM
それでは月曜日分の回答ー。
問1
かたならしというか議論するべきお題のような○×。
「認定大会で、提出したデッキ・リストに、名前とDCI番号を書き忘れた。
この場合、書き忘れという理由により、そのプレイヤーに罰則が与えられる。」
○か×か?
× (ただし、別の理由で罰則が与えられる場合もある)
古い指針では、「プレイミス--中度」にあたり、結構重たい罰則になっていた。
だが、現在の懲罰指針ではこれにあたる項目は無い。
そもそも、名前を書き忘れるということ自体は、M;tGのルールを破ったことにならない。
一般的な常識において「忘れた/見過ごした」だけである。なので、これだけでは罰則にあたらない。
勘違いしないでほしいが、「名前を書かなくてもいいんだね。」とはならない。
罰則が無い=何をやってもかまわない では決して、無い。
(なぜか、この手の勘違いをする人はものすごく多い)
では、実際にはどうなるのだろうか?
主催者が「名前を書いてください。」と事前にアナウンスをすればよいのだ。
大抵の主催者はこの類のアナウンスを行っていると思うので、プレイヤー諸氏は心配しなくて良い。
こうすれば、もし名前の記入を忘れたプレイヤーがいたとしても、そのプレイヤーは
「フロアルール上の誤り -- 案内の聞き落とし」で罰則を与えられる。
(まあ、普通は忘れないかと。学校でもテストや課題などの提出物には名前書くでしょ?)
問2
10版のカードを見ているうちに、時のらせんブロックのレアが足りないことに気づいた
プレイヤーAとBが、いつものようにゲームをしている。
現在は、プレイヤーAのターンの戦闘フェイズである。
プレイヤーAが《グールの大群/Mass of Ghouls》を攻撃クリーチャーに選び、
プレイヤーBはこれを《ソーンウィールドの射手/Thornweald Archer》でブロックした。
ダメージの割り振りをスタックに積んだ後、それが解決される前に
プレイヤーBは、《一瞬の瞬き/Momentary Blink》を《ソーンウィールドの射手》にプレイした。
B「これで、《ソーンウィールドの射手》は消えてまた戻ってくるよな。」
A「うん。特に僕は何もしないよ。」
B「ダメージ解決してもいいかい?」
A「いいよ。」
B「じゃ、戦闘ダメージを解決してっと。その《グールの大群》も死んでくれや。」
A「へ? ああ、接死か。」
さて、Bの言い分は正しいか?
《グールの大群》は結局どうなるだろうか?
正しくない。 《グールの大群》は結局場に残る。
ダメージの割り振りをスタックに積んだ後に、《一瞬の瞬き》をプレイしたのだから、
ダメージを割り振った《ソーンウィールドの射手》と、解決されてまた場にもどってきた
《ソーンウィールドの射手》は別のオブジェクトである。
つまり、場に戻ってきた《ソーンウィールドの射手》は戦闘ダメージを与えていない。
なので、接死は誘発することは無い。
この問題は、先日行われたPTQバレンシアで実際にあった状況を元に作成したものである。
問3
+1/+1カウンターが3つ乗った《時代寄生機/Epochrasite》が、私のコントロール下で場にある。
3−1)
私は裏向けの《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter》を表向きにし、
コピー先として《時代寄生機/Epochrasite》を選んだ。
さて、このコピー《時代寄生機》の上にのるカウンターはいくつか?
3−2)
さらに、私は手札から《ヴェズーヴァの多相の戦士》を表向きでプレイし、
場に出る際にコピー先として、先ほどの コピー《時代寄生機》 を選んだ。
さて、今出したこのクリーチャーの持つ、最終的なテキスト文を答えよ。
3−3)
この3体のクリーチャーは、対戦相手の《滅び/Damnation》で破壊された。
この3体はどのように処理されるか? 最善を尽くした場合で考えよ。
3−1)0個。
《時代寄生機》の上にのっている+1/+1カウンターはコピー可能な値ではない。
また、あらたに場に出たわけでもないので、+1/+1カウンターが乗るはずも無い。
3−2)オリジナルの《時代寄生機》のテキスト文に加え、
「あなたのアップキープの開始時に、あなたはこのクリーチャーを裏向きにしてもよい。」
という能力が2つ追加された文章になる。
1番目のコピー《時代寄生機》は、「〜裏向きにしてもよい」という能力を得ている。
これはコピー可能な値であり、他の値は《時代寄生機》のオリジナルに等しい。
よって、回答のとおりになる。
3−3)3枚とも、時間カウンターが3個置かれた状態でゲームから取り除かれる。
それらは全て待機を得る。
3枚とも《時代寄生機》のテキストを持っているので、当然こうなる。
取り除かれたあとは新しいオブジェクトになっているので、《ヴェズーヴァの多相の戦士》は
時間カウンターが全部取り除かれた後も、《ヴェズーヴァの多相の戦士》としてプレイされる。
--------------
そんなところで。