Friday Magic Quiz. [09-12]
2009年5月1日 FMQ コメント (3)#全部金色の世界は美しいのですが、カードの整理に一苦労です。
#友好2色→対立2色→3色以上、と処理すると良いらしいですよ。
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東海イベント@wiki
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東海地方のイベント一覧をわかりやすくするため、wikiを立ち上げました。
http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/
日程や場所確認用にご活用下さい。
ご意見を募集中ですので、フィードバックからコメントをよろしくお願いします。
なお、記事の編集は承認メンバーのみとなります。あらかじめご了承ください。
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それでは、今週の問題。
問1
かたならし○×。
「続唱/Cascade 能力の解決中に、ライブラリーを全て公開しても、該当するカードが
見つからなかった場合、以後の効果は無視され、取り除かれたカードはそのままになる。」
○か×か?
問2
ARBのプレリリース前に、「このシールドって、2マナのプロテクション生物サイクルが強くね?」
と話していたプレイヤーAとBが、プレリにコンフラックスは無いことに気づいたのは大会受付後でした。
そんな二人がシールド戦のパックを使用してゲームをしている。
Aは《センの三つ子/Sen Triplets》をコントロールしている。
Aのターンのアップキープ・ステップに、誘発型能力が解決されて、Bは手札を公開した。
Bの手札は以下のようになっていた。
・《沼/Swamp》
・《荒廃稲妻/Blightning》
・《圧倒する雷/Resounding Thunder》
・《魂の火/Soul’s Fire》
A「……赤マナ無いんだね。」 B「土地しか引いてない上にマナ事故ってる。好きにしてくれ。」
さて、以下のうち、このターンにAが行うことができるのはどれか?(複数回答可)
1)Bの手札にある《沼/Swamp》をプレイしてAのコントロール下で置く。
2)Bの手札にある《荒廃稲妻》を、Bを対象にしてプレイし、
Bの手札にある《圧倒する雷》と《魂の火》を捨てさせる。
3)Bの手札にある《圧倒する雷》をサイクリングし、Bに6点のダメージを与え、Aがカードを1枚引く。
4)Bの手札にある《魂の火》をプレイし、Bのコントロールしている《シーリアのエルフ/Cylian Elf》
のパワー分である2ダメージを、B自体に与える。
問3
3-1)
私は《エイヴンの擬態術士/Aven Mimeomancer》をコントロールしている。
私のターンのアップキープ・ステップに、《エイヴンの擬態術士》の能力が誘発し、
対象を《灰色熊/Grizzly Bears》にした。
能力は解決され、《灰色熊》に羽根カウンターが乗せられた。
この後、相手の《マグマのしぶき》によって、私の《エイヴンの擬態術士》が場から離れた。
他に呪文や能力のやりとりが無く、《灰色熊》上のカウンターに影響がない場合、
《灰色熊》のP/Tはいくつか? また、これは飛行をもっているか?
3-2)
私は《成金、グヮファ・ハジード/Gwafa Hazid, Profiteer》をコントロールしている。
私のターンのメイン・フェイズに、《成金、グヮファ・ハジード》の能力を起動し、
対象を《灰色熊/Grizzly Bears》にした。
能力は解決され、《灰色熊》に賄賂カウンターが乗せられた。
この後、相手の《マグマのしぶき》によって、私の《成金、グヮファ・ハジード》が場から離れた。
他に呪文や能力のやりとりが無く、《灰色熊》上のカウンターに影響がない場合、
灰色熊は攻撃やブロックを行うことができるだろうか?
3-3)(やや難・ジャッジ向け)
3-1)、3-2)の主題であるカード2枚は、どちらも
『生物の上にカウンターを置き、それらに継続的効果を及ぼす』という挙動をしめす。
にもかかわらず、3-1)、3-2)の結論に差が出る。その理由を説明せよ。
ただし、「FAQに書いてあった」等、FAQからの引用は行わないこと。
3-4)
上記理由を踏まえた上で、以下のカード・テキストを考えてみる。
《憎赤/Hate Red》
Enchantment
At the beginning of your upkeep, you may put a hate counter on target creature. If you do, that creature is red as long as it has a hate counter on it.
Red creatures gets -2/-0.
3-1)、3-2)と同様に、このカードによって《灰色熊/Grizzly Bears》に hate counter を乗せ、
その後に《憎赤/Hate Red》が場を離れた場合、
《灰色熊》のP/Tはいくつか? また、色は何色か?
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いつものように、回答は週明け、というか連休明けにでも。
それではよい連休を!
新CRが出ましたので、Update Bulletin の続きをお届けします。
原文:
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/feature/35b&page=5
この記事は上の原文を元にしていますが、ざっくり訳と私的注釈がふんだんに入っていますので、
「英語記事の和訳版」とは言えないシロモノになっています。ご承知おき下さい。
新しいCRの日本語版は、MJMJ.infoにてそのうち公開されると思います。
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CompRules Changes
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*104.1b
CR310.2aの変更に伴い、例示されている文章が変更になった。
「(パワーの値が負の場合)戦闘ダメージを与え無い」から、「0ダメージを割り振る」となった。
CR本文の変更は無い。
#筆者注)mjmj.infoにある 5.6.3.0版では、CR104.1bのExampleが訳されていません。抜け?
*217.1c
この項目には、領域間を移動したオブジェクトが前の記憶を失うことについて書かれている。
ここには5つの例外が記されていたが、現在は2つ増えて7つになった。以下にその7つを書き出す。
1)スタックに積まれているアーティファクト呪文、クリーチャー呪文、エンチャント呪文、
プレインズウォーカー呪文の特性を変更する、呪文や起動型能力、誘発型能力による効果は、
その呪文によって生成されるパーマネントにも適用され続ける。
2)スタックに積まれているアーティファクト呪文、クリーチャー呪文、エンチャント呪文、
プレインズウォーカー呪文からのダメージに適用される軽減効果は、
その呪文によって生成されるパーマネントにも適用される。(旧CRの4番目の例外)
3)パーマネントの能力が、そのパーマネントがプレイされた時の情報を参照する場合、
それが呪文としてプレイされてパーマネントになったときの情報を参照する。(新規)
4)オブジェクトがある領域から他の領域に移動することによって誘発する能力(例えば、「《怨恨》
が場から墓地に置かれたとき」など)は、新しい領域に存在するそのオブジェクトを見つける
ことができる。(旧CRの2番目の例外)
5)エンチャントされているパーマネントが場を離れたことによって誘発するオーラの能力は、
動いた先にあるそのパーマネントと、状況起因効果のチェック後にオーナーの墓地に置かれた
そのオーラ自身を見つけることができる。(旧CRの3番目の例外)
6)ある効果が、土地でないカードをプレイすることを許可する場合、そのカードがプレイされて
スタック領域に移動し、新しいオブジェクトになったとしても、(プレイすることを許可した)
能力はそれに適用され続ける。(新規。《埋め合わせ》や《死者の王、ドラルヌ》を参照)
7)フェイズ・アウトあるいはフェイズ・インしたパーマネントは、その元の状態を覚えている。
(旧CRの5番目の例外)
*310.2a
パワーが0以下のクリーチャーは戦闘ダメージを割り振らない。
とあるが、これは310.5と合わせると奇妙なことになる。
先制攻撃をもっていてパワーが0以下のクリーチャーを考えよう。
第1戦闘ダメージステップにおいて、このクリーチャーはダメージを割り振らない。
と、すると、このクリーチャーは先制攻撃をもっているにもかかわらず、
第2戦闘ダメージステップまでにパワーが正の値になれば、ダメージを割り振ることができるのだ。
(第1戦闘ダメージステップでは、このクリーチャーが戦闘ダメージを割り振っていないため)
これは意図していない挙動なので、パワーが0以下のクリーチャーは「0ダメージを割り振る」ようになった。
*310.2e
オラクル・テンプレートの変更により、この項目は削除された。
*409.1c, 1d
項目が逆順になった。
旧CRで示された順番だと、最初に通常の対象を選択し、その後にキッカー能力などで指示された
『追加』の対象を選択するようになっている。でも実はそうではない。
全ての対象は同時に選択される必要がある。
そのため、CR409.1dの文章は適宜言葉が差し替えられ、CR409.1cとなった。
CR409.1cの文章は「対象になったとき~」といった誘発型能力を補完する一文が加えられ、
CR409.1dとなった。
*409.1e
対象をとってないオブジェクトやプレイヤーに、何かを「割り振る」ことは無くなった。
(→see 《液状の火/Liquid Fire》)
これにより、対象をとってない場合についての文章を削除した。
*410.10c
「いずれかの領域」から特定の領域にカードが置かれることに対して誘発する誘発型能力は、
「場を離れた時の能力」としては扱わない。たとえそのカードが場領域から特定の領域に移動したとしても、やはり扱わない。
という一文が加えられた。
#筆者注)上記文が無い場合、どのような都合の悪い事がおきるのか、具体的な例が思いつきません。
#《たい肥/Compost》とかでありそうなんですが。Rule-Monger諸氏のお知恵を拝借したく。
*410.10d
通常、誘発型能力が誘発するかどうかは、イベントが起こった直後にあるオブジェクトについて判断する。
が、「場から離れたとき」等に誘発する場合は、ゲームの過去の状態を参照する必要がある。
このことについて書かれているのが CR410.10d であるが、今回は2つの変更が加えられた。
1)「オブジェクトが公開領域から手札やライブラリーに移動したとき」という文章が拡張され、
「全てのプレイヤーが見れるオブジェクトが手札やライブラリーに移動したとき」となった。
具体的な例は《太陽と月の輪/Wheel of Sun and Moon》などがある。
2)装備品が「はずされた/Unattached」状態になった場合に誘発することも明記された。
具体的な例は《融合する武具/Grafted Wargear》などがある。
*410.10f
オーラが、そのエンチャントしているパーマネントが場を離れたときに誘発する誘発型能力をもつ
場合、その誘発型能力は、領域を移動した新しいオブジェクトを探すことができる、と明記された。
*418.3c
ここで言う変数とは、「X」のことを指すので、それを追加した。
*420.5q
場にサブタイプの同一なプレインズウォーカーが複数ある場合、それらは状況起因効果によって
墓地に置かれるが、このルールを「レジェンド・ルール」や「ワールド・ルール」と同様に、
「プレインズウォーカー・ユニーク・ルール」と命名した。
単に「プレインズウォーカー・ルール」と呼ばないのは、プレインズウォーカー独自のルールが
大量にあるので、それらと混同させないようにするためである。
*502.7g, 7h
複数の性質をプロテクションに持つ場合、"protection from [A] and from [B]" と書かれる。
これは、2つのプロテクションを持っていると見なされるので、"protection from [A]"
という能力を失った場合、"protection from [B]" は残り続ける。
また、"protection from all [characteristic]" という場合も同様に、全ての[characteristic]
についてのプロテクション能力を複数持っていると見なされる。
例)
《静月の騎兵/Stillmoon Cavalier》に対し、《セファリッドの密告者/Cephalid Snitch》の
能力を使用した場合、《静月の騎兵》はプロテクション(白)を持ち続ける。
例2)
《玉虫色の天使/Iridescent Angel》に対し、無色になった《セファリッドの密告者》の
能力を使用した場合、《玉虫色の天使》は、プロテクション(白)、プロテクション(青)、
プロテクション(赤)、プロテクション(緑)を持ち続ける。
#筆者注)
#日本語版だと、『プロテクション(黒)、プロテクション(白)』といった表記になっているので
#英文で書かれたようなややこしいことは起こりません。
*502.18c
サイクリングしたときに誘発するカードについて書かれているが、それらは墓地から誘発すると
表記されていた。が、これは「サイクリング後、どの領域からでも誘発する」と改められた。
これにより、サイクリング後に置換効果によって墓地ではなくどこか別の領域
(《太陽と月の輪/Wheel of Sun and Moon》や《虚空の力線/Leyline of the Void》)
に行ったとしても、サイクリングしたときの誘発型能力は誘発するようになった。
*502.75
秘匿能力で裏向きに取り除かれたカードは、その秘匿能力を持つ土地をコントロールしていた
プレイヤーが見ることができ、その秘匿能力を持つ土地自体が場を離れても、その表を見ることができた。
しかし、旧CRのままだと、いくつかの矛盾を抱え持つようになっているので、これを修正するべく
取り除かれたカードが能力を持つようにした。
#筆者注)
#ローウィンFAQにある「秘匿を持つ土地が場を離れたら、誰も取り除かれたカードを見ること
#ができなくなる。」は、とうの昔に間違いだと指摘されている。
#まあ、FAQの更新はリリース時にしか行われないので、間違っていても仕方ないのだけれど。
*502.85
続唱/Cascade が追加されました。
*600.4g
多人数戦におけるアンティの扱いが不明瞭だったので、項目が追加された。
アンティ領域にあるカードは、プレイヤーが敗北してもゲームから移動しない。
*601.14
「プレインズウォーカー・ユニーク・ルール」が、影響範囲内でその効果を及ぼすことが明記された。
既にある 601.14 は 601.15 へ、601.15 は 601.16 と番号がふり直された。
以下、用語集が直されていますが、すべて軽微もしくは上記CR変更に即したものになっています。
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そんなところで。
原文:
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/feature/35b&page=5
この記事は上の原文を元にしていますが、ざっくり訳と私的注釈がふんだんに入っていますので、
「英語記事の和訳版」とは言えないシロモノになっています。ご承知おき下さい。
新しいCRの日本語版は、MJMJ.infoにてそのうち公開されると思います。
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CompRules Changes
--------------------
*104.1b
CR310.2aの変更に伴い、例示されている文章が変更になった。
「(パワーの値が負の場合)戦闘ダメージを与え無い」から、「0ダメージを割り振る」となった。
CR本文の変更は無い。
#筆者注)mjmj.infoにある 5.6.3.0版では、CR104.1bのExampleが訳されていません。抜け?
*217.1c
この項目には、領域間を移動したオブジェクトが前の記憶を失うことについて書かれている。
ここには5つの例外が記されていたが、現在は2つ増えて7つになった。以下にその7つを書き出す。
1)スタックに積まれているアーティファクト呪文、クリーチャー呪文、エンチャント呪文、
プレインズウォーカー呪文の特性を変更する、呪文や起動型能力、誘発型能力による効果は、
その呪文によって生成されるパーマネントにも適用され続ける。
2)スタックに積まれているアーティファクト呪文、クリーチャー呪文、エンチャント呪文、
プレインズウォーカー呪文からのダメージに適用される軽減効果は、
その呪文によって生成されるパーマネントにも適用される。(旧CRの4番目の例外)
3)パーマネントの能力が、そのパーマネントがプレイされた時の情報を参照する場合、
それが呪文としてプレイされてパーマネントになったときの情報を参照する。(新規)
4)オブジェクトがある領域から他の領域に移動することによって誘発する能力(例えば、「《怨恨》
が場から墓地に置かれたとき」など)は、新しい領域に存在するそのオブジェクトを見つける
ことができる。(旧CRの2番目の例外)
5)エンチャントされているパーマネントが場を離れたことによって誘発するオーラの能力は、
動いた先にあるそのパーマネントと、状況起因効果のチェック後にオーナーの墓地に置かれた
そのオーラ自身を見つけることができる。(旧CRの3番目の例外)
6)ある効果が、土地でないカードをプレイすることを許可する場合、そのカードがプレイされて
スタック領域に移動し、新しいオブジェクトになったとしても、(プレイすることを許可した)
能力はそれに適用され続ける。(新規。《埋め合わせ》や《死者の王、ドラルヌ》を参照)
7)フェイズ・アウトあるいはフェイズ・インしたパーマネントは、その元の状態を覚えている。
(旧CRの5番目の例外)
新)
217.1c.
An object that moves from one zone to another becomes a new object with no memory of,
or relation to, its previous existence. There are seven exceptions to this rule:
(1) Effects from spells, activated abilities, and triggered abilities that change the characteristics of an artifact, creature, enchantment, or planeswalker spell on the stack continue to apply to the permanent that spell becomes.
(2) Prevention effects that apply to damage from an artifact, creature, enchantment, or planeswalker spell on the stack will continue to apply to damage from the permanent that spell becomes.
(3) Abilities of a permanent that require information about choices made when that permanent was played use information about the spell that became that permanent.
(4) Abilities that trigger when an object moves from one zone to another (for example, "When Rancor is put into a graveyard from play") can find the new object that it became in the zone it moved to when the ability triggered.
(5) Abilities of Auras that trigger when the enchanted permanent leaves play can find the new object that permanent became in the zone it moved to; they can also find the new object the Aura became in its owner’s graveyard after state-based effects have been checked.
(6) If an effect grants a nonland card an ability that allows it to be played, that ability will continue to apply to the new object that card became after it moved to the stack as a result of being played this way.
(7) Permanents that phase out or in "remember" their earlier states. See rule 217.8c.
*310.2a
パワーが0以下のクリーチャーは戦闘ダメージを割り振らない。
とあるが、これは310.5と合わせると奇妙なことになる。
先制攻撃をもっていてパワーが0以下のクリーチャーを考えよう。
第1戦闘ダメージステップにおいて、このクリーチャーはダメージを割り振らない。
と、すると、このクリーチャーは先制攻撃をもっているにもかかわらず、
第2戦闘ダメージステップまでにパワーが正の値になれば、ダメージを割り振ることができるのだ。
(第1戦闘ダメージステップでは、このクリーチャーが戦闘ダメージを割り振っていないため)
これは意図していない挙動なので、パワーが0以下のクリーチャーは「0ダメージを割り振る」ようになった。
旧)
Each attacking creature and each blocking creature will assign combat damage equal to its power. Creatures that would assign 0 or less damage this way don’t assign combat damage at all.
新)
Each attacking creature and each blocking creature will assign combat damage equal to its power. Creatures with power less than 0 assign 0 combat damage.
*310.2e
オラクル・テンプレートの変更により、この項目は削除された。
*409.1c, 1d
項目が逆順になった。
旧CRで示された順番だと、最初に通常の対象を選択し、その後にキッカー能力などで指示された
『追加』の対象を選択するようになっている。でも実はそうではない。
全ての対象は同時に選択される必要がある。
そのため、CR409.1dの文章は適宜言葉が差し替えられ、CR409.1cとなった。
CR409.1cの文章は「対象になったとき~」といった誘発型能力を補完する一文が加えられ、
CR409.1dとなった。
旧)409.1d.
If the spell or ability targets one or more targets only if an alternative, additional, or special cost (such as a buyback or kicker cost) is paid for it, or if a particular mode is chosen for it, its controller chooses those targets only if he or she announced the intention to pay that cost or chose that mode. Otherwise, the spell or ability is played as though it did not have those targets.
新)409.1c.
The player checks whether the spell or ability targets one or more targets only if an alternative, additional, or special cost (such as a buyback or kicker cost) is paid for it, or if a particular mode is chosen for it. Its controller will need to choose those targets only if he or she announced the intention to pay that cost or chose that mode; otherwise, the spell or ability is played as though it did not have those targets. All of a spell or ability’s targets are chosen at the same time.
*409.1e
対象をとってないオブジェクトやプレイヤーに、何かを「割り振る」ことは無くなった。
(→see 《液状の火/Liquid Fire》)
これにより、対象をとってない場合についての文章を削除した。
旧)
If the spell or ability requires the player to divide or distribute an effect (such as damage or counters) among one or more targets, or any number of untargeted objects or players, the player announces the division. Each of these targets, objects, or players must receive at least one of whatever is being divided.
新)
If the spell or ability requires the player to divide or distribute an effect (such as damage or counters) among one or more targets, the player announces the division. Each of these targets must receive at least one of whatever is being divided.
*410.10c
「いずれかの領域」から特定の領域にカードが置かれることに対して誘発する誘発型能力は、
「場を離れた時の能力」としては扱わない。たとえそのカードが場領域から特定の領域に移動したとしても、やはり扱わない。
という一文が加えられた。
#筆者注)上記文が無い場合、どのような都合の悪い事がおきるのか、具体的な例が思いつきません。
#《たい肥/Compost》とかでありそうなんですが。Rule-Monger諸氏のお知恵を拝借したく。
新)
Leaves-play abilities trigger when a permanent leaves the in-play zone. These are written as, but aren’t limited to, "When [this object] leaves play, . . ." or "Whenever [something] is put into a graveyard from play, . . . ." An ability that attempts to do something to the card that left play checks for it only in the first zone that it went to. An ability that triggers when a card is put into a certain zone "from anywhere" is never treated as a leaves-play ability, even if an object is put into that zone from play.
*410.10d
通常、誘発型能力が誘発するかどうかは、イベントが起こった直後にあるオブジェクトについて判断する。
が、「場から離れたとき」等に誘発する場合は、ゲームの過去の状態を参照する必要がある。
このことについて書かれているのが CR410.10d であるが、今回は2つの変更が加えられた。
1)「オブジェクトが公開領域から手札やライブラリーに移動したとき」という文章が拡張され、
「全てのプレイヤーが見れるオブジェクトが手札やライブラリーに移動したとき」となった。
具体的な例は《太陽と月の輪/Wheel of Sun and Moon》などがある。
2)装備品が「はずされた/Unattached」状態になった場合に誘発することも明記された。
具体的な例は《融合する武具/Grafted Wargear》などがある。
旧)
... Abilities that trigger specifically when an object leaves play, when an object is put into a hand or library from a public zone, or when a player loses control of an object will trigger based on their existence, and the appearance of objects, prior to the event rather than afterward.
新)
... Leaves-play abilities, abilities that trigger when an object that all players can see is put into a hand or library, abilities that trigger specifically when an object becomes unattached, and abilities that trigger when a player loses control of an object will trigger based on their existence, and the appearance of objects, prior to the event rather than afterward.
*410.10f
オーラが、そのエンチャントしているパーマネントが場を離れたときに誘発する誘発型能力をもつ
場合、その誘発型能力は、領域を移動した新しいオブジェクトを探すことができる、と明記された。
新)
Some Auras have triggered abilities that trigger on the enchanted permanent leaving play. These triggered abilities can find the new object that permanent card became in the zone it moved to; they can also find the new object the Aura card became in its owner’s graveyard after state-based effects have been checked. See rule 217.1c.
*418.3c
ここで言う変数とは、「X」のことを指すので、それを追加した。
*420.5q
場にサブタイプの同一なプレインズウォーカーが複数ある場合、それらは状況起因効果によって
墓地に置かれるが、このルールを「レジェンド・ルール」や「ワールド・ルール」と同様に、
「プレインズウォーカー・ユニーク・ルール」と命名した。
単に「プレインズウォーカー・ルール」と呼ばないのは、プレインズウォーカー独自のルールが
大量にあるので、それらと混同させないようにするためである。
新)
If two or more planeswalkers that share a planeswalker type are in play, all are put into their owners’ graveyards. This is called the "planeswalker uniqueness rule."
*502.7g, 7h
複数の性質をプロテクションに持つ場合、"protection from [A] and from [B]" と書かれる。
これは、2つのプロテクションを持っていると見なされるので、"protection from [A]"
という能力を失った場合、"protection from [B]" は残り続ける。
また、"protection from all [characteristic]" という場合も同様に、全ての[characteristic]
についてのプロテクション能力を複数持っていると見なされる。
例)
《静月の騎兵/Stillmoon Cavalier》に対し、《セファリッドの密告者/Cephalid Snitch》の
能力を使用した場合、《静月の騎兵》はプロテクション(白)を持ち続ける。
例2)
《玉虫色の天使/Iridescent Angel》に対し、無色になった《セファリッドの密告者》の
能力を使用した場合、《玉虫色の天使》は、プロテクション(白)、プロテクション(青)、
プロテクション(赤)、プロテクション(緑)を持ち続ける。
#筆者注)
#日本語版だと、『プロテクション(黒)、プロテクション(白)』といった表記になっているので
#英文で書かれたようなややこしいことは起こりません。
新)502.7g.
"Protection from [quality A] and from [quality B]" is shorthand for "protection from [quality A]" and "protection from [quality B]"; it behaves as two separate protection abilities. If an effect causes an object with such an ability to lose protection from [quality A], for example, that object would still have protection from [quality B].
新)502.7h.
"Protection from all [characteristic]" is shorthand for "protection from [quality A]," "protection from [quality B]," and so on for each possible quality the listed characteristic could have; it behaves as multiple separate protection abilities. If an effect causes an object with such an ability to lose protection from [quality A], for example, that object would still have protection from [quality B], [quality C], and so on.
*502.18c
サイクリングしたときに誘発するカードについて書かれているが、それらは墓地から誘発すると
表記されていた。が、これは「サイクリング後、どの領域からでも誘発する」と改められた。
これにより、サイクリング後に置換効果によって墓地ではなくどこか別の領域
(《太陽と月の輪/Wheel of Sun and Moon》や《虚空の力線/Leyline of the Void》)
に行ったとしても、サイクリングしたときの誘発型能力は誘発するようになった。
新)
Some cards with cycling have abilities that trigger when they’re cycled. "When you cycle [this card]" means "When you discard [this card] to pay a cycling cost." These abilities trigger from whatever zone the card winds up in after it’s cycled.
*502.75
秘匿能力で裏向きに取り除かれたカードは、その秘匿能力を持つ土地をコントロールしていた
プレイヤーが見ることができ、その秘匿能力を持つ土地自体が場を離れても、その表を見ることができた。
しかし、旧CRのままだと、いくつかの矛盾を抱え持つようになっているので、これを修正するべく
取り除かれたカードが能力を持つようにした。
#筆者注)
#ローウィンFAQにある「秘匿を持つ土地が場を離れたら、誰も取り除かれたカードを見ること
#ができなくなる。」は、とうの昔に間違いだと指摘されている。
#まあ、FAQの更新はリリース時にしか行われないので、間違っていても仕方ないのだけれど。
新)
Hideaway represents a static ability and a triggered ability. "Hideaway" means "This permanent comes into play tapped" and "When this permanent comes into play, look at the top four cards of your library. Remove one of them from the game face down and put the rest on the bottom of your library in any order. The removed card gains ’Any player who has controlled the permanent that removed this card from the game may look at this card in the removed-from-the-game zone.’"
*502.85
続唱/Cascade が追加されました。
*600.4g
多人数戦におけるアンティの扱いが不明瞭だったので、項目が追加された。
アンティ領域にあるカードは、プレイヤーが敗北してもゲームから移動しない。
新)600.4g.
When a player leaves the game, objects that player owns in the ante zone do not leave the game. This is an exception to rule 600.4a. See rule 217.9, "Ante."
*601.14
「プレインズウォーカー・ユニーク・ルール」が、影響範囲内でその効果を及ぼすことが明記された。
既にある 601.14 は 601.15 へ、601.15 は 601.16 と番号がふり直された。
新)601.14.
The "planeswalker uniqueness rule" (see rule 420.5q) applies to a planeswalker only if other planeswalkers with the same planeswalker type are within its controller’s range of influence.
以下、用語集が直されていますが、すべて軽微もしくは上記CR変更に即したものになっています。
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そんなところで。
#回答編が遅くなりました。本日は出題編も記事としてあげておきます。
それでは、先週の回答。
問1
かたならし○×。
「続唱/Cascade 能力の解決中に、ライブラリーを全て公開しても、該当するカードが
見つからなかった場合、以後の効果は無視され、取り除かれたカードはそのままになる。」
○か×か?
×
該当する呪文が公開されなかった場合、その部分だけが無視される。
つまり、ライブラリーを全て公開した後、それらを無作為の順番にし、ライブラリーに戻す。
したがって×。
問2
Aは《センの三つ子/Sen Triplets》をコントロールしている。
Aのターンのアップキープ・ステップに、誘発型能力が解決されて、Bは手札を公開した。
Bの手札は以下のようになっていた。
・《沼/Swamp》
・《荒廃稲妻/Blightning》
・《圧倒する雷/Resounding Thunder》
・《魂の火/Soul’s Fire》
A「……赤マナ無いんだね。」 B「土地しか引いてない上にマナ事故ってる。好きにしてくれ。」
さて、以下のうち、このターンにAが行うことができるのはどれか?(複数回答可)
1)Bの手札にある《沼/Swamp》をプレイしてAのコントロール下で置く。
2)Bの手札にある《荒廃稲妻》を、Bを対象にしてプレイし、
Bの手札にある《圧倒する雷》と《魂の火》を捨てさせる。
3)Bの手札にある《圧倒する雷》をサイクリングし、Bに6点のダメージを与え、Aがカードを1枚引く。
4)Bの手札にある《魂の火》をプレイし、Bのコントロールしている《シーリアのエルフ/Cylian Elf》
のパワー分である2ダメージを、B自体に与える。
1)のみ。
《センの三つ子/Sen Triplets》の誘発型能力は、《精神隷属器/Mindslaver》の能力とは異なり、
「相手の手札のカードをあなたがプレイできる」という単純な能力である。
効果の選択権は依然として相手にあるし、(何かできるなら)相手は行動をすることもできる。
……もっとも、マナ能力すら満足に起動できないので、たいしたことはできない。
では順番にみていこう。
2-1)
AはBの手札にあるカードをプレイできるので、《沼/Swamp》をプレイすることができる。
2-2)
AはBの手札にある《荒廃稲妻/Blightning》をプレイできるが、解決時にどのカードを捨てるかは
Bが選択する。Aは何を捨てさせるか、まで選択することはできない。
2-3)
《圧倒する雷》をAがサイクリングすることはできない。なぜなら、そのカードはAの手札にないからである。
→(CR502.18)
2-4)
プレイするのはあくまでAである。《魂の火》の1番目の対象となるクリーチャーのコントローラーは、
《魂の火》のコントローラーと同一でなくてはいけない。つまり、問題文のように1番目の対象を
Bのコントロールするクリーチャーにすることはできない。
問3
3-1)
私は《エイヴンの擬態術士/Aven Mimeomancer》をコントロールしている。
私のターンのアップキープ・ステップに、《エイヴンの擬態術士》の能力が誘発し、
対象を《灰色熊/Grizzly Bears》にした。
能力は解決され、《灰色熊》に羽根カウンターが乗せられた。
この後、相手の《マグマのしぶき》によって、私の《エイヴンの擬態術士》が場から離れた。
他に呪文や能力のやりとりが無く、《灰色熊》上のカウンターに影響がない場合、
《灰色熊》のP/Tはいくつか? また、これは飛行をもっているか?
3-2)
私は《成金、グヮファ・ハジード/Gwafa Hazid, Profiteer》をコントロールしている。
私のターンのメイン・フェイズに、《成金、グヮファ・ハジード》の能力を起動し、
対象を《灰色熊/Grizzly Bears》にした。
能力は解決され、《灰色熊》に賄賂カウンターが乗せられた。
この後、相手の《マグマのしぶき》によって、私の《成金、グヮファ・ハジード》が場から離れた。
他に呪文や能力のやりとりが無く、《灰色熊》上のカウンターに影響がない場合、
灰色熊は攻撃やブロックを行うことができるだろうか?
3-3)(やや難・ジャッジ向け)
3-1)、3-2)の主題であるカード2枚は、どちらも
『生物の上にカウンターを置き、それらに継続的効果を及ぼす』という挙動をしめす。
にもかかわらず、3-1)、3-2)の結論に差が出る。その理由を説明せよ。
ただし、「FAQに書いてあった」等、FAQからの引用は行わないこと。
3-4)
上記理由を踏まえた上で、以下のカード・テキストを考えてみる。
《憎赤/Hate Red》
Enchantment
At the beginning of your upkeep, you may put a hate counter on target creature. If you do, that creature is red as long as it has a hate counter on it.
Red creatures gets -2/-0.
3-1)、3-2)と同様に、このカードによって《灰色熊/Grizzly Bears》に hate counter を乗せ、
その後に《憎赤/Hate Red》が場を離れた場合、
《灰色熊》のP/Tはいくつか? また、色は何色か?
3-1)3/1で、飛行を持つ。
3-2)攻撃やブロックを行うことができる。
解説は次の3-3)と一緒に行う。
3-3)
2枚のカードのテキストを見比べてみよう。
《エイヴンの擬態術士/Aven Mimeomancer》
At the beginning of your upkeep, you may put a feather counter on target creature. If
you do, that creature is 3/1 and has flying as long as it has a feather counter on it.
《成金、グヮファ・ハジード/Gwafa Hazid, Profiteer》
{W}{U}, Tap: Put a bribery counter on target creature you don’t
control. Its controller draws a card.
Creatures with bribery counters on them can’t attack or block.
《エイヴンの擬態術士》のテキストは、
「~~とき、~~を対象とする。それに羽根カウンターを置いてもよい。置いた場合、
それは羽根カウンターがあるかぎり3/1になり飛行を持つ。」
という一つの長い誘発型能力であり、これは期限付きの継続的効果を作成する。
この場合の「期限」とは、「クリーチャーの上に羽根カウンターがあるかぎり」である。
つまり、場から《エイヴンの擬態術士》が無くなろうが、クリーチャーの上に羽根カウンターが
あるかぎり --- 継続的効果の期限が終わらないので --- このクリーチャーは3/1で飛行を持つ。
一方、《成金、グヮファ・ハジード》のテキストは、
「[コスト]:~~に賄賂カウンターを置く。~~」という起動型能力と、
「賄賂カウンターが置かれているクリーチャーは攻撃もブロックもできない」という常在型能力の
2つからなっている。
この場合、《成金、グヮファ・ハジード》自体が場から離れると、常在型能力も無くなるため、
賄賂カウンターが置かれていても、攻撃やブロックが可能になる。
2枚のカードの違いは、「生成される継続的効果の期限的な性質が異なる」のである。
3-4)
《憎赤/Hate Red》
Enchantment
At the beginning of your upkeep, you may put a hate counter on target creature. If you do, that creature is red as long as it has a hate counter on it.
Red creatures gets -2/-0.
このカードは誘発型能力(期限付きの継続的効果を生成する)と、常在型能力の2つからなっている。
3-3)の解説からもわかるとおり、これ自体が場から離れても、hateカウンターが乗っているかぎり
そのクリーチャーは赤である。が、常在型能力は失われるので、
《灰色熊》は2/2で、赤色である。
----
そんなところで。
Friday Magic Quiz. [09-13]
2009年5月8日 FMQ#回答編が遅くなりました。本日は出題編も記事としてあげておきます。
#連休があるということは、勤務日が少なくなるわけで。
#ちょっとしわ寄せがきています。ぐぬぬ。
-------------------
東海イベント@wiki
-------------------
東海地方のイベント一覧wikiが稼働中です。
http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/
今週末(5月10日)は、C.B.L. 26th ですので、
皆様よろしくお願いいたします。
詳細は以下より。
http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/12.html
#便利だ。
それでは、今週の問題。
問1
かたならしというか今期ではこうなのか○×。
「グランプリ・トライアルにおいて、8人しか参加者がいなかった場合、
スイスラウンドを行わず、シングルエリミネーション3回戦で優勝者を決める。」
○か×か?
問2
前回はシールド戦で痛い目にあったプレイヤーAとBが、二人でチームを組んで
双頭巨人戦のシールド戦に挑戦している。
プレイヤーAとBが同じチームで、その対戦相手をCとDとする。
プレイヤーA、Bのチームのターンに、プレイヤーAが《道理の宿敵/Nemesis of Reason》で
対戦相手のチームに攻撃した。
A「《道理の宿敵》の能力を解決したいのですが。」
B「……」
C「……」
D「……これ、俺たち両方とも削れんの?」
結局ジャッジを呼んだ4人。さて、誰のライブラリーが削れるか?
問3
プレイヤーAとBがスタンダードに出てくるカードをごちゃまぜにしてゲームをしている。
ゲームは序盤からAのクリーチャーを止められないBがじわじわとライフを減らし、
Aは余裕をもってターンの終了を宣言した。
Bのターン、Bがドローステップのドローをすると、とたんにBの顔が晴れやかになって
B「このターンの内に勝てるカードを引いたよ。」
A「なん……だと……」
このときのゲームの状況は以下の通りである。
------------------------------
A:
ライフ:24
手札:0
Aがコントロールしているパーマネント:
(Tが付いているカードはタップ状態。)
T《薄暮の大霊/Oversoul of Dusk》
T《ジェスの浸透者/Jhessian Infiltrator》
《否定の壁/Wall of Denial》
《崇敬の壁/Wall of Reverence》
T《平地/Plains》
T《平地/Plains》
T《アダーカー荒原/Adarkar Wastes》
T《森/Forest》
T《山/Mountain》
T《島/Island》
--------------------------
B:
ライフ:1
手札:(このターンに引いた、あるカード1枚)
Bがコントロールしているパーマネント:
《印章の隊長/Sigil Captain》
《アシュリングの特権/Ashling’s Prerogative》(宣言:偶数)
《平地/Plains》x5
《島/Island》x1
《森/Forest》x2
《カープルーザンの森/Karplusan Forest》x1
《低木林地/Brushland》x1
--------------------------
さて、Bの引いたカードは何だろうか? また、勝ちへの手順は?
----
いつものように、回答は週明けにでも。
5月10日に行われましたC.B.L. 26thは、35名の参加をいただきました。
お店のキャパシティ限界ぎりぎりと言ったところですが、
個人的にはたくさんの人に来て頂いて、嬉しく思っております。
スイス5回戦の結果、Nuruki Hiroakiさんが全勝で優勝しております。
アラーラ再誕のカードが入ったデッキでは、一部で話題に上がっていた、
続唱呪文から《超起源/Hypergenesis》をぶっぱするデッキが会場に2名ほどおりました。
残念ながら上位とまでは行かなかったようですが、
巨大な生物が、早いターンに、ずらっと並んで、プレイヤーをなぎ倒す様は、見ていて壮観でした。
昔のカードと現在のカードの組み合わせというのは、本当に面白いと思います。
次回C.B.L. 27thは 6月7日(日)を予定しています。
確定次第、東海wikiに書きますし、告知もしていきますので、よろしくお願いいたします。
終了後のEDH交流会は15名(4人、4人、4人、3人)と盛況でした。
回を経ていくたびに人数が多くなっていきます。
空席と時間の許す限り、おいら主催大会の途中または終了以降に始めたいと思いますので、
EDHに興味のあるプレイヤーの方は、是非どうぞ。
------------------------------
それでは、26thの上位5名のデッキレシピです。お楽しみ下さい。
** WINNER **
Nuruki Hiroaki
Main
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4《墓忍び/Tombstalker》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《もみ消し/Stifle》
4《目くらまし/Daze》
3《思考囲い/Thoughtseize》
3《燻し/Smother》
4《Hymn to Tourach》
4《思案/Ponder》
2《破滅的な行為/Pernicious Deed》
4《Force of Will》
4《Underground Sea》
2《Bayou》
2《Tropical Island》
4《汚染された三角州/Polluted Delta》
2《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
2《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
4《不毛の大地/Wasteland》
Sideboard
3《呪文嵌め/Spell Snare》
3《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
3《クローサの掌握/Krosan Grip》
3《魔力流出/Energy Flux》
3《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
-----------------
* 2nd place *
Shinoduka Ken’ichi
Main
4《墓忍び/Tombstalker》
4《粗石の魔道士/Trinket Mage》
4《アッシェンムーアの抉り出し/Ashenmoor Gouger》
4《終止/Terminate》
2《悪魔の布告/Diabolic Edict》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《思考囲い/Thoughtseize》
4《Hymn to Tourach》
2《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
1《真髄の針/Pithing Needle》
1《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
5《沼/Swamp》
1《山/Mountain》
1《島/Island》
4《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
4《汚染された三角州/Polluted Delta》
2《Underground Sea》
2《Badlands》
2《Volcanic Island》
Sideboard
4《精神支配/Mind Harness》
4《紅蓮地獄/Pyroclasm》
4《紅蓮破/Pyroblast》
2《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1《Zuran Orb》
-----------------
* 3rd place *
Motomura Shigeru
Main
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《神秘の教示者/Mystical Tutor》
4《強迫/Duress》
4《冥府の教示者/Infernal Tutor》
4《暗黒の儀式/Dark Ritual》
4《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》
4《水蓮の花びら/Lotus Petal》
4《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
4《オアリムの詠唱/Orim’s Chant》
2《思案/Ponder》
3《金属モックス/Chrome Mox》
2《むかつき/Ad Nauseam》
1《急流/Rushing River》
1《不正利得/Ill-Gotten Gains》
1《苦悶の触手/Tendrils of Agony》
1《否定の契約/Pact of Negation》
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
3《汚染された三角州/Polluted Delta》
1《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
1《神無き祭殿/Godless Shrine》
1《島/Island》
1《沼/Swamp》
2《Underground Sea》
Sideboard
1《拭い捨て/Wipe Away》
1《残響する真実/Echoing Truth》
1《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》
2《浄化の印章/Seal of Cleansing》
2《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
2《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
1《根絶/Extirpate》
1《巣穴からの総出/Empty the Warrens》
1《ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall》
1《中断/Abeyance》
2《天使の嗜み/Angel’s Grace》
-----------------
* 4th place *
Mori Tatsunori
Main
2《ゴルガリの凶漢/Golgari Thug》
3《イチョリッド/Ichorid》
4《臭い草のインプ/Stinkweed Imp》
4《ナルコメーバ/Narcomoeba》
4《朽ちゆくインプ/Putrid Imp》
4《ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll》
1《怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath》
1《炎の血族の盲信者/Flame-Kin Zealot》
1《セファリッドの賢者/Cephalid Sage》
4《入念な研究/Careful Study》
2《綿密な分析/Deep Analysis》
3《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
4《黄泉からの橋/Bridge from Below》
4《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
4《打開/Breakthrough》
3《戦慄の復活/Dread Return》
4《真鍮の都/City of Brass》
4《セファリッドの円形競技場/Cephalid Coliseum》
4《宝石鉱山/Gemstone Mine》
Sideboard
4《もみ消し/Stifle》
4《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》
3《真髄の針/Pithing Needle》
4《虚空の力線/Leyline of the Void》
-----------------
* 5th place *
Tonouchi Keita
Main
4《弧炎撒き/Arc-Slogger》
4《ギャサンの略奪者/Gathan Raiders》
4《月の大魔術師/Magus of the Moon》
4《ラクドスの地獄ドラゴン/Rakdos Pit Dragon》
4《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
3《雄牛のやっかいもの/Taurean Mauler》
4《煮えたぎる歌/Seething Song》
4《血染めの月/Blood Moon》
4《虚空の杯/Chalice of the Void》
4《金属モックス/Chrome Mox》
2《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
4《古えの墳墓/Ancient Tomb》
4《裏切り者の都/City of Traitors》
10《山/Mountain》
Sideboard
3《沸騰/Boil》
4《三なる宝球/Trinisphere》
4《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
3《火薬樽/Powder Keg》
1《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
------------------------
Answer: Friday Magic Quiz. [09-13A]
2009年5月13日 FMQ#ルールを理解するためにCRを始めから読む、というのは間違いです。
#英和辞書を始めから読んでも、英語の理解への助けにならないのと同様に、
#現実のゲームで起こった事例からCRを「引く」ことが、翻って
#CRを理解する助けになるとおいらは考えています。
ただ漫然とCRを読むだけでは理解につながりません。
なにせ、CRは人類に対して書かれていないのですから。
おいらみたいに、CR番号で会話をするようになってはオシマイといえます。はい。
と、いうわけで先週の回答。
問1
かたならしというか今期ではこうなのか○×。
「グランプリ・トライアルにおいて、8人しか参加者がいなかった場合、
スイスラウンドを行わず、シングルエリミネーション3回戦で優勝者を決める。」
○か×か?
○
MFRに該当する記述はない。
が、大きなイベントにはそれの開催要項が必ずある。
たとえば今期のグランプリ・トライアルでは、
http://www.wizards.com/Magic/TCG/Events.aspx?x=grandprix/trials
> 8 Players: Limited - 3 Rounds, Single-elimination Booster Draft;
> Constructed - 3 Rounds, Single-elimination
と書かれている。つまり、問題文は正しい。
問2
前回はシールド戦で痛い目にあったプレイヤーAとBが、二人でチームを組んで
双頭巨人戦のシールド戦に挑戦している。
プレイヤーAとBが同じチームで、その対戦相手をCとDとする。
プレイヤーA、Bのチームのターンに、プレイヤーAが《道理の宿敵/Nemesis of Reason》で
対戦相手のチームに攻撃した。
A「《道理の宿敵》の能力を解決したいのですが。」
B「……」
C「……」
D「……これ、俺たち両方とも削れんの?」
結局ジャッジを呼んだ4人。さて、誰のライブラリーが削れるか?
CまたはDのいずれか1人。(A,Bがいずれかを決める)
「防御プレイヤー」を参照する、単発的効果や特性定義能力は、両方の防御プレイヤーではなく、
いずれか1人の防御プレイヤーを参照する。(CR606.7a)
《道理の宿敵/Nemesis of Reason》の誘発型能力は、単発的効果を生成するので、
CR606.7aに従い、いずれか1人の防御プレイヤーを参照する。
防御側のチーム全てに影響があるわけではない。
また、ここで重要なのは、誘発型能力が解決するまでは、
CかDのどちらのライブラリーが削れるかがわからない、ということである。
例えば、Aが「Cのライブラリーを削ります。」と言った後で、
Cが「あ、じゃあ割り込んで《暴力的な突発/Violent Outburst》を使います。」とは、言えない。
選択に入ったならば、それは誘発型能力の解決に入っているはずだからだ。
問3
プレイヤーAとBがスタンダードに出てくるカードをごちゃまぜにしてゲームをしている。
ゲームは序盤からAのクリーチャーを止められないBがじわじわとライフを減らし、
Aは余裕をもってターンの終了を宣言した。
Bのターン、Bがドローステップのドローをすると、とたんにBの顔が晴れやかになって
B「このターンの内に勝てるカードを引いたよ。」
A「なん……だと……」
このときのゲームの状況は以下の通りである。
------------------------------
A:
ライフ:24
手札:0
Aがコントロールしているパーマネント:
(Tが付いているカードはタップ状態。)
T《薄暮の大霊/Oversoul of Dusk》
T《ジェスの浸透者/Jhessian Infiltrator》
《否定の壁/Wall of Denial》
《崇敬の壁/Wall of Reverence》
T《平地/Plains》
T《平地/Plains》
T《アダーカー荒原/Adarkar Wastes》
T《森/Forest》
T《山/Mountain》
T《島/Island》
--------------------------
B:
ライフ:1
手札:(このターンに引いた、あるカード1枚)
Bがコントロールしているパーマネント:
《印章の隊長/Sigil Captain》
《アシュリングの特権/Ashling’s Prerogative》(宣言:偶数)
《平地/Plains》x5
《島/Island》x1
《森/Forest》x2
《カープルーザンの森/Karplusan Forest》x1
《低木林地/Brushland》x1
--------------------------
さて、Bの引いたカードは何だろうか? また、勝ちへの手順は?
引いたカードは《軍部政変/Martial Coup》。
手順は簡単で、Bのターンの第1メイン・フェイズに《軍部政変》をX=8でプレイする。
《軍部政変》が解決され、1/1トークンが8体出てくる。それらに対して
《印章の隊長/Sigil Captain》の能力がそれぞれ誘発する。
その後、これで出たトークン以外のクリーチャーが全て破壊される。
誘発型能力を解決すると、3/3になったトークンが8つあり、それらは《アシュリングの特権》
によってそれぞれ速攻を持つので、全員で攻撃し24点のダメージを与えて、Bが勝利する。
《軍部政変》の文章の順番がキモになっているのでした。
#試合を見ていると、《軍部政変》をX=5以上でプレイした場合、
#「全ての場のクリーチャーを破壊して」から、「X個のトークンを出す」という動作をする
#プレイヤーが結構いるように見受けられます。挙動的には逆の順番が正しいですね。
#実際のゲームではあまり影響は無いですが。
----
そんなところで。
Friday Magic Quiz. [09-14]
2009年5月15日 FMQ コメント (1)
#最近、おいらがイベント・スタッフをやる際に
#iPod Touch を持っていることが多いのですが、
#それは主にオラクルを手元ですぐ見れるようにしているためです。
#で、このたび日本語にも対応させました。(→写真)
#ますます手放せなくなりそうです。
話は変わって。GPT新潟のシーズンが本格化してきました。
すでに板橋(5月4日)では行われていますが、
今週は5月17日に、大阪、金沢、室蘭の3会場で行われます。
国内GPT予定: http://tinyurl.com/gptjapan
こちらも参考にどうぞ。
-----------------
あと、アラーラ再誕のカードソートは、既にお気づきの方もおられますが
・友好色2色 (WU→UB→BR→RG→GW)
・敵対色2色 (WB→UR→BG→RW→GU)
・隣接色3色 (WUB→UBR→BRG→RGW→GWU)
・5色
・混成マナ
の順番になっております。
GPT等でソートする場合は、2色、3色、混成マナ、その他 に分けると早いかと。
--------------------------------
今週の東海イベント
--------------------------------
今週は土曜日にS-Cup、日曜日にはおいら主催のFinals Gateway予選が行われます。
5月16日(土)
S-Cup 4th: http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/27.html
5月17日(日)
Finals Gateway予選: http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/13.html
皆様、よろしくお願いいたします。東海wikiもよろしくです。
--------------
それでは今週の問題。
問1
かたならし○×。
「全てのフェイズには、ステップが存在する。」
○か×か?
問2
「アラーラ再誕のカードは全て金色なのに、"gold" と付く名前のカードはないよね。」
という小ネタを披露するプレイヤーAと、
「それをいうなら "gold" と名がつくカードに金色のカードは無いぞ。」
という小ネタで返すプレイヤーBが、いつものゲームをしている。
プレイヤーAが《ボーラスの奴隷/Slave of Bolas》をプレイし、
プレイヤーBの《タルモゴイフ/Tarmogoyf》のコントロールを奪った。
ターン終了時に、《ボーラスの奴隷》の誘発型能力がスタックに乗ったところで、
Aはそれに《もみ消し/Stifle》をプレイした。
A「これでBの《タルモゴイフ》は、もう生け贄にしなくてもよいよね。」
B「いや、次のターン終了時までの命だな。」
AとB、どちらの主張が正しいか?
問3
3-1)
私は《加護の反射/Boon Reflection》をコントロールしている。
対戦相手は《恒久の拷問/Everlasting Torment》をコントロールしている。
私のターンのメインフェイズに、私は《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》をプレイした。
場に出たあとの誘発型能力を解決すると、私は何点のライフを得るか?
3-2)
私は《加護の反射/Boon Reflection》をコントロールしている。
対戦相手は《硫黄の渦/Sulfuric Vortex》をコントロールしている。
私のターンのメインフェイズに、私は《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》をプレイした。
場に出たあとの誘発型能力を解決すると、私は何点のライフを得るか?
3-3)
(3-1)、3-2)の理由を踏まえた上で)
対戦相手が《恒久の拷問》をコントロールしている。
私は森をコントロールしており、メイン・フェイズに《恭しき沈黙/Reverent Silence》を
代替コストでプレイしたいのだが、これは可能だろうか?
また、《恒久の拷問》ではなく、《硫黄の渦》であったとしたら、可能だろうか?
----
いつものように、回答は週明けにでも。
#iPod Touch を持っていることが多いのですが、
#それは主にオラクルを手元ですぐ見れるようにしているためです。
#で、このたび日本語にも対応させました。(→写真)
#ますます手放せなくなりそうです。
話は変わって。GPT新潟のシーズンが本格化してきました。
すでに板橋(5月4日)では行われていますが、
今週は5月17日に、大阪、金沢、室蘭の3会場で行われます。
国内GPT予定: http://tinyurl.com/gptjapan
こちらも参考にどうぞ。
-----------------
あと、アラーラ再誕のカードソートは、既にお気づきの方もおられますが
・友好色2色 (WU→UB→BR→RG→GW)
・敵対色2色 (WB→UR→BG→RW→GU)
・隣接色3色 (WUB→UBR→BRG→RGW→GWU)
・5色
・混成マナ
の順番になっております。
GPT等でソートする場合は、2色、3色、混成マナ、その他 に分けると早いかと。
--------------------------------
今週の東海イベント
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今週は土曜日にS-Cup、日曜日にはおいら主催のFinals Gateway予選が行われます。
5月16日(土)
S-Cup 4th: http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/27.html
5月17日(日)
Finals Gateway予選: http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/13.html
皆様、よろしくお願いいたします。東海wikiもよろしくです。
--------------
それでは今週の問題。
問1
かたならし○×。
「全てのフェイズには、ステップが存在する。」
○か×か?
問2
「アラーラ再誕のカードは全て金色なのに、"gold" と付く名前のカードはないよね。」
という小ネタを披露するプレイヤーAと、
「それをいうなら "gold" と名がつくカードに金色のカードは無いぞ。」
という小ネタで返すプレイヤーBが、いつものゲームをしている。
プレイヤーAが《ボーラスの奴隷/Slave of Bolas》をプレイし、
プレイヤーBの《タルモゴイフ/Tarmogoyf》のコントロールを奪った。
ターン終了時に、《ボーラスの奴隷》の誘発型能力がスタックに乗ったところで、
Aはそれに《もみ消し/Stifle》をプレイした。
A「これでBの《タルモゴイフ》は、もう生け贄にしなくてもよいよね。」
B「いや、次のターン終了時までの命だな。」
AとB、どちらの主張が正しいか?
問3
3-1)
私は《加護の反射/Boon Reflection》をコントロールしている。
対戦相手は《恒久の拷問/Everlasting Torment》をコントロールしている。
私のターンのメインフェイズに、私は《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》をプレイした。
場に出たあとの誘発型能力を解決すると、私は何点のライフを得るか?
3-2)
私は《加護の反射/Boon Reflection》をコントロールしている。
対戦相手は《硫黄の渦/Sulfuric Vortex》をコントロールしている。
私のターンのメインフェイズに、私は《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》をプレイした。
場に出たあとの誘発型能力を解決すると、私は何点のライフを得るか?
3-3)
(3-1)、3-2)の理由を踏まえた上で)
対戦相手が《恒久の拷問》をコントロールしている。
私は森をコントロールしており、メイン・フェイズに《恭しき沈黙/Reverent Silence》を
代替コストでプレイしたいのだが、これは可能だろうか?
また、《恒久の拷問》ではなく、《硫黄の渦》であったとしたら、可能だろうか?
----
いつものように、回答は週明けにでも。
Answer: Friday Magic Quiz. [09-14A]
2009年5月18日 FMQ#ある質問に対して回答をつける場合、回答者は質問の内容をくみ取ることは必要ですが、
#質問者の意図まで推し量るべきでしょうか?
#私個人としては、そこまでする必要なないと考えます。
#イイカゲンな質問では、いい加減な回答しか得ることはできないのですから。
回答の方向性が間違っているならば、質問者は再質問するべきかと。
その繰り返しによって理解が深まれば良いと考えています、という個人的な意見。
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5月17日(日)のFinals Gateway予選は、33名の参加がありました。ありがとうございました。
デッキリストの登録をしてなかったので、デッキ分布や上位のデッキリストの公開はありませんが、
優勝したデッキリストは以下のDNにあるようです。ご参考まで。
http://faerie.diarynote.jp/200905172238086289/
トイボックス(もしくはツールボックス)っぽい雰囲気ですね。
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それでは、先週の回答ー。
問1
かたならし○×。
「全てのフェイズには、ステップが存在する。」
○か×か?
×
メイン・フェイズにはステップが存在しない。(CR305.2)
……CRにはこんなことまで丁寧に書かれている、ということで。
問2
プレイヤーAが《ボーラスの奴隷/Slave of Bolas》をプレイし、
プレイヤーBの《タルモゴイフ/Tarmogoyf》のコントロールを奪った。
ターン終了時に、《ボーラスの奴隷》の誘発型能力がスタックに乗ったところで、
Aはそれに《もみ消し/Stifle》をプレイした。
A「これでBの《タルモゴイフ》は、もう生け贄にしなくてもよいよね。」
B「いや、次のターン終了時までの命だな。」
AとB、どちらの主張が正しいか?
Aが正しい。
《ボーラスの奴隷/Slave of Bolas》の効果は、ターン終了時に誘発する遅延誘発型能力を生成する。
期限が定められていない遅延誘発型能力は、1度しか誘発しない。(CR404.4b)
つまり、一度「生け贄に捧げる」という誘発型能力を《もみ消し/Stifle》などで打ち消すと、
その後は二度と誘発しない。したがって、Aの主張は正しい。
ちなみに、問題の状況では、Aが《タルモゴイフ/Tarmogoyf》のコントロールを得たままになる。
ただし、ターンが終わるとその《タルモゴイフ》は速攻を失う。
問3
3-1)
私は《加護の反射/Boon Reflection》をコントロールしている。
対戦相手は《恒久の拷問/Everlasting Torment》をコントロールしている。
私のターンのメインフェイズに、私は《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》をプレイした。
場に出たあとの誘発型能力を解決すると、私は何点のライフを得るか?
3-2)
私は《加護の反射/Boon Reflection》をコントロールしている。
対戦相手は《硫黄の渦/Sulfuric Vortex》をコントロールしている。
私のターンのメインフェイズに、私は《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》をプレイした。
場に出たあとの誘発型能力を解決すると、私は何点のライフを得るか?
3-3)
(3-1)、3-2)の理由を踏まえた上で)
対戦相手が《恒久の拷問》をコントロールしている。
私は森をコントロールしており、メイン・フェイズに《恭しき沈黙/Reverent Silence》を
代替コストでプレイしたいのだが、これは可能だろうか?
また、《恒久の拷問》ではなく、《硫黄の渦》であったとしたら、可能だろうか?
3-1)0点。
プレイヤーは《恒久の拷問》により、そもそもライフを得ない。
従って、得られるライフは0点。
3-2)0点。
《台所の嫌がらせ屋》の能力により、私は2点のライフを得るが、以下の2つの置換効果が働く。
a) 《加護の反射》による「代わりに2倍のライフを得る。」
b)《硫黄の渦》による「代わりにライフを得ない。」
これらの置換効果は好きな順番で適用できる。
が、どちらを先に適用しても、結局ライフを得なくなり、回復できるライフは0点となる。
3-3)
上2つをまとめると、《恒久の拷問》はゲームのルールを変更するが、
《硫黄の渦》はライフを得ることに対して作用する置換効果である。
《恭しき沈黙》の代替コストには、プレイヤーがライフを得ることが含まれている。
《恒久の拷問》の場合、プレイヤーがライフを得ることができないので、《恭しき沈黙》のコストが支払えない。
よって、プレイの手順を完了することはできず、プレイすることはできない。
《硫黄の渦》の場合、プレイヤーがライフを得る行為は認められるので、
《恭しき沈黙》を代替コストでプレイすることが可能である。
(もちろん、得られるライフは置換効果によって0点になる。)
-------------
そんなところで。
不定期更新、EDHのデッキ構築記事です。
EDHをたしなむ人も多くなっているようで、1ファンとしては喜んでいます。
EDHは基本的に多人数ゲームですので、通常とは戦略も大きくちがってきますが
そのあたりは別に書くとして。今回はデッキの主題についてです。
なお、EDHの基本的なルールは以下を参照のこと。
参考リンク
・おいら過去記事(やや古いので禁止カードのリスト等が異なります)
http://74598.diarynote.jp/200803121309400000/
・Official Elder Dragon Highlander (EDH) Rules
http://csclub.uwaterloo.ca/~geduggan/EDH_rules.html
・上記ルールの日本語訳(進藤さんによる)
http://logicwolf.sakura.ne.jp/magic/edh.html
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・構築へのアプローチ
EDHのデッキを組む、と言っても、100枚のデッキを日常的に組んでいるプレイヤーは
そういないでしょうし、ハイランダーではカードの選定も一苦労です。
そこで、ある程度の指針となるような方法をいくつかピックアップしてみました。
参考になれば幸いです。
・既存デッキを模倣する
一番簡単な方法は、既存のデッキを模倣することです。
もちろん、既存のデッキは60枚、サイドボードを含めても75枚ですから、
なんらかの水増しが必要です。一例を挙げて説明していきましょう。
まずはデッキレシピの捜索です。
今回はLMC217thの三原さんのデッキを模倣することにしましょう。
(→http://magicdailynews.com/20090518.html)
デッキの土地以外のスペル枚数は、37+15 = 52枚 です。
前回のコラムで土地は40枚と書きましたので、あと8枚ありますが、
それはフリースペースとして空けておきましょう。
2 モグの狂信者/Mogg Fanatic
4 運命の大立者/Figure of Destiny
4 白蘭の騎士/Knight of the White Orchid
4 包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander
3 イーオスのレインジャー/Ranger of Eos
2 目覚ましヒバリ/Reveillark
4 精神石/Mind Stone
3 栄光の頌歌/Glorious Anthem
4 幽体の行列/Spectral Procession
3 流刑への道/Path to Exile
4 復讐のアジャニ/Ajani Vengeant
3 ゴブリンの突撃/Goblin Assault
2 耳障りな反応/Guttural Response
2 火山の流弾/Volcanic Fallout
2 軍部政変/Martial Coup
1 神の怒り/Wrath of God
3 風生まれの詩神/Windborn Muse
1 ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender
1 炎族の先触れ/Flamekin Harbinger
これらのカードは1枚刺すことはできますが、EDHでは2枚以上入らないので、
2枚以上書いてあるカードは代用のカードを探すことになります。
ここでいう代用とは、
・役割が似通っている
・カードタイプが似通っている
・右上のコストが似通っている
カードを探していきます。もちろん、代用が効かないカードがいくつかありますが、
そのあたりはカードタイプ固定して、一つ多いor少ないコストを指定し、
データベースから探すと良いでしょう。
たとえば、4枚入っている《復讐のアジャニ/Ajani Vengeant》は
1《復讐のアジャニ/Ajani Vengeant》
1《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane》
1《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
1《チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar》
といった感じに代用します。
代用の難しいカードは、タイプと点数でみたマナ・コストを書いて空白にしておくのも手です。
1《運命の大立者/Figure of Destiny》
1《モグの狂信者/Mogg Fanatic》
1《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender》
4(1cc, クリーチャー)
余裕があるならば、データベースの捜索範囲をスタンダードからエクステンデッド、レガシーと
広げていきましょう。最初から全範囲で捜索すると、カード枚数が多すぎて確認しきれなくなります。
その後は、ジェネラルを決定して方針を固めます。
空白であったカードのスロットを埋め、デッキは完成です。
・ジェネラルの能力を活かす
EDHではジェネラルという特殊な存在があります。
最初にジェネラルを決め、その能力を活かしたカードを選んでいくのも一つの方法です。
例えば、《霧を歩むもの、ウリル》であればオーラ・カードに関するカードををたくさん詰め込みます。
《汚らわしき者バルソー》であれば、クリーチャーが自殺できたり、墓地に自動的に送ることが
できるようなカードをたくさん入れるべきです。
ジェネラルによって選び方は様々ですが、
「ジェネラルで殴って勝つ」
「ジェネラルによってアドバンテージを得て勝つ」
「ジェネラルがコンボ要素」
というように、ジェネラルの立ち位置をしっかり決めておくと良いでしょう。
・自分なりのテーマを持つ
上2つとも重なるのですが、自分なりのテーマがあるとカードの選択もしやすいです。
「とりあえずトークンを出す」
「他力本願」
「クリーチャーのみ」
などなど。
ちなみに、現在おいらが作成しているのは「土地以外みんな多色」だったりします。
----
他にもアプローチはあると思いますが、そんなところで。
楽しいEDHを!
Friday Magic Quiz. [09-15]
2009年5月22日 FMQ コメント (6)#スタンダードではあまり使われないのですが、
#エクステンデッドやレガシーではよく使われるカードを
#「《カード》は、下の環境では良く使用される。」と表現するか、
#「《カード》は、上の環境では良く使用される。」と表現するかによって
#その人の立ち位置が少しわかるような気がします。
共通していえるのは、スタンダードって、文字通りの"標準"なんですね。
あとは比較対象が標準より下か上か、という意志があるんじゃないかなー、と。
おいらですか?
「ヴィンテージでは~」「レガシーでは~」等、フォーマットの名前をきちんと言うようにしますね。
フォーマットに上も下も無いんですから。面白いゲームがあるだけで。
----------------------------
東海地区イベント情報
----------------------------
今週末はWaterforestさん主催のイベントが行われます。
5月24日(日)
WaterForestCup Vintage#12
http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/33.html#12
Finals Gateway予選#2
http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/32.html
よろしくお願いいたします。
--------------
それでは、今週の問題。
問1
かたならし○×。
「期間が明記されていない継続的効果は、ゲーム終了時まで持続する。」
○か×か?
問2
境界石を1ターン目にプレイしようとして、手の中に基本でない土地ばかりだったプレイヤーAと、
同じ3マナだからとオベリスクを使って、マナ事故を起こしているプレイヤーBがいつもの対戦をしている。
プレイヤーAは《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》と《不屈の随員/Dauntless Escort》、
それに《最高の時/Finest Hour》をコントロールしている。
A「じゃあ、《不屈の随員》で攻撃。《最高の時》でもう一回戦闘フェイズを得て、
《不屈の随員》をアンタップするね。」
B「ok。本体で受けて、えーと。5点?」
A「で、追加の戦闘フェイズで、《不屈の随員》と《クァーサルの群れ魔道士》で攻撃。」
B「賛美しないの?」
A「いいや。これでこのターン3体で攻撃したから、《風立ての高地/Windbrisk Heights》の
能力を起動して、取り除いていたカードをプレイするよ。」
さて、Aの主張は正しいか?
問3 (やや難・計算問題)
私は《魔力軟体/Manaplasm》と、《嵐の目/Eye of the Storm》をコントロールしている。
私のライブラリーは、上から
------------------------------
《捕らえられた陽光/Captured Sunlight》
《暴力的な突発/Violent Outburst》
《灰色熊/Grizzly Bears》
《灰色熊/Grizzly Bears》
・
・
(以下100枚ほど《灰色熊/Grizzly Bears》)
------------------------------
である。
私のターンの第1メイン・フェイズに、
《瀝青破/Bituminous Blast》を私の《魔力軟体》を対象にプレイした。
さて、誘発型能力やらコピーやらを解決しつづけ、スタックが空になるまで解決すると、
《魔力軟体》のP/Tは最終的にいくつになるだろうか?
ヒント:
《暴力的な突発/Violent Outburst》の+1/+0を忘れてはいけません。
----
いつものように、回答は週明けにでも。
Answer: Friday Magic Quiz. [09-15A]
2009年5月28日 FMQ コメント (5)#続唱スワンというのは従来のコンボデッキとは異なり、
#安易にマナ加速用の低マナ域の呪文を入れられないという欠点があると思います。
#にもかかわらず、現行のスタンダードではコンボデッキというのが皆無だったので、
#「アーキタイプとして意識下に置かれるようになった」点が評価につながるでしょう。
インスタントからでもコンボをスタートできるのが素晴らしいです。
それでは、先週の回答。
問1
かたならし○×。
「期間が明記されていない継続的効果は、ゲーム終了時まで持続する。」
○か×か?
×
呪文や能力の解決による継続的効果ならば、問題文の通りであっている。(CR418.3a)
しかし、継続的効果は常にオンになっている物も多い。
問題文の例外としては、《執拗なネズミ/Relentless Rats》などに見られるような、
デッキ構築ルールを変更する能力から生成される効果である。
これは単発的でなく、ゲームのルールを恒常的に変化させ、期間はゲームの終了時にとどまらない。
よって問題文には例外があるので、回答としては×になる。
#問題として不備があるので、あまり良くない。
#素直に「呪文や能力の解決によって生成された~」と書いておくべきだった。
問2
プレイヤーAは《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》と《不屈の随員/Dauntless Escort》、
それに《最高の時/Finest Hour》をコントロールしている。
A「じゃあ、《不屈の随員》で攻撃。《最高の時》でもう一回戦闘フェイズを得て、
《不屈の随員》をアンタップするね。」
B「ok。本体で受けて、えーと。5点?」
A「で、追加の戦闘フェイズで、《不屈の随員》と《クァーサルの群れ魔道士》で攻撃。」
B「賛美しないの?」
A「いいや。これでこのターン3体で攻撃したから、《風立ての高地/Windbrisk Heights》の
能力を起動して、取り除いていたカードをプレイするよ。」
さて、Aの主張は正しいか?
正しくない。
Aはこのターン、のべ3体のクリーチャーを攻撃させているが、実際に攻撃したのは2体である。
これは《風立ての高地》の条件である "if you attacked with three or more creatures this turn."
を満たさない。
従って、Aは《風立ての高地》の2番目の能力を起動できるが、結果として何も起こらない。
#あくまで起動はできることに注意。能力の解決時に条件を満たしていないので、なにも起きない。
問3 (やや難・計算問題)
私は《魔力軟体/Manaplasm》と、《嵐の目/Eye of the Storm》をコントロールしている。
私のライブラリーは、上から
------------------------------
《捕らえられた陽光/Captured Sunlight》
《暴力的な突発/Violent Outburst》
《灰色熊/Grizzly Bears》
《灰色熊/Grizzly Bears》
・
・
(以下100枚ほど《灰色熊/Grizzly Bears》)
------------------------------
である。
私のターンの第1メイン・フェイズに、
《瀝青破/Bituminous Blast》を私の《魔力軟体》を対象にプレイした。
さて、誘発型能力やらコピーやらを解決しつづけ、スタックが空になるまで解決すると、
《魔力軟体》のP/Tは最終的にいくつになるだろうか?
ヒント:
《暴力的な突発/Violent Outburst》の+1/+0を忘れてはいけません。
《嵐の目/Eye of the Storm》は処理のややこしいカードの1つである。おさらいすると、
・ソーサリーカードかインスタントカードがプレイされた時に、そのカードを取り除く。
・その後、それまでに取り除かれているカードが全てコピーされ、それらをプレイできる。
となる。また、《嵐の目》で作成されるコピーは、プレイされるので、コピーが続唱を持つ場合、
続唱は誘発する。また、プレイされるので、《魔力軟体》の能力も誘発する。
以下にスタックに積まれるオブジェクトを順番に書き出す。
ただし、《魔力軟体/Manaplasm》の誘発は省略し、常にスタックの一番上において
順次解決していくものとする。
--------------------------------------------------------------
スタック(数字はスタックに積まれた順番。取り除かれるものもある)
--------------------------------------------------------------
1:《瀝青破/Bituminous Blast》(オリジナル。取り除かれる。)
2: 続唱(1:のプレイによる誘発。)
3: 誘発《嵐の目/Eye of the Storm》、1:を取り除いてコピーをプレイ。
4: COPY《瀝青破/Bituminous Blast》。
5: 続唱(4: による誘発。→解決して、《捕らえられた陽光/Captured Sunlight》がめくれる
6: 《捕らえられた陽光/Captured Sunlight》(オリジナル。取り除かれる。)
7: 続唱(6: による誘発。)
8: 誘発《嵐の目/Eye of the Storm》、6: を取り除いて2つコピーをプレイ。
9: COPY《瀝青破/Bituminous Blast》。
10: COPY《捕らえられた陽光/Captured Sunlight》。
11: 続唱(9: による誘発)
12: 続唱(10: による誘発)→解決して、《暴力的な突発/Violent Outburst》がめくれる
13: 《暴力的な突発/Violent Outburst》(オリジナル。取り除かれる。)
14: 続唱(13: による誘発)
15: 誘発《嵐の目/Eye of the Storm》、13: を取り除いて3つコピーをプレイ。
16: COPY《瀝青破/Bituminous Blast》。
17: COPY《捕らえられた陽光/Captured Sunlight》。
18: COPY《暴力的な突発/Violent Outburst》。
19: 続唱(16: による誘発)
20: 続唱(17: による誘発)
21: 続唱(18: による誘発)
--------------------------------------------------------------
呪文をプレイすることによる誘発順番は好きに積むことができるので、上は一例。
(例えば、19: 20: 21: はどのように順番を並べ替えても良い)
プレイされる呪文をまとめると、
・《瀝青破》は、コピーを含めて4回プレイされる。
→続唱は4回誘発するが、1つは《捕らえられた陽光》がめくれ、他は《灰色熊》がめくれる。
・《捕らえられた陽光》は、コピーを含めて3回プレイされる。
→続唱は3回誘発するが、1つは《暴力的な突発》がめくれ、他は《灰色熊》がめくれる。
・《暴力的な突発》は、コピーを含めて2回プレイされる。
→続唱は2回誘発し、2つとも《灰色熊》がめくれる。
《魔力軟体》の誘発を考えると、
(5x4+2x3)+(4x3+2x2)+(3x2+2x2)= 52 → +52/+52。
さらに、《暴力的な突発》がコピーの1つだけ解決されるので、+1/+0。
結局、《魔力軟体》は 54/53 になる。
----
そんなところで。
Friday Magic Quiz. [09-16]
2009年5月29日 FMQ#MOでAAARRRのシールド戦をちょこちょこやっているのですが、
#色ごとにソートすると、大量に金色のカードの列ができてしまい、
#何がどこにあるやらわからなくなってしまうのが不便です。
現実のカードにソート機能が無くてよかった。
----------------------
今週のイベント
----------------------
東海では土曜日にS-Cup、
日曜日はGPT新潟/GPTサンパウロ、それに桑名でFinals Gateway予選が開かれます。
5月30日(土)
・S-Cup 5th http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/28.html
5月31日(日)
・GPT新潟 http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/14.html
・GPTサンパウロ(上と同会場) http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/15.html
・Finals Gateway予選@桑名 http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/42.html
皆様、よろしくお願いいたします。
---------------------
それでは今週の問題。
問1
かたならしというか日本語ってむずかしいね○×。
「対象が不正な呪文を、新たにスタックへ積むことができる。」
○か×か?
問2
土地事故が起こらないからと言う理由で土地40枚の続唱スワンを組み始めたプレイヤーAと、
土地を引きすぎて困るという理由で8ボーダーポストを組み始めたプレイヤーBが、
全然違うデッキでいつものゲームをしている。
プレイヤーBは《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》をコントロールしている。
プレイヤーAはそれを対象に《瀝青破/Bituminous Blast》をプレイし、
続唱能力を解決したところ、《火葬/Incinerate》がめくれた。
A「じゃあ、この《火葬》もその《台所の嫌がらせ屋》に。」
B「ok。とりあえず頑強で戻ってきて、2ライフ回復しとく。」
A「そのあとに、さっきの《瀝青破》があるから、そいつはもう一回墓地にいって、もう戻ってこないね。」
さて、Aの言い分は正しいか?
問3
私のコントロールする《灰色熊/Grizzly Bears》を対象に、
対戦相手が《流刑への道/Path to Exile》をプレイした。
《流刑への道》は解決され、《灰色熊》はゲームから取り除かれた。
さて、基本土地を探す部分で、私は以下のどの行動が取れるだろうか?
(複数回答可)
1)ライブラリーから基本土地を探し、タップ状態で場に出して、ライブラリーを切り直す。
2)ライブラリーから基本土地を探し、タップ状態で場に出して、ライブラリーを切り直さない。
3)ライブラリーから基本土地を探すが、「見つかりませんでした」と言って何も出さない。
その後、ライブラリーを切り直す。
4)ライブラリーから基本土地を探すが、「見つかりませんでした」と言って何も出さない。
その後、ライブラリーを切り直さない。
5)「基本土地は探しません。」と言って、ライブラリーを切り直す。
6)「基本土地は探しません。」と言って、ライブラリーを切り直さない。
----
いつものように、回答は来週にでも。
#色ごとにソートすると、大量に金色のカードの列ができてしまい、
#何がどこにあるやらわからなくなってしまうのが不便です。
現実のカードにソート機能が無くてよかった。
----------------------
今週のイベント
----------------------
東海では土曜日にS-Cup、
日曜日はGPT新潟/GPTサンパウロ、それに桑名でFinals Gateway予選が開かれます。
5月30日(土)
・S-Cup 5th http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/28.html
5月31日(日)
・GPT新潟 http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/14.html
・GPTサンパウロ(上と同会場) http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/15.html
・Finals Gateway予選@桑名 http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/42.html
皆様、よろしくお願いいたします。
---------------------
それでは今週の問題。
問1
かたならしというか日本語ってむずかしいね○×。
「対象が不正な呪文を、新たにスタックへ積むことができる。」
○か×か?
問2
土地事故が起こらないからと言う理由で土地40枚の続唱スワンを組み始めたプレイヤーAと、
土地を引きすぎて困るという理由で8ボーダーポストを組み始めたプレイヤーBが、
全然違うデッキでいつものゲームをしている。
プレイヤーBは《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》をコントロールしている。
プレイヤーAはそれを対象に《瀝青破/Bituminous Blast》をプレイし、
続唱能力を解決したところ、《火葬/Incinerate》がめくれた。
A「じゃあ、この《火葬》もその《台所の嫌がらせ屋》に。」
B「ok。とりあえず頑強で戻ってきて、2ライフ回復しとく。」
A「そのあとに、さっきの《瀝青破》があるから、そいつはもう一回墓地にいって、もう戻ってこないね。」
さて、Aの言い分は正しいか?
問3
私のコントロールする《灰色熊/Grizzly Bears》を対象に、
対戦相手が《流刑への道/Path to Exile》をプレイした。
《流刑への道》は解決され、《灰色熊》はゲームから取り除かれた。
さて、基本土地を探す部分で、私は以下のどの行動が取れるだろうか?
(複数回答可)
1)ライブラリーから基本土地を探し、タップ状態で場に出して、ライブラリーを切り直す。
2)ライブラリーから基本土地を探し、タップ状態で場に出して、ライブラリーを切り直さない。
3)ライブラリーから基本土地を探すが、「見つかりませんでした」と言って何も出さない。
その後、ライブラリーを切り直す。
4)ライブラリーから基本土地を探すが、「見つかりませんでした」と言って何も出さない。
その後、ライブラリーを切り直さない。
5)「基本土地は探しません。」と言って、ライブラリーを切り直す。
6)「基本土地は探しません。」と言って、ライブラリーを切り直さない。
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いつものように、回答は来週にでも。