#日本選手権は3日間の日程を無事終えたようです。
#参加したプレイヤーとスタッフの皆さんはお疲れ様でした。
#いよいよ9月29日からは新セットのプレリリースです。
#新しいカードについての記事もちらほらと出ているようで・・・
1つめー。
M;tGのフロアルールが更新されました。
適用は2007年9月20日からになります。
変更点は
・使用可能エキスパンションに、Lorwinブロックが追加
・9月1日付 禁止・制限カードの更新
が、主なものですが、一つだけ重要な更新が。
FR122.
(変更)
ゲーム中、サイドボードは見てはいけない。(呪文や能力の効果による例外はある)
という文章がなくなり、他のカードと区別できるかぎり、サイドボードをゲーム中に
見てよいことになりました。
これによるPGの変更や裁定ポリシーがどうなるかは不明です。
---------------------------------------------
2つめー。
Lorwinに出てくる新カードタイプ、Planeswalkerのルールが公開されました。
Lorwin FAQからの抜粋ということです。
(本文)http://www.wizards.com/default.asp?x=magic/planeswalkers/week4
ざらっと要点訳。
Planeswalkerというカードタイプ
・Planeswalkerは新しいカード・タイプである。
・Planeswalkerはソーサリーをプレイできるときにしかプレイできない。それは呪文として扱われる。
(《対抗呪文/Counterspell》などで打ち消すことができる)
・Planeswalker呪文が解決されると、それはあなたのコントローラー下で場に出る。それはパーマネントである。
・Planeswalkerはパーマネントなので、パーマネントに影響を与える効果を受ける。
(《名誉回復/Vindicate》で壊れる)
・Planeswalkerはクリーチャーでないので、クリーチャーに影響を与える効果は受けない。
Planeswalkerのサブタイプ
・Planeswalkerはサブタイプを持つ。それらは他のどのカードタイプのサブタイプとも独立したリストを持つ。
・同じサブタイプを持つPlaneswalkerが2つ以上場にある場合、それらを墓地におく。
これは状況起因効果である。(いわゆる『レジェンド・ルール』に似ている)
PlaneswalkerのLoyalty
・LoyaltyはPlaneswalkerのもつ特性である。Loyalty number はカードの右下隅に書かれている数字である。
・Loyaltyはパワー/タフネスといったものでは無い、新規の数値である。
・PlaneswalkerはLoyalty numberと同じ数のLoyalty counterが置かれた状態で場に出る。
・場にあるPlaneswalkerのLoyaltyは、上に乗っているLoyalty counterの数である。
印刷されたLoyalty numberは無視される。
・Planeswalkerがダメージを受ける場合、代わりにLoyalty counterを取り除く。(後述)
・Planeswalkerの能力を使用するたびに、Loyaltyが上下する。(後述)
Loyaltyが上下したなら、その数だけLoyalty counterを増減させる。
・PlaneswalkerのLoyaltyが0になったら、そのPlaneswalkerを墓地におく。これは状況起因効果である。
・場領域にないPlaneswalkerのLoyaltyは、それの右下隅に書かれている数字である。
Planeswalkerの能力
・LorwinのPlaneswalkerは、それぞれ3つの起動型能力を持つ。
・Planeswalkerの起動型能力は、そのコントローラーがソーサリーをプレイできる時にしかプレイできない。
・場に出たそのターンに起動することができる。
(クリーチャーではないので、いわゆる『召還酔い』の制限を受けない)
・1ターンに、どれか1つの能力を、1度のみ使うことができる。
(例えば1つ目の能力を使用したなら、3つあるどの能力も、このターンはプレイできない)
・起動型能力のコストとして、Loyalty counterの数を増減させる。コストを支払えない場合、
その能力はプレイできない。
([-8] とある場合、Loyalty counterが8個以上無いとプレイできない)
Planeswalkerと戦闘
・Planeswalkerはクリーチャーではないので、攻撃やブロックを行うことはできない。
・攻撃クリーチャー宣言ステップに、防御側プレイヤーがPlaneswalkerをコントロール
している場合、攻撃側プレイヤーは、各攻撃クリーチャーごとに、プレイヤーか
Planeswalkerのどちらを攻撃するかを指定する。
・攻撃クリーチャーがプレイヤーとPlaneswalkerのどちらを攻撃していようとも、
ブロック・クリーチャーの指定は通常時と同じように行う。
・戦闘ダメージステップは通常と同じように行われる。Planeswalkerに攻撃し、
かつブロックされなかったクリーチャーは、Planeswalkerへ戦闘ダメージを与える。
そしてLotalty counterをその数だけ取り除くことになる。
・Planeswalkerへ攻撃したクリーチャーがトランプルを持ち、かつブロックしているクリーチャーへの
致死ダメージ以上のダメージを割り振れる場合、それはPlaneswalkerへ割り振ることができる。
(トランプルとプレイヤーへのダメージの関係と同じ)
ただし、Planeswalkerから、さらに防御側プレイヤーへダメージが「踏み越える」ことはない。
(例:6/6トランプル持ちが、Loyalty counterが3個あるPlaneswalkerへ攻撃し、
防御側は1/1のクリーチャーでブロックしたとする。
攻撃側は1点をクリーチャーに割り振り、5点をPlaneswalkerへ割り振ることができる。
Loyalty counterを全部無くすには3点で十分だが、
1点(→クリーチャー)
3点(→Planeswaker)
2点(→防御側プレイヤー)
という割り振りはできない。 )
・Planeswalkerのコントロールが戦闘中に変わってしまった場合でも、そのPlaneswalkerに
攻撃したクリーチャーは、攻撃クリーチャーでありつづける。それをブロックすることもできる。
ブロックされなかった場合や、トランプルによる超過したダメージは、どこにも割り振られない。
Planeswalkerとダメージ
・戦闘ダメージではないあなたのコントロールする発生源からのダメージが
あなたの対戦相手に与えられる場合、あなたは対戦相手にダメージを与えるかわりに、
対戦相手のコントロールするPlaneswalkerへそのダメージを与えてもよい。
これは「移し変え」効果である。ダメージを受ける側が全ての置換・軽減効果を
好きな順番で適用するが、それをプレイヤーかPlaneswalkerのどちらに
与えるかを決めるのは、ダメージの発生源のコントローラーである。
・例)Planeswalkerを対象に《ショック/Shock》をプレイすることはできない。
・例)対戦相手を対象に《ショック/Shock》をプレイし、ダメージを与えた場合、
2点をプレイヤーに与えるか、代わりにそのプレイヤーがコントロールする
Planeswalkerに2点を与えるかを選ぶことができる。
・ダメージを分けて与えることはできない。例えば、《ショック/Shock》を1点はプレイヤー、
1点はPlaneswalkerといったようなことはできない。
・あなたのコントロールする発生源があなた自身にダメージを与える場合、Planeswalkerに
ダメージを移し変えることはできない。
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そんな感じで。
思ったことや湧き上がる疑問点をコメントに書いてくれると(ネタになって)うれしいです。
・・・金曜問題の回答は明日以降にでも。
#参加したプレイヤーとスタッフの皆さんはお疲れ様でした。
#いよいよ9月29日からは新セットのプレリリースです。
#新しいカードについての記事もちらほらと出ているようで・・・
1つめー。
M;tGのフロアルールが更新されました。
適用は2007年9月20日からになります。
変更点は
・使用可能エキスパンションに、Lorwinブロックが追加
・9月1日付 禁止・制限カードの更新
が、主なものですが、一つだけ重要な更新が。
FR122.
(変更)
ゲーム中、サイドボードは見てはいけない。(呪文や能力の効果による例外はある)
という文章がなくなり、他のカードと区別できるかぎり、サイドボードをゲーム中に
見てよいことになりました。
これによるPGの変更や裁定ポリシーがどうなるかは不明です。
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2つめー。
Lorwinに出てくる新カードタイプ、Planeswalkerのルールが公開されました。
Lorwin FAQからの抜粋ということです。
(本文)http://www.wizards.com/default.asp?x=magic/planeswalkers/week4
ざらっと要点訳。
Planeswalkerというカードタイプ
・Planeswalkerは新しいカード・タイプである。
・Planeswalkerはソーサリーをプレイできるときにしかプレイできない。それは呪文として扱われる。
(《対抗呪文/Counterspell》などで打ち消すことができる)
・Planeswalker呪文が解決されると、それはあなたのコントローラー下で場に出る。それはパーマネントである。
・Planeswalkerはパーマネントなので、パーマネントに影響を与える効果を受ける。
(《名誉回復/Vindicate》で壊れる)
・Planeswalkerはクリーチャーでないので、クリーチャーに影響を与える効果は受けない。
Planeswalkerのサブタイプ
・Planeswalkerはサブタイプを持つ。それらは他のどのカードタイプのサブタイプとも独立したリストを持つ。
・同じサブタイプを持つPlaneswalkerが2つ以上場にある場合、それらを墓地におく。
これは状況起因効果である。(いわゆる『レジェンド・ルール』に似ている)
PlaneswalkerのLoyalty
・LoyaltyはPlaneswalkerのもつ特性である。Loyalty number はカードの右下隅に書かれている数字である。
・Loyaltyはパワー/タフネスといったものでは無い、新規の数値である。
・PlaneswalkerはLoyalty numberと同じ数のLoyalty counterが置かれた状態で場に出る。
・場にあるPlaneswalkerのLoyaltyは、上に乗っているLoyalty counterの数である。
印刷されたLoyalty numberは無視される。
・Planeswalkerがダメージを受ける場合、代わりにLoyalty counterを取り除く。(後述)
・Planeswalkerの能力を使用するたびに、Loyaltyが上下する。(後述)
Loyaltyが上下したなら、その数だけLoyalty counterを増減させる。
・PlaneswalkerのLoyaltyが0になったら、そのPlaneswalkerを墓地におく。これは状況起因効果である。
・場領域にないPlaneswalkerのLoyaltyは、それの右下隅に書かれている数字である。
Planeswalkerの能力
・LorwinのPlaneswalkerは、それぞれ3つの起動型能力を持つ。
・Planeswalkerの起動型能力は、そのコントローラーがソーサリーをプレイできる時にしかプレイできない。
・場に出たそのターンに起動することができる。
(クリーチャーではないので、いわゆる『召還酔い』の制限を受けない)
・1ターンに、どれか1つの能力を、1度のみ使うことができる。
(例えば1つ目の能力を使用したなら、3つあるどの能力も、このターンはプレイできない)
・起動型能力のコストとして、Loyalty counterの数を増減させる。コストを支払えない場合、
その能力はプレイできない。
([-8] とある場合、Loyalty counterが8個以上無いとプレイできない)
Planeswalkerと戦闘
・Planeswalkerはクリーチャーではないので、攻撃やブロックを行うことはできない。
・攻撃クリーチャー宣言ステップに、防御側プレイヤーがPlaneswalkerをコントロール
している場合、攻撃側プレイヤーは、各攻撃クリーチャーごとに、プレイヤーか
Planeswalkerのどちらを攻撃するかを指定する。
・攻撃クリーチャーがプレイヤーとPlaneswalkerのどちらを攻撃していようとも、
ブロック・クリーチャーの指定は通常時と同じように行う。
・戦闘ダメージステップは通常と同じように行われる。Planeswalkerに攻撃し、
かつブロックされなかったクリーチャーは、Planeswalkerへ戦闘ダメージを与える。
そしてLotalty counterをその数だけ取り除くことになる。
・Planeswalkerへ攻撃したクリーチャーがトランプルを持ち、かつブロックしているクリーチャーへの
致死ダメージ以上のダメージを割り振れる場合、それはPlaneswalkerへ割り振ることができる。
(トランプルとプレイヤーへのダメージの関係と同じ)
ただし、Planeswalkerから、さらに防御側プレイヤーへダメージが「踏み越える」ことはない。
(例:6/6トランプル持ちが、Loyalty counterが3個あるPlaneswalkerへ攻撃し、
防御側は1/1のクリーチャーでブロックしたとする。
攻撃側は1点をクリーチャーに割り振り、5点をPlaneswalkerへ割り振ることができる。
Loyalty counterを全部無くすには3点で十分だが、
1点(→クリーチャー)
3点(→Planeswaker)
2点(→防御側プレイヤー)
という割り振りはできない。 )
・Planeswalkerのコントロールが戦闘中に変わってしまった場合でも、そのPlaneswalkerに
攻撃したクリーチャーは、攻撃クリーチャーでありつづける。それをブロックすることもできる。
ブロックされなかった場合や、トランプルによる超過したダメージは、どこにも割り振られない。
Planeswalkerとダメージ
・戦闘ダメージではないあなたのコントロールする発生源からのダメージが
あなたの対戦相手に与えられる場合、あなたは対戦相手にダメージを与えるかわりに、
対戦相手のコントロールするPlaneswalkerへそのダメージを与えてもよい。
これは「移し変え」効果である。ダメージを受ける側が全ての置換・軽減効果を
好きな順番で適用するが、それをプレイヤーかPlaneswalkerのどちらに
与えるかを決めるのは、ダメージの発生源のコントローラーである。
・例)Planeswalkerを対象に《ショック/Shock》をプレイすることはできない。
・例)対戦相手を対象に《ショック/Shock》をプレイし、ダメージを与えた場合、
2点をプレイヤーに与えるか、代わりにそのプレイヤーがコントロールする
Planeswalkerに2点を与えるかを選ぶことができる。
・ダメージを分けて与えることはできない。例えば、《ショック/Shock》を1点はプレイヤー、
1点はPlaneswalkerといったようなことはできない。
・あなたのコントロールする発生源があなた自身にダメージを与える場合、Planeswalkerに
ダメージを移し変えることはできない。
-------------------------------
そんな感じで。
思ったことや湧き上がる疑問点をコメントに書いてくれると(ネタになって)うれしいです。
・・・金曜問題の回答は明日以降にでも。