#週末はちょいと集会にいったり、
#風邪を引いて寝込んだりしていました。
#この時期の風邪は胃と腸に来るようですね。

皆様はお大事に。。
それでは先週の回答ー。

問1
「通常のシールド戦とは異なり、デッキリストを必要としないプレリリース・イベント
 では、デッキをマッチ毎に構築し直しても良い。」
○か×か?


× ただし、例外規定が存在する。

通常、プレリリースイベントであっても、リミテッド形式のフロアルールに従うので
大会中は、最初に構築したデッキの構成を変えてはいけない。

だが、PG115. に以下のようにある。

   プレリリース・トーナメントでは、マッチとマッチの間にデッキ構成を
  変えることが認められる場合もある。この例外規定は、公式なプレリリース・
  イベントでトーナメント主催者が認めた場合にのみ適用されうる。プレリリー
  スでは、この規定を用いるかどうかスタッフに確認すること。

プレリリースでは上のように認められることがある。
ただし、主催者ならびにスタッフの確認を取ること。(あくまで例外規定)

 
問2
いつも愉快なデッキで見る者を魅了(くらくら)させるプレイヤーAとBが対戦している。
どうやら今日はレガシー構築のようだ。
プレイヤーBがうんざりした表情でプレイヤーAのプレイした《Shahrazad》を見ている。

B「まあ、それは良いか。サブゲームやろうぜ。」
A「大丈夫。数ターンで僕が投了するから。」
B「?」
A「さ、サブゲームやろっか。」

こうしてサブゲームは始まった。
プレイヤーAはサブゲーム中に《遍歴のカゲロウ獣/Errant Ephemeron》を待機させ、
その時間カウンターが1個になった時に投了した。

B「いいのか? まだそっちのライフは十分あるのに。」
A「いいの。これはサブ。メインゲームで勝てばいいんだから。」

そう言って、メインゲームに戻るときに、ふと、プレイヤーBが気づいた。

B「その、待機状態の《遍歴のカゲロウ獣/Errant Ephemeron》ってどうなるんだ?」
A「それはね……」

さて、どうなるだろうか? Aになりかわって答えて欲しい。


メインゲームでも待機状態のまま。

サブゲームを作り出すややこしいカードには、きっちりCRの項目がある。

  506.6. サブゲーム終了時、どのプレイヤーも、自分の所有するオブジェクト
  でサブゲームに持って来られたものすべてをメインゲームのライブラリーに
  置き、シャッフルする。サブゲームで取り除かれたカードはメインゲームの
  ライブラリーには入らず、メインゲームから取り除かれたものとして扱う。

というわけで、サブゲームで取り除かれた《遍歴のカゲロウ獣/Errant Ephemeron》
は、サブゲームが終わったとしても、メインゲームから取り除かれたものとして扱われる。
さて、この《遍歴のカゲロウ獣/Errant Ephemeron》は、時間カウンターが乗っていて
かつ、ゲームから取り除かれた状態である。
つまり、これは「待機状態」になっているのだ。

そして、メインゲームに戻っても普通に待機能力は働く。

問3
WofC公式サイトの未来予知プレビューは、とってもクールでイカス(死語埋葬済み)
カードが毎日公開されているわけですが、その中でも頭痛がするカードがこれ。

   Yixlid Jailer
   {1}{B}
   Creature -- Zombie Wizard
   Cards in graveyards lose all abilities.
   2/1

これが場にあるときに以下の問いに答えよ。論拠は現行CRでかまわない。

3−1)
私の墓地には《獣群の呼び声/Call of the Herd》がある。
これをフラッシュバック・コストを支払ってプレイできるか?

3−2)
《石臼/Millstone》の起動型能力を解決中に、《ガイアの祝福/Gaea’s Blessing》が
ライブラリーから墓地に置かれた。
《ガイアの祝福/Gaea’s Blessing》は誘発するか?

3−3)
私は《彩色の星/Chromatic Star》の能力を起動し、《彩色の星》を生け贄にささげた。
誘発型能力によってカードを1枚引くことはできるか?

3−4)
《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus》のタフネスが0以下になり、
状況起因効果のチェックを迎えた。
《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus》は最終的にどの領域に行くか?

3−5)
墓地にカードが数枚置かれている状態で、私は《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will》をプレイした。
私は墓地のカードをプレイできるだろうか?


3−1)プレイできない。
フラッシュバックは2つの能力からなるが、プレイに関する能力は、
墓地にあるときに働く常在型能力である。
《Yixlid Jailer》が場にある場合、墓地にあるカードの能力は全て失われるので、
この能力は働かず、従ってプレイできない。

3−2)誘発しない。
ライブラリーから墓地にこのカードが置かれた場合、この能力は誘発するが、
墓地に置かれたときには能力が失われている。なので、誘発することはない。

3−3)引ける。(誘発する)
上の問題とはことなり、これは場から離れたときに誘発する能力である。
つまり、誘発するのは場領域から離れた時なので、墓地に落ちてから誘発がチェック
されるわけではない。(CR410.10c)

3−4)ライブラリー領域
これは単純だろう。《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus》は、
墓地に置かれる「代わりに」ライブラリーに混ぜ入れられるので、
《Yixlid Jailer》があろうが無かろうが関係がない。

3−5)プレイできる。
一番単純なことを考えてみよう。
墓地に能力の無いカード・・・たとえば《灰色熊/Grizzly Bears》があった場合、
《ヨーグモスの意志/Yawgmoth’s Will》をプレイしたあとでも、《灰色熊/Grizzly Bears》
をプレイすることができる。

能力を失う、とは、カードの名前やマナ・コスト、カードタイプ等が失われることではない。
墓地での能力を失っているからといって、《爆片破/Shrapnel Blast》などの
追加コストが必要なカードは、追加コストを支払わないとプレイできない。
(理由は各自考えること)

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そんなところで。

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