#寒さが本格的になり、鍋の美味しい季節になりました。
#普通は鍋って多人数でやるものだとおもうんですが、
#一人鍋っていうメニューはどうなんだろうと思うこのごろ。

ああ、鍋焼きうどんか。(違

それでは先週の回答ー

問1

かたならし○×。

「公認大会のドラフトで、3パックを全てピックするのに与えられる時間は、
 20分以上である。」

○か×か?


×

ブースター・ドラフトの制限時間は以下の通り。(UTR74.)

#cards/ time
15-13 / 35sec.
12-10 / 25sec.
9- 7 / 20sec.
6- 5 / 10sec.
4- 2 / 5sec.
1 / N/A

これとは別に、パックとパックの間の確認時間に60sec.
というわけで3パックのピックにかけられる時間は、

(35x3 + 25x3 + 20x3 + 10x2 + 5x3) x3 + 120 = 945 sec. = 15.75 min.

つまり15分強となる。

しかし、現実のドラフト・コールでは、アナウンスが逐次入るので
ピックが全て終わるには、延べ+10分ほどの時間がかかることになる。

問2
Finalsに出ることはまだ決定していないのに、会場付近の施設を
調べるのに余念が無いプレイヤーAとBが、いつもの試合をしている。

試合のほうはプレイヤーAのキスキン・デッキが速い展開をみせ、
プレイヤーBのライフを大半削っている。

対するプレイヤーBは《敵愾/Hostility》を出すのがやっとのこと。
しかし、プレイヤーBはあるカードを引き、にやりと笑った。

B「そっちの残りライフはいくつ?」
A「18。」
B「よし、なら《焼夷の命令/Incendiary Command》をプレイ。
 モードは1番目と2番目だ。」
A「・・・こっちのクリーチャーは全滅か。手札では何もできないし。」
B「うむ、で、4点分のダメージは《敵愾/Hostility》のトークンになる。」
A「3/1だっけか。なら、12点と《敵愾/Hostility》で6点やね。」
B「計18点だ。な、俺の勝ちだろ?」

さて、本当にそうだろうか?


残念ながら、そうはならない。

《焼夷の命令/Incendiary Command》に書いている順番で、選んだモードが解決される。
ということは

 1)「プレイヤーAに4点のダメージを与える」
 2)「全てのクリーチャーに2点のダメージを与える」

の順番で解決される。しかし、《敵愾/Hostility》によって、
1)の効果は置換され、ダメージの代わりに3/1のトークンが出てくる。

この後、2)の効果が解決されるので、トークンは2ダメージを受けて一掃されてしまう。

#《敵愾/Hostility》の2番目の能力が、誘発型能力であれば良かったのだが・・・

 
問3
とある試合でのこと。

私のライフはマイナス5点である。

負けているって? いやいや。私はちゃんと《白金の天使/Platinum Angel》を
コントロールしているので、このライフの値は間違いない。そしてゲームは続いている。

ところが、私の対戦相手は、《爆破/Detonate》を私の《白金の天使》にプレイしてきた。
そこで私はこの《爆破/Detonate》の解決前に、《天使の嗜み/Angel’s Grace》をプレイした。

さて・・・このターン、私は《天使の嗜み》の効果で負けることは無い。

では、《爆破/Detonate》を解決後の、私のライフはいくつだろうか?
私は無事に次のターンを迎えることができるだろうか?


マイナス12点。
つまり私は、《天使の嗜み/Angel’s Grace》の効果が終了すると敗北する。


《爆破/Detonate》により、私の《白金の天使/Platinum Angel》は破壊され、
私は7ダメージを受けることになる。

このとき、マイナス5点から7点のダメージを受けるわけだが、
《天使の嗜み/Angel’s Grace》のテキストには以下のように書かれている。

   Until end of turn, damage that would reduce your life total to less than 1
    reduces it to 1 instead.

鍵は「あなたのライフの総量を1点未満に減少させるダメージ〜」というくだりである。
この問題例の場合、すでにダメージを受ける前でライフの総量は1点未満である。
なので、この効果は単に何もしない。

私は《天使の嗜み/Angel’s Grace》の効果で敗北することはないが、
効果の切れたときが、命運尽きるときである。

-----------------
そんなところで。

Friday Magic Quiz. [07-43]

2007年12月7日
#世界選手権が始まっています。
#今日(金曜日)が終わる頃には、スタンダードが終了しているはずですので、
#また国内ではFinals予選に向けたメタがくるっと一回りしそうな予感がします。
#まあそれはともかく、出場している選手にはがんばってもらいたいところです。

http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/worlds07/welcome
カバレッジはこちら。

そして今週末のプレミア・イベント情報〜

12月 8日 (土曜日)
09:30 LIMITS地区予選@東海
09:50 PTQクアラルンプール@長野
10:00 PTQクアラルンプール@大阪

12月 9日 (日曜日)
09:45 FINALS予選@近畿A
09:50 FINALS予選@沖縄

受付時刻には注意してくださいね。
ぎりぎりに行こうとすると、人数制限がかかって出られなくなるかもしれません。

 

それでは、今週の問題ー。

問1
かたならし○×。

「プレーンズウォーカーも裏向きになれる。」

○か×か?

 
問2

なんとかして価値の薄いレアカードをデッキに投入しようとして、
日々のデッキ構築を行っているプレイヤーAとBがいつもの試合をしている。

さて、場にはプレイヤーBが無謀にも《生命と枝/Life and Limb》を場に出している。

プレイヤーAは、自分のコントロールする《灰色熊/Grizzly Bears》と、
《森林の変わり身/Woodland Changeling》を対象に、
《ヴェリズ・ヴェルの刃/Blades of Velis Vel》をプレイした。

それぞれのパワー/タフネスの値はいくつになるか?

 
問3

(まずは直感だけで答えを出して欲しい。)

ある試合のこと。

私は《ラースの灼熱洞/Furnace of Rath》をコントロールしている。

対戦相手は《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》をコントロールしており、
上にある忠誠カウンターは9個である。

3−1)私は1/1のゴブリン・トークンを多数コントロールしている。
《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》に攻撃するとし、全ての忠誠カウンターを取り除くには、
最低何体の1/1ゴブリン・トークンで攻撃しなくてはならないだろうか?

3−2)私の手札は《火葬/Incinerate》が4枚ある。
《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》の上にある全ての忠誠カウンターを取り除くには、
最低何枚の《火葬/Incinerate》をプレイすればよいだろうか?

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いつものように、回答は週明けにでも。
#週末はFinals予選@大阪で、スタッフをやらせてもらいました。
#ヘッドジャッジだということを聞かされたのは当日でしたが。
#参加者数は200人きっちりでした。人数の多さと会場の関係など、
#よい経験になったと自分では思います。

サイドイベントの双頭巨人戦・ドラフトは結構な盛況ぶり。
よく考えると、8人ドラフトよりも短時間で終わるんですよね、この方式。

(ドラフトのピックに時間はかかるが、2回戦かつ1本制のため)

それでは、先週の回答ー。

問1
かたならし○×。

「プレインズウォーカーも裏向きになれる。」

○か×か?




場にあるプレインズウォーカーはパーマネントである。
パーマネントならば、それには位相があり、
「アンタップ/タップ」、「非反転/反転」、「表向き/裏向き」
のそれぞれについていずれかの状態である。(CR510)

なので、位相が裏向きのプレインズウォーカーは(CR的に)ありうる。

 
具体的なカードを用いて作成しようとするならば、
《マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice》でアーティファクトでもあるようにし、
《機械の行進/March of the Machines》でクリーチャーでもあるようにした後に、
《イクシドロン/Ixidron》でも出して裏返しにするくらいだろう。

#もちろん、この方法でパーマネントは全て裏返しにできてしまう。

 
問2
なんとかして価値の薄いレアカードをデッキに投入しようとして、
日々のデッキ構築を行っているプレイヤーAとBがいつもの試合をしている。

さて、場にはプレイヤーBが無謀にも《生命と枝/Life and Limb》を場に出している。

プレイヤーAは、自分のコントロールする《灰色熊/Grizzly Bears》と、
《森林の変わり身/Woodland Changeling》を対象に、
《ヴェリズ・ヴェルの刃/Blades of Velis Vel》をプレイした。

それぞれのパワー/タフネスの値はいくつになるか?


どちらも 3/1

どちらのクリーチャーも、《ヴェリズ・ヴェルの刃/Blades of Velis Vel》によって
全てのクリーチャー・タイプを得る。
それは苗木でもあるので、《生命と枝/Life and Limb》によって森の土地でもある。

ここまでが第4種(タイプ変更効果)の処理である。

では、第6種(パワー・タフネス変更効果)の処理に移ろう。

《ヴェリズ・ヴェルの刃/Blades of Velis Vel》と、《生命と枝/Life and Limb》の
第6種の効果は、いずれも第6b種である。なので、タイムスタンプ順に処理される。
つまり、どちらのクリーチャーも、1/1になった後で+2/+0の修整を受けて、
3/1となる。

最終的な特性は以下の通り。《灰色熊》を例にあげる。

 名前:《灰色熊/Grizzly Bears》
 マナ・コスト:{1}{G}
 タイプ: クリーチャー・土地 -- (全てのクリーチャー・タイプ)・森
 テキスト:なし
 P/T : 3/1

 
問3
ある試合のこと。

私は《ラースの灼熱洞/Furnace of Rath》をコントロールしている。

対戦相手は《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》をコントロールしており、
上にある忠誠カウンターは9個である。

3−1)私は1/1のゴブリン・トークンを多数コントロールしている。
《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》に攻撃するとし、全ての忠誠カウンターを取り除くには、
最低何体の1/1ゴブリン・トークンで攻撃しなくてはならないだろうか?

3−2)私の手札は《火葬/Incinerate》が4枚ある。
《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》の上にある全ての忠誠カウンターを取り除くには、
最低何枚の《火葬/Incinerate》をプレイすればよいだろうか?


素直に考えると以下のようになるだろう。

「《ラースの灼熱洞/Furnace of Rath》でダメージが倍になるのだから、
 1)はトークンが5体いれば10点与えられる。
 2)も同じように、2枚あれば12点いくだろう。これでどっちも9個の忠誠カウンターを除ける。
 だから、1)5体 2)2枚 。」

 
 
・・・残念ながらそう甘くない。

 《ラースの灼熱洞/Furnace of Rath》のオラクルは以下の通り。

  If a source would deal damage to a creature or player, it deals double
  that damage to that creature or player instead.

つまり、プレインズウォーカーに与えられるダメージは、《ラースの灼熱洞》による
恩恵を受けることが無い。

したがって、3−1)では最低9体の1/1トークンが必要である。

3−2)については、もう少し考えが要る。

《火葬/Incinerate》をプレイして《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》の忠誠カウンターを
減らそうとする場合、まずはそのコントローラーへ《火葬/Incinerate》をプレイし、
ダメージを与える際に「では代わりに《ジェイス・ベレレン》へ与えます」という選択を
しなくてはならない。(CR212.9g)

では、実際に上の問題の状況で《火葬/Incinerate》のダメージを解決しよう。
置換効果が同時に適用される。

  i)《ラースの灼熱洞/Furnace of Rath》による置換効果
  ii) プレインズウォーカーへの移し変え効果

この順番を選択するのは対戦相手である。(《火葬》をプレイした側ではない)
仮にi)を先に適用することを選んだとする。この場合、ダメージは2倍になり、
さらにまだii)を適用することができるので、《火葬》をプレイした側は
プレインズウォーカーへの移しかえを行うことを選べばよい。

逆に、先にii)を適用すると、《火葬》をプレイした側がプレインズウォーカーへの
移しかえを行うと、すでにそれは「クリーチャーかプレイヤーにダメージを与える」
ことにならないために、i)は適用されることが無くなる。

つまり、(賢明なプレイヤーならば)常にii)を先に適用することを選ぶので、
《火葬》1枚では、忠誠カウンターを3つしか減らすことができない。
なので、3−2)では3枚の《火葬》が最低必要である。

--------------------------------------------
《ラースの灼熱洞/Furnace of Rath》に関して、ただ単に「ダメージを2倍にする」
という認識でいると間違ってしまう。このようなのは先入観でしかないので、
何かを判断するときは(経験も重要ではあるが)先入観はまず切って捨てるべきである。

--------------------------------------------
とはいえ、ローウィンが発売されるまでは、ダメージを受けるべきものが
クリーチャーかプレイヤーでしかなかったので、過去のカードにプレインズウォーカーへ
の認識を正常に対処せよ、というのは無理があると感じる。
ごく最近のカード、未来予知の《紅蓮術士の刈り痕/Pyromancer’s Swath》でも
おなじようなことが起こる。このようなカードは他にも多数存在する。

--------------------------------------------
そんなところで。
 #以下の16個から8つを選ぶ。(以下略

 
Finals予選@大阪 で良く聞かれたルール的なことをつらつらと。

------------------------------------------------
1)ローウィンの(青・赤・緑・黒)命令

ローウィンの命令/Command サイクルにおいて、白以外の4つの命令は、
モードの選び方によって対象を取らなかったり、単一の対象だったり、
複数の対象を取ったりする。

結論を先に言うと、
「解決時に全ての対象が不正な場合、その呪文や能力は打ち消される。」(CR413.2a)
ので、その呪文がいくつの対象を取っているか、ということが重要になる。

実際にあった例を挙げよう。

プレイヤーAは《原初の命令/Primal Command》を、
2番目(クリーチャーでないパーマネントをライブラリーの一番上に置く)と
4番目(ライブラリーからクリーチャー・カードを探して手札に加える)の
モードを選択し、対戦相手(B)の《樹上の村/Treetop Village》を対象にした。
Bはこれに対応して《樹上の村》の能力を起動し、クリーチャーにした。

この後、Aの《原初の命令/Primal Command》の解決を行うとどうなるだろうか?

この《原初の命令》は全ての対象が不正となっているので、打ち消されてしまう。
つまり、Aはライブラリーからクリーチャーを探すこともできない。

このように、モードの選び方によって対象の数が異なる場合には、
その全ての対象が不正であるかどうかが鍵になる。

緑と黒の命令は必ず1つ以上の対象がある。いくつあるかはモードにより異なる。
青と赤の命令に関してはモードの選び方によって対象を取ったり取らなかったりする。
白の命令は常に対象を選ばない。(全てのモードについて対象を選ぶことが無い)

------------------------------------------------
2)秘匿土地が場から離れる

世界選手権でも使われていた《背骨岩の小山/Spinerock Knoll》を始めとする、
秘匿能力を持つ土地について。

プレイヤーAは《背骨岩の小山》をコントロールしており、1枚のカードが裏向きに
取り除かれている。対戦相手(B)は《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》を
プレイし、結果として《背骨岩の小山》は手札に戻ることになった。

さて、Aが取り除いたカードはどうなるだろうか?

このカードは裏向きに取り除かれた状態であるため、もう誰もその表を確認することができない。
また、ゲーム終了時にその表をBに公開する必要は無い。
(ローウィンFAQにも一部書かれている)

もう一歩踏み込んでみよう。

Aがこのターン中にBへ7点のダメージをすでに与えており、《背骨岩の小山》の2番目の能力
を起動したとする。この能力の解決より前に、Bが《造物の学者、ヴェンセール》をプレイして、
《背骨岩の小山》が場から手札に戻ったとしよう。
能力の解決時に、裏向けのカードはプレイできるだろうか?

これはプレイすることが可能である。能力の解決時に、「取り除かれていたカード」を
探すことができるからだ。(この場合は最後の情報(LKI)を利用している)

------------------------------------------------
3)土地渡り

Aは以下のパーマネントをコントロールしている。

  《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess》(忠誠カウンターは3個)
  《骸骨の変わり身/Skeletal Changeling》
  《森/Forest》x4
  《沼/Swamp》x3

Bは森渡りをもつ《ボガートの丸太運び/Boggart Loggers》で、Aの《リリアナ・ヴェス》
に攻撃を行った。さて、Aは《骸骨の変わり身》で、これをブロックできるだろうか?

・・・できる、と答えた人は間違い。この例ではブロックできない。

そもそも、土地渡りの定義は以下のように書かれている。

   土地渡りや氷雪土地渡りは回避能力である。土地渡りを持つクリーチャーは、
   防御プレイヤーが指定されたサブタイプ、もしくは特殊タイプの土地を一つでも
   コントロールしている限りブロックされない。 (CR502.6b)

ここで引っかかるのが「防御プレイヤー」という言葉である。
プレインズウォーカーはプレイヤーではないので、防御プレイヤーは存在せず、
したがって森をコントロールしていたとしても、森渡りのクリーチャーはブロック可能である
という考えがあるのだろうが、それは完全に間違っている。

   クリーチャーの、防御プレイヤーを参照する効果は、そのクリーチャーが攻撃している
   防御プレイヤーまたはそのクリーチャーが攻撃しているプレインズウォーカーの
   コントローラーだけを参照する。(CR308.1)

なので、この場合は森渡りの「防御プレイヤーが森をコントロールしているかどうか?」
という質問は、「《リリアナ・ヴェス》をコントロールしているプレイヤーが森をコントロール
しているかどうか?」という質問に代わる。もちろん答えは「イエス」であり、
したがってBの《ボガートの丸太運び》はブロックされない。

 
土地渡りについてもう一つ。
双頭巨人戦においても、土地渡りは比較的有効に働く。なぜならば、

  「防御プレイヤー」を参照する、単発的効果や特性定義能力は、両方の防御プレイヤーでは
  なく、いずれか1人の防御プレイヤーを参照する。その効果あるいは特性定義能力のコント
  ローラーが、どちらのプレイヤーを参照するかを決定する。「攻撃プレイヤー」を参照する
  場合も同じである。それ以外のあらゆる場合において、「防御プレイヤー」は防御プレイヤー
  の両方を指す語として用いられる。(CR606.7a)

とあるので、2人のうちどちらかが該当する土地をコントロールしていた場合、
そのクリーチャーは、ブロックされなくなる。

----------------------------------------------------
そんなところで。

おまけ)

先週末のFINALS予選@大阪のサイドイベント、双頭巨人戦ドラフトにて。

双頭巨人戦のドラフトピックのやり方を説明するおいら。

おいら「・・・はい、じゃ実際にピックしましょう。パックを開封してください。」

(がさがさがさ)

おいら「では、そのうち2枚をピックしてください。
    16枚目のボーナスカードは目の前において、分けておいてくださいね。」

あるチーム「なるほど、これが双頭巨人戦ですか。」

おいら「???」

不思議に思ってそのチームのピックしたカードを見ると、

 
  《豪腕のブライオン/Brion Stoutarm》
  《雷雲のシャーマン/Thundercloud Shaman》


 
誰がうまいこと言えと(w

----------------------------------------
#Finals予選も佳境に入ってきました。もう来週末には本戦です。
#一年の締めくくりでStandardのメタを固める意味合いもあるのですが、
#個人的な興味はExtendedと、全カード・ドラフトだったりします。
#特に全カード・ドラフトは、種族シナジーが不自由なので、
#どのように工夫してピックするかが重要かと思います。

ま、第1ピックは間違いなく《鏡の精体/Mirror Entity》なんでしょうけど。

今週の予選とか。

12月 15日 (土曜日)
09:30 FINALS予選@東海 (スタッフするですよー)
09:30 LIMITS地区予選@東北
09:40 FINALS予選@関東A
10:15 FINALS予選@近畿B

12月 16日 (日曜日)
09:30 FINALS予選@関東B
09:30 FINALS予選@東北B
09:50 FINALS予選@九州B
10:00 FINALS予選@甲信越
10:20 FINALS予選@中国B

 
あと、16日(日)は、おいら主催イベント、C.B.L 10th です。

   C.B.L. - 10th -
  
  日時: 12月16日(日)
  フォーマット:レガシー(認定・K値16・REL『一般』)
  形式:スイス式4〜5回戦のみ。決勝シングルはありません。
  
  受付時間: 14:30〜15:00
  受付終了しだい、開始します。
  
  参加費:500円
  
  会場:Big Magic 名古屋矢場町店
  参考URI : http://www.bigmagic.net/~bigmagic/nagoya/

いつもの[HOME]から参照できるはずなのですが、ちょいとトラブってまして、
内容が前回(9th)のものになってます。上に書いているのが正しい情報です。

#お店にはちゃんとポスターを貼ってますので、是非直接お店に寄ってみて下さい。

それでは今週の問題ー

問1

かたならし○×。

「双頭巨人戦での手札決定時には、チームの第1プレイヤー(A1)がマリガンをしてから、
第2プレイヤー(A2)がマリガンを行う。」

○か×か?

 
問2

Finals予選0回戦ドロップを繰り返すプレイヤーAとBは、現在期末試験中である。
そんな日々の帰り道、ふとAはこんなことを言い出した。

A「僕がBへ《包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Tower》で攻撃したとする。」
B「ふむ。で、俺のクリーチャーはいない、と。」
A「そう。で、ダメージがスタックに乗っかった後で、」
B「俺は《眼腐りの終焉/Eyeblight’s Ending》でAのドランを倒す。」
A「うん。そうなるとダメージはいくつなんだろうね?」

Bに変わって答えて欲しい。

 
問3(難)

私がレガシー・フォーマットのジャッジをしている最中のことである。
プレイヤーから呼ばれてそのテーブルに行くと、こう聞かれた。

 P「《真髄の針/Pithing Needle》で《起源/Genesis》を指定できますか?」

3−1)
私はどう答えるべきだろうか?

3−2)
ご承知の通り、《真髄の針》で《起源》を指定しても、ほとんど意味は無い。
この事について、Pは知識があやふやだったのでジャッジを呼んだ。
では、『《真髄の針》で《起源》を指定しても、意味は無い』ことを知るためには、
Pはどのような質問をすべきだったか? 一つ例を挙げよ。

---------------
いつものように、回答は週明けにでも。

なお、今年の出題は来週の[07-45]でおしまいです。
このblogの更新も[07-45A]を書いたところで今年はおしまいにしようかと。
年末の企画は考えていません。何かしら書こうとは思っていますが・・・むー。
12月15日(土)に行われました、Finals予選@東海は、132名の参加がありました。

スイス・ラウンド9回戦を行った結果、上位10名が本戦への出場権利を獲得しております。

以下にTop10のデッキリストを公開します。
なお、プレイヤー名は伏せております。ご了承ください。

----------------------
decklist

Main
4《原初の命令/Primal Command》
4《雪崩し/Skred》
4《調和/Harmonize》
4《冷鉄の心臓/Coldsteel Heart》
4《北方行/Into the North》
3《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》
4《根の壁/Wall of Roots》
2《ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll》
1《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite》
3《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》
3《溶鉄の災難/Molten Disaster》

4《高地の森林/Highland Weald》
4《樹上の村/Treetop Village》
2《カープルーザンの森/Karplusan Forest》
2《ロノムの口/Mouth of Ronom》
1《占術の岩床/Scrying Sheets》
4《冠雪の森/Snow-Covered Forest》
7《冠雪の山/Snow-Covered Mountain》

Sideboard
2《活力/Vigor》
3《ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss》
4《硫黄破/Sulfurous Blast》
3《剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore》
2《クァーグノス/Quagnoth》
1《雲打ち/Cloudthresher》

----------------------

Main
2《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite》
2《雲打ち/Cloudthresher》
3《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4《根の壁/Wall of Roots》
3《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》
4《調和/Harmonize》
4《火葬/Incinerate》
4《北方行/Into the North》
2《溶鉄の災難/Molten Disaster》
4《雪崩し/Skred》

4《高地の森林/Highland Weald》
2《カープルーザンの森/Karplusan Forest》
3《ロノムの口/Mouth of Ronom》
1《占術の岩床/Scrying Sheets》
5《冠雪の山/Snow-Covered Mountain》
5《冠雪の森/Snow-Covered Forest》
4《樹上の村/Treetop Village》

Sideboard
4《ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss》
3《幽体の魔力/Spectral Force》
4《硫黄破/Sulfurous Blast》
2《なだれ乗り/Avalanche Riders》
2《アクローマの記念碑/Akroma’s Memorial》

----------------------

Main
4《ドラゴンの嵐/Dragonstorm》
4《炎の儀式/Rite of Flame》
4《ショック/Shock》
4《ぶどう弾/Grapeshot》
4《火葬/Incinerate》
4《裂け目の稲妻/Rift Bolt》
4《紅蓮術士の刈り痕/Pyromancer’s Swath》
4《睡蓮の花/Lotus Bloom》
4《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite》

7《山/Mountain》
4《溶鉄の金屑場/Molten Slagheap》
4《菌類の到達地/Fungal Reaches》
4《偶像の石塚/Graven Cairns》
4《背骨岩の小山/Spinerock Knoll》
1《ヴェズーヴァ/Vesuva》

Sideboard
4《思考囲い/Thoughtseize》
2《灰の殉教者/Martyr of Ashes》
2《記憶の点火/Ignite Memories》
2《古えの遺恨/Ancient Grudge》
2《硫黄破/Sulfurous Blast》
1《滅び/Damnation》
2《根絶/Extirpate》

----------------------

Main
4《傲慢な完全者/Imperious Perfect》
4《名も無き転置/Nameless Inversion》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
3《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》
4《地壊し/Groundbreaker》
4《巨大化/Giant Growth》
4《思考囲い/Thoughtseize》
3《ボリアルのドルイド/Boreal Druid》
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
4《レンの地の克服者/Wren’s Run Vanquisher》

1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven》
3《樹上の村/Treetop Village》
4《光り葉の宮殿/Gilt-Leaf Palace》
4《地平線の梢/Horizon Canopy》
4《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
2《沼/Swamp》
4《森/Forest》

Sideboard
4《死の印/Deathmark》
1《原基の印章/Seal of Primordium》
1《雲打ち/Cloudthresher》
2《根絶/Extirpate》
2《叫び大口/Shriekmaw》
2《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》
3《裂け目掃き/Riftsweeper》

----------------------

Main
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
3《ボリアルのドルイド/Boreal Druid》
3《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4《レンの地の克服者/Wren’s Run Vanquisher》
3《エルフのチャンピオン/Elvish Champion》
4《傲慢な完全者/Imperious Perfect》
2《レンの地の群れ使い/Wren’s Run Packmaster》
2《仮面の称賛者/Masked Admirers》
3《光り葉のナース/Nath of the Gilt-Leaf》
2《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》
3《眼腐りの終焉/Eyeblight’s Ending》
4《不敬の命令/Profane Command》

7《森/Forest》
3《沼/Swamp》
4《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
4《光り葉の宮殿/Gilt-Leaf Palace》
3《樹上の村/Treetop Village》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven》
1《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》

Sideboard
3《死の印/Deathmark》
3《クローサの掌握/Krosan Grip》
3《雲打ち/Cloudthresher》
2《裂け目掃き/Riftsweeper》
2《根絶/Extirpate》
2《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》

----------------------

Main
4《根の壁/Wall of Roots》
3《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite》
4《明日への探索/Search for Tomorrow》
2《肥沃な大地/Fertile Ground》
4《調和/Harmonize》
4《火葬/Incinerate》
1《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》
4《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》
3《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
2《雲打ち/Cloudthresher》
2《溶鉄の災難/Molten Disaster》
4《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》

5《山/Mountain》
6《森/Forest》
4《カープルーザンの森/Karplusan Forest》
4《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》
4《樹上の村/Treetop Village》

Sideboard
3《ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss》
3《幽体の魔力/Spectral Force》
1《アクローマの記念碑/Akroma’s Memorial》
2《忍び寄るカビ/Creeping Mold》
3《砕岩を食うもの/Detritivore》
3《硫黄破/Sulfurous Blast》

----------------------

Main
4《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter》
4《ウーナのうろつく者/Oona’s Prowler》
3《結ばれた奪い取り/Bonded Fetch》
4《難問のスフィンクス/Vexing Sphinx》
2《叫び大口/Shriekmaw》
3《影武者/Body Double》
4《怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath》
4《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite》
4《戦慄の復活/Dread Return》
4《その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin》

4《地底の大河/Underground River》
4《涙の川/River of Tears》
4《人里離れた谷間/Secluded Glen》
2《フェアリーの集会場/Faerie Conclave》
1《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
4《冠雪の島/Snow-Covered Island》
4《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》
1《偶像の石塚/Graven Cairns》

Sideboard
4《思考囲い/Thoughtseize》
3《滅び/Damnation》
2《叫び大口/Shriekmaw》
3《瞬間凍結/Flashfreeze》
1《噛み付く突風、ウィドウェン/Wydwen, the Biting Gale》
2《遅延/Delay》

----------------------

Main
4《影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltrator》
4《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate》
3《髑髏の占い師/Augur of Skulls》
4《熟考漂い/Mulldrifter》
4《叫び大口/Shriekmaw》
3《ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot》
3《滅び/Damnation》
3《不敬の命令/Profane Command》
4《その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin》
1《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》
1《謎めいた命令/Cryptic Command》

6《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》
5《冠雪の島/Snow-Covered Island》
4《フェアリーの集会場/Faerie Conclave》
4《涙の川/River of Tears》
3《砂漠/Desert》
4《地底の大河/Underground River》

Sideboard
2《謎めいた命令/Cryptic Command》
2《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess》
3《思考囲い/Thoughtseize》
3《根絶/Extirpate》
2《真髄の針/Pithing Needle》
3《名も無き転置/Nameless Inversion》

----------------------

Main
4《裂け目翼の雲間を泳ぐもの/Riftwing Cloudskate》
4《熟考漂い/Mulldrifter》
3《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》
3《不敬の命令/Profane Command》
3《精神石/Mind Stone》
4《叫び大口/Shriekmaw》
4《その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin》
2《誘惑蒔き/Sower of Temptation》
4《ウーナのうろつく者/Oona’s Prowler》
4《影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltrator》
1《噛み付く突風、ウィドウェン/Wydwen, the Biting Gale》

4《フェアリーの集会場/Faerie Conclave》
4《涙の川/River of Tears》
4《地底の大河/Underground River》
3《ロノムの口/Mouth of Ronom》
6《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》
3《冠雪の島/Snow-Covered Island》

Sideboard
1《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》
4《思考囲い/Thoughtseize》
3《滅び/Damnation》
2《吸収するウェルク/Draining Whelk》
2《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch》
1《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess》
2《死の印/Deathmark》

----------------------

Main
4《極楽鳥/Birds of Paradise》
4《ルーンのほつれ/Rune Snag》
3《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
3《トロールの苦行者/Troll Ascetic》
3《心霊破/Psionic Blast》
3《幽体の魔力/Spectral Force》
3《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger》
3《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》
3《神秘の蛇/Mystic Snake》
2《使い魔の策略/Familiar’s Ruse》
2《送還/Unsummon》
2《オーランのバイパー/Ohran Viper》
2《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》
1《根の壁/Wall of Roots》
1《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》
2《仮面の称賛者/Masked Admirers》

7《森/Forest》
6《島/Island》
4《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
1《樹上の村/Treetop Village》
1《フェアリーの集会場/Faerie Conclave》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven》

Sideboard
3《誘惑蒔き/Sower of Temptation》
3《裂け目掃き/Riftsweeper》
2《クローサの掌握/Krosan Grip》
2《真髄の針/Pithing Needle》
2《運命の回避/Avoid Fate》
2《瞬間凍結/Flashfreeze》
1《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》

----------------------

 
Finals@東海 デッキ分布

--------------------
17 Elves
16 Bigmana (14:GR 2:GB)
12 Mannequin
10 Storms (8:DragonStorm 2:GoblinStorm)
8 UW control
5 Doran beats
4 Blink
4 BG control
4 Hand Destruction (3:TarmoRack 1:BR)
4 Kithkin
3 GR beats
3 Goblins
3 Reanimates
3 Mono Black Control
3 Mono Blue Control
3 BR beats
3 UR control
2 Mono Red
2 Mono White (Control)
2 BRU Void
2 Merfolk
2 UG Clock
2 Mono White (Beats)
2 Elementals
2 UB Control

11 other rogue deck
--------------------
132 decks

(Thanx Mr.Cid !)
#週末はFinals予選@東海と、C.B.L. 10th でした。
#スタッフ2連続はさすがに疲れましたけど、
#それ以上に楽しいことがあれば良い良い、ということで。
#主に食事なんですけどね。

土曜と日曜の夕食は、ちと食いすぎたの巻。 orz

それでは、先週の回答ー。

問1
かたならし○×。

「双頭巨人戦での手札決定時には、チームの第1プレイヤー(A1)がマリガンをしてから、
第2プレイヤー(A2)がマリガンを行う。」

○か×か?


×

チームにおいてマリガンする場合、そのチームのプレイヤーがマリガンをするかどうかを
別々に決定し、その後で同時にマリガンを行なう。(CR606.6a)

なので問題のようなやり方は間違い。

なお、先攻側がマリガンの選択ないしマリガンを行っている間に、
後攻側のチームは手札を見てマリガンするかしないかを相談しても良い。

 
問2
Finals予選0回戦ドロップを繰り返すプレイヤーAとBは、現在期末試験中である。
そんな日々の帰り道、ふとAはこんなことを言い出した。

A「僕がBへ《包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Tower》で攻撃したとする。」
B「ふむ。で、俺のクリーチャーはいない、と。」
A「そう。で、ダメージがスタックに乗っかった後で、」
B「俺は《眼腐りの終焉/Eyeblight’s Ending》でAのドランを倒す。」
A「うん。そうなるとダメージはいくつなんだろうね?」

Bに変わって答えて欲しい。


5点

《包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Tower》の能力は、CR310.2aを変更する。
つまり、戦闘ダメージ・ステップの開始時に割り振った値は、
その後に《包囲の搭、ドラン》が場から離れても、なにも変わらない。

戦闘ダメージ・ステップの開始時に割り振った値が、その後にクリーチャーが
場から離れたり、パワーの値が変わったとしても、ダメージ値は変わらないのと同じである。

 
問3(難)

私がレガシー・フォーマットのジャッジをしている最中のことである。
プレイヤーから呼ばれてそのテーブルに行くと、こう聞かれた。

 P「《真髄の針/Pithing Needle》で《起源/Genesis》を指定できますか?」

3−1)
私はどう答えるべきだろうか?

3−2)
ご承知の通り、《真髄の針》で《起源》を指定しても、ほとんど意味は無い。
この事について、Pは知識があやふやだったのでジャッジを呼んだ。
では、『《真髄の針》で《起源》を指定しても、意味は無い』ことを知るためには、
Pはどのような質問をすべきだったか? 一つ例を挙げよ。


3−1)「はい。できます。」

実はこれ以外に答えようが無い。
質問は明確であり、その答えは"yes"である。

・・・たとえその指定にほとんど意味は無かったとしても、
ジャッジは聞かれた質問に正確に答えるだけである。

ジャッジは最適なプレイをするためにプレイヤーを助けたりすることは無いし、
ゲームの状態に関する情報をプレイヤーへ必要以上には与えない。
プレイヤーは自力で最適なプレイを見つけるようにすることが望まれている。
(これこそゲームの本質だと思う)

3−2)「《起源》の能力は起動型能力ですか?」

ジャッジは場の状況を具体的に説明することはほとんど無い。
「もし、私が〜〜したら、どうなりますか?」というif系の質問には答えない。
それはプレイヤーへの助言になるからだ。

プレイヤーはルールに関してある程度の知識を持たなくてはならない。
勿論、長ったらしいCRを通読する必要はない。ルール用語がどのようなことを指すのか、
ということをおぼろげにでも理解していれば、現在ジャッジに聞こうとしている
場面において、どのルールを知れば解答が見出せるかがわかるようになる。

《真髄の針/Pithing Needle》には『起動型能力〜』と書かれている。
止められるのは起動型能力だけなのだ。
では、《起源/Genesis》の能力は起動型なのだろうか?
というルール的な疑問にぶちあたる。

ジャッジはルールを熟知しているので、プレイヤーはルールでわからないことがあれば
即座にそれに答えを出してくれるだろう。

例えば上の質問に対しては、

「いいえ。《起源》の能力は起動型能力ではありません。」

という答えが返ってくるだろう。

プレイヤーは、自分は何がわからないのか? ということをはっきり示す必要がある。

迷ったって? じゃあ、手を挙げてジャッジを呼ぼう。
少なくとも、今現在よりは良くなるさ。

-----------------------------------------
RELが一般の場合では、ジャッジはプレイヤーの教育として、具体的なプレイを
教えてくれるかもしれない。が、それにいつまでも頼っていると、
上のRELが適用される場合に、あなたは困ることになる。
自分で「質問を」考える癖をつけよう。

ちなみにポリシー的なものは以下を参照。
せっかくの日本語文なのですから、目を通してくださいね。

http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/yonemura/20071206/index.html

--------------------------------
そんなところで。
マジックQ&A( http://qabbs.mjmj.info/ )にて、ちょいと面白いやりとりが
あったので、記事にしてみようと思う。

--------------------------------------------------
ゲーム外領域にある、裏向きに取り除かれたカード

呪文や能力の効果によって、カードは裏向きにゲーム外領域へ移動する場合がある。
古くは《ネクロポーテンス/Necropotence》からあり、今ではキーワード能力の一部
として使用される(例:「秘匿/Hideaway」)こともある。

この裏向きのカードは、以下の2通りに分けられる。

  1)その表側を誰も見ることができない。
  2)その表側は取り除いた効果によって(誰かが)見ることができる。

古いカードを含めると、1)のほうが普通のようだ。今風のカードでは2)の方が多い。
現在のスタンダード(2007/12)で使用できるカードでは、以下のカードが1)に該当する。

 《コルフェノールの計画/Colfenor’s Plans》
 《壺の大魔術師/Magus of the Jar》

一方、2)に該当するのは以下の通り。

 『秘匿/Hideaway』能力持ちのレア土地5種類
 《夢見るものインテット/Intet, the Dreamer》
 《道化の王笏/Jester’s Scepter》

秘匿能力については1)である状態と2)である状態が混在する(?)のだが、
それについては後述する。

--------------------------------------------------
裏向きのカードから見つける

以下の問題を考えてみる。

「あるカード(A)が裏向きの状態でゲームから取り除かれている。
 《きらめく願い/Glittering Wish》などの『願い』系のカードで、これ(A)を手札に
 加えることはできるか?」

『願い』系のカードとは以下のカードをさしている。

 《黄金の願い/Golden Wish》
 《狡猾な願い/Cunning Wish》
 《死せる願い/Death Wish》
 《燃え立つ願い/Burning Wish》
 《生ける願い/Living Wish》
 《きらめく願い/Glittering Wish》

いずれも、外部/Outside tha Game からカードを選んでくるものである。
黒の《死せる願い》だけは選んでくるカードの特性が決められていない。
他の『願い』は特定の特性を持ったカードを選んでくる必要がある。

さて、問題の(A)は、その表を見ることができるかということについて、
前述した1)と2)のどちらかに属する。

 ・1)の場合

その表側を見ることができないのだから、その表側の特性を参照することはできない。
つまり、《死せる願い》以外の『願い』では、(A)を選ぶことはできない。

《死せる願い》で選ぶとしても、(A)の他に同様な状態のカードがあるならば、
それらから無作為に一枚引っ張るしかない。(昔の裁定による)

また、《死せる願い》で選ぶ場合、カードを選ばないという選択もできる。
この場合、ライフを半分失う効果のほうは通常通り実行される。
ただ単に "You may choose..." という下りを行わなかっただけである。
(これは昔の裁定とは異なる部分である。印刷テキストとオラクルを見比べて欲しい)

 
 ・2)の場合

表側を見ることができるのだから、そのカードの特性は参照可能である。
つまり、適当な特性を参照する『願い』であれば選ぶことができる。

一例を出そう。
《苔汁の橋/Mosswort Bridge》に《包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Tower》が
裏向きに取り除かれている。このとき、私は《きらめく願い》をプレイすることで、
この裏向きの《包囲の搭、ドラン》を選び、それを公開して手札に加えることができる。

--------------------------------------------------
サイドボード

あくまでも(A)は裏向きで、全てのプレイヤーに公開されているわけではないのに、
1)と2)で扱いが大きく違うのはなぜだろうか?

サイドボードの扱いを考えてみよう。サイドボードのカードは、(A)と同じように、
「全てのプレイヤーに公開されているわけではないが、外部にある」カードである。
が、それらは裏向きとも表向きとも言わない。(ゲームの一部ではないので)

サイドボードのカードは、いつでも見ることができる。(MFR122. サイドボードの使用)
ということは、その特性を参照することができるので、各種『願い』によって
サイドボードのカードを選ぶことができるのである。

特性を参照する場合に、それが公開/非公開であるかは関係がない。
あくまでその特性を参照できる/できないことだけを問いかけている。

--------------------------------------------
秘匿能力のFAQはまちがい?

さて、ローウィンFAQの秘匿能力の項目には、以下のように書かれている。

  ・秘匿を持つ土地が場を離れたら、誰も取り除かれたカードを見ることができなくなる。

  ・土地の起動型能力をプレイし、それに対応してその土地のコントロールを失った場合、
   それでも能力の解決時に取り除かれたカードをプレイすることはできる。


この2つの項目は矛盾している。

上の項目が正しいのならば、下の項目においては「能力の解決時にその表側を参照できない
カードをプレイすることが許可される」ので、どうプレイするのか奇妙なことになる。
(マナ・コストが無いのにもかかわらず、マナ・コストを支払わずにプレイしても良いので、
 なぜかプレイはできてしまう。それは相変わらず裏向きで何も無いんだけど。)

下の項目が正しいとすれば、上の項目は以下のようになる。

 ・秘匿を持つ土地が場を離れても、それをコントロールしていたプレイヤーは、
  その表側を見ることができる。

これだと秘匿能力のCRにも適合する。

 「そのカードがゲームから取り除かれているかぎり、そのパーマネントをコントロール
  していたプレイヤーはそれを見てもよい」(CR502.75)

という能力は、秘匿能力の中にある誘発型能力の一部だからだ。

ただ、前に私自身が書いたとおり、「そのパーマネント」というところに違和感を感じている。
文章を変えてしまうのが一番かもしれないけれど、それは次の神託を待つしかない。

----------------------------------------
ちとややこしくなってしまったので、間違っている箇所があるかもです。
コメントを募集いたします。rulemongerのつっこみ大歓迎。

そんなところで。

Friday Magic Quiz. [07-45]

2007年12月21日
#今年も年の瀬が近づいてまいりました。
#帝都ではFinals/Limitsの本戦が行われます。
#どのようなプレイヤーが勝ち名乗りをあげるのでしょうか。

あと10日しか今年が無いとは。一年がちょっと早い気もします。

そんなわけで、今年最後の出題です。

問1
かたならし○×。

「注釈文も能力の一部である。」

○か×か?

 
問2

クリスマス用のカードと言って、持ってきたのは《カリブー放牧場/Caribou Range》や
《Arcum’s Sleigh》と各種氷雪土地とで組まれたデッキを持ってきたプレイヤーAと、
《煙突/Smokestack》、《ジョーヴンの泥棒道具/Joven’s Tools》を持ってきたプレイヤーB
とが、いつもの対戦をしている。

Aは《猛牛の目/Eyes of the Wisent》をコントロールしている。
Bは《狡知/Guile》をコントロールしている。

Aのターンのメイン・フェイズに、Aは《誘惑蒔き/Sower of Temptation》をプレイした。
Bはこれに対応して《謎めいた命令/Cryptic Command》をプレイした。

A「モードは?」
B「その《誘惑蒔き》を打ち消すのと、《猛牛の目》を手札に戻すモードで。」
A「・・・むう。でも、僕のターンに青い呪文プレイしたから、トークンは出すよ。」

さて、《猛牛の目》によるトークンはいくつ出るか?

問3

《ムラガンダの印刻/Muraganda Petroglyphs》によって+2/+2の修整が得られる
クリーチャーは、以下のうちどれか。(複数回答可)

1)+1/+1カウンターが乗っている《灰色熊/Grizzly Bears》。
2)《自我の消去/Ego Erasure》をプレイされたプレイヤーがコントロールしている、
  《森林の変わり身/Woodland Changeling》。
3)《木化/Lignify》がつけられた《顔投げ/Facevaulter》
4)裏向きの《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter》
5)《エルフの枝曲げ/Elvish Branchbender》によってクリーチャー化した《森/Forest》
6)《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》の起動型能力で作りだされたビースト・トークン
7)手札にある《タルモゴイフ/Tarmogoyf》

-----------------------------
そんなところで。
#いよいよ今年もおしまいです。
#Finals/Limitsも無事終わったようで、カバレッジを読むのが楽しみです。
#個人的には、裏方さんの話のほうを聞いて見たいきもしますが。
#というわけで、なにか面白いことがあったらご報告ください(ぇー

遠距離レス:

>問1と3って言ったら怒る?

怒らないですけど、次の金曜問題を「(引用先)の(問8)で。」
とか、やり返しますです。(笑) 過去記事の引用では意味が無いのかしら。

そんな謎なことはさておき。先週の回答をしちゃいましょうかね。

問1
かたならし○×。

「注釈文も能力の一部である。」

○か×か?


×

  注釈文、フレイバー・テキストは能力ではない。(CR400.1)

まあ、そのまんま載っております。

注釈文(イタリック体で書かれたキーワード能力などの説明文)の中の単語が、
《臨機応変/Sleight of Mind》や《魔法改竄/Magical Hack》で書き換えたられるのは
周知の事実。ところが、それは書き換えても本来の能力には何の影響もないのである。
注釈文はあくまで注釈文なのであり、それ以上でも以下でもない。

 
問2
クリスマス用のカードと言って、持ってきたのは《カリブー放牧場/Caribou Range》や
《Arcum’s Sleigh》と各種氷雪土地とで組まれたデッキを持ってきたプレイヤーAと、
《煙突/Smokestack》、《ジョーヴンの泥棒道具/Joven’s Tools》を持ってきたプレイヤーB
とが、いつもの対戦をしている。

Aは《猛牛の目/Eyes of the Wisent》をコントロールしている。
Bは《狡知/Guile》をコントロールしている。

Aのターンのメイン・フェイズに、Aは《誘惑蒔き/Sower of Temptation》をプレイした。
Bはこれに対応して《謎めいた命令/Cryptic Command》をプレイした。

A「モードは?」
B「その《誘惑蒔き》を打ち消すのと、《猛牛の目》を手札に戻すモードで。」
A「・・・むう。でも、僕のターンに青い呪文プレイしたから、トークンは出すよ。」

さて、《猛牛の目》によるトークンはいくつ出るか?


1つもしくは2つ。

Bが《謎めいた命令》をプレイしたことにより、《猛牛の目》が誘発する。
まずはこれでトークンが1つ出る。

この《謎めいた命令》を解決すると、文章の順番どおりに解決されるので、
まずはAの《誘惑蒔き》は打ち消されることになる。が、Bの《狡知》は
これを置換し、「取り除いて、プレイしても良い」となる。
Bは《誘惑蒔き》を取り除き、これをプレイするかしないかを選ぶことになる。

プレイしないことを選んだ場合、《謎めいた命令》の処理が続行されて、
《猛牛の目》はAの手札に戻る。なのでトークンは1個しか出ない。

プレイすることを選んだ場合、《誘惑蒔き》はスタックに積まれる。
この時点ではまだ《猛牛の目》が場にあるため、この能力が誘発する。
よって、これによってトークンがもう1個出ることになる。
なので、トークンは計2個出ることになる。

Bにとってはどっちが得だろうか?
おそらくは《誘惑蒔き》をプレイしたほうが有利になると思われる。

Bが《狡知》によって《誘惑蒔き》をプレイしたときには、すでにトークンが1個
場に出ているので、このトークンのコントロールを奪うことができる。

最終的にBは《誘惑蒔き》とトークン1個を手に入れ、Aはトークン1個しかない
状況になる。《誘惑蒔き》をプレイしなかったときの状況も考えてもらいたい。

問3

《ムラガンダの印刻/Muraganda Petroglyphs》によって+2/+2の修整が得られる
クリーチャーは、以下のうちどれか。(複数回答可)

1)+1/+1カウンターが乗っている《灰色熊/Grizzly Bears》。
2)《自我の消去/Ego Erasure》をプレイされたプレイヤーがコントロールしている、
  《森林の変わり身/Woodland Changeling》。
3)《木化/Lignify》がつけられた《顔投げ/Facevaulter》
4)裏向きの《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter》
5)《エルフの枝曲げ/Elvish Branchbender》によってクリーチャー化した《森/Forest》
6)《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》の起動型能力で作りだされたビースト・トークン
7)手札にある《タルモゴイフ/Tarmogoyf》


1)、3)、4)、6)

結局のところ、そのクリーチャーが「能力を持たないクリーチャー」であるかどうかが鍵になる。

○・・・《ムラガンダの印刻》により修整を受ける。
×・・・受けない。

1)○ :このクリーチャーは能力を持たない。(このカウンターは能力を持たせない)
2)× :このクリーチャーは「多相/Changeling」という能力を持つ。
3)○ :このクリーチャーは能力を持たない、ツリーフォークである。
4)○ :裏向きのクリーチャーは能力を持たない。
5)× :少なくとも「Tap: あなたのマナ・プールに{G}を加える」という能力を持つ。
6)○ :このトークンが作成された定義によると、このクリーチャーは能力を持たない。
7)× :《ムラガンダの印刻》が影響を及ぼすのはパーマネントだけである。
     手札にあるカードはパーマネントではない。

-----------------------
そんなところで。

今年の更新はこれでおしまいです。
長々とプレイヤーに厳しい記事ばかり書いていましたが、
最近は、なぜかヒット数が日増しに増えてきたこともあって
書く内容を考えては消し、考えては消し、ということを繰り返していました。
来年もこの調子で記事を書きたいところではあります。よろしくです。

そうそう、プレイヤーの皆様はゲームを純粋に楽しんでくださいね。
ルールを理解するのも大事ではありますが、どこまでが必要でどこからが必要でないか、
を判断するには、結局のところゲームをプレイするしかないのです。
さもないと、誰かさんのように全て理解しようとして深淵に取り込まれてしまい、
現世にもどってこれない羽目になります。

#え、深淵を覗いてみたいって? 
#おめでとう、市民。あなたのセキュリティ・クリアランスは(略

 
それではみなさん、良いお年を。

 
-----------------------
そういやあ、今年の漢字は「偽」でしたね。
* お知らせー。
  次回C.B.L. 11thは、来年1月14日(祝)に行います。
  受付時間は1時間早める予定です。また年明けの更新で告知します。

* 前回C.B.L. 10thの結果とビデオカバレッジですが、本人の不甲斐なさにより
  まだ入力とか整理とかできていません。申し訳なく。
  かならず発表はしますので、しばらくお待ちください。(陳謝

* 新年スタッフ業始めは1月6日のPTQクアラルンプール@東海です。よろしくー。

--------------------------------------------------

* というわけで、今度こそ今年最後の更新です。

* 今年の記事にならなかった・できなかったネタを中心にお送りします。

* 以下の問題については、各自それぞれの答えがあるとは思いますが、
  それが正しいかどうかを一度考えてみてください。
  結論も大切ですが、そこに至る経緯も大切であります。

* なお、付箋に書きなぐった事柄なので、問題の体を為していないものもあります。
  選択肢として答えが無いものもありますよ、と。引用元も色々です。

---------------------------------------------------

* 《要撃/Waylay》で出てきた騎士・トークン3体全てを、ターンをまたいで場に留まらせたい。
  《もみ消し/Stifle》が何枚必要か? 
   (1枚? 3枚? 何枚あっても無理?)

* 《梅澤の十手》を装備している《灰色熊》がある。《平衡/Equipoise》によって
  この2つのパーマネントがフェイズ・アウトした場合、それらはどうフェイズ・インするか?
   (直接? 間接? それらが同時? どちらでもない未定義?)

* 《イクシドロン/Ixidron》の1番目の能力の効果の一部。「それらは2/2である。」
  これは継続的効果ではあるが、第何種?
   (6a? 6b? 1種に付随するCDA?)

* 《陰極器/Cathodion》の能力はマナ能力?

* 伝説のクリーチャーに一部見られること。テキスト内で自分自身を指す場合に、
  あまりにカード正式名が長い場合は略称を使用しているが、CR/FR的にはどうなのか?
   (例:《黒き剣の継承者コーラシュ/Korlash, Heir to Blackblade》)

* サイドボードのカードは外部であり、ゲームに関わっていない。
  ということは特性定義能力は働かないので、《きらめく願い/Glittering Wish》で
  《ギルド渡りの急使/Transguild Courier》は参照できない。本当に?

* 待機状態のカードから最後の時間カウンターが取り除かれてプレイを促される際に、
  プレイの手順(CR409)が完了できないような選択をして、
  結果的に『mandatoryなプレイを回避する』ことは可能か?
   (対象を適当に選ぶことができないモード(もしくは追加コスト)を選択するとか)

* 『手札に戻ったトークン』のマナ能力を使用できるか?
   (《引き揚げ/Withdraw》を使用する古い問題)

* PG51。

 
---------------------------------------------------

* これらについて来年書くかって? 
  来年のことを言うと《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni》が笑いますよ。

* それでは良いお年を。

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