Answer: Friday Magic Quiz. [07-45A]
2007年12月25日コメント (2)#いよいよ今年もおしまいです。
#Finals/Limitsも無事終わったようで、カバレッジを読むのが楽しみです。
#個人的には、裏方さんの話のほうを聞いて見たいきもしますが。
#というわけで、なにか面白いことがあったらご報告ください(ぇー
遠距離レス:
>問1と3って言ったら怒る?
怒らないですけど、次の金曜問題を「(引用先)の(問8)で。」
とか、やり返しますです。(笑) 過去記事の引用では意味が無いのかしら。
そんな謎なことはさておき。先週の回答をしちゃいましょうかね。
×
注釈文、フレイバー・テキストは能力ではない。(CR400.1)
まあ、そのまんま載っております。
注釈文(イタリック体で書かれたキーワード能力などの説明文)の中の単語が、
《臨機応変/Sleight of Mind》や《魔法改竄/Magical Hack》で書き換えたられるのは
周知の事実。ところが、それは書き換えても本来の能力には何の影響もないのである。
注釈文はあくまで注釈文なのであり、それ以上でも以下でもない。
1つもしくは2つ。
Bが《謎めいた命令》をプレイしたことにより、《猛牛の目》が誘発する。
まずはこれでトークンが1つ出る。
この《謎めいた命令》を解決すると、文章の順番どおりに解決されるので、
まずはAの《誘惑蒔き》は打ち消されることになる。が、Bの《狡知》は
これを置換し、「取り除いて、プレイしても良い」となる。
Bは《誘惑蒔き》を取り除き、これをプレイするかしないかを選ぶことになる。
プレイしないことを選んだ場合、《謎めいた命令》の処理が続行されて、
《猛牛の目》はAの手札に戻る。なのでトークンは1個しか出ない。
プレイすることを選んだ場合、《誘惑蒔き》はスタックに積まれる。
この時点ではまだ《猛牛の目》が場にあるため、この能力が誘発する。
よって、これによってトークンがもう1個出ることになる。
なので、トークンは計2個出ることになる。
Bにとってはどっちが得だろうか?
おそらくは《誘惑蒔き》をプレイしたほうが有利になると思われる。
Bが《狡知》によって《誘惑蒔き》をプレイしたときには、すでにトークンが1個
場に出ているので、このトークンのコントロールを奪うことができる。
最終的にBは《誘惑蒔き》とトークン1個を手に入れ、Aはトークン1個しかない
状況になる。《誘惑蒔き》をプレイしなかったときの状況も考えてもらいたい。
1)、3)、4)、6)
結局のところ、そのクリーチャーが「能力を持たないクリーチャー」であるかどうかが鍵になる。
○・・・《ムラガンダの印刻》により修整を受ける。
×・・・受けない。
1)○ :このクリーチャーは能力を持たない。(このカウンターは能力を持たせない)
2)× :このクリーチャーは「多相/Changeling」という能力を持つ。
3)○ :このクリーチャーは能力を持たない、ツリーフォークである。
4)○ :裏向きのクリーチャーは能力を持たない。
5)× :少なくとも「Tap: あなたのマナ・プールに{G}を加える」という能力を持つ。
6)○ :このトークンが作成された定義によると、このクリーチャーは能力を持たない。
7)× :《ムラガンダの印刻》が影響を及ぼすのはパーマネントだけである。
手札にあるカードはパーマネントではない。
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そんなところで。
今年の更新はこれでおしまいです。
長々とプレイヤーに厳しい記事ばかり書いていましたが、
最近は、なぜかヒット数が日増しに増えてきたこともあって
書く内容を考えては消し、考えては消し、ということを繰り返していました。
来年もこの調子で記事を書きたいところではあります。よろしくです。
そうそう、プレイヤーの皆様はゲームを純粋に楽しんでくださいね。
ルールを理解するのも大事ではありますが、どこまでが必要でどこからが必要でないか、
を判断するには、結局のところゲームをプレイするしかないのです。
さもないと、誰かさんのように全て理解しようとして深淵に取り込まれてしまい、
現世にもどってこれない羽目になります。
#え、深淵を覗いてみたいって?
#おめでとう、市民。あなたのセキュリティ・クリアランスは(略
それではみなさん、良いお年を。
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そういやあ、今年の漢字は「偽」でしたね。
#Finals/Limitsも無事終わったようで、カバレッジを読むのが楽しみです。
#個人的には、裏方さんの話のほうを聞いて見たいきもしますが。
#というわけで、なにか面白いことがあったらご報告ください(ぇー
遠距離レス:
>問1と3って言ったら怒る?
怒らないですけど、次の金曜問題を「(引用先)の(問8)で。」
とか、やり返しますです。(笑) 過去記事の引用では意味が無いのかしら。
そんな謎なことはさておき。先週の回答をしちゃいましょうかね。
問1
かたならし○×。
「注釈文も能力の一部である。」
○か×か?
×
注釈文、フレイバー・テキストは能力ではない。(CR400.1)
まあ、そのまんま載っております。
注釈文(イタリック体で書かれたキーワード能力などの説明文)の中の単語が、
《臨機応変/Sleight of Mind》や《魔法改竄/Magical Hack》で書き換えたられるのは
周知の事実。ところが、それは書き換えても本来の能力には何の影響もないのである。
注釈文はあくまで注釈文なのであり、それ以上でも以下でもない。
問2
クリスマス用のカードと言って、持ってきたのは《カリブー放牧場/Caribou Range》や
《Arcum’s Sleigh》と各種氷雪土地とで組まれたデッキを持ってきたプレイヤーAと、
《煙突/Smokestack》、《ジョーヴンの泥棒道具/Joven’s Tools》を持ってきたプレイヤーB
とが、いつもの対戦をしている。
Aは《猛牛の目/Eyes of the Wisent》をコントロールしている。
Bは《狡知/Guile》をコントロールしている。
Aのターンのメイン・フェイズに、Aは《誘惑蒔き/Sower of Temptation》をプレイした。
Bはこれに対応して《謎めいた命令/Cryptic Command》をプレイした。
A「モードは?」
B「その《誘惑蒔き》を打ち消すのと、《猛牛の目》を手札に戻すモードで。」
A「・・・むう。でも、僕のターンに青い呪文プレイしたから、トークンは出すよ。」
さて、《猛牛の目》によるトークンはいくつ出るか?
1つもしくは2つ。
Bが《謎めいた命令》をプレイしたことにより、《猛牛の目》が誘発する。
まずはこれでトークンが1つ出る。
この《謎めいた命令》を解決すると、文章の順番どおりに解決されるので、
まずはAの《誘惑蒔き》は打ち消されることになる。が、Bの《狡知》は
これを置換し、「取り除いて、プレイしても良い」となる。
Bは《誘惑蒔き》を取り除き、これをプレイするかしないかを選ぶことになる。
プレイしないことを選んだ場合、《謎めいた命令》の処理が続行されて、
《猛牛の目》はAの手札に戻る。なのでトークンは1個しか出ない。
プレイすることを選んだ場合、《誘惑蒔き》はスタックに積まれる。
この時点ではまだ《猛牛の目》が場にあるため、この能力が誘発する。
よって、これによってトークンがもう1個出ることになる。
なので、トークンは計2個出ることになる。
Bにとってはどっちが得だろうか?
おそらくは《誘惑蒔き》をプレイしたほうが有利になると思われる。
Bが《狡知》によって《誘惑蒔き》をプレイしたときには、すでにトークンが1個
場に出ているので、このトークンのコントロールを奪うことができる。
最終的にBは《誘惑蒔き》とトークン1個を手に入れ、Aはトークン1個しかない
状況になる。《誘惑蒔き》をプレイしなかったときの状況も考えてもらいたい。
問3
《ムラガンダの印刻/Muraganda Petroglyphs》によって+2/+2の修整が得られる
クリーチャーは、以下のうちどれか。(複数回答可)
1)+1/+1カウンターが乗っている《灰色熊/Grizzly Bears》。
2)《自我の消去/Ego Erasure》をプレイされたプレイヤーがコントロールしている、
《森林の変わり身/Woodland Changeling》。
3)《木化/Lignify》がつけられた《顔投げ/Facevaulter》
4)裏向きの《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter》
5)《エルフの枝曲げ/Elvish Branchbender》によってクリーチャー化した《森/Forest》
6)《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》の起動型能力で作りだされたビースト・トークン
7)手札にある《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
1)、3)、4)、6)
結局のところ、そのクリーチャーが「能力を持たないクリーチャー」であるかどうかが鍵になる。
○・・・《ムラガンダの印刻》により修整を受ける。
×・・・受けない。
1)○ :このクリーチャーは能力を持たない。(このカウンターは能力を持たせない)
2)× :このクリーチャーは「多相/Changeling」という能力を持つ。
3)○ :このクリーチャーは能力を持たない、ツリーフォークである。
4)○ :裏向きのクリーチャーは能力を持たない。
5)× :少なくとも「Tap: あなたのマナ・プールに{G}を加える」という能力を持つ。
6)○ :このトークンが作成された定義によると、このクリーチャーは能力を持たない。
7)× :《ムラガンダの印刻》が影響を及ぼすのはパーマネントだけである。
手札にあるカードはパーマネントではない。
-----------------------
そんなところで。
今年の更新はこれでおしまいです。
長々とプレイヤーに厳しい記事ばかり書いていましたが、
最近は、なぜかヒット数が日増しに増えてきたこともあって
書く内容を考えては消し、考えては消し、ということを繰り返していました。
来年もこの調子で記事を書きたいところではあります。よろしくです。
そうそう、プレイヤーの皆様はゲームを純粋に楽しんでくださいね。
ルールを理解するのも大事ではありますが、どこまでが必要でどこからが必要でないか、
を判断するには、結局のところゲームをプレイするしかないのです。
さもないと、誰かさんのように全て理解しようとして深淵に取り込まれてしまい、
現世にもどってこれない羽目になります。
#え、深淵を覗いてみたいって?
#おめでとう、市民。あなたのセキュリティ・クリアランスは(略
それではみなさん、良いお年を。
-----------------------
そういやあ、今年の漢字は「偽」でしたね。