年の始めの更新は、おいら主催大会のお知らせです。
今週末の祝日は、C.B.L. 11th ですよー。
C.B.L. 〜 11th 〜
フォーマット:レガシー(認定・K値16・REL『一般』)
形式:スイス式4〜5回戦のみ。決勝シングルはありません。
日時:2008年1月14日(月曜日・祝日)
受付時間: 13:30〜14:00
いつもより1時間受付が早いです。ご了承下さい。
受付終了しだい、開始します。
終了予定: 19:00 (お店の閉店は21:00です)
参加費:500円
会場:Big Magic 名古屋矢場町店
参考URI : http://www.bigmagic.net/~bigmagic/nagoya
皆様ふるってご参加ください。
祝日なので開始時間をちょいと早くします。
これで余裕ができると・・・いいなあ。
--------------------------------------------------------------
遅れに遅れてしまいましたが、前回C.B.L. 10thの上位3名のデッキリストをお届けします。
なお、全リストは上の[HOME]からたどれますので、ご参考までに。
それではお楽しみください。
** WINNER **
Aoki Yasunori
Main
3《サイカトグ/Psychatog》
4《影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltrator》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《Force of Will》
1《対抗呪文/Counterspell》
1《呪文嵌め/Spell Snare》
1《もみ消し/Stifle》
2《目くらまし/Daze》
3《基本に帰れ/Back to Basics》
2《嘘か真か/Fact or Fiction》
1《撤廃/Repeal》
2《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》
4《強迫/Duress》
2《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
2《燻し/Smother》
1《悪魔の布告/Diabolic Edict》
1《狡知/Guile》
1《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》
9《島/Island》
2《Underground Sea》
4《汚染された三角州/Polluted Delta》
6《沼/Swamp》
Sideboard
4《虚空の力線/Leyline of the Void》
2《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
1《魔力流出/Energy Flux》
1《青霊破/Blue Elemental Blast》
2《水流破/Hydroblast》
1《真髄の針/Pithing Needle》
2《十二足獣/Dodecapod》
2《Dystopia》
-----------------------------------
* 2nd place *
Niimi Kiyoaki
Main
2《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《破滅的な行為/Pernicious Deed》
4《行き詰まり/Standstill》
4《対抗呪文/Counterspell》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
2《燻し/Smother》
2《悪魔の布告/Diabolic Edict》
2《Force of Will》
2《狡猾な願い/Cunning Wish》
3《嘘か真か/Fact or Fiction》
3《もみ消し/Stifle》
2《不毛の大地/Wasteland》
2《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
2《汚染された三角州/Polluted Delta》
2《ナントゥーコの僧院/Nantuko Monastery》
4《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
4《Tundra》
4《Underground Sea》
3《Tropical Island》
Sideboard
1《仲裁の契約/Intervention Pact》
1《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
2《Maze of Ith》
1《悪魔の布告/Diabolic Edict》
1《Force of Will》
1《嘘か真か/Fact or Fiction》
4《強迫/Duress》
1《解呪/Disenchant》
1《根絶/Extirpate》
1《もみ消し/Stifle》
1《金粉の光/Gilded Light》
-----------------------------------
* 3rd place *
Shinozuka Ken’ichi
Main
4《セファリッドの幻術師/Cephalid Illusionist》
4《ナルコメーバ/Narcomoeba》
4《ダールの降霊者/Daru Spiritualist》
4《通りの悪霊/Street Wraith》
4《コーの遊牧民/Nomads en-Kor》
1《かまどの神/Hearth Kami》
1《縫合グール/Sutured Ghoul》
1《戦慄の復活/Dread Return》
1《ドラゴンの息/Dragon Breath》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《俗世の教示者/Worldly Tutor》
4《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
4《手甲/Shuko》
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4《宝石鉱山/Gemstone Mine》
4《知られざる楽園/Undiscovered Paradise》
4《真鍮の都/City of Brass》
4《星明りの聖域/Starlit Sanctum》
Sideboard
4《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》
4《紅蓮破/Pyroblast》
4《虚空の力線/Leyline of the Void》
1《ひどい憔悴/Crippling Fatigue》
1《古の法の神/Kami of Ancient Law》
1《地核搾り/Coretapper》
--------------------------------------------------------------
なお、ビデオカバレッジですが、壮絶に一方のプレイヤーが事故死しています。
さすがに公開するには忍びないと思いましたので、お蔵入りとさせていただきます。
ご了承ください。
そして、ご協力くださったプレイヤー諸氏には申し訳ありません。
--------------------------------------------------------------
そんなところで。
明日はいつもの金曜問題をお送りします。
今週末の祝日は、C.B.L. 11th ですよー。
C.B.L. 〜 11th 〜
フォーマット:レガシー(認定・K値16・REL『一般』)
形式:スイス式4〜5回戦のみ。決勝シングルはありません。
日時:2008年1月14日(月曜日・祝日)
受付時間: 13:30〜14:00
いつもより1時間受付が早いです。ご了承下さい。
受付終了しだい、開始します。
終了予定: 19:00 (お店の閉店は21:00です)
参加費:500円
会場:Big Magic 名古屋矢場町店
参考URI : http://www.bigmagic.net/~bigmagic/nagoya
皆様ふるってご参加ください。
祝日なので開始時間をちょいと早くします。
これで余裕ができると・・・いいなあ。
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遅れに遅れてしまいましたが、前回C.B.L. 10thの上位3名のデッキリストをお届けします。
なお、全リストは上の[HOME]からたどれますので、ご参考までに。
それではお楽しみください。
** WINNER **
Aoki Yasunori
Main
3《サイカトグ/Psychatog》
4《影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltrator》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《Force of Will》
1《対抗呪文/Counterspell》
1《呪文嵌め/Spell Snare》
1《もみ消し/Stifle》
2《目くらまし/Daze》
3《基本に帰れ/Back to Basics》
2《嘘か真か/Fact or Fiction》
1《撤廃/Repeal》
2《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》
4《強迫/Duress》
2《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
2《燻し/Smother》
1《悪魔の布告/Diabolic Edict》
1《狡知/Guile》
1《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》
9《島/Island》
2《Underground Sea》
4《汚染された三角州/Polluted Delta》
6《沼/Swamp》
Sideboard
4《虚空の力線/Leyline of the Void》
2《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
1《魔力流出/Energy Flux》
1《青霊破/Blue Elemental Blast》
2《水流破/Hydroblast》
1《真髄の針/Pithing Needle》
2《十二足獣/Dodecapod》
2《Dystopia》
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* 2nd place *
Niimi Kiyoaki
Main
2《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《破滅的な行為/Pernicious Deed》
4《行き詰まり/Standstill》
4《対抗呪文/Counterspell》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
2《燻し/Smother》
2《悪魔の布告/Diabolic Edict》
2《Force of Will》
2《狡猾な願い/Cunning Wish》
3《嘘か真か/Fact or Fiction》
3《もみ消し/Stifle》
2《不毛の大地/Wasteland》
2《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
2《汚染された三角州/Polluted Delta》
2《ナントゥーコの僧院/Nantuko Monastery》
4《ミシュラの工廠/Mishra’s Factory》
1《地平線の梢/Horizon Canopy》
4《Tundra》
4《Underground Sea》
3《Tropical Island》
Sideboard
1《仲裁の契約/Intervention Pact》
1《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
2《Maze of Ith》
1《悪魔の布告/Diabolic Edict》
1《Force of Will》
1《嘘か真か/Fact or Fiction》
4《強迫/Duress》
1《解呪/Disenchant》
1《根絶/Extirpate》
1《もみ消し/Stifle》
1《金粉の光/Gilded Light》
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* 3rd place *
Shinozuka Ken’ichi
Main
4《セファリッドの幻術師/Cephalid Illusionist》
4《ナルコメーバ/Narcomoeba》
4《ダールの降霊者/Daru Spiritualist》
4《通りの悪霊/Street Wraith》
4《コーの遊牧民/Nomads en-Kor》
1《かまどの神/Hearth Kami》
1《縫合グール/Sutured Ghoul》
1《戦慄の復活/Dread Return》
1《ドラゴンの息/Dragon Breath》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《俗世の教示者/Worldly Tutor》
4《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
4《手甲/Shuko》
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4《宝石鉱山/Gemstone Mine》
4《知られざる楽園/Undiscovered Paradise》
4《真鍮の都/City of Brass》
4《星明りの聖域/Starlit Sanctum》
Sideboard
4《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》
4《紅蓮破/Pyroblast》
4《虚空の力線/Leyline of the Void》
1《ひどい憔悴/Crippling Fatigue》
1《古の法の神/Kami of Ancient Law》
1《地核搾り/Coretapper》
--------------------------------------------------------------
なお、ビデオカバレッジですが、壮絶に一方のプレイヤーが事故死しています。
さすがに公開するには忍びないと思いましたので、お蔵入りとさせていただきます。
ご了承ください。
そして、ご協力くださったプレイヤー諸氏には申し訳ありません。
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そんなところで。
明日はいつもの金曜問題をお送りします。
Friday Magic Quiz. [08-01]
2008年1月11日#今年も通常運転でクイズは出題していきます。
#クイズを出すことは自分自身の勉強のためでもあるので、
#ときおりFRやPGなんかから出すこともありますが、
#そのへんはご承知おきください。
正解した、じゃないんですよ。
間違った、そしてそこから学ぶことが重要なんです。
なので間違いは指摘してください。
コメントを寄せていただける諸氏には深く感謝の意を。
それでは今週の問題ー。
問1
新年かたならし○×。
「ゲームに使用される物理的なモノのテキスト上での表現は、
『カード』『トークン』『コイン(投げ)』の3つである。」
○か×か?
問2
新年はお互いに故郷に戻り、堕落した生活を送っていたプレイヤーAとBがいつもの対戦をしている。
プレイヤーAは《工匠の神童、ミシュラ/Mishra, Artificer Prodigy》をコントロールしている。
Aは自分のターンに《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》をプレイし、
《工匠の神童、ミシュラ》の誘発型能力の解決に入った。
Aはライブラリーの中を見て、「見つから無かったよ」と言い、ライブラリーをシャッフルした。
そこでBはこう言った。
B「おい、Aの墓地には《ブライトハースの指輪》があるじゃないか。これは公開情報だから、
あったらそれを場に出さないといけないんじゃないか?」
A「出したら次のターンにBの《メムナーク/Memnarch》で奪われるじゃないかー。」
B「いやそれとこれとは関係ない。」
A「・・・でも、出したくないんだ。」
Aの行動は適正か? 適正であるかどうかにかかわらず、その理由を述べよ。
また、AはBにどう説明するべきか?
問3
3−1)
対戦相手が私のターンに、《心鞭スリヴァー/Mindlash Sliver》の能力を起動して
カードをお互いに1枚捨てることになった。
対戦相手「じゃ、APNAP順に捨てることになりますから、あなたが先にどうぞ。
その捨てられたカードを見てから、僕はカードを捨てます。」
この主張は正しいか?
3−2)
私は自分のターンに《実物提示教育/Show and Tell》をプレイした。
解決するときになって、対戦相手はこう言った。
対戦相手「じゃ、APNAP順にすることになりますから、あなたが先にどうぞ。
そのカードを見てから、僕も出すカードを決めます。」
この主張は正しいか?
(ヒントじゃない文章)
上2つの問題は「同時にプレイヤーが〜する」ことに関する問題である。
以下のカードについても同様なことが言えるだろうか?
《要塞の計略/Stronghold Gambit》
《有毒の蒸気/Noxious Vapors》
----------------------------------------
そんなところで。
いつものように、回答は週明けにでも。
#クイズを出すことは自分自身の勉強のためでもあるので、
#ときおりFRやPGなんかから出すこともありますが、
#そのへんはご承知おきください。
正解した、じゃないんですよ。
間違った、そしてそこから学ぶことが重要なんです。
なので間違いは指摘してください。
コメントを寄せていただける諸氏には深く感謝の意を。
それでは今週の問題ー。
問1
新年かたならし○×。
「ゲームに使用される物理的なモノのテキスト上での表現は、
『カード』『トークン』『コイン(投げ)』の3つである。」
○か×か?
問2
新年はお互いに故郷に戻り、堕落した生活を送っていたプレイヤーAとBがいつもの対戦をしている。
プレイヤーAは《工匠の神童、ミシュラ/Mishra, Artificer Prodigy》をコントロールしている。
Aは自分のターンに《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》をプレイし、
《工匠の神童、ミシュラ》の誘発型能力の解決に入った。
Aはライブラリーの中を見て、「見つから無かったよ」と言い、ライブラリーをシャッフルした。
そこでBはこう言った。
B「おい、Aの墓地には《ブライトハースの指輪》があるじゃないか。これは公開情報だから、
あったらそれを場に出さないといけないんじゃないか?」
A「出したら次のターンにBの《メムナーク/Memnarch》で奪われるじゃないかー。」
B「いやそれとこれとは関係ない。」
A「・・・でも、出したくないんだ。」
Aの行動は適正か? 適正であるかどうかにかかわらず、その理由を述べよ。
また、AはBにどう説明するべきか?
問3
3−1)
対戦相手が私のターンに、《心鞭スリヴァー/Mindlash Sliver》の能力を起動して
カードをお互いに1枚捨てることになった。
対戦相手「じゃ、APNAP順に捨てることになりますから、あなたが先にどうぞ。
その捨てられたカードを見てから、僕はカードを捨てます。」
この主張は正しいか?
3−2)
私は自分のターンに《実物提示教育/Show and Tell》をプレイした。
解決するときになって、対戦相手はこう言った。
対戦相手「じゃ、APNAP順にすることになりますから、あなたが先にどうぞ。
そのカードを見てから、僕も出すカードを決めます。」
この主張は正しいか?
(ヒントじゃない文章)
上2つの問題は「同時にプレイヤーが〜する」ことに関する問題である。
以下のカードについても同様なことが言えるだろうか?
《要塞の計略/Stronghold Gambit》
《有毒の蒸気/Noxious Vapors》
----------------------------------------
そんなところで。
いつものように、回答は週明けにでも。
Morningtide Rules Primer.
2008年1月15日モーニングタイド(略称:MOR)のルール入門が公開されてます。
よくある質問(FAQ)はいつも通り、プレリリース後の月曜日に出るとのこと。
とりあえずいつものように抜粋とか気がついたこととか。
** セット全体 **
・全150種類。(コモン60、アンコモン40、レア50)
・2008年2月1日より構築戦で使用可能。
・Gathererオラクル一覧に反映されるのはFAQ公開後。(1月21日以降)
** キーワード能力 『徘徊/Prowl』 **
・徘徊/Prowl は、数枚のならず者カードがもつ能力である。
・徘徊/Prowl は、スタック上で作用する常在型能力である。
・このターンに、徘徊/Prowl を持つ呪文と同じクリーチャー・タイプを持つ、
あなたのコントロールするクリーチャーが、このターンに戦闘ダメージを与えている場合、
[コスト]で示された代換コストでこの呪文をプレイすることができる。
・徘徊/Prowl をもつ呪文をプレイする段階で、徘徊による代換コストでプレイできるか
どうかのチェックが行われる。戦闘ダメージを与えたクリーチャーが場にあるかどうかは問わない。
また、そのクリーチャーが今現在に該当するタイプを持っているかどうかも問わない。
・徘徊/Prowl コストを支払える条件がそろっているとしても、その呪文をプレイできる
タイミングが変わるわけではない。クリーチャーならばそのクリーチャー呪文がプレイ
できるタイミングでしかプレイできない。
・徘徊/Prowl にある注釈文はあくまで注釈文であり、そのカードと同じクリーチャー・タイプをもつ
かどうかが鍵になる。例えば、徘徊をもつクリーチャー・カードが、「フェアリー・ならず者」
というクリーチャー・タイプを持っていて、《奸謀/Conspiracy》により全てのクリーチャー・タイプが
「エルフ」になっているとした場合、あなたのコントロールする「エルフ」が戦闘ダメージを
このターンに与えたならば、徘徊の条件は満たされたことになる。
・徘徊/Prowl を使用してコストを支払うことは選択可能である。強制ではない。
・徘徊/Prowl を支払ったことにより「場に出たとき〜」の能力が誘発することがある。
** キーワード能力 『補強/Reinforce』 **
・補強/Reinforce は手札から起動できる起動型能力である。
・「補強N -- [コスト]」とは、「[コスト]、このカードを捨てる:クリーチャー1体を対象とし、
その上にN個の+1/+1カウンターを置く。」を意味する。
・他の領域にあったとしても、そのカードは補強という能力を持っている。
(例:補強を持つクリーチャーは《ムラガンダの印刻》による修整を受けない。)
** 能力語 『族系/Kinship』 **
・族系/Kinship は、モーニングタイドにある同種の誘発型能力をさす能力語である。
・族系/Kinship が指す能力は、最初の2文に限り全て同じである。その後の文章はカードにより異なる。
・ライブラリーの一番上を公開する義務は無い。公開しなくても良い。
・族系/Kinship 能力を解決した後でも、見たカードは一番上に置かれたままである。
・複数個の族系/Kinship 能力が誘発した場合、それらは個別に処理される。
(その間にライブラリーを操作できると嬉しいかもね)
・なんらかの効果によってすでにライブラリーの一番上が公開されているとしても、
族系/Kinship 能力によって公開するかしないかは自由に決められる。
** サイクル 『旗騎士/Banneret』 **
・旗騎士/Banneret という名前のつくカードには、プレイするためのコストを軽減する能力がある。
・例えば上のカードが1枚あったとしても、「ゴブリン・ならず者」というクリーチャータイプを
持つ呪文のコストは{1}しか減らない。
・同様の効果を持つカードと同じく、代換コストも減らすことができる。
(徘徊/Prowl と組み合わせるのはとても良い考えです)
** サイクル 『部族装備品/Tribal Equipment』 **
・モーニングタイドには、クリーチャータイプを持つ部族装備品が存在する。
・全ての部族装備品は2つのサブタイプをもつ。1つはクリーチャータイプであり、もう1つは装備品である。
・部族装備品は「[クリーチャータイプ]が場に出るたび、あなたは[これ]をそれにつけてもよい。」
という誘発型能力をもつ。これは出たクリーチャーが誰のコントロール下であるかを問わない。
本来装備能力がプレイできない他のプレイヤーのクリーチャーでも、つけることができる。
・上記のように、他のプレイヤーがコントロールするクリーチャーにあなたの装備品をつけたとしても、
装備品のコントローラーは依然としてあなたである。装備能力についても同様である。
** テーマ 『Clashback』呪文 **
・モーニングタイドには、解決中に激突/Clashに勝った場合に、それを手札に戻す呪文が存在する。
・激突に勝った場合、その呪文は墓地に置かれる代わりに手札に戻る。
勝たなかった場合は通常と同じ処理になる。
・呪文自体が打ち消された場合には(当然ながら)激突はおきないし、手札にももどらない。
** テーマ 『Counter Booster』 **
・モーニングタイドには、他のクリーチャーが場に出るたびに、それに+1/+1カウンターを追加するカードがある。
・N個の+1/+1カウンターが置かれた状態で場に出るクリーチャーの場合、それはN+1個の
カウンターがおかれた状態で場に出る。特にそのような能力を持たない場合、1個の+1/+1カウンターが
おかれた状態で場に出る。
・該当するクリーチャータイプのクリーチャーであるかどうかは、コピー可能な値で判断を行う。
例えば《奸謀/Conspiracy》で「ウィザード」を指定している状態で、本来ウィザードで無い
クリーチャーが場に出た場合、《寓話の賢人/Sage of Fables》によるカウンターは追加されない。
(それらは第4種の効果であり第1種によるコピー可能な値ではないため)
・第1種のコピー効果によってコピー可能な値が変更されうる場合、
+1/+1カウンターを追加する効果と、コピー効果の順番を任意に選ぶことができる。
例えば、《クローン/Clone》が場にあるウィザードになって場に出る場合、ウィザードに
なってから《寓話の賢人/Sage of Fables》の効果を受けることを選択すると、+1/+1カウンターが
乗った状態で元《クローン/Clone》は場に出る。逆ならばそうはならない。
・カウンターを乗せる能力は重複する。
** テーマ 『Choose a creature type』 **
・モーニングタイドには、クリーチャータイプを1つ選ぶ呪文がある。
・呪文や能力の解決時にクリーチャータイプを選ぶ。プレイ時ではない。
** 『想起/Evoke』 **
・モーニングタイドにも想起/Evoke を持つクリーチャーが存在する。
ローウィンの想起持ちクリーチャーは全て「場に出たとき〜」の誘発型能力を持っているが、
モーニングタイドのそれは全て「場から離れたとき〜」の誘発型能力を持つ。
・想起についてはローウィンFAQを参照。
-------------------
日本語訳はなもなもしましょ。
そんなところで。
よくある質問(FAQ)はいつも通り、プレリリース後の月曜日に出るとのこと。
とりあえずいつものように抜粋とか気がついたこととか。
** セット全体 **
・全150種類。(コモン60、アンコモン40、レア50)
・2008年2月1日より構築戦で使用可能。
・Gathererオラクル一覧に反映されるのはFAQ公開後。(1月21日以降)
** キーワード能力 『徘徊/Prowl』 **
《掛け鍵のフェアリー/Latchkey Faerie》
クリーチャー -- フェアリー・ならず者
徘徊{2}{U}
掛け鍵のフェアリーが場に出たとき、それの徘徊コストが支払われていた場合、カードを1枚引く。
・徘徊/Prowl は、数枚のならず者カードがもつ能力である。
・徘徊/Prowl は、スタック上で作用する常在型能力である。
・このターンに、徘徊/Prowl を持つ呪文と同じクリーチャー・タイプを持つ、
あなたのコントロールするクリーチャーが、このターンに戦闘ダメージを与えている場合、
[コスト]で示された代換コストでこの呪文をプレイすることができる。
・徘徊/Prowl をもつ呪文をプレイする段階で、徘徊による代換コストでプレイできるか
どうかのチェックが行われる。戦闘ダメージを与えたクリーチャーが場にあるかどうかは問わない。
また、そのクリーチャーが今現在に該当するタイプを持っているかどうかも問わない。
・徘徊/Prowl コストを支払える条件がそろっているとしても、その呪文をプレイできる
タイミングが変わるわけではない。クリーチャーならばそのクリーチャー呪文がプレイ
できるタイミングでしかプレイできない。
・徘徊/Prowl にある注釈文はあくまで注釈文であり、そのカードと同じクリーチャー・タイプをもつ
かどうかが鍵になる。例えば、徘徊をもつクリーチャー・カードが、「フェアリー・ならず者」
というクリーチャー・タイプを持っていて、《奸謀/Conspiracy》により全てのクリーチャー・タイプが
「エルフ」になっているとした場合、あなたのコントロールする「エルフ」が戦闘ダメージを
このターンに与えたならば、徘徊の条件は満たされたことになる。
・徘徊/Prowl を使用してコストを支払うことは選択可能である。強制ではない。
・徘徊/Prowl を支払ったことにより「場に出たとき〜」の能力が誘発することがある。
** キーワード能力 『補強/Reinforce』 **
・補強/Reinforce は手札から起動できる起動型能力である。
・「補強N -- [コスト]」とは、「[コスト]、このカードを捨てる:クリーチャー1体を対象とし、
その上にN個の+1/+1カウンターを置く。」を意味する。
・他の領域にあったとしても、そのカードは補強という能力を持っている。
(例:補強を持つクリーチャーは《ムラガンダの印刻》による修整を受けない。)
** 能力語 『族系/Kinship』 **
・族系/Kinship は、モーニングタイドにある同種の誘発型能力をさす能力語である。
《狼骨のシャーマン/Wolf-Skull Sharman》
族系 − あなたのアップキープ開始時に、あなたはあなたのライブラリーの一番上を見てもよい。
それが狼骨のシャーマンと共通のクリーチャー・タイプを持つ場合、あなたはそれを公開してもよい。
そうした場合、緑の2/2の狼・クリーチャー・トークンを1体場に出す。
・族系/Kinship が指す能力は、最初の2文に限り全て同じである。その後の文章はカードにより異なる。
・ライブラリーの一番上を公開する義務は無い。公開しなくても良い。
・族系/Kinship 能力を解決した後でも、見たカードは一番上に置かれたままである。
・複数個の族系/Kinship 能力が誘発した場合、それらは個別に処理される。
(その間にライブラリーを操作できると嬉しいかもね)
・なんらかの効果によってすでにライブラリーの一番上が公開されているとしても、
族系/Kinship 能力によって公開するかしないかは自由に決められる。
** サイクル 『旗騎士/Banneret』 **
・旗騎士/Banneret という名前のつくカードには、プレイするためのコストを軽減する能力がある。
《蛙投げの旗騎士/Frogtosser Banneret》
あなたがプレイするゴブリン呪文とならず者呪文は、それをプレイするためのコストが{1}少なくなる。
・例えば上のカードが1枚あったとしても、「ゴブリン・ならず者」というクリーチャータイプを
持つ呪文のコストは{1}しか減らない。
・同様の効果を持つカードと同じく、代換コストも減らすことができる。
(徘徊/Prowl と組み合わせるのはとても良い考えです)
** サイクル 『部族装備品/Tribal Equipment』 **
・モーニングタイドには、クリーチャータイプを持つ部族装備品が存在する。
・全ての部族装備品は2つのサブタイプをもつ。1つはクリーチャータイプであり、もう1つは装備品である。
・部族装備品は「[クリーチャータイプ]が場に出るたび、あなたは[これ]をそれにつけてもよい。」
という誘発型能力をもつ。これは出たクリーチャーが誰のコントロール下であるかを問わない。
本来装備能力がプレイできない他のプレイヤーのクリーチャーでも、つけることができる。
・上記のように、他のプレイヤーがコントロールするクリーチャーにあなたの装備品をつけたとしても、
装備品のコントローラーは依然としてあなたである。装備能力についても同様である。
** テーマ 『Clashback』呪文 **
・モーニングタイドには、解決中に激突/Clashに勝った場合に、それを手札に戻す呪文が存在する。
・激突に勝った場合、その呪文は墓地に置かれる代わりに手札に戻る。
勝たなかった場合は通常と同じ処理になる。
・呪文自体が打ち消された場合には(当然ながら)激突はおきないし、手札にももどらない。
** テーマ 『Counter Booster』 **
・モーニングタイドには、他のクリーチャーが場に出るたびに、それに+1/+1カウンターを追加するカードがある。
《寓話の賢人/Sage of Fables》
あなたがコントロールする他の各ウィザード・クリーチャーは、+1/+1カウンターが1個追加で
置かれた状態で場に出る。
・N個の+1/+1カウンターが置かれた状態で場に出るクリーチャーの場合、それはN+1個の
カウンターがおかれた状態で場に出る。特にそのような能力を持たない場合、1個の+1/+1カウンターが
おかれた状態で場に出る。
・該当するクリーチャータイプのクリーチャーであるかどうかは、コピー可能な値で判断を行う。
例えば《奸謀/Conspiracy》で「ウィザード」を指定している状態で、本来ウィザードで無い
クリーチャーが場に出た場合、《寓話の賢人/Sage of Fables》によるカウンターは追加されない。
(それらは第4種の効果であり第1種によるコピー可能な値ではないため)
・第1種のコピー効果によってコピー可能な値が変更されうる場合、
+1/+1カウンターを追加する効果と、コピー効果の順番を任意に選ぶことができる。
例えば、《クローン/Clone》が場にあるウィザードになって場に出る場合、ウィザードに
なってから《寓話の賢人/Sage of Fables》の効果を受けることを選択すると、+1/+1カウンターが
乗った状態で元《クローン/Clone》は場に出る。逆ならばそうはならない。
・カウンターを乗せる能力は重複する。
** テーマ 『Choose a creature type』 **
・モーニングタイドには、クリーチャータイプを1つ選ぶ呪文がある。
・呪文や能力の解決時にクリーチャータイプを選ぶ。プレイ時ではない。
** 『想起/Evoke』 **
・モーニングタイドにも想起/Evoke を持つクリーチャーが存在する。
ローウィンの想起持ちクリーチャーは全て「場に出たとき〜」の誘発型能力を持っているが、
モーニングタイドのそれは全て「場から離れたとき〜」の誘発型能力を持つ。
・想起についてはローウィンFAQを参照。
-------------------
日本語訳はなもなもしましょ。
そんなところで。
#あるルールに対して見解が異なる場合、どこに見解の相違があるかを
#突き詰めていくのが良いはずなのですが、
#そこで自分の意見を押し通そうという意志が働くと、それはとたんに議論の体を
#為さなくなってしまいます。対話でいいと思うんですけどね。
解答があると思い込んでいるからでしょう。
(現状では)答えられない問いもあるのですよ。
それでは先週の回答ー。
×
問題文にあやふやなところを残してしまったので、どうとでも取れる問題。つまり良くない問い。
一応の意図は、「オラクルで使用される文章(語)で、物理的にゲームで使用される
モノを示す単語は、『カード』 『トークン』 『コイン(投げ)』である。」
というものだった。問題文では「プレイヤー」も立派な物理的なモノ(者)であるので、
回答としてはやはり×となる。
では、人間以外でゲームに使用されうる物理的なものは、問題文にある3つだけだろうか?
実はそうではない。
私の用意していた回答は、《ゴブリンのゲーム/Goblin Game》にある。
そこには item/品物 という単語がしっかりと書かれている。これは物理的なものを指している。
なので、この解釈でも答えは×である。
適正である。
《工匠の神童、ミシュラ/Mishra, Artificer Prodigy》の誘発型能力により、
墓地、手札、ライブラリーから該当するカードを探すことになる。
たしかにBの言うとおり、墓地領域のカードは全てのプレイヤーに公開されているので、
そこに該当するカードがあるならばそれを「見つけ」なければいけない。
ところが、《工匠の神童、ミシュラ》の能力は以下の通りである。
あなたがアーティファクト呪文をプレイするたび、あなたは自分の墓地、手札、
ライブラリーからその呪文と同じ名前のカードを1枚探し、それを場に出す。あなたが
この方法で自分のライブラリーからカードを探した場合、それを切り直す。
Whenever you play an artifact spell, you may search your graveyard, hand,
and/or library for a card with the same name as that spell and put it into play.
If you search your library this way, shuffle it.
つまり、(日本語版ではその差異は読みづらいが)「墓地から探さなかったことにする」
ようにすれば、探さなかった領域で見つけることはできない。
となると、墓地に該当するカードがあっても、それを場に出さなくても良いことになる。
AはBにこう説明すべきなのだ。
A「ライブラリーと手札から探します。で、見つかりませんでした。」
3−1)正しくない。
複数のプレイヤーが同時に何らかの選択を行なったり行動を取ったりする場合、
アクティブ・プレイヤー(そのターンのプレイヤー)が必要な選択をすべて行ない、
そのあとでターン進行順に他のプレイヤーが必要な選択を行う。
そして、選択の終わった後、同時に行動が起こる。(CR103.4)
というわけで、手札のどのカードを捨てるかを選ぶことはアクティブ・プレイヤーから
行うが、それを実際に捨てるのは同時なので、どのプレイヤーも「選ばれたカードが
どのようなカードなのか」を知ることはできない。
ただし、《テレパシー/Telepathy》や《ズアーの運命支配/Zur’s Weirding》などによって、
手札領域がプレイヤーに公開されている場合はこの限りではない。
なぜなら他のプレイヤーは「何が選ばれたか」を事前に知ることができるのだ。
(場にあるパーマネントを同時に生贄にささげる場合と全く同様である。)
3−2)(今のところは)どちらともいえない。
上と同様にそれぞれのプレイヤーが同時に行動を起こすのだが、この場合はそもそも
「出す/出さない」という選択肢も含まれるために、アクティブ・プレイヤーから
どのように動くかを決めなくてはならない。以下に2つの説を挙げる。
i)
アクティブ・プレイヤーから全ての選択を行うので、「カードを場に出す」
までの行動を行う。したがって、他のプレイヤーは自分がカードを出す前に、
そのカードを見ることができる。
ii)
「カードを場に出す」行動は全てのプレイヤーが同時に行う行動なので、
「出す/出さない」という選択をアクティブ・プレイヤーから行う。
カードを出す場合、そのカードはまだ手札領域にあるので、それは公開されない。
プレイヤーはカードを選ぶだけにして場に出さないでおく。他のプレイヤーも同様にする。
全てのプレイヤーが選択をしたら、それらのカードを同時に場に出す。
したがって、プレイヤーは他のプレイヤーが出すカードを(事前に)一切見ることはできない。
どちらが正しいかは現行のCRでは判断できない。
プレイヤーは、その前のプレイヤーがどのような選択を行なったかを知った上で選択を行なう。
(CR103.4a)
とあるが、その『選択』とは何を指すのかが明確になっていない。
その場でのジャッジの判断が試される。
---------------------------------------------------
だが、ご心配は無用。
この項目については、近々リリースされるCR改訂によって、直される見込みである。
i)になるのかii)になるのかはわからないが、その改訂を待ちましょう。
---------------------------------------------------
そんなところで。
明日は、上でもちらっと触れていますが
http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/feature/440a
について。オラクルとCR改訂(モーニングタイド対応)です。
#突き詰めていくのが良いはずなのですが、
#そこで自分の意見を押し通そうという意志が働くと、それはとたんに議論の体を
#為さなくなってしまいます。対話でいいと思うんですけどね。
解答があると思い込んでいるからでしょう。
(現状では)答えられない問いもあるのですよ。
それでは先週の回答ー。
問1
新年かたならし○×。
「ゲームに使用される物理的なモノのテキスト上での表現は、
『カード』『トークン』『コイン(投げ)』の3つである。」
○か×か?
×
問題文にあやふやなところを残してしまったので、どうとでも取れる問題。つまり良くない問い。
一応の意図は、「オラクルで使用される文章(語)で、物理的にゲームで使用される
モノを示す単語は、『カード』 『トークン』 『コイン(投げ)』である。」
というものだった。問題文では「プレイヤー」も立派な物理的なモノ(者)であるので、
回答としてはやはり×となる。
では、人間以外でゲームに使用されうる物理的なものは、問題文にある3つだけだろうか?
実はそうではない。
私の用意していた回答は、《ゴブリンのゲーム/Goblin Game》にある。
そこには item/品物 という単語がしっかりと書かれている。これは物理的なものを指している。
なので、この解釈でも答えは×である。
問2
新年はお互いに故郷に戻り、堕落した生活を送っていたプレイヤーAとBがいつもの対戦をしている。
プレイヤーAは《工匠の神童、ミシュラ/Mishra, Artificer Prodigy》をコントロールしている。
Aは自分のターンに《ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth》をプレイし、
《工匠の神童、ミシュラ》の誘発型能力の解決に入った。
Aはライブラリーの中を見て、「見つから無かったよ」と言い、ライブラリーをシャッフルした。
そこでBはこう言った。
B「おい、Aの墓地には《ブライトハースの指輪》があるじゃないか。これは公開情報だから、
あったらそれを場に出さないといけないんじゃないか?」
A「出したら次のターンにBの《メムナーク/Memnarch》で奪われるじゃないかー。」
B「いやそれとこれとは関係ない。」
A「・・・でも、出したくないんだ。」
Aの行動は適正か? 適正であるかどうかにかかわらず、その理由を述べよ。
また、AはBにどう説明するべきか?
適正である。
《工匠の神童、ミシュラ/Mishra, Artificer Prodigy》の誘発型能力により、
墓地、手札、ライブラリーから該当するカードを探すことになる。
たしかにBの言うとおり、墓地領域のカードは全てのプレイヤーに公開されているので、
そこに該当するカードがあるならばそれを「見つけ」なければいけない。
ところが、《工匠の神童、ミシュラ》の能力は以下の通りである。
あなたがアーティファクト呪文をプレイするたび、あなたは自分の墓地、手札、
ライブラリーからその呪文と同じ名前のカードを1枚探し、それを場に出す。あなたが
この方法で自分のライブラリーからカードを探した場合、それを切り直す。
Whenever you play an artifact spell, you may search your graveyard, hand,
and/or library for a card with the same name as that spell and put it into play.
If you search your library this way, shuffle it.
つまり、(日本語版ではその差異は読みづらいが)「墓地から探さなかったことにする」
ようにすれば、探さなかった領域で見つけることはできない。
となると、墓地に該当するカードがあっても、それを場に出さなくても良いことになる。
AはBにこう説明すべきなのだ。
A「ライブラリーと手札から探します。で、見つかりませんでした。」
問3
3−1)
対戦相手が私のターンに、《心鞭スリヴァー/Mindlash Sliver》の能力を起動して
カードをお互いに1枚捨てることになった。
対戦相手「じゃ、APNAP順に捨てることになりますから、あなたが先にどうぞ。
その捨てられたカードを見てから、僕はカードを捨てます。」
この主張は正しいか?
3−2)
私は自分のターンに《実物提示教育/Show and Tell》をプレイした。
解決するときになって、対戦相手はこう言った。
対戦相手「じゃ、APNAP順にすることになりますから、あなたが先にどうぞ。
そのカードを見てから、僕も出すカードを決めます。」
この主張は正しいか?
3−1)正しくない。
複数のプレイヤーが同時に何らかの選択を行なったり行動を取ったりする場合、
アクティブ・プレイヤー(そのターンのプレイヤー)が必要な選択をすべて行ない、
そのあとでターン進行順に他のプレイヤーが必要な選択を行う。
そして、選択の終わった後、同時に行動が起こる。(CR103.4)
というわけで、手札のどのカードを捨てるかを選ぶことはアクティブ・プレイヤーから
行うが、それを実際に捨てるのは同時なので、どのプレイヤーも「選ばれたカードが
どのようなカードなのか」を知ることはできない。
ただし、《テレパシー/Telepathy》や《ズアーの運命支配/Zur’s Weirding》などによって、
手札領域がプレイヤーに公開されている場合はこの限りではない。
なぜなら他のプレイヤーは「何が選ばれたか」を事前に知ることができるのだ。
(場にあるパーマネントを同時に生贄にささげる場合と全く同様である。)
3−2)(今のところは)どちらともいえない。
上と同様にそれぞれのプレイヤーが同時に行動を起こすのだが、この場合はそもそも
「出す/出さない」という選択肢も含まれるために、アクティブ・プレイヤーから
どのように動くかを決めなくてはならない。以下に2つの説を挙げる。
i)
アクティブ・プレイヤーから全ての選択を行うので、「カードを場に出す」
までの行動を行う。したがって、他のプレイヤーは自分がカードを出す前に、
そのカードを見ることができる。
ii)
「カードを場に出す」行動は全てのプレイヤーが同時に行う行動なので、
「出す/出さない」という選択をアクティブ・プレイヤーから行う。
カードを出す場合、そのカードはまだ手札領域にあるので、それは公開されない。
プレイヤーはカードを選ぶだけにして場に出さないでおく。他のプレイヤーも同様にする。
全てのプレイヤーが選択をしたら、それらのカードを同時に場に出す。
したがって、プレイヤーは他のプレイヤーが出すカードを(事前に)一切見ることはできない。
どちらが正しいかは現行のCRでは判断できない。
プレイヤーは、その前のプレイヤーがどのような選択を行なったかを知った上で選択を行なう。
(CR103.4a)
とあるが、その『選択』とは何を指すのかが明確になっていない。
その場でのジャッジの判断が試される。
---------------------------------------------------
だが、ご心配は無用。
この項目については、近々リリースされるCR改訂によって、直される見込みである。
i)になるのかii)になるのかはわからないが、その改訂を待ちましょう。
---------------------------------------------------
そんなところで。
明日は、上でもちらっと触れていますが
http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/feature/440a
について。オラクルとCR改訂(モーニングタイド対応)です。
#どうでもいい話。
#アクセス履歴のUser-Agentをつらつら眺めていたら、
# *.****.**.jp - Mozilla/5.0 (PLAYSTATION 3; 1.00)
#というものが。見慣れなかったのでびっくりしました。
モーニングタイド対応のオラクル、総合ルールの更新速報がWofC公式に出ています。
http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/feature/440a
ざらっと要点とか感じたこととか。
なお、Gathererオラクルデータベースの変更点更新は、1月18日(金)です。
総合ルール(CR)の施行は2月1日付けで行われます。
-----------------------------------------------
** オラクル更新点 **
★ Supertrample
《ロウクス/Rhox》や《茨の精霊/Thorn Elemental》等にみられる、
「それがブロックされなかったかのように防御プレイヤーへ戦闘ダメージを割り振る」能力
は、プレインズウォーカーの登場によって妙なことになっていた。
以前にFMQにも出したネタではあるが、《ロウクス/Rhox》がプレインズウォーカーに
攻撃をし、それがブロックされた場合、「ブロックされなかったかのように〜」という
ダメージの選択をすると、プレインズウォーカーには一切ダメージが入ることがなかった。
(http://diarynote.jp/d/74598/20071023.html)
これは直感に反している。
これらの能力は「防御プレイヤー」という言葉がネックになっているので、
オラクルの今回の修正で、単にブロックされなかったかのようにダメージを割り振ることになる。
つまり、《ロウクス/Rhox》がプレインズウォーカーに攻撃しブロックされたとしても、
プレインズウォーカーにダメージを与えることを選択できるようになる。
★ 《オアリムの祈り/Orim’s Prayer》
文章自体の機能は変わらないが、プレインズウォーカーに対しては認識されていない。
この部分を印刷された文章に添う形で修整する。
★ 《刈り取り/Reap》
印刷された文章は対戦相手を対象に取っているが、現在のオラクルはそうなっていない。
この部分は印刷された文章と同じく、対戦相手を対象とするように修整する。
★ 《編直し/Reweave》
部族というカードタイプが追加されたことにより、この呪文はパーマネントでない
部族カードを場に出すような挙動を示すようになってしまっていた。
この部分をパーマネント・カードのみを見るように修整する。
★ 《樹根スリヴァー/Root Sliver》
打ち消されない/can’t be countered という表現には2種類あり、
クリーチャーであるならばそれは単に "can’t be countered" という表現である。
対象を持つカードであるならば、"can’t be countered by spells or abilities." と、
「呪文や能力によっては打ち消されない」という表現が使用される。
なぜならば、対象を持つ呪文や能力は、その対象が不適正になりルールによって打ち消される
場合があるからだ。
ところが、《樹根スリヴァー/Root Sliver》があると、《名も無き転置/Nameless Inversion》
や《外身の交換/Crib Swap》は対象を持つ呪文であるのに、ルールによっても打ち消されない
という奇妙なことになる。
《樹根スリヴァー》は、2番目のカテゴリーに属するように修整される。
(1番目の表現はなるほど、と思いました。いや、金粉のあの生物なんですけどね。)
★ 《葉の王エラダムリー/Eladamri, Lord of Leaves》
《葉の王エラダムリー》は前回のオラクル大変更の際にエルフになったが、そのために
彼自身が能力を得るようになってしまった。印刷されたカードを見ると、自分自身が能力を
うけることがないような文章なので、"他の"エルフが修整を受けるように変更される。
★ 《清純/Purity》
能力はダメージを与えない。ダメージを与えるのはその発生源である。
《清純/Purity》は「戦闘ダメージでないダメージ〜」に変更される。
(以前にもネタにしました:http://diarynote.jp/d/74598/20071116.html)
★ 《よろめく大群/Shambling Swarm》
このカードは-1/-1カウンターを乗せて、ターン終了時にそれらを取り除くという能力を持つが、
それらによって置かれた-1/-1カウンターと、それ以外の-1/-1カウンターには区別が無い。
以前ならば問題ではなかったが、現在は+1/+1カウンターと-1/-1カウンターは状況起因効果に
よって相殺されてしまう。これにより、すでに-1/-1カウンターが乗っているクリーチャーに
対して、《よろめく大群》の-1/-1カウンターが置かれた後に、+1/+1カウンターが乗った場合、
どっちのカウンターを相殺するのか選ぶことになってしまう。そして両方の-1/-1カウンターは
区別がつかない!
この部分は-1/-1カウンターが適当にそれらのクリーチャーから取り除かれるように修整される。
★ 《復讐する天使/Avenging Angel》
(テンペストの多くのカードに見られる"if-文"と同じく)印刷された文章は誘発型能力である。
が、現在の能力は置換効果になっている。これは印刷された文章に沿うように修整される。
★ 《冷蔵室/Cold Storage》
印刷された文章では、これを生贄にささげて戻ってくるのは「クリーチャー・カード」のみだが
オラクルでは取り除いたカード全部が戻ってくるようになっている。
これは印刷された文章に沿う形で、「クリーチャー・カード」のみが戻るようになる。
(原文にもありますが、《樹上の村》なんかは戻ってこないカードの例ですね)
★ 《二枚舌/Duplicity》
印刷された文章では《二枚舌》の最後の能力は、それのコントロールを失ったときに誘発するが、
現在のオラクルでは「場を離れたとき〜」になっている。これは印刷されたものに沿う形で修整される。
また、手札と取り除いたカードを「交換」する際に、その手札が裏向きになって取り除かれるとは
どこにも示されていない。・・・これはもっと明瞭な形になるように修整される。
★ 《災難の補償/Misfortune’s Gain》
印刷された文章では、破壊されたクリーチャーのオーナーがライフを得る。
が、現在のオラクルではクリーチャーのコントローラーがライフを得るようになっている。
これは印刷された形に沿うように修整される。
★ 《番犬/Watchdog》
2番目の能力は、印刷されたものでは常在型能力であるが、オラクルでは誘発型能力になっている。
戦闘中に《番犬》が場から離れた場合などで差異が生じるので、これは印刷された形に沿うように修整される。
★ 《サルタリーの槍騎兵/Soltari Lancer》
印刷された文章はとても風変わりな表現を使用している。("First strike when attacking.")
これは「When/〜とき」という表現があるので、現在のオラクルでは誘発型能力として処理されている。
しかし、この場合の"when"は英語的には"while"と同じ意味合いをもつので、常在型能力に直される。
★ 《手品/Legerdemain》
印刷された文章では、2つの対象が共通のタイプをもっているかどうかを、プレイ時と解決時の
両方でチェックが行われる。現在のオラクルでは解決時にしか行われない。
これは印刷された文章に沿うように修整される。
★ 《アーテイのおせっかい/Ertai’s Meddling》
"sccessfully cast"という言い回しはすでに過去のものであり、それらは単に"play"と
直されている。(→《新緑の女魔術師/Verduran Enchantress》)
しかしこのカードに関しては"resolved"と直され、(今日では奇妙な)置換効果を生み出す。
修整後は、対象になったカードは即座に取り除かれ、その後の処理も明確化される。機能的な差異はない。
(個人的には「また変わるのかよ」と言った感想。質問されるのが嫌な一枚です。)
★ 《ゴブリンの祭殿/Goblin Shrine》
Dark版では「基本土地の山」につけられている場合に効果を発揮したが、クロニクル版では
単に「山」につけられた場合になっている。より最新に印刷されたカードに従い、クロニクル版
に従った修整がなされる。
(そんなポリシーあったんだね。)
★ 《死体のダンス/Corpse Dance》と《エコー室/Echo Chamber》
この2枚のカードは共に効果によって出たクリーチャーに対して速攻を得させるが、
現行のオラクルでは「このターン」という期限が省略されている。
印刷された文章にはきちんと期限が書かれているので、これに沿う形で修整される。
★ クリーチャー・タイプ更新
みんな大好きクリーチャー・タイプ更新のお時間です。 orz
今回は90枚と前回よりかは控えめな変更が行われています。
見た目やストーリーライン重視の結果、
・実は人間じゃなかった (《アクロンの軍団兵/Akron Legionnaire》Human -> Giant)
・実はすでに死んでいた (《触れられざる者フェイジ》 Minion -> Zombie Minion)
・職を得た (《Anaba Spirit Crafter》= Shaman)
・転職した (《頑強なるバルソー/Balthor the Stout》 Warrior -> Barbarian)
・元に戻った (《つぶやくハイエナ/Gibbering Hyenas》 Hound -> Hyena)
・クラゲでした (《発光イソギンチャク/Glowing Anemone》 Anemone -> Jellyfish)
・血を吸った吸血鬼が滅んだ(嘘) (《Grandmother Sengir》 Vampire -> Human Wizard)
・メソウサ(?) (《ケザードリックス/Kezzerdrix》 Beast -> Rabbit Beast)
等の変更がされております。
某所の中の人はがんばって更新してください。
絶滅生物: Anemone Gremlin
新規生物: Hyena
(ところで《頑強なるバルソー》はこの変更で自分自身が修整を受けるようになるんだけど、
《葉の王エラダムリー》とおんなじ変更が加えられるのかなあ?)
---------------------------------------------
** 総合ルール更新点 **
(詳しい差分箇所は新しいCRが出てからまた記事を書きます)
・103.4a-c (プレイヤーが同時に行動を起こす場合の処理)
昨日の記事に書いたように、《実物提示教育/Show and Tell》の解決時に
プレイヤーがどのようにカードを場に出すかは明確になっていない。
新しいCRではこの部分が明確化される。
・212.4j (プレイ以外の方法でオーラが場に出る際の処理)
かつてFMQでもネタにした(http://diarynote.jp/d/74598/20071113.html)が、
オーラがプレイされる以外の方法で場に出、その出す効果がオーラのエンチャント先を指定して
いなかった場合、オーラが場に出るに際して、それを場に出すプレイヤーがエンチャント先を選ぶ。
特に《忘却の輪/Oblivion Ring》の場合が典型的な例である。
しかしこの挙動は直感に反している。なので、オーラをコントロールすることになる
プレイヤーが、そのオーラをどこにつけるかを選ぶというように修整される。
(つまり、もう当該記事の回答のようなトリックはできない)
・217.1a (オブジェクトがありえない領域へ移動する際の処理)
文章中に 代わりに/instead という表現があるために置換効果に見える。が、これは置換効果ではない。
文章はしかるべく修整される。
・300.2 (フェイズやステップの終了)
文章を逐語的に解釈すると、第1ターンのアップキープ・ステップは永遠に終わらない。
この部分は現実的に即した文章に修整される。
・308.2a (攻撃クリーチャーの選択)
《手練れの戦術/Master Warcraft》を使用した場合に、プレインズウォーカーへの
攻撃を指定できるのはどちら側なのか、を明確にする修整が為される。
(《手練れの戦術》をプレイしたプレイヤーが、攻撃するクリーチャーを全て指定し、
アクティブ・プレイヤーがそれぞれに対してどちらを攻撃するかを決める。)
・309.2a (ブロック・クリーチャーの選択)
上記308.2aに沿う修整が為される。
・310.4b (ダメージの発生源)
・413.2a (呪文や能力の処理)
すでに場に無いオブジェクトの情報を参照する場合、それは最後の情報を参照するので、
文章自体が二度手間な説明を行っている。この部分は修正される。
・409.1a (呪文や能力のプレイ)
より明確化された文章に修整される。
・413.2c (呪文や能力の処理)
「カードを引くことは、仮にそのプレイヤーのライブラリーにカードが1枚もなくても不可能な
行動としては扱われない。」とある。一見、ライブラリーが空でドローすることが不可能
そうに考えてしまうが、それでも可能な選択肢としてこの項目に例として挙げられている。
この理解しがたい例は修整される。
・418.3d (〜する限り)
「〜する限り」という表記で限定される持続時間は、その持続時間が始まる前に
終了することもある、という様に表記が修整される。
・505.7 (分割カード)
・508.5 (反転カード)
「カード名を指定する」といった効果では、分割カードはその片方を宣言しても
かまわないように修整される。また、反転カードの反転後の名前を指定してもかまわない
ように変更される。
(指定してもかまわないだけで、それに意味があるかはまた別問題です。)
-------------------------------------------
多少はしょりましたが、こんなところで。
#アクセス履歴のUser-Agentをつらつら眺めていたら、
# *.****.**.jp - Mozilla/5.0 (PLAYSTATION 3; 1.00)
#というものが。見慣れなかったのでびっくりしました。
モーニングタイド対応のオラクル、総合ルールの更新速報がWofC公式に出ています。
http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/feature/440a
ざらっと要点とか感じたこととか。
なお、Gathererオラクルデータベースの変更点更新は、1月18日(金)です。
総合ルール(CR)の施行は2月1日付けで行われます。
-----------------------------------------------
** オラクル更新点 **
★ Supertrample
《ロウクス/Rhox》や《茨の精霊/Thorn Elemental》等にみられる、
「それがブロックされなかったかのように防御プレイヤーへ戦闘ダメージを割り振る」能力
は、プレインズウォーカーの登場によって妙なことになっていた。
以前にFMQにも出したネタではあるが、《ロウクス/Rhox》がプレインズウォーカーに
攻撃をし、それがブロックされた場合、「ブロックされなかったかのように〜」という
ダメージの選択をすると、プレインズウォーカーには一切ダメージが入ることがなかった。
(http://diarynote.jp/d/74598/20071023.html)
これは直感に反している。
これらの能力は「防御プレイヤー」という言葉がネックになっているので、
オラクルの今回の修正で、単にブロックされなかったかのようにダメージを割り振ることになる。
つまり、《ロウクス/Rhox》がプレインズウォーカーに攻撃しブロックされたとしても、
プレインズウォーカーにダメージを与えることを選択できるようになる。
★ 《オアリムの祈り/Orim’s Prayer》
文章自体の機能は変わらないが、プレインズウォーカーに対しては認識されていない。
この部分を印刷された文章に添う形で修整する。
★ 《刈り取り/Reap》
印刷された文章は対戦相手を対象に取っているが、現在のオラクルはそうなっていない。
この部分は印刷された文章と同じく、対戦相手を対象とするように修整する。
★ 《編直し/Reweave》
部族というカードタイプが追加されたことにより、この呪文はパーマネントでない
部族カードを場に出すような挙動を示すようになってしまっていた。
この部分をパーマネント・カードのみを見るように修整する。
★ 《樹根スリヴァー/Root Sliver》
打ち消されない/can’t be countered という表現には2種類あり、
クリーチャーであるならばそれは単に "can’t be countered" という表現である。
対象を持つカードであるならば、"can’t be countered by spells or abilities." と、
「呪文や能力によっては打ち消されない」という表現が使用される。
なぜならば、対象を持つ呪文や能力は、その対象が不適正になりルールによって打ち消される
場合があるからだ。
ところが、《樹根スリヴァー/Root Sliver》があると、《名も無き転置/Nameless Inversion》
や《外身の交換/Crib Swap》は対象を持つ呪文であるのに、ルールによっても打ち消されない
という奇妙なことになる。
《樹根スリヴァー》は、2番目のカテゴリーに属するように修整される。
(1番目の表現はなるほど、と思いました。いや、金粉のあの生物なんですけどね。)
★ 《葉の王エラダムリー/Eladamri, Lord of Leaves》
《葉の王エラダムリー》は前回のオラクル大変更の際にエルフになったが、そのために
彼自身が能力を得るようになってしまった。印刷されたカードを見ると、自分自身が能力を
うけることがないような文章なので、"他の"エルフが修整を受けるように変更される。
★ 《清純/Purity》
能力はダメージを与えない。ダメージを与えるのはその発生源である。
《清純/Purity》は「戦闘ダメージでないダメージ〜」に変更される。
(以前にもネタにしました:http://diarynote.jp/d/74598/20071116.html)
★ 《よろめく大群/Shambling Swarm》
このカードは-1/-1カウンターを乗せて、ターン終了時にそれらを取り除くという能力を持つが、
それらによって置かれた-1/-1カウンターと、それ以外の-1/-1カウンターには区別が無い。
以前ならば問題ではなかったが、現在は+1/+1カウンターと-1/-1カウンターは状況起因効果に
よって相殺されてしまう。これにより、すでに-1/-1カウンターが乗っているクリーチャーに
対して、《よろめく大群》の-1/-1カウンターが置かれた後に、+1/+1カウンターが乗った場合、
どっちのカウンターを相殺するのか選ぶことになってしまう。そして両方の-1/-1カウンターは
区別がつかない!
この部分は-1/-1カウンターが適当にそれらのクリーチャーから取り除かれるように修整される。
★ 《復讐する天使/Avenging Angel》
(テンペストの多くのカードに見られる"if-文"と同じく)印刷された文章は誘発型能力である。
が、現在の能力は置換効果になっている。これは印刷された文章に沿うように修整される。
★ 《冷蔵室/Cold Storage》
印刷された文章では、これを生贄にささげて戻ってくるのは「クリーチャー・カード」のみだが
オラクルでは取り除いたカード全部が戻ってくるようになっている。
これは印刷された文章に沿う形で、「クリーチャー・カード」のみが戻るようになる。
(原文にもありますが、《樹上の村》なんかは戻ってこないカードの例ですね)
★ 《二枚舌/Duplicity》
印刷された文章では《二枚舌》の最後の能力は、それのコントロールを失ったときに誘発するが、
現在のオラクルでは「場を離れたとき〜」になっている。これは印刷されたものに沿う形で修整される。
また、手札と取り除いたカードを「交換」する際に、その手札が裏向きになって取り除かれるとは
どこにも示されていない。・・・これはもっと明瞭な形になるように修整される。
★ 《災難の補償/Misfortune’s Gain》
印刷された文章では、破壊されたクリーチャーのオーナーがライフを得る。
が、現在のオラクルではクリーチャーのコントローラーがライフを得るようになっている。
これは印刷された形に沿うように修整される。
★ 《番犬/Watchdog》
2番目の能力は、印刷されたものでは常在型能力であるが、オラクルでは誘発型能力になっている。
戦闘中に《番犬》が場から離れた場合などで差異が生じるので、これは印刷された形に沿うように修整される。
★ 《サルタリーの槍騎兵/Soltari Lancer》
印刷された文章はとても風変わりな表現を使用している。("First strike when attacking.")
これは「When/〜とき」という表現があるので、現在のオラクルでは誘発型能力として処理されている。
しかし、この場合の"when"は英語的には"while"と同じ意味合いをもつので、常在型能力に直される。
★ 《手品/Legerdemain》
印刷された文章では、2つの対象が共通のタイプをもっているかどうかを、プレイ時と解決時の
両方でチェックが行われる。現在のオラクルでは解決時にしか行われない。
これは印刷された文章に沿うように修整される。
★ 《アーテイのおせっかい/Ertai’s Meddling》
"sccessfully cast"という言い回しはすでに過去のものであり、それらは単に"play"と
直されている。(→《新緑の女魔術師/Verduran Enchantress》)
しかしこのカードに関しては"resolved"と直され、(今日では奇妙な)置換効果を生み出す。
修整後は、対象になったカードは即座に取り除かれ、その後の処理も明確化される。機能的な差異はない。
(個人的には「また変わるのかよ」と言った感想。質問されるのが嫌な一枚です。)
★ 《ゴブリンの祭殿/Goblin Shrine》
Dark版では「基本土地の山」につけられている場合に効果を発揮したが、クロニクル版では
単に「山」につけられた場合になっている。より最新に印刷されたカードに従い、クロニクル版
に従った修整がなされる。
(そんなポリシーあったんだね。)
★ 《死体のダンス/Corpse Dance》と《エコー室/Echo Chamber》
この2枚のカードは共に効果によって出たクリーチャーに対して速攻を得させるが、
現行のオラクルでは「このターン」という期限が省略されている。
印刷された文章にはきちんと期限が書かれているので、これに沿う形で修整される。
★ クリーチャー・タイプ更新
みんな大好きクリーチャー・タイプ更新のお時間です。 orz
今回は90枚と前回よりかは控えめな変更が行われています。
見た目やストーリーライン重視の結果、
・実は人間じゃなかった (《アクロンの軍団兵/Akron Legionnaire》Human -> Giant)
・実はすでに死んでいた (《触れられざる者フェイジ》 Minion -> Zombie Minion)
・職を得た (《Anaba Spirit Crafter》= Shaman)
・転職した (《頑強なるバルソー/Balthor the Stout》 Warrior -> Barbarian)
・元に戻った (《つぶやくハイエナ/Gibbering Hyenas》 Hound -> Hyena)
・クラゲでした (《発光イソギンチャク/Glowing Anemone》 Anemone -> Jellyfish)
・血を吸った吸血鬼が滅んだ(嘘) (《Grandmother Sengir》 Vampire -> Human Wizard)
・メソウサ(?) (《ケザードリックス/Kezzerdrix》 Beast -> Rabbit Beast)
等の変更がされております。
某所の中の人はがんばって更新してください。
絶滅生物: Anemone Gremlin
新規生物: Hyena
(ところで《頑強なるバルソー》はこの変更で自分自身が修整を受けるようになるんだけど、
《葉の王エラダムリー》とおんなじ変更が加えられるのかなあ?)
---------------------------------------------
** 総合ルール更新点 **
(詳しい差分箇所は新しいCRが出てからまた記事を書きます)
・103.4a-c (プレイヤーが同時に行動を起こす場合の処理)
昨日の記事に書いたように、《実物提示教育/Show and Tell》の解決時に
プレイヤーがどのようにカードを場に出すかは明確になっていない。
新しいCRではこの部分が明確化される。
・212.4j (プレイ以外の方法でオーラが場に出る際の処理)
かつてFMQでもネタにした(http://diarynote.jp/d/74598/20071113.html)が、
オーラがプレイされる以外の方法で場に出、その出す効果がオーラのエンチャント先を指定して
いなかった場合、オーラが場に出るに際して、それを場に出すプレイヤーがエンチャント先を選ぶ。
特に《忘却の輪/Oblivion Ring》の場合が典型的な例である。
しかしこの挙動は直感に反している。なので、オーラをコントロールすることになる
プレイヤーが、そのオーラをどこにつけるかを選ぶというように修整される。
(つまり、もう当該記事の回答のようなトリックはできない)
・217.1a (オブジェクトがありえない領域へ移動する際の処理)
文章中に 代わりに/instead という表現があるために置換効果に見える。が、これは置換効果ではない。
文章はしかるべく修整される。
・300.2 (フェイズやステップの終了)
文章を逐語的に解釈すると、第1ターンのアップキープ・ステップは永遠に終わらない。
この部分は現実的に即した文章に修整される。
・308.2a (攻撃クリーチャーの選択)
《手練れの戦術/Master Warcraft》を使用した場合に、プレインズウォーカーへの
攻撃を指定できるのはどちら側なのか、を明確にする修整が為される。
(《手練れの戦術》をプレイしたプレイヤーが、攻撃するクリーチャーを全て指定し、
アクティブ・プレイヤーがそれぞれに対してどちらを攻撃するかを決める。)
・309.2a (ブロック・クリーチャーの選択)
上記308.2aに沿う修整が為される。
・310.4b (ダメージの発生源)
・413.2a (呪文や能力の処理)
すでに場に無いオブジェクトの情報を参照する場合、それは最後の情報を参照するので、
文章自体が二度手間な説明を行っている。この部分は修正される。
・409.1a (呪文や能力のプレイ)
より明確化された文章に修整される。
・413.2c (呪文や能力の処理)
「カードを引くことは、仮にそのプレイヤーのライブラリーにカードが1枚もなくても不可能な
行動としては扱われない。」とある。一見、ライブラリーが空でドローすることが不可能
そうに考えてしまうが、それでも可能な選択肢としてこの項目に例として挙げられている。
この理解しがたい例は修整される。
・418.3d (〜する限り)
「〜する限り」という表記で限定される持続時間は、その持続時間が始まる前に
終了することもある、という様に表記が修整される。
・505.7 (分割カード)
・508.5 (反転カード)
「カード名を指定する」といった効果では、分割カードはその片方を宣言しても
かまわないように修整される。また、反転カードの反転後の名前を指定してもかまわない
ように変更される。
(指定してもかまわないだけで、それに意味があるかはまた別問題です。)
-------------------------------------------
多少はしょりましたが、こんなところで。
Friday Magic Quiz. [08-02]
2008年1月18日#今週末はいよいよモーニングタイドのプレリリースです。
#新しいカードを使うというだけなのに、なんでこんなにわくわくするんでしょうかね。
#カードに対する平等感はあんまりないんですけど。
いろんな事が頭の中に思いつきましたがとりあえず思考停止。
今週の問題はモーニングタイドのルールに関するものでお送りします。
予習のつもりでやってくださいな。
これが役に立つかもー > http://mjmj.info/data/pri_mor_j.html
問1
かたならし○×。
「徘徊/Prowl は、スタック領域で機能する常在型能力である。」
○か×か?
問2
プレリリースが目前だというのに、試験対策で手一杯のプレイヤーAとBが現実逃避
いつもの対戦をしている。
両者ともモーニングタイドのカードを数枚混ぜたデッキを使っている。
プレイヤーAが《コルフェノールの計画/Colfenor’s Plans》をプレイし、裏向きに7枚のカードを取り除いた。
Aはそれらの中に、「補強/Reinforce」がついているカードを見つけた。
さて、Aはこのカードの補強能力を使用できるだろうか?
(適正な対象は存在する)
問3 (難)
モーニングタイドのルール入門には、「テーマ:カウンター強化」の項目に以下のように書かれている。
クリーチャーは、それが場に出る時点でのコピー可能な特性(印刷されている値に、
コピー効果、「場に出るに際し」「表になるに際し」の能力による特性への影響、
呪文やパーマネントを裏向きにする能力の影響を加味したもの)として指定された
クリーチャー・タイプを持つ場合に、この効果によるカウンターを得る。例えば、
あなたがウィザードを選んだ《奸謀/Conspiracy》をコントロールしているとする。
あなたが通常はウィザードではないクリーチャーを場に出す場合、それは《寓話の
賢人》によるカウンターを得ない。
《寓話の賢人》があなたのコントロール下で場にあり、さらに《奸謀/Conspiracy》で
ウィザードを指定していたとしても、場に出るクリーチャーが元々ウィザードで無い場合、
カウンターは乗らない。
この理由を説明せよ。現行CRでかまわない。
(ヒント:《奸謀/Conspiracy》の効果は・・・)
-----------------
そんなところで。
いつものように、回答は週明けにでも。
プレリリースに行かれる際には、寒さ対策も万全にして会場にお越し下さい。
#新しいカードを使うというだけなのに、なんでこんなにわくわくするんでしょうかね。
#カードに対する平等感はあんまりないんですけど。
いろんな事が頭の中に思いつきましたがとりあえず思考停止。
今週の問題はモーニングタイドのルールに関するものでお送りします。
予習のつもりでやってくださいな。
これが役に立つかもー > http://mjmj.info/data/pri_mor_j.html
問1
かたならし○×。
「徘徊/Prowl は、スタック領域で機能する常在型能力である。」
○か×か?
問2
プレリリースが目前だというのに、試験対策で手一杯のプレイヤーAとBが
いつもの対戦をしている。
両者ともモーニングタイドのカードを数枚混ぜたデッキを使っている。
プレイヤーAが《コルフェノールの計画/Colfenor’s Plans》をプレイし、裏向きに7枚のカードを取り除いた。
Aはそれらの中に、「補強/Reinforce」がついているカードを見つけた。
さて、Aはこのカードの補強能力を使用できるだろうか?
(適正な対象は存在する)
問3 (難)
モーニングタイドのルール入門には、「テーマ:カウンター強化」の項目に以下のように書かれている。
クリーチャーは、それが場に出る時点でのコピー可能な特性(印刷されている値に、
コピー効果、「場に出るに際し」「表になるに際し」の能力による特性への影響、
呪文やパーマネントを裏向きにする能力の影響を加味したもの)として指定された
クリーチャー・タイプを持つ場合に、この効果によるカウンターを得る。例えば、
あなたがウィザードを選んだ《奸謀/Conspiracy》をコントロールしているとする。
あなたが通常はウィザードではないクリーチャーを場に出す場合、それは《寓話の
賢人》によるカウンターを得ない。
《寓話の賢人》があなたのコントロール下で場にあり、さらに《奸謀/Conspiracy》で
ウィザードを指定していたとしても、場に出るクリーチャーが元々ウィザードで無い場合、
カウンターは乗らない。
この理由を説明せよ。現行CRでかまわない。
(ヒント:《奸謀/Conspiracy》の効果は・・・)
-----------------
そんなところで。
いつものように、回答は週明けにでも。
プレリリースに行かれる際には、寒さ対策も万全にして会場にお越し下さい。
Several Questons from Morningtide.
2008年1月22日#先週末はプレリリーストーナメントでした。
#私自身も、土曜日は大阪でプレイヤー、日曜日は名古屋でスタッフと
#十二分にモーニングタイドのカードに触れることができ面白かったです。
#特に大阪のHさんとKさん、ありがとねー。
実はあんまりルール的にややこしいセットではなかったのです。はい。
モーニングタイドのプレリリースとFAQから、いくつか気になったこととかを。
-----------------------------------------------
1)《木化/Lignify》と各種装備品
ローウィンのカードでコモンなのにややこしいルールを持つ一枚。
モーニングタイドが入ったことで、装備品が多くなりました。
そして、装備品をつけられているクリーチャーに《木化/Lignify》がついた時、
P/Tの値や、持つ能力がどうなるかが、わからないプレイヤーの方が多かったです。
一例を挙げましょう。
場の《斧研ぎの巨人/Axegrinder Giant》(6/4)に、
補強/Reinforce による+1/+1カウンターが1個置かれていて、
《黒曜石の戦斧/Obsidan Battle-Axe》が装備されています。
これの現在のP/Tは 9/6 であり、速攻を得ています。
この《斧研ぎの巨人/Axegrinder Giant》に《木化/Lignify》がつけられた場合、
どうなるでしょうか。
継続的効果を全て書き出します。
第4種:ツリーフォークである。 (《木化/Lignify》)
第5種:能力を持たない。 (《木化/Lignify》)
第6b種:0/4 である。 (《木化/Lignify》)
第6c種:+1/+1 (+1/+1 カウンター)
第5種:速攻を得る (《黒曜石の戦斧/Obsidan Battle-Axe》)
第6d種:+2/+1 (《黒曜石の戦斧/Obsidan Battle-Axe》)
継続的効果の種別順に書き直し、依存性を確認しながらタイムスタンプ順に並べます。
第4種:ツリーフォークである。 (《木化/Lignify》)
-------------------
第5種:速攻を得る (《黒曜石の戦斧/Obsidan Battle-Axe》)
第5種:能力を持たない。 (《木化/Lignify》)
-------------------
第6b種:0/4 である。 (《木化/Lignify》)
第6c種:+1/+1 (+1/+1 カウンター)
第6d種:+2/+1 (《黒曜石の戦斧/Obsidan Battle-Axe》)
上から順番に適用していきます。
そうすると、この《斧研ぎの巨人》は、「3/6で、能力を何も持たない、ツリーフォークである」
となります。
---------------------------------
では、装備品のタイムスタンプを変えてみましょう。
上記の《斧研ぎの巨人》(3/6)についている《黒曜石の戦斧》を、一度別のクリーチャーに
つけて、それからもう一度《斧研ぎの巨人》につけなおします。
こうすることにより、タイムスタンプが変わります。
第4種:ツリーフォークである。 (《木化/Lignify》)
-------------------
第5種:能力を持たない。 (《木化/Lignify》)
第5種:速攻を得る (《黒曜石の戦斧/Obsidan Battle-Axe》)
-------------------
第6b種:0/4 である。 (《木化/Lignify》)
第6c種:+1/+1 (+1/+1 カウンター)
第6d種:+2/+1 (《黒曜石の戦斧/Obsidan Battle-Axe》)
タイムスタンプが変わることにより、このクリーチャーは以前と比べて速攻を得ました。
他の装備品についても同様のことがいえます。
また、モーニングタイドの装備品で、P/Tに影響を与えるものは第6d種であるものと
第6b種であるものが複数あり、注意が必要です。
たとえば、《預言者の杖/Diviner’s Wand》による「+1/+1を得る」というのは第6b種に属します。
《木化/Lignify》とのタイムスタンプ順に注意しなくてはいけません。
-----------------------------------------------
2)族系/Kinship のコツ
族系/Kinship は、それをもつクリーチャーとライブラリーの一番上のカードのクリーチャー
タイプが一致するかどうかを見ます。なので、《ルーン刻みの鍾乳石/Runed Stalactite》を装備していると、
ライブラリーの一番上がクリーチャー(もしくは部族を持つ呪文)ならば、その条件を確実に
満たすことになります。
《アメーバの変わり身/Amoeboid Changeling》でも同じことができます。
しかも、相手の 族系/Kinship 持ちを確実に封殺することも可能です。
解決前にクリーチャー・タイプを無くしてあげましょう。
-----------------------------------------------
3)FAQ より色々
FAQ本体は以下の方に。
http://www.wizards.com/default.asp?x=magic/rules/faqs
ここでは私的に気になったカードと、メモ書き程度のことを。
・《婆の密告者/Auntie’s Snitch》
自身が攻撃して戦闘ダメージをスタックに乗せた後で、
墓地に置かれたとしても、(その自身がゴブリン・ならず者なので)回収できる。
もちろん、徘徊/Prowl コストでプレイしてもよい。
・《苦花/Bitterblossom》
この効果は強制である。
ライフが0以下でもライフは減る。そしてトークンが出てくる。
・《主の戦術家/Cenn’s Tactician》
2番目の能力は重複する。ただしカウンターの数によらない。
たとえば、《主の戦術家》が2枚あると、+1/+1カウンターが1個でも乗っている
クリーチャーは、追加でもう2体のクリーチャーをブロックできる。
・《田舎の破壊者/Countryside Crusher》
+1/+1カウンターが乗るタイミングに注意。
1番目の能力を解決し終わってから、2番目の能力が全てスタックに積まれる。
(言い換えると、土地をめくり終わってから、《火葬》を打って除去できる。)
・《粒選りの収穫/Cream of the Crop》
いくつかの似たような能力と同じく、解決時にパワーの値を参照する。
・《ファーティリド/Fertilid》
対象のプレイヤーが土地を探す探さないにかかわらず、ライブラリーはシャッフルされる。
・《とどめの一刺しのフェアリー/Final-Sting Faerie》
たとえこのターンに再生されたクリーチャーであったとしても、それは依然として
「このターンにダメージを与えられたクリーチャー」である。
(以前にもこのような呪文があったやうな)
・《呪文書の盗人/Grimoire Thief》
裏向きに取りぞかれたカードの取り扱いに注意。
・《キンズベイル国境警備隊/Kinsbaile Borderguard》
上に乗っているカウンターならば、+1/+1カウンターで無くてもなんでもよい。
・《知識の搾取/Knowledge Exploitation》
みつけたカードは「対戦相手のライブラリー」からプレイされる。あなたの手札ではない。
正常にプレイできない場合、それは対戦相手のライブラリー内に留まったままになる。
・《朝の歌のマラレン/Maralen of the Mornsong》
双頭巨人戦では、ドローステップにこの能力が2回誘発する。
・《分かち合う憎しみ/Shared Animosity》
それぞれの攻撃クリーチャー1体ごとに、1回誘発する。
双頭巨人戦では、「あなたの」クリーチャーにしか誘発しない。が、チームメイトの
攻撃クリーチャーも数える。
・《スミレの棺/Violet Pall》
トークンを得るのはこれをプレイした側。破壊されたクリーチャーのコントローラーではない。
-----------------------------------------------
そんなところで。
#私自身も、土曜日は大阪でプレイヤー、日曜日は名古屋でスタッフと
#十二分にモーニングタイドのカードに触れることができ面白かったです。
#特に大阪のHさんとKさん、ありがとねー。
実はあんまりルール的にややこしいセットではなかったのです。はい。
モーニングタイドのプレリリースとFAQから、いくつか気になったこととかを。
-----------------------------------------------
1)《木化/Lignify》と各種装備品
ローウィンのカードでコモンなのにややこしいルールを持つ一枚。
モーニングタイドが入ったことで、装備品が多くなりました。
そして、装備品をつけられているクリーチャーに《木化/Lignify》がついた時、
P/Tの値や、持つ能力がどうなるかが、わからないプレイヤーの方が多かったです。
一例を挙げましょう。
場の《斧研ぎの巨人/Axegrinder Giant》(6/4)に、
補強/Reinforce による+1/+1カウンターが1個置かれていて、
《黒曜石の戦斧/Obsidan Battle-Axe》が装備されています。
これの現在のP/Tは 9/6 であり、速攻を得ています。
この《斧研ぎの巨人/Axegrinder Giant》に《木化/Lignify》がつけられた場合、
どうなるでしょうか。
継続的効果を全て書き出します。
第4種:ツリーフォークである。 (《木化/Lignify》)
第5種:能力を持たない。 (《木化/Lignify》)
第6b種:0/4 である。 (《木化/Lignify》)
第6c種:+1/+1 (+1/+1 カウンター)
第5種:速攻を得る (《黒曜石の戦斧/Obsidan Battle-Axe》)
第6d種:+2/+1 (《黒曜石の戦斧/Obsidan Battle-Axe》)
継続的効果の種別順に書き直し、依存性を確認しながらタイムスタンプ順に並べます。
第4種:ツリーフォークである。 (《木化/Lignify》)
-------------------
第5種:速攻を得る (《黒曜石の戦斧/Obsidan Battle-Axe》)
第5種:能力を持たない。 (《木化/Lignify》)
-------------------
第6b種:0/4 である。 (《木化/Lignify》)
第6c種:+1/+1 (+1/+1 カウンター)
第6d種:+2/+1 (《黒曜石の戦斧/Obsidan Battle-Axe》)
上から順番に適用していきます。
そうすると、この《斧研ぎの巨人》は、「3/6で、能力を何も持たない、ツリーフォークである」
となります。
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では、装備品のタイムスタンプを変えてみましょう。
上記の《斧研ぎの巨人》(3/6)についている《黒曜石の戦斧》を、一度別のクリーチャーに
つけて、それからもう一度《斧研ぎの巨人》につけなおします。
こうすることにより、タイムスタンプが変わります。
第4種:ツリーフォークである。 (《木化/Lignify》)
-------------------
第5種:能力を持たない。 (《木化/Lignify》)
第5種:速攻を得る (《黒曜石の戦斧/Obsidan Battle-Axe》)
-------------------
第6b種:0/4 である。 (《木化/Lignify》)
第6c種:+1/+1 (+1/+1 カウンター)
第6d種:+2/+1 (《黒曜石の戦斧/Obsidan Battle-Axe》)
タイムスタンプが変わることにより、このクリーチャーは以前と比べて速攻を得ました。
他の装備品についても同様のことがいえます。
また、モーニングタイドの装備品で、P/Tに影響を与えるものは第6d種であるものと
第6b種であるものが複数あり、注意が必要です。
たとえば、《預言者の杖/Diviner’s Wand》による「+1/+1を得る」というのは第6b種に属します。
《木化/Lignify》とのタイムスタンプ順に注意しなくてはいけません。
-----------------------------------------------
2)族系/Kinship のコツ
族系/Kinship は、それをもつクリーチャーとライブラリーの一番上のカードのクリーチャー
タイプが一致するかどうかを見ます。なので、《ルーン刻みの鍾乳石/Runed Stalactite》を装備していると、
ライブラリーの一番上がクリーチャー(もしくは部族を持つ呪文)ならば、その条件を確実に
満たすことになります。
《アメーバの変わり身/Amoeboid Changeling》でも同じことができます。
しかも、相手の 族系/Kinship 持ちを確実に封殺することも可能です。
解決前にクリーチャー・タイプを無くしてあげましょう。
-----------------------------------------------
3)FAQ より色々
FAQ本体は以下の方に。
http://www.wizards.com/default.asp?x=magic/rules/faqs
ここでは私的に気になったカードと、メモ書き程度のことを。
・《婆の密告者/Auntie’s Snitch》
自身が攻撃して戦闘ダメージをスタックに乗せた後で、
墓地に置かれたとしても、(その自身がゴブリン・ならず者なので)回収できる。
もちろん、徘徊/Prowl コストでプレイしてもよい。
・《苦花/Bitterblossom》
この効果は強制である。
ライフが0以下でもライフは減る。そしてトークンが出てくる。
・《主の戦術家/Cenn’s Tactician》
2番目の能力は重複する。ただしカウンターの数によらない。
たとえば、《主の戦術家》が2枚あると、+1/+1カウンターが1個でも乗っている
クリーチャーは、追加でもう2体のクリーチャーをブロックできる。
・《田舎の破壊者/Countryside Crusher》
+1/+1カウンターが乗るタイミングに注意。
1番目の能力を解決し終わってから、2番目の能力が全てスタックに積まれる。
(言い換えると、土地をめくり終わってから、《火葬》を打って除去できる。)
・《粒選りの収穫/Cream of the Crop》
いくつかの似たような能力と同じく、解決時にパワーの値を参照する。
・《ファーティリド/Fertilid》
対象のプレイヤーが土地を探す探さないにかかわらず、ライブラリーはシャッフルされる。
・《とどめの一刺しのフェアリー/Final-Sting Faerie》
たとえこのターンに再生されたクリーチャーであったとしても、それは依然として
「このターンにダメージを与えられたクリーチャー」である。
(以前にもこのような呪文があったやうな)
・《呪文書の盗人/Grimoire Thief》
裏向きに取りぞかれたカードの取り扱いに注意。
・《キンズベイル国境警備隊/Kinsbaile Borderguard》
上に乗っているカウンターならば、+1/+1カウンターで無くてもなんでもよい。
・《知識の搾取/Knowledge Exploitation》
みつけたカードは「対戦相手のライブラリー」からプレイされる。あなたの手札ではない。
正常にプレイできない場合、それは対戦相手のライブラリー内に留まったままになる。
・《朝の歌のマラレン/Maralen of the Mornsong》
双頭巨人戦では、ドローステップにこの能力が2回誘発する。
・《分かち合う憎しみ/Shared Animosity》
それぞれの攻撃クリーチャー1体ごとに、1回誘発する。
双頭巨人戦では、「あなたの」クリーチャーにしか誘発しない。が、チームメイトの
攻撃クリーチャーも数える。
・《スミレの棺/Violet Pall》
トークンを得るのはこれをプレイした側。破壊されたクリーチャーのコントローラーではない。
-----------------------------------------------
そんなところで。
#某所で行われているカード10傑ですが、非常に面白い試みだと思います。
#プレリリースも終了し、フル・テキストも公開されたことですし、
#自分と他人のカードを見るときの視点がどこにあるのかが
#分析できて興味深いです。
おいらの10傑? そーですねー。明日あたりにここで書くかも。
それでは先週の回答ー。
○
徘徊/Prowl の項目に書かれていることそのまま。
手札にあるときに機能するものではない。注意すべし。
できない。
補強/Reinforce は、手札にあるときに起動できる起動型能力である。
《コルフェノールの計画》で取り除いたカードは、当然手札には無いので起動できない。
(いわゆるサイクリングと同じ)
《寓話の賢人》によってカウンターが乗る効果は、場に出ることに影響を及ぼす置換効果である。
これらの効果は、そのパーマネントが場に存在するようになる時点でのコピー可能な特性の
値だけを参照する。以前の領域にあったときの特性に影響を及ぼす継続的効果や、場に出た後で
特性に影響を及ぼすであろう継続的効果は考慮に入れない。(CR419.6i)
さて、《奸謀》の能力がもつ継続的効果は、第4種(タイプ変更)であり、場に出る際に働くものではない。
このため、クリーチャーが場に出る際にコピー可能な特性の値を参照する場合、それは
オリジナルに印刷された値(もしくはすでに変更が加わったコピー可能な特性の値)を用い、
《奸謀》による継続的効果による変更された値は用いない。。
例を挙げよう。《奸謀》で「ウィザード」を指定し、場にはすでに《寓話の賢人》がある。
この状態でプレイされた《灰色熊/Grizzly Bears》は、スタック領域にある間は
確かに「ウィザード」である。
これが解決され、パーマネントとなって場に出る際に、この《灰色熊》のコピー可能な値の
うち、サブタイプを見るとそれは「熊」であり、「ウィザード」ではない。
したがって、《寓話の賢人》によるカウンターは付与されない。
もちろん、場に出た《灰色熊》は、《奸謀》の継続的効果により「ウィザード」である。
FAQに書かれているもう一つの例として《クローン/Clone》によるものが挙げられているが、
これはコピー可能な特性の値をいつ参照するか? ということと、
両方共に置換効果であるので適用順番を任意に決めることができる、というのが理由である。
かなり直感的には理解しがたい現象ではある。
#まあ、nicheな状態ではあるのですが。
---------------------------
そんなところで。
#プレリリースも終了し、フル・テキストも公開されたことですし、
#自分と他人のカードを見るときの視点がどこにあるのかが
#分析できて興味深いです。
おいらの10傑? そーですねー。明日あたりにここで書くかも。
それでは先週の回答ー。
問1
かたならし○×。
「徘徊/Prowl は、スタック領域で機能する常在型能力である。」
○か×か?
○
徘徊/Prowl の項目に書かれていることそのまま。
手札にあるときに機能するものではない。注意すべし。
問2
プレリリースが目前だというのに、試験対策で手一杯のプレイヤーAとBが現実逃避
いつもの対戦をしている。
両者ともモーニングタイドのカードを数枚混ぜたデッキを使っている。
プレイヤーAが《コルフェノールの計画/Colfenor’s Plans》をプレイし、裏向きに7枚のカードを取り除いた。
Aはそれらの中に、「補強/Reinforce」がついているカードを見つけた。
さて、Aはこのカードの補強能力を使用できるだろうか?
(適正な対象は存在する)
できない。
補強/Reinforce は、手札にあるときに起動できる起動型能力である。
《コルフェノールの計画》で取り除いたカードは、当然手札には無いので起動できない。
(いわゆるサイクリングと同じ)
問3 (難)
モーニングタイドのルール入門には、「テーマ:カウンター強化」の項目に以下のように書かれている。
クリーチャーは、それが場に出る時点でのコピー可能な特性(印刷されている値に、
コピー効果、「場に出るに際し」「表になるに際し」の能力による特性への影響、
呪文やパーマネントを裏向きにする能力の影響を加味したもの)として指定された
クリーチャー・タイプを持つ場合に、この効果によるカウンターを得る。例えば、
あなたがウィザードを選んだ《奸謀/Conspiracy》をコントロールしているとする。
あなたが通常はウィザードではないクリーチャーを場に出す場合、それは《寓話の
賢人》によるカウンターを得ない。
《寓話の賢人》があなたのコントロール下で場にあり、さらに《奸謀/Conspiracy》で
ウィザードを指定していたとしても、場に出るクリーチャーが元々ウィザードで無い場合、
カウンターは乗らない。
この理由を説明せよ。現行CRでかまわない。
《寓話の賢人》によってカウンターが乗る効果は、場に出ることに影響を及ぼす置換効果である。
これらの効果は、そのパーマネントが場に存在するようになる時点でのコピー可能な特性の
値だけを参照する。以前の領域にあったときの特性に影響を及ぼす継続的効果や、場に出た後で
特性に影響を及ぼすであろう継続的効果は考慮に入れない。(CR419.6i)
さて、《奸謀》の能力がもつ継続的効果は、第4種(タイプ変更)であり、場に出る際に働くものではない。
このため、クリーチャーが場に出る際にコピー可能な特性の値を参照する場合、それは
オリジナルに印刷された値(もしくはすでに変更が加わったコピー可能な特性の値)を用い、
《奸謀》による継続的効果による変更された値は用いない。。
例を挙げよう。《奸謀》で「ウィザード」を指定し、場にはすでに《寓話の賢人》がある。
この状態でプレイされた《灰色熊/Grizzly Bears》は、スタック領域にある間は
確かに「ウィザード」である。
これが解決され、パーマネントとなって場に出る際に、この《灰色熊》のコピー可能な値の
うち、サブタイプを見るとそれは「熊」であり、「ウィザード」ではない。
したがって、《寓話の賢人》によるカウンターは付与されない。
もちろん、場に出た《灰色熊》は、《奸謀》の継続的効果により「ウィザード」である。
FAQに書かれているもう一つの例として《クローン/Clone》によるものが挙げられているが、
これはコピー可能な特性の値をいつ参照するか? ということと、
両方共に置換効果であるので適用順番を任意に決めることができる、というのが理由である。
かなり直感的には理解しがたい現象ではある。
#まあ、nicheな状態ではあるのですが。
---------------------------
そんなところで。
1月14日に行われました、C.B.L. 11th は22名のご参加をいただきました。
スイス・ラウンド5回戦の結果、Okamoto Kazuma さんが見事全勝を果たしております。
ベスト3のデッキリストを後ろに掲載いたします。
次回 C.B.L. 12th は 2月10日(日)、14:30〜 受付予定です。
詳しくはまた後日アナウンスをします。
あと、PTQハリウッドがエクステンデッドなので、一回エクステンデッドでも
C.B.L. (C.B.EX. ?) をやろうかなー と思ってますが、
需要って、あります?
(PTQへの調整会の意味合いが強いので、デッキリスト提出義務無し、参加費↓、賞品↓。
もしくはいっそのことproxyありの非認定で、賞品はそのproxyを可能な範囲でreal化、とか)
ご意見があればコメント欄へ書いてくれるとうれしいです。
それでは、C.B.L. 11th のトップ3デッキリストです。お楽しみください。
** WINNER **
Okamoto Kazuma
Main
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》
2《熊人間/Werebear》
4《目くらまし/Daze》
4《Force of Will》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《思案/Ponder》
3《留意/Mental Note》
4《もみ消し/Stifle》
3《呪文嵌め/Spell Snare》
2《火+氷/Fire/Ice》
4《Volcanic Island》
4《Tropical Island》
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
3《不毛の大地/Wasteland》
2《汚染された三角州/Polluted Delta》
1《島/Island》
Sideboard
3《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
3《赤霊破/Red Elemental Blast》
3《クローサの掌握/Krosan Grip》
2《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
2《紅蓮地獄/Pyroclasm》
2《不忠の糸/Threads of Disloyalty》
------------------
* 2nd place *
Tsuboyama Syuuta
Main
4《イチョリッド/Ichorid》
4《ナルコメーバ/Narcomoeba》
4《朽ちゆくインプ/Putrid Imp》
4《ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll》
4《臭い草のインプ/Stinkweed Imp》
3《ゴルガリの凶漢/Golgari Thug》
1《炎の血族の盲信者/Flame-Kin Zealot》
1《セファリッドの賢者/Cephalid Sage》
4《黄泉からの橋/Bridge from Below》
4《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
4《打開/Breakthrough》
3《綿密な分析/Deep Analysis》
3《戦慄の復活/Dread Return》
3《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
2《入念な研究/Careful Study》
4《Underground Sea》
4《湿った墓/Watery Grave》
4《セファリッドの円形競技場/Cephalid Coliseum》
Sideboard
4《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》
4《虚空の力線/Leyline of the Void》
3《真髄の針/Pithing Needle》
1《怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath》
1《白金の天使/Platinum Angel》
1《不可思議/Wonder》
1《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
------------------
* 3rd place *
Aoki Yasunori
Main
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4《翻弄する魔道士/Meddling Mage》
3《粗石の魔道士/Trinket Mage》
2《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》
1《賛美されし天使/Exalted Angel》
4《Force of Will》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4《渦まく知識/Brainstorm》
3《相殺/Counterbalance》
2《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
2《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1《もみ消し/Stifle》
1《謎めいた命令/Cryptic Command》
1《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
4《Tundra》
3《Tropical Island》
1《Savannah》
4《島/Island》
1《平地/Plains》
1《古えの居住地/Ancient Den》
Sideboard
4《抑制の場/Suppression Field》
2《水流破/Hydroblast》
1《青霊破/Blue Elemental Blast》
1《真髄の針/Pithing Needle》
2《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1《摘出/Extract》
1《帰化/Naturalize》
1《静寂/Serenity》
1《クローサの掌握/Krosan Grip》
1《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》
おまけ。
-----------------------------------------------------------
某所の企画に乗ってみるということで。モーニングタイド、私的十傑。
【10位】呪文書の盗人/Grimoire Thief
・書いてあることは2マナのクリーチャーとは思えない上に、2/2。
基本スペックだけは恐ろしく高い1枚。問題は機能させられるか。
【9位】牧歌的な教示者/Idyllic Tutor
・軽い教示者(Tutor)はより上のレギュレーションで使用されうる。
キーとなるエンチャントに依存するデッキには採用されるかと。
【8位】欠片の飛来/Shard Volley
・インスタント3点火力。カードを2枚使用していることに注意すること。
【7位】変わり谷/Mutavault
・いつの時代もクリーチャー化する土地は強いもの。
ただ、10版にある各種色マナが出る同系の土地と相談しなくてはならない。
全てのクリーチャータイプであることが利点になるのならば・・・
【6位】ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique
・青に必要な要素は全部備わっている。
自分に使う場合は、手札の土地をライブラリーの下に送れないことに注意。
【5位】黒曜石の戦斧/Obsidian Battle-Axe
・部族装備品の中では書いてあることが一番直接的で、かつオカシイ。
「場に出たときにつけてもよい」という効果を一番実感できる。
【4位】カメレオンの巨像/Chameleon Colossus
・でかい生物に黒呪文が効かないというだけで圧倒感がある。
だが、本当の脅威はこいつが多相であるということではないだろうか。
【3位】目覚ましヒバリ/Reveillark
・1枚で2枚のカードを引っ張ってこれるうえに、制限がゆるい。
アドバンテージが取れる現行のクリーチャーのほとんどがパワー2なのだから。
カードプール相対的に強い1枚。《大いなるガルガドン/Greater Gargadon》とかいっとく?
【2位】思考の粉砕/Mind Shatter
・「手札何枚ですか?」「5枚です」「じゃ、全部。」
これがスタンダードで言える事に、感動します。(違
【1位】つぶやき林/Murmuring Bosk
・森であるという特徴からサーチ可能なカードが多い上に、
3色が出る土地というのは過去に例がありません。
この系統の土地は必ず多数デッキにはいるので、よく見かけることになるかと。
*カード名記入(集計用)
呪文書の盗人/Grimoire Thief
牧歌的な教示者/Idyllic Tutor
欠片の飛来/Shard Volley
ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique
黒曜石の戦斧/Obsidian Battle-Axe
カメレオンの巨像/Chameleon Colossus
目覚ましヒバリ/Reveillark
変わり谷/Mutavault
思考の粉砕/Mind Shatter
つぶやき林/Murmuring Bosk
*個人的に注目しているカード
☆巣穴の運命支配/Warren Weirding
書いてあることは《残酷な布告/Cruel Edict》。出てくるトークンはゴブリン。
おまけに部族つきでこいつもゴブリン。カードの組み合わせ次第で化ける一枚。
《ボガートの汁婆/Wort, Boggart Auntie》とか《墓穴までの契約/Grave Pact》とか・・・
☆風景の変容/Scapeshift
すぐに考え付くのは、エクステンデッドで《雲上の座/Cloudpost》をひっぱってくること。
場にすでに《雲上の座》があるなら、それを残すことで《ヴェズーヴァ/Vesuva》も
《雲上の座》のコピーになれる。大量の無色マナをどうするかは内緒。
スタンダードやブロック構築では、秘匿土地を4枚引っ張ってくるのはどうでしょうかね。
上から16枚見ることができれば、さすがに当たりが1つはあるってもんです。
そうなると条件を軽く満たせそうなのは・・・《殻船着の島/Shelldock Isle》?
----------------------
そんなところで。
スイス・ラウンド5回戦の結果、Okamoto Kazuma さんが見事全勝を果たしております。
ベスト3のデッキリストを後ろに掲載いたします。
次回 C.B.L. 12th は 2月10日(日)、14:30〜 受付予定です。
詳しくはまた後日アナウンスをします。
あと、PTQハリウッドがエクステンデッドなので、一回エクステンデッドでも
C.B.L. (C.B.EX. ?) をやろうかなー と思ってますが、
需要って、あります?
(PTQへの調整会の意味合いが強いので、デッキリスト提出義務無し、参加費↓、賞品↓。
もしくはいっそのことproxyありの非認定で、賞品はそのproxyを可能な範囲でreal化、とか)
ご意見があればコメント欄へ書いてくれるとうれしいです。
それでは、C.B.L. 11th のトップ3デッキリストです。お楽しみください。
** WINNER **
Okamoto Kazuma
Main
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4《敏捷なマングース/Nimble Mongoose》
2《熊人間/Werebear》
4《目くらまし/Daze》
4《Force of Will》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《思案/Ponder》
3《留意/Mental Note》
4《もみ消し/Stifle》
3《呪文嵌め/Spell Snare》
2《火+氷/Fire/Ice》
4《Volcanic Island》
4《Tropical Island》
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
3《不毛の大地/Wasteland》
2《汚染された三角州/Polluted Delta》
1《島/Island》
Sideboard
3《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
3《赤霊破/Red Elemental Blast》
3《クローサの掌握/Krosan Grip》
2《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
2《紅蓮地獄/Pyroclasm》
2《不忠の糸/Threads of Disloyalty》
------------------
* 2nd place *
Tsuboyama Syuuta
Main
4《イチョリッド/Ichorid》
4《ナルコメーバ/Narcomoeba》
4《朽ちゆくインプ/Putrid Imp》
4《ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll》
4《臭い草のインプ/Stinkweed Imp》
3《ゴルガリの凶漢/Golgari Thug》
1《炎の血族の盲信者/Flame-Kin Zealot》
1《セファリッドの賢者/Cephalid Sage》
4《黄泉からの橋/Bridge from Below》
4《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
4《打開/Breakthrough》
3《綿密な分析/Deep Analysis》
3《戦慄の復活/Dread Return》
3《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
2《入念な研究/Careful Study》
4《Underground Sea》
4《湿った墓/Watery Grave》
4《セファリッドの円形競技場/Cephalid Coliseum》
Sideboard
4《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》
4《虚空の力線/Leyline of the Void》
3《真髄の針/Pithing Needle》
1《怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath》
1《白金の天使/Platinum Angel》
1《不可思議/Wonder》
1《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
------------------
* 3rd place *
Aoki Yasunori
Main
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4《翻弄する魔道士/Meddling Mage》
3《粗石の魔道士/Trinket Mage》
2《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》
1《賛美されし天使/Exalted Angel》
4《Force of Will》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4《渦まく知識/Brainstorm》
3《相殺/Counterbalance》
2《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
2《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
1《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1《もみ消し/Stifle》
1《謎めいた命令/Cryptic Command》
1《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
4《Tundra》
3《Tropical Island》
1《Savannah》
4《島/Island》
1《平地/Plains》
1《古えの居住地/Ancient Den》
Sideboard
4《抑制の場/Suppression Field》
2《水流破/Hydroblast》
1《青霊破/Blue Elemental Blast》
1《真髄の針/Pithing Needle》
2《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1《摘出/Extract》
1《帰化/Naturalize》
1《静寂/Serenity》
1《クローサの掌握/Krosan Grip》
1《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》
おまけ。
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某所の企画に乗ってみるということで。モーニングタイド、私的十傑。
【10位】呪文書の盗人/Grimoire Thief
・書いてあることは2マナのクリーチャーとは思えない上に、2/2。
基本スペックだけは恐ろしく高い1枚。問題は機能させられるか。
【9位】牧歌的な教示者/Idyllic Tutor
・軽い教示者(Tutor)はより上のレギュレーションで使用されうる。
キーとなるエンチャントに依存するデッキには採用されるかと。
【8位】欠片の飛来/Shard Volley
・インスタント3点火力。カードを2枚使用していることに注意すること。
【7位】変わり谷/Mutavault
・いつの時代もクリーチャー化する土地は強いもの。
ただ、10版にある各種色マナが出る同系の土地と相談しなくてはならない。
全てのクリーチャータイプであることが利点になるのならば・・・
【6位】ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique
・青に必要な要素は全部備わっている。
自分に使う場合は、手札の土地をライブラリーの下に送れないことに注意。
【5位】黒曜石の戦斧/Obsidian Battle-Axe
・部族装備品の中では書いてあることが一番直接的で、かつオカシイ。
「場に出たときにつけてもよい」という効果を一番実感できる。
【4位】カメレオンの巨像/Chameleon Colossus
・でかい生物に黒呪文が効かないというだけで圧倒感がある。
だが、本当の脅威はこいつが多相であるということではないだろうか。
【3位】目覚ましヒバリ/Reveillark
・1枚で2枚のカードを引っ張ってこれるうえに、制限がゆるい。
アドバンテージが取れる現行のクリーチャーのほとんどがパワー2なのだから。
カードプール相対的に強い1枚。《大いなるガルガドン/Greater Gargadon》とかいっとく?
【2位】思考の粉砕/Mind Shatter
・「手札何枚ですか?」「5枚です」「じゃ、全部。」
これがスタンダードで言える事に、感動します。(違
【1位】つぶやき林/Murmuring Bosk
・森であるという特徴からサーチ可能なカードが多い上に、
3色が出る土地というのは過去に例がありません。
この系統の土地は必ず多数デッキにはいるので、よく見かけることになるかと。
*カード名記入(集計用)
呪文書の盗人/Grimoire Thief
牧歌的な教示者/Idyllic Tutor
欠片の飛来/Shard Volley
ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique
黒曜石の戦斧/Obsidian Battle-Axe
カメレオンの巨像/Chameleon Colossus
目覚ましヒバリ/Reveillark
変わり谷/Mutavault
思考の粉砕/Mind Shatter
つぶやき林/Murmuring Bosk
*個人的に注目しているカード
☆巣穴の運命支配/Warren Weirding
書いてあることは《残酷な布告/Cruel Edict》。出てくるトークンはゴブリン。
おまけに部族つきでこいつもゴブリン。カードの組み合わせ次第で化ける一枚。
《ボガートの汁婆/Wort, Boggart Auntie》とか《墓穴までの契約/Grave Pact》とか・・・
☆風景の変容/Scapeshift
すぐに考え付くのは、エクステンデッドで《雲上の座/Cloudpost》をひっぱってくること。
場にすでに《雲上の座》があるなら、それを残すことで《ヴェズーヴァ/Vesuva》も
《雲上の座》のコピーになれる。大量の無色マナをどうするかは内緒。
スタンダードやブロック構築では、秘匿土地を4枚引っ張ってくるのはどうでしょうかね。
上から16枚見ることができれば、さすがに当たりが1つはあるってもんです。
そうなると条件を軽く満たせそうなのは・・・《殻船着の島/Shelldock Isle》?
----------------------
そんなところで。
Friday Magic Quiz. [08-03]
2008年1月25日#今週末はプレリリースパーティ@各所 です。
#いつもなら限定戦の練習になるのですが、
#しばらく限定戦のプレミア・イベントってないんですよね。
#まあ、ただ単にパックを開けるよりかは、限定戦やる方が面白いのは確かなんですが。
シーズン的にはエクステンデッドなんですよねー。
ちなみにおいらのエクステンデッド知識は Scrambled eggs で止まってます(ぇー
それでは今週の問題。
問1
かたならし○×。
「Prowl/徘徊 コストを支払ってプレイした呪文をコピーした場合、
そのコピーも『徘徊コストを支払った』ものとして扱う。」
○か×か?
問2
今日も今日とて試験結果からの逃亡を繰り返しているプレイヤーAとBが、いつもの勝負をしている。
プレイヤーAが、《トロールの苦行者/Troll Ascetic》で攻撃し、
プレイヤーBは《ツキノテブクロの変わり身/Moonglove Changeling》でブロックした。
ダメージがスタックに乗せられた後に、プレイヤーBは《ツキノテブクロの変わり身》の
起動型能力を3回使用した。
プレイヤーAは《トロールの苦行者》を再生して生き残らせたいが、
起動型能力(=再生する)を何回起動すればよいか?
問3
私がコントロールする《婆の密告者/Auntie’s Snitch》に、
《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》がつけられている。
私はこの《婆の密告者》で攻撃を行い、対戦相手はこれを《ラノワールのエルフ》でブロックした。
私は戦闘ダメージの割り振りを、《ラノワールのエルフ》に1点、対戦相手自体に5点と割り振った。
さて、戦闘ダメージを解決した後、私はこの《婆の密告者》を墓地から回収できるだろうか?
できるにせよできないにせよ、理由を説明すること。
---------------
そんなところで。
いつものように、回答は週明けにでも。
#いつもなら限定戦の練習になるのですが、
#しばらく限定戦のプレミア・イベントってないんですよね。
#まあ、ただ単にパックを開けるよりかは、限定戦やる方が面白いのは確かなんですが。
シーズン的にはエクステンデッドなんですよねー。
ちなみにおいらのエクステンデッド知識は Scrambled eggs で止まってます(ぇー
それでは今週の問題。
問1
かたならし○×。
「Prowl/徘徊 コストを支払ってプレイした呪文をコピーした場合、
そのコピーも『徘徊コストを支払った』ものとして扱う。」
○か×か?
問2
今日も今日とて試験結果からの逃亡を繰り返しているプレイヤーAとBが、いつもの勝負をしている。
プレイヤーAが、《トロールの苦行者/Troll Ascetic》で攻撃し、
プレイヤーBは《ツキノテブクロの変わり身/Moonglove Changeling》でブロックした。
ダメージがスタックに乗せられた後に、プレイヤーBは《ツキノテブクロの変わり身》の
起動型能力を3回使用した。
プレイヤーAは《トロールの苦行者》を再生して生き残らせたいが、
起動型能力(=再生する)を何回起動すればよいか?
問3
私がコントロールする《婆の密告者/Auntie’s Snitch》に、
《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》がつけられている。
私はこの《婆の密告者》で攻撃を行い、対戦相手はこれを《ラノワールのエルフ》でブロックした。
私は戦闘ダメージの割り振りを、《ラノワールのエルフ》に1点、対戦相手自体に5点と割り振った。
さて、戦闘ダメージを解決した後、私はこの《婆の密告者》を墓地から回収できるだろうか?
できるにせよできないにせよ、理由を説明すること。
---------------
そんなところで。
いつものように、回答は週明けにでも。
Answer: Friday Magic Quiz. [08-03A]
2008年1月30日カードの強さって4種類あると思うんですよ。
1)強いことしか書いていない 『単純に強いカード』
2)書いてあることは強いんだけど、環境やメタに合わない 『感覚で強いカード』
3)書いてあることはピンとこないんだけど、使ってみると強い 『実戦で強いカード』
4)書いてあることが弱く、ほとんど使えない 『弱いカード』
1)と4)は簡単。問題は2)と3)のカードを見つけ出せるか? ということでしょうね。
モーニングタイドでの例:
1)《カメレオンの巨像/Chameleon Colossus》
2)《牧歌的な教示者/Idyllic Tutor》
3)《ヤスデ団/Earwig Squad》
4)《敵意ある領域/Hostile Realm》
というわけで先週末はモーニングタイドのプレリリースパーティでしたが、
《ヤスデ団/Earwig Squad》にぼこぼこにされたおいらでした。 orz
それでは先週の回答ー。
○
オブジェクトをコピーする場合は、元のオブジェクトの特性のコピー可能な値を得る。
それがスタック上にある場合は、プレイ時に行われた選択もコピーする。(CR503.2)
「プレイした呪文」のコピーであるので、それはスタック上にあり、かつ
徘徊/Prowl コストを支払ったかどうかは「プレイ時に行われた選択」であるので
その選択もコピーされる。
徘徊コストを支払ってプレイした《悪名高き群れ/Notorious Throng》をコピーすると
かなりジ・エンドの予感。
4回
戦闘ダメージの解決後にチェックされる状況起因効果によって、《トロールの苦行者》は
致死ダメージを与えられているので破壊される。
また、《ツキノテブクロの変わり身》の接死能力は3回誘発するため、
この誘発型能力による破壊が3回行われる。
なので、すべての破壊に対して再生能力でしのぐ場合、計4つの『再生の盾』が必要になる。
回収できない
《婆の密告者/Auntie’s Snitch》の(該当部分の)オラクルは以下の通り。
Whenever a Goblin or Rogue you control deals combat damage to
a player, if Auntie’s Snitch is in your graveyard, you may return
Auntie’s Snitch to your hand.
誘発型能力に ", if" で示された条件がついているので、この能力はif節以降の条件を
誘発時と解決時の両方で見なくてはいけない。(CR410.8))
問の場合、能力が誘発する時点で《婆の密告者》は致死ダメージを受けているが、
状況起因効果のチェックが済むまでは場領域に存在するので、墓地にはいない。
なので、if節で示される条件を満たさないので、この能力は誘発しない。
というわけでこの場合は《婆の密告者》を回収することはできない。
FAQに書かれている回収可能な例は、「戦闘ダメージが解決される前に場を離れた」場合である。
以下に例題を出すので、各自で考えること。
例題)あなたの《婆の密告者》が攻撃し、対戦相手の《灰色熊》にブロックされた。
あなたは《タール投げ/Tar Pitcher》もコントロールしている。
どのようなプレイングをすればよいだろうか?
なおマナは潤沢にあり、クリーチャーはターンの最初からコントロールしているとする。
-------------------------------------
そんなところで。
1)強いことしか書いていない 『単純に強いカード』
2)書いてあることは強いんだけど、環境やメタに合わない 『感覚で強いカード』
3)書いてあることはピンとこないんだけど、使ってみると強い 『実戦で強いカード』
4)書いてあることが弱く、ほとんど使えない 『弱いカード』
1)と4)は簡単。問題は2)と3)のカードを見つけ出せるか? ということでしょうね。
モーニングタイドでの例:
1)《カメレオンの巨像/Chameleon Colossus》
2)《牧歌的な教示者/Idyllic Tutor》
3)《ヤスデ団/Earwig Squad》
4)《敵意ある領域/Hostile Realm》
というわけで先週末はモーニングタイドのプレリリースパーティでしたが、
《ヤスデ団/Earwig Squad》にぼこぼこにされたおいらでした。 orz
それでは先週の回答ー。
問1
かたならし○×。
「Prowl/徘徊 コストを支払ってプレイした呪文をコピーした場合、
そのコピーも『徘徊コストを支払った』ものとして扱う。」
○か×か?
○
オブジェクトをコピーする場合は、元のオブジェクトの特性のコピー可能な値を得る。
それがスタック上にある場合は、プレイ時に行われた選択もコピーする。(CR503.2)
「プレイした呪文」のコピーであるので、それはスタック上にあり、かつ
徘徊/Prowl コストを支払ったかどうかは「プレイ時に行われた選択」であるので
その選択もコピーされる。
徘徊コストを支払ってプレイした《悪名高き群れ/Notorious Throng》をコピーすると
かなりジ・エンドの予感。
問2
今日も今日とて試験結果からの逃亡を繰り返しているプレイヤーAとBが、いつもの勝負をしている。
プレイヤーAが、《トロールの苦行者/Troll Ascetic》で攻撃し、
プレイヤーBは《ツキノテブクロの変わり身/Moonglove Changeling》でブロックした。
ダメージがスタックに乗せられた後に、プレイヤーBは《ツキノテブクロの変わり身》の
起動型能力を3回使用した。
プレイヤーAは《トロールの苦行者》を再生して生き残らせたいが、
起動型能力(=再生する)を何回起動すればよいか?
4回
戦闘ダメージの解決後にチェックされる状況起因効果によって、《トロールの苦行者》は
致死ダメージを与えられているので破壊される。
また、《ツキノテブクロの変わり身》の接死能力は3回誘発するため、
この誘発型能力による破壊が3回行われる。
なので、すべての破壊に対して再生能力でしのぐ場合、計4つの『再生の盾』が必要になる。
問3
私がコントロールする《婆の密告者/Auntie’s Snitch》に、
《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》がつけられている。
私はこの《婆の密告者》で攻撃を行い、対戦相手はこれを《ラノワールのエルフ》でブロックした。
私は戦闘ダメージの割り振りを、《ラノワールのエルフ》に1点、対戦相手自体に5点と割り振った。
さて、戦闘ダメージを解決した後、私はこの《婆の密告者》を墓地から回収できるだろうか?
できるにせよできないにせよ、理由を説明すること。
回収できない
《婆の密告者/Auntie’s Snitch》の(該当部分の)オラクルは以下の通り。
Whenever a Goblin or Rogue you control deals combat damage to
a player, if Auntie’s Snitch is in your graveyard, you may return
Auntie’s Snitch to your hand.
誘発型能力に ", if" で示された条件がついているので、この能力はif節以降の条件を
誘発時と解決時の両方で見なくてはいけない。(CR410.8))
問の場合、能力が誘発する時点で《婆の密告者》は致死ダメージを受けているが、
状況起因効果のチェックが済むまでは場領域に存在するので、墓地にはいない。
なので、if節で示される条件を満たさないので、この能力は誘発しない。
というわけでこの場合は《婆の密告者》を回収することはできない。
FAQに書かれている回収可能な例は、「戦闘ダメージが解決される前に場を離れた」場合である。
以下に例題を出すので、各自で考えること。
例題)あなたの《婆の密告者》が攻撃し、対戦相手の《灰色熊》にブロックされた。
あなたは《タール投げ/Tar Pitcher》もコントロールしている。
どのようなプレイングをすればよいだろうか?
なおマナは潤沢にあり、クリーチャーはターンの最初からコントロールしているとする。
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そんなところで。