#フロアルールの変更によって、リミテッド形式で、かつ、デッキリストを用いない場合は
#マッチとマッチの間に、デッキを元の状態に戻さなくてもかまわなくなりました。
#他の形式や、デッキリストを使用する場合は必ず元に戻さなくてはいけません。
#PG112も参照のこと。

次のC.B.L. は7月27日(日)に決定しました。イーヴンタイドが使用可能です。
詳細な告知は明日以降の更新で改めて行います。

それでは、先週の回答ー。

問1
かたならし○×。

「全ての継続的効果は、適用順を考慮するため、第1種〜第6種に分類される。」

○か×か?


×

実は過去にも一回出した問題。

継続的効果の種類別については CR418.5 にその記述があるが、
これはオブジェクトの特性値を決定するために用いられるものである。

逆に言うと、オブジェクトの特性値を決定するものではない継続的効果は、
この種類別では分類されない。

#なんでもかんでも第hoge種〜と考えると落とし穴に落ちる。

例)《呪文書/Spellbook》

 
問2
プレイヤーAは《クラガンウィックの死体焼却者/Cragganwick Cremator》をプレイし、
場に出た時の誘発型能力をスタックに乗せた。

A「対象はもちろんB本体で。」
B「了解。じゃ、カードを捨てなさいな。」

Aの捨てたカードは《タルモゴイフ/Tarmogoyf》だった。

このカードが捨てられる前に、双方の墓地にはカードが全く無かったとすると・・・

Bの受けるダメージは何点か?


1点。

《クラガンウィックの死体焼却者/Cragganwick Cremator》の誘発型能力によって
ダメージが与えられるのは、「捨てられたカードがクリーチャー・カードであった」場合である。

つまり、このときに見るパワーは、そのクリーチャーカードが墓地にある状態を見ている。

問題の場合、墓地には《タルモゴイフ/Tarmogoyf》があるので、そのパワーは1。

 
問3
場には私のコントロールする、《絵描きの召使い/Painter’s Servant》(青を指定)がある。

対戦相手は《太陽と月の輪/Wheel of Sun and Moon》をコントロールしており、
エンチャント先は対戦相手自身である。

私のターンのメインフェイズに、《丸砥石/Grindstone》をプレイし、場に出た後で
対戦相手を対象にして起動型能力をプレイした。

対戦相手のライブラリーは41枚であったとすると、

《丸砥石/Grindstone》の起動型能力を解決するとどうなるか?


ゲームが引き分けになる。

《丸砥石/Grindstone》の起動型能力によって、対戦相手のライブラリーの上から2枚が
墓地に置かれる。が、墓地に置かれることを《太陽と月の輪/Wheel of Sun and Moon》が
置換するので、それらのカードは公開された後にライブラリーの一番下に置かれる。

ところで、対戦相手のライブラリーのカードは全て「青」という共通の色を持っているので、
《丸砥石》によって「上から2枚のカードを公開し、ライブラリーの下に置く」という
行動が延々と続くことになり、誰も止めることができない。

ループが選択できない行動のみからなるので、ゲームは引き分けとして終了する。(CR421.4)

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そんなところで。

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