#過去の問題を見返してみると、
#今では答えが180度逆になっているものもちらほらあるんですよねえ。
#一度ちゃんとまとめないといけないんでしょうか。

それでは、先週の回答ー。

問1
かたならし○×。

「第2メインフェイズ(戦闘後メインフェイズ)にも、『ブロックされていないクリーチャー』
 は存在することができる。」

 ○か×か?


×

ブロック・クリーチャーが存在しないクリーチャーは「ブロックされていないクリーチャー」
になる。戦闘から取り除かれるか、または戦闘フェイズが終わるまでそのままである
(効果によって変更されることはありうる)。(CR309.2f)

つまり、戦闘フェイズが終われば、そのクリーチャーは「ブロックされていないクリーチャー」
ではなくなるので、題意は間違い。

 
問2
AとBは共に《マナの反射/Mana Reflection》をコントロールしている。(うんざり

2−1)
Aは《平地/Plains》をタップしてマナを出し、{W}を使用して《秘教の門/Mystic Gate》
のマナ能力を起動し、{W}{W}を出すことを選んだ。

Aのマナ・プールにある白マナはいくつか?

2−2)
Bは《肥沃な大地/Fertile Ground》がついた《森/Forest》をタップしてマナを出し、
《肥沃な大地/Fertile Ground》から出るマナの色を「青」と宣言した。

Bのマナ・プールにあるマナを、色も含めて答えよ。


2−1)5つ

まず、《マナの反射/Mana Reflection》は、そのコントローラーのみが影響を受ける。
対戦相手のコントロールしている《マナの反射》は自分には何もしない。

《平地/Plains》をタップして{W}の代わりに{W}{W}が出る。
そして、{W}を使用して《秘教の門/Mystic Gate》のマナ能力を使用し、{W}{W}の代わりに
{W}{W}{W}{W}が出る。

つまり都合5つの{W}がAのマナ・プールにあることになる。

2−2){G}{G}{U}

《森/Forest》はマナを引き出す目的でタップされたので、{G}の代わりに{G}{G}が出る。
《肥沃な大地》はタップされていないので、宣言された色のマナが1つでる。

つまり、Bのマナ・プールにあるマナは、{G}{G}{U}となる。

 
問3

私は《変わり谷/Mutavault》と、《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier》、
《他所のフラスコ/Elsewhere Flask》、それにいくつかの《平地/Plains》をコントロールしている。

私は《平地》からマナを出し、《変わり谷》の能力を起動してクリーチャーにした。

3−1)(復習)
私は《ゴールドメドウの侵略者》を対象に《鏡編み/Mirrorweave》をプレイした。
《変わり谷/Mutavault》はどうなるか?

名前、カードタイプ(サブタイプは不要)、(もしあるならば)パワー/タフネスの値を答えよ。

3−2)
3−1)の《鏡編み》をプレイする前に、《他所のフラスコ》の能力を起動して「島」と選択した。

私は《ゴールドメドウの侵略者》を対象に《鏡編み/Mirrorweave》をプレイした。
《変わり谷/Mutavault》はどうなるか?

名前、カードタイプ(サブタイプは不要)、(もしあるならば)パワー/タフネスの値を答えよ。

3−3)
3−2)において、《鏡編み》を(《ゴールドメドウの侵略者》ではなく、)《変わり谷》を対象に
プレイすることは可能だろうか?
もし可能ならば、《ゴールドメドウの侵略者》はどうなるか?
同様に(名前、カードタイプ、P/T)を答えよ。


3−1)《ゴールドメドウの侵略者》、クリーチャー、2/2

以前からの復習であるが、《変わり谷》は自身の能力によって、継続的効果第4種+第6b種を
受けている。《鏡編み》による継続的効果は第1種(コピー効果)なので、まず真っ先に処理され、
その後に第4種→第6b種の効果が順に処理される。

このとき「それは土地でもある。/It’s still a land.」という第4種の効果があるが、
これは、(元々《変わり谷》は土地なので)以前のカード・タイプを変えることが無いという
書き方である。(CR212.1c)

つまり、

「クリーチャーかつ土地になる」のではなく、
「クリーチャーになる。(以前に土地であったならば)それは依然として土地である。」

という意味である。

問題の場合、第1種の適用によって、すでにカードタイプは「クリーチャー」のみであり
土地ではなくなっている。つまり、第4種の効果で土地になることもない。
(全てのクリーチャータイプを得ていることに注意せよ))

最後に第6b種の適用により、P/Tは2/2になる。

3−2)《ゴールドメドウの侵略者》、クリーチャー、2/2

《鏡編み》をプレイする直前の《変わり谷》は、以下の特性を持っている。

  名前:《変わり谷》
  タイプ: クリーチャー・土地 -- (全てのクリーチャータイプ)・島
  テキスト: (《島/Island》と同じ)
  P/T: 2/2

では《鏡編み》を解決するとどうなるだろうか?
この《変わり谷》はクリーチャーなので、《鏡編み》により《ゴールドメドウの侵略者》となる。

あとは3−1)と同じように継続的効果を受ける。
このカードはもはや土地ではないので、《他所のフラスコ》の継続的効果は適用されない。

結果として、3−1)と同じようになる。

3−3)

3−2)の解説で書いたとおり、《鏡編み》をプレイする前の《変わり谷》はクリーチャーである。
なので、《鏡編み》の対象としては適正であり、プレイできる。

さて、プレイすると、《ゴールドメドウの侵略者》は第1種の適用によって《変わり谷》になる。
これは土地であり、クリーチャーでない”元のまま”の《変わり谷》である。

従って、以下のとおり。

  名前:《変わり谷》
  タイプ: 土地
  テキスト:(《変わり谷》のテキストと同じ)
  P/T:なし

----------------------
そんなところで。
#イーブンタイドのプレビューが始まってますが、
#考えてみればもう来週はプレリリースなんですよね。
#たぶん水曜日にはFAQっぽいものはでるんでしょう。
#おいら的にはオラクルが出てくれればそれで無問題です。

今週のプレミア・イベント

=================================================
 7月 5日 (土)

  ・GPT神戸@広島 09:20 〜 09:50 南区民文化センター
  ・GPT神戸@京都 09:30 〜 10:00 アスニー山科
  ・GPT神戸@神奈川 09:30 〜 10:30 神奈川公会堂

 7月 6日 (日)

  ・PTQベルリン@広島 09:20 〜 09:50 南区民文化センター
  ・日本選手権予選@愛知 09:30 〜 10:30 ポートメッセ名古屋
  ・GPT神戸@長野 10:10 〜 10:30 もんぜんぷら座

=================================================

皆様、ふるってご参加ください。

それでは今週の問題。

問1
かたならし○×。

「呪文や能力はスタックに積まれるが、効果もスタックに積まれる。」

○か×か?

 
問2
イーブンタイドの対抗色ハイブリッドカードを見て、
「使える単色が増えた。」と感じるプレイヤーAと、
「マジックの色は15種類あるんだな。」と感じるプレイヤーBが、いつものゲームをしている。

Aのターンに、
Aが《川のケルピー/River Kelpie》で攻撃し、
BはそれをBの《川のケルピー》でブロックした。

戦闘ダメージの解決後、2枚の《川のケルピー》はそれぞれの墓地に置かれて、
頑強能力が誘発した。この頑強能力を解決すると、2枚の《川のケルピー》が
墓地から場に戻ってくるので、《川のケルピー》の能力が誘発するのだが・・・

AとBはそれぞれ何枚のカードを引くことができるだろうか?

 
問3 (思考系・難)

《島/Island》のプレイを禁止してください。

(ただし、他の土地はプレイできるようにすること)

 
補足説明:
・カードプールはヴィンテージ構築に準じます。銀枠は使用不可です。
・通常の土地のプレイに関して《山/Mountain》や《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven》等なら
 プレイできるのに、《島/Island》はプレイできない。そんな状況を作成してください。
・単に土地のプレイが禁止されている状況は、不正解とします。
 (例:《限りある資源/Limited Resources》、《硫黄の噴気孔/Solfatara》などは×。)

・面白い答えを思いついた人は、コメントに自分の答えを書いたリンク先を書いておくと、
 ネタバレしにくくなります。閲覧者にも安心。

---------------------------
いつものように、回答は週明けにでも。
7月6日に行われました東海地区選手権は、170人の参加で行われました。

スイス戦8回戦の結果、上位10名が日本選手権本戦への切符を手にしています。
おめでとうございます。

それでは上位10名のデッキリストと、デッキ分布をお送りいたします。

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** 1st place **

Mizutani Naoto (22 points)

Main
4《時代寄生機/Epochrasite》
4《幕屋の大魔術師/Magus of the Tabernacle》
4《なだれ乗り/Avalanche Riders》
4《残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap》
4《目覚ましヒバリ/Reveillark》
4《大いなるガルガドン/Greater Gargadon》
4《つっかかり/Lash Out》
4《精神石/Mind Stone》
3《爆裂+破綻/Boom+Bust》

4《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge》
3《新ベナリア/New Benalia》
2《ロノムの口/Mouth of Ronom》
2《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
3《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》
11《冠雪の山/Snow-Covered Mountain》

Sideboard
3《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
4《薄れ馬/Wispmare》
4《マナの税収/Mana Tithe》
3《忘却の輪/Oblivion Ring》
1《捕縛の言葉/Word of Seizing》

------------------------------------------
** 2nd place **

Tomida Ryou (21 points)

Main
4《モグの狂信者/Mogg Fanatic》
4《ケルドの匪賊/Keldon Marauders》
4《月の大魔術師/Magus of the Moon》
4《ぼろ布食いの偏執狂/Tattermunge Maniac》
2《血騎士/Blood Knight》

4《裂け目の稲妻/Rift Bolt》
4《火葬/Incinerate》
4《炎の投げ槍/Flame Javelin》
4《突然のショック/Sudden Shock》
3《つっかかり/Lash Out》
2《怒鳴りつけ/Browbeat》

17《山/Mountain》
3《変わり谷/Mutavault》
1《ギトゥの宿営地/Ghitu Encampment》

Sideboard
4《分解/Disintegrate》
3《粉々/Smash to Smithereens》
3《恨み唸り/Spitebellows》
3《硫黄破/Sulfurous Blast》
2《紅蓮地獄/Pyroclasm》

------------------------------------------
** 3rd place **

Takine Kenji (20 points)

Main
4《モグの狂信者/Mogg Fanatic》
4《ケルドの匪賊/Keldon Marauders》
4《月の大魔術師/Magus of the Moon》
4《血騎士/Blood Knight》

4《ショック/Shock》
4《火葬/Incinerate》
4《炎の投げ槍/Flame Javelin》
4《針落とし/Needle Drop》
4《裂け目の稲妻/Rift Bolt》
3《硫黄破/Sulfurous Blast》

12《冠雪の山/Snow-Covered Mountain》
4《変わり谷/Mutavault》
2《ケルドの巨石/Keldon Megaliths》
4《ギトゥの宿営地/Ghitu Encampment》

Sideboard
1《魔力のとげ/Manabarbs》
4《つっかかり/Lash Out》
3《ドラゴンの爪/Dragon’s Claw》
3《硫黄の精霊/Sulfur Elemental》
4《粉々/Smash to Smithereens》

------------------------------------------
** 4th place **

Itou Yusuke (20 points)

Main
4《結界師ズアー/Zur the Enchanter》
4《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》
4《極楽鳥/Birds of Paradise》
4《熟考漂い/Mulldrifter》
4《根の壁/Wall of Roots》
3《包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Tower》

3《苦花/Bitterblossom》
3《忘却の輪/Oblivion Ring》
2《殺戮の契約/Slaughter Pact》
2《炎渦竜巻/Firespout》
2《神格の鋼/Steel of the Godhead》
1《大霊の盾/Shield of the Oversoul》
1《物語の円/Story Circle》

4《反射池/Reflecting Pool》
3《鮮烈な草地/Vivid Meadow》
3《鮮烈な湿地/Vivid Marsh》
2《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
2《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》
1《秘教の門/Mystic Gate》
1《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
1《宝石鉱山/Gemstone Mine》
1《低木林地/Brushland》
1《樹木茂る砦/Wooded Bastion》
1《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven》
1《つぶやき林/Murmuring Bosk》
1《森/Forest》

Sideboard
2《残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap》
3《思考の粉砕/Mind Shatter》
4《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
1《失敗の宣告/Declaration of Naught》
3《耳障りな反応/Guttural Response》
2《くぐつ師の徒党/Puppeteer Clique》

------------------------------------------
** 5th place **

Yamada Ryu’ichirou (20 points)

Main

4《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》
4《霧縛りの徒党/Mistbind Clique》
4《ウーナの末裔/Scion of Oona》
3《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》

4《苦花/Bitterblossom》
4《ルーンのほつれ/Rune Snag》
4《謎めいた命令/Cryptic Command》
4《祖先の幻視/Ancestral Vision》
4《恐怖/Terror》

4《人里離れた谷間/Secluded Glen》
4《変わり谷/Mutavault》
3《地底の大河/Underground River》
3《涙の川/River of Tears》
2《フェアリーの集会場/Faerie Conclave》
2《沈んだ廃墟/Sunken Ruins》
2《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven》
5《島/Island》

Sideboard
4《思考囲い/Thoughtseize》
3《ボトルのノーム/Bottle Gnomes》
3《剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore》
2《残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap》
3《瞬間凍結/Flashfreeze》

------------------------------------------
** 6th place **

Oguri Fumiaki (19 points)

Main
4《大いなるガルガドン/Greater Gargadon》
4《祭影師ギルドの魔道士/Shadow Guildmage》
4《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal》
4《モグの狂信者/Mogg Fanatic》
4《湿地の飛び回り/Marsh Flitter》
3《月の大魔術師/Magus of the Moon》
3《憤怒焚きの巨人/Furystoke Giant》
3《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk》
1《残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap》

4《苦花/Bitterblossom》
2《致命的な激情/Fatal Frenzy》

3《偶像の石塚/Graven Cairns》
4《婆のあばら家/Auntie’s Hovel》
4《硫黄泉/Sulfurous Springs》
1《カー砦/Kher Keep》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven》
6《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》
5《冠雪の山/Snow-Covered Mountain》

Sideboard
3《墓穴までの契約/Grave Pact》
3《くぐつ師の徒党/Puppeteer Clique》
3《叫び大口/Shriekmaw》
4《思考囲い/Thoughtseize》
2《脅しつけ/Threaten》

------------------------------------------
** 7th place **

Hasegawa Tsuyoshi (19 points)

Main
3《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier》
4《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender》
4《ゴールドメドウの重鎮/Goldmeadow Stalwart》
4《メドウグレインの騎士/Knight of Meadowgrain》
4《皺だらけの主/Wizened Cenn》
4《サルタリーの僧侶/Soltari Priest》

4《太陽の槍/Sunlance》
4《幽体の行列/Spectral Procession》
3《鏡編み/Mirrorweave》
2《民兵団の誇り/Militia’s Pride》

3《変わり谷/Mutavault》
2《風立ての高地/Windbrisk Heights》
4《ひなびた小村/Rustic Clachan》
15《平地/Plains》

Sideboard
2《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
2《茨の騎士ティヴァダール/Tivadar of Thorn》
4《マナの税収/Mana Tithe》
3《忘却の輪/Oblivion Ring》
4《グリフィンの導き/Griffin Guide》

------------------------------------------
** 8th place **

Sakaguchi Naoki (19 points)

Main

4《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》
4《ウーナの末裔/Scion of Oona》
4《霧縛りの徒党/Mistbind Clique》
2《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》

4《祖先の幻視/Ancestral Vision》
4《苦花/Bitterblossom》
4《ルーンのほつれ/Rune Snag》
4《恐怖/Terror》
4《謎めいた命令/Cryptic Command》
1《霊魂放逐/Remove Soul》

4《変わり谷/Mutavault》
4《人里離れた谷間/Secluded Glen》
2《フェアリーの集会場/Faerie Conclave》
2《地底の大河/Underground River》
3《涙の川/River of Tears》
2《沈んだ廃墟/Sunken Ruins》
1《ペンデルヘイヴン/Pendelhaven》
5《島/Island》
2《沼/Swamp》

Sideboard
2《名も無き転置/Nameless Inversion》
4《思考囲い/Thoughtseize》
4《瞬間凍結/Flashfreeze》
3《滅び/Damnation》
2《残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap》

------------------------------------------
** 9th place **

Sasai Takashi (18 points)

Main
4《ぼろ布食いの偏執狂/Tattermunge Maniac》
4《モグの狂信者/Mogg Fanatic》
4《血騎士/Blood Knight》
4《アッシェンムーアの抉り出し/Ashenmoor Gouger》
4《復讐の亜神/Demigod of Revenge》

4《ショック/Shock》
4《つっかかり/Lash Out》
4《火葬/Incinerate》
4《炎の投げ槍/Flame Javelin》

3《ケルドの巨石/Keldon Megaliths》
21《山/Mountain》

Sideboard
3《硫黄破/Sulfurous Blast》
4《粉々/Smash to Smithereens》
4《ドラゴンの爪/Dragon’s Claw》
4《月の大魔術師/Magus of the Moon》

------------------------------------------
** 10th place **

Aizawa Yuuichi (18 points)

Main
4《目覚ましヒバリ/Reveillark》
4《誘惑蒔き/Sower of Temptation》
4《熟考漂い/Mulldrifter》
2《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》
2《影武者/Body Double》
2《大いなるガルガドン/Greater Gargadon》
1《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》

4《ルーンのほつれ/Rune Snag》
4《冷鉄の心臓/Coldsteel Heart》
2《精神石/Mind Stone》
2《入念な考慮/Careful Consideration》
2《否定の契約/Pact of Negation》
2《一瞬の瞬き/Momentary Blink》
2《神の怒り/Wrath of God》

4《変わり谷/Mutavault》
4《秘教の門/Mystic Gate》
3《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge》
2《フェアリーの集会場/Faerie Conclave》
2《鮮烈な小川/Vivid Creek》
1《シヴの浅瀬/Shivan Reef》
1《反射池/Reflecting Pool》
4《冠雪の島/Snow-Covered Island》
2《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》

Sideboard
3《隆盛なる勇士クロウヴァクス/Crovax, Ascendant Hero》
2《薄れ馬/Wispmare》
2《神の怒り/Wrath of God》
2《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir》
2《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
2《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》
1《残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap》
1《紅蓮地獄/Pyroclasm》

----------------------------------
Deck Type Breakdown
----------------------------------
23 Mono Red (RDW)
18 Reveillark
17 Faerie
17 Green-Red BigMana
13 Merfolk
8 Elves
7 Blue-Black Control
7 Kithkin
7 Quick’en Toast
6 GWB Doran
6 Red-Black Tokens
6 Green-White Hammer Time
5 Green-Black Control
4 Mono Black Control
4 Black-Red Land Destruction
3 Elemntal
3 Dragonstorm
3 Zur

1 Green-Blue Control
1 Mono Green ManaRamp
1 Swan-Assault
1 Treefolk
1 White Rush (Life)
1 Puca
1 Mishra
1 Turbo-Moat
1 Black-Red Hand Destruction
1 Shadow Beatdown
1 Green-White Control
1 UB Rogue
1 まくやげどん
----------
170 decks
----------------------------------

そんなところで。

Eventide Rules Primer

2008年7月8日
イーブンタイドのルール入門が発表されています。

いつものように気になったところとかをざらざらっと。
この記事で全てを書いているわけではありません。詳しくはルール入門本文をどうぞ。

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セット全体の情報
---------------------------------


公式発売日:2008年 7月25日 (発売日をもって構築戦で使用可能)

全180種類。 レア、アンコモン、コモン 各60種類

FAQは7月14日付けで発表、Gathererへのオラクル登録も同日近辺で行われる。

 
---------------------------------
復活メカニズム: 混成/Hybrid
---------------------------------


*イーブンタイドの混成マナは、全て敵対色の組み合わせである。{W/B}{U/R}{B/G}{R/W}{G/U}。
*混成呪文や混成コストを持つ起動型能力をプレイする際に、モードやXの値を選ぶのと
 同じ時点で、各混成マナ・シンボルに対しどの色のマナを支払うのかを選ぶ。
*シャドウムーアFAQも参照のこと。

 
---------------------------------
新キーワード能力: 回顧/Retrace
---------------------------------


Raven’s Crime
{B}
Sorcery
Target player discards a card.
Retrace (You may play this card from your graveyard by discarding a land card
in addition to paying its other costs.)


*回顧はインスタントやソーサリーが持つ、墓地で機能する常在型能力である。
*回顧能力によってカードをプレイする場合、それは墓地からプレイされる。手札ではない。
*回顧能力を持つカードが解決されたり打ち消されたりした場合、それは墓地に置かれる。
 墓地にあるので再びそれの回顧能力を使ってプレイしてよい。
*アクティブ・プレイヤーが回顧能力を持つカードを墓地からプレイし、それが解決された場合
 優先権はアクティブ・プレイヤーが受け取る事に注意せよ。

 例えば、アクティブ・プレイヤーに十分なマナと支払えるコストがある時に、
 上記の《Raven’s Crime》を繰り返しプレイすることを、非アクティブ・プレイヤーが
 《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》の能力を使用して妨害する
 (《Raven’s Crime》を墓地から取り除く)ことはできない。

 (for Rule-Monger:以下の古典的な問題と同じ。
  APが《獣群の呼び声/Call of the Herd》を手札からプレイし、それが解決されてから、
  さらにAPが《獣群の呼び声》をフラッシュバック・コストを支払ってプレイする前に
  NAPは墓地からそれを取り除くことができるか?)

---------------------------------
新能力語: 彩色/Chroma
---------------------------------


Heartlash Cinder
{1}{R}
Creature -- Elemental Warrior
1/1
Haste
Chroma -- When Heartlash Cinder comes into play, it gets +X/+0 until end of turn,
where X is the number of red mana symbols in the mana costs of permanents you control.


*彩色は能力語である。能力語自体にはルール上の意味は無い。
*彩色能力が数えるのは、カードの右上に書かれているマナ・コストの部分である。
*彩色能力は、混成マナ・シンボルをそれぞれの色として数える。
 {3}{U/R}{U/R}ならば、赤マナ・シンボルを2つあるとして数える。
*マナ・コストもコピー可能な値である。それはマナ・シンボルを含む。

 
---------------------------------
サイクル: ミミック/Mimic
---------------------------------


Shorecrasher Mimic
{1}{G/U}
Creature -- Shapeshifter
2/1
Whenever you play a spell that’s both green and blue,
Shorecrasher Mimic becomes 5/3 and gains trample until end of turn.


*イーブンタイドには混成の2/1 多相の戦士がサイクルとして存在する。
 それらは特定の2色である呪文をプレイしたときにサイズが変わる。
*両方の色である呪文をプレイしたときに誘発する。上記の《Shorecrasher Mimic》ならば
 青でありかつ緑である呪文をプレイしたときに誘発する。他の色であるかどうかは問わない。
*これらのサイクルは多相の戦士ではあるが、多相/Changeling は持っていない。

*ミミックの能力は、それのパワーやタフネスを変更する効果である。
 特定の効果はその後でも適用される。(詳しくはルール入門本文を参照のこと)

  (for Rule-Monger: 典型的な第6b種(+第5種)。
   Rules Primerには長々と書いてあるが、CR418.5を理解しているならばこれだけで済む。)

 
---------------------------------
サイクル: 雛/Hatchling
---------------------------------


Belligerent Hatchling
{3}{R/W}
Creature -- Elemental
6/6
First strike
Belligerent Hatchling comes into play with four -1/-1 counters on it.
Whenever you play a red spell, remove a -1/-1 counter from Belligerent Hatchling.
Whenever you play a white spell, remove a -1/-1 counter from Belligerent Hatchling.


*イーブンタイドには、混成の6/6クリーチャーで、-1/-1カウンターが4つ置かれた状態で
 場に出て、特定の色の呪文をプレイしたときに-1/-1カウンターが減るサイクルがある。
*指定された両方の色である呪文をプレイした場合、それぞれ誘発する。
 文章が別々になっていることに注意すること。

 
---------------------------------
サイクル: 垣魔道士/Hedge-Mage
---------------------------------


Duergar Hedge-Mage
{2}{R/W}
Creature -- Dwarf Shaman
2/2
When Duergar Hedge-Mage comes into play, if you control two or more Mountains,
you may destroy target artifact.
When Duergar Hedge-Mage comes into play, if you control two or more Plains,
you may destroy target enchantment.


*イーブンタイドには、混成の2/2クリーチャーで、特定の基本土地タイプを持つ土地を
 2つ以上コントロールしているかどうかをチェックする誘発型能力を2つ持っている
 クリーチャーのサイクルがある。
*この誘発型能力は「if節のルール」に従う。誘発時に指定された基本土地タイプを持つ
 土地を2つコントロールしていないと誘発しない。また、解決時にも同様の土地を2つ
 コントロールしていないと、何もしない。
*2つの誘発型能力はそれぞれ個別に誘発する。それらの順番を好きなように決めてよい。
*全ての垣魔道士の能力は任意(〜してもよい/may)である。解決時に使うかどうかを
 選んでよい。ただし、対象を取る場合は誘発時に対象を取る必要がある。

-----------------------------------
そんなところで。
#手順の省略(PG51)は、プレイヤーがどのようにゲームを行っているかを
#ごく一般的な範囲内で記述したものです。
#結局、両者のやり取りと、それに関するルールをしっかり知っておけば
#何の問題もなくゲームは進められるはずなのですが。

《謎めいた命令/Cryptic Command》のあとで《変わり谷/Mutavault》を起動して
攻撃するのは不思議でも何でもありません。
(AP側は注意しないといけませんけどね)

それはさておき。先週の回答ー。

問1
かたならし○×。

「呪文や能力はスタックに積まれるが、効果もスタックに積まれる。」

○か×か?


×

能力が示すテキストに従った結果、及び呪文のテキストに従った結果のことを効果という。
(CR402.1)

なので効果は能力でも呪文でも(勿論、戦闘ダメージの割り振りでも)無いので、
スタックに積まれることは無い。

 
問2
Aのターンに、
Aが《川のケルピー/River Kelpie》で攻撃し、
BはそれをBの《川のケルピー》でブロックした。

戦闘ダメージの解決後、2枚の《川のケルピー》はそれぞれの墓地に置かれて、
頑強能力が誘発した。この頑強能力を解決すると、2枚の《川のケルピー》が
墓地から場に戻ってくるので、《川のケルピー》の能力が誘発するのだが・・・

AとBはそれぞれ何枚のカードを引くことができるだろうか?


Aは1枚、Bは2枚

同時に誘発型能力が誘発しスタックに積まれるので、APNAP順に置かれる。

つまり先に解決されるのはNAP・・・Bの《川のケルピー》が先に場に戻ってくる。
このときにBは1枚のカードを引くことになる。

この後、Aの《川のケルピー》も戻ってくるが、Bも自分の《川のケルピー》の能力によって
(Aの《川のケルピー》が戻ってきたことにより)さらに1枚引けることになる。

つまり、Aは1枚、Bは2枚のカードを引くことになる。

 
問3

《島/Island》のプレイを禁止してください。

(ただし、他の土地はプレイできるようにすること)


回答1)《妖術師の封印/Conjurer’s Ban》をプレイして「《島/Island》」と宣言する。

解説は不要でしょう。
#ていうかこんなカードの存在自体を忘れていたことは秘密だ。 orz

おいらの想定解は以下のものだった。

回答2)
注意)この方法は2008年7月9日現在で回答しています。

《真髄の針/Pithing Needle》や、《ルーンの光輪/Runed Halo》で「《島/Island》」と
カードの名前を指定しておき、それを《機械の行進/March of the Machines》や
《オパール色の輝き/Opalescence》などでクリーチャー化する。これを(A)とする。

(A)を《鏡編み/Mirrorweave》や、《細胞形成/Cytoshape》などによって
《翻弄する魔道士/Meddling Mage》のコピーにすれば、

このコピー《翻弄する魔道士》の「宣言されたカード」は「《島/Island》」であるので、
《島/Island》はプレイできなくなる。

上の方法ではターン終了後にコピーは元に戻ってしまうが、
使用するカードによっては永続的に《島/Island》を禁止することも出来る。

 
 
 
--------------------------------------
・・・とまあ、回答を書きましたが、イーブンタイドのCR更新によって
上記の回答2)は不可能になります。

CR407項は "linked ability" (関連付けられた能力?) という項目に更新されます。

あるカードの能力がそれ自身が持つ他の能力を参照していることは良くあることです。
例えば、《翻弄する魔道士/Meddling Mage》は、

  i)「〜〜が場に出るに際し、土地でないカード名を1つ指定する。」
 ii)「指定されたカードはプレイできない。」

ii)の能力はi)の能力で指定されたカード名を参照しています。

ところが、今までは「場に出るに際して指定したカード名」であれば、元のオブジェクトが
《真髄の針/Pithing Needle》であろうが、《ルーンの光輪/Runed Halo》であろうが
なんでもよくなっていました。

CR407の更新によって、"linked ability" によって参照できるのは、元々の文章によって
のみ指定、もしくは選ばれたものだけになりました。

例えば、《絵描きの召使い/Painter’s Servant》で『赤』と指定したあとで、
それが《万物の声/Voice of All》のコピーとなったとしても、
それは プロテクション:(赤) を持ちません。

コピーの《万物の声》に書かれている「万物の声は、選ばれた色に対するプロテクションを持つ。」
という能力は、その上に書かれている「万物の声が場に出るに際し、色を1色選ぶ。」という
能力によって選ばれた色を参照しますが、この能力によって選ばれた色はありません。
なので、このコピー《万物の声》は、どんな色のプロテクションも持っていません。

-------------------
CR更新ついでにもう1つ。

用語集「マナ」にある文言が変更になり、「生み出すことができる」という言葉の意味が
そのまま解釈されるようになりました。

MaGoの例では、

 「《反射池/Reflecting Pool》と《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》があり、
  あなたがクリーチャーをコントロールしていない場合、《ガイアの揺籃の地》
  からは{G}が一つも出ないので、《反射池》から{G}を加えることはできない。」

とあります。

・・・原文を見ないとなんとも言えませんね。

これをそのまま解釈すると、
カウンターの無い《鮮烈な小川/Vivid Creek》と《反射池》だけがあった場合、
《反射池》からは{U}しか出ません。


はてさて、どうなることやら。
上の例は間違いなのですが、一応残しておきます。

そんなCRの更新はイーブンタイドのプレリリース後です。

-------------------
そんなところで。

Friday Magic Quiz. [08-24]

2008年7月11日
#今週末はイーブンタイドのプレリリースが各所で行われます。
#と同時に、発売2週間前に行われてきた形式のプレリリースは
#今回が最後となります。アラーラからはWPNに所属したコーディネーターによる
#プレリリースをお楽しみください。

とりあえず東海地区のプレリリースの宣伝です。


  イーブンタイド・プレリリース@東海

  会場:ポートメッセ名古屋

  日時:7月13日(日) 09:30〜16:00 まで随時受付

  人数:32人フライト式(32人ごとに区切って大会を複数回行います)
  形式:シャドウムーア・トーナメントパックx1とイーブンタイド・ブースターパックx3
     を使用したシールド戦。スイス式。
  参加費: 3000円
  


おいらはいつものようにスタッフをやっていますので石を投げないでください。

それでは今週の問題ー。

問1
かたならし○×。

「プレリリース・トーナメントのように、デッキリストの提出を必要としないリミテッド戦では、
 ラウンドとラウンドの間にメインデッキとサイドボードのカードを組みなおしても良い。」

○か×か?

 
問2
今週末はプレリリースなので、テキストを予習するのに余念の無いプレイヤーAとBは
いつものゲームをやっていない。

なので以下の状況を考えてもらおう。

あなたは《運命の大立者》と《鏡の精体/Mirror Entity》をコントロールしている。
《鏡の精体/Mirror Entity》の能力をX=1で起動した後に、《運命の大立者》の
3番目の能力を使用した。

《運命の大立者》はどのようなクリーチャー・タイプを持つか? またP/Tはいくつか?


======================================================
  《運命の大立者》  {R/W}
  クリーチャー -- キスキン
  {R/W}: 〜〜は 2/2 のキスキン・スピリットになる。
  {R/W}{R/W}{R/W}: 〜〜がスピリットである場合、それは4/4 のキスキン・スピリット・戦士になる。
  {R/W}{R/W}{R/W}{R/W}{R/W}{R/W}: 〜〜が戦士である場合、それは飛行と先制攻撃を持つ
  8/8 のキスキン・スピリット・戦士・アバターになる。
======================================================

 
問3

回顧能力を持つカード(A)が、わたしの墓地に置かれている。

と同時に、《イクスリッドの看守/Yixlid Jailer》が場にある。

私はこの(A)を、自身の回顧能力を使用して墓地からプレイすることができるだろうか?


-------------------
いつものように、回答は週明けにでも。
#ちょっと公私にばたばたしていまして、
#こっちの更新がおろそかになっていました。
#せめてFMQ関連くらいは、コンスタントに更新できるとよいのですが。
#でも先週のプレリリースは割と楽しかったです。

今週は各所でプレリリース・パーティです。

あと以下の場所でGPT神戸が行われます。

---------------------

 7月21日(月・祝)

  GPT神戸@東京 09:40 〜 10:20  ハイライフプラザいたばし

---------------------

お近くの方は是非どうぞ。

また、おいら主催大会、C.B.L. 17thは、7月27日(日)に行います。

-------------------------------------
  C.B.L. 〜 17th 〜

 フォーマット:レガシー(認定・K値16・REL『一般』)
 形式:スイス式4〜5回戦のみ。決勝シングルはありません。

 日時:2008年 7月 27日(日曜日)

 会場:Big Magic 名古屋矢場町店
 受付時間: 14:30〜15:00 受付終了しだい、開始します。
 参加費:500円

 イーブンタイドが使用可能です。
-------------------------------------

皆様ふるってご参加下さい。

それでは先週の回答ー。

問1
かたならし○×。

「プレリリース・トーナメントのように、デッキリストの提出を必要としないリミテッド戦では、
 ラウンドとラウンドの間にメインデッキとサイドボードのカードを組みなおしても良い。」

○か×か?




(Exception: Players participating in Limited events run without decklists may
freely change the composition of their decks between games by exchanging cards
from their decks for cards in their sideboards without being required to return
their deck to its original composition before their next match. This option is
not available at any other type of event.)

とMFR132項にあるので、組み直しても良い。

 
問2
あなたは《運命の大立者》と《鏡の精体/Mirror Entity》をコントロールしている。
《鏡の精体/Mirror Entity》の能力をX=1で起動した後に、《運命の大立者》の
3番目の能力を使用した。

《運命の大立者》はどのようなクリーチャー・タイプを持つか? またP/Tはいくつか?

 
キスキン・スピリット・戦士・アバター、8/8

問題に不備がありました。「《鏡の精体/Mirror Entity》の能力をX=1で起動し、
解決した後に、《運命の大立者》の3番目の能力を使用した。」
として回答を行います。困惑させてしまい申し訳ありません。

《鏡の精体/Mirror Entity》の能力と、《運命の大立者》の能力は、どちらも継続的効果
第4種+(第5種)+第6b種なので、タイムスタンプ順に解決する。

書きだして見ると以下のようになる。

  第4種 ・《鏡の精体》の能力で全てのクリーチャータイプになる。
  第4種 ・《運命の大立者》の能力で、キスキン・スピリット・戦士・アバターになる。
  第5種 ・《運命の大立者》の能力で、先制攻撃と飛行を持つ。
  第6b種 ・《鏡の精体》の能力で1/1になる。
  第6b種 ・《運命の大立者》の能力で、8/8になる。

つまり、最終的にはキスキン・スピリット・戦士・アバターで、8/8となる。

問3

回顧能力を持つカード(A)が、わたしの墓地に置かれている。

と同時に、《イクスリッドの看守/Yixlid Jailer》が場にある。

私はこの(A)を、自身の回顧能力を使用して墓地からプレイすることができるだろうか?


できない

墓地にあるカードの回顧能力は《イクスリッドの看守/Yixlid Jailer》の能力によって
失われているので、このカードを墓地から自身の回顧能力を使用してプレイすることはできない。

・・・が、もしも、このカード(A)の回顧能力が、後から付け加えられた能力であったならば
どうだろうか。

この場合は、《死者の王、ドラルヌ/Dralnu, Lich Lord》と《イクスリッドの看守》が
ある場合と同じ事である。

幸いにも、イーブンタイドには回顧能力を付加するカードは無いようなので、
上記のようなことは起こらない。一安心。

---------------
そんなところで。

Friday Magic Quiz. [08-25]

2008年7月18日
#イーブンタイドの発売まではあとわずかですが、
#とりあえずはお店でのプレリリース・パーティをお楽しみください。
#発売翌週には夏GP・神戸の暑い(熱い)戦いが待っています。

ところで神戸にはスタッフとして参加するのですが、
今回は何を首からぶら下げたものやら。

 ・DCI《天秤/Balance》
 →《焦熱の裁き/Fiery Justice》Foil
 →《従者/Squire》Foil
 →《Preacher》
 →《魔法の夜/Enchanted Evening》Foil ←いまここ

・・・!
《厳格な裁き人/Stern Judge》の日本語foilをお持ちの方はご一報を。

 
さてそんな個人的なことはさておき、今週の問題ー。

問1
かたならし○×。

「ライフの値がいくつであったとしても、0ライフを支払うことはできる。」

○か×か?

 
問2
イーブンタイドのドラフトは結局1色ねらいでピックしたところ、
上家とものすごく色がかぶってしまい、惨敗したプレイヤーAとBがいつものゲームをしている。

プレイヤーAの墓地には《永久モズ/Evershrike》がある。

Aは、この《永久モズ/Evershrike》の能力をX=0で起動した。

B「ん? 点数で見たマナ・コストが0点のオーラなんてあったか?」
A「いや、そんなの無いよ。」
B「・・・その起動に何の意味が?」
A「場に《永久モズ/Evershrike》が戻ってきたら、《霧への変化/Turn to Mist》で消すよ。」
B「なるほど。それでターン終了時には無事に場に戻るわけか。」

さてこのようなことは可能か?

 
問3

私は《反射池/Reflecting Pool》コントロールしている。
場にあるパーマネントはこれだけである。

3−1)
私は《石灰の池/Calciform Pools》をプレイした。
《反射池》をタップして出せるマナのタイプを全て答えよ。

3−2)
《石灰の池》ではなく、《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy》をプレイしたとしよう。
《反射池》をタップして出せるマナのタイプを全て答えよ。

3−3)
《石灰の池》でも《トレイリアのアカデミー》でもなく、《汚れた島/Tainted Isle》をプレイしたとしよう。
《反射池》をタップして出せるマナのタイプを全て答えよ。

-------------------
いつものように、回答は週明けにでも。
#イーブンタイドのカードを観ていると、混成カードというのは
#「一色に見える」事が、なんとも微妙な強さを持っているものだと感じます。
#例えば、白黒アバターのマナ・コストが{W}{W}{B}{B}{1}だったとしたら、
#あなたは使用しますか?

そんなわけで、先週の回答ー。

問1
かたならし○×。

「ライフの値がいくつであったとしても、0ライフを支払うことはできる。」

○か×か?




以前からそうではあったが、今月のCRの改訂で以下のように明記された。

   CR215.4
   If a cost or effect allows a player to pay an amount of life greater
   than 0, the player may do so only if his or her life total is equal to or
   greater than the amount of the payment. If a player pays life, the payment
   is subtracted from his or her life total. (Players can always pay 0 life.)

つまり、プレイヤーのライフが0以下であろうと、「0ライフを支払う」事はできる。

 
問2
プレイヤーAの墓地には《永久モズ/Evershrike》がある。

Aは、この《永久モズ/Evershrike》の能力をX=0で起動した。

B「ん? 点数で見たマナ・コストが0点のオーラなんてあったか?」
A「いや、そんなの無いよ。」
B「・・・その起動に何の意味が?」
A「場に《永久モズ/Evershrike》が戻ってきたら、《霧への変化/Turn to Mist》で消すよ。」
B「なるほど。それでターン終了時には無事に場に戻るわけか。」

さてこのようなことは可能か?


できない。

《永久モズ/Evershrike》の起動型能力は、場に出てオーラ・カードをつけるか、
オーラ・カードをつけることを選ばずに、《永久モズ》自体がゲームから取り除かれる
までが一連の効果である。

この間にプレイヤーは優先権を得ないので、上のAの言うような行動はできない。

 
問3
私は《反射池/Reflecting Pool》コントロールしている。
場にあるパーマネントはこれだけである。

3−1)
私は《石灰の池/Calciform Pools》をプレイした。
《反射池》をタップして出せるマナのタイプを全て答えよ。

3−2)
《石灰の池》ではなく、《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy》をプレイしたとしよう。
《反射池》をタップして出せるマナのタイプを全て答えよ。

3−3)
《石灰の池》でも《トレイリアのアカデミー》でもなく、《汚れた島/Tainted Isle》をプレイしたとしよう。
《反射池》をタップして出せるマナのタイプを全て答えよ。


3−1)無色、白、青

《反射池/Reflecting Pool》のテキストにある、「生み出すことできる」マナのタイプとは、

 i) その時点でそのパーマネントの持つ能力を解決するとして、生み出せるマナのタイプ
 ii) 能力を解決するためのコストが支払えるかどうかは無視する。
 iii) 全ての置換効果を考慮に入れる。

以上を考えた上で答えが導かれる。

例えば、問題の《石灰の池/Calciform Pools》の場合、

 i) 1番目の能力を解決すると無色、3番目の能力を解決すると白か青のマナが出る。
 ii) 現在、上に貯蔵カウンターは乗っていないが、3番目の能力を見る場合に、この事実を無視する。
 iii)置換効果は存在しない

となり、「生み出すことできる」マナのタイプは、「無色、白、青」となる。

コストを支払う事ができないのに、なぜ「生み出すことのできる」マナを判断することが
できるのか疑問に思う人もいるだろうが、私ならばこう返す。

「タップ状態の《島/Island》はマナを生み出すために自身のコストを支払うことはできない。
しかし、《反射池》は、横にあるのがタップ状態の《島/Island》のみであったとしても、
『生み出すことのできるマナのタイプ』は以前として青である。
つまりこの能力は、今現在コストを支払えるかどうかは完全に無視している。」

 
3−2)(出せるマナは無い)

CRの改訂によって、以下の一文が追加された。

  If that permanent wouldn’t produce any mana under these conditions, or
  no type of mana can be defined this way, there’s no type of mana that
  that permanent could produce.

3−1)の解説にあるi)〜iii)を全て考慮したとしても、そのパーマネントからマナが
出ない(量的に0マナである)場合、そのパーマネントから「生み出すことのできる」
マナのタイプは存在しない。

この問題の《トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy》の場合、
他にアーティファクトが無いので、このパーマネントからマナは出ない。
つまり、「生み出すことのできる」マナのタイプは存在しないので、
《反射池》からはマナが出ない。

 
3−3)無色、青、黒

能力が使用できないかどうかは関係がない。あくまで能力を解決した場合の
マナのタイプを問われているので、《汚れた島/Tainted Isle》の
「生み出すことのできる」マナのタイプは無色、青、黒である。

------------------
そんなところで。
7月付けでCRが更新され、色々な箇所が変更または改訂されています。
その中でも、特に大きいと思われるのが CR407項の"Linked Abilities" です。
今日はそんなCRのお話。

-------------------------------
1) ミラディン世界での出来事

ミラディンの頃、とあるカードの挙動がルール上で問題となった。

  《水銀の精霊/Quicksilver Elemental》が、《弧炎撒き/Arc-Slogger》の能力をコピーし、
  その能力によって10枚のカードがライブラリーから取り除かれた。
  その後、同じ《水銀の精霊》が《機械の行進/March of the Machines》によって
  クリーチャー化した《教議会の聖域/Synod Sanctum》の能力をコピーし、
  その2番目の能力によって「取り除かれたカード」を全て場に戻そうとした。
  
  さて、取り除かれた10枚のカードは場に戻ってくるのだろうか?

 
もちろん、(カードの挙動的に言っても)戻ってくることはない。
しかしルール上の根拠が無いことから、「取り除かれたカード」という扱いが
決められ、(5/1付け)CR217.7d という項目になった。

217.7d
カードを取り除く能力と、「取り除かれたカード」あるいは「[カード名]によってゲーム
から取り除かれたカード」を用いる能力とを持つカードが存在する。これらの能力は関連
しているものであり、この2つめの種類の能力は、その1つめの種類の能力の結果取り除か
れたカードで、ゲーム外領域に置かれているものだけを用いる。他のオブジェクトがその
両方の能力を得た場合、そのオブジェクトにおいて同様に関連づけられる。そのオブジェ
クトが類似の能力を持っていたとしても、それらと関連づけられることはない。


つまり取り除かれたカードは、それが取り除かれた能力を覚えていて、
その能力と関連する能力によって適当に効果を受けるようになった。

このような「カードを取り除く能力」と、「それによって取り除かれたカードを参照する能力」
は、ミラディン以降一つにまとめて考えられるようになった。

それでは現在へ戻ろう。

 
-------------------------------
2) 《島/Island》を禁止できない?

この前のFMQで出題した「《島/Island》のプレイを禁止する方法」で、
以下のような組み合わせを回答に載せた。

 i) 《翻弄する魔道士/Meddling Mage》、《機械の行進/March of the Machines》を出す。
 ii) 《真髄の針/Pithing Needle》をプレイし、「《島/Island》」と宣言する。
 iii) 《翻弄する魔道士》に《鏡編み/Mirrorweave》をプレイする。
 iv) 《翻弄する魔道士》のコピーとなった《真髄の針》で宣言されたカードは
   《島/Island》なので、《島/Island》のプレイは禁止される。

しかし、今回のCR改訂によって、このようなことはできなくなった。

《翻弄する魔道士》の能力は以下の2つである。

  A)「《翻弄する魔道士》が場に出る際に、土地でないカードを1つ指定する。」
  B)「指定されたカードはプレイできない。」

Bの能力はAの能力によって指定されたカード名を参照している。

このように、同一のオブジェクトに書かれている能力で、一方が他方の能力を
直接参照している場合、それらの能力は リンクしている(linked)と言う。

上記のような一方が他方を参照している能力群は数多く存在するが、
残念なことに、まとめて考えられるのは「ゲームから取り除く」ことに関するものだけだった。

しかし、これからは「〜〜を選ぶ。」「選ばれた〜〜は**である。」等といった
リンクしている能力群全体をまとめて考えることが出来る。
それが今回の CR407 "Linked Abilities" である。

そして、リンクしていない能力は、似通った能力であったとしても、
具体的な値やオブジェクトを参照できないようになった。

上の《翻弄する魔道士》と《真髄の針》の例で説明しよう。
《真髄の針》が《翻弄する魔道士》のコピーになった場合、このコピー《翻弄する魔道士》
がもつ能力は以下の通りである。

  A)「《翻弄する魔道士》が場に出る際に、土地でないカードを1つ指定する。」
  B)「指定されたカードはプレイできない。」

このオブジェクトは《翻弄する魔道士/Meddling Mage》として場に出ていないので、
A)によって指定されたカード名は無い。
なので、それとリンクしているB)によってプレイできなくなるカードは存在しない。

・・・となる。
もう《島/Island》をこの方法で禁止する事はできないのだ。

 
-------------------------------
3) 具体的な "Linked Abilities"

それでは、具体的なカードを挙げて、どのような能力がリンクしているか見てみよう。
CR407.2以降に例が載せられているので、その順番に説明をする。

なお、全て Bの能力はAの能力を参照しており、AとBはリンクしている。

 
(CR407.2a)
  A「起動型能力や誘発型能力によって、カードをゲームから取り除く」
  B「取り除かれたカードをあれやこれやする」

例)《詩神の器/Muse Vessel》、《顔なしの解体者/Faceless Butcher》 など。

 
(CR407.2b)
  A「印刷されている置換効果によって、カードをゲームから取り除く」
  B「取り除かれたカードをあれやこれやする」

例)《Frankenstein’s Monster》、《縫合グール/Sutured Ghoul》など。

 
(CR407.2c)
  A「起動型能力や誘発型能力によって、オブジェクトを場に出す」
  B「(このオブジェクトによって)場に出されたオブジェクトをあれやこれやする」

例)(ちょっと思いつきませんでした。良い例を思いついた方はコメント欄まで)
《はじける子嚢/Saproling Burst》など。

 
(CR407.2d)
  A「プレイヤーに『[性質]を選ぶ』または『カード名を宣言する』ことをさせる」
  B「選ばれた[性質]やカードはあれやこれやである」

例)《物語の円/Story Circle》、《翻弄する魔道士/Meddling Mage》など。

 
(CR407.2e)
  同じパラグラフに書かれている、
  A「常在型能力」B「誘発型能力」

例)(これも良い例が思いつきませんでした。良い例を思いついた方はコメント欄まで)
《二度目の収穫/Rowen》など。
 
(CR407.2f)
  A「キッカー {hogehoge}」
  B「キッカー・コストが支払われていた/いない場合、あれやこれや」

例)《ウルザの激怒/Urza’s Rage》、《スキジック/Skizzik》など。

これにより、《スキジック》に《鏡編み》をプレイすると楽しいことになる。

 
(CR407.2g)
  A「覇権/Champion の1番目の誘発型能力」
  B「覇権/Champion の2番目の誘発型能力」

つまり、覇権能力は2つの能力がリンクしている "Linked Abilities" である。

 
-------------------------------
4)  "Linked Abilities" とコピーの憂鬱

以下のような例を挙げる。コピー効果とLinked Abilities の相互作用をみて欲しい。

 
《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter》が、表向きに場に出、
《万物の声/Voice of All》のコピーとなった。

場に出る際に『赤』を指定した。
このコピー《万物の声》は、プロテクション(赤)を持つ。

さて、このコピー《万物の声》が、アップキープステップに裏向きになった。
その後、変異コストを支払って表向きになり、《クウィリーオン・エルフ/Quirion Elves》のコピーとなった。

このコピー《クウィリーオン・エルフ》のマナ能力で{R}を出せるだろうか?
・・・答えは「出せない」である。

《クウィリーオン・エルフ》のマナ能力と、1番目の「場に出る際〜」の能力とは
リンクしている。つまり、このオブジェクトは《クウィリーオン・エルフ》として
場に出ていないので、1番目の能力で選ばれた色は無い。

このコピー《クウィリーオン・エルフ》が、また裏向けになり、
今度は《万物の声/Voice of All》のコピーに戻った場合、
それは再びプロテクション(赤)を持つ。

-----------------------------------------------
そんなところで。

Friday Magic Quiz. [08-26]

2008年7月26日
#えーと。
#もう土曜日なのですが、金曜問題を更新します。
#大会予定などは直前なので実用的とはいえませんが
#なにとぞご了承下さい。

今週はGPT神戸のラッシュですな。

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 7月26日(土)

  ・GPT神戸@愛知 09:30 〜 10:30 名古屋港湾会館
  ・GPT神戸@神奈川 09:30 〜 10:30 神奈川公会堂

 7月27日(日)

  ・GPT神戸@広島 09:20 〜 09:50 福山市民参画センター
  ・GPT神戸@千葉 09:30 〜 10:20 千葉市民会館
  ・GPT神戸@高知 09:30 〜 10:00 高知県文教会館
  ・GPT神戸@東京 09:40 〜 10:20 ハイライフプラザいたばし
  ・PTQベルリン@北海道 10:00 〜 10:45 月寒公民館

-------------------------


皆様、是非ご来場下さい。

おいら自身はGPT神戸@愛知のスタッフと、日曜日のC.B.L. 17thにいますよー。

-------------------------------------
  C.B.L. 〜 17th 〜

 フォーマット:レガシー(認定・K値16・REL『一般』)
 形式:スイス式4〜5回戦のみ。決勝シングルはありません。

 日時:2008年 7月 27日(日曜日)

 会場:Big Magic 名古屋矢場町店
 受付時間: 14:30〜15:00 受付終了しだい、開始します。
 参加費:500円

 イーブンタイドが使用可能です。
-------------------------------------


それでは今週の問題ー。

問1
かたならし○×。

「彩色/Chroma は能力語であり、それ自身に意味はない。」

○か×か?

 
問2
ブロック構築の熱も上がり、イーブンタイドのパックを眺めながら
今日は何パック購入しようか財布と相談しているプレイヤーAとBが、いつもの勝負をしている。

Aは《怠惰な思考/Idle Thoughts》をコントロールしている。
現在のAの手札は無い。

A「じゃあ、《怠惰な思考》の能力を使うね。」
B「了解。」
A「で、引く前に、もう一回《怠惰な思考》を使うね。」
B「・・・?」
A「じゃあ、合計2枚引くよ。」

Aの行動は正しいか?

 
問3

以下のクリーチャーに対して、

《超者の意向/Favor of the Overbeing》をつけてから、
《蛇変化/Snakeform》をプレイした。

《蛇変化》の解決後、持っている能力と、P/Tはどうなるか?

3−1)《悲しげなセルキー/Wistful Selkie》

3−2)《灰色熊/Grizzly Bears》

3−3)《さまようもの/Wandering Ones》

3−4)《丘巨人/Hill Giant》

------------------
いつものように、回答は週明けにでも。
7月26日(土)に行われましたGPT神戸@東海は、43人の参加がありました。
スイス6回戦+シングル3回戦の結果、
Ichikawa Norikazu さんが、bye3を獲得しております。

以下にベスト8の結果と、全体のデッキ分布を紹介いたします。
それではお楽しみ下さい。

ベスト8
Ueda Katsuya(フェアリー) 2-1 Komada Mitsuhiro(青緑ビート)
Sawade Makoto (緑黒ビート)2-0 Shiozu Ryouma(赤単)
Suzuki Nobuyoshi(キスキン)2-0 Aono Yoshio(赤単)
Ichikawa Norikazu(キスキン)2-0 Nose Kouji(エレメンタル)

準決勝
Ueda Katsuya(フェアリー)1-2 Sawade Makoto (緑黒ビート)
Suzuki Nobuyoshi(キスキン)1-2 Ichikawa Norikazu(キスキン)

決勝
Ichikawa Norikazu(キスキン)2-1 Sawade Makoto (緑黒ビート)

-------------------------------
Deck Breakdown
-------------------------------
10 エレメンタル
8 キスキン
6 赤単
5 フェアリー
5 エルフ(黒緑ビート)
3 白系コントロール
2 ならず者
1 -1/-1カウンター
1 青緑ビート
1 マーフォーク
1 ドラン

----------
43 decks.
#週末はイーブンタイドが構築でも使用可能になり、
#各地で最後のGPT神戸が行われました。
#(限定)構築で使用されるカードは種類数が少ないのが常ですが、
#今回は使用解禁から本番までの期間が短いので、
#どんなカードが使われるのか今から楽しみではあります。

2ボックス剥いたら《祭壇のゴーレム/Altar Golem》が4枚出たよ!
《下劣なエンブレム/Leering Emblem》は5枚出たよ!
そしてフィルター土地は3枚しかないよ!

・・・他のプレイヤー達に有用なカードが供給されたんだ。
ということにして、自分を納得させる作業に戻ります。

それでは先週の回答ー。

問1
かたならし○×。

「彩色/Chroma は能力語であり、それ自身に意味はない。」

○か×か?




CR用語集「能力語/Ability Word」にもあるように、能力語はルール上の特別な意味をもたない。

現在の能力語は以下の通り。
「魂力/Channel」「彩色/Chroma」「壮大/Grandeur」「暴勇/Hellbent」
「族系/Kinship」「光輝/Radiance」「掃引/Sweep」「スレッショルド/Threshold」

 
問2
Aは《怠惰な思考/Idle Thoughts》をコントロールしている。
現在のAの手札は無い。

A「じゃあ、《怠惰な思考》の能力を使うね。」
B「了解。」
A「で、引く前に、もう一回《怠惰な思考》を使うね。」
B「・・・?」
A「じゃあ、合計2枚引くよ。」

Aの行動は正しいか?


正しくない

《怠惰な思考/Idle Thoughts》の能力は以下の通り。

  {2}: Draw a card if you have no cards in hand.

つまり、能力の解決時に手札が無い場合にのみ、カードを引ける。
Aのように、まとめて2枚引くという動作は明らかに間違っている。

#起動した能力の解決前に、手札のカードを使い切っておけば、結果として引けるが、
#まとめて引くことはできない。

 
問3

以下のクリーチャーに対して、

《超者の意向/Favor of the Overbeing》をつけてから、
《蛇変化/Snakeform》をプレイした。

《蛇変化》の解決後、持っている能力と、P/Tはどうなるか?

3−1)《悲しげなセルキー/Wistful Selkie》

3−2)《灰色熊/Grizzly Bears》

3−3)《さまようもの/Wandering Ones》

3−4)《丘巨人/Hill Giant》


プレイ順は《超者の意向/Favor of the Overbeing》→《蛇変化/Snakeform》の順なので、
タイムスタンプ順はこの通りとなる。

継続的効果を全て書き出そう。()内は種類別の第何種にあたるかを示している。

 (5)《超者の意向》| 緑であるかぎり、警戒を持つ。
 (5)《超者の意向》| 青であるかぎり、飛行を持つ。
 (6d)《超者の意向》| 緑であるかぎり、それは+1/+1の修整を受ける。
 (6d)《超者の意向》| 青であるかぎり、それは+1/+1の修整を受ける。
 (4)《蛇変化》| 蛇になる。
 (5)《蛇変化》| 緑になり、全ての能力を失う。
 (6b)《蛇変化》| 1/1 になる。

#《超者の意向》には能力が2つあることに注意せよ。

 
これを種類別順に書き直す。

 (4)《蛇変化》| 蛇になる。
 (5)《超者の意向》| 緑であるかぎり、警戒を持つ。
 (5)《超者の意向》| 青であるかぎり、飛行を持つ。
 (5)《蛇変化》| 緑になり、全ての能力を失う。

 (6b)《蛇変化》| 1/1 になる。
 (6d)《超者の意向》| 緑であるかぎり、それは+1/+1の修整を受ける。
 (6d)《超者の意向》| 青であるかぎり、それは+1/+1の修整を受ける。

問題は第5種にある3つの効果をどのような順番で適用するか、である。

その適用順を考えるのに用いられるのが、「依存関係(dependency)」である。
依存については CR418.5c にあるが、ここでおさらいしておこう。

---------------
ある継続的効果AとBが、以下の2つを満たし、

 *効果A、Bは共に同じ種類別に属する。
 *効果A、Bは共に特性定義能力(CDA)ではない。

かつ、以下の3つのうちどれかを満たす。

 i) 先に効果Bを適用した場合、効果Aが無くなる/消える。
 ii) 先に効果Bを適用した場合、あるオブジェクトXに対して効果Aが適用されなくなる
   または、元々オブジェクトXには適用しなかったのに、効果Aが適用されるようになる。
 iii) 先に効果Bを適用した場合、効果AがあるオブジェクトXに対して及ぼす影響が変わる。
   または、効果A自身のテキストが変更される。

このような場合、AはBに依存している と言う。

AがBに依存している場合、Bを先に適用し、その後にAを適用する。
---------------

それでは、問題の回答に入ろう。

なお、問題の焦点となっている第5種の効果を

 効果FG →《超者の意向》| 緑であるかぎり、警戒を持つ
 効果FU →《超者の意向》| 青であるかぎり、飛行を持つ。
 効果S →《蛇変化》| 緑になり、全ての能力を失う。

と表記する。

 
3−1)2/2、能力無し

《悲しげなセルキー/Wistful Selkie》は青緑のクリーチャーである。

このクリーチャーは元々緑であるので、効果Sの適用を受けても、効果FGの適用は変わらない。
つまり、効果FGと効果Sは独立している。

一方、このクリーチャーが効果Sによって青でなくなると、効果FUの適用が変わってしまう。
つまり、効果FUは効果Sに依存している。

依存関係とタイムスタンプ順を考慮すると、

   効果FG → 効果S → 効果FU

の順番で適用される。
つまり、警戒を得て、緑色になって能力を失い、(すでに緑になっていて)青でないので飛行を得ない。

P/Tは、 2/2 → 1/1 → 2/2 となる。

 
3−2)2/2、能力無し

《灰色熊/Grizzly Bears》は緑のクリーチャーである。

このクリーチャーは元々緑であるので、効果Sの適用を受けても、効果FGの適用は変わらない。
つまり、効果FGと効果Sは独立している。

また、このクリーチャーは元々青でないので、効果Sの適用を受けても、効果FUの適用は変わらない。
つまり、効果FUと効果Sは独立している。

タイムスタンプ順を考慮すると、

   効果FG → 効果FU → 効果S

の順番で適用される。
つまり、緑なので警戒を得て、青でないので飛行は得ず、緑になって能力を全て失う。

P/Tは、 2/2 → 1/1 → 2/2 となる。

 
3−3)2/2、警戒

《さまようもの/Wandering Ones》は青のクリーチャーである。

このクリーチャーが効果Sによって青でなくなると、効果FUの適用が変わってしまう。
つまり、効果FUは効果Sに依存している。

一方、このクリーチャー が効果Sによって緑になると、元々適用されなかった効果FGの
適用が変わってしまう。つまり、効果FGは効果Sに依存している。

依存関係とタイムスタンプを考慮すると、

   効果S → 効果FG → 効果FU

の順番で適用される。
つまり、緑になって能力を全て失い、緑なので警戒を得て、青でないので飛行は得ない。

P/Tは、 1/1 → 1/1 → 2/2 となる。

 
3−4)2/2、警戒

《丘巨人/Hill Giant》は赤のクリーチャーである。

このクリーチャーが効果Sによって緑になると、元々適用されなかった効果FGの
適用が変わってしまう。つまり、効果FGは効果Sに依存している。

また、このクリーチャーは元々青でないので、効果Sの適用を受けても、効果FUの適用は変わらない。
つまり、効果FUと効果Sは独立している。

依存関係とタイムスタンプ順を考慮すると、

   効果FU → 効果S → 効果FG

の順番で適用される。
つまり、青でないので飛行は得ず、緑になって能力を全て失い、緑なので警戒を得る。

P/Tは、 3/3 → 1/1 → 2/2 となる。

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おまけ。(Rule-Mongerの暇つぶしにどうぞ)

《刈り取りの王/Reaper King》に、《再拘束/Retether》の効果で、墓地から
シャドームーア、イーブンタイドのコモンオーラサイクルを全てつけた。

・《神格の鋼/Steel of the Godhead》
・《恐君主の兜/Helm of the Ghastlord》
・《亜神の拳/Fists of the Demigod》
・《大神のルーン/Runes of the Deus》
・《大霊の盾/Shield of the Oversoul》
・《御身の刃/Edge of the Divinity》
・《天主の勢力/Clout of the Dominus》
・《神性の贈り物/Gift of the Deity》
・《貴神の神罰/Scourge of the Nobilis》
・《超者の意向/Favor of the Overbeing》

その後、《変容する大空/Shifting Sky》をプレイし、「黒」と指定した。

《刈り取りの王/Reaper King》が持つ能力を全て答えよ。
-----------------------------------

そんなところで。
今週末はいよいよGP神戸です。
ブロック構築と言うことで、カードプールは狭いのですが、
結構ややこしいカードが見受けられます。そしてそれは結果を残しています。

今日の記事はそんなややこしいカード達を、ルール的におさらい&自分用のメモです。

分類はデッキタイプ毎にしていますが、一応主役は個々のカードです。

 

追記:1−2)の項目を大幅に修正しました。
理由はコメント欄にあるとおりです。
数時間とはいえ、誤った情報を書いてしまい申し訳ありません。
また、正しい解釈をご教示してくださった方々に感謝いたします。

(7/30 21:30)

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1)キスキン
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実際にはキスキンがややこしいのではないのだが・・・

1−1)《鏡編み/Mirrorweave》+《変わり谷/Mutavault》

以前の記事(http://diarynote.jp/d/74598/20080602.html)でも取り上げたが、
《鏡編み/Mirrorweave》とP/Tを変更する効果との関係は、とてもややこしい。

「CR418.5を読んで下さい。」 と言えば一言で済むが、
会場でゲーム中のプレイヤーにとってはそうもいかない。

そこで、《鏡編み》についてはこう覚えてしまおう。

「まず《鏡編み》を真っ先に適用する。その後、他の効果を適用する。」

例を出そう。
場には《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier》と、
自身の能力を起動して既にクリーチャーである《変わり谷/Mutavault》がある。

 a)《ゴールドメドウの侵略者》を対象にして、《鏡編み》をプレイした。

この場合《変わり谷》は、まず《ゴールドメドウの侵略者》のコピーとなり、
その後、「〜〜は全てのクリーチャータイプを持つ、2/2のクリーチャーになる。」
という効果が適用される。結果として、これは《ゴールドメドウの侵略者》という名前で
全てのクリーチャータイプを持つ、2/2のクリーチャーとなる。

 b)《変わり谷》を対象にして、《鏡編み》をプレイした。

この場合《ゴールドメドウの侵略者》は、《変わり谷》のコピーとなる。
それ以外は何の効果も受けていないので、結果として土地のままの《変わり谷》になる。

 
1−2)《運命の大立者/Figure of Destiny》

上の《変わり谷》と同様に、《運命の大立者》の能力もタイプ変更とP/Tを変更する効果を持つ。
ただし、以下の点が異なる。

 ・起動型能力の解決時にクリーチャータイプをチェックする。
  そうであったならば修整はターン終了時に消えず、以後ずっと続く。

ことに注意しないといけない。

例を出そう。
上から順番に1度ずつ能力を起動して 8/8 になった《運命の大立者》と、《ゴールドメドウの侵略者》がある。

ここで《ゴールドメドウの侵略者》を対象にして《鏡編み》をプレイすると、
《運命の大立者》の持つ能力やP/Tはどうなるか?

継続的効果を書き出そう。()内は種類別で第何種かを表している。
種類別の順にならべ、同じ種類別はタイムスタンプ順を考慮して書き上げると、

  (1)《鏡編み》|《ゴールドメドウの侵略者》のコピーになる。
  (4)《運命の大立者》|キスキン・スピリットになる。
  (4)《運命の大立者》|キスキン・スピリット・戦士になる。
  (4)《運命の大立者》|キスキン・スピリット・戦士・アバターになる。
  (5)《運命の大立者》|飛行と先制攻撃を得る。
  (6b)《運命の大立者》|2/2になる。
  (6b)《運命の大立者》|4/4になる。
  (6b)《運命の大立者》|8/8になる。

最終的に、このクリーチャーは《ゴールドメドウの侵略者》という名前のキスキン・スピリット・
戦士・アバターで、飛行と先制攻撃を追加で得た、8/8のクリーチャーになる。

もう一つ例を出そう。
能力を起動していない《運命の大立者》と、《鏡の精体》がある。

《鏡の精体》の能力をX=1で起動し、その後に《運命の大立者》の3番目の能力を起動して8/8にした。
ターンを終了すると、《運命の大立者》はどうなるか?

同様に継続的効果を書き出そう。

  (4)《鏡の精体》|全てのクリーチャー・タイプを得る。
  (4)《運命の大立者》|キスキン・スピリット・戦士・アバターになる。
  (5)《運命の大立者》|飛行と先制攻撃を持つ。
  (6b)《鏡の精体》|1/1になる。
  (6b)《運命の大立者》|8/8になる。

なので現在は8/8である。
そしてターンを終了すると、《鏡の精体》の効果が終わるので、以下のようになる。

  (4)《運命の大立者》|キスキン・スピリット・戦士・アバターになる。
  (5)《運命の大立者》|飛行と先制攻撃を持つ。
  (6b)《運命の大立者》|8/8になる。

つまり、やはり8/8で飛行も先制攻撃も持っているクリーチャーになったままである。

《鏡編み/Mirrorweave》と《運命の大立者/Figure of Destiny》の能力が重なった場合、
上の1−1)と1−2)を参考に考えればよい。

では一番ややこしいと思われる問題を出そう。答えはコメント欄に書くので各自考えて欲しい。


問:上から順番に1度ずつ能力を起動して 8/8 になった《運命の大立者》(Aとする)と、
自身の能力によってクリーチャーになった《変わり谷/Mutavault》がある。

《変わり谷》を対象に《鏡編み》をプレイした。すると、(A)は
土地である《変わり谷》になるが、このコピー《変わり谷》の2番目の能力を起動して
クリーチャーにすると、(A)はどのような能力を持ち、P/Tはいくつになるだろうか?


 
 
-------------------------------------------------
2)フェアリー
-------------------------------------------------

まだまだ元気な飛行軍団。

2−1)《霧縛りの徒党/Mistbind Clique》

覇権能力を解決する前に《霧縛りの徒党》が場を離れた場合、フェアリー・パーマネントを
取り除くことはできる。が、既に場に《霧縛りの徒党》がいないために「〜〜すべての土地を
タップする。」という能力は誘発しない。

 
2−2)《コショウ煙/Peppersmoke》

あなたがコントロールしているフェアリーが、《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》
のみで、あなたがこの《呪文づまりのスプライト》へ《コショウ煙》をプレイした場合、
解決時にあなたはカードを引ける。

《コショウ煙》の解決中には状況起因効果をチェックしないので、
《呪文づまりのスプライト》は 0/0 でまだ場にいる。
従ってあなたはフェアリーをコントロールしているので、カードを引くことができる。

 
 
-------------------------------------------------
3)赤単
-------------------------------------------------

様々なアプローチが考えられるRDW系。

3−1)《憤怒の鍛冶工/Rage Forger》+《ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender》

《憤怒の鍛冶工》の2番目の誘発型能力で、実際にダメージを与えるのは《憤怒の鍛冶工》
ではなく、+1/+1カウンターが乗っているクリーチャーである。
なので、《憤怒の鍛冶工》の2番目の誘発型能力がスタックに乗ったあとに、
《ブレンタンの炉の世話人》の能力を使用し、発生源として《憤怒の鍛冶工》を指定しても、
この能力によって与えられるダメージが軽減されることはない。

 
3−2)《炎の投げ槍/Flame Javelin》+《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》

《炎の投げ槍》の点数で見たマナ・コストは 6 である。
従って、場に《ガドック・ティーグ》がある場合、《炎の投げ槍》はプレイできない。
《幽体の行列/Spectral Procession》や《見下し/Tower Above》も同様である。

 
 
-------------------------------------------------
4)多色・エレメンタル
-------------------------------------------------

入っている呪文カードはよく見るものばかり。

4−1)《反射池/Reflecting Pool》

「生み出すことの出来るマナのタイプ」を考える場合、置換効果を全て考慮し、
コストの支払いを全く無視してよい。

幸いなことに、ローウィン・シャドウムーアブロックでは、ややこしいことになる土地カードはない。

 
 
-------------------------------------------------
5)その他 (マーフォーク・エルフ・ドラン等)
-------------------------------------------------

ルール的にややこしいカードは上に出てきているものばかり。

《誘惑蒔き/Sower of Temptation》ぐらいだろうか。
ローウィン・モーニングタイド・シャドウムーア・イーブンタイドのFAQも参照してください。

---------------------------------------
そんなところで。

他にもよく見るカードで、ルール的にややこしいものがあれば、ご指摘よろしくです。
7月27日に行われましたC.B.L. 17thは、18名の参加をいただきました。

スイス4回戦の結果、Shinoduka Ken’ichi さんが見事全勝で優勝しております。

上位3位までのデッキリストを以下に紹介いたします。

 
次回C.B.L. 18thは 8月末を予定していますが、9月にずれ込むかもしれません。
いずれにせよ、最も早くて8月31日(日)となります。

またいずれ正式に決まり次第、告知いたします。

そのかわりというわけではありませんが、レガシーの大会告知を。

東海では8月17日にAngelic Smile in Nagoya III が行われます。
そのサイドイベントとして、レガシーの大会が予定されていますので、
是非ご参加下さい。

詳しくはこちらから。

http://nekoyan.net/info/08/08/17.htm#asl

 
それでは、上位3名のデッキリストです。お楽しみください。

-----------------------------------
** WINNER **

Shinoduka Ken’ichi

Main
4《猟場番/Gamekeeper》
2《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus》
4《破滅的な行為/Pernicious Deed》
4《Hymn to Tourach》
4《強迫/Duress》
2《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
4《悪魔の布告/Diabolic Edict》
4《無垢の血/Innocent Blood》
4《夜の囁き/Night’s Whisper》
4《陰謀団式療法/Cabal Therapy》

4《樹上の村/Treetop Village》
4《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
4《Bayou》
2《汚染された三角州/Polluted Delta》
8《沼/Swamp》
2《森/Forest》

Sideboard
4《虚空の力線/Leyline of the Void》
4《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
4《窒息/Choke》
2《クローサの掌握/Krosan Grip》
1《森/Forest》

-----------------------------------
* 2nd place *

Myashiro Ronaldo

Main
4《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》
2《モグの狂信者/Mogg Fanatic》
4《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》
4《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》
3《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal》
4《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》
4《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》
3《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator》
4《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》
1《ゴブリンの紅蓮術士/Goblin Pyromancer》
2《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》

3《幽霊街/Ghost Quarter》
3《Plateau》
5《山/Mountain》
3《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
2《蛮族のリング/Barbarian Ring》
4《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
1《不毛の大地/Wasteland》

Sideboard
1《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter》
1《ゴブリンの王/Goblin King》
3《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
3《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
3《解呪/Disenchant》
4《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》

-----------------------------------
* 3rd place *

Hattori Keisuke

Main
4《溶岩の撃ち込み/Lava Spike》
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《火炎破/Fireblast》
4《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
4《モグの狂信者/Mogg Fanatic》
1《火山の鎚/Volcanic Hammer》
4《火葬/Incinerate》
4《火炎の裂け目/Flame Rift》
4《発展の代価/Price of Progress》
4《裂け目の稲妻/Rift Bolt》
4《Chain Lightning》
1《Fork》

8《山/Mountain》
2《Plateau》
4《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
4《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》

Sideboard
2《解呪/Disenchant》
2《紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar》
3《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
2《破壊放題/Shattering Spree》
3《突然のショック/Sudden Shock》
3《粉々/Smash to Smithereens》

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