#先週末は日本選手権予選やGPTサンフランシスコを始め、
#各所で大会が数多くあったようです。
#お盆で帰省される方も、一度地元の大会をチェックしてみるのは
#いかがでしょうか。

そして昨日は東海でもGPTがあったのに告知し忘れる罠。 orz

9月と10月の予定を聞いて色々と忙しくなりそうな予感がします。

そんなわけで、先週の回答ー。

問1
かたならし○×

「カードでないトークンの、オーナーとコントローラーは、異なることがある。
 が、スタック上の能力のオーナーとコントローラーは、常に一致する。」

○か×か?


×

スタック上の能力のオーナーとコントローラーが異なることは往々にしてありうる。

よくある例を出すと、(コントローラーとは)異なるプレイヤーに対して誘発する
誘発型能力がそれにあたる。

#《伏魔殿/Pandemonium》なんかが良い具体例。


(追記)
コメントにもあるとおり、CR200.7aによれば、誘発型能力だと
能力のコントローラーとオーナーはともに一致します。

《伏魔殿/Pandemonium》は良い例ではなく、例として挙げるとすれば
《願望売り/Wishmonger》のような起動型能力であるべきでした。
追記として訂正いたします。


問2
スタンダードのデッキを組んでいるうちに、1枚だけお遊びカードを挿す
プレイヤーAとBが、いつものゲームをしている。

プレイヤーAは《カヴーの捕食者/Kavu Predator》をコントロールしている。

A「《焦熱の裁き/Fiery Justice》をプレイして、5点全部あなたに。ついでに5ライフもあげるよ。」
B「カヴーにカウンターががんがん乗っていくなあ・・・」

さて、プレイヤーBの手札には《計略縛り/Trickbind》が1枚あるのだが、

プレイヤーBが《計略縛り/Trickbind》を適切にプレイしたとして、
《カヴーの捕食者/Kavu Predator》の上には、+1/+1カウンターがいくつ乗るだろうか?


0個。一つも乗らない。

《カヴーの捕食者/Kavu Predator》の誘発型能力は、「ライフを得るたび〜」となっているので
ライフを得るイベントに対して1回だけ誘発する。
5ライフを得たとしても、1ライフごとに5回誘発するのではない。

従って、誘発した《カヴーの捕食者/Kavu Predator》の能力に対して、《計略縛り/Trickbind》
をプレイすれば良い。

文章の微妙な機微に注意すること。わからなかったらオラクルを開きましょ。

問3
私は《道化の王笏/Jester’s Scepter》をコントロールしている。
もちろん、対戦相手のライブラリーからは、5枚のカードが裏向きに取り除かれている。

対戦相手が《クローサの掌握/Krosan Grip》をプレイし、私の《道化の王笏》を破壊した。

さて、対戦相手の主張はこうだ。

「その取り除かれたカードのオーナーは僕だから、そのカードの表を見せてよ。
あと、もう《道化の王笏》は場に無いんだから、あなたは表を見てはだめだよ。」

対戦相手の主張は正しいか?


正しくない。

裏向きに取り除かれたカードは、そのカードのオーナーであったとしても、
(なんの指示も無しに)その表を確認することはできない。(CR217.7b)

また、《道化の王笏/Jester’s Scepter》のテキストには以下のようにある

  道化の王笏が場に出たとき、プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーのライブラリー
  のカードを上から5枚、裏向きのままゲームから取り除く。あなたは、それらのカード
  がゲームから取り除かれている限り、それらを見てもよい。

誘発型能力はこの1文節全てなので、《道化の王笏/Jester’s Scepter》が場を離れたとしても
裏向きのカードの表側を見ることができる。

従って、問の場合は、「対戦相手はその表側を見ることはできず、私は表側を確認することができる。」

となる。

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そんなところで。

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