Answer: Friday Magic Quiz. [07-16A]
2007年5月15日#今週末はレガシーのフォーマットで、GPコロンバスです。
#日本ではPTQサンディエゴが各地で行われます。
#一味違ったフォーマットを簡単に行えるのが
#M;tGの面白いところだと個人的には思います。
次のAMCには行きたいけど、どうしようかねえ。
閑話休題。
先週の回答ー。
×
キーワード行動とは、「つける/Attach」や、「打ち消す/Counter」
といった、ルール的に意味を持つ動詞で示される行動である。
特別な行動とは全くの別物。
16/20
墓地にある《ルアゴイフ/Lhurgoyf》のP/Tは、それぞれ4/5である。
これは、《ルアゴイフ/Lhurgoyf》にある”*”の値が、
特性定義能力によってあらゆる領域で機能しているからである。
4枚取り除いたので、《縫合グール/Sutured Ghoul》のP/Tは、16/20 となる。
3−1)誘発する。
捨てる/Discard とは、プレイヤーが、手札からカードを墓地に置くことを指すが、
墓地に置かれることが、力線により置換されたとしても、「捨てた」ことになる。
よって、誘発条件を満たしているので問題なく誘発する。
3−2)誘発しない。
サイクリングしたとき〜、に誘発する効果を持つカードは、
そのカードがサイクリングを完了した後でしか誘発しない。
なので、そのサイクリングされたカードが墓地にあり、
かつ、それが《イクスリッドの看守/Yixlid Jailer》によって能力を失っていた場合、
誘発型能力を失っているので、誘発することは無い。
未来予知FAQも参照。
3−3)誘発する。
この場合、「サイクリングをした」という行動の一部が置換され、
カードが墓地に置かれることが置き換わっているが、
それでも「サイクリングをした」ということには変わりが無い。
よって、誘発条件を満たしているので問題なく誘発する。
3−4)
CR502.18c には以下のようにある。
502.18c サイクリングを持つカードの中には、サイクリングしたときに誘発する
能力を持つものがある。「あなたが[このカード]をサイクリングしたとき、
/When you cycle [このカード]」とは、「あなたが[このカード]をサイクリング
・コストを支払うために捨てたとき、」を意味する。この種の能力は墓地から
誘発する。
最終文だけを読んでしまうと、3−2)は簡単に理解できるが、
3−3)は誘発しないように読めてしまう。
なぜなら、サイクリングしたカード自体は、墓地ではなくゲーム外領域にあるからだ。
ということは、誘発しないのだろうか?
答えは「否」だ。
やはり3−3)の場合は誘発する。(理由は上と同じ)
では、どうしてこの項にはこのような文章があるのだろうか?
それは、CRは通常に起こることに関しての一般的な記述しか書いていないからである。
CRは部分部分を読むだけでは、簡単に誤解をしてしまう箇所がいくつもある。
CRはあくまで全体を包括して読まないといけない、と私は思っている。
かつて《一瞬の瞬き/Momentary Blink》で、トークンが消える・消えないの
論争があったとき、一番の誤解の元は、CRのトークンの項目に書かれてあった
なにげない一文であった。
曰く、「場以外のトークンは消滅する。」
その後の混乱は既知なので省略する。
では、今回のこの項目の文章はどう解釈すればいいのだろうか?
以下のように脳内で読み替えてみることを、私は推奨する。
・・・この種の能力は(一般的には)墓地から誘発する。
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そんなところで。
#日本ではPTQサンディエゴが各地で行われます。
#一味違ったフォーマットを簡単に行えるのが
#M;tGの面白いところだと個人的には思います。
次のAMCには行きたいけど、どうしようかねえ。
閑話休題。
先週の回答ー。
問1
「キーワード行動/Keyword Action は、特別な行動である。」
○か×か?
×
キーワード行動とは、「つける/Attach」や、「打ち消す/Counter」
といった、ルール的に意味を持つ動詞で示される行動である。
特別な行動とは全くの別物。
問2
私は《縫合グール/Sutured Ghoul》をプレイし、無事に解決を迎えた。
場に出す際に、墓地にあった《ルアゴイフ/Lhurgoyf》を4枚取り除いた。
他のプレイヤーの墓地には、クリーチャー・カードが無く、
私の墓地にも、この4枚の《ルアゴイフ/Lhurgoyf》しか無かったとすると、
この《縫合グール/Sutured Ghoul》のP/Tはいくつになるだろうか?
16/20
墓地にある《ルアゴイフ/Lhurgoyf》のP/Tは、それぞれ4/5である。
これは、《ルアゴイフ/Lhurgoyf》にある”*”の値が、
特性定義能力によってあらゆる領域で機能しているからである。
4枚取り除いたので、《縫合グール/Sutured Ghoul》のP/Tは、16/20 となる。
問3
以下は全てプレイヤーAとB、2人の対戦とする。
なお、3−1)〜3−3)までは、CRを一切見ないで答えて欲しい。
3−1)
プレイヤーAは《虚空の力線/Leyline of the Void》を出している。
プレイヤーAが《惑乱の死霊/Hypnotic Specter》で攻撃し、プレイヤーBに戦闘ダメージを与えた。
プレイヤーBはこれによって《ゲリラ戦術/Guerrilla Tactics》を捨てた。
《ゲリラ戦術/Guerrilla Tactics》の誘発型能力は誘発するか?
3−2)
プレイヤーAは《イクスリッドの看守/Yixlid Jailer》をコントロールしている。
プレイヤーAが《正義の命令/Decree of Justice》をサイクリングした。
《正義の命令/Decree of Justice》の誘発型能力は誘発するか?
3−3)
プレイヤーAは《虚空の力線/Leyline of the Void》を出している。
プレイヤーBが《正義の命令/Decree of Justice》をサイクリングした。
《正義の命令/Decree of Justice》の誘発型能力は誘発するか?
3−4)
CR502.18c を見て思うところを述べよ。
3−1)誘発する。
捨てる/Discard とは、プレイヤーが、手札からカードを墓地に置くことを指すが、
墓地に置かれることが、力線により置換されたとしても、「捨てた」ことになる。
よって、誘発条件を満たしているので問題なく誘発する。
3−2)誘発しない。
サイクリングしたとき〜、に誘発する効果を持つカードは、
そのカードがサイクリングを完了した後でしか誘発しない。
なので、そのサイクリングされたカードが墓地にあり、
かつ、それが《イクスリッドの看守/Yixlid Jailer》によって能力を失っていた場合、
誘発型能力を失っているので、誘発することは無い。
未来予知FAQも参照。
3−3)誘発する。
この場合、「サイクリングをした」という行動の一部が置換され、
カードが墓地に置かれることが置き換わっているが、
それでも「サイクリングをした」ということには変わりが無い。
よって、誘発条件を満たしているので問題なく誘発する。
3−4)
CR502.18c には以下のようにある。
502.18c サイクリングを持つカードの中には、サイクリングしたときに誘発する
能力を持つものがある。「あなたが[このカード]をサイクリングしたとき、
/When you cycle [このカード]」とは、「あなたが[このカード]をサイクリング
・コストを支払うために捨てたとき、」を意味する。この種の能力は墓地から
誘発する。
最終文だけを読んでしまうと、3−2)は簡単に理解できるが、
3−3)は誘発しないように読めてしまう。
なぜなら、サイクリングしたカード自体は、墓地ではなくゲーム外領域にあるからだ。
ということは、誘発しないのだろうか?
答えは「否」だ。
やはり3−3)の場合は誘発する。(理由は上と同じ)
では、どうしてこの項にはこのような文章があるのだろうか?
それは、CRは通常に起こることに関しての一般的な記述しか書いていないからである。
CRは部分部分を読むだけでは、簡単に誤解をしてしまう箇所がいくつもある。
CRはあくまで全体を包括して読まないといけない、と私は思っている。
かつて《一瞬の瞬き/Momentary Blink》で、トークンが消える・消えないの
論争があったとき、一番の誤解の元は、CRのトークンの項目に書かれてあった
なにげない一文であった。
曰く、「場以外のトークンは消滅する。」
その後の混乱は既知なので省略する。
では、今回のこの項目の文章はどう解釈すればいいのだろうか?
以下のように脳内で読み替えてみることを、私は推奨する。
・・・この種の能力は(一般的には)墓地から誘発する。
------------
そんなところで。