PTQ Hollywood (Toukai) results.
2008年3月2日3月2日(日)に行われました、PTQハリウッド@東海は、
31人のプレイヤーの参加をいただきました。
スイス5回戦+シングルエリミネーションの結果、
Akaike You さんがPTハリウッドの権利を得ました。
デッキリストは都合により公開しませんが、
シングルエリミネーションのデッキ分布と結果のみ公開します。
* Top8
Dredge 2 - 0 WonderScepter
Dredge 2 - 0 UG Tron
Level Blue 2 - 0 BG Control
Balance 2 - 1 RB Goblin
* Semi Final
Dredge 2 - 0 Dredge
Level Blue 2 - 1 Balance
* Final
Dredge 2 - 1 Level Blue
--------------------------
そんなところで。
31人のプレイヤーの参加をいただきました。
スイス5回戦+シングルエリミネーションの結果、
Akaike You さんがPTハリウッドの権利を得ました。
デッキリストは都合により公開しませんが、
シングルエリミネーションのデッキ分布と結果のみ公開します。
* Top8
Dredge 2 - 0 WonderScepter
Dredge 2 - 0 UG Tron
Level Blue 2 - 0 BG Control
Balance 2 - 1 RB Goblin
* Semi Final
Dredge 2 - 0 Dredge
Level Blue 2 - 1 Balance
* Final
Dredge 2 - 1 Level Blue
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そんなところで。
GP静岡も近づいてきました。
というわけで今回はスタンダードのカードのルール的なことをおさらい。
自分のデッキのカードの挙動はもちろん、対戦相手のデッキに入っているカードの挙動も
知っておくと、プレイミスはいちだんと減ります。
それではいってみましょう。
あ、過去に書いた記事やFAQにすでに書いてあることも含まれてます。ご承知おきのこと。
-------------------------------
○ 無限ヒバリ → 《目覚ましヒバリ/Reveillark》とその他エンジン
・《目覚ましヒバリ》の誘発型能力は「場から離れたとき」に誘発する。
つまり、その誘発型能力のコントローラーは、「場にあった《目覚ましヒバリ》自身」の
コントローラーである。《誘惑蒔き/Sower of Temptation》などでコントローラーが
変わっている場合は注意しなくてはいけない。
・《影武者/Body Double》と組み合わせて墓地の《目覚ましヒバリ》のコピーになり、
そのコピー《目覚ましヒバリ》を墓地に送ることによってぐるぐると回すことができる。
基本的な無限ヒバリは、一連のこの動きを採用している。
・《大いなるガルガドン/Greater Gargadon》の起動型能力を使用して《目覚ましヒバリ》を
生贄にささげる場合、上の時間カウンターは起動型能力の解決まで取り除かれないことに
注意すること。待機状態の《大いなるガルガドン》がある場合、時間カウンターを最後まで
取り除かずに上記の「《目覚ましヒバリ》を墓地に送りこんでぐるぐると回す」行動を
任意の回数だけ繰り返すことができる。スタックへの積み方に注意すること。
・《鏡の精体/Mirror Entity》の起動型能力をX=0で使用して、タフネスを0にし墓地に
《目覚ましヒバリ》を送り込むというやり方でも、上記と同じような行動が繰り返せる。
ただし、《大いなるガルガドン》の場合とは異なり、一度起動型能力を解決してしまうと
《鏡の精体》自身が墓地に置かれることになるので、最初に《鏡の精体》の能力を
何回起動するかを宣言しなくてはいけない。最初に仕込みが必要な分だけひと手間が要る。
・M:tGに「無限」いう概念はない。(銀の月の世界ってもんは、わっちにはわかりんせん)
-------------------------------
○ 青黒フェアリー →《霧縛りの徒党/Mistbind Clique》、《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
・《霧縛りの徒党》が場に出て、その覇権能力の解決前に、場からその《霧縛りの徒党》が
離れた場合、覇権能力はそれでも解決される。(覇権能力は対象をとっていない)
このとき、フェアリーがあれば取り除くことが可能だが、すでに《霧縛りの徒党》は
場にいないので、「いずれかのフェアリーが霧縛りの徒党により覇権させられたとき〜」
という能力は誘発しない。
・《ヴェンディリオン三人衆》の誘発型能力では、手札を公開することはない。
自分に対して使用した場合に、相手に手札を見せることのないように・・・
-------------------------------
○ マネキン →《その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin》、《誘惑蒔き/Sower of Temptation》
・《その場しのぎの人形》によりマネキン・カウンターが置かれているクリーチャーの
能力が失われた場合、
「このクリーチャーが呪文や能力の対象になったとき、それを生け贄に捧げる。」
という能力も失う。これらはいずれも継続的効果・第5種である。
・《誘惑蒔き》のコントロールを奪う誘発型能力は、期限付きの継続的効果である。(CR418.3d)
誘発型能力が一度解決してしまえば、期限が終了しない限り、効果は永続する。
場にある《誘惑蒔き》の能力が失われようが、コントロールを奪われようが、
「それが場にある限り」効果は永続し、奪ったクリーチャーは奪われたままである。
・《誘惑蒔き》のコントロールを奪う誘発型能力の解決前に、その《誘惑蒔き》が場を離れた場合、
対象になったクリーチャーのコントローラーは一瞬たりとも変わらない。
ただ単に、その誘発型能力は解決時に何もしない。(CR418.3d)
-------------------------------
○ 黒緑エルフ →各種エルフロード、《黒曜石の戦斧/Obsidian Battle-Axe》、etc
・《傲慢な完全者/Imperious Perfect》と《エルフのチャンピオン/Elvish Champion》
の修整の違いに注意せよ。具体的な違いはコントローラーの差であるが、
カードテキストをよく読み返すのが第一。(気をつけよ オラクル急に 出てこない)
・《黒曜石の戦斧》で速攻を得るのはあくまで装備しているクリーチャーのみである。
同一ターン内に2体以上の戦士・クリーチャーが出たときに注意すること。
・《カメレオンの巨像/Chameleon Colossus》の起動型能力による修整値は、一度決定したら、
その後にパワーの値が変化しても変わらない。
(+1/+1 カウンターが乗っている《カメレオンの巨像》の起動型能力を使用して解決し、
その後に -1/-1 修整を加えられた後で、もう一度能力を使用して解決するとP/Tはいくつ?)
-------------------------------
○ ならず者 →《ウーナの黒近衛/Oona’s Blackguard》、徘徊/Prowl
・《ウーナの黒近衛》によってカウンターが乗るのは ならず者/Rogue のみ。
しかし、+1/+1カウンターが乗っているクリーチャーが、プレイヤーに戦闘ダメージを与えれば、
カードを捨てさせる能力が誘発する。ならず者でなくてもよい点に注意。
・同様に、徘徊/Prowl コストを満たす条件は、必ずしもならず者でなくてもよい。
例えば、《ヤスデ団/Earwig Squad》はゴブリンによる戦闘ダメージでも徘徊能力の条件を満たす。
(種族が追加されている場合はもうすこしややこしい。が、それはniche だ)
-------------------------------
○ 緑Xビッグ・マナ →《原初の命令/Primal Command》、《硫黄破/Sulfurous Blast》
・《原初の命令》だけでは無いが、解決時点で全ての対象が不正になっていた場合、
その呪文や能力は打ち消される。(CR413.2a)
《原初の命令》では1,2,3番目のモードは対象を取っているので、4番目のモードを
入れてプレイした場合には気をつけること。
・《硫黄破》を戦闘フェイズ中にプレイすると2点しかいかない。
プレイする場合は、きちんと相手とコミュニケーションすること。
-------------------------------
○ キスキン →《キンズベイル国境警備隊/Kinsbaile Borderguard》
・《キンズベイル国境警備隊》の2番目の能力で出てくるトークンの数は、
上に乗っているカウンターの数に等しい。カウンターなら+1/+1に限らず、何でも良い。
例えばマネキン・カウンターとか。
-------------------------------
○ 赤黒ゴブリン →《ボガートの汁婆/Wort, Boggart Auntie》、《墓穴までの契約/Grave Pact》
・《ボガートの汁婆》の誘発型能力は対象を取っている。日本語版訂正を参照。
・《墓穴までの契約》の誘発型能力は対象を取っていない。解決時に単に選ぶだけ。
(では、《有象無象の発射/Fodder Launch》をプレイすると・・・)
----------------------------
そんなところで。
というわけで今回はスタンダードのカードのルール的なことをおさらい。
自分のデッキのカードの挙動はもちろん、対戦相手のデッキに入っているカードの挙動も
知っておくと、プレイミスはいちだんと減ります。
それではいってみましょう。
あ、過去に書いた記事やFAQにすでに書いてあることも含まれてます。ご承知おきのこと。
-------------------------------
○ 無限ヒバリ → 《目覚ましヒバリ/Reveillark》とその他エンジン
・《目覚ましヒバリ》の誘発型能力は「場から離れたとき」に誘発する。
つまり、その誘発型能力のコントローラーは、「場にあった《目覚ましヒバリ》自身」の
コントローラーである。《誘惑蒔き/Sower of Temptation》などでコントローラーが
変わっている場合は注意しなくてはいけない。
・《影武者/Body Double》と組み合わせて墓地の《目覚ましヒバリ》のコピーになり、
そのコピー《目覚ましヒバリ》を墓地に送ることによってぐるぐると回すことができる。
基本的な無限ヒバリは、一連のこの動きを採用している。
・《大いなるガルガドン/Greater Gargadon》の起動型能力を使用して《目覚ましヒバリ》を
生贄にささげる場合、上の時間カウンターは起動型能力の解決まで取り除かれないことに
注意すること。待機状態の《大いなるガルガドン》がある場合、時間カウンターを最後まで
取り除かずに上記の「《目覚ましヒバリ》を墓地に送りこんでぐるぐると回す」行動を
任意の回数だけ繰り返すことができる。スタックへの積み方に注意すること。
・《鏡の精体/Mirror Entity》の起動型能力をX=0で使用して、タフネスを0にし墓地に
《目覚ましヒバリ》を送り込むというやり方でも、上記と同じような行動が繰り返せる。
ただし、《大いなるガルガドン》の場合とは異なり、一度起動型能力を解決してしまうと
《鏡の精体》自身が墓地に置かれることになるので、最初に《鏡の精体》の能力を
何回起動するかを宣言しなくてはいけない。最初に仕込みが必要な分だけひと手間が要る。
・M:tGに「無限」いう概念はない。(銀の月の世界ってもんは、わっちにはわかりんせん)
-------------------------------
○ 青黒フェアリー →《霧縛りの徒党/Mistbind Clique》、《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
・《霧縛りの徒党》が場に出て、その覇権能力の解決前に、場からその《霧縛りの徒党》が
離れた場合、覇権能力はそれでも解決される。(覇権能力は対象をとっていない)
このとき、フェアリーがあれば取り除くことが可能だが、すでに《霧縛りの徒党》は
場にいないので、「いずれかのフェアリーが霧縛りの徒党により覇権させられたとき〜」
という能力は誘発しない。
・《ヴェンディリオン三人衆》の誘発型能力では、手札を公開することはない。
自分に対して使用した場合に、相手に手札を見せることのないように・・・
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○ マネキン →《その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin》、《誘惑蒔き/Sower of Temptation》
・《その場しのぎの人形》によりマネキン・カウンターが置かれているクリーチャーの
能力が失われた場合、
「このクリーチャーが呪文や能力の対象になったとき、それを生け贄に捧げる。」
という能力も失う。これらはいずれも継続的効果・第5種である。
・《誘惑蒔き》のコントロールを奪う誘発型能力は、期限付きの継続的効果である。(CR418.3d)
誘発型能力が一度解決してしまえば、期限が終了しない限り、効果は永続する。
場にある《誘惑蒔き》の能力が失われようが、コントロールを奪われようが、
「それが場にある限り」効果は永続し、奪ったクリーチャーは奪われたままである。
・《誘惑蒔き》のコントロールを奪う誘発型能力の解決前に、その《誘惑蒔き》が場を離れた場合、
対象になったクリーチャーのコントローラーは一瞬たりとも変わらない。
ただ単に、その誘発型能力は解決時に何もしない。(CR418.3d)
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○ 黒緑エルフ →各種エルフロード、《黒曜石の戦斧/Obsidian Battle-Axe》、etc
・《傲慢な完全者/Imperious Perfect》と《エルフのチャンピオン/Elvish Champion》
の修整の違いに注意せよ。具体的な違いはコントローラーの差であるが、
カードテキストをよく読み返すのが第一。(気をつけよ オラクル急に 出てこない)
・《黒曜石の戦斧》で速攻を得るのはあくまで装備しているクリーチャーのみである。
同一ターン内に2体以上の戦士・クリーチャーが出たときに注意すること。
・《カメレオンの巨像/Chameleon Colossus》の起動型能力による修整値は、一度決定したら、
その後にパワーの値が変化しても変わらない。
(+1/+1 カウンターが乗っている《カメレオンの巨像》の起動型能力を使用して解決し、
その後に -1/-1 修整を加えられた後で、もう一度能力を使用して解決するとP/Tはいくつ?)
-------------------------------
○ ならず者 →《ウーナの黒近衛/Oona’s Blackguard》、徘徊/Prowl
・《ウーナの黒近衛》によってカウンターが乗るのは ならず者/Rogue のみ。
しかし、+1/+1カウンターが乗っているクリーチャーが、プレイヤーに戦闘ダメージを与えれば、
カードを捨てさせる能力が誘発する。ならず者でなくてもよい点に注意。
・同様に、徘徊/Prowl コストを満たす条件は、必ずしもならず者でなくてもよい。
例えば、《ヤスデ団/Earwig Squad》はゴブリンによる戦闘ダメージでも徘徊能力の条件を満たす。
(種族が追加されている場合はもうすこしややこしい。が、それはniche だ)
-------------------------------
○ 緑Xビッグ・マナ →《原初の命令/Primal Command》、《硫黄破/Sulfurous Blast》
・《原初の命令》だけでは無いが、解決時点で全ての対象が不正になっていた場合、
その呪文や能力は打ち消される。(CR413.2a)
《原初の命令》では1,2,3番目のモードは対象を取っているので、4番目のモードを
入れてプレイした場合には気をつけること。
・《硫黄破》を戦闘フェイズ中にプレイすると2点しかいかない。
プレイする場合は、きちんと相手とコミュニケーションすること。
-------------------------------
○ キスキン →《キンズベイル国境警備隊/Kinsbaile Borderguard》
・《キンズベイル国境警備隊》の2番目の能力で出てくるトークンの数は、
上に乗っているカウンターの数に等しい。カウンターなら+1/+1に限らず、何でも良い。
例えばマネキン・カウンターとか。
-------------------------------
○ 赤黒ゴブリン →《ボガートの汁婆/Wort, Boggart Auntie》、《墓穴までの契約/Grave Pact》
・《ボガートの汁婆》の誘発型能力は対象を取っている。日本語版訂正を参照。
・《墓穴までの契約》の誘発型能力は対象を取っていない。解決時に単に選ぶだけ。
(では、《有象無象の発射/Fodder Launch》をプレイすると・・・)
----------------------------
そんなところで。
GP静岡へ向けての記事その2。
今回のお話はメタゲームの一風変わった読み方です。
もう本戦も直前なので、プレイヤーの皆さんが使用するデッキは
ほぼ固まっている頃でしょう。あとは微調整と対人プレイングの段階かと。
そこで、「プレイヤー視点で無い」GP静岡のメタ・ゲームを考えてみます。
推論方法として、最近では就職試験等に使われている「フェルミ推論」を用います。
----------------------------------------
「フェルミ推論(Fermi estimate)」とは、ある問題をいくつかの要素に分解して、
順次その中身を推定しながら結論に達するという方法です。
分解した中身に関しては常識的な知識が必要ですし、
推論を重ねていくために誤差が大きくなることにも注意が必要です。
----------------------------------------
では、以下の問題を考えて見ましょう。
「プレイヤーA、BはGP静岡の本戦に参加を予定している。
二人にBye(不戦勝)は無く、1回戦から全戦戦わなくてはならない。
2日目に抜けることを第一に考えている二人は、以下のようなことを言い出した。
A「きっとヒバリなんかには当たらないよ! ヒバリ対策は無ーし。」
B「楽観的だなお前。きっと当たるからサイドボードに対策カード満載でいくぜ。」
A「でも、実際に何人くらいヒバリを使ってくるんだろうな?」
さあ、何人でしょう?
----------------------------------------
まずは基礎データの抽出です。
昨年の同時期に行われたGP京都(形式も同じくスタンダード)の参加人数は859人。
今年のGP静岡も同様と考えると、参加人数の見積もりは900人となります。
次に、各地のGPTで使用されたデッキや、話題になっているデッキを分類します。
Tier 1
・青黒フェアリー
・緑黒エルフ(戦士有・無含む)
・ヒバリ(無限ヒバリなど《目覚ましヒバリ/Reveillark》型)
Tier 2
・ビッグマナ(緑X)
・赤単(RDW)
・白青黒系コントロール(マネキン含)
・キスキン
・赤黒ゴブリン(ならず者ビート含)
Tier 3
・上記以外のRogue-Deck
それぞれに重みをつけます。
Tier1を選択するプレイヤーが全体の半分、Tier2が4割、Tier3が1割として
Tier内でのデッキ分布は平均化していると考えます。
900人をそれぞれのデッキに分けると、ヒバリを使用するプレイヤーは
900x1/2x1/3=150人となります。
#現実には直前の結果が働くのでもっと下でしょう。
#Tierの分散もざっくりと考えてます。
#このように、一応の答えは出ますが、フェルミ推論ではこれ以上正確に答えを出せません。
------------------------------
思考の展開。
では、プレイヤーAの言うように、「ヒバリ対策は無ーし。」とした場合に、
Aは2日目に残れるでしょうか?
確率的な思考をしましょう。
昨年のGP京都から考えると、今年のGP静岡でも1日目のスイス・ラウンドは9回戦です。
GP京都での2日目ボーダーラインは19点(18点はOpp%勝負)でした。
ということは、ボーダーは 6−2−1(19点)と考えられます。
上記推論ではヒバリを選択するプレイヤーは全体の1/6です。
なので、期待値(ヒバリと対戦する試合数の平均値)は、9x(1/6) = 1.5(戦)です。
ボーダーを2敗ラインで設定するなら、
「ヒバリ対策を全くしなくても、ヒバリと相対する平均試合数は1ないし2戦。
それらを全部落としたとしても、残りを勝つようにすればボーダーをクリアできる。」
となります。
案外『俺は○○デッキとは当たらない!』論もバカにできませんね。
#上記推論を元に、9回戦でヒバリと全く対戦しない確率を計算すると
#
# (1-(1/6))^9 = 0.1938...
#
#となって2割弱です。これを大きいと見るか小さいと見るかは、あなた次第。
------------------------------
そんなところで。
今回のお話はメタゲームの一風変わった読み方です。
もう本戦も直前なので、プレイヤーの皆さんが使用するデッキは
ほぼ固まっている頃でしょう。あとは微調整と対人プレイングの段階かと。
そこで、「プレイヤー視点で無い」GP静岡のメタ・ゲームを考えてみます。
推論方法として、最近では就職試験等に使われている「フェルミ推論」を用います。
----------------------------------------
「フェルミ推論(Fermi estimate)」とは、ある問題をいくつかの要素に分解して、
順次その中身を推定しながら結論に達するという方法です。
分解した中身に関しては常識的な知識が必要ですし、
推論を重ねていくために誤差が大きくなることにも注意が必要です。
----------------------------------------
では、以下の問題を考えて見ましょう。
「プレイヤーA、BはGP静岡の本戦に参加を予定している。
二人にBye(不戦勝)は無く、1回戦から全戦戦わなくてはならない。
2日目に抜けることを第一に考えている二人は、以下のようなことを言い出した。
A「きっとヒバリなんかには当たらないよ! ヒバリ対策は無ーし。」
B「楽観的だなお前。きっと当たるからサイドボードに対策カード満載でいくぜ。」
A「でも、実際に何人くらいヒバリを使ってくるんだろうな?」
さあ、何人でしょう?
----------------------------------------
まずは基礎データの抽出です。
昨年の同時期に行われたGP京都(形式も同じくスタンダード)の参加人数は859人。
今年のGP静岡も同様と考えると、参加人数の見積もりは900人となります。
次に、各地のGPTで使用されたデッキや、話題になっているデッキを分類します。
Tier 1
・青黒フェアリー
・緑黒エルフ(戦士有・無含む)
・ヒバリ(無限ヒバリなど《目覚ましヒバリ/Reveillark》型)
Tier 2
・ビッグマナ(緑X)
・赤単(RDW)
・白青黒系コントロール(マネキン含)
・キスキン
・赤黒ゴブリン(ならず者ビート含)
Tier 3
・上記以外のRogue-Deck
それぞれに重みをつけます。
Tier1を選択するプレイヤーが全体の半分、Tier2が4割、Tier3が1割として
Tier内でのデッキ分布は平均化していると考えます。
900人をそれぞれのデッキに分けると、ヒバリを使用するプレイヤーは
900x1/2x1/3=150人となります。
#現実には直前の結果が働くのでもっと下でしょう。
#Tierの分散もざっくりと考えてます。
#このように、一応の答えは出ますが、フェルミ推論ではこれ以上正確に答えを出せません。
------------------------------
思考の展開。
では、プレイヤーAの言うように、「ヒバリ対策は無ーし。」とした場合に、
Aは2日目に残れるでしょうか?
確率的な思考をしましょう。
昨年のGP京都から考えると、今年のGP静岡でも1日目のスイス・ラウンドは9回戦です。
GP京都での2日目ボーダーラインは19点(18点はOpp%勝負)でした。
ということは、ボーダーは 6−2−1(19点)と考えられます。
上記推論ではヒバリを選択するプレイヤーは全体の1/6です。
なので、期待値(ヒバリと対戦する試合数の平均値)は、9x(1/6) = 1.5(戦)です。
ボーダーを2敗ラインで設定するなら、
「ヒバリ対策を全くしなくても、ヒバリと相対する平均試合数は1ないし2戦。
それらを全部落としたとしても、残りを勝つようにすればボーダーをクリアできる。」
となります。
案外『俺は○○デッキとは当たらない!』論もバカにできませんね。
#上記推論を元に、9回戦でヒバリと全く対戦しない確率を計算すると
#
# (1-(1/6))^9 = 0.1938...
#
#となって2割弱です。これを大きいと見るか小さいと見るかは、あなた次第。
------------------------------
そんなところで。
Friday Magic Quiz. [08-08]
2008年3月7日#最近見つけたありがたいお言葉。
#
# "The Comp. Rules weren’t written for human beings."
#
# WofC公式 Forum にて、中の人の発言。
#ペローマ信者のおいらには関係ありませんね(棒
明日からいよいよGP静岡の本戦です。
楽しみな反面、人数が多いのでスタッフ側の立場としてはやや不安もあるのですが、
おいら以外の皆さんが優秀なので、進行自体は順調に進むと思っています。
今回もまた首から何かのカードをぶら下げている予定です。
といっても、《従者/Squire》や《焦熱の裁き/Fiery Justice》ではありません。
見かけても石を投げないでください。《従者》のFoilはありがたく受け取ります。
今週の問題の答えを聞かれたら、あなたの答えを聞き返すのでよろしくです。(ぅぇー
それでは、今週の問題ー。
問1
かたならし○×。
「スタック領域にあるオブジェクトが、スタック領域から離れる場合、
そのオブジェクトは、解決されたか打ち消されたかのどちらかである。」
○か×か?
問2
GP静岡に行く相談をしているうちに、結局は地方の名産品話になってしまう
プレイヤーAとBがいつもの対戦をしている。
場にあるパーマネントは以下に示す通り。
・Aのコントロール下:
《斑岩の節/Porphyry Nodes》
《トロールの苦行者/Troll Ascetic》
《極楽鳥/Birds of Paradise》
・Bのコントロール下:
《ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll》
《なだれ乗り/Avalanche Riders》
(他はマナ能力しか持たない土地である。問いとは関係ないので省略。)
Aのターンのアップキープ・ステップの開始時に、《斑岩の節》の能力が誘発した。
この誘発型能力の解決まで、互いに呪文や能力を使用しなかったとすると、
Aはどのように処理をするべきだろうか?
処理の仕方が複数あるのならばそれらを述べよ。また、そのうちで最善と呼べるものはどれか。
問3
私は《カメレオンの巨像/Chameleon Colossus》をコントロールしている。
私が《カメレオンの巨像》の起動型能力をプレイした後、その解決前に
対戦相手がその《カメレオンの巨像》に《縮小/Shrink》をプレイした。
この後に呪文や能力がプレイされなかったとすると、
この《カメレオンの巨像》のP/Tはいくつになるか?
------------------
いつものように、回答は週明けにでも。
GP参加者にはデッキ運が共にありますように。
#
# "The Comp. Rules weren’t written for human beings."
#
# WofC公式 Forum にて、中の人の発言。
#ペローマ信者のおいらには関係ありませんね(棒
明日からいよいよGP静岡の本戦です。
楽しみな反面、人数が多いのでスタッフ側の立場としてはやや不安もあるのですが、
おいら以外の皆さんが優秀なので、進行自体は順調に進むと思っています。
今回もまた首から何かのカードをぶら下げている予定です。
といっても、《従者/Squire》や《焦熱の裁き/Fiery Justice》ではありません。
見かけても石を投げないでください。《従者》のFoilはありがたく受け取ります。
今週の問題の答えを聞かれたら、あなたの答えを聞き返すのでよろしくです。(ぅぇー
それでは、今週の問題ー。
問1
かたならし○×。
「スタック領域にあるオブジェクトが、スタック領域から離れる場合、
そのオブジェクトは、解決されたか打ち消されたかのどちらかである。」
○か×か?
問2
GP静岡に行く相談をしているうちに、結局は地方の名産品話になってしまう
プレイヤーAとBがいつもの対戦をしている。
場にあるパーマネントは以下に示す通り。
・Aのコントロール下:
《斑岩の節/Porphyry Nodes》
《トロールの苦行者/Troll Ascetic》
《極楽鳥/Birds of Paradise》
・Bのコントロール下:
《ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll》
《なだれ乗り/Avalanche Riders》
(他はマナ能力しか持たない土地である。問いとは関係ないので省略。)
Aのターンのアップキープ・ステップの開始時に、《斑岩の節》の能力が誘発した。
この誘発型能力の解決まで、互いに呪文や能力を使用しなかったとすると、
Aはどのように処理をするべきだろうか?
処理の仕方が複数あるのならばそれらを述べよ。また、そのうちで最善と呼べるものはどれか。
問3
私は《カメレオンの巨像/Chameleon Colossus》をコントロールしている。
私が《カメレオンの巨像》の起動型能力をプレイした後、その解決前に
対戦相手がその《カメレオンの巨像》に《縮小/Shrink》をプレイした。
この後に呪文や能力がプレイされなかったとすると、
この《カメレオンの巨像》のP/Tはいくつになるか?
------------------
いつものように、回答は週明けにでも。
GP参加者にはデッキ運が共にありますように。
#GP静岡はフェアリー同士の決勝という試合で幕が下りました。
#それぞれのデッキがしのぎを削った結果だと思います。
#しばらくは大きなイベントはありませんが、次のGPは神戸。
#個人的には第二の故郷の地なので、楽しみではあります。
今回のGP会場では、《Preacher》を首からぶら下げてました。
おかげさまで前の《従者/Squire》より、
「コストが重たくなった。」
「タフネスが下がった。」
「《Preacher》という名前の人は、スタッフにイマセンネー。」
等、大好評です(?
会場で話しかけてくれた皆様、ありがとうございました。
そんなわけで、先週の回答ー。
×
まあ、とりあえず《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》とか
《時間停止/Time Stop》とか使ってみようか。
上記カードの例の通り、なんらかの効果によってスタック領域からオブジェクトが
取り除かれることがありうる。この場合、解決されてもいないし、打ち消されてもいない。
CR的にはCR401.2.や用語集「起動型能力」を参照のこと。
《極楽鳥/Birds of Paradise》を選択し、破壊する。
《斑岩の節/Porphyry Nodes》の解決時、パワーの一番低いクリーチャーとして
《極楽鳥/Birds of Paradise》と《ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll》の2体が
候補に挙がるが、《ぬいぐるみ人形》は「破壊されない」能力をもっているので
「〜選び、それを破壊する」という選択としては不適切である。(CR413.2c)
なので、Aは《極楽鳥》を選択し、それを破壊する(しかない)。
では、もしも同じような状況で《極楽鳥》が居ない場合はどうなるだろうか?
この場合は、パワーの一番低いクリーチャーは《ぬいぐるみ人形》になるが、
それは破壊されないので、この能力は解決時に何もしない。
-2/3 (-1/4 ではない!)
《縮小/Shrink》の解決時に、《カメレオンの巨像/Chameleon Colossus》は-1/4になる。
この後に《カメレオンの巨像》の起動型能力による修整が入る。
両方共に継続的効果・第6b種なのでタイムスタンプ順の処理になる。
パワーの値が -1 なので、+X/+X の修整値であるXの値は『-1』である。
ここでの悩みどころは負の数の取り扱いだが、幸いにしてCRには以下の記述がある。
そのような計算の結果が負の数になった場合、その効果がクリーチャーのパワーや
タフネスを変更したりある値に定めたり、プレイヤーのライフ総量をある値にしたり
するものでない限り、0として扱う。(CR104.1b)
この場合はパワー/タフネスを変更するので、負数はそのまま負数で扱う。
ゆえに、
4/4 →(《縮小》)→ -1/4 →(+X/+X)→ -2/3
となる。
--------------------
そんなところで。
次回はEDHのお話。
#それぞれのデッキがしのぎを削った結果だと思います。
#しばらくは大きなイベントはありませんが、次のGPは神戸。
#個人的には第二の故郷の地なので、楽しみではあります。
今回のGP会場では、《Preacher》を首からぶら下げてました。
おかげさまで前の《従者/Squire》より、
「コストが重たくなった。」
「タフネスが下がった。」
「《Preacher》という名前の人は、スタッフにイマセンネー。」
等、大好評です(?
会場で話しかけてくれた皆様、ありがとうございました。
そんなわけで、先週の回答ー。
問1
かたならし○×。
「スタック領域にあるオブジェクトが、スタック領域から離れる場合、
そのオブジェクトは、解決されたか打ち消されたかのどちらかである。」
○か×か?
×
まあ、とりあえず《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》とか
《時間停止/Time Stop》とか使ってみようか。
上記カードの例の通り、なんらかの効果によってスタック領域からオブジェクトが
取り除かれることがありうる。この場合、解決されてもいないし、打ち消されてもいない。
CR的にはCR401.2.や用語集「起動型能力」を参照のこと。
問2
GP静岡に行く相談をしているうちに、結局は地方の名産品話になってしまう
プレイヤーAとBがいつもの対戦をしている。
場にあるパーマネントは以下に示す通り。
・Aのコントロール下:
《斑岩の節/Porphyry Nodes》
《トロールの苦行者/Troll Ascetic》
《極楽鳥/Birds of Paradise》
・Bのコントロール下:
《ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll》
《なだれ乗り/Avalanche Riders》
(他はマナ能力しか持たない土地である。問いとは関係ないので省略。)
Aのターンのアップキープ・ステップの開始時に、《斑岩の節》の能力が誘発した。
この誘発型能力の解決まで、互いに呪文や能力を使用しなかったとすると、
Aはどのように処理をするべきだろうか?
処理の仕方が複数あるのならばそれらを述べよ。また、そのうちで最善と呼べるものはどれか。
《極楽鳥/Birds of Paradise》を選択し、破壊する。
《斑岩の節/Porphyry Nodes》の解決時、パワーの一番低いクリーチャーとして
《極楽鳥/Birds of Paradise》と《ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll》の2体が
候補に挙がるが、《ぬいぐるみ人形》は「破壊されない」能力をもっているので
「〜選び、それを破壊する」という選択としては不適切である。(CR413.2c)
なので、Aは《極楽鳥》を選択し、それを破壊する(しかない)。
では、もしも同じような状況で《極楽鳥》が居ない場合はどうなるだろうか?
この場合は、パワーの一番低いクリーチャーは《ぬいぐるみ人形》になるが、
それは破壊されないので、この能力は解決時に何もしない。
問3
私は《カメレオンの巨像/Chameleon Colossus》をコントロールしている。
私が《カメレオンの巨像》の起動型能力をプレイした後、その解決前に
対戦相手がその《カメレオンの巨像》に《縮小/Shrink》をプレイした。
この後に呪文や能力がプレイされなかったとすると、
この《カメレオンの巨像》のP/Tはいくつになるか?
-2/3 (-1/4 ではない!)
《縮小/Shrink》の解決時に、《カメレオンの巨像/Chameleon Colossus》は-1/4になる。
この後に《カメレオンの巨像》の起動型能力による修整が入る。
両方共に継続的効果・第6b種なのでタイムスタンプ順の処理になる。
パワーの値が -1 なので、+X/+X の修整値であるXの値は『-1』である。
ここでの悩みどころは負の数の取り扱いだが、幸いにしてCRには以下の記述がある。
そのような計算の結果が負の数になった場合、その効果がクリーチャーのパワーや
タフネスを変更したりある値に定めたり、プレイヤーのライフ総量をある値にしたり
するものでない限り、0として扱う。(CR104.1b)
この場合はパワー/タフネスを変更するので、負数はそのまま負数で扱う。
ゆえに、
4/4 →(《縮小》)→ -1/4 →(+X/+X)→ -2/3
となる。
--------------------
そんなところで。
次回はEDHのお話。
3月1日付けの禁止・制限カード変更は特にありませんでしたが、
Magic Online 上のフォーマットに、新しく Commander FFA というバリアントが
追加されました。これは、元々は Elder Dragon Highlander (EDH) と呼ばれている
バリアントをMOでも行えるようにしたものです。
今回は、実際の紙媒体の方の EDH についてのお話。
なお、記事を書くにあたり以下のリンクを参考にしました。
・Official Elder Dragon Highlander (EDH) Rules
http://csclub.uwaterloo.ca/~geduggan/EDH_rules.html
・上記ルールの日本語訳(進藤さんによる)
http://logicwolf.sakura.ne.jp/magic/edh.html
----------------------------------------------------
1)EDHのデッキ構築ルール
大体上記のサイトからの引用になってしまいますが、ざらっと並べます。
・伝説のクリーチャー・カードを1枚選ぶ。それがジェネラル(MOではコマンダー)になる。
・全てのカードは基本土地以外、1枚制限である。(ハイランダー・ルール)
・デッキの枚数はジェネラルを含み、きっかり100枚である。
・サイドボードは使用しない。(0枚)
・ジェネラルのマナ・コストは、デッキ内に入れられるカードのマナシンボルを示す。
デッキ内のカードはその色以外のマナを生み出せない。不適正な色のマナを生み出すものは、
代わりに無色マナを生み出す。
・《ラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissary》はジェネラルとして選べない。
例えば、《光り葉のナース/Nath of the Gilt-Leaf》をジェネラルとして選んだとしましょう。
この場合、デッキに入れられるカードは緑または黒のカード(と無色)のカードだけです。
{W}、{U}、{R}のマナ・シンボルを持つカードは入れることができません。
例えば、《婆のあばら家/Auntie’s Hovel》には{R}が書かれているので入れることができません。
デッキに入れられるカードセットはヴィンテージ構築に準じますが、
以下のカードは禁止カードに指定されています。
もちろん、EDH自体がバリアントですので、個々のコミュニティーで勝手に禁止カードを
決めてもかまいません。
----------------------------------------------------
2)EDHのゲームルール
これも参考サイトからの引用になってしまいますが、ほとんどは普通のゲームと変わりません。
2人でやるのも良いですが、多人数戦でわいわいやるのが面白いです。(時間かかりますが)
・プレイヤーの初期ライフは40である。
・ゲームの開始前にジェネラルをゲームから取り除いてから、デッキのシャッフルをする。
・ジェネラルがゲームから取り除かれている限り、それをプレイしてもよい。
ただし、この方法でこれまでにジェネラルをプレイした回数1回につき、追加で{2}を
支払う必要がある。
(例:《光り葉のナース/Nath of the Gilt-Leaf》なら、1回目は{3}{B}{G}だが、
2回目は{5}{B}{G}、3回目は{7}{B}{G}・・・という様に増えていく。
手札からプレイする等、この方法ではないプレイの場合、通常通りとなる。)
・ジェネラルがいずれかの領域から墓地におかれる場合、そのオーナーは代わりにそれを
取り除いてもよい。(これは置換効果である。墓地に置くことも選択可能である。)
・敗北条件に「ある1つのジェネラルからくらった戦闘ダメージが、
累積で21点以上になったプレイヤーは敗北する。」というものが追加される。
この累積ダメージはジェネラルが場から離れたりしても取り消されない。
・ジャッジメント等の各種“願い”は、ゲーム開始時に自分のデッキに入っていたカードか
自分のジェネラルにのみ使える。
・《Karakas》の能力によりジェネラルをオーナーの手札に戻すことはできない。(ですよねー
・《上位の狐、呪之尾/Rune-Tail, Kitsune Ascendant》は、コントローラーのライフが
60点以上になった場合に反転する。(MO内のCommander FFAでは禁止カードに指定されている)
・《裂け目掃き/Riftsweeper》の能力で、ゲーム外のジェネラルをオーナーのライブラリー
に加えることはできない。(MO内のCommander FFAでは禁止カードに指定されている)
----------------------------------------------------
3)EDHのデッキ構築のコツ
そんなにおいら自身がEDHをやりこんでいるわけではありませんが、
デッキ内のマナ・バランスがわかりにくそうなのでちょっとメモ書き。
通常の60枚デッキでの土地枚数は24枚くらいが推奨されているので、
EDHの100枚デッキでの土地枚数は大体40枚くらいになります。
構築するときに意図的にマナ・コストの低いものを入れるともう少し下げられそうですが、
マナを生み出すアーティファクトやクリーチャーも考えると、全部で40〜45枚程度は
欲しいところです。なにせマナが無いと始まりませんから。
あとはジェネラルの選び方です。単色のジェネラルを使うと、マナの事故がおきにくいので
デッキも組みやすくなるでしょう。その代わり、絡め手が使えないのと1枚制限という
構築ルールのために息切れするかもしれません。
多色のジェネラルを使うと、色の事故が心配になります。が、どのみち40というライフと
99枚のライブラリーというのは長期戦になりがちです。そのうち土地は揃うと考えるなら
多色のジェネラルはカードプールが大きい分、有利に立てるかもしれません。
特定のカードをサーチしてくるカードはとても有効です。
幸い、《吸血の教示者/Vampiric Tutor》を始めとする各種教示者は使いたい放題ですし
ジェネラルにサーチ能力がついていると、とても有効に機能します。
・・・一人だけ突出すると、他の全員からフルボッコにされますが。
また、あるテーマに沿った構築をするとデッキの方向性が簡単に決まるので組みやすいです。
例)
・《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》をジェネラルにしたレベリオン。
・《スリヴァーの首領/Sliver Overlord》をジェネラルにしたスリヴァー満載デッキ。
・《概念の群れ/Horde of Notions》をジェネラルにしたエレメンタルデッキ。
・《山賊の頭、伍堂/Godo, Bandit Warlord》をジェネラルにした装備品・侍デッキ
・《ゴブリンの太守スクイー》をジェネラルにした《適者生存》デッキ(haha, nice joke.)
また、ライフの取り扱いが結構面倒なので、メモ帳を使うことを強く推奨します。
『残りライフ(ジェネラルからくらったダメージ)』という表記方法が便利かもです。
例) 『Me. 36(12) | Opp. 23(8)』 だったら、
私のライフは36点で、現在12点の累積ダメージを相手からくらっている、という表記。
----------------------------------------------------
4)EDHのデッキ構築例
GP静岡にもっていったおいらのデッキサンプルです。
ジェネラル:《結界師ズアー/Zur the Enchanter》
クリーチャー:14枚
《呪師の弟子/Jushi Apprentice》/《暴く者、智也/Tomoya the Revealer》
《粗石の魔道士/Trinket Mage》
《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》
《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》
《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》
《永劫の年代史家/Aeon Chronicler》
《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter》
《潮の星、京河/Keiga, the Tide Star》
《賛美されし天使/Exalted Angel》
《吸収するウェルク/Draining Whelk》
《映し身人形/Duplicant》
《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》
《隔離するタイタン/Sundering Titan》
《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus》
スペル:40
EM《土地税/Land Tax》
EM《強制/Compulsion》
EM《動く死体/Animate Dead》
EM《Copy Artifact》
EM《忘却の輪/Oblivion Ring》
EM《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena》
EM《浄火の鎧/Empyrial Armor》
EM《聖なるメサ/Sacred Mesa》
EM《沈黙のオーラ/Aura of Silence》
EM《プロパガンダ/Propaganda》
《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
《頭蓋骨絞め/Skullclamp》
《糾弾/Condemn》
《対抗呪文/Counterspell》
《邪魔/Hinder》
《Helm of Obedience》
《福音/Evangelize》
《奪取/Desertion》
《不実/Treachery》
《時のらせん/Time Spiral》
《呪文乗っ取り/Spelljack》
《精神隷属器/Mindslaver》
《最後の裁き/Final Judgment》
《アクローマの復讐/Akroma’s Vengeance》
《質素な命令/Austere Command》
《精神錯乱/Mind Twist》
《正義の命令/Decree of Justice》
《不敬の命令/Profane Command》
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《思案/Ponder》
《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
《Demonic Tutor》
《Transmute Artifact》
《加工/Fabricate》
《修繕/Tinker》
《強迫的な研究/Compulsive Research》
《綿密な分析/Deep Analysis》
《次元の門/Planar Portal》
《天才のひらめき/Stroke of Genius》
マナ生成:45
《Sol Ring》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《厳かなモノリス/Grim Monolith》
《精神石/Mind Stone》
《ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingot》
《連合の秘宝/Coalition Relic》
《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》
《教議会の座席/Seat of the Synod》
《古えの居住地/Ancient Den》
《死の溜まる地、死蔵/Shizo, Death’s Storehouse》
《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water’s Edge》
《Karakas》
《トレイリア西部/Tolaria West》
《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》
《ヴォルラスの要塞/Volrath’s Stronghold》
《やせた原野/Barren Moor》
《漂う牧草地/Drifting Meadow》
《孤立した砂州/Lonely Sandbar》
《汚染されたぬかるみ/Polluted Mire》
《離れ島/Remote Isle》
《隔離されたステップ/Secluded Steppe》
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《汚染された三角州/Polluted Delta》
《湿原の大河/Bad River》
《氾濫原/Flood Plain》
《石灰の池/Calciform Pools》
《戦慄艦の浅瀬/Dreadship Reef》
《Tundra》
《Underground Sea》
《Scrubland》
《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
《湿った墓/Watery Grave》
《神無き祭殿/Godless Shrine》
《ドロマーの洞窟/Dromar’s Cavern》
6《島/Island》
3《平地/Plains》
2《沼/Swamp》
------------------------------------
そんなところで。
ちなみに上のデッキは4人戦でやったところ、他の全員からフルボッコにされました。
Magic Online 上のフォーマットに、新しく Commander FFA というバリアントが
追加されました。これは、元々は Elder Dragon Highlander (EDH) と呼ばれている
バリアントをMOでも行えるようにしたものです。
今回は、実際の紙媒体の方の EDH についてのお話。
なお、記事を書くにあたり以下のリンクを参考にしました。
・Official Elder Dragon Highlander (EDH) Rules
http://csclub.uwaterloo.ca/~geduggan/EDH_rules.html
・上記ルールの日本語訳(進藤さんによる)
http://logicwolf.sakura.ne.jp/magic/edh.html
----------------------------------------------------
1)EDHのデッキ構築ルール
大体上記のサイトからの引用になってしまいますが、ざらっと並べます。
・伝説のクリーチャー・カードを1枚選ぶ。それがジェネラル(MOではコマンダー)になる。
・全てのカードは基本土地以外、1枚制限である。(ハイランダー・ルール)
・デッキの枚数はジェネラルを含み、きっかり100枚である。
・サイドボードは使用しない。(0枚)
・ジェネラルのマナ・コストは、デッキ内に入れられるカードのマナシンボルを示す。
デッキ内のカードはその色以外のマナを生み出せない。不適正な色のマナを生み出すものは、
代わりに無色マナを生み出す。
・《ラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissary》はジェネラルとして選べない。
例えば、《光り葉のナース/Nath of the Gilt-Leaf》をジェネラルとして選んだとしましょう。
この場合、デッキに入れられるカードは緑または黒のカード(と無色)のカードだけです。
{W}、{U}、{R}のマナ・シンボルを持つカードは入れることができません。
例えば、《婆のあばら家/Auntie’s Hovel》には{R}が書かれているので入れることができません。
デッキに入れられるカードセットはヴィンテージ構築に準じますが、
以下のカードは禁止カードに指定されています。
・《Ancestral Recall》、《Time Walk》、《Mox Sapphire》、《Mox Ruby》、
《Mox Pearl》、《Mox Jet》、《Mox Emerald》、《Black Lotus》(いわゆるパワー8)
・《Library of Alexandria》
・《天秤/Balance》
・《ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth’s Bargain》
・《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》
・《星の揺らぎ/Sway of the Stars》
・《激動/Upheaval》
・《合同勝利/Coalition Victory》
・《忍耐の試練/Test of Endurance》
・《生命の律動/Biorhythm》
・《一望の鏡/Panoptic Mirror》
・《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
・《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star》
・《繰り返す悪夢/Recurring Nightmare》
もちろん、EDH自体がバリアントですので、個々のコミュニティーで勝手に禁止カードを
決めてもかまいません。
----------------------------------------------------
2)EDHのゲームルール
これも参考サイトからの引用になってしまいますが、ほとんどは普通のゲームと変わりません。
2人でやるのも良いですが、多人数戦でわいわいやるのが面白いです。(時間かかりますが)
・プレイヤーの初期ライフは40である。
・ゲームの開始前にジェネラルをゲームから取り除いてから、デッキのシャッフルをする。
・ジェネラルがゲームから取り除かれている限り、それをプレイしてもよい。
ただし、この方法でこれまでにジェネラルをプレイした回数1回につき、追加で{2}を
支払う必要がある。
(例:《光り葉のナース/Nath of the Gilt-Leaf》なら、1回目は{3}{B}{G}だが、
2回目は{5}{B}{G}、3回目は{7}{B}{G}・・・という様に増えていく。
手札からプレイする等、この方法ではないプレイの場合、通常通りとなる。)
・ジェネラルがいずれかの領域から墓地におかれる場合、そのオーナーは代わりにそれを
取り除いてもよい。(これは置換効果である。墓地に置くことも選択可能である。)
・敗北条件に「ある1つのジェネラルからくらった戦闘ダメージが、
累積で21点以上になったプレイヤーは敗北する。」というものが追加される。
この累積ダメージはジェネラルが場から離れたりしても取り消されない。
・ジャッジメント等の各種“願い”は、ゲーム開始時に自分のデッキに入っていたカードか
自分のジェネラルにのみ使える。
・《Karakas》の能力によりジェネラルをオーナーの手札に戻すことはできない。(ですよねー
・《上位の狐、呪之尾/Rune-Tail, Kitsune Ascendant》は、コントローラーのライフが
60点以上になった場合に反転する。(MO内のCommander FFAでは禁止カードに指定されている)
・《裂け目掃き/Riftsweeper》の能力で、ゲーム外のジェネラルをオーナーのライブラリー
に加えることはできない。(MO内のCommander FFAでは禁止カードに指定されている)
----------------------------------------------------
3)EDHのデッキ構築のコツ
そんなにおいら自身がEDHをやりこんでいるわけではありませんが、
デッキ内のマナ・バランスがわかりにくそうなのでちょっとメモ書き。
通常の60枚デッキでの土地枚数は24枚くらいが推奨されているので、
EDHの100枚デッキでの土地枚数は大体40枚くらいになります。
構築するときに意図的にマナ・コストの低いものを入れるともう少し下げられそうですが、
マナを生み出すアーティファクトやクリーチャーも考えると、全部で40〜45枚程度は
欲しいところです。なにせマナが無いと始まりませんから。
あとはジェネラルの選び方です。単色のジェネラルを使うと、マナの事故がおきにくいので
デッキも組みやすくなるでしょう。その代わり、絡め手が使えないのと1枚制限という
構築ルールのために息切れするかもしれません。
多色のジェネラルを使うと、色の事故が心配になります。が、どのみち40というライフと
99枚のライブラリーというのは長期戦になりがちです。そのうち土地は揃うと考えるなら
多色のジェネラルはカードプールが大きい分、有利に立てるかもしれません。
特定のカードをサーチしてくるカードはとても有効です。
幸い、《吸血の教示者/Vampiric Tutor》を始めとする各種教示者は使いたい放題ですし
ジェネラルにサーチ能力がついていると、とても有効に機能します。
・・・一人だけ突出すると、他の全員からフルボッコにされますが。
また、あるテーマに沿った構築をするとデッキの方向性が簡単に決まるので組みやすいです。
例)
・《果敢な勇士リン・シヴィー/Lin Sivvi, Defiant Hero》をジェネラルにしたレベリオン。
・《スリヴァーの首領/Sliver Overlord》をジェネラルにしたスリヴァー満載デッキ。
・《概念の群れ/Horde of Notions》をジェネラルにしたエレメンタルデッキ。
・《山賊の頭、伍堂/Godo, Bandit Warlord》をジェネラルにした装備品・侍デッキ
・
また、ライフの取り扱いが結構面倒なので、メモ帳を使うことを強く推奨します。
『残りライフ(ジェネラルからくらったダメージ)』という表記方法が便利かもです。
例) 『Me. 36(12) | Opp. 23(8)』 だったら、
私のライフは36点で、現在12点の累積ダメージを相手からくらっている、という表記。
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4)EDHのデッキ構築例
GP静岡にもっていったおいらのデッキサンプルです。
ジェネラル:《結界師ズアー/Zur the Enchanter》
クリーチャー:14枚
《呪師の弟子/Jushi Apprentice》/《暴く者、智也/Tomoya the Revealer》
《粗石の魔道士/Trinket Mage》
《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》
《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》
《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》
《永劫の年代史家/Aeon Chronicler》
《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter》
《潮の星、京河/Keiga, the Tide Star》
《賛美されし天使/Exalted Angel》
《吸収するウェルク/Draining Whelk》
《映し身人形/Duplicant》
《永遠のドラゴン/Eternal Dragon》
《隔離するタイタン/Sundering Titan》
《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus》
スペル:40
EM《土地税/Land Tax》
EM《強制/Compulsion》
EM《動く死体/Animate Dead》
EM《Copy Artifact》
EM《忘却の輪/Oblivion Ring》
EM《ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena》
EM《浄火の鎧/Empyrial Armor》
EM《聖なるメサ/Sacred Mesa》
EM《沈黙のオーラ/Aura of Silence》
EM《プロパガンダ/Propaganda》
《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
《頭蓋骨絞め/Skullclamp》
《糾弾/Condemn》
《対抗呪文/Counterspell》
《邪魔/Hinder》
《Helm of Obedience》
《福音/Evangelize》
《奪取/Desertion》
《不実/Treachery》
《時のらせん/Time Spiral》
《呪文乗っ取り/Spelljack》
《精神隷属器/Mindslaver》
《最後の裁き/Final Judgment》
《アクローマの復讐/Akroma’s Vengeance》
《質素な命令/Austere Command》
《精神錯乱/Mind Twist》
《正義の命令/Decree of Justice》
《不敬の命令/Profane Command》
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
《思案/Ponder》
《吸血の教示者/Vampiric Tutor》
《Demonic Tutor》
《Transmute Artifact》
《加工/Fabricate》
《修繕/Tinker》
《強迫的な研究/Compulsive Research》
《綿密な分析/Deep Analysis》
《次元の門/Planar Portal》
《天才のひらめき/Stroke of Genius》
マナ生成:45
《Sol Ring》
《魔力の櫃/Mana Vault》
《厳かなモノリス/Grim Monolith》
《精神石/Mind Stone》
《ダークスティールの鋳塊/Darksteel Ingot》
《連合の秘宝/Coalition Relic》
《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》
《教議会の座席/Seat of the Synod》
《古えの居住地/Ancient Den》
《死の溜まる地、死蔵/Shizo, Death’s Storehouse》
《水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water’s Edge》
《Karakas》
《トレイリア西部/Tolaria West》
《アカデミーの廃墟/Academy Ruins》
《ヴォルラスの要塞/Volrath’s Stronghold》
《やせた原野/Barren Moor》
《漂う牧草地/Drifting Meadow》
《孤立した砂州/Lonely Sandbar》
《汚染されたぬかるみ/Polluted Mire》
《離れ島/Remote Isle》
《隔離されたステップ/Secluded Steppe》
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《汚染された三角州/Polluted Delta》
《湿原の大河/Bad River》
《氾濫原/Flood Plain》
《石灰の池/Calciform Pools》
《戦慄艦の浅瀬/Dreadship Reef》
《Tundra》
《Underground Sea》
《Scrubland》
《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
《湿った墓/Watery Grave》
《神無き祭殿/Godless Shrine》
《ドロマーの洞窟/Dromar’s Cavern》
6《島/Island》
3《平地/Plains》
2《沼/Swamp》
------------------------------------
そんなところで。
ちなみに上のデッキは4人戦でやったところ、他の全員からフルボッコにされました。
Friday Magic Quiz. [08-09]
2008年3月14日コメント (4)#GP静岡が終了し、国内プレミアイベントのラッシュもそろそろ落ち着いてきました。
#とりあえずはLimits店舗予選とPTQハリウッドがしばらく続きます。
#そしてWofC公式にはシャドームーアのプレビュー・パックもお目見えし、
#次のセットへ期待とか妄想とか打算とかが膨らんできます。新しいカードは楽しみですね。
そんなプレビュー・パックは以下を参照。
http://www.wizards.com/default.asp?x=magic/preview/shmpack
今週末に行われるプレミア・イベントは以下の通りです。
3月15日(土)〜3月16日(日)
GPフィラデルフィア(Extended)
GPウィーン(Extended)
3月16日(日)
PTQハリウッド@神奈川 09:30 - 10:30 神奈川公会堂
PTQハリウッド@北海道 09:30 - 10:00 ちえりあ
それでは今週の問題ー。
問1
かたならし○×なのに初の2部構成。
1−1)
「『{R/G}』という混成マナ・シンボルが右上に印刷されたカードがある。
このカードの点数で見たマナ・コストは『1』である。」
○か×か?
1−2)(難・未来問題)
「仮に、『{2/B}』という混成マナ・シンボルが右上に印刷されたカードがあるとする。
このカードの点数で見たマナ・コストは『1』である。」
○か×か? またその理由を述べ、上の1−1)と比べよ。
##勿論、こんなマナ・シンボルは現行のCRには定義されていないので、
##「(シャドームーアのFAQ公開まで)回答無し」というのが無難な正解。
##それでも推論くらいはできるので、是非理由づけて考えてみてください。
問2
結局《目覚ましヒバリ/Reveillark》が手に入らずにGP本番を迎え、練りこみの足りなかった
デッキで負けてきたプレイヤーAと、そもそも静岡までの電車賃を捻出できなくて0回戦ドロップ
のプレイヤーBが、いつもの対戦をしている。
プレイヤーAは《イクスリッドの看守/Yixlid Jailer》と《月の大魔術師/Magus of the Moon》
をコントロールしている。
プレイヤーBは《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》をコントロールしている。
プレイヤーBは自分のターンのメイン・フェイズに、自分の墓地にある
《暗黒の深部/Dark Depths》をプレイし、場に出した。
この動作は可能か? また可能ならばどのような状態で場に出るか?
問3
私は裏向きの《水深の予見者/Fathom Seer》をコントロールしている。
私はこの《水深の予見者》を対象にして《幻覚/Mind Bend》をプレイし、
「島」を「平地」に書き換えた。
さて、私はこの《水深の予見者》を表向きにして、カードを2枚引きたいのだが、
A)表向きにするコストとして、私の《島/Island》2枚を手札に戻す。
B)表向きにするコストとして、私の《平地/Plains》2枚を手札に戻す。
どちらが正しいだろうか? また、その理由も述べよ。
ヒント:あなたの直感はたぶん正しい。より重要なのはその理由である。
------------------------------
いつものとおり、回答は週明けにでも。
1−2)についてですが、おいらなりの推論はちゃんとあります。
それが未来に出るFAQと全く同じであるなら、現行のCRってのはスバラスイですね。
#とりあえずはLimits店舗予選とPTQハリウッドがしばらく続きます。
#そしてWofC公式にはシャドームーアのプレビュー・パックもお目見えし、
#次のセットへ期待とか妄想とか打算とかが膨らんできます。新しいカードは楽しみですね。
そんなプレビュー・パックは以下を参照。
http://www.wizards.com/default.asp?x=magic/preview/shmpack
今週末に行われるプレミア・イベントは以下の通りです。
3月15日(土)〜3月16日(日)
GPフィラデルフィア(Extended)
GPウィーン(Extended)
3月16日(日)
PTQハリウッド@神奈川 09:30 - 10:30 神奈川公会堂
PTQハリウッド@北海道 09:30 - 10:00 ちえりあ
それでは今週の問題ー。
問1
かたならし○×なのに初の2部構成。
1−1)
「『{R/G}』という混成マナ・シンボルが右上に印刷されたカードがある。
このカードの点数で見たマナ・コストは『1』である。」
○か×か?
1−2)(難・未来問題)
「仮に、『{2/B}』という混成マナ・シンボルが右上に印刷されたカードがあるとする。
このカードの点数で見たマナ・コストは『1』である。」
○か×か? またその理由を述べ、上の1−1)と比べよ。
##勿論、こんなマナ・シンボルは現行のCRには定義されていないので、
##「(シャドームーアのFAQ公開まで)回答無し」というのが無難な正解。
##それでも推論くらいはできるので、是非理由づけて考えてみてください。
問2
結局《目覚ましヒバリ/Reveillark》が手に入らずにGP本番を迎え、練りこみの足りなかった
デッキで負けてきたプレイヤーAと、そもそも静岡までの電車賃を捻出できなくて0回戦ドロップ
のプレイヤーBが、いつもの対戦をしている。
プレイヤーAは《イクスリッドの看守/Yixlid Jailer》と《月の大魔術師/Magus of the Moon》
をコントロールしている。
プレイヤーBは《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》をコントロールしている。
プレイヤーBは自分のターンのメイン・フェイズに、自分の墓地にある
《暗黒の深部/Dark Depths》をプレイし、場に出した。
この動作は可能か? また可能ならばどのような状態で場に出るか?
問3
私は裏向きの《水深の予見者/Fathom Seer》をコントロールしている。
私はこの《水深の予見者》を対象にして《幻覚/Mind Bend》をプレイし、
「島」を「平地」に書き換えた。
さて、私はこの《水深の予見者》を表向きにして、カードを2枚引きたいのだが、
A)表向きにするコストとして、私の《島/Island》2枚を手札に戻す。
B)表向きにするコストとして、私の《平地/Plains》2枚を手札に戻す。
どちらが正しいだろうか? また、その理由も述べよ。
ヒント:あなたの直感はたぶん正しい。より重要なのはその理由である。
------------------------------
いつものとおり、回答は週明けにでも。
1−2)についてですが、おいらなりの推論はちゃんとあります。
それが未来に出るFAQと全く同じであるなら、現行のCRってのはスバラスイですね。
先週の回答は問2から。
可能。氷カウンターが10個乗った状態で場に出る。それは山である。
墓地のカードの能力は《イクスリッドの看守/Yixlid Jailer》の能力で失われているが、
それらのタイプまでは失わせることはないので、墓地にある土地カードを《世界のるつぼ》
によってプレイすることは可能である。
また、この方法によって《暗黒の深部》が場に出る場合、「場に出る際〜」の置換効果を
受けるが、その効果がそのパーマネント自身にだけ影響を及ぼす類の能力なので、
《イクスリッドの看守》の能力も、《月の大魔術師》の能力も影響を及ぼさない。
よって、普通に場に出たのと同じ状態になる。
(その後、それは基本でない土地なので《月の大魔術師》によって山になる。)
B) が正しい。
裏向きの状態では、《幻覚》の効果は何もしない。
・・・テキストが無いので、「島」を「平地」に書き換える効果は何もしないのだ。
ところが、変異コストを支払うぶんには、その表側を参照する必要がある。
そしてその表側の文章は・・・「島」ではなく「平地」に書き換わっている。
つまり、コストとして支払うのは《平地》2枚を手札に戻すことである。
1−1)○
まあ、解説不要でしょう。あえて言うならCR104.3、CR203.3あたり。
1−2)(私の主張ならば)×
私の推論を以下に示す。
{2/B}というマナ・シンボルは、プレビュー・カードの一枚に示されているが、
これの「点数で見たマナ・コスト」を考える場合、思いつくのは以下の4通りだろう。
i) 1である。
ii) 2である。
iii) 1か2のどちらかである。(うち1つを好きに選べる)
iV) 1でも2でもある。(2つ全てである)
さて、CRにはこのマナ・シンボルが規定されていないので、今までのカードから推論を始める。
まず最初に、(分割カードを除き)1枚のカードには「点数で見たマナ・コスト」は1つしかない。分割カードには2つのマナ・コストが印刷されているので1つではない。
マナ・コストに可変値があったとしても、それは何かしら規定される値を持つので、
やはり1枚のカードには1つの「点数で見たマナ・コスト」が一対一で対応する。
なので、iv)とは考えづらい。
また、「実際に支払ったコスト」と「点数で見たマナ・コスト」は全く関係が無いので
iii)のようにどちらか一方に好きなように決められるとも考えづらい。
ではi)かii)のどちらかではあるが、{4}のように、数字が入っているマナ・シンボルは
その数字と「点数で見たマナ・コスト」の値は一致する。
なので、この場合は{??}の中に数字が入っているのでその値を使う=ii)である
という推論が成り立つ。
1−1)の{R/G}というマナ・シンボルと比べると、「点数で見たマナ・コスト」とは
支払えるマナの数を数える、という点で「1({R})または1({G})」という答えではなく
「2({2})または1({B})」という答えが予想される、というところが推論の鍵である。
はてさて本当の答えは如何。シャドームーアの続報を待ちましょう。
-------------------------------------
なんてことを先週のうちに回答として書いていたら、
今日のWofC公式記事でMaRoが答えを書いていたので、おいらの推論は無駄に終わりましたとさ。
悔しいのでちょっとケツを蹴ってくる。
問2
結局《目覚ましヒバリ/Reveillark》が手に入らずにGP本番を迎え、練りこみの足りなかった
デッキで負けてきたプレイヤーAと、そもそも静岡までの電車賃を捻出できなくて0回戦ドロップ
のプレイヤーBが、いつもの対戦をしている。
プレイヤーAは《イクスリッドの看守/Yixlid Jailer》と《月の大魔術師/Magus of the Moon》
をコントロールしている。
プレイヤーBは《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》をコントロールしている。
プレイヤーBは自分のターンのメイン・フェイズに、自分の墓地にある
《暗黒の深部/Dark Depths》をプレイし、場に出した。
この動作は可能か? また可能ならばどのような状態で場に出るか?
可能。氷カウンターが10個乗った状態で場に出る。それは山である。
墓地のカードの能力は《イクスリッドの看守/Yixlid Jailer》の能力で失われているが、
それらのタイプまでは失わせることはないので、墓地にある土地カードを《世界のるつぼ》
によってプレイすることは可能である。
また、この方法によって《暗黒の深部》が場に出る場合、「場に出る際〜」の置換効果を
受けるが、その効果がそのパーマネント自身にだけ影響を及ぼす類の能力なので、
《イクスリッドの看守》の能力も、《月の大魔術師》の能力も影響を及ぼさない。
よって、普通に場に出たのと同じ状態になる。
(その後、それは基本でない土地なので《月の大魔術師》によって山になる。)
問3
私は裏向きの《水深の予見者/Fathom Seer》をコントロールしている。
私はこの《水深の予見者》を対象にして《幻覚/Mind Bend》をプレイし、
「島」を「平地」に書き換えた。
さて、私はこの《水深の予見者》を表向きにして、カードを2枚引きたいのだが、
A)表向きにするコストとして、私の《島/Island》2枚を手札に戻す。
B)表向きにするコストとして、私の《平地/Plains》2枚を手札に戻す。
どちらが正しいだろうか? また、その理由も述べよ。
B) が正しい。
裏向きの状態では、《幻覚》の効果は何もしない。
・・・テキストが無いので、「島」を「平地」に書き換える効果は何もしないのだ。
ところが、変異コストを支払うぶんには、その表側を参照する必要がある。
そしてその表側の文章は・・・「島」ではなく「平地」に書き換わっている。
つまり、コストとして支払うのは《平地》2枚を手札に戻すことである。
問1
かたならし○×なのに初の2部構成。
1−1)
「『{R/G}』という混成マナ・シンボルが右上に印刷されたカードがある。
このカードの点数で見たマナ・コストは『1』である。」
○か×か?
1−2)(難・未来問題)
「仮に、『{2/B}』という混成マナ・シンボルが右上に印刷されたカードがあるとする。
このカードの点数で見たマナ・コストは『1』である。」
○か×か? またその理由を述べ、上の1−1)と比べよ。
1−1)○
まあ、解説不要でしょう。あえて言うならCR104.3、CR203.3あたり。
1−2)(私の主張ならば)×
私の推論を以下に示す。
{2/B}というマナ・シンボルは、プレビュー・カードの一枚に示されているが、
これの「点数で見たマナ・コスト」を考える場合、思いつくのは以下の4通りだろう。
i) 1である。
ii) 2である。
iii) 1か2のどちらかである。(うち1つを好きに選べる)
iV) 1でも2でもある。(2つ全てである)
さて、CRにはこのマナ・シンボルが規定されていないので、今までのカードから推論を始める。
まず最初に、(分割カードを除き)1枚のカードには「点数で見たマナ・コスト」は1つしかない。分割カードには2つのマナ・コストが印刷されているので1つではない。
マナ・コストに可変値があったとしても、それは何かしら規定される値を持つので、
やはり1枚のカードには1つの「点数で見たマナ・コスト」が一対一で対応する。
なので、iv)とは考えづらい。
また、「実際に支払ったコスト」と「点数で見たマナ・コスト」は全く関係が無いので
iii)のようにどちらか一方に好きなように決められるとも考えづらい。
ではi)かii)のどちらかではあるが、{4}のように、数字が入っているマナ・シンボルは
その数字と「点数で見たマナ・コスト」の値は一致する。
なので、この場合は{??}の中に数字が入っているのでその値を使う=ii)である
という推論が成り立つ。
1−1)の{R/G}というマナ・シンボルと比べると、「点数で見たマナ・コスト」とは
支払えるマナの数を数える、という点で「1({R})または1({G})」という答えではなく
「2({2})または1({B})」という答えが予想される、というところが推論の鍵である。
はてさて本当の答えは如何。シャドームーアの続報を待ちましょう。
-------------------------------------
なんてことを先週のうちに回答として書いていたら、
今日のWofC公式記事でMaRoが答えを書いていたので、おいらの推論は無駄に終わりましたとさ。
悔しいのでちょっとケツを蹴ってくる。
まずは宣伝から。
おいら主催大会、C.B.L. 13th は明後日20日(祝)ですよー。
C.B.L. 〜 13th 〜
フォーマット:レガシー(認定・K値16・REL『一般』)
形式:スイス式4〜5回戦のみ。決勝シングルはありません。
日時:2008年3月20日(木曜日・祝日)
会場:Big Magic 名古屋矢場町店
受付時間: 13:30〜14:00 受付終了しだい、開始します。
参加費:500円
祝日開催なので、受付時間が1時間早まっています。ご注意ください。
おかげさまでC.B.L.は、今回で1周年を迎えることができました。
毎回のように足を運んでくださっているプレイヤーの皆さんと、
場所と設備を快くお貸しいただいているBig Magicさんに、心から感謝を申し上げます。
今回の賞品は、いつもの上位賞・平均賞・ブービー賞、の他に
各ラウンドごとにどこかのテーブルへ「ボーナスパック」を配ろうかと思っております。
そのマッチの勝者は、パックをもらっちゃってください。
みなさまのお越しをお待ちしております。見学も大歓迎ですのよ。
--------------------------------------------
宣伝だけじゃなんなので、最近読んだ記事から気になったものを。
状況:
「プレイヤーAとBが対戦をしている。
Aは《精神隷属器/Mindslaver》の能力を起動し、プレイヤーBのターンのコントロールを得た。
(Aにコントロールを奪われる)Bのターンになった。メイン・フェイズにAがBの手札を
見ると、そこには《燃え立つ願い/Burning Wish》があった。
AはBにこの呪文をプレイするように指示をした。
さて・・・
問1)AはBのサイドボードを見ることができるか?
問2)AはBのサイドボードにあるソーサリーを選んでBの手札に入れることができるか?」
まずは直感で考えてみてもらいたい。答を自前で準備できたら、つづきをどうぞ。
----------------------------------------
回答は以下へ。
http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/gpvie08/blog2#8
答は
1)「AはBのサイドボードを見ることができない。」
2)「上記理由によりAは《燃え立つ願い》が指定するカードを、Bのサイドボードから探せない。」
である。
この回答は一見、
「ターンがコントロールされているプレイヤーが、何らかのオブジェクトの情報を見ること
ができる場合、それはそのプレイヤーとターンのコントローラーの両方が見ることができる」 (CR507.2)に反しているようにみえる。
が、それはこの文章だけを読んでいるからだ。
《精神隷属器/Mindslaver》による効果「他のプレイヤーのターンをコントロールする」
という内容は総合ルール内で規定されている。
そのうち、総合ルールに定義されている「オブジェクトの情報」や、「行動の決定権」等の
『ゲームでの行動』は、ターンのコントロールを奪ったプレイヤー
(上の例ではA)が、全ての決定権を持つ。もちろん、情報の閲覧もできる。
一方、「投了する」「トイレや所用で席を立つ」「ジャッジを呼ぶ」等、フロアルールにある
『トーナメントでのプレイヤーの行動』に関しては、ターンのコントロールを奪ったプレイヤー
には決定権がない。上の例では、Bの「トイレへ行く」という行動を、Aは阻止できない。(あたりまえ
CR507.3cにも
「コントローラーはトーナメント・ルールによって必要とされている選択や決定を行えない。」
とある。
ところで、サイドボードはフロアルールで規定されるものであって、総合ルールで規定されて
いるものではない。「サイドボードを試合中に閲覧してもよい」というのはフロアルール122節
で規定されている『トーナメントでのプレイヤーの行動』にあたる。
従って、《精神隷属器》によってAがBのターンをコントロールしていたとしても、
AはBのサイドボードを見ることができない。
AはBの手札にある《燃え立つ願い》をプレイさせることはできる(『ゲームでの行動』)
が、それによってBのサイドボードにあるカードを見ることはできないので、
Bのサイドボードからは該当するカードを探し出すことができない。
#なんらかの方法によりAが情報を見ることができるならば持ってくることができる。
#例えば、表向きに取り除かれているソーサリーカード。
----------------------
そんなところで。
おいら主催大会、C.B.L. 13th は明後日20日(祝)ですよー。
C.B.L. 〜 13th 〜
フォーマット:レガシー(認定・K値16・REL『一般』)
形式:スイス式4〜5回戦のみ。決勝シングルはありません。
日時:2008年3月20日(木曜日・祝日)
会場:Big Magic 名古屋矢場町店
受付時間: 13:30〜14:00 受付終了しだい、開始します。
参加費:500円
祝日開催なので、受付時間が1時間早まっています。ご注意ください。
おかげさまでC.B.L.は、今回で1周年を迎えることができました。
毎回のように足を運んでくださっているプレイヤーの皆さんと、
場所と設備を快くお貸しいただいているBig Magicさんに、心から感謝を申し上げます。
今回の賞品は、いつもの上位賞・平均賞・ブービー賞、の他に
各ラウンドごとにどこかのテーブルへ「ボーナスパック」を配ろうかと思っております。
そのマッチの勝者は、パックをもらっちゃってください。
みなさまのお越しをお待ちしております。見学も大歓迎ですのよ。
--------------------------------------------
宣伝だけじゃなんなので、最近読んだ記事から気になったものを。
状況:
「プレイヤーAとBが対戦をしている。
Aは《精神隷属器/Mindslaver》の能力を起動し、プレイヤーBのターンのコントロールを得た。
(Aにコントロールを奪われる)Bのターンになった。メイン・フェイズにAがBの手札を
見ると、そこには《燃え立つ願い/Burning Wish》があった。
AはBにこの呪文をプレイするように指示をした。
さて・・・
問1)AはBのサイドボードを見ることができるか?
問2)AはBのサイドボードにあるソーサリーを選んでBの手札に入れることができるか?」
まずは直感で考えてみてもらいたい。答を自前で準備できたら、つづきをどうぞ。
----------------------------------------
回答は以下へ。
http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/gpvie08/blog2#8
答は
1)「AはBのサイドボードを見ることができない。」
2)「上記理由によりAは《燃え立つ願い》が指定するカードを、Bのサイドボードから探せない。」
である。
この回答は一見、
「ターンがコントロールされているプレイヤーが、何らかのオブジェクトの情報を見ること
ができる場合、それはそのプレイヤーとターンのコントローラーの両方が見ることができる」 (CR507.2)に反しているようにみえる。
が、それはこの文章だけを読んでいるからだ。
《精神隷属器/Mindslaver》による効果「他のプレイヤーのターンをコントロールする」
という内容は総合ルール内で規定されている。
そのうち、総合ルールに定義されている「オブジェクトの情報」や、「行動の決定権」等の
『ゲームでの行動』は、ターンのコントロールを奪ったプレイヤー
(上の例ではA)が、全ての決定権を持つ。もちろん、情報の閲覧もできる。
一方、「投了する」「トイレや所用で席を立つ」「ジャッジを呼ぶ」等、フロアルールにある
『トーナメントでのプレイヤーの行動』に関しては、ターンのコントロールを奪ったプレイヤー
には決定権がない。上の例では、Bの「トイレへ行く」という行動を、Aは阻止できない。(あたりまえ
CR507.3cにも
「コントローラーはトーナメント・ルールによって必要とされている選択や決定を行えない。」
とある。
ところで、サイドボードはフロアルールで規定されるものであって、総合ルールで規定されて
いるものではない。「サイドボードを試合中に閲覧してもよい」というのはフロアルール122節
で規定されている『トーナメントでのプレイヤーの行動』にあたる。
従って、《精神隷属器》によってAがBのターンをコントロールしていたとしても、
AはBのサイドボードを見ることができない。
AはBの手札にある《燃え立つ願い》をプレイさせることはできる(『ゲームでの行動』)
が、それによってBのサイドボードにあるカードを見ることはできないので、
Bのサイドボードからは該当するカードを探し出すことができない。
#なんらかの方法によりAが情報を見ることができるならば持ってくることができる。
#例えば、表向きに取り除かれているソーサリーカード。
----------------------
そんなところで。
Friday Magic Quiz. [08-10]
2008年3月21日コメント (3)#GP神戸の日程が発表されて8月2、3日ということですが、
#このままのペースで発売されると、イーブンタイドの発売と
#本当に同時にGPになってしまうんですよね。
#構築であるならばどのレギュレーションでも影響が大きいので
#できることなら限定戦でやってもらいたいものです。
それでも死にそうですけどね。(時間的にも人的にも
今週末は各地でLimitsの店舗大会が開かれます。
お近くのショップに足を運んでみてはいかがでしょうか。
限定戦なので基本手ぶらでもokですよ。
それでは今週の問題ー。
問1
かたならし○×。
「全ての継続的効果は、第1種〜第6種に分類された後、順番に適用される。」
○か×か?
問2
《苦花/Bitterblossom》で一儲けを企もうと近くのショップを回るも、
すでに軒並み高額になっていて含み損が大きくなるばかりのプレイヤーAと、
《苦花》はあっても他のパーツが不足していてデッキを組めないプレイヤーBが
「お互いトレードしづらいよねー」と言いながらいつもの対戦をしている。
プレイヤーAは
《隆盛なる勇士クロウヴァクス/Crovax, Ascendant Hero》と
《熟考漂い/Mulldrifter》をコントロールしている。
プレイヤーBのターン、Bは《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter》を
プレイし、場に出る際にコピーとして《隆盛なる勇士クロウヴァクス》を選んだ。
さて、2枚の《隆盛なる勇士クロウヴァクス》は墓地に落ちることになるが、
Aの《熟考漂い》はどうなるか?
問3
私は《婆のあばら家/Auntie’s Hovel》をコントロールしている。
私のターンのメインフェイズに、《ヴェズーヴァ/Vesuva》をプレイし、
《婆のあばら家》のコピーになることを選んだ。
3−1)私は手札からゴブリン・カードを見せることができるか?
3−2)もしできるならばそれ(コピー)はアンタップ状態で場に出るか?
-------------------
いつものように、回答は週明けにでも。
#このままのペースで発売されると、イーブンタイドの発売と
#本当に同時にGPになってしまうんですよね。
#構築であるならばどのレギュレーションでも影響が大きいので
#できることなら限定戦でやってもらいたいものです。
それでも死にそうですけどね。(時間的にも人的にも
今週末は各地でLimitsの店舗大会が開かれます。
お近くのショップに足を運んでみてはいかがでしょうか。
限定戦なので基本手ぶらでもokですよ。
それでは今週の問題ー。
問1
かたならし○×。
「全ての継続的効果は、第1種〜第6種に分類された後、順番に適用される。」
○か×か?
問2
《苦花/Bitterblossom》で一儲けを企もうと近くのショップを回るも、
すでに軒並み高額になっていて含み損が大きくなるばかりのプレイヤーAと、
《苦花》はあっても他のパーツが不足していてデッキを組めないプレイヤーBが
「お互いトレードしづらいよねー」と言いながらいつもの対戦をしている。
プレイヤーAは
《隆盛なる勇士クロウヴァクス/Crovax, Ascendant Hero》と
《熟考漂い/Mulldrifter》をコントロールしている。
プレイヤーBのターン、Bは《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter》を
プレイし、場に出る際にコピーとして《隆盛なる勇士クロウヴァクス》を選んだ。
さて、2枚の《隆盛なる勇士クロウヴァクス》は墓地に落ちることになるが、
Aの《熟考漂い》はどうなるか?
問3
私は《婆のあばら家/Auntie’s Hovel》をコントロールしている。
私のターンのメインフェイズに、《ヴェズーヴァ/Vesuva》をプレイし、
《婆のあばら家》のコピーになることを選んだ。
3−1)私は手札からゴブリン・カードを見せることができるか?
3−2)もしできるならばそれ(コピー)はアンタップ状態で場に出るか?
-------------------
いつものように、回答は週明けにでも。
#Limits店舗予選に参加してきました。
#プレイヤーとしてはひさびさのリミテッドでしたが、
#3勝1敗でまとめることができて個人的には満足です。
#《棘噛みの杖/Thornbite Staff》が強すぎた。
そんなわけで、先週の回答ー。
×
継続的効果の適用において、CR418.5にあるような「あるオブジェクトに関係のあるもの」
は、種類別に分けてから適用順を考えないと、そのオブジェクトの状態がわからない。
しかし、あるオブジェクトの状態を決定するには関係の無い継続的効果は、
上記種類別には分類されない。これにはゲームのルールを変更したり、プレイヤーに
影響を及ぼす継続的効果などがある。
例)《呪文書/Spellbook》
状況起因効果によって墓地に置かれる。
2体の《隆盛なる勇士クロウヴァクス》によって、《熟考漂い》は-1/-1の修整を2つ受ける。
次の状況起因効果のチェック時には、以下のパーマネントが存在する。
A:《熟考漂い》(0/0)
A:《隆盛なる勇士クロウヴァクス/Crovax, Ascendant Hero》
B:《隆盛なる勇士クロウヴァクス/Crovax, Ascendant Hero》
よって、この3体のクリーチャーは、それぞれ状況起因効果により墓地に置かれる。
3−1)見せることができる。
《ヴェズーヴァ》は《婆のあばら家》となって場に出るのだから、
「場に出るに際し〜」の選択を行うことになる。
つまり、手札のゴブリン・カードを見せることが可能である。
3−2)しかし、タップ状態で場に出る。
《婆のあばら家》のテキストは以下の通り。
婆のあばら家が場に出るに際し、あなたはあなたの手札からゴブリン(Goblin)カード
を1枚公開してもよい。そうしない場合、婆のあばら家はタップ状態で場に出る。
テキストを言い換えると、「公開した場合は、デフォルトの状態で場に出る」という意味である。
この場合の「デフォルト」とはどういう状態だろうか?
普通に土地をプレイする場合、呪文や能力によって何も指示が無いならば、それはアンタップ状態で場に出る。(CR510.3)
しかし、問題の場合は《ヴェズーヴァ》をプレイしているので、このパーマネントは
タップ状態で場に出ることが決定されている。
自分自身の置換効果を適用すると、このカードは以下のようになる。
(〜はタップ状態で場に出る)
「~~これ~~が場に出るに際し、あなたはあなたの手札からゴブリン(Goblin)カード
を1枚公開してもよい。そうしない場合、~~これ~~はタップ状態で場に出る。」
結局、公開しようがしまいが、タップ状態で出ることにはかわりがない。
#ラヴニカの二重土地でも同じことが言える。
#
#もしも、以下のカードのようなテキストだとどうなるだろうか。考えてみて欲しい。
#
# 《ジャッジ詰め所/Judge box》
# Land
# ジャッジ詰め所はタップ状態で場に出る。
# ジャッジ詰め所が場に出るに際し、あなたはあなたの手札から白かつ黒であるカードを
# 1枚公開してもよい。そうした場合、ジャッジ詰め所は代わりにアンタップ状態で場に出る。
# {Tap}: あなたのマナ・プールに{W}{B}を加える。
---------------------------
そんなところで。
もちろん上のカードは個人の創作なので新カードではありませんよ?
#プレイヤーとしてはひさびさのリミテッドでしたが、
#3勝1敗でまとめることができて個人的には満足です。
#《棘噛みの杖/Thornbite Staff》が強すぎた。
そんなわけで、先週の回答ー。
問1
かたならし○×。
「全ての継続的効果は、第1種〜第6種に分類された後、順番に適用される。」
○か×か?
×
継続的効果の適用において、CR418.5にあるような「あるオブジェクトに関係のあるもの」
は、種類別に分けてから適用順を考えないと、そのオブジェクトの状態がわからない。
しかし、あるオブジェクトの状態を決定するには関係の無い継続的効果は、
上記種類別には分類されない。これにはゲームのルールを変更したり、プレイヤーに
影響を及ぼす継続的効果などがある。
例)《呪文書/Spellbook》
問2
《苦花/Bitterblossom》で一儲けを企もうと近くのショップを回るも、
すでに軒並み高額になっていて含み損が大きくなるばかりのプレイヤーAと、
《苦花》はあっても他のパーツが不足していてデッキを組めないプレイヤーBが
「お互いトレードしづらいよねー」と言いながらいつもの対戦をしている。
プレイヤーAは
《隆盛なる勇士クロウヴァクス/Crovax, Ascendant Hero》と
《熟考漂い/Mulldrifter》をコントロールしている。
プレイヤーBのターン、Bは《ヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifter》を
プレイし、場に出る際にコピーとして《隆盛なる勇士クロウヴァクス》を選んだ。
さて、2枚の《隆盛なる勇士クロウヴァクス》は墓地に落ちることになるが、
Aの《熟考漂い》はどうなるか?
状況起因効果によって墓地に置かれる。
2体の《隆盛なる勇士クロウヴァクス》によって、《熟考漂い》は-1/-1の修整を2つ受ける。
次の状況起因効果のチェック時には、以下のパーマネントが存在する。
A:《熟考漂い》(0/0)
A:《隆盛なる勇士クロウヴァクス/Crovax, Ascendant Hero》
B:《隆盛なる勇士クロウヴァクス/Crovax, Ascendant Hero》
よって、この3体のクリーチャーは、それぞれ状況起因効果により墓地に置かれる。
問3
私は《婆のあばら家/Auntie’s Hovel》をコントロールしている。
私のターンのメインフェイズに、《ヴェズーヴァ/Vesuva》をプレイし、
《婆のあばら家》のコピーになることを選んだ。
3−1)私は手札からゴブリン・カードを見せることができるか?
3−2)もしできるならばそれ(コピー)はアンタップ状態で場に出るか?
3−1)見せることができる。
《ヴェズーヴァ》は《婆のあばら家》となって場に出るのだから、
「場に出るに際し〜」の選択を行うことになる。
つまり、手札のゴブリン・カードを見せることが可能である。
3−2)しかし、タップ状態で場に出る。
《婆のあばら家》のテキストは以下の通り。
婆のあばら家が場に出るに際し、あなたはあなたの手札からゴブリン(Goblin)カード
を1枚公開してもよい。そうしない場合、婆のあばら家はタップ状態で場に出る。
テキストを言い換えると、「公開した場合は、デフォルトの状態で場に出る」という意味である。
この場合の「デフォルト」とはどういう状態だろうか?
普通に土地をプレイする場合、呪文や能力によって何も指示が無いならば、それはアンタップ状態で場に出る。(CR510.3)
しかし、問題の場合は《ヴェズーヴァ》をプレイしているので、このパーマネントは
タップ状態で場に出ることが決定されている。
自分自身の置換効果を適用すると、このカードは以下のようになる。
(〜はタップ状態で場に出る)
「~~これ~~が場に出るに際し、あなたはあなたの手札からゴブリン(Goblin)カード
を1枚公開してもよい。そうしない場合、~~これ~~はタップ状態で場に出る。」
結局、公開しようがしまいが、タップ状態で出ることにはかわりがない。
#ラヴニカの二重土地でも同じことが言える。
#
#もしも、以下のカードのようなテキストだとどうなるだろうか。考えてみて欲しい。
#
# 《ジャッジ詰め所/Judge box》
# Land
# ジャッジ詰め所はタップ状態で場に出る。
# ジャッジ詰め所が場に出るに際し、あなたはあなたの手札から白かつ黒であるカードを
# 1枚公開してもよい。そうした場合、ジャッジ詰め所は代わりにアンタップ状態で場に出る。
# {Tap}: あなたのマナ・プールに{W}{B}を加える。
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そんなところで。
もちろん上のカードは個人の創作なので新カードではありませんよ?
3月20日に行われましたC.B.L. 13thは、11名の参加をいただきました。
少し人数的に寂しいですが、告知不足と時期的なものもあったかと。
スイス4回戦の結果、Nakada Naokiさんが見事全勝で優勝しております。
上位3位までのデッキリストを以下に紹介いたします。
全リストはいずれまた。
次回C.B.L. 14thは 4月6日(日)、14:30〜 です。
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C.B.L. 〜 14th 〜
フォーマット:レガシー(認定・K値16・REL『一般』)
形式:スイス式4〜5回戦のみ。決勝シングルはありません。
日時:2008年4月6日(日曜日)
会場:Big Magic 名古屋矢場町店
受付時間: 14:30〜15:00 受付終了しだい、開始します。
参加費:500円
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よろしくお願いいたします。
では13thのデッキリストを。お楽しみください。
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** WINNER **
Nakada Naoki
Main
4《金属モックス/Chrome Mox》
4《虚空の杯/Chalice of the Void》
4《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
2《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
4《煮えたぎる歌/Seething Song》
3《血染めの月/Blood Moon》
4《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
4《月の大魔術師/Magus of the Moon》
2《田舎の破壊者/Countryside Crusher》
3《ラクドスの地獄ドラゴン/Rakdos Pit Dragon》
4《ギャサンの略奪者/Gathan Raiders》
4《弧炎撒き/Arc-Slogger》
10《山/Mountain》
4《裏切り者の都/City of Traitors》
4《古えの墳墓/Ancient Tomb》
Sideboard
2《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1《ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace》
2《火薬樽/Powder Keg》
3《三なる宝球/Trinisphere》
4《紅蓮地獄/Pyroclasm》
3《Pyrokinesis》
-----------------------------------
* 2nd place *
Niimi Kiyoaki
Main
4《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
4《煮えたぎる歌/Seething Song》
4《金属モックス/Chrome Mox》
3《巣穴からの総出/Empty the Warrens》
4《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
4《ほくちの壁/Tinder Wall》
4《水蓮の花びら/Lotus Petal》
4《Elvish Spirit Guide》
4《炎の儀式/Rite of Flame》
4《燃え立つ願い/Burning Wish》
4《暗黒の儀式/Dark Ritual》
4《土地譲渡/Land Grant》
3《冥府の教示者/Infernal Tutor》
4《捨て身の儀式/Desperate Ritual》
4《ゴブリンの放火砲/Goblin Charbelcher》
1《Taiga》
1《Bayou》
Sideboard
1《巣穴からの総出/Empty the Warrens》
1《苦悶の触手/Tendrils of Agony》
1《落盤/Cave-In》
1《不正利得/Ill-Gotten Gains》
1《外殻貫通/Hull Breach》
4《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1《紅蓮破/Pyroblast》
1《冥府の教示者/Infernal Tutor》
4《ザンティッドの大群/Xantid Swarm》
-----------------------------------
* 3rd place *
Nose Kouji
Main
4《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》
4《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》
4《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》
4《モグの狂信者/Mogg Fanatic》
4《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》
4《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》
4《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator》
2《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》
1《ゴブリンの王/Goblin King》
1《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter》
1《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》
1《ゴブリンの紅蓮術士/Goblin Pyromancer》
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
3《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
4《不毛の大地/Wasteland》
3《リシャーダの港/Rishadan Port》
8《山/Mountain》
Sideboard
1《ゴブリンの王/Goblin King》
3《Pyrokinesis》
3《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
4《発展の代価/Price of Progress》
3《赤霊破/Red Elemental Blast》
1《紅蓮破/Pyroblast》
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少し人数的に寂しいですが、告知不足と時期的なものもあったかと。
スイス4回戦の結果、Nakada Naokiさんが見事全勝で優勝しております。
上位3位までのデッキリストを以下に紹介いたします。
全リストはいずれまた。
次回C.B.L. 14thは 4月6日(日)、14:30〜 です。
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C.B.L. 〜 14th 〜
フォーマット:レガシー(認定・K値16・REL『一般』)
形式:スイス式4〜5回戦のみ。決勝シングルはありません。
日時:2008年4月6日(日曜日)
会場:Big Magic 名古屋矢場町店
受付時間: 14:30〜15:00 受付終了しだい、開始します。
参加費:500円
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よろしくお願いいたします。
では13thのデッキリストを。お楽しみください。
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** WINNER **
Nakada Naoki
Main
4《金属モックス/Chrome Mox》
4《虚空の杯/Chalice of the Void》
4《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
2《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
4《煮えたぎる歌/Seething Song》
3《血染めの月/Blood Moon》
4《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
4《月の大魔術師/Magus of the Moon》
2《田舎の破壊者/Countryside Crusher》
3《ラクドスの地獄ドラゴン/Rakdos Pit Dragon》
4《ギャサンの略奪者/Gathan Raiders》
4《弧炎撒き/Arc-Slogger》
10《山/Mountain》
4《裏切り者の都/City of Traitors》
4《古えの墳墓/Ancient Tomb》
Sideboard
2《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1《ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace》
2《火薬樽/Powder Keg》
3《三なる宝球/Trinisphere》
4《紅蓮地獄/Pyroclasm》
3《Pyrokinesis》
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* 2nd place *
Niimi Kiyoaki
Main
4《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
4《煮えたぎる歌/Seething Song》
4《金属モックス/Chrome Mox》
3《巣穴からの総出/Empty the Warrens》
4《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
4《ほくちの壁/Tinder Wall》
4《水蓮の花びら/Lotus Petal》
4《Elvish Spirit Guide》
4《炎の儀式/Rite of Flame》
4《燃え立つ願い/Burning Wish》
4《暗黒の儀式/Dark Ritual》
4《土地譲渡/Land Grant》
3《冥府の教示者/Infernal Tutor》
4《捨て身の儀式/Desperate Ritual》
4《ゴブリンの放火砲/Goblin Charbelcher》
1《Taiga》
1《Bayou》
Sideboard
1《巣穴からの総出/Empty the Warrens》
1《苦悶の触手/Tendrils of Agony》
1《落盤/Cave-In》
1《不正利得/Ill-Gotten Gains》
1《外殻貫通/Hull Breach》
4《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
1《紅蓮破/Pyroblast》
1《冥府の教示者/Infernal Tutor》
4《ザンティッドの大群/Xantid Swarm》
-----------------------------------
* 3rd place *
Nose Kouji
Main
4《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》
4《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》
4《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》
4《モグの狂信者/Mogg Fanatic》
4《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》
4《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》
4《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator》
2《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》
1《ゴブリンの王/Goblin King》
1《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter》
1《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》
1《ゴブリンの紅蓮術士/Goblin Pyromancer》
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
3《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
4《不毛の大地/Wasteland》
3《リシャーダの港/Rishadan Port》
8《山/Mountain》
Sideboard
1《ゴブリンの王/Goblin King》
3《Pyrokinesis》
3《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
4《発展の代価/Price of Progress》
3《赤霊破/Red Elemental Blast》
1《紅蓮破/Pyroblast》
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Friday Magic Quiz. [08-11]
2008年3月28日#先週にGP神戸のレギュレーションについてちょっと書きましたが、
#同時期に行われる各国のチャンピオンシップは"Mixed"になっていることから、
#どう考えてもGP神戸は構築を視野に入れています。本当にありがとうございました。
#・・・ショップの皆さんはがんばってくださいね。日本は資本主義です。(??
今週のプレミア・イベント表。
3月 30日 (日曜日)
PTQハリウッド@宮城 09:00 〜 10:00 榴ヶ岡市民センター
PTQハリウッド@福岡 09:20 〜 09:50 城南市民センター
PTQハリウッド@広島 09:20 〜 09:50 福山市民参画センター
PTQハリウッド@石川 10:00 〜 11:00 ITビジネスプラザ武蔵
PTQハリウッド@大阪 10:00 〜 10:30 淀川区民センター
PTQ聖林はこれにて終了。
次の大きなプレミア・イベントはシャドームーア・プレリリース(4月19〜20日)になります。
Extendedというフォーマットはその中途半端さ故に、恒久的なプレイヤー人口が少ない
気もします。が、デッキ構成が独特なフォーマットなので、是非プレイしてもらいたいです。
それでは今週の問題ー。
問1
かたならし○×。
「『対象』という単語が2つある呪文をプレイする場合、適正な対象は必ず2つ必要である。」
○か×か?
問2
シャドームーアのカードを見るたびに、買い占めるカードをあれこれ相談しては
結局「売り抜けても得するのは所詮数千円」という事実に気づいてあきらめる。
そんな日常を過ごすプレイヤーAとBが、いつものゲームをしている。
プレイヤーAは《隆盛なる勇士クロウヴァクス/Crovax, Ascendant Hero》をコントロールしている。
Aのターンのメインフェイズに、Aは《思考囲い/Thoughtseize》をBを対象にプレイした。
Bはそれに対応して、《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》をプレイした。
さて、《呪文づまりのスプライト》は無事に解決されたのだが・・・
2−1)《呪文づまりのスプライト》の誘発型能力を、Aの《思考囲い》を対象に取ることは可能か?
2−2)上が可能な場合、《思考囲い》を打ち消すことは可能か?
問3
私がローウィン+モーニングタイドのシールド戦をしていたときのことである。
対戦相手の墓地には《キスキンの大心臓/Kithkin Greatheart》がある。
対戦相手が《石塚の放浪者/Cairn Wanderer》を場に出し、こう言った。
対戦相手「僕は巨人をコントロールしていますので、《キスキンの大心臓》は先制攻撃を持っています。
なので、この《石塚の放浪者》も先制攻撃をもちます。」
この主張は正しいか?
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いつものように、回答は週明けにでも。
#同時期に行われる各国のチャンピオンシップは"Mixed"になっていることから、
#どう考えてもGP神戸は構築を視野に入れています。本当にありがとうございました。
#・・・ショップの皆さんはがんばってくださいね。日本は資本主義です。(??
今週のプレミア・イベント表。
3月 30日 (日曜日)
PTQハリウッド@宮城 09:00 〜 10:00 榴ヶ岡市民センター
PTQハリウッド@福岡 09:20 〜 09:50 城南市民センター
PTQハリウッド@広島 09:20 〜 09:50 福山市民参画センター
PTQハリウッド@石川 10:00 〜 11:00 ITビジネスプラザ武蔵
PTQハリウッド@大阪 10:00 〜 10:30 淀川区民センター
PTQ聖林はこれにて終了。
次の大きなプレミア・イベントはシャドームーア・プレリリース(4月19〜20日)になります。
Extendedというフォーマットはその中途半端さ故に、恒久的なプレイヤー人口が少ない
気もします。が、デッキ構成が独特なフォーマットなので、是非プレイしてもらいたいです。
それでは今週の問題ー。
問1
かたならし○×。
「『対象』という単語が2つある呪文をプレイする場合、適正な対象は必ず2つ必要である。」
○か×か?
問2
シャドームーアのカードを見るたびに、買い占めるカードをあれこれ相談しては
結局「売り抜けても得するのは所詮数千円」という事実に気づいてあきらめる。
そんな日常を過ごすプレイヤーAとBが、いつものゲームをしている。
プレイヤーAは《隆盛なる勇士クロウヴァクス/Crovax, Ascendant Hero》をコントロールしている。
Aのターンのメインフェイズに、Aは《思考囲い/Thoughtseize》をBを対象にプレイした。
Bはそれに対応して、《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite》をプレイした。
さて、《呪文づまりのスプライト》は無事に解決されたのだが・・・
2−1)《呪文づまりのスプライト》の誘発型能力を、Aの《思考囲い》を対象に取ることは可能か?
2−2)上が可能な場合、《思考囲い》を打ち消すことは可能か?
問3
私がローウィン+モーニングタイドのシールド戦をしていたときのことである。
対戦相手の墓地には《キスキンの大心臓/Kithkin Greatheart》がある。
対戦相手が《石塚の放浪者/Cairn Wanderer》を場に出し、こう言った。
対戦相手「僕は巨人をコントロールしていますので、《キスキンの大心臓》は先制攻撃を持っています。
なので、この《石塚の放浪者》も先制攻撃をもちます。」
この主張は正しいか?
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いつものように、回答は週明けにでも。