Floor rules updates -- MTR & IPG
2009年7月2日 Ruling2009年7月1日をもって、フロアルールが更新されました。
概要としては、今まで3つに別れていた文書
・DCI Universal Tournament Rules (UTR)
・Magic Floor Rule (MFR)
・Penalty Guide and Procedure (PG)
が、以下の2つに統合されました。
・MAGIC: THE GATHERING TOURNAMENT RULES (MTR)
・MAGIC INFRACTION PROCEDURE GUIDE (IPG)
新しい文書のうち、上のMTRには大会に関する各人の役割、進行方法などが記載されており、
世界中どこでも統一されたDCI認定大会を行うことができるようにするものです。
プレイヤー、というよりは大会に参加する全ての人に対して書かれています。
MTRはUTR、MFR、それと一部のPG(意思疎通規定の部分)をまとめ、書き換えた文書になっています。
旧版とは異なる表現を使用してある項目が多く、完全に別物と捉えても問題ありません。
(が、よく内容を読むと以前と同じ事を表現している項目も多いです)
一方、IPGの方は、違反処置の指針が書かれています。主にジャッジ向けに書かれており、
旧PGの文章がそのまま使用されている項目も多く見られます。
罰則区分が変わっている(例:過剰なカードを引いた)ものや、MTGに対しての文書になったので
他のTCGにおける表現がなくなった(例:ウォーバンド、ミニチュア)ことが特徴です。
英語版(原文)は、DCIのDocument Centerで参照できます。
(http://www.wizards.com/default.asp?x=dci/doccenter/home)
日本語版は近いうちにMJMJ.infoに掲載されるそうです。
毎回重宝していますのでこの場を借りて感謝を。
では、今回はMTRの各項目をざらざらと見ていきましょう。
各章の詳細はまた後日にでも別にして記事化します。
以前との比較や、おいらが気になった点を中心にお送りしますので、
原文に一度目を通すことをおすすめいたします。
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* Introduction
イントロ部分にはこの文書自体に関する情報が書かれている。
・プレイヤーと大会スタッフは大会を上手く運営するためにお互いに協力し、MFR、IPG、その他
ルール文書に記載されている事柄に従う責任がある。観客には観客の義務が定められている。
・CRとMTRで矛盾が生じた場合、MTRが優先される。
・大会手順についてはMTRよりも大会のファクトシートが優先される。
* 1. Tournament Fundamentals / 大会の基本
・大会はプレミア・イベントと非プレミア・イベントに別れることが明記された。
プレミア・イベントとはWofCもしくはWofCの選んだ大会主催者が開催する大会の事である。(MTR1.1)
・大会上の役職について6つの区分が示された。(MTR1.3)
・Tournament Organizer /大会主催者 (MTR1.6)
・Head Judge /ヘッドジャッジ (MTR1.7)
・Floor Judge /フロアジャッジ (MTR1.8)
・Scorekeeper /スコアキーパー (MTR1.9)
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・Player /プレイヤー (MTR1.10)
・Spectator /観客 (MTR1.11)
それぞれの内容については、役職名の後にあるMTR項目で解説されている。
上4つの役職は大会スタッフである。
・スコアキーパーについては以前の文書では用語集の1項目に過ぎなかったが、
大会運営上必要な役職であるので、MTRで項目として番号が振られた。
・観客の責務について。以前は観戦しているゲームでルールの違反や誤りを見つけても
直接は干渉出来ず、ジャッジを介してルールの誤りを指摘していた。
が、今回のMTRでは、競技レベルが『一般』『競技』の場合に限り、観戦中のゲームで
ルールの違反や誤りを見つけた場合、プレイヤーにマッチの進行を止めるように要請した後に
ジャッジを呼んで良いようになった。(MTR1.11)
* 2 Tournament Mechanics. / 大会の機構
・ゲームの開始前の手順は、3分以内に行わなくてはいけないと明記された。(MTR2.3)
・マリガンに関するルールはCR104節にある。MTRではマリガンの仕方について書かれていない。
・デッキ登録についての文章が新しく制定された。(MTR2.7)
・RELが『競技』『プロ』の場合、デッキ登録は必須である。
・デッキリストを用いる個人戦リミテッド形式の場合、デッキリストを提出するまで
非公開の内容について他のプレイヤーや観客と会話してはいけない。
・デッキリストを提出した後では、デッキリストを編集することはできない。
・デッキリストはそのイベント進行中は公開情報ではない。(REL『プロ』では例外有り)
・記録(メモ)を取ることに関しての文章がより詳しくなった。(MTR2.9)
・マッチの開始時には記録用紙は空白であり、マッチの間はそれが見える状態でなければならない。
・プレイヤーは、マッチ中にとったメモを他のプレイヤーに説明したり公開する必要はない。
・プレイヤーは、以前のマッチの間に取った外部のメモをゲーム中に見てはならない。
・ゲームとゲームの間には、プレイヤーはマッチの前に取られた外部のメモを見てもよい。
そのメモは次のゲームの開始前にプレイエリアから取り除かなければならない。
(前の項目と内容は非常に似ていますが、ゲーム中はゲーム中に取ったメモしか見れず、
ゲームが終わって次のゲームに行くときには、自由にメモ帳の中身を見れる、ということです)
* 3. Tournament Rules. / 大会規定
・タイブレイカーについての記載がMTRに統一された。(MTR3.1、MTR Appendix D)
・2人チーム戦と3人チーム戦のレーティングが区分された。(MTR3.2)
・効果を忘れないように、小さな物をマーカーとしてプレイヤーのライブラリーの上に置いても良い。
このようにマーカーを置くことを、ライブラリーだけでなく、墓地の上に置いても良くなった。(MTR3.7)
・デッキをシャッフルするように指示された場合、リフル・シャッフル系のシャッフルによって
デッキを無作為化しなければならなくなった。 (MTR3.8)
ディール・シャッフル(テーブルにいくつかの山を作るようにカードを配るシャッフル、
~山切り、田植えとも呼ばれる)だけでは、無作為化したことにはならない。
プレイヤーがシャッフル中に誤って表を見てしまった場合、その束は無作為化されていない
ものとして扱う。
・カード・スリーブについての表記が新しくなった。以下は必要とされる条件。(MTR3.9)
・スリーブは全て同一であること。
・全てのカードが同様にスリーブ内に収まっていること。(一部のカードが天地逆に入っていると×)
・スリーブにホログラム等がある場合、それらはカードの表側に配置されること。
RELが『競技』『プロ』においては、さらに以下の制限が加わる。
・裏面の反射率が高いものは使用不可。
・裏面に絵が描かれており、スリーブの周りが単一の色でない場合、使用不可。
・表面裏面を問わず、一面に渡ってホログラムが入っているものは使用不可。
・区別できるカードについての表記が新しくなった。(MTR3.10)
・原則として、傷や色、反り返り等でカードを裏から識別できるようになっている場合、
そのカードやスリーブは区別できるものとして扱う。
・スリーブを使う場合、スリーブに入れる前に充分な無作為化をすることが推奨される。
・カードやスリーブは消耗品であり、プレイしている間もプレイヤーは注意を払うことが明記された。
・カードを紛失した、区別のつくカードであった、等の理由でカードを交換する必要がある場合、
そのカードが入手不可能か、元々カードを交換する意志がない場合、そのカードを当該
プレイヤーの好きな基本土地カードに入れ替えてもよい。
(入れ替えた場合、後からそのカードを入手したとしても変えることはできない)
・ウルザズ・サーガ以降のカードのみを使用する形式では、自分の墓地にあるカードの順番を好きに変更してもよい。 (MTR3.13)
* 4. Communication. / 意思疎通
・全体的にPGの50番台、「意思疎通規定」の焼き直しである。IPGではなくMTRに移された。
プレイヤーに意識して欲しい項目の一つである。
・「順序違いの行動」が、『プロ』RELにおいても認められるようになった。(MTR4.3)
* 5. Tournament Violations / 大会規定抵触行為
・この項目は大会において最もやってはならないこと、イカサマや買収、賭博行為などの
違法行為について書かれている。プレイヤーは常に紳士的に振る舞うこと。
・シングルエリミネーション・ラウンドでは、大会主催者の許可があれば、プレイヤー全員が
賞品を均等に分割することを選んでも良くなった。(MTR5.2)
* 6. Constructed Tournament Rules. / 構築形式大会規定
* 7. Limited Tournament Rules / リミテッド形式大会規定
* 8. Team Tournament Rules. / チーム戦大会規定
* 9. Two-Headed Giant Tournament Rules. / 双頭巨人戦大会規定
・これらの項目に関しては、以前のMFRを引き継いでいる。
(細かいところで変更が加えられ、表現が変更されているが大差はない)
* 10. Sanctioning Rules / 認定規定
・認定大会において、大会の終了条件を組み入れた上でラウンド数が変動することを告知してもよい。
(MTR10.2)
例)20人参加の大会で、4回戦終了時に4勝のプレイヤーがただ1人で無かった場合は5回戦を
行なう、という告知が認められるようになった。
* 付録、その他
・個人戦ブースタードラフトのピック時間が変更になった。
15 枚35秒 → 40 秒
14 枚35秒 → 40 秒
13 枚35秒 → 35 秒
12 枚25秒 → 30 秒
11 枚25秒 → 25 秒
10 枚25秒 → 25 秒
9 枚20秒 → 20 秒
8 枚20秒 → 20 秒
7 枚20秒 → 15 秒
6 枚10秒 → 10 秒
5 枚10秒 → 10 秒
4 枚5秒 → 5 秒
3 枚5秒 → 5 秒
2 枚5秒 → 5 秒
1 枚N/A
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パック間のピック確認時間 60 秒 → 1パック目=30秒、2パック目=45秒
・ロチェスター・ドラフトの初期確認時間が30秒から20秒になった。
各プレイヤーの選択時間は5秒である。
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そんなところで。
Friday Magic Quiz. [09-19]
2009年7月3日 FMQ コメント (1)#いつのまにかM10ルールになるまで後1週間です。
#今の内に戦闘ダメージをスタックに乗せまくっておきましょう。(?
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東海イベント情報
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今週末はおいら主催レガシー、C.B.L.とS-Cupが行われます。
7月5日(日)
・C.B.L. 28th http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/50.html
・S-Cup 7th http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/30.html
よろしくお願いいたします。
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それでは今週の問題。
問1
かたならし○×。
「ゲームの開始準備の際、マリガンをするかどうかの決定は、全てのプレイヤーが同時に行う。」
○か×か?
問2
日本選手権予選に惨敗しても、気分転換とばかりに近くの店で開催していたFNMにて
アラーラブロックの8人ドラフトをして遊ぶプレイヤーAとB。
そんな2人は2勝同士となり、決勝戦を行っている。
A「ターンおしまい。」
B「なら、エンドステップに《エスパーの全景/Esper Panorama》を起動。」
A「はい。」
B「《島/Island》持ってきて、と。」
そう言うと、Bは墓地にある《臓物を引きずる者/Viscera Dragger》を一番上に置いた。
A「あれ? 墓地の一番上のカードは《エスパーの全景》でしょ?」
B「次のターンに起動し忘れないようにしてるんだよ。」
さて、Bの行動は認められるか?
問3
プレイヤーPはGPTに参加している。
ゲームの開始準備の際に、Pの対戦相手であるQは、
Q自身のデッキの真ん中半分ほどを抜き取って、残りの束の上に重ね戻すことを数回行い、
その後、8つの山ができるようにテーブルに配って、それらの山を一つにまとめた。
上記の行動を2,3回繰り返したあと、Pにデッキを渡し、
Q「どうぞ。シャッフルをお願いします。」
と言った。
さて、Pはどうすべきか?
-----------
そんなところで。
7月5日に行いましたC.B.L. 28thは、26名の参加をいただきました。
全勝が1名になるまでスイス戦、というアナウンスを行いました。
新しいMTRのおかげですね。その結果、スイス4回戦となり、
Oonishi Tatsuyaさんが全勝で優勝しております。
MTRやIPGは更新されているのに、CRは古いままなので、
「M10ルールは採用しないんですか?」と聞かれることもありました。
それは来週にまでとっておいてください。
次回C.B.L. 29thは 8月9日(日)を予定しています。
東海wikiにも詳細は書いていますので、よろしくお願いいたします。
また、7月11日には新しいレガシー大会、ECCが始まります。
とりあえずは非認定、代理カード有りということなので、
いつもはカード不足で組めない、といった歯がゆい思いをしている
プレイヤーの方は、レガシーに触れてみてはいかがでしょうか。
終了後のEDH交流会は12名(4人、4人、4人)でした。
《無情の碑出告/Heartless Hidetsugu》がプレイヤーをなぎ払うと、
90分と言わずに20分で決着がつくようです。
なお、8月には別の主催の方がEDHの大会を考えているようです。
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それでは、上位3位までのデッキリストです。お楽しみ下さい。
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** WINNER **
Oonishi Tatsuya
Main
2《むかつき/Ad Nauseam》
4《暗黒の儀式/Dark Ritual》
2《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》
4《炎の儀式/Rite of Flame》
4《水蓮の花びら/Lotus Petal》
4《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
4《燃え立つ願い/Burning Wish》
4《強迫/Duress》
4《渦まく知識/Brainstorm》
2《オアリムの詠唱/Orim’s Chant》
2《否定の契約/Pact of Negation》
3《金属モックス/Chrome Mox》
4《神秘の教示者/Mystical Tutor》
1《思案/Ponder》
2《冥府の教示者/Infernal Tutor》
4《汚染された三角州/Polluted Delta》
1《Underground Sea》
1《Tundra》
4《宝石鉱山/Gemstone Mine》
1《Badlands》
1《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
1《真鍮の都/City of Brass》
1《Volcanic Island》
Sideboard
3《紅蓮破/Pyroblast》
2《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》
3《破壊放題/Shattering Spree》
1《紅蓮地獄/Pyroclasm》
1《不正利得/Ill-Gotten Gains》
1《苦悶の触手/Tendrils of Agony》
1《思考囲い/Thoughtseize》
1《巣穴からの総出/Empty the Warrens》
1《オアリムの詠唱/Orim’s Chant》
1《冥府の教示者/Infernal Tutor》
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* 2nd place *
Satou Daisuke
Main
3《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
3《田舎の破壊者/Countryside Crusher》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
1《永遠の証人/Eternal Witness》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
3《壌土からの生命/Life from the Loam》
4《燃え立つ願い/Burning Wish》
2《壊滅的な夢/Devastating Dreams》
4《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》
2《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
3《不毛の大地/Wasteland》
3《忘れられた洞窟/Forgotten Cave》
3《平穏な茂み/Tranquil Thicket》
3《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
3《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
3《Taiga》
2《Plateau》
1《Savannah》
1《Bayou》
1《Maze of Ith》
1《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
1《怒りの穴蔵、スカルグ/Skarrg, the Rage Pits》
1《ヴォルラスの要塞/Volrath’s Stronghold》
Sideboard
3《虚空の力線/Leyline of the Void》
3《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
2《クローサの掌握/Krosan Grip》
1《壌土からの生命/Life from the Loam》
1《壊滅的な夢/Devastating Dreams》
1《恭しき沈黙/Reverent Silence》
1《破壊放題/Shattering Spree》
1《発掘/Unearth》
1《炎渦竜巻/Firespout》
1《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
------------
* 3rd place *
Yamaguchi Takao
Main
2《ルーンの母/Mother of Runes》
4《密林の猿人/Kird Ape》
4《野生のナカティル/Wild Nacatl》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
2《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
4《流刑への道/Path to Exile》
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《Chain Lightning》
2《火葬/Incinerate》
4《稲妻のらせん/Lightning Helix》
2《火炎破/Fireblast》
1《平地/Plains》
1《山/Mountain》
1《森/Forest》
3《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
4《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
4《Taiga》
3《Plateau》
2《Savannah》
1《不毛の大地/Wasteland》
Sideboard
3《赤霊破/Red Elemental Blast》
4《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
3《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
2《クローサの掌握/Krosan Grip》
3《紅蓮地獄/Pyroclasm》
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#本日付のUpdate Bulletinを見て、色々と複雑な気分になっています。
#M10ルール更新記事の点だけではなく、CRにも大幅に手が加えられております。
#中でも、『継続的効果の相互作用』(旧CR418.5 -> 新CR612)にも変化があります。
#この項目だけ少し書くと、5種が5種(色変化)と6種(能力得失)に分かれ、
#旧6種は7種へ番号が移動し、その分類(b~d)も変わりました。
#
#旧ルールでは、能力を起動した《変わり谷/Mutavault》に、《コショウ煙/Peppersmoke》
#をプレイし、その後でもう一度《変わり谷》を起動すると、それは結局2/2でした。
#(全部6b種であるため)
#
#しかし、新CRでは、《変わり谷》の「2/2になる」という部分は7b種になり、
#《コショウ煙》の「-1/-1の修整を受ける」は、7c種に分類されます。
#従って、上記の状況では、2/2→2/2→1/1 となり、結局1/1になります。
#
#CR本文を含めたUpdate Bulletinの解説は明日か明後日くらいに。
#M10FAQが出た場合はそれを優先したいと思います。
FMQのネタが増えるのは良いことです。
でも、それは逆から見ると、ルール変更が多いと言うことなので……
そんなわけで先週の回答。
なお、出題日が2009/07/03 ですので、MTRとIPGを用いて考えないといけません。
#M10ルール(というか新CR)の適用はM10プレリリース日の7/11です。ちょっとズレてますね。
×
各プレイヤーは、ターン順にマリガンを行なうかどうかを決定する。(MTR2.3)
とあるので、マリガンを行うかどうかの決定はターン順。
しかし、「マリガンをする」と選択したプレイヤー達が、マリガンという動作を行うのは同時。
プレイヤーの方が注意すべき事が一つ。
『ゲームの開始時に、先手側のプレイヤーが、「マリガンします」と言って、
自分のライブラリーをシャッフルし始めた。
後手側は、テーブルに伏せたままの7枚を見もせずに、先手のシャッフルが終わるのを待っていた。』
このような光景は大会中よく見る。
が、MTRの記載に従うと、マリガンを行うのは同時のはずなので、マリガン動作を行っていない側の
プレイヤーは、「マリガンを選択しなかった(=初手決定済)」と解釈される恐れがある。
マリガンの選択が全員分終わるのを確認した後に、マリガン動作を行うようにすること。
また、上記のようなトラブルが起こった場合はジャッジを呼んで対応をしてもらおう。
認められる。
ウルザズ・サーガ以降のカードだけからなる形式においては、自分の墓地にあるカードの順番は
好きに変更してもよい。対戦相手の墓地を見る時に順番を入れ替えてはならない。(MTR3.13)
問題の状況は、ACRのドラフトなので、ウルザズ・サーガ以降のカードだけからなる形式である。
従って、Bのように墓地の順番を変えることは認められる。
また、MTRに記載はないが、墓地の順番を変える場合には、他のカード束と明確に区別し
公開情報である墓地のカードをはっきりとさせておくことが望ましい。
ジャッジを呼んで、「相手のデッキの無作為化が不十分です」と主張する。
ゲームの開始時なので、デッキをシャッフルして無作為化を行わなくてはいけない。
その際にはリフル・シャッフルやmash shuffle (*1)を行う必要がある。
問題の状況では、Qはヒンズー・シャッフルとディール・シャッフルを行っているが、
リフル・シャッフル系やmash shuffle系のシャッフルは行っていない。
従って、Qのデッキは十分に無作為化されていないと判断される。
Pは、デッキを受け取った際にそれが充分に無作為化されていないと思った場合、
受け取った対戦相手はジャッジを呼ばなければならない。(MTR3.8)
また、問題の状況はGPTであり、RELは『競技』なので、ゲームの開始時や指示によって
デッキをシャッフルする場合、相手にも必ずシャッフルさせないといけない。
対戦相手にシャッフルしてもらったら、あなたはカットすることなくその束をライブラリーとして
使用しなくてはいけない。(MTR2.3)
これは今回のMTRで旧フロアルールとは異なっている部分である。
今までは、自分のデッキをシャッフルした後、対戦相手にシャッフルもしくはカットの機会を与え、
対戦相手がシャッフルした場合、あなたは自分のデッキをカットする権利があった。
しかし、現在のMTRでは、対戦相手にシャッフルの機会を与え、(REL『競技』『プロ』では必須)
対戦相手がシャッフルした後、あなたはその束をそのままカットすることなく使用するようになった。
(相手に積み込まれているようで嫌? なら、あなたはそれが無作為化されていないと思っているわけだ。
さあ、ジャッジを呼ぼうか。)
--------------
(*1)
"mash shuffle" という表現は英語MTR原文にあり、それとリフル・シャッフルや
他のシャッフルについてのジャッジ見解は以下の記事より。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=judge/article/20060707a
みらこーさんによる、上記の和訳版は以下。
http://logicwolf.sakura.ne.jp/magic/shuffledodont.html
(コメント欄より追記しました。)
MJMJ訳版は「フェローシャッフル」となっていますが、呼び方が異なるだけで
同じ混ぜ方を示しています。ところでこれって "Faro" ? "Fero" ?
おいらは"Faro"のほうが頭にあったので、この呼び名は知りませんでした。
--------------
そんなところで。
#M10ルール更新記事の点だけではなく、CRにも大幅に手が加えられております。
#中でも、『継続的効果の相互作用』(旧CR418.5 -> 新CR612)にも変化があります。
#この項目だけ少し書くと、5種が5種(色変化)と6種(能力得失)に分かれ、
#旧6種は7種へ番号が移動し、その分類(b~d)も変わりました。
#
#旧ルールでは、能力を起動した《変わり谷/Mutavault》に、《コショウ煙/Peppersmoke》
#をプレイし、その後でもう一度《変わり谷》を起動すると、それは結局2/2でした。
#(全部6b種であるため)
#
#しかし、新CRでは、《変わり谷》の「2/2になる」という部分は7b種になり、
#《コショウ煙》の「-1/-1の修整を受ける」は、7c種に分類されます。
#従って、上記の状況では、2/2→2/2→1/1 となり、結局1/1になります。
#
#CR本文を含めたUpdate Bulletinの解説は明日か明後日くらいに。
#M10FAQが出た場合はそれを優先したいと思います。
FMQのネタが増えるのは良いことです。
でも、それは逆から見ると、ルール変更が多いと言うことなので……
そんなわけで先週の回答。
なお、出題日が2009/07/03 ですので、MTRとIPGを用いて考えないといけません。
#M10ルール(というか新CR)の適用はM10プレリリース日の7/11です。ちょっとズレてますね。
問1
かたならし○×。
「ゲームの開始準備の際、マリガンをするかどうかの決定は、全てのプレイヤーが同時に行う。」
○か×か?
×
各プレイヤーは、ターン順にマリガンを行なうかどうかを決定する。(MTR2.3)
とあるので、マリガンを行うかどうかの決定はターン順。
しかし、「マリガンをする」と選択したプレイヤー達が、マリガンという動作を行うのは同時。
プレイヤーの方が注意すべき事が一つ。
『ゲームの開始時に、先手側のプレイヤーが、「マリガンします」と言って、
自分のライブラリーをシャッフルし始めた。
後手側は、テーブルに伏せたままの7枚を見もせずに、先手のシャッフルが終わるのを待っていた。』
このような光景は大会中よく見る。
が、MTRの記載に従うと、マリガンを行うのは同時のはずなので、マリガン動作を行っていない側の
プレイヤーは、「マリガンを選択しなかった(=初手決定済)」と解釈される恐れがある。
マリガンの選択が全員分終わるのを確認した後に、マリガン動作を行うようにすること。
また、上記のようなトラブルが起こった場合はジャッジを呼んで対応をしてもらおう。
問2
A「ターンおしまい。」
B「なら、エンドステップに《エスパーの全景/Esper Panorama》を起動。」
A「はい。」
B「《島/Island》持ってきて、と。」
そう言うと、Bは墓地にある《臓物を引きずる者/Viscera Dragger》を一番上に置いた。
A「あれ? 墓地の一番上のカードは《エスパーの全景》でしょ?」
B「次のターンに起動し忘れないようにしてるんだよ。」
さて、Bの行動は認められるか?
認められる。
ウルザズ・サーガ以降のカードだけからなる形式においては、自分の墓地にあるカードの順番は
好きに変更してもよい。対戦相手の墓地を見る時に順番を入れ替えてはならない。(MTR3.13)
問題の状況は、ACRのドラフトなので、ウルザズ・サーガ以降のカードだけからなる形式である。
従って、Bのように墓地の順番を変えることは認められる。
また、MTRに記載はないが、墓地の順番を変える場合には、他のカード束と明確に区別し
公開情報である墓地のカードをはっきりとさせておくことが望ましい。
問3
プレイヤーPはGPTに参加している。
ゲームの開始準備の際に、Pの対戦相手であるQは、
Q自身のデッキの真ん中半分ほどを抜き取って、残りの束の上に重ね戻すことを数回行い、
その後、8つの山ができるようにテーブルに配って、それらの山を一つにまとめた。
上記の行動を2,3回繰り返したあと、Pにデッキを渡し、
Q「どうぞ。シャッフルをお願いします。」
と言った。
さて、Pはどうすべきか?
ジャッジを呼んで、「相手のデッキの無作為化が不十分です」と主張する。
ゲームの開始時なので、デッキをシャッフルして無作為化を行わなくてはいけない。
その際にはリフル・シャッフルやmash shuffle (*1)を行う必要がある。
問題の状況では、Qはヒンズー・シャッフルとディール・シャッフルを行っているが、
リフル・シャッフル系やmash shuffle系のシャッフルは行っていない。
従って、Qのデッキは十分に無作為化されていないと判断される。
Pは、デッキを受け取った際にそれが充分に無作為化されていないと思った場合、
受け取った対戦相手はジャッジを呼ばなければならない。(MTR3.8)
また、問題の状況はGPTであり、RELは『競技』なので、ゲームの開始時や指示によって
デッキをシャッフルする場合、相手にも必ずシャッフルさせないといけない。
対戦相手にシャッフルしてもらったら、あなたはカットすることなくその束をライブラリーとして
使用しなくてはいけない。(MTR2.3)
これは今回のMTRで旧フロアルールとは異なっている部分である。
今までは、自分のデッキをシャッフルした後、対戦相手にシャッフルもしくはカットの機会を与え、
対戦相手がシャッフルした場合、あなたは自分のデッキをカットする権利があった。
しかし、現在のMTRでは、対戦相手にシャッフルの機会を与え、(REL『競技』『プロ』では必須)
対戦相手がシャッフルした後、あなたはその束をそのままカットすることなく使用するようになった。
(相手に積み込まれているようで嫌? なら、あなたはそれが無作為化されていないと思っているわけだ。
さあ、ジャッジを呼ぼうか。)
--------------
(*1)
"mash shuffle" という表現は英語MTR原文にあり、それとリフル・シャッフルや
他のシャッフルについてのジャッジ見解は以下の記事より。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=judge/article/20060707a
みらこーさんによる、上記の和訳版は以下。
http://logicwolf.sakura.ne.jp/magic/shuffledodont.html
(コメント欄より追記しました。)
MJMJ訳版は「フェローシャッフル」となっていますが、呼び方が異なるだけで
同じ混ぜ方を示しています。ところでこれって "Faro" ? "Fero" ?
おいらは"Faro"のほうが頭にあったので、この呼び名は知りませんでした。
--------------
そんなところで。
M10 rules summary
2009年7月9日 RulingDCIのDocument Centerで公開されている Magic 2010 Rules Summary ですが、
日本語版がなぜか見えないので、勝手に私訳版を作成しました。
http://www19.atwiki.jp/toukaimtg?cmd=upload&act=open&pageid=20&file=M2010_summary_jp_testing.pdf
ファイルはpdfで、A4片面2枚(両面1枚)に収まるように作成してあります。
M10プレリリースの際にお使い下さい。
(もっとも、公式の日本語版がそのうちに出る気もしますけど。)
------------
Update Bulletin についてですが、JFKさがオラクルの部分を中心に訳しておられるので、
是非参考にして下さい。
おいらはCRの部分をまとめて(=ざらっと訳)いこうと考えています。
そんなところで。
July 2009 Update Bulletin : CR changes
2009年7月10日 Ruling2009年7月変更のざっくり訳(未完全)を。原文は以下。
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/feature/46a&page=4
なお、今回の変更はCRの全体にまで及んでいるので、始めにルール用語変更点を。
その後に各項目をチェックしていきたいと思います。
新しいCRの施行は7月11日です。
新MTR、IPG、CRについては来週にも記事をあげるつもりです。主に自分用。
-----------------------------------------
ルール用語変更点
-----------------------------------------
いくつかのルール用語が新しい言葉に置き換わっている。
M10ルールのプレビューでさんざん出てきた言葉も含まれている。
・戦場/Battlefield
場領域の新しい名称。
・追放/Exile
ゲーム外領域の新しい名称。追放領域はゲームの「内部」である。外部ではない。
この領域にカードを移動させることを「追放する」と表現する。
・唱える/Cast
呪文をスタックに置き、コストを支払って、解決を待つ状態にすること。(=旧:プレイ)
・起動する/Activate
起動型能力をスタックに置き、コストを支払って、解決を待つ状態にすること。(=旧:プレイ)
・終了フェイズ/Ending phase(仮訳)
End phaseの新しい名称。
・終了ステップ/End Step
ターン終了ステップの新しい名称。
・ダメージ割り振り順/Damage assignment order (仮訳)
防御クリーチャー指定ステップ時に、1体のクリーチャーが複数体のクリーチャーに
ブロックされた/している状態であった場合、1体のクリーチャーをコントロールしている
プレイヤーは、複数体のクリーチャーに対して、ダメージを割り振る順番を決めなくてはならない。
その順番のこと。
・状況起因処理/State-based actions(仮訳)
状況起因効果の新しい名称。(これらは効果/Effectではないため)
・ターン起因処理/Turn-based actions (仮訳)
ゲームの行動/Game action の新しい名称。(例:ドローステップの最初のドロー)
・呪文能力/Spell ability (仮訳)
インスタントやソーサリーが解決される場合に示される指示。
・印された/Marked (仮訳)
クリーチャーに与えられたダメージは「上に残る/on」と表現されていたが、
これはもっと説明的に「印される/marked on」と変更される。
-----------------------------------------
各項目変更点
-----------------------------------------
ナンバリングによる変更は載せていません。
また、数が多いので、重要だと個人的に感じる項目のみ、とりあえず記載します。
ご了承下さい。
・103.4
この項目はマリガンのやり方について書かれている。MTRに書かれているマリガンは
その詳細なやり方については書いてはいないが、CRのこの項目に全て書かれている。
・106
この項目はマナについて書かれているが、マナ・バーンに関する項目が削除された。
フェイズやステップの終了時に、マナ・プールに残っていたマナは単に消失する。
ライフの増減はもはや起きない。
・107.3b
コストに含まれるXの項目が更新された。例えば、続唱能力でめくれた《苦悶の結合/Bond of Agony》
は、X=0しか選べない、ということが明確化された。
・110.5a
トークンのオーナーは、それを戦場に出した時のトークンのコントローラーであることが示された。
・118
これまで、ダメージはプレイヤーやクリーチャーに与えられるものであった。
プレイヤーに与えられるダメージとクリーチャーに与えられるダメージは同じ挙動を示していたが、
プレインズウォーカーや萎縮、そして新しい絆魂といった、ダメージを与えた結果が変わる場合が
出てくるようになった。大きな変更点は2つあり、1つはCR118.3に規定されている、ダメージを
による結果が整備された点であり、もう1つはCR118.4に規定されている、ダメージがどのように
処理されるか、という点である。実際にはダメージは以下のように処理される。
1)ダメージが与えられたら、軽減効果やダメージを置換する効果を適用する。
「ダメージが与えられた時」に誘発する能力は、この時点で誘発し、スタックに置かれるのを待つ。
2)ダメージによる結果を考慮する。考慮した結果、置換効果がそれに適用される場合がある。
(ライフを失ったり、カウンターを得たりする)
3)ダメージによるイベントが実行される。
例)プレイヤーAは《加護の反射/Boon Reflection》をコントロールしている。
プレイヤーAが2/2の絆魂能力を持つクリーチャーで、プレイヤーBを攻撃した。
プレイヤーBはそれをブロックせず、《サマイトの癒し手/Samite Healer》の能力で、
自分自身へのダメージを1点軽減した。
この場合、ダメージの処理は以下のようになる。
[Bに2ダメージが与えられる]
↓軽減効果を適用する。
[Bに1ダメージが与えられる]
↓ダメージによる結果を考慮する。
[Bは1ライフを失い、Aは1ライフを得る。]
↓置換効果を適用する。
[Bは1ライフを失い、Aは2ライフを得る。]
ダメージによるイベントを実行する。全ては同時に実行される。
・400.9
ゲームの外部とは、どの領域にも属さないことである。
旧ルールでは「ゲーム外領域」がゲームの外部であったが、それは追放領域となったので、
ゲームの外部ではなくなった。
・510
戦闘ダメージはスタックを用いないことが追加された。
・612.1
継続的効果の相互作用の適用順が変更された。
旧CRの第5種にあたる部分が、第5種と第6種に分類された。
第1種:コピー効果
第2種:コントロール変更効果
第3種:文章変更効果
第4種:タイプ変更効果
第5種:色変更効果/color-changing effect (仮訳)
第6種:能力得失効果/Ability-adding and ability-removing effect (仮訳)
第7種:パワー/タフネス変更効果
・612.3
上の続きで、旧CRの第6種にあたる部分は第7種にナンバリングされ、7a~7eの分類も変更になった。
第7a種:特性定義能力の効果
第7b種:パワーまたはタフネスを特定の値にする効果
第7c種:パワーまたはタフネスに修整を加える効果
第7d種:カウンターの効果
第7e種:パワーとタフネスを入れ替える効果
例)
《墨深みの魔女/Inkfathom Witch》:第6b種 → 第7b種
《巨大化/Giant Growth》:第6b種 → 第7c種
《栄光の頌歌/Glorious Anthem》:第6d種 → 第7c種
+1/+1カウンター:第6c種 → 第7d種
《変わり谷/Mutavault》の2番目の能力:第4種+第6b種 → 第4種+第7b種
《蛇変化/Snakeform》:第4種+第5種+第6種 → 第4種+第5種+第6種+第7b種
《謙虚/Humility》:第5種+第6b種 → 第6種+第7b種
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とりあえずここまで。
フェイジングや実存といった物に関してはまた来週にでも。
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/feature/46a&page=4
なお、今回の変更はCRの全体にまで及んでいるので、始めにルール用語変更点を。
その後に各項目をチェックしていきたいと思います。
新しいCRの施行は7月11日です。
新MTR、IPG、CRについては来週にも記事をあげるつもりです。主に自分用。
-----------------------------------------
ルール用語変更点
-----------------------------------------
いくつかのルール用語が新しい言葉に置き換わっている。
M10ルールのプレビューでさんざん出てきた言葉も含まれている。
・戦場/Battlefield
場領域の新しい名称。
・追放/Exile
ゲーム外領域の新しい名称。追放領域はゲームの「内部」である。外部ではない。
この領域にカードを移動させることを「追放する」と表現する。
・唱える/Cast
呪文をスタックに置き、コストを支払って、解決を待つ状態にすること。(=旧:プレイ)
・起動する/Activate
起動型能力をスタックに置き、コストを支払って、解決を待つ状態にすること。(=旧:プレイ)
・終了フェイズ/Ending phase(仮訳)
End phaseの新しい名称。
・終了ステップ/End Step
ターン終了ステップの新しい名称。
・ダメージ割り振り順/Damage assignment order (仮訳)
防御クリーチャー指定ステップ時に、1体のクリーチャーが複数体のクリーチャーに
ブロックされた/している状態であった場合、1体のクリーチャーをコントロールしている
プレイヤーは、複数体のクリーチャーに対して、ダメージを割り振る順番を決めなくてはならない。
その順番のこと。
・状況起因処理/State-based actions(仮訳)
状況起因効果の新しい名称。(これらは効果/Effectではないため)
・ターン起因処理/Turn-based actions (仮訳)
ゲームの行動/Game action の新しい名称。(例:ドローステップの最初のドロー)
・呪文能力/Spell ability (仮訳)
インスタントやソーサリーが解決される場合に示される指示。
・印された/Marked (仮訳)
クリーチャーに与えられたダメージは「上に残る/on」と表現されていたが、
これはもっと説明的に「印される/marked on」と変更される。
-----------------------------------------
各項目変更点
-----------------------------------------
ナンバリングによる変更は載せていません。
また、数が多いので、重要だと個人的に感じる項目のみ、とりあえず記載します。
ご了承下さい。
・103.4
この項目はマリガンのやり方について書かれている。MTRに書かれているマリガンは
その詳細なやり方については書いてはいないが、CRのこの項目に全て書かれている。
103.4.
A player who is dissatisfied with his or her initial hand may take a mulligan.
First, the starting player declares whether or not he or she will take a mulligan.
Then each other player in turn order does the same. Once each player has made a
declaration, all players who decided to take mulligans do so at the same time.
To take a mulligan, a player shuffles his or her hand back into his or her deck,
then draws a new hand of one fewer cards than he or she had before. If a player kept
his or her hand of cards, those cards become the player’s opening hand, and that
player may not take any further mulligans. This process is then repeated until
no player takes a mulligan. (Note that if a player’s hand size reaches zero cards,
that player must keep that hand.)
・106
この項目はマナについて書かれているが、マナ・バーンに関する項目が削除された。
フェイズやステップの終了時に、マナ・プールに残っていたマナは単に消失する。
ライフの増減はもはや起きない。
・107.3b
コストに含まれるXの項目が更新された。例えば、続唱能力でめくれた《苦悶の結合/Bond of Agony》
は、X=0しか選べない、ということが明確化された。
107.3b If a player is casting a spell that has an {X} in its mana cost, the value
of X isn’t defined by the text of that spell, and an effect lets that player cast
that spell while paying neither its mana cost nor an alternative cost that includes X,
then the only legal choice for X is 0. This doesn’t apply to effects that only
reduce a cost, even if they reduce it to zero. See rule 601, "Casting Spells."
・110.5a
トークンのオーナーは、それを戦場に出した時のトークンのコントローラーであることが示された。
・118
これまで、ダメージはプレイヤーやクリーチャーに与えられるものであった。
プレイヤーに与えられるダメージとクリーチャーに与えられるダメージは同じ挙動を示していたが、
プレインズウォーカーや萎縮、そして新しい絆魂といった、ダメージを与えた結果が変わる場合が
出てくるようになった。大きな変更点は2つあり、1つはCR118.3に規定されている、ダメージを
による結果が整備された点であり、もう1つはCR118.4に規定されている、ダメージがどのように
処理されるか、という点である。実際にはダメージは以下のように処理される。
1)ダメージが与えられたら、軽減効果やダメージを置換する効果を適用する。
「ダメージが与えられた時」に誘発する能力は、この時点で誘発し、スタックに置かれるのを待つ。
2)ダメージによる結果を考慮する。考慮した結果、置換効果がそれに適用される場合がある。
(ライフを失ったり、カウンターを得たりする)
3)ダメージによるイベントが実行される。
例)プレイヤーAは《加護の反射/Boon Reflection》をコントロールしている。
プレイヤーAが2/2の絆魂能力を持つクリーチャーで、プレイヤーBを攻撃した。
プレイヤーBはそれをブロックせず、《サマイトの癒し手/Samite Healer》の能力で、
自分自身へのダメージを1点軽減した。
この場合、ダメージの処理は以下のようになる。
[Bに2ダメージが与えられる]
↓軽減効果を適用する。
[Bに1ダメージが与えられる]
↓ダメージによる結果を考慮する。
[Bは1ライフを失い、Aは1ライフを得る。]
↓置換効果を適用する。
[Bは1ライフを失い、Aは2ライフを得る。]
ダメージによるイベントを実行する。全ては同時に実行される。
・400.9
ゲームの外部とは、どの領域にも属さないことである。
旧ルールでは「ゲーム外領域」がゲームの外部であったが、それは追放領域となったので、
ゲームの外部ではなくなった。
・510
戦闘ダメージはスタックを用いないことが追加された。
・612.1
継続的効果の相互作用の適用順が変更された。
旧CRの第5種にあたる部分が、第5種と第6種に分類された。
第1種:コピー効果
第2種:コントロール変更効果
第3種:文章変更効果
第4種:タイプ変更効果
第5種:色変更効果/color-changing effect (仮訳)
第6種:能力得失効果/Ability-adding and ability-removing effect (仮訳)
第7種:パワー/タフネス変更効果
・612.3
上の続きで、旧CRの第6種にあたる部分は第7種にナンバリングされ、7a~7eの分類も変更になった。
第7a種:特性定義能力の効果
第7b種:パワーまたはタフネスを特定の値にする効果
第7c種:パワーまたはタフネスに修整を加える効果
第7d種:カウンターの効果
第7e種:パワーとタフネスを入れ替える効果
例)
《墨深みの魔女/Inkfathom Witch》:第6b種 → 第7b種
《巨大化/Giant Growth》:第6b種 → 第7c種
《栄光の頌歌/Glorious Anthem》:第6d種 → 第7c種
+1/+1カウンター:第6c種 → 第7d種
《変わり谷/Mutavault》の2番目の能力:第4種+第6b種 → 第4種+第7b種
《蛇変化/Snakeform》:第4種+第5種+第6種 → 第4種+第5種+第6種+第7b種
《謙虚/Humility》:第5種+第6b種 → 第6種+第7b種
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とりあえずここまで。
フェイジングや実存といった物に関してはまた来週にでも。
新しい基本セット、マジック2010プレリリース@東海 のお知らせです。
WofC公式にもありますが、今回の会場はポートメッセです。
(ARBのプレリを行った東別院会館ではありません)
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Magic2010 プレリリース@東海
日時: 7月11日(土)
場所: ポートメッセ名古屋
受付: ~10:00/~13:00/~16:00 (いつものフライト式ではありません。ご注意!)
参加費:3000円
形式:Magic2010 ブースター6つを使用するシールド戦。
デッキリストは使用しません。
試合:スイス式4ラウンド固定。
参考)http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/18.html
みなさまのご来場をお待ちしております。
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なお、今週のFMQは筆者多忙により出題しません。来週はM10プレリリースで起こったことを中心に。
それまでは以下の文書でお楽しみ下さい。
M10FAQ: http://www.wizards.com/magic/TCG/Resources.aspx?x=magic/rules/faqs
新CR: http://www.wizards.com/magic/TCG/Resources.aspx?x=magic/rules
MTR&IPG私訳版: http://www.mjmj.info/data/
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そんなところで。
自分用覚え書き更新です。
第10版とMagic2010での差分リスト。
久しぶりの更新がこんなんで申し訳なく。
ではCR読みに戻ります。
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第10版からMagic2010へ継続して収録されたカード:
《エルフの笛吹き/Elvish Piper》
《クラーケンの目/Kraken’s Eye》
《クローン/Clone》
《グレイブディガー/Gravedigger》
《ゴブリンの長槍使い/Goblin Piker》
《シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon》
《セラの天使/Serra Angel》
《テレパシー/Telepathy》
《ドラゴンの爪/Dragon’s Claw》
《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter》
《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
《ワームの歯/Wurm’s Tooth》
《不屈の自然/Rampant Growth》
《偏頭痛/Megrim》
《光の大嵐/Tempest of Light》
《凄腕の暗殺者/Royal Assassin》
《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》
《双つ術/Twincast》
《吠えたける鉱山/Howling Mine》
《呪文書/Spellbook》
《噛みつきドレイク/Snapping Drake》
《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak》
《地獄界の夢/Underworld Dreams》
《執拗なネズミ/Relentless Rats》
《夢魔/Nightmare》
《大喰らいのワーム/Craw Wurm》
《大気の精霊/Air Elemental》
《大蜘蛛/Giant Spider》
《天使の羽根/Angel’s Feather》
《巨大化/Giant Growth》
《平和な心/Pacifism》
《幻影の戦士/Phantom Warrior》
《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
《心の傷跡/Traumatize》
《怒り狂うゴブリン/Raging Goblin》
《悪魔の角/Demon’s Horn》
《惑乱の死霊/Hypnotic Specter》
《放蕩紅蓮術士/Prodigal Pyromancer》
《旗印/Coat of Arms》
《暗殺/Assassinate》
《極楽鳥/Birds of Paradise》
《樫の力/Might of Oaks》
《歪んだ世界/Warp World》
《死の印/Deathmark》
《沼の悪霊/Bog Wraith》
《溶岩の斧/Lava Axe》
《炎のブレス/Firebreathing》
《炎の壁/Wall of Fire》
《物知りフクロウ/Sage Owl》
《白金の天使/Platinum Angel》
《真髄の針/Pithing Needle》
《瞬間凍結/Flashfreeze》
《破滅のロッド/Rod of Ruin》
《稲妻の精霊/Lightning Elemental》
《立ちはだかる影/Looming Shade》
《精神腐敗/Mind Rot》
《紅蓮地獄/Pyroclasm》
《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
《聖なる力/Holy Strength》
《蠢く骸骨/Drudge Skeletons》
《超大なベイロス/Enormous Baloth》
《踏み荒らし/Overrun》
《邪悪なる力/Unholy Strength》
《高潔のあかし/Righteousness》
《魂の消耗/Consume Spirit》
《魂の管理人/Soul Warden》
《魔力のとげ/Manabarbs》
《魔性の教示者/Diabolic Tutor》
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Magic2010で第10版以外から収録されたカード:(スタンダード復活)
《エルフの幻想家/Elvish Visionary》[ALA][M10]
《カミソリ足のグリフィン/Razorfoot Griffin》[INV][7ED][8ED][M10]
《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》[LRW][M10]
《ジャンプ/Jump》[LEA][LEB][2ED][3ED][4ED][M10]
《チビ・ドラゴン/Dragon Whelp》[LEA][LEB][2ED][3ED][4ED][TSB][M10]
《チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar》[LRW][M10]
《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite》[TSP][M10]
《ボール・ライトニング/Ball Lightning》[DRK][4ED][5ED][M10]
《メサの女魔術師/Mesa Enchantress》[PLC][M10]
《ラッパの一吹き/Trumpet Blast》[UDS][M10]
《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess》[LRW][M10]
《加工/Fabricate》[MRD][M10]
《否認/Negate》[MOR][M10]
《地震/Earthquake》[POR][P02][LEA][LEB][2ED][3ED][4ED][5ED][6ED][7ED][M10]
《堕落の触手/Tendrils of Corruption》[TSP][M10]
《変身/Polymorph》[MIR][6ED][9ED][M10]
《夜の群れの雄叫び/Howl of the Night Pack》[SHM][M10]
《天界の粛清/Celestial Purge》[CON][M10]
《峡谷のミノタウルス/Canyon Minotaur》[CON][M10]
《強迫/Duress》[USG][7ED][M10]
《思案/Ponder》[LRW][M10]
《思考の泉/Mind Spring》[MOR][M10]
《思考の粉砕/Mind Shatter》[MOR][M10]
《恐ろしき攻撃/Panic Attack》[PCY][8ED][9ED][M10]
《時間のねじれ/Time Warp》[S99][TMP][M10]
《消えないこだま/Haunting Echoes》[ODY][M10]
《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus》[DST][M10]
《濃霧/Fog》[LEA][LEB][2ED][3ED][4ED][5ED][MIR][6ED][7ED][M10]
《火の玉/Fireball》[LEA][LEB][2ED][3ED][4ED][5ED][DST][M10]
《火をつける怒り/Kindled Fury》[MOR][M10]
《火花魔道士の弟子/Sparkmage Apprentice》[RAV][M10]
《無秩序の点火/Ignite Disorder》[CON][M10]
《珊瑚マーフォーク/Coral Merfolk》[USG][7ED][M10]
《白騎士/White Knight》[LEA][LEB][2ED][3ED][4ED][5ED][LGN][M10]
《石巨人/Stone Giant》[LEA][LEB][2ED][3ED][4ED][5ED][M10]
《破門/Excommunicate》[ALA][M10]
《稲妻/Lightning Bolt》[LEA][LEB][2ED][3ED][4ED][M10]
《空中浮遊/Levitation》[ULG][7ED][9ED][M10]
《粉砕/Shatter》[LEA][LEB][2ED][3ED][4ED][ICE][5ED][TMP][6ED][7ED][8ED][MRD][9ED][M10]
《衰弱/Weakness》[LEA][LEB][2ED][3ED][4ED][5ED][M10]
《角海亀/Horned Turtle》[POR][TMP][6ED][7ED][8ED][9ED][M10]
《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》[LRW][M10]
《鎧をまとった上昇/Armored Ascension》[SHM][M10]
《風のドレイク/Wind Drake》[POR][S99][TMP][6ED][7ED][8ED][9ED][M10]
《骨の壁/Wall of Bone》[LEA][LEB][2ED][3ED][4ED][5ED][7ED][M10]
《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane》[LRW][M10]
《黒騎士/Black Knight》[LEA][LEB][2ED][3ED][4ED][5ED][M10]
------------------------------------------
Magic2010 で新規に印刷されたカード:
《アンデッドを屠る者/Undead Slayer》
《エメラルドのオリックス/Emerald Oryx》
《エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid》
《カビのマムシ/Mold Adder》
《カロニアのビヒモス/Kalonian Behemoth》
《ガーゴイルの城/Gargoyle Castle》
《グリフィンの歩哨/Griffin Sentinel》
《ケリノアのコウモリ/Kelinore Bat》
《ケンタウルスの狩猟者/Centaur Courser》
《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》
《ゴブリン弩弓隊/Goblin Artillery》
《ゴルゴンのフレイル/Gorgon Flail》
《ザスリッドの悪魔/Xathrid Demon》
《ザスリッドの見習い僧/Acolyte of Xathrid》
《ジャッカルの使い魔/Jackal Familiar》
《スフィンクスの大使/Sphinx Ambassador》
《ゾンビの大巨人/Zombie Goliath》
《マグマのフェニックス/Magma Phoenix》
《マーフォークの君主/Merfolk Sovereign》
《ルーン爪の熊/Runeclaw Bear》
《ロウクスの長槍の達人/Rhox Pikemaster》
《ヴィーアシーノの槍狩人/Viashino Spearhunter》
《不滅/Indestructibility》
《予言/Divination》
《信仰の壁/Wall of Faith》
《先兵の精鋭/Elite Vanguard》
《光帯びの聖騎士/Lightwielder Paladin》
《再びの生/Regenerate》
《出征路のグール/Warpath Ghoul》
《包囲マストドン/Siege Mastodon》
《危害のあり方/Harm’s Way》
《反逆の行動/Act of Treason》
《口を開く地割れ/Yawning Fissure》
《古参兵の剣鍛冶/Veteran Swordsmith》
《古参兵の鎧鍛冶/Veteran Armorsmith》
《吠えたけるバンシー/Howling Banshee》
《吸血鬼の夜侯/Vampire Nocturnus》
《吸血鬼の貴族/Vampire Aristocrat》
《命取りの出家蜘蛛/Deadly Recluse》
《命運の鏡/Mirror of Fate》
《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger》
《地鳴りの一撃/Seismic Strike》
《墓地を刈り取るもの/Cemetery Reaper》
《墓場からの復活/Rise from the Grave》
《墓暴き/Disentomb》
《変幻のハイドラ/Protean Hydra》
《夜の子/Child of Night》
《大貂皮鹿/Great Sable Stag》
《天使の慈悲/Angel’s Mercy》
《守護熾天使/Guardian Seraph》
《安全な道/Safe Passage》
《宮殿の護衛/Palace Guard》
《尊き一角獣/Prized Unicorn》
《嵐前線のペガサス/Stormfront Pegasus》
《幻影の召使い/Illusionary Servant》
《悪斬の天使/Baneslayer Angel》
《戦慄の魔術使い/Dread Warlock》
《暴走するサイ/Stampeding Rhino》
《暴風/Windstorm》
《本質の散乱/Essence Scatter》
《栄光の突撃/Glorious Charge》
《根縛りの岩山/Rootbound Crag》
《棍棒のトロール/Cudgel Troll》
《棘茨の忍び寄るもの/Bramble Creeper》
《業火の精霊/Inferno Elemental》
《樫変化/Oakenform》
《次元の浄化/Planar Cleansing》
《気まぐれイフリート/Capricious Efreet》
《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》
《氷の牢獄/Ice Cage》
《氷河の城砦/Glacial Fortress》
《沈黙/Silence》
《清浄の名誉/Honor of the Pure》
《焦熱のヘルハウンド/Fiery Hellhound》
《燃え立つ調査/Burning Inquiry》
《目潰しの魔道士/Blinding Mage》
《真面目な捧げ物/Solemn Offering》
《睡眠/Sleep》
《破滅の刃/Doom Blade》
《神聖なる評決/Divine Verdict》
《秘本掃き/Tome Scour》
《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit》
《精神の制御/Mind Control》
《終わり無き海の海蛇/Serpent of the Endless Sea》
《絆魂/Lifelink》
《絡め取る蔦/Entangling Vines》
《自然のらせん/Nature’s Spiral》
《蔵の開放/Open the Vaults》
《蟻の女王/Ant Queen》
《血なまぐさい結合/Sanguine Bond》
《血の峠の狂戦士/Berserkers of Blood Ridge》
《血の署名/Sign in Blood》
《西風のスプライト/Zephyr Sprite》
《見紛う蜃気楼/Convincing Mirage》
《覚醒のドルイド/Awakener Druid》
《認識不能/Disorient》
《警備隊長/Captain of the Watch》
《豊潤な収穫/Bountiful Harvest》
《速さの炸裂/Burst of Speed》
《酸のスライム/Acidic Slime》
《野生の狩りの達人/Master of the Wild Hunt》
《銀毛のライオン/Silvercoat Lion》
《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove》
《隠れ潜む捕食者/Lurking Predators》
《集団意識/Hive Mind》
《霜の壁/Wall of Frost》
《霧の豹/Mist Leopard》
《願いのジン/Djinn of Wishes》
《魂の出血/Soul Bleed》
《魅惑するセイレーン/Alluring Siren》
《魔道士封じの鎧/Magebane Armor》
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第10版にあるがMagic2010で収録されていないカード:(スタンダード落ち)
《ありがたい老修道士/Venerable Monk》
《うろつく空狩人/Skyhunter Prowler》
《くぐつ師/Puppeteer》
《ただれたゴブリン/Festering Goblin》
《ついえし希望/Sunken Hope》
《のぞき見/Peek》
《はさみカブト虫/Pincher Beetles》
《はびこり/Overgrowth》
《ひきつり/Twitch》
《ふるい分け/Sift》
《まごつき/Discombobulate》
《ゆらめく翼/Shimmering Wings》
《アイケイシアの僧侶/Icatian Priest》
《アカデミーの研究者/Academy Researchers》
《アダーカー荒原/Adarkar Wastes》
《アナーバのボディガード/Anaba Bodyguard》
《アンデッドの王/Lord of the Undead》
《エイヴンの風読み/Aven Windreader》
《エイヴンの魚捕り/Aven Fisher》
《エルフのチャンピオン/Elvish Champion》
《エルフの狂戦士/Elvish Berserker》
《エルフの騎手/Elven Riders》
《オーク弩弓隊/Orcish Artillery》
《オーラの移植/Aura Graft》
《カブトガニ/Horseshoe Crab》
《カマキリ・エンジン/Mantis Engine》
《カープルーザンの徘徊者/Karplusan Strider》
《カープルーザンの森/Karplusan Forest》
《ガイアの伝令/Gaea’s Herald》
《キイェルドーの近衛隊/Kjeldoran Royal Guard》
《キマイラ杖/Chimeric Staff》
《ギトゥの宿営地/Ghitu Encampment》
《クウィリーオンのドライアド/Quirion Dryad》
《グールの大群/Mass of Ghouls》
《ゲリラ戦術/Guerrilla Tactics》
《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》
《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob》
《ゴブリンの王/Goblin King》
《ゴブリンの知識/Goblin Lore》
《ゴブリンの空襲部隊/Goblin Sky Raider》
《ゴブリン精鋭歩兵部隊/Goblin Elite Infantry》
《サマイトの癒し手/Samite Healer》
《サルディアの巨像/Colossus of Sardia》
《シタヌールのフルート/Citanul Flute》
《ショック/Shock》
《シヴのヘルカイト/Shivan Hellkite》
《シヴの浅瀬/Shivan Reef》
《シー・モンスター/Sea Monster》
《ジェイムデー秘本/Jayemdae Tome》
《スカイシュラウドのレインジャー/Skyshroud Ranger》
《スケイズ・ゾンビ/Scathe Zombies》
《スマッシュ/Smash》
《スラルの外科医/Thrull Surgeon》
《セファリッドの警官/Cephalid Constable》
《セラの抱擁/Serra’s Embrace》
《センギアの吸血鬼/Sengir Vampire》
《ツンドラ狼/Tundra Wolves》
《トゲ尾の雛/Spiketail Hatchling》
《トロールの苦行者/Troll Ascetic》
《ドラゴンの休息地/Dragon Roost》
《ドロスのクロコダイル/Dross Crocodile》
《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk》
《ネクラタル/Nekrataal》
《ハリケーン/Hurricane》
《ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall》
《バリスタ班/Ballista Squad》
《ピット・ファイター、カマール/Kamahl, Pit Fighter》
《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager》
《ファイレクシアの蔵/Phyrexian Vault》
《フェアリーの集会場/Faerie Conclave》
《フェメレフの射手/Femeref Archers》
《ブラッドロック・サイクロプス/Bloodrock Cyclops》
《ブランチウッドの鎧/Blanchwood Armor》
《ブーメラン/Boomerang》
《ベナリアの騎士/Benalish Knight》
《ボガーダンの炎魔/Bogardan Firefiend》
《ボトルのノーム/Bottle Gnomes》
《マハモティ・ジン/Mahamoti Djinn》
《マローの魔術師モリモ/Molimo, Maro-Sorcerer》
《モグの狂信者/Mogg Fanatic》
《ヤヴィマヤの女魔術師/Yavimaya Enchantress》
《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
《ラクァタス大使/Ambassador Laquatus》
《ラッシュウッドのドライアド/Rushwood Dryad》
《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel》
《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
《ラースの灼熱洞/Furnace of Rath》
《ルートウォーターの女族長/Rootwater Matriarch》
《ルートウォーターの猛士/Rootwater Commando》
《ルートワラ/Rootwalla》
《ルーメングリッドの管理人/Lumengrid Warden》
《レオニンの円月刀/Leonin Scimitar》
《レガシーの兵器/Legacy Weapon》
《ロウクス/Rhox》
《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》
《ロクソドンの神秘家/Loxodon Mystic》
《ヴィダルケンの黒幕/Vedalken Mastermind》
《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》
《ヴィーアシーノの砂漠の斥候/Viashino Sandscout》
《ヴィーアシーノの飛脚/Viashino Runner》
《ヴェクの聖騎士/Paladin en-Vec》
《万物の声/Voice of All》
《不動の守備兵/Steadfast Guard》
《不死の標/Beacon of Immortality》
《不穏の標/Beacon of Unrest》
《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
《丘巨人/Hill Giant》
《低木林地/Brushland》
《倍化の立方体/Doubling Cube》
《儀仗兵/Honor Guard》
《光の心/Heart of Light》
《全能なる者アルカニス/Arcanis the Omnipotent》
《再生/Regeneration》
《分流/Shunt》
《切り刻まれた軍勢/Severed Legion》
《切除するもの/Scalpelexis》
《剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore》
《剣の壁/Wall of Swords》
《力の化身/Avatar of Might》
《力の織り手/Might Weaver》
《動員令/Mobilization》
《合成ゴーレム/Composite Golem》
《吸血コウモリ/Vampire Bats》
《啓蒙/Demystify》
《喚起/Recollect》
《困窮/Distress》
《地底の大河/Underground River》
《墓生まれの詩神/Graveborn Muse》
《墓穴までの契約/Grave Pact》
《夢生まれの詩神/Dreamborn Muse》
《大地の精霊/Earth Elemental》
《大地の飛礫/Spitting Earth》
《大気の壁/Wall of Air》
《大洪水/Deluge》
《天使の合唱/Angelic Chorus》
《天使の壁/Angelic Wall》
《天使の祝福/Angelic Blessing》
《奈落の王/Lord of the Pit》
《宝捜し/Treasure Hunter》
《宿命のネクロマンサー/Doomed Necromancer》
《寄せ餌/Lure》
《岩アナグマ/Rock Badger》
《岩滓のワーム/Scoria Wurm》
《巨大戦車/Juggernaut》
《幻覚/Mind Bend》
《幽霊の管理人/Ghost Warden》
《彩色の星/Chromatic Star》
《彫り込み鋼/Sculpting Steel》
《復活/Recover》
《心魂破/Soulblast》
《忍び寄るカビ/Creeping Mold》
《忍び寄る虎/Stalking Tiger》
《忠誠な歩哨/Loyal Sentry》
《怒りの発散/Primal Rage》
《恐怖/Terror》
《悪人に休息なし/No Rest for the Wicked》
《慈悲の天使/Angel of Mercy》
《憎悪の織り手/Hate Weaver》
《憤怒の織り手/Rage Weaver》
《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge》
《戦士の誉れ/Warrior’s Honor》
《抑えきれない怒り/Uncontrollable Anger》
《攻撃的衝動/Aggressive Urge》
《新緑の魔力/Verdant Force》
《星明かりの発動者/Starlight Invoker》
《時間の伸長/Time Stretch》
《時間の把握/Telling Time》
《時間停止/Time Stop》
《暗渠を這うもの/Duct Crawler》
《暴走するヌー/Stampeding Wildebeests》
《最下層民/Pariah》
《木の壁/Wall of Wood》
《木登りカヴー/Kavu Climber》
《本質の吸収/Essence Drain》
《栄光の頌歌/Glorious Anthem》
《根の迷路/Root Maze》
《梢の蜘蛛/Canopy Spider》
《森のバジリスク/Sylvan Basilisk》
《森の占術/Sylvan Scrying》
《樹上の村/Treetop Village》
《樹上の篭手/Treetop Bracers》
《機械の行進/March of the Machines》
《死を食うもの/Mortivore》
《死闘/Mortal Combat》
《残酷な布告/Cruel Edict》
《気絶/Stun》
《氷の干渉器/Icy Manipulator》
《氷結地獄/Cryoclasm》
《汚染された結合/Contaminated Bond》
《沈黙のオーラ/Aura of Silence》
《沸血の巨像/Bloodfire Colossus》
《法の定め/Rule of Law》
《泥棒カササギ/Thieving Magpie》
《流動石の山崩れ/Flowstone Slide》
《流砂/Quicksand》
《涙の雨/Rain of Tears》
《深海の生息者/Denizen of the Deep》
《湧出/Upwelling》
《溶岩生まれの詩神/Lavaborn Muse》
《潜伏工作員/Sleeper Agent》
《濃霧の精霊/Fog Elemental》
《火炎放射/Cone of Flame》
《火花の精霊/Spark Elemental》
《火葬/Incinerate》
《灰色熊/Grizzly Bears》
《炎波の発動者/Flamewave Invoker》
《焼炉の仔/Furnace Whelp》
《物語の円/Story Circle》
《狡猾な抜け道魔道士/Crafty Pathmage》
《狩り立てられたウンパス/Hunted Wumpus》
《猛火/Blaze》
《猫族の戦士ミリー/Mirri, Cat Warrior》
《産卵池/Spawning Pool》
《畏怖/Fear》
《疫病甲虫/Plague Beetle》
《疫病風/Plague Wind》
《発光/Luminesce》
《盗用/Plagiarize》
《目かくし/Bandage》
《真夜中の儀式/Midnight Ritual》
《真実の信仰者/True Believer》
《矢ぶすま/Hail of Arrows》
《石臼/Millstone》
《破壊の標/Beacon of Destruction》
《破砕/Demolish》
《硫黄泉/Sulfurous Springs》
《社交の達人/Joiner Adept》
《祖神に選ばれし者/Ancestor’s Chosen》
《神の怒り/Wrath of God》
《秘儀の教示/Arcane Teachings》
《種子生まれの詩神/Seedborn Muse》
《空の織り手/Sky Weaver》
《空民の助言/Counsel of the Soratami》
《空狩人の巡回兵/Skyhunter Patrol》
《空狩人の散兵/Skyhunter Skirmisher》
《突撃の地鳴り/Seismic Assault》
《突然の衝撃/Sudden Impact》
《粉砕の嵐/Shatterstorm》
《精神石/Mind Stone》
《糾弾/Condemn》
《絡み森の蜘蛛/Tangle Spider》
《聖なる日/Holy Day》
《脅しつけ/Threaten》
《脱出/Evacuation》
《脱水/Dehydration》
《脱走魔術師/Fugitive Wizard》
《自然との融和/Commune with Nature》
《自然の泉/Natural Spring》
《若年の騎士/Youthful Knight》
《若返りの泉/Fountain of Youth》
《苦悩/Afflict》
《苦悶の記憶/Agonizing Memories》
《薄暮のインプ/Dusk Imp》
《薄暮の騎士/Knight of Dusk》
《蘇生の妙薬/Reviving Dose》
《蜂の巣/The Hive》
《街道筋の強盗/Highway Robber》
《要塞の規律/Stronghold Discipline》
《触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable》
《説得/Persuasion》
《護民官の道探し/Civic Wayfinder》
《豊穣/Abundance》
《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats》
《轟きの巨人/Thundering Giant》
《近づきがたい監視塔/Forbidding Watchtower》
《追憶/Reminisce》
《連絡/Tidings》
《連続突撃/Relentless Assault》
《遊牧の民の神話作家/Nomad Mythmaker》
《野生のグリフィン/Wild Griffin》
《野生の末裔/Scion of the Wild》
《金床の拳/Fists of the Anvil》
《針刺ワーム/Spined Wurm》
《鋼のゴーレム/Steel Golem》
《鏡のローブ/Robe of Mirrors》
《陸軍元帥/Field Marshal》
《陽光尾の鷹/Suntail Hawk》
《隆盛なるエヴィンカー/Ascendant Evincar》
《隠された恐怖/Hidden Horror》
《雲のスプライト/Cloud Sprite》
《雲の精霊/Cloud Elemental》
《雲を追うエイヴン/Aven Cloudchaser》
《霊魂放逐/Remove Soul》
《革命家チョー=マノ/Cho-Manno, Revolutionary》
《頭脳いじり/Head Games》
《風生まれの詩神/Windborn Muse》
《骨なしの凶漢/Spineless Thug》
《高所/High Ground》
《魂の絆/Spirit Link》
《魂の織り手/Spirit Weaver》
《魂の饗宴/Soul Feast》
《黎明をもたらす者レイヤ/Reya Dawnbringer》
-----------------------------
(まめちしき)
「10版にあってMagic2010で収録されなかったカード」のうち、
現行スタンダードの他のエキスパンション (LRW, MOR, SHM, EVE, ALA, CON, ARB)
に含まれているカードはありません。
(つまり、「10版にあってMagic2010で収録されなかったカード」は全部スタンダード落ちです。)
第10版とMagic2010での差分リスト。
久しぶりの更新がこんなんで申し訳なく。
ではCR読みに戻ります。
---------------------------------------
第10版からMagic2010へ継続して収録されたカード:
《エルフの笛吹き/Elvish Piper》
《クラーケンの目/Kraken’s Eye》
《クローン/Clone》
《グレイブディガー/Gravedigger》
《ゴブリンの長槍使い/Goblin Piker》
《シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon》
《セラの天使/Serra Angel》
《テレパシー/Telepathy》
《ドラゴンの爪/Dragon’s Claw》
《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter》
《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
《ワームの歯/Wurm’s Tooth》
《不屈の自然/Rampant Growth》
《偏頭痛/Megrim》
《光の大嵐/Tempest of Light》
《凄腕の暗殺者/Royal Assassin》
《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》
《双つ術/Twincast》
《吠えたける鉱山/Howling Mine》
《呪文書/Spellbook》
《噛みつきドレイク/Snapping Drake》
《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak》
《地獄界の夢/Underworld Dreams》
《執拗なネズミ/Relentless Rats》
《夢魔/Nightmare》
《大喰らいのワーム/Craw Wurm》
《大気の精霊/Air Elemental》
《大蜘蛛/Giant Spider》
《天使の羽根/Angel’s Feather》
《巨大化/Giant Growth》
《平和な心/Pacifism》
《幻影の戦士/Phantom Warrior》
《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
《心の傷跡/Traumatize》
《怒り狂うゴブリン/Raging Goblin》
《悪魔の角/Demon’s Horn》
《惑乱の死霊/Hypnotic Specter》
《放蕩紅蓮術士/Prodigal Pyromancer》
《旗印/Coat of Arms》
《暗殺/Assassinate》
《極楽鳥/Birds of Paradise》
《樫の力/Might of Oaks》
《歪んだ世界/Warp World》
《死の印/Deathmark》
《沼の悪霊/Bog Wraith》
《溶岩の斧/Lava Axe》
《炎のブレス/Firebreathing》
《炎の壁/Wall of Fire》
《物知りフクロウ/Sage Owl》
《白金の天使/Platinum Angel》
《真髄の針/Pithing Needle》
《瞬間凍結/Flashfreeze》
《破滅のロッド/Rod of Ruin》
《稲妻の精霊/Lightning Elemental》
《立ちはだかる影/Looming Shade》
《精神腐敗/Mind Rot》
《紅蓮地獄/Pyroclasm》
《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
《聖なる力/Holy Strength》
《蠢く骸骨/Drudge Skeletons》
《超大なベイロス/Enormous Baloth》
《踏み荒らし/Overrun》
《邪悪なる力/Unholy Strength》
《高潔のあかし/Righteousness》
《魂の消耗/Consume Spirit》
《魂の管理人/Soul Warden》
《魔力のとげ/Manabarbs》
《魔性の教示者/Diabolic Tutor》
------------------------------------------
Magic2010で第10版以外から収録されたカード:(スタンダード復活)
《エルフの幻想家/Elvish Visionary》[ALA][M10]
《カミソリ足のグリフィン/Razorfoot Griffin》[INV][7ED][8ED][M10]
《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》[LRW][M10]
《ジャンプ/Jump》[LEA][LEB][2ED][3ED][4ED][M10]
《チビ・ドラゴン/Dragon Whelp》[LEA][LEB][2ED][3ED][4ED][TSB][M10]
《チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar》[LRW][M10]
《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite》[TSP][M10]
《ボール・ライトニング/Ball Lightning》[DRK][4ED][5ED][M10]
《メサの女魔術師/Mesa Enchantress》[PLC][M10]
《ラッパの一吹き/Trumpet Blast》[UDS][M10]
《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess》[LRW][M10]
《加工/Fabricate》[MRD][M10]
《否認/Negate》[MOR][M10]
《地震/Earthquake》[POR][P02][LEA][LEB][2ED][3ED][4ED][5ED][6ED][7ED][M10]
《堕落の触手/Tendrils of Corruption》[TSP][M10]
《変身/Polymorph》[MIR][6ED][9ED][M10]
《夜の群れの雄叫び/Howl of the Night Pack》[SHM][M10]
《天界の粛清/Celestial Purge》[CON][M10]
《峡谷のミノタウルス/Canyon Minotaur》[CON][M10]
《強迫/Duress》[USG][7ED][M10]
《思案/Ponder》[LRW][M10]
《思考の泉/Mind Spring》[MOR][M10]
《思考の粉砕/Mind Shatter》[MOR][M10]
《恐ろしき攻撃/Panic Attack》[PCY][8ED][9ED][M10]
《時間のねじれ/Time Warp》[S99][TMP][M10]
《消えないこだま/Haunting Echoes》[ODY][M10]
《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus》[DST][M10]
《濃霧/Fog》[LEA][LEB][2ED][3ED][4ED][5ED][MIR][6ED][7ED][M10]
《火の玉/Fireball》[LEA][LEB][2ED][3ED][4ED][5ED][DST][M10]
《火をつける怒り/Kindled Fury》[MOR][M10]
《火花魔道士の弟子/Sparkmage Apprentice》[RAV][M10]
《無秩序の点火/Ignite Disorder》[CON][M10]
《珊瑚マーフォーク/Coral Merfolk》[USG][7ED][M10]
《白騎士/White Knight》[LEA][LEB][2ED][3ED][4ED][5ED][LGN][M10]
《石巨人/Stone Giant》[LEA][LEB][2ED][3ED][4ED][5ED][M10]
《破門/Excommunicate》[ALA][M10]
《稲妻/Lightning Bolt》[LEA][LEB][2ED][3ED][4ED][M10]
《空中浮遊/Levitation》[ULG][7ED][9ED][M10]
《粉砕/Shatter》[LEA][LEB][2ED][3ED][4ED][ICE][5ED][TMP][6ED][7ED][8ED][MRD][9ED][M10]
《衰弱/Weakness》[LEA][LEB][2ED][3ED][4ED][5ED][M10]
《角海亀/Horned Turtle》[POR][TMP][6ED][7ED][8ED][9ED][M10]
《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》[LRW][M10]
《鎧をまとった上昇/Armored Ascension》[SHM][M10]
《風のドレイク/Wind Drake》[POR][S99][TMP][6ED][7ED][8ED][9ED][M10]
《骨の壁/Wall of Bone》[LEA][LEB][2ED][3ED][4ED][5ED][7ED][M10]
《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane》[LRW][M10]
《黒騎士/Black Knight》[LEA][LEB][2ED][3ED][4ED][5ED][M10]
------------------------------------------
Magic2010 で新規に印刷されたカード:
《アンデッドを屠る者/Undead Slayer》
《エメラルドのオリックス/Emerald Oryx》
《エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid》
《カビのマムシ/Mold Adder》
《カロニアのビヒモス/Kalonian Behemoth》
《ガーゴイルの城/Gargoyle Castle》
《グリフィンの歩哨/Griffin Sentinel》
《ケリノアのコウモリ/Kelinore Bat》
《ケンタウルスの狩猟者/Centaur Courser》
《ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain》
《ゴブリン弩弓隊/Goblin Artillery》
《ゴルゴンのフレイル/Gorgon Flail》
《ザスリッドの悪魔/Xathrid Demon》
《ザスリッドの見習い僧/Acolyte of Xathrid》
《ジャッカルの使い魔/Jackal Familiar》
《スフィンクスの大使/Sphinx Ambassador》
《ゾンビの大巨人/Zombie Goliath》
《マグマのフェニックス/Magma Phoenix》
《マーフォークの君主/Merfolk Sovereign》
《ルーン爪の熊/Runeclaw Bear》
《ロウクスの長槍の達人/Rhox Pikemaster》
《ヴィーアシーノの槍狩人/Viashino Spearhunter》
《不滅/Indestructibility》
《予言/Divination》
《信仰の壁/Wall of Faith》
《先兵の精鋭/Elite Vanguard》
《光帯びの聖騎士/Lightwielder Paladin》
《再びの生/Regenerate》
《出征路のグール/Warpath Ghoul》
《包囲マストドン/Siege Mastodon》
《危害のあり方/Harm’s Way》
《反逆の行動/Act of Treason》
《口を開く地割れ/Yawning Fissure》
《古参兵の剣鍛冶/Veteran Swordsmith》
《古参兵の鎧鍛冶/Veteran Armorsmith》
《吠えたけるバンシー/Howling Banshee》
《吸血鬼の夜侯/Vampire Nocturnus》
《吸血鬼の貴族/Vampire Aristocrat》
《命取りの出家蜘蛛/Deadly Recluse》
《命運の鏡/Mirror of Fate》
《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger》
《地鳴りの一撃/Seismic Strike》
《墓地を刈り取るもの/Cemetery Reaper》
《墓場からの復活/Rise from the Grave》
《墓暴き/Disentomb》
《変幻のハイドラ/Protean Hydra》
《夜の子/Child of Night》
《大貂皮鹿/Great Sable Stag》
《天使の慈悲/Angel’s Mercy》
《守護熾天使/Guardian Seraph》
《安全な道/Safe Passage》
《宮殿の護衛/Palace Guard》
《尊き一角獣/Prized Unicorn》
《嵐前線のペガサス/Stormfront Pegasus》
《幻影の召使い/Illusionary Servant》
《悪斬の天使/Baneslayer Angel》
《戦慄の魔術使い/Dread Warlock》
《暴走するサイ/Stampeding Rhino》
《暴風/Windstorm》
《本質の散乱/Essence Scatter》
《栄光の突撃/Glorious Charge》
《根縛りの岩山/Rootbound Crag》
《棍棒のトロール/Cudgel Troll》
《棘茨の忍び寄るもの/Bramble Creeper》
《業火の精霊/Inferno Elemental》
《樫変化/Oakenform》
《次元の浄化/Planar Cleansing》
《気まぐれイフリート/Capricious Efreet》
《水没した地下墓地/Drowned Catacomb》
《氷の牢獄/Ice Cage》
《氷河の城砦/Glacial Fortress》
《沈黙/Silence》
《清浄の名誉/Honor of the Pure》
《焦熱のヘルハウンド/Fiery Hellhound》
《燃え立つ調査/Burning Inquiry》
《目潰しの魔道士/Blinding Mage》
《真面目な捧げ物/Solemn Offering》
《睡眠/Sleep》
《破滅の刃/Doom Blade》
《神聖なる評決/Divine Verdict》
《秘本掃き/Tome Scour》
《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit》
《精神の制御/Mind Control》
《終わり無き海の海蛇/Serpent of the Endless Sea》
《絆魂/Lifelink》
《絡め取る蔦/Entangling Vines》
《自然のらせん/Nature’s Spiral》
《蔵の開放/Open the Vaults》
《蟻の女王/Ant Queen》
《血なまぐさい結合/Sanguine Bond》
《血の峠の狂戦士/Berserkers of Blood Ridge》
《血の署名/Sign in Blood》
《西風のスプライト/Zephyr Sprite》
《見紛う蜃気楼/Convincing Mirage》
《覚醒のドルイド/Awakener Druid》
《認識不能/Disorient》
《警備隊長/Captain of the Watch》
《豊潤な収穫/Bountiful Harvest》
《速さの炸裂/Burst of Speed》
《酸のスライム/Acidic Slime》
《野生の狩りの達人/Master of the Wild Hunt》
《銀毛のライオン/Silvercoat Lion》
《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove》
《隠れ潜む捕食者/Lurking Predators》
《集団意識/Hive Mind》
《霜の壁/Wall of Frost》
《霧の豹/Mist Leopard》
《願いのジン/Djinn of Wishes》
《魂の出血/Soul Bleed》
《魅惑するセイレーン/Alluring Siren》
《魔道士封じの鎧/Magebane Armor》
------------------------------------------
第10版にあるがMagic2010で収録されていないカード:(スタンダード落ち)
《ありがたい老修道士/Venerable Monk》
《うろつく空狩人/Skyhunter Prowler》
《くぐつ師/Puppeteer》
《ただれたゴブリン/Festering Goblin》
《ついえし希望/Sunken Hope》
《のぞき見/Peek》
《はさみカブト虫/Pincher Beetles》
《はびこり/Overgrowth》
《ひきつり/Twitch》
《ふるい分け/Sift》
《まごつき/Discombobulate》
《ゆらめく翼/Shimmering Wings》
《アイケイシアの僧侶/Icatian Priest》
《アカデミーの研究者/Academy Researchers》
《アダーカー荒原/Adarkar Wastes》
《アナーバのボディガード/Anaba Bodyguard》
《アンデッドの王/Lord of the Undead》
《エイヴンの風読み/Aven Windreader》
《エイヴンの魚捕り/Aven Fisher》
《エルフのチャンピオン/Elvish Champion》
《エルフの狂戦士/Elvish Berserker》
《エルフの騎手/Elven Riders》
《オーク弩弓隊/Orcish Artillery》
《オーラの移植/Aura Graft》
《カブトガニ/Horseshoe Crab》
《カマキリ・エンジン/Mantis Engine》
《カープルーザンの徘徊者/Karplusan Strider》
《カープルーザンの森/Karplusan Forest》
《ガイアの伝令/Gaea’s Herald》
《キイェルドーの近衛隊/Kjeldoran Royal Guard》
《キマイラ杖/Chimeric Staff》
《ギトゥの宿営地/Ghitu Encampment》
《クウィリーオンのドライアド/Quirion Dryad》
《グールの大群/Mass of Ghouls》
《ゲリラ戦術/Guerrilla Tactics》
《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》
《ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabob》
《ゴブリンの王/Goblin King》
《ゴブリンの知識/Goblin Lore》
《ゴブリンの空襲部隊/Goblin Sky Raider》
《ゴブリン精鋭歩兵部隊/Goblin Elite Infantry》
《サマイトの癒し手/Samite Healer》
《サルディアの巨像/Colossus of Sardia》
《シタヌールのフルート/Citanul Flute》
《ショック/Shock》
《シヴのヘルカイト/Shivan Hellkite》
《シヴの浅瀬/Shivan Reef》
《シー・モンスター/Sea Monster》
《ジェイムデー秘本/Jayemdae Tome》
《スカイシュラウドのレインジャー/Skyshroud Ranger》
《スケイズ・ゾンビ/Scathe Zombies》
《スマッシュ/Smash》
《スラルの外科医/Thrull Surgeon》
《セファリッドの警官/Cephalid Constable》
《セラの抱擁/Serra’s Embrace》
《センギアの吸血鬼/Sengir Vampire》
《ツンドラ狼/Tundra Wolves》
《トゲ尾の雛/Spiketail Hatchling》
《トロールの苦行者/Troll Ascetic》
《ドラゴンの休息地/Dragon Roost》
《ドロスのクロコダイル/Dross Crocodile》
《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk》
《ネクラタル/Nekrataal》
《ハリケーン/Hurricane》
《ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall》
《バリスタ班/Ballista Squad》
《ピット・ファイター、カマール/Kamahl, Pit Fighter》
《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager》
《ファイレクシアの蔵/Phyrexian Vault》
《フェアリーの集会場/Faerie Conclave》
《フェメレフの射手/Femeref Archers》
《ブラッドロック・サイクロプス/Bloodrock Cyclops》
《ブランチウッドの鎧/Blanchwood Armor》
《ブーメラン/Boomerang》
《ベナリアの騎士/Benalish Knight》
《ボガーダンの炎魔/Bogardan Firefiend》
《ボトルのノーム/Bottle Gnomes》
《マハモティ・ジン/Mahamoti Djinn》
《マローの魔術師モリモ/Molimo, Maro-Sorcerer》
《モグの狂信者/Mogg Fanatic》
《ヤヴィマヤの女魔術師/Yavimaya Enchantress》
《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
《ラクァタス大使/Ambassador Laquatus》
《ラッシュウッドのドライアド/Rushwood Dryad》
《ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel》
《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
《ラースの灼熱洞/Furnace of Rath》
《ルートウォーターの女族長/Rootwater Matriarch》
《ルートウォーターの猛士/Rootwater Commando》
《ルートワラ/Rootwalla》
《ルーメングリッドの管理人/Lumengrid Warden》
《レオニンの円月刀/Leonin Scimitar》
《レガシーの兵器/Legacy Weapon》
《ロウクス/Rhox》
《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer》
《ロクソドンの神秘家/Loxodon Mystic》
《ヴィダルケンの黒幕/Vedalken Mastermind》
《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》
《ヴィーアシーノの砂漠の斥候/Viashino Sandscout》
《ヴィーアシーノの飛脚/Viashino Runner》
《ヴェクの聖騎士/Paladin en-Vec》
《万物の声/Voice of All》
《不動の守備兵/Steadfast Guard》
《不死の標/Beacon of Immortality》
《不穏の標/Beacon of Unrest》
《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
《丘巨人/Hill Giant》
《低木林地/Brushland》
《倍化の立方体/Doubling Cube》
《儀仗兵/Honor Guard》
《光の心/Heart of Light》
《全能なる者アルカニス/Arcanis the Omnipotent》
《再生/Regeneration》
《分流/Shunt》
《切り刻まれた軍勢/Severed Legion》
《切除するもの/Scalpelexis》
《剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore》
《剣の壁/Wall of Swords》
《力の化身/Avatar of Might》
《力の織り手/Might Weaver》
《動員令/Mobilization》
《合成ゴーレム/Composite Golem》
《吸血コウモリ/Vampire Bats》
《啓蒙/Demystify》
《喚起/Recollect》
《困窮/Distress》
《地底の大河/Underground River》
《墓生まれの詩神/Graveborn Muse》
《墓穴までの契約/Grave Pact》
《夢生まれの詩神/Dreamborn Muse》
《大地の精霊/Earth Elemental》
《大地の飛礫/Spitting Earth》
《大気の壁/Wall of Air》
《大洪水/Deluge》
《天使の合唱/Angelic Chorus》
《天使の壁/Angelic Wall》
《天使の祝福/Angelic Blessing》
《奈落の王/Lord of the Pit》
《宝捜し/Treasure Hunter》
《宿命のネクロマンサー/Doomed Necromancer》
《寄せ餌/Lure》
《岩アナグマ/Rock Badger》
《岩滓のワーム/Scoria Wurm》
《巨大戦車/Juggernaut》
《幻覚/Mind Bend》
《幽霊の管理人/Ghost Warden》
《彩色の星/Chromatic Star》
《彫り込み鋼/Sculpting Steel》
《復活/Recover》
《心魂破/Soulblast》
《忍び寄るカビ/Creeping Mold》
《忍び寄る虎/Stalking Tiger》
《忠誠な歩哨/Loyal Sentry》
《怒りの発散/Primal Rage》
《恐怖/Terror》
《悪人に休息なし/No Rest for the Wicked》
《慈悲の天使/Angel of Mercy》
《憎悪の織り手/Hate Weaver》
《憤怒の織り手/Rage Weaver》
《戦場の鍛冶場/Battlefield Forge》
《戦士の誉れ/Warrior’s Honor》
《抑えきれない怒り/Uncontrollable Anger》
《攻撃的衝動/Aggressive Urge》
《新緑の魔力/Verdant Force》
《星明かりの発動者/Starlight Invoker》
《時間の伸長/Time Stretch》
《時間の把握/Telling Time》
《時間停止/Time Stop》
《暗渠を這うもの/Duct Crawler》
《暴走するヌー/Stampeding Wildebeests》
《最下層民/Pariah》
《木の壁/Wall of Wood》
《木登りカヴー/Kavu Climber》
《本質の吸収/Essence Drain》
《栄光の頌歌/Glorious Anthem》
《根の迷路/Root Maze》
《梢の蜘蛛/Canopy Spider》
《森のバジリスク/Sylvan Basilisk》
《森の占術/Sylvan Scrying》
《樹上の村/Treetop Village》
《樹上の篭手/Treetop Bracers》
《機械の行進/March of the Machines》
《死を食うもの/Mortivore》
《死闘/Mortal Combat》
《残酷な布告/Cruel Edict》
《気絶/Stun》
《氷の干渉器/Icy Manipulator》
《氷結地獄/Cryoclasm》
《汚染された結合/Contaminated Bond》
《沈黙のオーラ/Aura of Silence》
《沸血の巨像/Bloodfire Colossus》
《法の定め/Rule of Law》
《泥棒カササギ/Thieving Magpie》
《流動石の山崩れ/Flowstone Slide》
《流砂/Quicksand》
《涙の雨/Rain of Tears》
《深海の生息者/Denizen of the Deep》
《湧出/Upwelling》
《溶岩生まれの詩神/Lavaborn Muse》
《潜伏工作員/Sleeper Agent》
《濃霧の精霊/Fog Elemental》
《火炎放射/Cone of Flame》
《火花の精霊/Spark Elemental》
《火葬/Incinerate》
《灰色熊/Grizzly Bears》
《炎波の発動者/Flamewave Invoker》
《焼炉の仔/Furnace Whelp》
《物語の円/Story Circle》
《狡猾な抜け道魔道士/Crafty Pathmage》
《狩り立てられたウンパス/Hunted Wumpus》
《猛火/Blaze》
《猫族の戦士ミリー/Mirri, Cat Warrior》
《産卵池/Spawning Pool》
《畏怖/Fear》
《疫病甲虫/Plague Beetle》
《疫病風/Plague Wind》
《発光/Luminesce》
《盗用/Plagiarize》
《目かくし/Bandage》
《真夜中の儀式/Midnight Ritual》
《真実の信仰者/True Believer》
《矢ぶすま/Hail of Arrows》
《石臼/Millstone》
《破壊の標/Beacon of Destruction》
《破砕/Demolish》
《硫黄泉/Sulfurous Springs》
《社交の達人/Joiner Adept》
《祖神に選ばれし者/Ancestor’s Chosen》
《神の怒り/Wrath of God》
《秘儀の教示/Arcane Teachings》
《種子生まれの詩神/Seedborn Muse》
《空の織り手/Sky Weaver》
《空民の助言/Counsel of the Soratami》
《空狩人の巡回兵/Skyhunter Patrol》
《空狩人の散兵/Skyhunter Skirmisher》
《突撃の地鳴り/Seismic Assault》
《突然の衝撃/Sudden Impact》
《粉砕の嵐/Shatterstorm》
《精神石/Mind Stone》
《糾弾/Condemn》
《絡み森の蜘蛛/Tangle Spider》
《聖なる日/Holy Day》
《脅しつけ/Threaten》
《脱出/Evacuation》
《脱水/Dehydration》
《脱走魔術師/Fugitive Wizard》
《自然との融和/Commune with Nature》
《自然の泉/Natural Spring》
《若年の騎士/Youthful Knight》
《若返りの泉/Fountain of Youth》
《苦悩/Afflict》
《苦悶の記憶/Agonizing Memories》
《薄暮のインプ/Dusk Imp》
《薄暮の騎士/Knight of Dusk》
《蘇生の妙薬/Reviving Dose》
《蜂の巣/The Hive》
《街道筋の強盗/Highway Robber》
《要塞の規律/Stronghold Discipline》
《触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable》
《説得/Persuasion》
《護民官の道探し/Civic Wayfinder》
《豊穣/Abundance》
《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats》
《轟きの巨人/Thundering Giant》
《近づきがたい監視塔/Forbidding Watchtower》
《追憶/Reminisce》
《連絡/Tidings》
《連続突撃/Relentless Assault》
《遊牧の民の神話作家/Nomad Mythmaker》
《野生のグリフィン/Wild Griffin》
《野生の末裔/Scion of the Wild》
《金床の拳/Fists of the Anvil》
《針刺ワーム/Spined Wurm》
《鋼のゴーレム/Steel Golem》
《鏡のローブ/Robe of Mirrors》
《陸軍元帥/Field Marshal》
《陽光尾の鷹/Suntail Hawk》
《隆盛なるエヴィンカー/Ascendant Evincar》
《隠された恐怖/Hidden Horror》
《雲のスプライト/Cloud Sprite》
《雲の精霊/Cloud Elemental》
《雲を追うエイヴン/Aven Cloudchaser》
《霊魂放逐/Remove Soul》
《革命家チョー=マノ/Cho-Manno, Revolutionary》
《頭脳いじり/Head Games》
《風生まれの詩神/Windborn Muse》
《骨なしの凶漢/Spineless Thug》
《高所/High Ground》
《魂の絆/Spirit Link》
《魂の織り手/Spirit Weaver》
《魂の饗宴/Soul Feast》
《黎明をもたらす者レイヤ/Reya Dawnbringer》
-----------------------------
(まめちしき)
「10版にあってMagic2010で収録されなかったカード」のうち、
現行スタンダードの他のエキスパンション (LRW, MOR, SHM, EVE, ALA, CON, ARB)
に含まれているカードはありません。
(つまり、「10版にあってMagic2010で収録されなかったカード」は全部スタンダード落ちです。)
Friday Magic Quiz. [09-20]
2009年7月17日 FMQ コメント (2)#今週末は日本選手権です。
#Magic2010がトーナメントリーガルになった直後のイベント、
#そして第10版がスタンダードから除かれ、
#CR、MTR、IPGといった新ルールの下で行われる大きなイベントになります。
#おいらも会場には黒シャツを着て参加していますが、見かけても石を投げないで下さい。
個人的にはレガシー選手権が気になるところです。
それでは、今週の問題。
問1
かたならし○×。
「フェイズ・アウトしたパーマネントは、フェイズ・アウト領域に置かれる。」
○か×か?
問2
新ルールをぼちぼち覚えつつあるプレイヤーAとBがいつものゲームをしている。
戦場にはプレイヤーAのコントロールする《カメレオンの巨像/Chameleon Colossus》がある。
Aのターンに、Aは《カメレオンの巨像》で攻撃した。
A「8マナ分の土地はあるから、《カメレオンの巨像》の能力は2回起動できそう。」
B「こっちには防御するクリーチャーはいないしな。とりあえず防御はしないよ。」
A「んー、じゃあ、ブロック・クリーチャー指定ステップ中に、《カメレオンの巨像》の能力を起動。」
Aがそう言うと、Bは手札の《蛇変化/Snakeform》を見せて悩み始めた。
B「たしか、ルール変わっているんだよなー。どうすればダメージを一番小さくできるんだっけ?」
A「……まあ、どこに割り込むにしても、もう一回分、能力は起動できるけどね。」
さて、Bが受ける戦闘ダメージを最も小さくするためには、どの時点で《蛇変化》を唱えればよいだろうか?
Aは最大ダメージをたたき出せるように聡明なプレイングを行うとする。
問3
M10を使用したシールド戦でのこと。
プレイヤーAの《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》が《ゴルゴンのフレイル/Gorgon Flail》を装備している。
A「《包囲攻撃の司令官》の能力を、自身を生け贄にして起動します。」
B「対象は?」
A「あなたの《シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon》で。」
B「……2点じゃ足りなくね?」
A「まあ、優先権は放棄します。何かします?」
B「いや、なにもしないよ。《包囲攻撃の司令官》の能力を解決しようか。」
さて、どうなるか?
----------------
いつものように、回答は週明けにでも。
#Magic2010がトーナメントリーガルになった直後のイベント、
#そして第10版がスタンダードから除かれ、
#CR、MTR、IPGといった新ルールの下で行われる大きなイベントになります。
#おいらも会場には黒シャツを着て参加していますが、見かけても石を投げないで下さい。
個人的にはレガシー選手権が気になるところです。
それでは、今週の問題。
問1
かたならし○×。
「フェイズ・アウトしたパーマネントは、フェイズ・アウト領域に置かれる。」
○か×か?
問2
新ルールをぼちぼち覚えつつあるプレイヤーAとBがいつものゲームをしている。
戦場にはプレイヤーAのコントロールする《カメレオンの巨像/Chameleon Colossus》がある。
Aのターンに、Aは《カメレオンの巨像》で攻撃した。
A「8マナ分の土地はあるから、《カメレオンの巨像》の能力は2回起動できそう。」
B「こっちには防御するクリーチャーはいないしな。とりあえず防御はしないよ。」
A「んー、じゃあ、ブロック・クリーチャー指定ステップ中に、《カメレオンの巨像》の能力を起動。」
Aがそう言うと、Bは手札の《蛇変化/Snakeform》を見せて悩み始めた。
B「たしか、ルール変わっているんだよなー。どうすればダメージを一番小さくできるんだっけ?」
A「……まあ、どこに割り込むにしても、もう一回分、能力は起動できるけどね。」
さて、Bが受ける戦闘ダメージを最も小さくするためには、どの時点で《蛇変化》を唱えればよいだろうか?
Aは最大ダメージをたたき出せるように聡明なプレイングを行うとする。
問3
M10を使用したシールド戦でのこと。
プレイヤーAの《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》が《ゴルゴンのフレイル/Gorgon Flail》を装備している。
A「《包囲攻撃の司令官》の能力を、自身を生け贄にして起動します。」
B「対象は?」
A「あなたの《シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon》で。」
B「……2点じゃ足りなくね?」
A「まあ、優先権は放棄します。何かします?」
B「いや、なにもしないよ。《包囲攻撃の司令官》の能力を解決しようか。」
さて、どうなるか?
----------------
いつものように、回答は週明けにでも。
Answer: Friday Magic Quiz. [09-20A]
2009年7月21日 FMQ コメント (2)#先週末の日本選手権にジャッジとして参加してきました。
#主にプレイヤーからではなく、ジャッジからの質問に答えることが多かったです。
#それでも新ルールの質問は多く、また一部で誤解もあったようですので
#これからも啓蒙活動を続けていきたいと思います。
#3日間の激戦を制し、優勝した中村修平さん、本当におめでとうございます。
#というわけで来年の日本選手権は大阪府になったのでした。はてさて。
以下こぼれ話。
・前日。レガシー選手権のヘッドジャッジに手を挙げたら一発で採用されたでゴザル、の巻。
・事前に予測して撒いたテーブル番号は48まで。参加人数は95人。ん?
・K値16、REL一般であったことに少し感謝。
・時間が本当に足りず、決勝の1試合目途中でおいら自身帰宅の途に。
・そして会場外の駐車場にてネタ撒き氏の優勝を知る。おめでとうございます。
・来年、もし第2回が行われるのなら、大阪という地域補正もあるので2日間開催を希望。
予選8回戦+シングル3回戦をサイドイベントっぽい受付時間開始とか本当に無理。
・でも第2回があるならまたヘッドジャッジしたいなー。
-----------------------------
それでは。先週の回答ー。
×
フェイジングに関してはM10ルール変更で大きくその挙動が変わり、
パーマネントはタップ/アンタップと同様に、フェイズ・イン/フェイズ・アウト という位相を持つようになった。
これにより、フェイズ・アウトしたパーマネントは、その位相がフェイズ・アウトになる。
領域を移動するわけではない。従って問題の答えは×。
フェイジングに関してはCR702.23を参照。
継続的効果の相互作用(レイヤー)の問題である。
現在はAが起動した《カメレオンの巨像/Chameleon Colossus》の能力がスタックにある。
Aにはもう一回《カメレオンの巨像》の能力を起動することができ、
Bは《蛇変化/Snakeform》を唱えることができる。
1)Aが1回目の《カメレオンの巨像》の能力がスタックにある状態で、優先権を放棄した場合
Bは《蛇変化/Snakeform》をこの時点で唱えることができる。もしくはパスをする。
1-1)Bが《蛇変化/Snakeform》を唱えた場合
Aはさらに能力を起動することができる。能力を起動せずに《蛇変化》を解決した場合、
能力が失われてしまうので、能力を起動することはできない。
1-1-1)《蛇変化》の解決前に、Aが2回目の能力を起動した場合
互いに何もできなくなったので、スタックを解決する。
最後に起動した能力により、「+4/+4の修整」を受ける。。
↓
《蛇変化》により「1/1になる」効果が適用されるが、これは第7b種なので、
その後に7c種である「+4/+4の修整」が適用され、これは5/5になる。
↓
まだ残っている《カメレオンの巨像》の能力により、「+5/+5の修整」を受ける。
結果としてこの《カメレオンの巨像》は10/10になる。
1-1-2)《蛇変化》の解決前に、Aが2回目の能力を起動しなかった場合
《蛇変化》により「1/1になる」効果が適用される
↓
《カメレオンの巨像》の能力により、「+1/+1の修整」を受ける。
結果としてこの《カメレオンの巨像》は2/2になる。
Aは能力を起動したほうがダメージが多くなるので、Aは必ず1-1-1)の行動を選択する。
従って、この場合、Bが受けるダメージは10点である。
1-2)Bが優先権を放棄した場合
スタックの一番上が解決されて、《カメレオンの巨像》は「+4/+4の修整」を受ける。
この後、Aは優先権を得る。
1-2-1)Aが2回目の能力を起動した場合
Bがこの能力の解決前に《蛇変化/Snakeform》を唱えると、
2回目の能力の解決時のパワーは5であるので、「+5/+5の修整」を受ける。
結果としてこの《カメレオンの巨像》は10/10になる。
Bがこの能力の解決後に《蛇変化/Snakeform》を唱えると、
「1/1になる」の後に「+4/+4の修整」「+8/+8の修整」を受けるので、
結果としてこの《カメレオンの巨像》は13/13になる。
Bが《蛇変化/Snakeform》を唱えない場合、
結果としてこの《カメレオンの巨像》は16/16になる。
1-2-2)Aが2回目の能力を起動せず優先権を放棄した場合
Bが《蛇変化/Snakeform》を唱えると、Aは2回目の能力を起動するかどうかを選べる。
・Aが2回目の能力を起動した場合
「1/1になる」の後に「+4/+4の修整」「+8/+8の修整」を受けるので、
結果としてこの《カメレオンの巨像》は13/13になる。
・Aが2回目の能力を起動しない場合
「1/1になる」の後に「+4/+4の修整」を受けるので、
結果としてこの《カメレオンの巨像》は5/5になる。
Bが優先権を放棄すると、ステップが進み戦闘ダメージ・ステップに移行する。
結果としてこの《カメレオンの巨像》は8/8である。
Aは能力を起動したほうがダメージが多くなるので、Aは必ず1-2-1)の行動を選択する。
従って、この場合、Bが受ける最小のダメージは10点である。
2)Aが1回目の《カメレオンの巨像》の能力がスタックにある状態で、もう一度能力を起動した場合
Bはどこかで《蛇変化/Snakeform》を唱えないと、ダメージが16点から減らない。
2-1)まだ2つの能力がスタックにある間に、Bが《蛇変化/Snakeform》を唱えた場合
「1/1になる」の後に「+1/+1の修整」「+2/+2の修整」を受けるので、
結果としてこの《カメレオンの巨像》は4/4になる。
2-2)1つ目の能力を解決後、Bが《蛇変化/Snakeform》を唱えた場合
「1/1になる」の後に「+4/+4の修整」「+5/+5の修整」を受けるので、
結果としてこの《カメレオンの巨像》は10/10になる。
2-3)2つの能力を解決後、Bが《蛇変化/Snakeform》を唱えた場合
「1/1になる」の後に「+4/+4の修整」「+8/+8の修整」を受けるので、
結果としてこの《カメレオンの巨像》は13/13になる。
従って、この場合、Bが受ける最小のダメージは4点である。
------------------------
以上の場合分けを考慮すると、Aは最大ダメージをたたき出すために
1)Aが1回目の《カメレオンの巨像》の能力がスタックにある状態で、優先権を放棄した場合
を選択することになる。
従って、Bが最善の手を打ったとしても、受ける最小の戦闘ダメージは10点である。
《シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon》は破壊される。
接死能力はM10ルール改正によって、常在型能力になった。
問題の場合、《シヴ山のドラゴン》は2ダメージを受けるが、その発生源である
《包囲攻撃の司令官》は、既に場にいない。なので、最後の情報を参照すると、
この発生源は場にあったときに《ゴルゴンのフレイル》によって接死を持っている。
前回の状況起因処理のチェック以降に、接死持ちの発生源からダメージを受けたクリーチャーは破壊される(CR704.5h)
ので、この《シヴ山のドラゴン》は状況起因処理によって破壊される。
#以前のルールでは誘発型だったので破壊されませんでした。
-------------------
そんなところで。
#主にプレイヤーからではなく、ジャッジからの質問に答えることが多かったです。
#それでも新ルールの質問は多く、また一部で誤解もあったようですので
#これからも啓蒙活動を続けていきたいと思います。
#3日間の激戦を制し、優勝した中村修平さん、本当におめでとうございます。
#というわけで来年の日本選手権は大阪府になったのでした。はてさて。
以下こぼれ話。
・前日。レガシー選手権のヘッドジャッジに手を挙げたら一発で採用されたでゴザル、の巻。
・事前に予測して撒いたテーブル番号は48まで。参加人数は95人。ん?
・K値16、REL一般であったことに少し感謝。
・時間が本当に足りず、決勝の1試合目途中でおいら自身帰宅の途に。
・そして会場外の駐車場にてネタ撒き氏の優勝を知る。おめでとうございます。
・来年、もし第2回が行われるのなら、大阪という地域補正もあるので2日間開催を希望。
予選8回戦+シングル3回戦をサイドイベントっぽい受付時間開始とか本当に無理。
・でも第2回があるならまたヘッドジャッジしたいなー。
-----------------------------
それでは。先週の回答ー。
問1
かたならし○×。
「フェイズ・アウトしたパーマネントは、フェイズ・アウト領域に置かれる。」
○か×か?
×
フェイジングに関してはM10ルール変更で大きくその挙動が変わり、
パーマネントはタップ/アンタップと同様に、フェイズ・イン/フェイズ・アウト という位相を持つようになった。
これにより、フェイズ・アウトしたパーマネントは、その位相がフェイズ・アウトになる。
領域を移動するわけではない。従って問題の答えは×。
フェイジングに関してはCR702.23を参照。
問2
戦場にはプレイヤーAのコントロールする《カメレオンの巨像/Chameleon Colossus》がある。
Aのターンに、Aは《カメレオンの巨像》で攻撃した。
A「8マナ分の土地はあるから、《カメレオンの巨像》の能力は2回起動できそう。」
B「こっちには防御するクリーチャーはいないしな。とりあえず防御はしないよ。」
A「んー、じゃあ、ブロック・クリーチャー指定ステップ中に、《カメレオンの巨像》の能力を起動。」
Aがそう言うと、Bは手札の《蛇変化/Snakeform》を見せて悩み始めた。
B「たしか、ルール変わっているんだよなー。どうすればダメージを一番小さくできるんだっけ?」
A「……まあ、どこに割り込むにしても、もう一回分、能力は起動できるけどね。」
さて、Bが受ける戦闘ダメージを最も小さくするためには、どの時点で《蛇変化》を唱えればよいだろうか?
Aは最大ダメージをたたき出せるように聡明なプレイングを行うとする。
継続的効果の相互作用(レイヤー)の問題である。
現在はAが起動した《カメレオンの巨像/Chameleon Colossus》の能力がスタックにある。
Aにはもう一回《カメレオンの巨像》の能力を起動することができ、
Bは《蛇変化/Snakeform》を唱えることができる。
1)Aが1回目の《カメレオンの巨像》の能力がスタックにある状態で、優先権を放棄した場合
Bは《蛇変化/Snakeform》をこの時点で唱えることができる。もしくはパスをする。
1-1)Bが《蛇変化/Snakeform》を唱えた場合
Aはさらに能力を起動することができる。能力を起動せずに《蛇変化》を解決した場合、
能力が失われてしまうので、能力を起動することはできない。
1-1-1)《蛇変化》の解決前に、Aが2回目の能力を起動した場合
互いに何もできなくなったので、スタックを解決する。
最後に起動した能力により、「+4/+4の修整」を受ける。。
↓
《蛇変化》により「1/1になる」効果が適用されるが、これは第7b種なので、
その後に7c種である「+4/+4の修整」が適用され、これは5/5になる。
↓
まだ残っている《カメレオンの巨像》の能力により、「+5/+5の修整」を受ける。
結果としてこの《カメレオンの巨像》は10/10になる。
1-1-2)《蛇変化》の解決前に、Aが2回目の能力を起動しなかった場合
《蛇変化》により「1/1になる」効果が適用される
↓
《カメレオンの巨像》の能力により、「+1/+1の修整」を受ける。
結果としてこの《カメレオンの巨像》は2/2になる。
Aは能力を起動したほうがダメージが多くなるので、Aは必ず1-1-1)の行動を選択する。
従って、この場合、Bが受けるダメージは10点である。
1-2)Bが優先権を放棄した場合
スタックの一番上が解決されて、《カメレオンの巨像》は「+4/+4の修整」を受ける。
この後、Aは優先権を得る。
1-2-1)Aが2回目の能力を起動した場合
Bがこの能力の解決前に《蛇変化/Snakeform》を唱えると、
2回目の能力の解決時のパワーは5であるので、「+5/+5の修整」を受ける。
結果としてこの《カメレオンの巨像》は10/10になる。
Bがこの能力の解決後に《蛇変化/Snakeform》を唱えると、
「1/1になる」の後に「+4/+4の修整」「+8/+8の修整」を受けるので、
結果としてこの《カメレオンの巨像》は13/13になる。
Bが《蛇変化/Snakeform》を唱えない場合、
結果としてこの《カメレオンの巨像》は16/16になる。
1-2-2)Aが2回目の能力を起動せず優先権を放棄した場合
Bが《蛇変化/Snakeform》を唱えると、Aは2回目の能力を起動するかどうかを選べる。
・Aが2回目の能力を起動した場合
「1/1になる」の後に「+4/+4の修整」「+8/+8の修整」を受けるので、
結果としてこの《カメレオンの巨像》は13/13になる。
・Aが2回目の能力を起動しない場合
「1/1になる」の後に「+4/+4の修整」を受けるので、
結果としてこの《カメレオンの巨像》は5/5になる。
Bが優先権を放棄すると、ステップが進み戦闘ダメージ・ステップに移行する。
結果としてこの《カメレオンの巨像》は8/8である。
Aは能力を起動したほうがダメージが多くなるので、Aは必ず1-2-1)の行動を選択する。
従って、この場合、Bが受ける最小のダメージは10点である。
2)Aが1回目の《カメレオンの巨像》の能力がスタックにある状態で、もう一度能力を起動した場合
Bはどこかで《蛇変化/Snakeform》を唱えないと、ダメージが16点から減らない。
2-1)まだ2つの能力がスタックにある間に、Bが《蛇変化/Snakeform》を唱えた場合
「1/1になる」の後に「+1/+1の修整」「+2/+2の修整」を受けるので、
結果としてこの《カメレオンの巨像》は4/4になる。
2-2)1つ目の能力を解決後、Bが《蛇変化/Snakeform》を唱えた場合
「1/1になる」の後に「+4/+4の修整」「+5/+5の修整」を受けるので、
結果としてこの《カメレオンの巨像》は10/10になる。
2-3)2つの能力を解決後、Bが《蛇変化/Snakeform》を唱えた場合
「1/1になる」の後に「+4/+4の修整」「+8/+8の修整」を受けるので、
結果としてこの《カメレオンの巨像》は13/13になる。
従って、この場合、Bが受ける最小のダメージは4点である。
------------------------
以上の場合分けを考慮すると、Aは最大ダメージをたたき出すために
1)Aが1回目の《カメレオンの巨像》の能力がスタックにある状態で、優先権を放棄した場合
を選択することになる。
従って、Bが最善の手を打ったとしても、受ける最小の戦闘ダメージは10点である。
問3
M10を使用したシールド戦でのこと。
プレイヤーAの《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》が《ゴルゴンのフレイル/Gorgon Flail》を装備している。
A「《包囲攻撃の司令官》の能力を、自身を生け贄にして起動します。」
B「対象は?」
A「あなたの《シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon》で。」
B「……2点じゃ足りなくね?」
A「まあ、優先権は放棄します。何かします?」
B「いや、なにもしないよ。《包囲攻撃の司令官》の能力を解決しようか。」
さて、どうなるか?
《シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon》は破壊される。
接死能力はM10ルール改正によって、常在型能力になった。
問題の場合、《シヴ山のドラゴン》は2ダメージを受けるが、その発生源である
《包囲攻撃の司令官》は、既に場にいない。なので、最後の情報を参照すると、
この発生源は場にあったときに《ゴルゴンのフレイル》によって接死を持っている。
前回の状況起因処理のチェック以降に、接死持ちの発生源からダメージを受けたクリーチャーは破壊される(CR704.5h)
ので、この《シヴ山のドラゴン》は状況起因処理によって破壊される。
#以前のルールでは誘発型だったので破壊されませんでした。
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そんなところで。
Friday Magic Quiz. [09-21]
2009年7月24日 FMQ#次の大型プレミア・イベントはGP新潟です。
#ファクトシートも出ているようですので、おさらいしておきましょう。
#http://www.wizards.com/Magic/TCG/Events.aspx?x=mtgcom/grandprix/niigata09
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東海 イベント情報
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今週末はGPT新潟と、Samoaさん主催のS-Cupが行われます。
7月25日(土)
・GPT新潟#2 (http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/17.html)
#使用するパックはM10です。
7月26日(日)
・S-Cup 8th (http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/31.html)
皆様、よろしくお願いいたします。
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それでは、今週の問題。
問1
かたならし○×。
「接死と絆魂を両方持つ発生源が、クリーチャーにダメージを与えた場合、
『接死によるクリーチャーの破壊』と、『絆魂による回復』は、同時に起こる。」
○か×か?
問2
M10って4色だよね? と主張するプレイヤーAに対し、
いや、アーティファクト入れて5色だ、という反論をするプレイヤーBの2人が、いつものゲームをしている。
プレイヤーAはカウンターの乗っていない《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》をコントロールしている。
プレイヤーBはそれを対象に《マグマのしぶき/Magma Spray》をプレイした。
A「それの解決前に《危害のあり方/Harm’s Way》をプレイ。対象はB自身で。」
B「む。じゃあ、さらにその解決前に《危害のあり方》をプレイ。対象は《台所の嫌がらせ屋》で。」
さて、Bは《台所の嫌がらせ屋》を追放したいと考え、Aはそれをさせないようなプレイングを行うが、
BはAの《台所の嫌がらせ屋》を追放できるだろうか?
問3
《要撃/Waylay》の現在のオラクルは次の通りである。
Put three 2/2 white Knight creature tokens onto the battlefield. Exile them at the beginning of the next cleanup step.
対戦相手のクリンナップ・ステップに、対戦相手がの手札が8枚だったので、
対戦相手は手札を1枚捨てた。それにより、《偏頭痛/Megrim》が誘発した。
これで優先権のやりとりが行われるようになったので、
私は《要撃/Waylay》をプレイし、騎士・トークンを3体出した。
特にそれ以外のやりとりは行われず、私のターンになったのだが……
この騎士・トークンはどうなっているだろうか?
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いつものように、回答は来週にでも。
Answer: Friday Magic Quiz. [09-21A]
2009年7月29日 FMQ コメント (4)#Magic2010 Gameday 大会は、K値24、REL競技なことを知ってちょっとびっくり。
#理論上、日本在住のジャッジ数より大会数は少なくなるんだよねー、とか、
#プレミアとして予約されているK値は40と48でしたっけ? とか、
#一般COの大会で取れる最高のK値は32だっけ? そんな記述どこにあったかな?
#とか、色々考えてしまいました。
まあ、日程的に見て、おいらは帝都の某戦場にいそうな感じではあります。
……原稿書かなきゃ。
それでは、先週の回答。
問1
かたならし○×。
「接死と絆魂を両方持つ発生源が、クリーチャーにダメージを与えた場合、
『接死によるクリーチャーの破壊』と、『絆魂による回復』は、同時に起こる。」
○か×か?
×
絆魂によるライフの回復は、ダメージを与えた結果である。(CR118.3e)
一方、接死によるクリーチャーの破壊は、状況起因処理である。(CR704.5h)
このため、接死と絆魂を両方持つ発生源gあ、クリーチャーにダメージを与えた場合、
ダメージを与えた結果としてライフを得、その後の状況起因処理のチェックで破壊される。
つまり、(この間にプレイヤーは優先権を得ないが)同時でない。
したがって×である。
#現実にこのズレがゲームに影響することはほとんど無いでしょう。
問2
プレイヤーAはカウンターの乗っていない《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》をコントロールしている。
プレイヤーBはそれを対象に《マグマのしぶき/Magma Spray》をプレイした。
A「それの解決前に《危害のあり方/Harm’s Way》をプレイ。対象はB自身で。」
B「む。じゃあ、さらにその解決前に《危害のあり方》をプレイ。対象は《台所の嫌がらせ屋》で。」
さて、Bは《台所の嫌がらせ屋》を追放したいと考え、Aはそれをさせないようなプレイングを行うが、
BはAの《台所の嫌がらせ屋》を追放できるだろうか?
できる。
《マグマのしぶき/Magma Spray》を解決時に、Aは《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》に与えられる
ダメージを2点まで置き換えることができる。
しかし、その置き換える対象はプレイヤーBなので、置換効果を適用した結果、
さらにBはB自身に与えられるダメージを《台所の嫌がらせ屋》へ置換することができる。
結局、Aが1点もしくは2点のダメージを置き換えたとしても、Bはそれと同じだけの点数を
置き換えることができるので、
『《マグマのしぶき》は《台所の嫌がらせ屋》へ2点のダメージを与える』
という状況にできる。この場合、《台所の嫌がらせ屋》は追放されることになる。
問3
《要撃/Waylay》の現在のオラクルは次の通りである。
Put three 2/2 white Knight creature tokens onto the battlefield. Exile them
at the beginning of the next cleanup step.
対戦相手のクリンナップ・ステップに、対戦相手がの手札が8枚だったので、
対戦相手は手札を1枚捨てた。それにより、《偏頭痛/Megrim》が誘発した。
これで優先権のやりとりが行われるようになったので、
私は《要撃/Waylay》をプレイし、騎士・トークンを3体出した。
特にそれ以外のやりとりは行われず、私のターンになったのだが……
この騎士・トークンはどうなっているだろうか?
すでに追放されている。
《偏頭痛》の誘発型能力と、《要撃》の解決が終わった時点で、スタックはいったん空になる。
が、その後、ステップを進めるために優先権を互いにパスすると、新たにクリンナップ・ステップが始まる。(CR514.3a)
《要撃》の遅延誘発型能力により、この新しく始まったクリンナップ・ステップの開始時に
能力が誘発する。これが解決されると、騎士・トークンは追放される。
従って、私のターン開始時には騎士・トークンは既に無く、追放されている。
#いわゆる "Waylay-trick" は、昔と同様、使用できません。
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・識者求ム
こないだのレガシー選手権で、おいらは以下のようなアナウンスをしました。
「《燃え立つ願い》などの、願い/Wish 系のカードは、プレイされた後は追放されます。
したがって、1枚目の《燃え立つ願い》を使用した後、2枚目の《燃え立つ願い》で
1枚目の《燃え立つ願い》を持ってくることはできません。」
このあと、以下のような意見をいただきました。
「願い/Wish でサイドボードのカードを選んだ場合、使用した 願い/Wish は、サイドボードに置く
という規定だったはず。そうであるなら、2枚目の 願い/Wish で、サイドボードにある1枚目の
願い/Wish を持ってくることは可能ではないか?」
会場ではヘッドジャッジ裁定として、
「プレイされた 願い/wish は追放されて追放領域に置かれる。それはサイドボードにはない。」
と、しました。
で、ルールモンガー諸氏にお願いなのですが、
「願い/Wish でサイドボードのカードを選んだ場合、使用した 願い/Wish は、サイドボードに置く」
という根拠がどこにあったか、ご存じの方はいらっしゃいませんか?
古いFAQや旧CR、フロアルール、GRS、CRS、"つぶやき" でもかまいません。
情報をおまちしております。
また、現行のルールでは 願い/Wish はどこにあるべきでしょうか?
これもご意見をお待ちいたします。
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そんなところで。
Friday Magic Quiz. [09-22]
2009年7月31日 FMQ#リミテッドでの土地配分で、《森/Forest》が足りなくなるのは
#よくある話なのですが、今まで《島/Island》が足りなくなる事態に
#なった、という話は皆目聞きません。
青色が強かったセットって、ありましたっけ?
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東海 イベント情報
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今週末はGPT新潟です。併催でGPTバンコクもやりますよー。
8月2日(日)
・GPT新潟#3 http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/52.html
・GPTバンコク http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/36.html
(上記GPT新潟と同会場です)
皆さんよろしくお願いいたします。
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それでは、今週の問題。
問1
かたならし○×。
「墓地にあるカードを、『ダメージの発生源』として選ぶことができる。」
○か×か?
問2
M10のパックを開封すると、思ったよりトークンカードを引かないことに気づいた
プレイヤーAとBが、いつものゲームをしている。
プレイヤーAは、《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》と
《幻影の召使い/Illusionary Servant》をコントロールしている。
プレイヤーBは土地が事故気味で、あまり伸びていない。
そんなBのターン、Bは《火の玉/Fireball》を引いた。
B「土地は《山/Mountain》入れて3枚しかないけど、まあいいか。」
A「?」
B「《火の玉/Fireball》をX=1でプレイ。対象はそっちのクリーチャー2体で。」
A「ええと、対象は2つだから、0.5点、つまり実質0点ダメージの火の玉かい?」
B「そうなるかな? 俺は違うと思うのだが。」
AもBもこれ以上何もしなかった場合、Aのクリーチャー2体はどうなるか?
問3
EDHでのこと。
対戦相手はスリヴァーデッキで、
《悪性スリヴァー/Virulent Sliver》(有毒1を得る)
《筋肉スリヴァー/Muscle Sliver》
《有角スリヴァー/Horned Sliver》
と、1/1の無色のスリヴァー・トークンを5体コントロールしている。
対戦相手のターン、1/1のスリヴァー・トークン (実際は2/2、トランプル、有毒1)5体で
私に攻撃をしてきた。
私のコントロールしているクリーチャーは《宮殿の護衛/Palace Guard》しかなかったが、
できるだけ毒カウンターはもらいたくない。
さて、私がもらう毒カウンターを最も少なくするようにするには、
どういうブロックを宣言すればよいだろうか?
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いつものように、回答は来週にでも。