3ヶ月に一回の(価格的に重要な)イベントがやってまいりました。

とはいえ、前回の更新で《渦まく知識/Brainstorm》とか《思案/Ponder》とか
の制限化があったので、どうせたいしたことはないだろうと・・・

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http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/news/09012008

発表:2008年9月1日
実施:2008年9月20日

Extended
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》 禁止

Legacy
《Time Vault》 禁止

Vintage
《Time Vault》 制限

《金属モックス/Chrome Mox》 制限解除
《ドリーム・ホール/Dream Halls》 制限解除
《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》 制限解除
《親身の教示者/Personal Tutor》 制限解除
《時のらせん/Time Spiral》 制限解除

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PTベルリン前になんてことを。
Extendedは新しいサイクルになると共に大きな変化を迎えそうです。

また、《Time Vault》には、次のオラクルでパワーレベル・エラッタがかかる取り除かれるそうなので
9月26日のコラムを待ちましょう。

個人的にはこれで真空ゴマが無くなってよかっt(銃声
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とりいそぎそんなところで。
#禁止・制限カードが発表されましたが、Extendedでの
#《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》の禁止が一番話題のようですね。
#そしてそれが禁止された理由のひとつに、
#『ゲームが長引いて仕方ないから。』 があるのがまたなんとも。

禁止理由が、《Shahrazad》、《土地税/Land Tax》と全く同じなのですよ。

今週末はおいら主催イベント、C.B.L. 18thです。


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C.B.L. 18th
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 フォーマット:レガシー(認定・K値16・REL『一般』)
 形式:スイス式4〜5回戦のみ。決勝シングルはありません。

 日時:2008年 9月 7日(日曜日)

 会場:Big Magic 名古屋矢場町店
 受付時間: 14:30〜15:00 受付終了しだい、開始します。
 参加費:500円

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みなさまのお越しをお待ちしております。

それでは今週の問題ー

 
問1
かたならし○×。

「通常、ある呪文を解決している間、その呪文自体はスタック領域にある。」

○か×か?

 
問2
二人で双頭巨人戦のドラフトに参加すると、カード的には強いのに、ゲーム中で
必ずどちらかが事故を起こして負けるという、不幸なプレイヤーAとBがいつもの試合をしている。

プレイヤーAは以下のパーマネントをコントロールしている。

3x《森/Forest》
3x《山/Mountain》
2x《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel》

そしてプレイヤーAは手札に《巨人釣り/Giantbaiting》が2枚ある。
現在はプレイヤーAの戦闘前メイン・フェイズなのだが……

このターン、プレイヤーAはプレイヤーBに最大何点のダメージを与える事ができるだろうか?

なお、プレイヤーBは何もリアクションをせず、パーマネントもないものとする。

 
問3 (トリビア的問題)

私がExtendedの試合をしていたときのことである。

私は《ルーンの光輪/Runed Halo》をコントロールしていた。
そして、あるカード《 X 》を指定していた。

しかし、対戦相手がコントロールする《 X 》と、《思案/Ponder》により、
私のライブラリーのカードが削られてしまった。

 
この《 X 》を当てて頂きたい。

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いつものように、回答は週明けにでも。
#カレンダーとにらめっこをする自分がいます。
#いつもは自分の予定を入れてから、イベントの予測をするのですが、
#今年の間はイベントが連続であるので、自分の予定を予測するはめになっています。
#空き時間を作らないといけないんですけどね。

とりあえず10月からのGPT岡山なんですけど。何週目かなー(かなー

それでは先週の回答。

問1
かたならし○×。

「通常、ある呪文を解決している間、その呪文自体はスタック領域にある。」

○か×か?


×



通常、呪文はその解決の最終段階に至るまでは、スタック領域にありつづける。

ただし、いくつかの呪文では、それ自身の効果によって、
解決中にスタック領域から取り除かれる場合がある。

例)《弧状の刃/Arc Blade》、《きらめく願い/Glittering Wish》など。

追記) コメント欄の指摘から、回答を修正しました。
誠に申し訳ございません。


 
問2
プレイヤーAは以下のパーマネントをコントロールしている。

3x《森/Forest》
3x《山/Mountain》
2x《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel》

そしてプレイヤーAは手札に《巨人釣り/Giantbaiting》が2枚ある。
現在はプレイヤーAの戦闘前メイン・フェイズなのだが……

このターン、プレイヤーAはプレイヤーBに最大何点のダメージを与える事ができるだろうか?


20点。

《巨人釣り/Giantbaiting》のプレイに際し、《イラクサの歩哨/Nettle Sentinel》2体を
タップして共謀コストを支払うようにする。すると、《巨人釣り》のプレイ宣言が完了
した後で《イラクサの歩哨》の誘発型能力が誘発する。これによって《イラクサの歩哨》
はアンタップすることになる。

結果として4/4の巨人・トークンが4体と、《イラクサの歩哨》2体で攻撃することが出来る。
つまり、与えられる戦闘ダメージは 4x4+2x2=20点。

 

問3 (トリビア的問題)

私がExtendedの試合をしていたときのことである。

私は《ルーンの光輪/Runed Halo》をコントロールしていた。
そして、あるカード《 X 》を指定していた。

しかし、対戦相手がコントロールする《 X 》と、《思案/Ponder》により、
私のライブラリーのカードが削られてしまった。

この《 X 》を当てて頂きたい。


問題文では特に他の情報を書いていなかったので、《 X 》にはわりと自由度がある。

対象を選ばないライブラリー破壊や、ライブラリーのカードへ影響を与える置換効果など
《 X 》を満たすカードは色々考えられるだろう。
面白い《 X 》があれば、是非コメント欄へ。

 
私の想定解は……

《ディミーアの脳外科医、シアクー/Circu, Dimir Lobotomist》

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そんなところで。
9月7日に行われましたC.B.L. 18thは、18名の参加をいただきました。

スイス4回戦の結果、Myashiro Ronaldo さんが見事全勝で優勝しております。

上位3位までのデッキリストを以下に紹介いたします。

 
次回C.B.L. 19thは 10月始を予定しています。アラーラの解禁後の開催となります。
またいずれ正式に決まり次第、告知いたします。


 
それでは、上位3名のデッキリストです。お楽しみください。

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** WINNER **

Myashiro Ronaldo

Main
4《ゴブリンの従僕/Goblin Lackey》
4《モグの狂信者/Mogg Fanatic》
3《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》
4《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver》
2《ゴブリン修繕屋/Goblin Tinkerer》
4《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》
4《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》
3《宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator》
4《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》
1《ゴブリンの紅蓮術士/Goblin Pyromancer》
2《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》
4《霊気の薬瓶/AEther Vial》

4《不毛の大地/Wasteland》
4《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
3《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
2《蛮族のリング/Barbarian Ring》
3《Plateau》
5《山/Mountain》

Sideboard
1《ゴブリンの王/Goblin King》
1《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter》
4《アメジストのとげ/Thorn of Amethyst》
3《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
3《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
3《解呪/Disenchant》

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* 2nd place *

Maruhashi Masaaki

Main

4《ジャッカルの仔/Jackal Pup》
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《火葬/Incinerate》
4《発展の代価/Price of Progress》
4《モグの狂信者/Mogg Fanatic》
4《ボール・ライトニング/Ball Lightning》
4《火炎破/Fireblast》
2《呪われた巻物/Cursed Scroll》
2《Pyrokinesis》
2《ぼろ布食いの偏執狂/Tattermunge Maniac》
2《モグの下働き/Mogg Flunkies》
2《無謀なる突進/Reckless Charge》
2《音波の炸裂/Sonic Burst》
2《命知らず/Reckless Abandon》
1《ラースの灼熱洞/Furnace of Rath》
2《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
15《山/Mountain》

Sideboard
4《紅蓮破/Pyroblast》
4《紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar》
4《減衰のマトリックス/Damping Matrix》
2《溶融/Meltdown》
1《粉みじん/Pulverize》

-----------------------------------
* 3rd place *

Kondou Kazuma

Main
4《暗黒の儀式/Dark Ritual》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4《強迫/Duress》
4《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
4《Sinkhole》
4《小悪疫/Smallpox》
4《闇の腹心/Dark Confidant》
2《ヨツンの兵卒/Jotun Grunt》
4《腐れ肺の再生術師/Rotlung Reanimator》
4《名誉回復/Vindicate》
2《陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minion》

4《Scrubland》
2《神無き祭殿/Godless Shrine》
4《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》
4《リシャーダの港/Rishadan Port》
2《悪臭の荒野/Fetid Heath》
2《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
1《Karakas》
1《ヴォルラスの要塞/Volrath’s Stronghold》

Sideboard
4《仕組まれた疫病/Engineered Plague》
4《三なる宝球/Trinisphere》
4《虚空の力線/Leyline of the Void》
3《殺戮の契約/Slaughter Pact》

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#DNの新しいデザインは好みではあるのですが、
#前のように3ペインや2ペイン右メニューも選べるといいなあ、と思ったり。
#一応要望には出しておきましたけど、まずは安定して動くように願うばかりです。

萌え画像を自分のアバターに使うという度胸は残念ながらありません。(はわわ


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今週末のプレミア・イベント

9月13日(土)

 ・GPT岡山@千葉 09:30-10:00 千葉市民会館


GP岡山トライアルが早くも開始されます。
アラーラが出てしまうと、環境が変わってしまうため、
シャドームーアの環境が好きなプレイヤーは今のうちですよ。

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そんなわけで、今週の問題ー。

問1
かたならし○×。

「ある2つのカウンターが、異なる効果によって作成されても、名前が同じならば、
 それらは同じように扱われる。」

○か×か?
 
問2
今日も今日とて、構築と調整に余念がないプレイヤーAとBが、いつものゲームをしている。

プレイヤーAは、《誘惑蒔き/Sower of Temptation》をプレイして、Bの《目覚ましヒバリ/Reveillark》
のコントロールを奪った。

その後、Bも《誘惑蒔き》をプレイした。

A「……まあ、手札に打ち消しはないので、通し。」
B「じゃあ、Aの《誘惑蒔き》をもらうよ。」

さて、《目覚ましヒバリ》のコントローラーはA、Bのどちらになるか?
 
問3
アラーラの断片のプレビューが始まっているが、その中に 蘇生/Unearth という能力がある。

http://www.wizards.com/mtg/images/tcg/products/shardsofalara/10elega47o_JP.jpg

上のリンク先のカードを見てもらえれば、蘇生能力がどのようなものかがわかるだろう。

では、上記の《死体の鑑定人》を墓地から蘇生能力でプレイし、場に出た後に
《霧への変化/Turn to Mist》で取り除くとどうなるだろうか?

……といった問題は容易に考えられるのだが、今現在は判断論拠がどこにもないので
誰も正確な答えを出すことができない。


 ##ただ、Rule-Monger諸氏には、思考実験の良き材料ではある。
 ##Reminder textがCRそのもので無いことは重々承知であろう。
 ##では、このReminder textからCRの文章を読み取って仮の答を出すことはできるだろうか?
 ##そしてそれを聞かれたのが試合の真っ最中であるならばどうか?


閑話休題。そこで、似たような問題を問3として出すことにする。


私は《Dreams of the Dead》の能力を使用し、《セラの天使/Serra Angel》を墓地から場に出した。

この《セラの天使》を対象に、《霧への変化》をプレイした。

さて、ターン終了時に、《セラの天使》は場に戻ってくるだろうか?
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いつものように、回答は週明けにでも。


#今週末は日本選手権。その次の週はアラーラのプレリ。
#と、なかなか忙しい週末になりそうです。
#アラーラのプレリは、地域によっては大きい会場で行われる
#ところもあるようですので、公式サイトをチェックして下さいね。

ちなみに、アラーラからは各店舗でもプレリリースが行われますが、
前回と同様な人数の規模で行われる「BIG」なプレリリース大会もあります。

東海地域では、上記の「BIG」プレリリースは、名古屋港湾会館で行います。
皆様ふるってご参加下さい。


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アラーラの断片・「BIG」プレリリース@東海
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開催日: 9月28日(日)

会場: 名古屋港湾会館

大会: 以下の3つの大会が行われます。

  
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  プレリリース(本戦)
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  受付時刻: 09:30~10:30 のみ
  参加費:(未定)
  人数 :上限無し(会場限界まで)
  
  レギュレーション:アラーラの断片を使用したシールド戦。

  スイス戦・ラウンド数は参加人数により上下します。
  Top8シングル戦は行いません。
  上位入賞者には賞品が授与されます。


  
  -------------------------
  プレリリース(フライト式)
  -------------------------


  受付時刻: 09:30~16:00 まで随時
  参加費:(未定)
  人数 :24名(24名揃い次第開始)
  
  レギュレーション:アラーラの断片を使用したシールド戦。

  これまでのプレリリース同様に、人数が揃い次第開始するフライト方式です。
  スイス戦・3~4ラウンド。
  上位入賞者には賞品が授与されます。


  
  -------------------------
  プレリリース(双頭巨人戦)
  -------------------------


  受付時刻: 14:00~14:30 のみ
  参加費:(未定)
  人数 :上限無し(会場限界まで)
  
  レギュレーション:アラーラの断片を使用した双頭巨人・シールド戦。

  2人ペアのチームでゲームを行う、1人とはまた違った面白さがある
  双頭巨人戦でのシールド戦です。

  スイス戦・ラウンド数は参加人数により上下します。
  上位入賞者には賞品が授与されます。


詳しいイベント情報は、また後日告知します。
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それでは、先週の回答。

問1
かたならし○×。

「ある2つのカウンターが、異なる効果によって作成されても、名前が同じならば、
 それらは同じように扱われる。」

○か×か?




同名のカウンターは相互に交換可能である。(CR200.10)

というそのままの文章があるのであった。


 
問2
プレイヤーAは、《誘惑蒔き/Sower of Temptation》をプレイして、Bの《目覚ましヒバリ/Reveillark》
のコントロールを奪った。

その後、Bも《誘惑蒔き》をプレイした。

A「……まあ、手札に打ち消しはないので、通し。」
B「じゃあ、Aの《誘惑蒔き》をもらうよ。」

さて、《目覚ましヒバリ》のコントローラーはA、Bのどちらになるか?


Aのまま。

《誘惑蒔き/Sower of Temptation》の誘発型能力は、《誘惑蒔き》自体が場を離れるまで継続する。

なので、《誘惑蒔き》自体のコントローラーが変わっても、能力が消えたり、
奪ったコントロールが失われることもない。

問題の状況だと、Bは結果として《誘惑蒔き》2体のみをコントロールすることになる。


問3
私は《Dreams of the Dead》の能力を使用し、《セラの天使/Serra Angel》を墓地から場に出した。

この《セラの天使》を対象に、《霧への変化》をプレイした。

さて、ターン終了時に、《セラの天使》は場に戻ってくるだろうか?


戻ってくる。

《Dreams of the Dead》の能力は、そのクリーチャーが場を離れる場合、それを代わりに
ゲームから取り除くという置換効果をもっている。

《霧への変化》は対象のクリーチャーを取り除くので、問題の場合は、
「対象のクリーチャーをゲームから取り除く」部分が、
「対象のクリーチャーをゲームから取り除く」というように置換される。

つまり、対象になった《セラの天使/Serra Angel》は《霧への変化》によって取り除かれて
ゲーム外領域にあるので、《霧への変化》の後半に書かれている誘発型能力は、
取り除かれた《セラの天使》を見つけることができる。

従って、ターン終了時には《セラの天使》は場に戻ってくる。


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そんなところで。




#週末の移動のために金曜は多忙が予想されるので、
#木曜日の深夜にこれを更新しています。
#日本選手権に参加されている方はがんばってください。

それでは今週の問題。

問1

かたならし○×。

「"{5}: Creatures you control get +3/+3 until end of turn."
この起動型能力を解決した後に、同じターンに出した《灰色熊/Grizzly Bears》も、
 +3/+3の修整を受ける。」

○か×か?


問2

次世代のスタンダードデッキを探るべく、ブロック構築のデッキを回していて
《神の怒り/Wrath of God》はブロック構築に無いね、と気づいたAとBがいつものゲームをしている。

プレイヤーBのターンのアップキープ・ステップに、
プレイヤーAは《霧縛りの徒党/Mistbind Clique》をプレイした。

B「打ち消しは手の中にないんだよなー、通し。」
A「じゃ、場に出るね。覇権してよい?」
B「ちょっとまった。《霧縛りの徒党》に《蛇変化/Snakeform》をプレイするよ。」

さて、《蛇変化/Snakeform》は無事解決されたのだが……


2-1)プレイヤーAは《苦花/Bitterblossom》を覇権したいと考えていた。
Aは《苦花/Bitterblossom》を覇権できるだろうか?


2-2)2-1)ができる場合、Bの土地は全てタップされるか?

2-3)2-1)ができる場合、ターンが経過してからAの《霧縛りの徒党》が場を離れた場合に、
  覇権した《苦花/Bitterblossom》は戻ってくるだろうか?


 
問3

3-1)
「"{5}: Creatures you control are indestructible until end of turn."
この起動型能力を解決した後に、同じターンに出した《灰色熊/Grizzly Bears》も、
 このターンには破壊されない。」

○か×か?

3-2)
上の3-1)の理由を説明せよ。(ヒント:問1との違いは何か?)



--------------------
いつものように、回答は週明けにでも。



#オラクル&CR更新記事が上がっているので、こちらは簡易更新です。
#アラーラルール入門もそのうち出ているんじゃないかなー(かなー

それでは、遅くなりましたが、先週の回答。

問1
かたならし○×。

「"{5}: Creatures you control get +3/+3 until end of turn."
この起動型能力を解決した後に、同じターンに出した《灰色熊/Grizzly Bears》も、
 +3/+3の修整を受ける。」

○か×か?


×

詳しい解説は問3のほうに。


問2
プレイヤーBのターンのアップキープ・ステップに、
プレイヤーAは《霧縛りの徒党/Mistbind Clique》をプレイした。

B「打ち消しは手の中にないんだよなー、通し。」
A「じゃ、場に出るね。覇権してよい?」
B「ちょっとまった。《霧縛りの徒党》に《蛇変化/Snakeform》をプレイするよ。」

さて、《蛇変化/Snakeform》は無事解決されたのだが……


2-1)プレイヤーAは《苦花/Bitterblossom》を覇権したいと考えていた。
Aは《苦花/Bitterblossom》を覇権できるだろうか?

2-2)2-1)ができる場合、Bの土地は全てタップされるか?

2-3)2-1)ができる場合、ターンが経過してからAの《霧縛りの徒党》が場を離れた場合に、
  覇権した《苦花/Bitterblossom》は戻ってくるだろうか?


2-1)できる。

《霧縛りの徒党/Mistbind Clique》は既に場に出ているので、「場に出たとき~」という
誘発型能力は誘発している。つまり、覇権能力の前半部分はスタックに既に乗っており、
その後の《蛇変化/Snakeform》で元々のオブジェクトが能力を失おうと関係がない。

従って、Aは覇権能力によって《苦花/Bitterblossom》を取り除くことができる。

2-2)されない。(というより誘発しない)

ゲームから取り除いた時には、すでに《霧縛りの徒党》の能力は《蛇変化》によって失われている。
つまり、「いずれかのフェアリーが霧縛りの徒党により覇権させられたとき」という
誘発型能力は既に無く、何もおこらない。

2-3)戻ってくる。

覇権能力は "関連した能力/Linked Abilitie" である。(CR407.2g)
つまり、覇権能力の前半で取り除かれたパーマネントは、後半部の解決時に戻ってくる。

この場合、覇権されたパーマネントは《苦花》であり、それは覇権能力の後半部の
解決時に戻ってくる。

#なお、《蛇変化》の効果がまだ残っている間に《霧縛りの徒党》が除去されると、
#覇権した《苦花》は戻ってこない。なぜならば、それは覇権能力を持っていないからである。


 
問3

3-1)
「"{5}: Creatures you control are indestructible until end of turn."
この起動型能力を解決した後に、同じターンに出した《灰色熊/Grizzly Bears》も、
 このターンには破壊されない。」

○か×か?

3-2)
上の3-1)の理由を説明せよ。(ヒント:問1との違いは何か?)


3-1)

3-2)

問1と問3を比べると、両方共に継続的効果を生成する起動型能力である。
にもかかわらず、この能力の解決後に出たパーマネントへの扱いが異なるのはなぜか?

実は、

「呪文、起動型能力、誘発型能力による継続的効果」で、かつ、
「オブジェクトの特性、またはそのコントローラーを変更する継続的効果」は
その継続的効果が発生した時点で影響を受けるオブジェクトが決定される。(CR418.3b)

からである。

例を出そう。

《踏み荒らし/Overrun》を解決すると、これは「呪文による継続的効果」で、かつ、
「オブジェクトの特性を変更する継続的効果」である。

なので、《踏み荒らし/Overrun》を解決した時のクリーチャーしか適用されない。

問1の場合も《踏み荒らし/Overrun》と同じく、「起動型能力による継続的効果」で、
「オブジェクトの特性を変更する継続的効果」である。
なので、後から出た《灰色熊/Grizzly Bears》には何の影響もない。

では問3はどうだろうか。これはオブジェクトの特性を変更しない。
CR418.3bに従い、影響を受けるオブジェクトは「固定」されず、文章通りの意味を持つ。
なので、後から出た《灰色熊/Grizzly Bears》も影響を受ける。


------------------
そんなところで。



アラーラの断片に合わせたオラクル・CR更新告知です。

引用元はいつものMaGoの記事を参照して下さい。

http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/other/092408

日本語訳は今回もタカラトミーのサイトに出るのかな?(かな?>JFKさ)

おいらの方では、いつものようにざっくりと紹介していきます。


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オラクル更新:機能的な変更のあるカード
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*《Time Vault》


新オラクル・テキスト
Time Vault comes into play tapped.
Time Vault doesn’t untap during your untap step.
If you would begin your turn while Time Vault is tapped, you may skip that turn instead. If you do, untap Time Vault.
{T}: Take an extra turn after this one.


みなさんお待ちかね(?)の制限・禁止カードになってしまった《Time Vault》のオラクルです。
以前のバージョンと比べると、他の効果によってアンタップすること自体に制約がかからなくなり、
《通電式キー/Voltaic Key》で簡単に「ずっと俺のターン!」ができるようになりました。

目新しいのは3番目の能力でしょうか。元記事中にもありますが、今までのルール文章には
見られない文言になっています。

印刷された文章そのままで解釈するならば、《Time Vault》をアンタップするか
どうかを選択するのはそのコントローラーのアンタップ・ステップです。そして、
アンタップすることを選んだ場合、「このターンを飛ばす(skip THAT turn)」のですが、
この選択をしたのがアンタップ・ステップなので、飛ばされるべきターンは既に始まって
しまっています。そう、印刷された文章では機能しないのです。


さて、新しいオラクルに話を戻しましょう。さきほど問題になった
「飛ばされるべきターンが既に始まっている」ことは3番目の文章で回避されました。

条件は「あなたのターンを開始する際に《Time Vault》がタップ状態であること」(意訳)
なのですが、これによって《Time Vault》がアンタップする際は、

「どっちのターンで」
「どのフェイズ・ステップで」
「誘発した能力とかはどう処理するか」

が問題となりそうです。

例えば、《航跡の打破者/Wake Thrasher》と《Time Vault》が一緒にある場合はどうでしょうか?

#こっから先はRule-Mongerの範疇でしょうね。
#深淵の向こう側からは「ターンとターンの間~~~」という嫌な声が聞こえてきますが。

 

*《Fasting》


《Time Vault》の場合と同様に、ドローステップを飛ばすかどうかの選択を
そのドローステップ自体で行ってしまっているので、文章そのままでは機能しません。
ですので、《Time Vault》の場合と同様な文言になります。

また、生け贄にするところが、印刷された通りに「破壊される」になりました。
がんばって再生してください。

新オラクル・テキスト
At the beginning of your upkeep, put a hunger counter on Fasting. Then destroy
Fasting if it has five or more hunger counters on it.
If you would begin your draw step, you may skip that step instead. If you do,
you gain 2 life.
When you draw a card, destroy Fasting.


 

*《セラのアバター/Serra Avatar》


《セラのアバター/Serra Avatar》が墓地に落ちた場合、ライブラリーに戻りますが
その挙動は今までのオラクルによって置換効果になっていました。
しかし、印刷されたカードは誘発型能力でライブラリーに戻るようになっています。
(他のUrza’s Sagaシリーズと同じ。《次元の狭間/Planar Void》とか。)

今回、印刷された文章は現行のルール下で問題なく動作し、かつ、作成された当時の
意図通りに動くと言うことで、印刷された文章に近くなりました。

新オラクル・テキスト
Serra Avatar’s power and toughness are each equal to your life total.
When Serra Avatar is put into a graveyard from anywhere, shuffle it into
its owner’s library.


インスタントで墓地から取り除いたり、墓地から場に出せるようになりました。強化?

 

*《ゴブリンの溶接工/Goblin Welder》


以前のオラクルでは、「他のアーティファクトを……」という誤解しやすい表現に
なっていましたが、本来このカードが行うのは「場と墓地のアーティファクトを交換する」
という動作です。しかし、「交換」では、パーマネントが墓地へ行くことはありません。
それは破壊されるでもなく、生け贄になるわけでもなく、状況起因効果によるものでもありません。
それらをより現実のルールに従って「交換」するように近づけました。

新オラクル・テキスト
{T}: Choose target artifact a player controls and target artifact card in
that player’s graveyard. If both targets are still legal as this ability
resolves, that player simultaneously sacrifices the artifact and returns
the artifact card to play.


注)「交換/Exchange」の項目をみると、「呪文や能力の中には、ある領域にあるカード
を別の領域にあるカードと交換するように指示するものもある。」とあります。
これをそのまま適用すると何か都合の悪いことがあるのでしょうか?
また、場から墓地に行くことが「交換」で起こらないことが明記されているでしょうか?
Rule-Mongerの方はコメント欄にご一報ください。

 

*《大釜のダンス/Cauldron Dance》


MaGoによると、「パーマネントを場から墓地に置く/ Put into your graveyard」という
表現が使われている唯一のカードだそうです。この表現は「生け贄にする」というように改められます。

新オラクル・テキスト
Play Cauldron Dance only during combat.
Return target creature card from your graveyard to play. That creature
gains haste. Return it to your hand at end of turn.
You may put a creature card from your hand into play. That creature gains
haste. Its controller sacrifices it at end of turn.


 

*《Disharmony》


攻撃しているクリーチャーをアンタップして、コントロールを奪うこの呪文は
通常ならばコントローラーが変わる様に使用されるので、対象のクリーチャーは
コントローラーが変わり、戦闘から取り除かれて「攻撃クリーチャー」で無くなります。

ですが、自分の攻撃クリーチャーに対して《Disharmony》をプレイした場合はどうでしょう?
コントローラーが変わらないので、攻撃クリーチャーで有り続けます。
印刷されている文章からはこれが読み取れないので、オラクルも修正されます。

新オラクル・テキスト
Play Disharmony only during combat before blockers are declared.
Untap target attacking creature and remove it from combat. Gain control of
that creature until end of turn.


 

*《黄金化/Aurification》


壁/Wall の種族ルールが無くなってから、《黄金化/Aurification》は壁にするという
能力をオラクル上では失っていました。しかし、印刷された文章では壁にすると書いて
あるので、オラクルもそのように修正されます。

新オラクル・テキスト
Whenever a creature deals damage to you, put a gold counter on it.
Each creature with a gold counter on it is a Wall in addition to its
other creature types and has defender. (Those creatures can’t attack.)
When Aurification leaves play, remove all gold counters from all creatures.


 

*《Freyalise’s Winds》


IceAgeのこのカードの印刷された文章を見ると、第1文と第2文でセンテンスが切れている
ように見えます。ところが、現在のオラクルはカウンターを乗せたパーマネントに対して
能力を得るように書かれており、挙動が異なります。

このような文章は、すでに《時間のひずみ/Temporal Distortion》というカードがあるので
それに従った文に修正されます。

新オラクル・テキスト
Whenever a permanent becomes tapped, put a wind counter on it.
Permanents with wind counters on them don’t untap during their controllers’
untap steps.
At the beginning of each player’s upkeep, remove all wind counters from
permanents that player controls.


注)とりあえずwindカウンターが乗ったパーマネントが能力を得無くなりました。
 ていうか印刷文からはそんなの読めません。

 

*《Knowledge Vault》


オラクルには印刷された文に無い "until end of turn" という表現があります。
しかし、単純に現在のオラクルからこの文節を取り除くと、手札のカードを
《Knowledge Vault》によって取り除いたカードと交換したいのに、
生け贄にささげてしまうと、起動型能力の前に誘発型能力のほうが先に解決されてしまい、
結果として取り除いたカードは全て墓地に落ちてしまいます。
……つまりこのままでは、このカードは機能しません。

そこで、生け贄に捧げる方の起動型能力を{0}にして、効果で《Knowledge Vault》が
生け贄になるように修正しました。これにより、割り込んで何回でもこの能力を
使用できるようになります。

新オラクル・テキスト
{2}, {T}: Remove the top card of your library from the game face down.
{0}: Sacrifice Knowledge Vault. If you do, discard your hand, then put
all cards removed from the game with Knowledge Vault into their owner’s hand.
When Knowledge Vault leaves play, put all cards removed from the game
with Knowledge Vault into their owner’s graveyard.


 

*《三畳紀の卵/Triassic Egg》


Legend版のこのカードは、上に乗せるカウンターに名前がありませんでした。
Chronicles版で上に乗せるカウンターは「Hatchling」と印刷されていましたが
なぜかオラクルは「Incubation」でした。これら2つの名前のカウンターを同時に扱う
カードは存在しないので、印刷された方を優先するようにしました。

新オラクル・テキスト
{3}, {T}: Put a hatchling counter on Triassic Egg.
Remove two hatchling counters from Triassic Egg, Sacrifice Triassic Egg: You
may put a creature card from your hand or graveyard into play.


 

*《狩り立てる群れ/Hunting Pack》


以前のクリーチャータイプ改訂の際に、《狩り立てる群れ/Hunting Pack》が生み出す
トークンは猫・ビースト トークンになりました。理由としてはこれが収録されている
オンスロートブロックには、他にも猫・ビーストがいること(《クローサのむさぼり獣
/Krosan Vorine》や《黒焦げ牙のクーガー/Chartooth Cougar》)と、
カードの絵が猫に見えるから、でした。

ところが、他のクリーチャーと異なり、《狩り立てる群れ》自体は場に留まるわけでは
ありません。つまり、クリーチャー・タイプを参照する際には絵を見る必要性が
他のクリーチャー・カードよりも薄いのです。つまり、わざわざ猫にする必要は
なかったのでした。

新オラクル・テキスト
Put a 4/4 green Beast creature token into play.
Storm (When you play this spell, copy it for each spell played before it this turn.)


注)カード文章そのままに戻りました。

 

*《Remove Enchantments》


印刷された文章はややこしいのに、オラクルはすっきりとした文章になっています。
それはなぜかというと、オラクルは元々のカードの効果の半分を無視していたからです。

(印刷文)
Remove all enchantments you control and remove all enchantment cards played
on all permanents you control. If this spell is cast during opponent’s
attack, also remove all enchantment cards played on attacking creatures.
All enchantments you own are returned to your hand; all other enchantments
are destroyed.

(これまでのオラクル)
Return all enchantments you own and control to your hand. Then destroy all
Auras attached to permanents you control and/or attached to attacking creatures.

これまでのオラクル通りに解釈すると、以下の点が印刷文と異なります。

・あなたのコントロールするパーマネントにつけられているオーラで、
 あなたがオーナーであるがコントローラーではないオーラは、破壊される。
 (本来は手札に戻るはず)

・あなたがコントロールしていない、攻撃クリーチャーにつけられたオーラで、
 あなたがオーナーであるがコントローラーではないオーラは、破壊される。
 (本来は手札に戻るはず)

・あなたがコントロールしていない、攻撃クリーチャーにつけられたオーラで、
 あなたのオーナーではないオーラは、破壊される。
 (本来、この攻撃クリーチャーは対戦相手のコントロールするものである。
  攻撃クリーチャーのコントローラーがあなたのチームメイトの場合、何の効果も無い。)

・あなたがオーナーでない、あなたのコントロールするエンチャントが、文章に書かれて
 いる条件に合わなかった場合、それらは何も起きない。
 (本来は破壊される)

新しいオラクルはこれらの異状な点を修正しています。

新オラクル・テキスト
Return to your hand all enchantments you both own and control, all Auras
you own attached to permanents you control, and all Auras you own attached
to attacking creatures your opponents control. Then destroy all other
enchantments you control, all other Auras attached to permanents
you control, and all other Auras attached to attacking creatures
your opponents control.


 

*《Cyclopean Tomb》


前回のオラクルでは、《Cyclopean Tomb》が場から墓地に置かれると、
カウンターを取り除く誘発型能力が永遠に繰り返されるようになってしまっていました。

例えば、《Cyclopean Tomb》を起動し、ある土地にカウンターを置きます。
その後、この《Cyclopean Tomb》が墓地に置かれ、カウンターがアップキープに取り除かれます。
では、この後に別の《Cyclopean Tomb》を場に出し、同じ土地にカウンターを置くと……
先ほどの誘発型能力が再度誘発し、カウンターを自動的に取り除いてしまいます。

これでは正常に機能していません。というわけでオラクルは再度修正されるのでした。


新オラクル・テキスト
{2}, {T}: Put a mire counter on target non-Swamp land. That land is a
Swamp as long as it has a mire counter on it. Play this ability only during
your upkeep.
When Cyclopean Tomb is put into a graveyard from play, at the beginning of
each of your upkeeps for the rest of the game, remove all mire counters
from a land that a mire counter was put onto with Cyclopean Tomb but that
a mire counter has not been removed from with Cyclopean Tomb.


 

*《City in a Bottle》、《Golgothian Sylex》、《Apocalypse Chime》


1)印刷された文章に書かれているのは「カード」なので、これは今風の表現である
 「トークンでないパーマネント」に直されます。

2)古い表現である "discarded from play" は、今風の表現だと「生け贄に捧げる」
 となるので、そう直されます。


新オラクル・テキスト
《City in a Bottle》
Whenever a nontoken permanent from the Arabian Nights expansion other than
City in a Bottle is in play, its controller sacrifices it.
Players can’t play cards from the Arabian Nights expansion.

《Golgothian Sylex》
{1}, {T}: Each nontoken permanent from the Antiquities expansion is
sacrificed by its controller.

《Apocalypse Chime》
{2}, {T}: Sacrifice Apocalypse Chime: Destroy all nontoken permanents from
the Homelands expansion. They can’t be regenerated.


-----------------------------------------------------------------------
そんなところで。
機能的でないカードの更新は別記事で。(文字数で跳ねられちゃった)


(つづき)


---------------------------------------------
オラクル更新:機能的でない変更のあるカード
---------------------------------------------


*《吠えたける鉱山/Howling Mine》
とその仲間たち

「ドローステップの開始時にあなたはカードを1枚引く。」というテンプレートがありますが、
これらは「HAHAHA、ドローステップにカードを引くなんていつもやってるYO!」
と誤解される恐れがあります。

つまりドローステップに引くカードが1枚増えることを示すために、この表現を
"additional card" と整備することで、より明確にカードを引かせるようになりました。

新オラクル・テキスト
At the beginning of each player’s draw step, if Howling Mine is untapped,
that player draws an additional card.


同じようなカードもオラクルが修正されます。
《ボガーダンの金床/Anvil of Bogardan》や《生体融合帽/Grafted Skullcap》など。



*《鉄の処女/Iron Maiden》、《拷問の車輪/Wheel of Torture》


同じような効果である《黒の万力/Black Vise》、《拷問台/The Rack》とは
また違ったカードの受け取られ方をされていました。

原因は"deals 1 damage to that player for each [something or other]."
という文章であり、条件に合うカード1枚毎に1ダメージが数回飛ぶ、という
誤解を招いていたのです。

このような誤解が無くなるように、ダメージが与えられるのは1回の誘発につき
1回であると明示する文章になりました。

新オラクル・テキスト
《鉄の処女/Iron Maiden》
At the beginning of each opponent’s upkeep, Iron Maiden deals X damage to
that player, where X is the number of cards in his or her hand minus 4.

《拷問の車輪/Wheel of Torture》
At the beginning of each opponent’s upkeep, Wheel of Torture deals X damage to
that player, where X is 3 minus the number of cards in his or her hand.


同じように、"deals 1 damage for each [something or other]." や
"each 1 damage" というテンプレートで示される文章は、全てどの量と同じになるか
明示的に示されるようになりました。

《Leeches》、《ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negator》、
《蝋燭の輝き/Candles’ Glow》、《ヴィトゥ=ガジーの詠唱/Chant of Vitu-Ghazi》
がそれにあたります。


*《Oath of Lim-Dul》


これも "each 1 hogehoge" の範疇なのですが、元々の文章からして意味がわかりにくい
ものになっていたので、修正されました。

新オラクル・テキスト
Whenever you lose life, for each 1 life you lost, sacrifice a permanent other
than Oath of Lim-Dul unless you discard a card.
(Damage dealt to you causes you to lose life.)
{B}{B}: Draw a card.


 

*《Call to Arms》、《Jihad》

この2枚は場に出る際に対戦相手を選ぶのですが、その後も「選ばれた対戦相手」の
パーマネントの状態を参照しなくてはいけません。
しかし、この表現は正確ではありません。これらのコントローラーが変わった場合には
「選ばれた対戦相手」がいなくなってしまいます。
そこで、これらは「選ばれたプレイヤー」に修正されました。

新オラクル・テキスト《Call to Arms》
As Call to Arms comes into play, choose a color and an opponent.
White creatures get +1/+1.
When the chosen color isn’t the most common color among permanents the chosen player controls, sacrifice Call to Arms.


 

*《ゴブリンの修繕屋スロバッド/Slobad, Goblin Tinkerer》


アラーラの断片で収録されるカードのテンプレートが使用されました。

新オラクル・テキスト
Sacrifice an artifact: Target artifact is indestructible this turn.
("Destroy" effects and lethal damage don’t destroy that artifact.)


 

* "All other" テンプレート


《アーボーグのシャンブラー/Urborg Shambler》のように、"All other.." という
テンプレートを使用している場合、単に "Other.." となるように修正されました。
《隆盛なる勇士クロウヴァクス/Crovax, Ascendant Hero》を参照して下さい。

 

* 《エネルギー・フィールド/Energy Field》、《禁忌の墓所/Forbidden Crypt》
《虚空の力線/Leyline of the Void》


「場を離れた時」という誘発型能力は、他の一般的な誘発型能力と異なり、
その直前の状況を知らなくてはいけません。

このような違いは、墓地にカードが置かれた時に何かをするような能力が
あった場合に、見分けがつきにくいことがあります。

例えば《田舎の破壊者/Countryside Crusher》の場合、どの領域からでも
墓地に土地カードが置かれれば能力は誘発しますが、それは場から離れた場合とは
異なり、場にあった時点での性質を見ていません。

このように、必ずしも「場から離れた時」という誘発型能力の処理と間違えないように
以前の状態を見ず、通常の誘発型能力と同様に処理をする場合は、"card" という表現を
使用してきました。 が、よりよい明確化のために、"from anywhere" を加えるように
なりました。

新オラクル・テキスト
If Leyline of the Void is in your opening hand, you may begin the game with it in play.
If a card would be put into an opponent’s graveyard from anywhere, remove it from the game instead.


 

*《信仰の癒し手/Faith Healer》

オラクルの文章では、効果によって回復すべき値は「生け贄に捧げたエンチャント」
の点数で見たマナ・コストのはずなのに、それが抜け落ちています。
これは適切に修正されます。

新オラクル・テキスト
Sacrifice an enchantment: You gain life equal to the sacrificed
enchantment’s converted mana cost.


 

*《時間のひずみ/Temporal Distortion》

"Permanents with an hourglass counter on them" という文章は
"permanents with hourglass counters on them." と複数個のカウンターでも対応
できるようになりました。(《クルラスの騎士/Kulrath Knight》などを参照。)

 

*《動く土地/Animate Land》

クリーチャーでないパーマネントをクリーチャー化する際に、
"is a creature" という表現は常在型能力で使用されるべきであり、
"becomes a creature" という表現なら期限が定めされている効果に使用されるべきです。

《動く土地/Animate Land》は後者に該当します。
新オラクル・テキスト
Until end of turn, target land becomes a 3/3 creature that’s still a land.


 

*《次元の枷/Spatial Binding》

"upkeep step" という表現の"step"は要らないので消しました。

 

*《島魚ジャスコニアス/Island Fish Jasconius》


文章中にこのカード自身を指す "Jasconius" という単語が出てきますが、
このようなカード名の短縮表記は、伝説のクリーチャーに使用されるものでした。
(《触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable》など)

しかし、《島魚ジャスコニアス》は伝説のクリーチャーではありません。
なので、短縮表記はやめて名前を全部書くことになりました。

 

*《精励する農場労働者/Diligent Farmhand》、
 《パーディック山の火猫/Pardic Firecat》


これら2枚のカードは、自分自身でない他のカードの名前を参照しています。
このような場合、"a card named [that name]" というテンプレートを使うのですが、
今までは不完全にこのテンプレートが使われていました。
適切に使われるように修正されます。

 

*《前兆/Omen》


効果は何もかも《思案/Ponder》と同じなので、テキストも同じになります。

 

*《調和ある収斂/Harmonic Convergence》

ライブラリーの上へ戻す(return) となっていますが、このようにライブラリーの上に
移動する場合は return ではなく put を使用します。

新オラクル・テキスト
Put all enchantments on top of their owners’ libraries.


 

*《オーリオックの鋼打ち/Auriok Steelshaper》、《冷眼のロヴィサ/Lovisa Coldeyes》

クリーチャータイプが複数表記してあると、それら全てを満たしていなければいけないかの
ように見えてしまうので、"and/or" の表記に修正されました。

 

*《An-Havva Inn》

ライフを得るのが誰なのかが、明確化されました。

 

*《カリスマ/Charisma》

コントロールを変化される効果が明確化されました。
《誘惑蒔き/Sower of Temptation》のテンプレートに沿っています。

 

*《猟獣保護区/Game Preserve》、《怒りの発作/Paroxysm》

注釈文にかいてあることから、カードがライブラリーから一度離れているかのような
印象をうけるようになっています。実際にはカードはライブラリー領域から外れる
ことはありません。これらは適切に修正されます。

 

*《機械仕掛けの鳥/Clockwork Avian》

なんと、オラクル文章中では《機械仕掛けの獣/Clockwork Beast》を参照していました。
というか、単なるtypoなので修正されます。

 

*《凍結/Frozen Solid》、《ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll》、
《戦争の精霊/War Elemental》


これらのカードはダメージが与えられることによって誘発型能力を誘発しますが、
それらのテンプレートは "When[ever] damage is dealt to [something]." でした。
ところが、同じような効果を持つ他の29枚のカードは、
"When[ever] [something] is dealt damage." というテンプレートを使用していました。
上記3枚も他の29枚と同じように直されます。

新オラクル・テキスト 《ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll》
As Stuffy Doll comes into play, choose a player.
Stuffy Doll is indestructible.
Whenever Stuffy Doll is dealt damage, it deals that much damage to the
chosen player.
{T}: Stuffy Doll deals 1 damage to itself.


 

*《過ぎ去りし表情/Faces of the Past》、《転換/Turnabout》

CR412.3cによると、解決時に選択を行う場合、不可能な選択肢を選ぶことはできません。
上記2枚のカードは、どれも解決時に全てタップ又はアンタップをさせるものですが、
既にタップされているパーマネントを「タップする行動」は不可能なので、
タップされているパーマネントが1枚でもあれば、この選択はできません。
アンタップに関しても同様です。つまり、どちらも選べない状況に陥ります。

この状態を避けるため、「タップされているパーマネントをアンタップする」という
文章を使用するようにしました。文章は長くなりましたが、より明確になっています。

新オラクル・テキスト 《転換/Turnabout》
Choose artifact, creature, or land. Tap all untapped permanents of the
chosen type target player controls, or untap all tapped permanents of that
type that player controls.


 

*《Solfatara》

同じような効果の《芝地の傷み/Turf Wound》、《月抑え/Moonhold》と同様に、
"can’t play land card" に直されました。

 

*《Phyrexian Portal》

前回のオラクル更新で、より明確にしたしもりでしたが、掲示板の意見から
もう少しちゃんと明確化したほうがよいという意見を取り入れました。再挑戦。

新オラクル・テキスト
{o3}: Target opponent looks at the top ten cards of your library and separates
them into two face-down piles. Remove one of those piles from the game. Search
the other pile for a card, put it into your hand, then shuffle the rest of
that pile into your library. Play this ability only if your library has ten
or more cards in it.


#個人的には裏向きのカードが取り除かれたので表向きにされることを明記したほうが
#良いかと思うのですが、そこまでは要らないかなあ。

 

*《ケルドの闘車/Keldon Battlewagon》


タップすることによってパワーが上がるのですが、ただ単に "the tapped [permanent]"
だとどれなのかわかりづらいので、"the [permanent] tapped this way" と表記する
ようにしました。

 

*《セラの聖歌/Serra’s Hymn》

《救済の天使/Angel of Salvation》のテンプレートを使用しました。

 

*《剣歯コブラ/Sabertooth Cobra》

"prevent" という単語が使われていますが、実際にはダメージをpreventしているのでは
ありません。単語の使用としてはおかしいので、《ガラスのアスプ/Glass Asp》と
同じような表現を使用するようにしました。


以降は細かい変更なのでここではとりあげません。

-----------------------------------------------------------------------
そんなところで。
CR更新についてはCR本文が出てからにします。



アラーラの断片のFAQが発表されています。

http://www.wizards.com/Magic/TCG/Resources.aspx?x=magic/rules/faqs
http://www.mjmj.info/data/faq_ala_j.html

例によってざっくりと一般注釈を紹介。

諸注意:
・カードテキストから簡単に推測できる事項に関しては省略しています。

・なので基本はざっくりです。詳しく知りたい方は上記のFAQ本文をどうぞ。

・一部の注釈では、カードそのもののテキストを引用しています。
 パックを開ける楽しみをspoilされる場合がありますので、ご注意下さい。


--------------------------------------------
一般注釈 / GENERAL NOTES
--------------------------------------------



***カードセット内訳***


全249種類(コモン101、アンコモン60、レア53、神話レア15、基本土地20)


***神話レア / Mythic Rare***


アラーラの断片からは、新しいレアリティーとして、神話レアが登場します。
エキスパンションシンボルの色は、赤みがかったオレンジ色で示されます。

神話レアは通常のレア3枚に1枚ぐらいの割合で封入されています。

  #あれ? 8枚に1枚じゃなかったっけ?

アラーラの断片以降、ブースターパックの中身はだいたい以下のようになります。

1 基本土地
10 コモン
3 アンコモン
1 レアもしくは神話レア
1 ボーナスカード(ルール説明やトークン)
------------------
16 合計

フォイル(箔押し)カードは、そのフォイルカード自体のレアリティーにかかわらず、
コモン・スロットに封入されることになります。


***テーマ: 断片 / Shards***


アラーラの断片は、3色の組み合わせが全体のテーマとなっています。
マジックのカードの裏面にある5つの色を示すシンボルで、隣り合った色の組み合わせが
3つづつ組み合わさる5通りあり、それらが「断片」となって世界を作り上げています。
3色のカードは35枚あり、3色の組み合わせによる呼び名、組み合わせ、特徴は以下の通りです。

・バント(Bant)  緑白青  キーワード能力「賛美/Exalted」
・エスパー(Esper)  白青黒  テーマ「有色アーティファクト」
・グリクシス(Grixis)  青黒赤  キーワード能力「蘇生/Unearth」
・ジャンド(Jund)  黒赤緑  キーワード能力「貪食/Devour」
・ナヤ(Naya)  赤緑白  テーマ「巨大クリーチャー "パワー5"」


***キーワード能力: 貪食/Devour***


Skullmulcher
{4}{G}
Creature -- Elemental
3/3
Devour 1 (As this comes into play, you may sacrifice any number of creatures.
This creature comes into play with that many +1/+1 counters on it.)
When Skullmulcher comes into play, draw a card for each creature it devoured.


・貪食/Devour は常在型能力である。「貪食 N」は、「このオブジェクトが場に出る際に、
 あなたは好きな数のクリーチャーを生け贄に捧げても良い。このパーマネントは、この方法に
 よって生け贄に捧げられたクリーチャー1体につきN個の+1/+1カウンターが置かれた状態で場
 にでる。」を意味する。

・貪食/Devourによって生け贄に捧げたクリーチャーの数を見る場合もある。
・貪食/Devourはクリーチャーのみが持つ能力である。
・貪食/Devourによって必ずしも生け贄にささげなくてもよい(0体でもよい)
・自分自身を貪食/Devourすることはできない。


***キーワード能力: 賛美/Exalted***


Angelic Benediction
{3}{W}
Enchantment
Exalted (Whenever a creature you control attacks alone, that creature gets +1/+1
until end of turn.)
Whenever a creature you control attacks alone, you may tap target creature.


・賛美/Exaltedは誘発型能力である。「賛美/Exalted」は「あなたがコントロールするいずれか
 のクリーチャーが単独で攻撃するたび、そのクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の
 修整を受ける。」を意味する。

・攻撃クリーチャーを指定する場合に、指定したクリーチャーがただ1体の場合、
 あなたのパーマネントのすべての賛美能力が誘発する。

・2体以上のクリーチャーで攻撃し、戦闘中に呪文や能力などで攻撃クリーチャーが1体になっても
 賛美能力は誘発しない。(誘発するタイミングは既に過ぎている)

・攻撃した状態でクリーチャーを場に出す効果があるが、これらの効果によって出された
 クリーチャーは、攻撃を宣言したことにならないので賛美能力は誘発しない。

・双頭巨人戦では、賛美能力が誘発するには「チーム全体で1体」のクリーチャーを
 攻撃クリーチャーに指定した場合のみである。その場合、そのクリーチャーと
 同一のコントローラーがコントロールするパーマネントの賛美能力しか誘発しない。


***キーワード能力: 蘇生/Unearth***


Dregscape Zombie
{1}{B}
Creature -- Zombie
2/1
Unearth {B} ({B}: Return this card from your graveyard to play. It gains haste. Remove
it from the game at end of turn or if it would leave play. Unearth only as a sorcery.)


・蘇生/Unearthは、いずれかの墓地で機能する起動型能力である。「蘇生 [コスト]/Unearth
 [コスト]」は「[コスト]:このカードをあなたの墓地から場に戻す。それは速攻を得る。
 ターン終了時に、それをゲームから取り除く。それが場を離れる場合、それを他のあらゆる
 領域に置く代わりにそれをゲームから取り除く。この能力は、あなたがソーサリーをプレイ
 できるときにのみプレイできる。」を意味する。

・蘇生能力はクリーチャー・カードのみがもつ。
・蘇生能力は起動型能力である。プレイした場合、カード自体はスタックではなく墓地にある。
・蘇生能力が解決されてそれが場に出た場合、
 「速攻を得る」(特性の変化)
 「ターン終了時にゲームから取り除かれる」(遅延誘発型能力)
 「場を離れる場合、代わりにそれをゲームから取り除く」(置換効果)
 の3つの影響を受ける。


***テーマ: 有色アーティファクト/Colored Artifacts***


・アーティファクトは色を持つこともある。(それだけ)


***テーマ: パワー5以上/5 Power Matters***


・パワーが5以上のクリーチャーを対象にする能力や、パワーが5以上のクリーチャーを
 コントロールしているときに誘発する能力があるが、いずれも通常の処理で済む。
 「If節のルール」や「適正な対象」に注意すること。


***採録キーワード: サイクリング***


・サイクリングして誘発する能力を持つ場合、その対象があれば必ず対象を選ばなくてはいけない。
 逆に、対象がなくともサイクリングすることは可能である。


***サイクル: 魔除け***


・いつものようにモードを選択する呪文である。コピーしてもモードは選び直せないことに注意。

***サイクル: 伝令/Herald***


Angel’s Herald
{W}
Creature -- Human Cleric
1/1
{2}{W}, {T}, Sacrifice a green creature, a white creature, and a blue creature:
Search your library for a card named Empyrial Archangel and put it into play.
Then shuffle your library.


・生け贄にするのは条件を満たした3体の異なるクリーチャーである。
 全ての条件を満たしていても1体や2体では能力を起動できない。


***サイクル: 全景/Panorama***


Naya Panorama
Land
{T}: Add {1} to your mana pool.
{1}, {T}, Sacrifice Naya Panorama: Search your library for a basic Mountain, Forest,
or Plains card and put it into play tapped. Then shuffle your library.


・探し出せるのは基本土地カードのみである。基本土地タイプを持つカードではない。


-------------------------------------------------
カード別の注釈(というよりおいらメモ)はプレリリースが終了した後にでも。

あと、ちょいと自身多忙につき今週のFMQはお休みです。
また来週。



アラーラの断片 プレリリースが行われる場所の一覧です。

http://www.wizards.com/Magic/TCG/Events.aspx?x=mtgcom/events/prerelease-japan&tablesort=3

から、東海4県(三重・岐阜・愛知・静岡)を抜き出しています。
抜けがあった場合はごめんなさい。

お近くのショップである場合、是非足をお運び下さい。
近くに無い場合は、十分にパックの数がある、名古屋港湾会館へおいでませ。

なお、各店での大会詳細は、お店まで直接お問い合わせ下さい。

-----------------------------------------
9月27日(土)

FIRE BALL 岐阜店(岐阜市)


9月28日(日)

三重県
・トイーズヤハシ(津市)

岐阜県
・サンダーボルト(大垣市)

愛知県
・名古屋港湾会館(名古屋市)
・おもちゃのハヤカワ六番町(名古屋市)
・シイトヤ玩具店(岡崎市)
・ユーズドショップ アルス(半田市)

静岡県
・マスターズギルド(浜松市)
・おもちゃ倶楽部(牧之原市)
・モンキーペア (静岡市)

-----------------------------------------

 
 
名古屋港湾会館については以下に再掲します。


===================================================
アラーラの断片・「BIG」プレリリース@名古屋港湾会館
===================================================

開催日: 9月28日(日)

会場: 名古屋港湾会館

大会: 以下の3つの大会が行われます。

  
  -------------------------
  プレリリース(本戦)
  -------------------------

  受付時刻: 09:30~10:30 のみ
  人数 :上限無し(会場限界まで)
  
  レギュレーション:アラーラの断片を使用したシールド戦。

  スイス戦・ラウンド数は参加人数により上下します。
  Top8シングル戦は行いません。
  上位入賞者には賞品が授与されます。


  
  -------------------------
  プレリリース(フライト式)
  -------------------------

  受付時刻: 09:30~16:00 まで随時
  人数 :24名(24名揃い次第開始)
  
  レギュレーション:アラーラの断片を使用したシールド戦。

  これまでのプレリリース同様に、人数が揃い次第開始するフライト方式です。
  スイス戦・3~4ラウンド。
  上位入賞者には賞品が授与されます。


  
  -------------------------
  プレリリース(双頭巨人戦)
  -------------------------

  受付時刻: 14:00~14:30 のみ
  人数 :上限無し(会場限界まで)
  
  レギュレーション:アラーラの断片を使用した双頭巨人・シールド戦。

  2人ペアのチームでゲームを行う、1人とはまた違った面白さがある
  双頭巨人戦でのシールド戦です。

  スイス戦・ラウンド数は参加人数により上下します。
  上位入賞者には賞品が授与されます。


それではみなさま、良いプレリリースを!


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