12月23日に行いました、ホビステ杯EX#1は、14名の参加がありました。
この場を借りて御礼申し上げます。

スイス4回戦の結果、Oodan Takeshiさんが全勝で優勝しております。

参加者が少ないながらも、ある程度デッキアーキタイプがばらばらで、
エクステンデッドというフォーマットの多様性を見た感じがします。

次回は1月の土曜もしくは祝日に行う予定です。
日程が決まり次第、また告知いたします。

それでは、優勝者のデッキリストです。お楽しみ下さい。

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** WINNER **

Main
4《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》

2《撤廃/Repeal》
4《思案/Ponder》
4《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》
4《深遠の覗き見/Peer Through Depths》
3《差し戻し/Remand》
3《マナ漏出/Mana Leak》
2《砕土/Harrow》
4《明日への探索/Search for Tomorrow》
2《炎渦竜巻/Firespout》
4《風景の変容/Scapeshift》

4《霧深い雨林/Misty Rainforest》
3《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》
4《蒸気孔/Steam Vents》
4《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
4《森/Forest》
2《島/Island》
3《山/Mountain》

Sideboard
4《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
3《エレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmage》
3《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》
2《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
2《炎渦竜巻/Firespout》
1《撤廃/Repeal》

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#追記(12/25 12:00)
#Finals/Limits に関して、重要なアナウンスがありました。
#最終的な参加権利者リストと、会場をご確認ください。

# http://mtg-jp.com/publicity/002118/

#できるだけ拡散させてくださいねー


それでは、前回の回答ー。

問1
かたならし○×。

「認定大会において、《狡猾な願い/Cunning Wish》に代表される『《願い/Wish》』サイクルの
 効果でもってくることができるのは、サイドボードにあるカードのみである。」

○か×か?


×

《願い/Wish》シリーズに書かれている、「ゲームの外部」とは、
(オブジェクトが)そのゲームの領域のいずれにも存在しない、ということである。(CR400.10)

追放領域はゲームの一領域であるから、そこにあるカードは外部ではない。
そして、プレイヤーのサイドボードにあるカードは、たしかにゲームの外部である。
では、サイドボード以外にゲームの外部にあるようなカードはあるだろうか?

実は、サブゲームから見ると、メインゲームにあるカードは「ゲームの外部」にある。
つまり、《Shahrazad》を使ってサブゲームを発生させた場合、
サイドボードにあるカード以外からも、《願い/Wish》で持ってくることができる。

では、《Shahrazad》が使用できる認定大会のフォーマットがあるのか?
たしかに構築戦では《Shahrazad》は全て禁止カードに指定されていて、使用することはできない。

しかし、アラビアン・ナイトを使用したリミテッド戦においては《Shahrazad》が使用できる。
つまり、問題の文章への反例が示せたので、問題の答えは×である。

#あなたの直感は間違っていない。おそらく認定大会のうちの99.9999%は問題の文章で正解である。
#大抵の場合、と表現したのはそのため。あなたはあなた自身の直感を疑えますか?

 
問2

Aが《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》を唱え、続唱能力を解決中に、
4枚の《沼/Swamp》と、《不屈の自然/Rampant Growth》がめくれた。

B「たしか、Aのデッキの中には《沼/Swamp》って4枚しかなかったよな?」
A「うん。 まあ、《不屈の自然》で《沼/Swamp》を持ってくるんだけどね。」
B「いや、今めくれた《沼/Swamp》は追放されているから、ライブラリーに無いじゃないか。
 それらから探すことはできんよ。」

さて、Aは《沼/Swamp》を探してくることができるだろうか?


できる。

続唱能力は「追放された全てのカードを、あなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く」
までが効果である。続唱能力によって唱えることを選んだ呪文が解決される前に、
すでにめくり終えたカードは、ライブラリーの下に無作為な順番で置かれている。

問題の場合、Aが《不屈の自然/Rampant Growth》を解決するまでに、
公開された《沼/Swamp》は、すべてライブラリーの下に入れられている。

よって、Aは適正に《沼/Swamp》を探してくることができる。

 
問3

PとQが対戦しているテーブルを観戦していたときのこと。

Pは忠誠カウンターが3個乗っている《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》をコントロールしている。

Q「アンタップ、アップキープ、ドロー。で、メイン行きます。」
P「はい。」
Q「《荒廃稲妻/Blightning》を唱えます。マナはこの3枚から出します。」
P「はい。特に何もしません。解決しましょうか。」

Pは手札から《ジェイス・ベレレン》と《本質の散乱》を捨てた。

Q「あ、なら、《荒廃稲妻》の3点は《ジェイス・ベレレン》に振ります。」
P「はい。じゃあ、僕のライフは変わりません。」
Q「手札は残り何枚ですか?」
P「2枚です。」

さて、上のやりとりには変なところがないだろうか。あるならば、それを指摘せよ。



手札を捨てるのより、ダメージを与える方が先。

《荒廃稲妻/Blightning》のテキストは以下の通り。

  Blightning deals 3 damage to target player. That player discards two cards.

つまり、QはPに3点のダメージを与えるが、それをPの《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》に
移し替えるかどうかの選択は、Pが手札を捨てる前に行わなくてはいけない。

言い換えると、Pはダメージが《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》に移し替えられるかどうかを
見てから、手札を捨てることになる。


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そんなところで。

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