11/11 禁止改定(紙は11/12から適用)
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/november-11-2019-pioneer-banned-announcement
《夏の帳/Veil of Summer》 禁止
パイオニア構築( https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/announcing-pioneer-format-2019-10-21 )が発表されたあと、各所で色々な--本当に色々な--デッキが楽しまれています。そして、このフォーマットの開始声明のうち、特徴的であったのが「禁止カードを逐次発表する」という点でした。
そして、今週から実際に1週間ごとに禁止カード改定が発表されることになり、先週から発表が行われています。
来年のMF名古屋に向けて、パイオニア構築の覚書も兼ねて、禁止改定ごとに、その禁止カードが使用されたデッキを取り上げて書いていこうと思います。なお禁止理由に関しては上記リンクを参照してください。
*《夏の帳》 -- Green Beats / Ramp
緑中心にまだまだ世界は回っていますが、緑のサイドボードカードにまで手が入れられるようになりました。「打ち消されるということ」自体を軽く回避できるカードですが、これにより緑単/緑ランプ系戦略が、青系のコントロールで抑えられるかどうかに期待です。
Green Beats
https://www.mtggoldfish.com/archetype/pioneer-g-117348#paper
4:《世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World》
4:《アーク弓のレインジャー、ビビアン/Vivien, Arkbow Ranger》
4:《炎樹族の使者/Burning-Tree Emissary》
4:《エルフの神秘家/Elvish Mystic》
4:《翡翠光のレインジャー/Jadelight Ranger》
4:《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
3:《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
4:《大食のハイドラ/Voracious Hydra》
4:《歩行バリスタ/Walking Ballista》
4:《むかしむかし/Once Upon a Time》
2:《ギャレンブリグ城/Castle Garenbrig》
15:《森/Forest》
4:《ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx》
2:《造命師の動物記/Lifecrafter’s Bestiary》
3:《ナイレアの信奉者/Nylea’s Disciple》
2:《探索する獣/Questing Beast》
2:《再利用の賢者/Reclamation Sage》
1:《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》
2:《霊気のほころび/Unravel the AEther》
3:《夏の帳/Veil of Summer》
Nexus Reclamation
https://www.mtggoldfish.com/deck/2487127#paper
2:《伝承の収集者、タミヨウ/Tamiyo, Collector of Tales》
1:《氷の中の存在/Thing in the Ice》
3:《航路の作成/Chart a Course》
2:《時を越えた探索/Dig Through Time》
4:《濃霧/Fog》
4:《成長のらせん/Growth Spiral》
4:《運命のきずな/Nexus of Fate》
4:《選択/Opt》
4:《至高の意志/Supreme Will》
2:《アズカンタの探索/Search for Azcanta》
4:《荒野の再生/Wilderness Reclamation》
4:《爆発域/Blast Zone》
4:《繁殖池/Breeding Pool》
2:《ヴァントレス城/Castle Vantress》
3:《森/Forest》
4:《内陸の湾港/Hinterland Harbor》
6:《島/Island》
1:《伐採地の滝/Lumbering Falls》
2:《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
3:《花粉のもや/Haze of Pollen》
2:《神秘の論争/Mystical Dispute》
3:《自然への回帰/Return to Nature》
4:《不屈の追跡者/Tireless Tracker》
3:《夏の帳/Veil of Summer》
禁止後の展望:
今回の禁止はサイドボードカードに手を入れるものなので、メインのコンセプトを否定するものではありません。が、サイドボード有りのゲームのほうが通常は多いので、《夏の帳》無しに打ち消しを捌くか、取れる戦術を多くするかといった変形が必要になるでしょう。また、色に余裕があって打ち消しが怖いと言うなら、古き良き手札破壊や、《時を解す者、テフェリー》を使うという手もあります。
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2019/11/12以降の禁止カード一覧:
・"フェッチランド"5種
《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
《汚染された三角州/Polluted Delta》
《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
《守護フェリダー/Felidar Guardian》(2019/11/08~)
《豊穣の力線/Leyline of Abundance》(2019/11/08~)
《ニッサの誓い/Oath of Nissa》(2019/11/08~)
《夏の帳/Veil of Summer》(2019/11/12~)
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