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RAVNICA ALLEGIANCE Release Notes
2019年1月17日 Ruling「ラヴニカの献身」のリリースノートが発表されています。
最新版は以下のページにあります。
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/ravnica-allegiance-release-notes-2019-01-16
いつものように、ざっくり紹介。
以下はリリースノート全文の転載ではありません。全文は上記リンクからたどって下さい。
日本語を始め各国語版もあり、.docxでダウンロードできます。
既存CRより自明である項目や、文章から簡単にわかる解説文は省略しています。
また、おいら的注釈を新たに加えている場合(コメント行が#で始まるもの)もあります。
参考にしたのは 2018/11/12 版(日本語更新版 2018/10/24)です。文章は以後アップデートされる可能性があります。
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製品情報
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ラヴニカの献身 公式発売日 2019年01月25日(金)
セットレアリティー内訳:コモン111、アンコモン80、レア53、神話レア15の計259種。
これとは別に、以下のものが存在する。
・『ラヴニカの献身』プレインズウォーカーデッキの一部としてのみ提供される8枚
・キャンペーン限定カード1枚(ボックス購入キャンペーンによってのみ入手可能)
・プレインズウォーカーデッキやBundleや一部のサポート用製品に含まれる基本土地・カード5枚
2019年01月25日(金)より、構築戦でラヴニカの献身が使用可能です。
これにより、スタンダードで使用できるセットは以下のようになります。。
イクサラン、イクサランの相克
ドミナリア、基本セット2019
ラヴニカのギルド、ラヴニカの献身
次回禁止改訂は1月21日(月)(現地時間)です。
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一般注釈
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** 附則/addendum **
附則/addendum は能力語である。アゾリウスに属するカードに記載されている。
#能力語なので「附則」自体に意味はない。
#附則は「唱えていたなら~」である。つまり、コピーをスタックに置いただけでは附則は機能しない。
** 死後/afterlife **
死後/afterlife は新しいキーワード能力(誘発型能力)である。オルゾフに属するカードに記載されている。
** 絢爛/spectacle **
絢爛/spectacle は新しいキーワード能力(常在型能力)である。ラクドスに属するカードに記載されている。
** 暴動/riot **
暴動/riot は新しいキーワード能力(常在型能力)である。グルールに属するカードに記載されている。
#暴動は置換効果を作成する常在型能力である。
*暴動を2つ持つクリーチャーが戦場に出るなら、+1/+1カウンターを2個得るか、+1/+1カウンターを1個と速攻を1つ得るか、速攻を2つ得るか、いずれかを選べる。同一のクリーチャーに速攻が複数あっても意味はないが、グルール一族のやることに口を出すつもりはない。
** 順応/adapt **
順応/adapt は新しいキーワード処理である。シミックに属するカードに記載されている。
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カード別注釈
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#《拒否/Nix》も参照せよ。
*呪文を唱えるためのコストを変更したり置き換えたりする効果(たとえば、絢爛の効果)は、呪文の点数で見たマナ・コストには影響しないので、《アゾリウスの造反者、ラヴィニア》の1つ目の能力によってその呪文を唱えられないかどうかにも影響しない。
*破壊されたアーティファクトやエンチャントはすべて、ケンタウルスが1体も生成されないうちに戦場を離れる。それらの持つ能力が、トークンが戦場に出ることに影響を与えたり、トークンが戦場に出ることによって誘発したりすることはない。
*パーマネントの中に破壊不能を持つものがあれば、それはこれにより破壊されず、それのコントローラーはその分のケンタウルス・トークンを生成しない。破壊されたパーマネントの中に墓地以外の領域に置かれたものがあったとしても、それのコントローラーはその分のケンタウルス・トークンを生成する。
*各プレイヤーが生成するゾンビ・トークンの数は、そのプレイヤーが捨てたカードの枚数に等しい。捨てられたカードの総数に等しいわけではない。
#訂正# 日本語版で「対象とする」が文の途中に表記されていたが、対象は全て唱える時点で選択する。ライフを2倍にした後でライフを失わせる対象を選ぶわけではない。
*トークンはすべて同時に戦場に出る。
*「ギルドパクトのスフィンクスはすべての色である。」の能力は、すべての領域で機能する。
*あなたは、《荒廃ワーム》の誘発型能力のモードを選ばなくてもよい。その場合、その能力は何の効果もなくスタックから取り除かれる。
#訂正# 日本語版で「対象とする」が複数に分かれて書かれていたが、それらの対象は全て唱える時点で選択する。土地を破壊した後でダメージを与える対象を選ぶわけではない。
*《しつこい請願者》1体をタップして、それの1つ目と2つ目の能力の両方を起動したり、それ自身と他の《しつこい請願者》の2つ目の能力を両方起動したりすることはできない。つまり、あなたが《しつこい請願者》を4体タップしたなら、対象としたプレイヤーはライブラリーの一番上から12枚のカードを失うのであって、48枚失うわけではない。
*《しつこい請願者》の最後の能力によって、あなたは「4枚制限」ルールを無視できるが、フォーマットのカードの使用可否の制限を無視できるわけではない。たとえば、『ラヴニカの献身』のリミテッドのイベントにおいて、別途用意した《しつこい請願者》をデッキに入れることはできない。しつこく請願しても無駄である。
*インスタントやソーサリーである呪文がクリーチャーを破壊するには、それが実際にそのクリーチャーにダメージを与えなければならない。クリーチャーを対象とするのみでは十分ではない。その呪文に、他のオブジェクトがダメージを与えると記載されていたなら、その呪文自身はダメージを与えないので、それの接死は適用されない。0点のダメージを与えることは、ダメージを与えることではない。
#例えば、格闘を行うと書かれているインスタントは、そのインスタントがダメージを与えるわけではない。
*対象としたプレイヤーがコントロールしているクリーチャーの中で最大のパワーを持つクリーチャーを、そのプレイヤーが2体以上コントロールしていたなら、そのプレイヤーが生け贄に捧げるものを選ぶ。
*生術師の使い魔》の最後の能力は、カウンターを置いたり取り除いたりするものではない。単に、すでに+1/+1カウンターが置かれていてもクリーチャーに順応を行わせられるようにするだけである。
*ウンターがパーマネントの上に置かれたときに誘発する能力は、何らかの理由によりパーマネントがカウンターが置かれた状態で戦場に出るときにも誘発する。
*《大判事、ドビン》の1つ目の能力によって生成される遅延誘発型能力は、あなたがコントロールしていてこのターンにプレイヤーに戦闘ダメージを与えたクリーチャー1体につき1つ誘発する。能力が1つ解決されるたびに《大判事、ドビン》は忠誠カウンターを1個得る。与えたダメージの点数とは関係ない。
#→参照:《パンハモニコン/Panharmonicon》
*誘発イベントは「クリーチャー」を特定して参照するものでなくてもよい。その場合、誘発イベントは何かが「戦場から墓地に置かれる」ことを参照しているかもしれない。たとえば、「アーティファクトが1つ戦場から墓地に置かれるたび」に誘発する能力は、《テイサ・カルロフ》が戦場にある間にアーティファクト・クリーチャーが1体死亡したなら、2回誘発する。
*結果としてクリーチャーが死亡するイベントによって誘発する能力は、2回誘発しない。たとえば、「あなたがクリーチャーを1体生け贄に捧げるたび」に誘発する能力は、1回のみ誘発する。
*《テイサ・カルロフ》が死亡するのと同時にクリーチャーが死亡することによってあなたがコントロールしているパーマネントの誘発型能力が誘発するなら、その能力は追加でもう1回誘発する(《テイサ・カルロフ》自身が死亡することによって誘発するものも同様である)。
*パーマネントの、カードが「いずれかの領域から」墓地に置かれたときに誘発する能力は、《テイサ・カルロフ》とそのパーマネントの両方が、クリーチャーが死亡し終えた直後に依然として戦場にあったときにのみ、2回誘発する。
*《肉儀場の叫び》の置換効果は、そのターンに死亡するすべてのクリーチャーに影響する。それの解決時に戦場になかったクリーチャーにも影響する。
*-2/-2の修整を受けて死亡することになるクリーチャーは、カードを墓地から追放する時点ではまだ戦場にある。それは死亡せず、代わりに《肉儀場の叫び》の解決が完全に終わった後で追放されることになる。
#再帰誘発型能力である。
*《火刃の芸術家》の誘発型能力は対象を取らずにスタックに置かれる。その能力の解決中に、あなたはクリーチャーを1体生け贄に捧げてもよい。そうしたとき、この再帰誘発型能力が誘発し、あなたは対象としてダメージを与える対戦相手かプレインズウォーカーを選ぶ。これは「そうしたなら」と書かれている能力とは異なり、プレイヤーは、あなたがクリーチャーを生け贄に捧げた後、ダメージが与えられる前というタイミングで、処理を行うことができる。
#コイン投げをするが誰も勝たない。
#オブジェクトは戦場に出る際には、それが戦場にあったとして機能する継続的効果を考慮することに留意せよ。つまり、戦場にあったとしてそれが第4種でクリーチャーになるならば、そのオブジェクトは暴動をもち、カウンターか速攻を得ることになる。
*トークンでもクリーチャーでもないパーマネントが、戦場に出た後でクリーチャーになったなら、それは暴動を得ることになるが、その置換効果が何らかの効果を持つには手遅れである。
#→参照:《虚空の力線》など力線サイクル
*プレイヤーの「ゲーム開始時の手札」とは、プレイヤーすべてがマリガンを行い終えて、該当するなら「占術」も行った後に、そのプレイヤーが持っているカードからなる手札のことである。プレイヤーの手札に、プレイヤーのゲーム開始時の手札から何らかの処理を行えるカードがあったなら、まず開始プレイヤーがそれらの処理をすべて望む順番で行い、その後、他の各プレイヤーもターン順に行う。その後、最初のターンが始まる。
*あなたがあなたのゲーム開始時の手札から《予見のスフィンクス》を2枚公開したなら、あなたは占術3を2回行うことになる。占術6を行うわけではない。1回目の占術3によってライブラリーの一番上に置いたカードがあれば、それらは2回目の占術3の一部になる。
*《忘れられた神々の僧侶》の能力は、対象を取ることがあるので、マナ能力ではない。それはスタックを使うので、対応することができる。対象を選んでいなくても構わない。
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最新版は以下のページにあります。
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/ravnica-allegiance-release-notes-2019-01-16
いつものように、ざっくり紹介。
以下はリリースノート全文の転載ではありません。全文は上記リンクからたどって下さい。
日本語を始め各国語版もあり、.docxでダウンロードできます。
既存CRより自明である項目や、文章から簡単にわかる解説文は省略しています。
また、おいら的注釈を新たに加えている場合(コメント行が#で始まるもの)もあります。
参考にしたのは 2018/11/12 版(日本語更新版 2018/10/24)です。文章は以後アップデートされる可能性があります。
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製品情報
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ラヴニカの献身 公式発売日 2019年01月25日(金)
セットレアリティー内訳:コモン111、アンコモン80、レア53、神話レア15の計259種。
これとは別に、以下のものが存在する。
・『ラヴニカの献身』プレインズウォーカーデッキの一部としてのみ提供される8枚
・キャンペーン限定カード1枚(ボックス購入キャンペーンによってのみ入手可能)
・プレインズウォーカーデッキやBundleや一部のサポート用製品に含まれる基本土地・カード5枚
2019年01月25日(金)より、構築戦でラヴニカの献身が使用可能です。
これにより、スタンダードで使用できるセットは以下のようになります。。
イクサラン、イクサランの相克
ドミナリア、基本セット2019
ラヴニカのギルド、ラヴニカの献身
次回禁止改訂は1月21日(月)(現地時間)です。
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一般注釈
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** 附則/addendum **
附則/addendum は能力語である。アゾリウスに属するカードに記載されている。
《スフィンクスの眼識》
{2}{W}{U}
インスタント
カードを2枚引く。
附則 ― あなたがこの呪文をあなたのメイン・フェイズ中に唱えていたなら、あなたは2点のライフを得る。
#能力語なので「附則」自体に意味はない。
#附則は「唱えていたなら~」である。つまり、コピーをスタックに置いただけでは附則は機能しない。
** 死後/afterlife **
死後/afterlife は新しいキーワード能力(誘発型能力)である。オルゾフに属するカードに記載されている。
702.134. 死後/Afterlife
702.134a 死後は誘発型能力である。「死後N/Afterlife N」は、「このパーマネントが戦場から墓地に置かれたとき、飛行を持ち白であり黒である1/1のスピリット・クリーチャー・トークンをN体生成する。」を意味する。
702.134b パーマネント1つが複数の死後を持つなら、それらはそれぞれ個別に誘発する。
** 絢爛/spectacle **
絢爛/spectacle は新しいキーワード能力(常在型能力)である。ラクドスに属するカードに記載されている。
702.136. 絢爛/Spectacle
702.136a 絢爛はスタック上で機能する常在型能力である。「絢爛[コスト]/Spectacle [cost]」は、「このターンに対戦相手がライフを失っていたなら、あなたはこの呪文のマナ・コストを支払うのではなく、[コスト]を支払ってもよい。」を意味する。呪文の絢爛コストを支払うことは、rule 601.2bと601.2f\x{ff5e}hの追加コストの支払いのルールに従う。
** 暴動/riot **
暴動/riot は新しいキーワード能力(常在型能力)である。グルールに属するカードに記載されている。
702.135. 暴動/Riot
702.135a 暴動は常在型能力である。「暴動/Riot」は、「あなたは『このパーマネントは+1/+1カウンターが追加で1個置かれた状態で戦場に出る。』を選んでもよい。そうしないなら、それは速攻を得る。」を意味する。
702.135b パーマネント1つが複数の暴動を持つなら、それらはそれぞれ個別に機能する。
#暴動は置換効果を作成する常在型能力である。
*暴動を2つ持つクリーチャーが戦場に出るなら、+1/+1カウンターを2個得るか、+1/+1カウンターを1個と速攻を1つ得るか、速攻を2つ得るか、いずれかを選べる。同一のクリーチャーに速攻が複数あっても意味はないが、グルール一族のやることに口を出すつもりはない。
** 順応/adapt **
順応/adapt は新しいキーワード処理である。シミックに属するカードに記載されている。
701.42. 順応を行う/Adapt
701.42a 「順応Nを行う/Adapt N」とは、「このパーマネントの上に+1/+1カウンターが置かれていないなら、これの上に+1/+1カウンターをN個置く。」を意味する。
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カード別注釈
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《アゾリウスの造反者、ラヴィニア》
{W}{U}
伝説のクリーチャー ― 人間・兵士
2/2
各対戦相手はそれぞれ、点数で見たマナ・コストが自分がコントロールしている土地の総数より大きくクリーチャーでない呪文を唱えられない。
対戦相手が呪文を唱えるたび、それを唱えるためにマナが支払われていない場合、その呪文を打ち消す。
#《拒否/Nix》も参照せよ。
*呪文を唱えるためのコストを変更したり置き換えたりする効果(たとえば、絢爛の効果)は、呪文の点数で見たマナ・コストには影響しないので、《アゾリウスの造反者、ラヴィニア》の1つ目の能力によってその呪文を唱えられないかどうかにも影響しない。
《一族の暴行》
{3}{G}
インスタント
すべてのアーティファクトとすべてのエンチャントを破壊する。これにより破壊されたパーマネント1つにつき、それのコントローラーは緑の3/3のケンタウルス・クリーチャー・トークンを1体生成する。
*破壊されたアーティファクトやエンチャントはすべて、ケンタウルスが1体も生成されないうちに戦場を離れる。それらの持つ能力が、トークンが戦場に出ることに影響を与えたり、トークンが戦場に出ることによって誘発したりすることはない。
*パーマネントの中に破壊不能を持つものがあれば、それはこれにより破壊されず、それのコントローラーはその分のケンタウルス・トークンを生成しない。破壊されたパーマネントの中に墓地以外の領域に置かれたものがあったとしても、それのコントローラーはその分のケンタウルス・トークンを生成する。
《往時軍の覚醒》
{3}{B}{B}
ソーサリー
各プレイヤーはそれぞれ、自分の手札にあるカードをすべて捨て、その後、その枚数に等しい数の黒の2/2のゾンビ・クリーチャー・トークンを生成する。
*各プレイヤーが生成するゾンビ・トークンの数は、そのプレイヤーが捨てたカードの枚数に等しい。捨てられたカードの総数に等しいわけではない。
《回生》
{w/b}{w/b}
ソーサリー
あなたの墓地から点数で見たマナ・コストが3以下のクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
//
《会稽》
{4}{W}{B}
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。あなたのライフ総量を2倍にする。そのプレイヤーは自分のライフの端数を切り上げた半分の点数のライフを失う。
#訂正# 日本語版で「対象とする」が文の途中に表記されていたが、対象は全て唱える時点で選択する。ライフを2倍にした後でライフを失わせる対象を選ぶわけではない。
《鏡の行進》
{5}{R}
エンチャント
トークンでないクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたがコイン投げに負けるまでコイン投げをする。あなたがコイン投げに勝った回数1回につき、そのクリーチャーのコピーであるトークンを1体生成する。それらのトークンは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それらを追放する。
*トークンはすべて同時に戦場に出る。
《ギルドパクトのスフィンクス》
{7}
アーティファクト・クリーチャー ― スフィンクス
5/5
ギルドパクトのスフィンクスはすべての色である。
飛行
単色からの呪禁(このクリーチャーは、対戦相手がコントロールしている単色の呪文や能力の対象にならない。)
*「ギルドパクトのスフィンクスはすべての色である。」の能力は、すべての領域で機能する。
《荒廃ワーム》
{3}{R}{G}{G}
クリーチャー ― ワーム
4/5
暴動(このクリーチャーは+1/+1カウンター1個か速攻のうちあなたが選んだ1つを持った状態で戦場に出る。)
荒廃ワームが戦場に出たとき、以下から最大1つを選ぶ。
・あなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。荒廃ワームはそれと格闘を行う。
・マナ能力でない起動型能力を持つ土地1つを対象とし、それを破壊する。
*あなたは、《荒廃ワーム》の誘発型能力のモードを選ばなくてもよい。その場合、その能力は何の効果もなくスタックから取り除かれる。
《豪奢》
{b/r}{b/r}
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+3/\-3の修整を受ける。
//
《誤認》
{4}{B}{R}
インスタント
基本でない土地1つと対戦相手1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。その前者を破壊する。誤認はその後者に2点のダメージを与える。
#訂正# 日本語版で「対象とする」が複数に分かれて書かれていたが、それらの対象は全て唱える時点で選択する。土地を破壊した後でダメージを与える対象を選ぶわけではない。
《しつこい請願者》
{1}{U}
クリーチャー ― 人間・アドバイザー
1/3
{1}, {T}:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上のカードを自分の墓地に置く。
あなたがコントロールしているアンタップ状態のアドバイザー4体をタップする:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上からカードを12枚自分の墓地に置く。
デッキに「しつこい請願者」という名前のカードを何枚入れてもよい。
*《しつこい請願者》1体をタップして、それの1つ目と2つ目の能力の両方を起動したり、それ自身と他の《しつこい請願者》の2つ目の能力を両方起動したりすることはできない。つまり、あなたが《しつこい請願者》を4体タップしたなら、対象としたプレイヤーはライブラリーの一番上から12枚のカードを失うのであって、48枚失うわけではない。
*《しつこい請願者》の最後の能力によって、あなたは「4枚制限」ルールを無視できるが、フォーマットのカードの使用可否の制限を無視できるわけではない。たとえば、『ラヴニカの献身』のリミテッドのイベントにおいて、別途用意した《しつこい請願者》をデッキに入れることはできない。しつこく請願しても無駄である。
《死に到る霊》
{2}{B}
クリーチャー ― スピリット
3/2
威迫、接死
あなたがコントロールしていてインスタントやソーサリーである呪文は接死を持つ。(それが何らかのダメージをクリーチャーに与えたら、それだけで破壊する。)
*インスタントやソーサリーである呪文がクリーチャーを破壊するには、それが実際にそのクリーチャーにダメージを与えなければならない。クリーチャーを対象とするのみでは十分ではない。その呪文に、他のオブジェクトがダメージを与えると記載されていたなら、その呪文自身はダメージを与えないので、それの接死は適用されない。0点のダメージを与えることは、ダメージを与えることではない。
#例えば、格闘を行うと書かれているインスタントは、そのインスタントがダメージを与えるわけではない。
《昇華》
{1}{w/b}
インスタント
墓地からカード1枚を対象とし、それを追放する。
カードを1枚引く。
//
《消耗》
{2}{W}{B}
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分がコントロールしているクリーチャーの中で最大のパワーを持つクリーチャー1体を生け贄に捧げる。あなたはそれのパワーに等しい点数のライフを得る。
*対象としたプレイヤーがコントロールしているクリーチャーの中で最大のパワーを持つクリーチャーを、そのプレイヤーが2体以上コントロールしていたなら、そのプレイヤーが生け贄に捧げるものを選ぶ。
《生術師の使い魔》
{G}{U}
クリーチャー ― ミュータント
2/2
あなたがコントロールしているクリーチャーの起動型能力を起動するためのコストは{2}少なくなる。この効果は、能力の起動コストのマナの点数を1点未満に減らせない。
{T}:クリーチャー1体を対象とする。このターン、それが次に順応を行うなら、それはその上に+1/+1カウンターが置かれていないかのように順応を行う。
*生術師の使い魔》の最後の能力は、カウンターを置いたり取り除いたりするものではない。単に、すでに+1/+1カウンターが置かれていてもクリーチャーに順応を行わせられるようにするだけである。
《成長室の守護者》
{1}{G}
クリーチャー ― エルフ・カニ・戦士
2/2
{2}{G}:順応2を行う。(このクリーチャーの上に+1/+1カウンターが置かれていないなら、これの上に+1/+1カウンターを2個置く。)
成長室の守護者の上に+1/+1カウンターが1個以上置かれるたび、あなたは「あなたのライブラリーから『成長室の守護者』という名前のカード1枚を探し、それを公開してあなたの手札に加え、その後あなたのライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
*ウンターがパーマネントの上に置かれたときに誘発する能力は、何らかの理由によりパーマネントがカウンターが置かれた状態で戦場に出るときにも誘発する。
《大判事、ドビン》
{1}{W}{U}
伝説のプレインズウォーカー ― ドビン
3
+1:ターン終了時まで、あなたがコントロールしているクリーチャー1体がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、大判事、ドビンの上に忠誠カウンターを1個置く。
-1:飛行を持つ無色の1/1の飛行機械・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。あなたは1点のライフを得る。
-7:あなたのライブラリーの一番上からカードを10枚見る。そのうち3枚をあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
*《大判事、ドビン》の1つ目の能力によって生成される遅延誘発型能力は、あなたがコントロールしていてこのターンにプレイヤーに戦闘ダメージを与えたクリーチャー1体につき1つ誘発する。能力が1つ解決されるたびに《大判事、ドビン》は忠誠カウンターを1個得る。与えたダメージの点数とは関係ない。
《テイサ・カルロフ》
{2}{W}{B}
伝説のクリーチャー ― 人間・アドバイザー
2/4
クリーチャーの死亡によりあなたがコントロールしているパーマネントの誘発型能力が1回誘発するなら、その能力は追加でもう1回誘発する。
あなたがコントロールしているクリーチャー・トークンは警戒と絆魂を持つ。
#→参照:《パンハモニコン/Panharmonicon》
*誘発イベントは「クリーチャー」を特定して参照するものでなくてもよい。その場合、誘発イベントは何かが「戦場から墓地に置かれる」ことを参照しているかもしれない。たとえば、「アーティファクトが1つ戦場から墓地に置かれるたび」に誘発する能力は、《テイサ・カルロフ》が戦場にある間にアーティファクト・クリーチャーが1体死亡したなら、2回誘発する。
*結果としてクリーチャーが死亡するイベントによって誘発する能力は、2回誘発しない。たとえば、「あなたがクリーチャーを1体生け贄に捧げるたび」に誘発する能力は、1回のみ誘発する。
*《テイサ・カルロフ》が死亡するのと同時にクリーチャーが死亡することによってあなたがコントロールしているパーマネントの誘発型能力が誘発するなら、その能力は追加でもう1回誘発する(《テイサ・カルロフ》自身が死亡することによって誘発するものも同様である)。
*パーマネントの、カードが「いずれかの領域から」墓地に置かれたときに誘発する能力は、《テイサ・カルロフ》とそのパーマネントの両方が、クリーチャーが死亡し終えた直後に依然として戦場にあったときにのみ、2回誘発する。
《肉儀場の叫び》
{1}{B}{B}
ソーサリー
ターン終了時まで、クリーチャーはすべて\-2/\-2の修整を受ける。墓地にあって、このターンに戦場からその墓地に置かれたクリーチャー・カードをすべて追放する。このターンにクリーチャーが死亡するなら、代わりにそれを追放する。
*《肉儀場の叫び》の置換効果は、そのターンに死亡するすべてのクリーチャーに影響する。それの解決時に戦場になかったクリーチャーにも影響する。
*-2/-2の修整を受けて死亡することになるクリーチャーは、カードを墓地から追放する時点ではまだ戦場にある。それは死亡せず、代わりに《肉儀場の叫び》の解決が完全に終わった後で追放されることになる。
《火刃の芸術家》
{B}{R}
クリーチャー ― 人間・シャーマン
2/2
速攻
あなたのアップキープの開始時に、あなたはクリーチャー1体を生け贄に捧げてもよい。そうしたとき、対戦相手1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。火刃の芸術家はそれに2点のダメージを与える。
#再帰誘発型能力である。
*《火刃の芸術家》の誘発型能力は対象を取らずにスタックに置かれる。その能力の解決中に、あなたはクリーチャーを1体生け贄に捧げてもよい。そうしたとき、この再帰誘発型能力が誘発し、あなたは対象としてダメージを与える対戦相手かプレインズウォーカーを選ぶ。これは「そうしたなら」と書かれている能力とは異なり、プレイヤーは、あなたがクリーチャーを生け贄に捧げた後、ダメージが与えられる前というタイミングで、処理を行うことができる。
《名演撃、ラクドス》
{4}{B}{R}
伝説のクリーチャー ― デーモン
6/6
飛行、トランプル
名演撃、ラクドスが戦場に出たとき、デーモンでもデビルでもインプでもない各クリーチャーにつきそれぞれ1回コイン投げをする。コインが裏だった各クリーチャーをそれぞれ破壊する。
#コイン投げをするが誰も勝たない。
《野生の律動》
{1}{R}{G}
エンチャント
あなたがコントロールしているクリーチャー・呪文は打ち消されない。
あなたがコントロールしていてトークンでないクリーチャーは暴動を持つ。(それらは+1/+1カウンター1個か速攻のうちあなたが選んだ1つを持った状態で戦場に出る。)
#オブジェクトは戦場に出る際には、それが戦場にあったとして機能する継続的効果を考慮することに留意せよ。つまり、戦場にあったとしてそれが第4種でクリーチャーになるならば、そのオブジェクトは暴動をもち、カウンターか速攻を得ることになる。
*トークンでもクリーチャーでもないパーマネントが、戦場に出た後でクリーチャーになったなら、それは暴動を得ることになるが、その置換効果が何らかの効果を持つには手遅れである。
《予見のスフィンクス》
{2}{U}{U}
クリーチャー ― スフィンクス
4/4
あなたはあなたのゲーム開始時の手札からこのカードを公開してもよい。そうしたなら、あなたの最初のアップキープの開始時に、占術3を行う。
飛行
あなたのアップキープの開始時に、占術1を行う。
#→参照:《虚空の力線》など力線サイクル
*プレイヤーの「ゲーム開始時の手札」とは、プレイヤーすべてがマリガンを行い終えて、該当するなら「占術」も行った後に、そのプレイヤーが持っているカードからなる手札のことである。プレイヤーの手札に、プレイヤーのゲーム開始時の手札から何らかの処理を行えるカードがあったなら、まず開始プレイヤーがそれらの処理をすべて望む順番で行い、その後、他の各プレイヤーもターン順に行う。その後、最初のターンが始まる。
*あなたがあなたのゲーム開始時の手札から《予見のスフィンクス》を2枚公開したなら、あなたは占術3を2回行うことになる。占術6を行うわけではない。1回目の占術3によってライブラリーの一番上に置いたカードがあれば、それらは2回目の占術3の一部になる。
《忘れられた神々の僧侶》
{1}{B}
クリーチャー ― 人間・クレリック
1/2
{T}, 他のクリーチャー2体を生け贄に捧げる:望む数のプレイヤーを対象とする。それらのプレイヤーはそれぞれ、2点のライフを失いクリーチャー1体を生け贄に捧げる。あなたは{B}{B}を加えカードを1枚引く。
*《忘れられた神々の僧侶》の能力は、対象を取ることがあるので、マナ能力ではない。それはスタックを使うので、対応することができる。対象を選んでいなくても構わない。
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