「破滅の刻」のリリースノートが発表されています。

http://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/hour-devastation-release-notes-2017-06-30

いつものように、ざっくり紹介。

以下はリリースノート全文の転載ではありません。全文は上記リンクからたどって下さい。
日本語を始め各国語版もあり、.docxでダウンロードできます。

既存CRより自明である項目や、文章から簡単にわかる解説文は省略しています。
また、おいら的注釈を新たに加えている場合(コメント行が#で始まるもの)もあります。

参考にしたのは 2017/05/16 版です。文章は以後アップデートされる可能性があります。


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製品情報
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破滅の刻 公式発売日:2017年7月14日

プレリリース・イベント:2017年7月8日・9日
ドラフトウィークエンド:2017年7月14日~7月16日
ゲームデー:2017年8月5日・6日

セットレアリティー内訳:コモン70、アンコモン60、レア42、神話レア12、基本土地15の計199種。
これとは別に、『破滅の刻』プレインズウォーカーデッキおよび『破滅の刻』デッキビルダーセットの一部としてのみ提供される10枚からなる。

2017年7月14日(金)より、構築戦で破滅の刻が使用可能です。
これにより、スタンダードで使用できるセットは以下のようになります。。

 戦乱のゼンディカー、ゲートウォッチの誓い
 イニストラードを覆う影、異界月
 カラデシュ、霊気紛争
 アモンケット、破滅の刻

次回禁止改訂は8月28日(月)(現地時間)です。

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一般注釈
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** Masterpiece Series:Amonkhet Invocations **

以前の"Zendiker Expeditions" のように、過去に収録されていたカードからいくつかのカードがフィーチャーされ、特殊な枠で収められている。

*「Amonkhet Invocations」セットには54枚のカードがある。このうち最初の30枚は『アモンケット』ブースターパックに入っている。残りの24枚は『破滅の刻』ブースターパックに入っている。「Amonkhet Invocations」のカードには、それに固有のエキスパンション・シンボルが記されている。

*ブースターパックに入っている「Amonkhet Invocations」のカードは、そのブースターパックを用いるすべてのリミテッドのイベントで使用できる。シールドデッキのイベントでは、これらのカードはあなたのカードプールの一部である。ブースタードラフトのイベントでは、これらのカードはドラフトしてカードプールに加える必要がある。

*しかし構築フォーマットでは、「Amonkhet Invocations」のカードは、これらのカードがもともと使用可能でないかぎり使用できない。『アモンケット』や『破滅の刻』のブースターパックに入っているからといって、それらのカードがスタンダードで使用できるようになるわけではない。

*どの言語版のブースターパックでも、「Amonkhet Invocations」のカードはプレミアム版の英語版カードである。

*「Amonkhet Invocations」のカードは極めてレアである。あなたが開けたパックに入っていたら、実に運がいい!


** 新キーワード能力:永遠/Eternalize **

702.128. 永遠/Eternalize

702.128a 永遠は、永遠を持つカードが墓地にある間に作用する起動型能力である。「永遠[コスト]/Eternalize [cost]」とは、「[コスト], このカードをあなたの墓地から追放する:黒であり、4/4であり、マナ・コストを持たず、これの他のタイプに加えてゾンビであることを除き、このカードのコピーであるトークンを1体生成する。この能力は、あなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動できる。」を意味する。


#色やP/Tを除き、ほぼアモンケットの不朽能力と同様である。P/Tは4/4で固定されることに注意。

*永遠を持つ各カードには、それぞれそれに対応したゲーム用品のトークンがある。それは『破滅の刻』ブースターパックに入っていることがある。これらのゲーム用品は、永遠を持つカードを使用する際に必要不可欠というわけではない。あなたは、永遠を行われたトークンを表すために他のトークンと同様のものを使用できる。

*永遠を持つクリーチャー・カードがあなたのメイン・フェイズ中にあなたの墓地に置かれたなら、その直後には、あなたが優先権を持つことになる。あなたはそれの永遠能力を、他のプレイヤーが、たとえば《没収の曲杖》を用いてそれを追放できるようになるより先に起動できる(ただし、そうすることが適正である場合に限る)。

*永遠能力を起動すると、そのカードは即時に追放される。対戦相手が(たとえば《没収の曲杖》の能力の効果によって)そのカードを追放することによって永遠能力を妨害することはできない。

*トークンは、永遠能力によって特に指定される特性を除いて、コピー元のカードに書かれていることをそのままコピーするが、それ以外のことはコピーしない。あなたの墓地に置かれる前にそのカードが示していたオブジェクトに関する情報は一切コピーしない。

*そのトークンは、他のタイプに加えてゾンビでもあり、他の色の代わりに黒である。それの基本のパワーとタフネスは4/4である。それはマナ・コストを持たず、その点数で見たマナ・コストは0である。これらはそのトークンのコピー可能な値であり、他の効果によってコピーされ得る。

*トークンのコピー元のカードが「[このパーマネント]が戦場に出たとき」に誘発する能力を持っていたなら、トークンもその能力を持つので、トークンが生成されたときにその能力が誘発することになる。同様に、トークンがコピーした「[このパーマネント]が戦場に出るに際し」や「[このパーマネント]は~状態で戦場に出る」の能力も機能する。

*カードの中には、永遠コストに「カード1枚を捨てる。」を含むものがある。あなたは、その永遠コストの支払いとして、その永遠を持つカード自身を捨てることはできない。なぜなら、その永遠能力を起動し始める時点では、そのカードはあなたの墓地にある必要があるからである。

*永遠を持つカードに対応したトークン・カードには永遠は書かれていないが、これは起動できる状況がありえないことを鑑み、混乱を避けるためである。同様に、注釈文には「永遠を持たない」と書かれているが、これはトークン・カードとの不整合を防ぐためである。

** 新キーワード能力:加虐/Afflict **

702.129. 加虐/Afflict

702.129a 加虐は誘発型能力である。「加虐N/Afflict N」は「このクリーチャーがブロックされた状態になるたび、防御プレイヤーはN点のライフを失う。」を意味する。

702.129b クリーチャー1体が複数の加虐を持つなら、それらはそれぞれ個別に誘発する。


*加虐を持つクリーチャー1体を複数のクリーチャーがブロックしたなら、加虐は1回だけ誘発する。


** サイクル:試練の神々の最期 **

《バントゥ最後の算段》
{1}{B}{B}
ソーサリー
クリーチャーをすべて破壊する。あなたがコントロールする土地は、あなたの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。


#「プレイヤーを督励する」という表現が公式記事内であったが、まさしくそれ(とにた挙動)である。

*あなたがコントロールしている土地は、どれ一つとして、あなたの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。この呪文の解決時にタップ状態でなかった土地もアンタップしない。この呪文の解決後に戦場に出た土地も含む。

*「あなたがコントロールしている土地は、あなたの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。」という呪文が複数作用しても、それらの効果はすべて、その1つのアンタップ・ステップに終わる。それより後のあなたのアンタップ・ステップでは、あなたはあなたがコントロールしている土地をアンタップすることになる。

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カード別注釈
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《圧倒的輝き》
{6}{W}{W}
エンチャント ― オーラ・呪い
エンチャント(プレイヤー)
エンチャントされているプレイヤーがコントロールするクリーチャーは、能力をすべて失うとともに基本のパワーとタフネスが1/1になる。
エンチャントされているプレイヤーは、マナ能力でも忠誠度能力でもない能力を起動できない。


#第6種+第7b種。

*クリーチャーでないパーマネントがクリーチャーになったなら、それはそれが持つ能力をすべて失う。しかし、そのパーマネントをクリーチャーにした効果がそれに能力を与えるなら、それはその能力を持ち続ける。たとえば、エンチャントされているプレイヤーの《謎変化》は、それがクリーチャーになった後では飛行を持っていることになる。

《霰炎の責め苦》
{X}{B}{B}
ソーサリー
次の手順をX回繰り返す。各対戦相手は、それぞれそのプレイヤーが土地でないパーマネント1つを生け贄に捧げるかカード1枚を捨てるかしないかぎり、3点のライフを失う。


*《霰炎の責め苦》の解決中に、対戦相手は、捨てるカード1枚を公開することなく選ぶか、生け贄に捧げる土地でないパーマネント1つを選ぶか、どちらも行わないことを選ぶかする。その後そのプレイヤーは、そのカードを捨てるか、そのパーマネントを生け贄に捧げるか、3点のライフを失うかする。その後、まだX回繰り返していなければ、この手順をまた行う。対戦相手は、捨てることのできるカードや生け贄に捧げることのできる土地でないパーマネントがあったとしても、3点のライフを失うことを選べる。

*この手順の繰り返しは、1回ずつ個別に行う。対戦相手が、たとえば他のクリーチャー1体が死亡するたびに誘発する能力を持ったクリーチャーを生け贄に捧げるなら、その能力は、それ以前に生け贄に捧げたクリーチャーについて誘発するが、それ以降に生け贄に捧げるクリーチャーについては誘発しない。

*この手順を繰り返している間には、状況起因処理をチェックしない。このことによって、選択を行う際に少々風変わりなゲームの局面が生じることがある。たとえば、プレイヤーが、まずクリーチャー1体を生け贄に捧げ、その後そのクリーチャーにつけられていたオーラを生け贄に捧げるということができる。

*双頭巨人戦では、《霰炎の責め苦》によって、対戦相手2人がそれぞれ、土地でないパーマネントを生け贄に捧げるか、カード1枚を捨てるか、3点のライフを失うかすることを、X回繰り返す。それにより対戦相手チームは、毎回6点のライフを失い得る。

《威厳ある万卒隊長》
{4}{G}
クリーチャー ― キマイラ
*/*
威厳ある万卒隊長のパワーとタフネスは、それぞれあなたがコントロールするクリーチャーの総数の2倍に等しい。
各戦闘の開始時に、あなたが飛行を持つクリーチャーをコントロールしているなら、ターン終了時まで、威厳ある万卒隊長は飛行を得る。先制攻撃、二段攻撃、接死、速攻、呪禁、破壊不能、絆魂、威迫、到達、トランプル、警戒についても同様である。


*《威厳ある万卒隊長》は、その機能を明確にするために若干の変更を受けた。上記のルール・テキストは、変更後のオラクルの日本語訳である。

《永遠衆、ネヘブ》
{3}{R}{R}
伝説のクリーチャー ― ゾンビ・ミノタウルス・戦士
4/6
加虐3(このクリーチャーがブロックされた状態になるたび、防御プレイヤーは3点のライフを失う。)
あなたの戦闘後メイン・フェイズの開始時に、あなたのマナ・プールに、このターンに対戦相手が失ったライフ1点につき{R}を加える。


*《永遠衆、ネヘブ》の最後の能力は、フェイズの開始時に誘発するものなので、マナ能力ではない。それはスタックを使用するので、誘発型能力に関係する効果(たとえば、《敏捷な妨害術師》のもの)によって打ち消され得る。

*何らかの理由により、あなたのターンにメイン・フェイズが3つ以上あったなら、1つ目のもの以外のメイン・フェイズはどれも戦闘後メイン・フェイズである。それらそれぞれの開始時に、《永遠衆、ネヘブ》の最後の能力が誘発する。

《永遠の刻》
{X}{X}{U}{U}{U}
ソーサリー
あなたの墓地からクリーチャー・カードX枚を対象とし、それらを追放する。これにより追放されたカード1枚につき、黒の4/4のゾンビであることを除きそのカードのコピーであるトークンを1体生成する。


*それらのトークンは、(永遠能力によって生成されるゾンビとは異なり)他のタイプの代わりにゾンビであり、他の色の代わりに黒である。それらのパワーとタフネスは4/4である。これらはそれらのトークンのコピー可能な値であり、他の効果によってコピーされ得る。

*永遠能力によって生成されるトークンと異なり、これらのトークンには、コピー元のカードのマナ・コストと点数で見たマナ・コストがある。

《王神の贈り物》
{7}
アーティファクト
あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたはあなたの墓地からクリーチャー・カード1枚を追放してもよい。そうしたなら、黒の4/4のゾンビであることを除きそのカードのコピーであるトークンを1体生成する。ターン終了時まで、それは速攻を得る。


*そのトークンは、(永遠能力によって生成されるゾンビとは異なり)他のタイプの代わりにゾンビであり、他の色の代わりに黒である。それのパワーとタフネスは4/4である。これらはそのトークンのコピー可能な値であり、他の効果によってコピーされ得る。

*永遠能力によって生成されるトークンと異なり、このトークンには、コピー元のカードのマナ・コストと点数で見たマナ・コストがある。

《オベリスクの蜘蛛》
{1}{B}{G}
クリーチャー ― 蜘蛛
1/4
到達
オベリスクの蜘蛛がクリーチャー1体に戦闘ダメージを与えるたび、そのクリーチャーの上に-1/-1カウンターを1個置く。
あなたがクリーチャー1体の上に-1/-1カウンターを1個以上置くたび、各対戦相手はそれぞれ1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。


*《オベリスクの蜘蛛》の1つ目の誘発型能力は、それが与えた戦闘ダメージの点数に関係なく、クリーチャー1体の上に-1/-1カウンターを1個のみ置く。

*クリーチャー2体以上の上に同時に-1/-1カウンターをそれぞれ1個以上ずつ置いたなら、《オベリスクの蜘蛛》の最後の能力は、それらの各クリーチャーにつきそれぞれ1回ずつ誘発する。


《蓋世の英雄の短剣》
{2}
アーティファクト ― 装備品
装備しているクリーチャーは+2/+0の修整を受けるとともに加虐1を持つ。(それがブロックされた状態になるたび、防御プレイヤーは1点のライフを失う。)
装備{2}({2}:あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、これをそれにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。)


*クリーチャーが複数の加虐を持っているなら、それらはそれぞれ誘発する。

《厳しい事実の永遠衆》
{2}{U}
クリーチャー ― ゾンビ・クレリック
1/3
加虐2(このクリーチャーがブロックされた状態になるたび、防御プレイヤーは2点のライフを失う。)
厳しい事実の永遠衆が攻撃してブロックされないたび、カードを1枚引く。


*何かが「攻撃してブロックされない」ときに誘発する能力は、ブロック・クリーチャー指定ステップ中にブロック・クリーチャーの指定が終了した時点で、(1) そのクリーチャーが攻撃している、(2) それをブロックすると指定されたブロック・クリーチャーが存在しない、という2条件が満たされたなら、誘発する。クリーチャーが、攻撃クリーチャー指定ステップに攻撃クリーチャーとして指定されたのではなく、攻撃している状態で戦場に出たのであっても、その誘発型能力は誘発し得る。

《ケフネト最後の言葉》
{2}{U}{U}
ソーサリー
アーティファクト1つかクリーチャー1体かエンチャント1つを対象とし、それのコントロールを得る。あなたがコントロールする土地は、あなたの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。


*《ケフネト最後の言葉》のコントロール変更効果は永続的である。この効果はクリンナップ・ステップ中に終わらない。


《厳粛》
{2}{W}
エンチャント
プレイヤーはカウンターを得られない。
アーティファクト、クリーチャー、エンチャント、土地の上にカウンターを置くことはできない。


*《厳粛》はプレイヤーやパーマネントがすでに得ているカウンターを取り除かない。

*《厳粛》により、アーティファクトやクリーチャーやエンチャントや土地は、それらが戦場に出る際にカウンターが置かれることがなくなるとともに、その後それらの上に置かれることも阻止する。

*能力のコストや呪文の追加コストとして、アーティファクトやクリーチャーやエンチャントや土地の上にカウンターを置くことが必要であれば、そのコストを支払うことはできない。呪文や能力の解決中に、プレイヤーがこれらのオブジェクトの上にカウンターを置いてもよいと書かれていたとしても、そのプレイヤーはそうすることを選べない。

*置換効果によって、プレイヤーがイベントに影響を及ぼしたり置き換えたりすることができて、その結果アーティファクトやクリーチャーやエンチャントや土地の上にカウンターを置くことになる場合に、そのプレイヤーはその置換効果を適用してもよい。そうしてもそのオブジェクトの上にカウンターが置かれることはないが、その元のイベント全体が置き換えられる場合(《損魂魔道士》の置換効果のように)には、その元のイベントが起きないことになる。

*アーティファクトやクリーチャーやエンチャントや土地がカウンターが置かれた状態で戦場に出るのと同時に《厳粛》が戦場に出るなら、それらのカウンターは置かれる。

《差し迫る破滅》
{2}{R}
エンチャント
差し迫る破滅は破滅カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
あなたが、点数で見たマナ・コストが差し迫る破滅の上に置かれている破滅カウンターの個数に等しい呪文を1つ唱えるたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。差し迫る破滅はそれに、その呪文の点数で見たマナ・コストに等しい点数のダメージを与える。その後、差し迫る破滅の上に破滅カウンターを1個置く。


*《差し迫る破滅》の誘発型能力が与えるダメージの点数は、その能力の誘発時にそれの上に置かれていたカウンターの個数に等しい。たとえば、あなたが《ショック》を唱え、その後《差し迫る破滅》の誘発型能力に対応して2つ目の《ショック》を唱えたなら、それら両方の能力によって《差し迫る破滅》はそれぞれ1点のダメージを与え、それらすべての解決が終わった後には《差し迫る破滅》の上に破滅カウンターが3個置かれている状態になる。

《蜃気楼の鏡》
{3}
アーティファクト
{2}:アーティファクト1つかクリーチャー1体かエンチャント1つか土地1つを対象とする。ターン終了時まで、蜃気楼の鏡はそれのコピーになる。


*《蜃気楼の鏡》の能力が解決された後では、これはその能力を持っていない。

《スカラベの神》
{3}{U}{B}
伝説のクリーチャー ― 神
5/5
あなたのアップキープの開始時に、各対戦相手はそれぞれX点のライフを失い、あなたは占術Xを行う。Xはあなたがコントロールするゾンビの総数に等しい。
{2}{U}{B}:墓地からクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを追放する。黒の4/4のゾンビであることを除きそれのコピーであるトークンを1体生成する。
スカラベの神が死亡したとき、次の終了ステップの開始時に、これをオーナーの手札に戻す。


*そのトークンは、(永遠能力によって生成されるゾンビとは異なり)他のタイプの代わりにゾンビであり、他の色の代わりに黒である。それのパワーとタフネスは4/4である。これらはそのトークンのコピー可能な値であり、他の効果によってコピーされ得る。

*永遠能力によって生成されるトークンと異なり、このトークンには、コピー元のカードのマナ・コストと点数で見たマナ・コストがある。

《立て直しのケンラ》
{1}{G}
クリーチャー ― ジャッカル・ウィザード
2/2
立て直しのケンラが戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。あなたは「ターン終了時まで、それは+X/+Xの修整を受ける。Xは立て直しのケンラのパワーに等しい。」を選んでもよい。
永遠{4}{G}{G}({4}{G}{G}, あなたの墓地からこのカードを追放する:マナ・コストと永遠を持たない黒の4/4のゾンビ・ジャッカル・ウィザードであることを除きこれのコピーであるトークンを1体生成する。永遠はソーサリーとしてのみ行う。)


*《立て直しのケンラ》が、それの誘発型能力の解決前に戦場を離れたなら、それが戦場にあった最後のときのパワーを用いてXの値を決定する。

*《立て直しのケンラ》の誘発型能力の解決時に、それのパワーが負であったなら、Xは0として扱う。(これは以前のルールからの変更点である。)

#以前のルールでは負の数の場合はそのまま負の数を使用していました。パワーが -2であったなら、修整も-2/-2でした。が、現在では+0/+0となります。


《野火の永遠衆》
{3}{R}
クリーチャー ― ゾンビ・ジャッカル・クレリック
1/4
加虐4(このクリーチャーがブロックされた状態になるたび、防御プレイヤーは4点のライフを失う。)
野火の永遠衆が攻撃してブロックされないたび、あなたはあなたの手札からインスタントかソーサリーであるカード1枚を、それのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。


*何かが「攻撃してブロックされない」ときに誘発する能力は、ブロック・クリーチャー指定ステップ中にブロック・クリーチャーの指定が終了した時点で、(1) そのクリーチャーが攻撃している、(2) それをブロックすると指定されたブロック・クリーチャーが存在しない、という2条件が満たされたなら、誘発する。クリーチャーが、攻撃クリーチャー指定ステップに攻撃クリーチャーとして指定されたのではなく、攻撃している状態で戦場に出たのであっても、その誘発型能力は誘発し得る。

*《野火の永遠衆》の2つ目の能力は、戦闘ダメージが与えられる前に解決される。あなたがマナ・コストを支払うことなく呪文を唱えるなら、その時点で唱えなければならない。あなたはこれによりソーサリーを、ブロック・クリーチャー指定ステップ中に唱えることができる。

《ハゾレトの終わりなき怒り》
{4}{R}{R}
ソーサリー
あなたのライブラリーを切り直し、その後一番上からカードを4枚追放する。あなたは、その中から点数で見たマナ・コストが5以下で土地でないカードを、それらのマナ・コストを支払うことなく望む枚数唱えてもよい。あなたがコントロールする土地は、あなたの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。


これにより唱える呪文が他の呪文を対象に取るなら、それは、《ハゾレトの終わりなき怒り》の解決中に、それより先にあなたが唱えた呪文を対象とできる。それは《ハゾレトの終わりなき怒り》を対象とすることもできるが、《ハゾレトの終わりなき怒り》はすぐにあなたの墓地におかれることになるので、その呪文の対象が不適正になってしまう。

《見捨てられた石棺》
{3}
アーティファクト
あなたはあなたの墓地から、サイクリングを持つ、土地でないカードを唱えてもよい。
サイクリングを持つカードがサイクリングされずにいずれかの領域からあなたの墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。


*トークンであるパーマネントは、サイクリングを持っていても、あなたの墓地に置かれ、その後消滅する。それは追放されない。同様に、トークンでないパーマネントであっても、戦場にある間にサイクリングを失っていたなら、それはあなたの墓地に置かれる。

*あなたがインスタント・カードをサイクリングしたなら、あなたはそれを即時に、他のプレイヤーが何らかの他の処理を行えるようになるより先に、あなたの墓地から唱えることができる。そうしたなら、その呪文は、サイクリング能力よりも先に解決される。あなたが瞬速を持たないインスタントでないカードをサイクリングしたなら、そのサイクリング能力が解決されるまで、あなたはそれを唱えることができない。

*《見捨てられた石棺》は、該当するカードに関して、それを唱えること以外の行動を許可するわけではない。たとえば、あなたは、あなたの墓地からサイクリングを持つ土地でないカードをサイクリングできるようにはならない。

《羊頭スフィンクスの君主、アネシ》
{4}{U}{U}
伝説のクリーチャー ― スフィンクス
4/4
飛行
あなたがスフィンクス・呪文を唱えるためのコストは{2}少なくなる。
羊頭スフィンクスの君主、アネシか他のスフィンクスが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたのライブラリーの一番上からカードを4枚公開する。対戦相手1人は、それらのカードを2つの束に分ける。一方の束をあなたの手札に加え、もう一方をあなたの墓地に置く。


*どちらの束を手札に加え、どちらの束を墓地に置くかを決めるのはあなたである(対戦相手ではない)。

*一方の束にはカードがなくてもよい。この場合は、あなたは公開したカードをすべて手札に加えるかすべて墓地に置くかを選ぶことになる。

*多人数戦では、あなたは能力の解決時に、カードを束に分ける対戦相手1人を選ぶ。その対戦相手を対象とするわけではない。カードは公開されるので、プレイヤー全員がそれを見て意見を言える。


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