#暑い時こそ体調管理を。

それでは、先週の回答。


問1
かたならし◯×。

「メイン・デッキに2枚のチェックリスト・カードで《ヴリンの神童、ジェイス》を用いていて、サイドボードに本物の《ヴリンの神童、ジェイス》2枚、そしてメインデッキの《ヴリンの神童、ジェイス》を示す用に本物の《ヴリンの神童、ジェイス》2枚を使用しているプレイヤーAがいた。
 Aのデッキは適正である。」

◯か×か?


×

チェックリスト・カードを用いて両面カードを示す場合、デッキ内全ての両面カードをチェックリスト・カードを用いないといけない。(MTR3.5)

つまり、サイドボードのみ真正の両面カード、という問題のような使い方はできない。


問2
Bのターンの終了時に、Aは《死の国からの救出》を、墓地の《漂う死、シルムガル》を対象に唱えた。追加コストとして、《取り憑かれたスカーブ/Possessed Skaab》を生け贄に捧げた。

次のAのターンのアップキープに、何が起こるか?


《取り憑かれたスカーブ/Possessed Skaab》は、自身の置換効果により、墓地でなく追放領域に行く。しかし、《死の国からの救出》は、その生贄に捧げたクリーチャーを、移動先--追放領域--で、見つけることができる。そのため、《漂う死、シルムガル》と《取り憑かれたスカーブ》はそれぞれ戦場に出る。


問3
PとQが対戦している。

Pのターンのメインフェイズに、Pは《スフィンクスの後見/Sphinx’s Tutelage》を唱えて戦場に出し、その後、《一日のやり直し》を唱えた。

さて、このターン中に、《スフィンクスの後見/Sphinx’s Tutelage》は誘発するだろうか?


誘発はするが解決されない。

「ターンを終了する」場合、通常の呪文や能力の解決とは異なることが起こる。
詳しくはCR713に書かれているが、これまでのカード(《時間停止/Time Stop》、《無限の日時計/Sundial of the Infinite》)と大きく異なるのは、《一日のやり直し/Day’s Undoing》が、「ターンを終了する」前に、何かを行っていることである。

以前の書き方から問題は無かったのだが、今回のCR改訂により、CR713.1aが追加された。


713.1a この手順が始まる前に誘発していた誘発型能力のうち、まだスタックに置かれていないものは消滅する。それらはスタックに置かれない。このルールは、この手順の間に誘発した能力には適用されない(rule 713.2 参照)。


従って、《一日のやり直し》の解決中、Pはカードを引き、それにより《スフィンクスの後見》が誘発する。が、誘発したその能力は、スタックに置かれずに消滅する。従って誘発するが何も起きない。

#なお、問3については問題文を後から変更しています。ご了承ください。


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そんなところで。

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