Answer: Friday Magic Quiz. [14-12A]
2014年10月15日 FMQ コメント (4)#価格の上下を見ながらメタゲームを読むって、間違ってますかね?
それでは、先週の回答。
問1
かたならしではない◯×。
「あなたがコントロールしている裏向き/face downのオブジェクトは、
いつでもその表を見ても良い。」
◯か×か?
◯
通常は裏向きであるライブラリーのカードや、追放領域にある裏向きのカードなど、裏向きであるオブジェクトはルールで許可されていない限り見れない。
が、 CR108.4にある通り、コントローラーが存在するのであれば、それはパーマネントまたは呪文である。従ってあなたがコントロールしているオブジェクトの表は、変異や他の効果によって見ることができるものなので、問題の回答としては◯である。
#もちろん、今後そのようなパーマネントまたは呪文が出てくるのかもしれない。
#(銀枠以外で)例外があればご教授頂きたいです。
問2
Aは《灰雲のフェニックス/Ashcloud Phoenix》をコントロールしている。
Aは自分のターンの終了を宣言した。
エンド前に、Bはそれを対象に《焼き払い/Burn Away》を唱えた。
2-1)
《灰雲のフェニックス》は最終的にどうなるか?
2-2)
今のターンがBのターンだった場合、どうなるか?
起こることを確認しよう。《焼き払い》によって《灰雲のフェニックス》は致死ダメージを受けて破壊される。その後、《灰雲のフェニックス》の誘発型能力と、《焼き払い》による遅延誘発型能力がそれぞれ誘発する。これらは同時にスタックに積まれる。
同時に誘発型能力がスタックに積まれるので、APNAP順に従って置くことになる。
2-1)
今はAのターンである。従って、
《灰雲のフェニックス》の誘発型能力→《焼き払い》の誘発型能力
の順番でスタックに積まれる。解決は逆順なので、Aの墓地はまっさらになり、《灰雲のフェニックス》は戦場に戻らない。
2-2)
今はBのターンである。従って、
《焼き払い》の誘発型能力→《灰雲のフェニックス》の誘発型能力
の順番でスタックに積まれる。解決は逆順なので、《灰雲のフェニックス》は裏向きで戦場に戻り、その後にAの墓地がまっさらになる。
問3
PとQが対戦している。
Pは《ラクシャーサの大臣/Rakshasa Vizier》をコントロールしている。
Pの墓地には20枚のカードがある。
P「《宝船の巡航/Treasure Cruise》を唱えます。探査で僕の墓地のカードを全部追放します。《ラクシャーサの大臣》に20個の+1/+1カウンターを置きます。その後に《投げ飛ばし/Fling》で《ラクシャーサの大臣》を生け贄にしてあなたに24点ダメージ与えて勝ちです。」
このようなことは可能か?
できない。
探査能力は、総コストを決定したあとで機能する常在型能力である。
「この呪文の総コストに含まれる不特定マナ1点ごとに、あなたはそのマナを支払うのではなくあなたの墓地にあるカードを1枚追放してもよい。」(CR702.65a)
なので、今唱えようとしている《宝船の巡航》の総コストに含まれる不特定マナは{7}なので、Pは最大7枚までしか墓地のカードを追放できない。問題に書かれているようなことは不可能である。
# 探査能力が初出だったころは、呪文の総コストを減らす効果だったため、墓地のカードを不特定マナの点数よりも多く追放する----いわゆる『過払い』----ができた。ところがこれは後のCR改正で現在のような文面になり、『過払い』はできなくなったのである。
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そんなところで。
コメント
これどうなんだろうと思ってたんで説明助かります
リンクさせて頂きました。