新しいCRが発表されましたので、2015年07月18日CR更新分のざっくり訳をお届けします。
参照する項目のナンバリング振りなおしや細かい文法、言葉、記号の変更などは表記しません。

CR(英語)
http://magic.wizards.com/en/gameinfo/gameplay/formats/comprehensiverules

日本語版はもう出ています。
http://www.mjmj.info/data/

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青文字は既存の変更、赤文字は新規項目です。

100.2b(リミテッドの使用カード)

リミテッドで使用できるカードとして、配布された製品が使えるのは勿論ですが、基本土地の記載がCRにはありませんでした。ですので、基本土地も使用できることがCRに明記されました。


117.12a(~しないかぎり~する)

テンプレートとして用いられる「 [処理A]しないかぎり、[処理B]する 」というテキストは、これまで処理Aも処理Bもあなたが行うものでありました。
M15の《寛大な拷問者/Indulgent Tormentor》は、この[処理A]があなたに限らず、他のプレイヤーでも処理Aを行うかどうかの選択肢を持てるような書き方になっています。
CRはこれに準じ、「 [あるプレイヤーが処理A]しないかぎり、[処理B]する 」 と書き換えられました。

208.4

P/Tを特定の値に定める効果として、「基本のパワー/base power」「基本のタフネス/base toughness」「基本のパワーとタフネス/base power and toughness」 が新たに用いられるようになりました。
後からでてきますが、これは継続的効果第7b種です。


300.1(カードタイプ)

策略/Conspiracy がカードタイプの一覧から抜け落ちていました。


303.4i

効果によって、オーラを、それがエンチャントできないオブジェクトに付けられた状態で戦場に出す場合、そのオーラは元あった領域に留まるようになりました。


313.3(策略カード)

ゲーム外の策略カードがゲーム内に入ることはなくなりました。
→《死せる願い/Death Wish》


613.3b(第7b種)

先ほど出てきた「基本のパワーとタフネス/base power and toughness」などの表記は、継続的効果第7b種に属することが示されました。

701.15f(探す領域の一部が置換される)

探す領域の一部が置換される……一番良い例は《エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor》ですが……場合、それでも「ライブラリーを探した」という条件の誘発型能力は、誘発します。

つまり、《エイヴンの思考検閲者》が出ていても、《解き放たれし者、オブ・ニクシリス》の能力は誘発します。

702.16m

《光波の護法印/Spectra Ward》により、「この効果は~を取り除かない/this effect doesn’t remove」というテキストが出てきました。これは、状況起因処理によってオーラを墓地に置くということを意味しているのではありません。別のプロテクションを持った場合、それらのプロテクションは通常通りオーラに作用します。

#例を出そう。
#《オレスコスの速爪》に、《不可視/Invisibility》と《光波の護法印》がついている。
#この状態で《精霊への挑戦/Brave the Elements》を唱え、「青」を指定すると、
#これで得たプロテクション(青)により、《不可視》はエンチャントされなくなるので、
#《不可視》は状況起因処理により墓地に置かれる。


リンク

CRの原文のURLが、WPNサイトのリニューアルのために変更されました。
http://wpn.wizards.com/en/resources/rules-documents

同リンクには、MTR、IPG、JARR、PEIP、デッキリストなどが全て置いております。


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そんなところで。

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