#今回は数あるUR系のバリエーションから、コンボの特徴が強い2つを紹介。
*青赤のコンボ
モダンにおいて青赤のコンボといえば、既に紹介した双子コンボですが、他にもコンボの種はあります。
1つ目は《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》を使用したストーム・デッキです。軽いインスタント・ソーサリーを繰り返し唱え、最終的にはストームを大量に誘発させて相手を倒します。《紅蓮術士の昇天/》がスタンダードにあった頃からのアーキタイプですが、《炎の中の過去/Past in Flames》が入ったより攻撃的なデッキが見られるようになってきました。
2つ目は彗星のように現れたもう一つの"Storm" デッキです。通常の青赤デッキの構成に、《吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm》を加え、《メムナイト/Memnite》や《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》からの《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》につなげます。
*主要カード
・《血清の幻視/Serum Visions》
・《手練/Sleight of Hand》
・《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
・《発熱の儀式/Pyretic Ritual》
・《捨て身の儀式/Desperate Ritual》
・《魔力変/Manamorphose》
・《ゴブリンの電術師/Goblin Electromancer》
・《炎の中の過去/Past in Flames》
・《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》
・《ぶどう弾/Grapeshot》
・《巣穴からの総出/Empty the Warrens》
・《吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm》
・《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》
*ルーリング&Tips
・《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》
カウンターが置かれるための条件は、唱えた呪文と同じ名前のカードが墓地に置かれていることである。言い換えると、墓地に1枚だけあるカードをフラッシュバックで唱えたとしても、カウンターは置かれない。なぜならそれは唱えた時には墓地でなくスタックに移動しているからである。
・《炎の中の過去/Past in Flames》
《炎の中の過去》を解決した時点で、あなたの墓地にあるインスタント/ソーサリー・カードが蓋ッシュバックを持つ。解決した後で墓地に置かれたカードにはフラッシュバックが付かない。
どのカードがフラッシュバックを持ち、どのカードが持たないのかは明確にしておく必要がある。
・《吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm》
呪文が唱えられると、《吹き荒れる潜在能力》の誘発型能力が誘発する。解決時に、その呪文を追放し、その呪文と同じタイプのカードが出るまでライブラリーの上からカードを追放する。
この際に見るカードタイプは、「追放領域にある元・呪文」でなく、「スタックにあった呪文」である。
従って、《生けるものの洞窟/Zoetic Cavern》を変異コストで唱えた場合は、追放領域にある《生けるものの洞窟》(=土地)ではなく、スタックにあった呪文(=クリーチャー)とカード・タイプが同一であるかどうかを見る。
カード・タイプが合ったカードを「唱えても良い」。唱えなかった場合、他の追放されたカードと共にライブラリーの底に置かれる。
誰の呪文であってもこの能力は誘発する。
唱えられた呪文は、通常、決して解決されない。(偶然同名のカードが追放されることもありうる)
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そんなところで。
次回は Bogles.
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