#今週末はGP台北ですね。現地に行く方はお気をつけて。
#良きカードプールに恵まれるよう、祈っております。
*3つ揃って
《ウルザの塔/Urza’s Tower》、《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant》、《ウルザの鉱山/Urza’s Mine》を揃えてマナを大量に出してゲームを決めるのがUrzaTronです。
マナ・ランプの亜種ともいえるデッキですが、揃えた時の爆発力は他のデッキを凌駕します。
ミラディンから無色マナだけで唱えられる強力なカードが増えたことにより、ほとんど色をかませること無くデッキが構築されるようになりました。
大きく分けると、《彩色の宝球/Chromatic Sphere》で色マナを供給し、緑の呪文で土地をFixする「無色トロン」と、青白のコントロールに寄せた「青白トロン」に分かれます。後者は《けちな贈り物/Gifts Ungiven》のコンボが搭載されているものもよく見られます。
*主要カード
・《ウルザの塔》、《ウルザの魔力炉》、《ウルザの鉱山》
・《解放された者、カーン/Karn Liberated》
・《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》
・《隔離するタイタン/Sundering Titan》
・《無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre》
・《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》
・《ウギンの目/Eye of Ugin》
・《探検の地図/Expedition Map》
・《古きものの活性/Ancient Stirrings》
・《森の占術/Sylvan Scrying》
・《彩色の宝球/Chromatic Sphere》
・《彩色の星/Chromatic Star》
・《忘却石/Oblivion Stone》
・《全ては塵/All Is Dust》
・《流刑への道/Path to Exile》
・《アゾリウスの印鑑/Azorius Signet》
・《けちな贈り物/Gifts Ungiven》
・《エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria》
・《堀葬の儀式/Unburial Rites》
*ルーリング&Tips
・Tron各種
《ウルザの鉱山》などのUrzaTronカードは、カード名でなく、土地タイプの「Urza’s」「Tower/Mine/Power-Plant」 を見ている。
そのため、《広がりゆく海/Spreading Seas》などによって土地タイプが別物になっている場合、見た目は3枚揃っているが、より多くのマナは出せない。
#トリビア。 "Power-Plant" は1語。カード名の方は2語。→《Urza’s Power Plant》
・《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》
出てくるトークンの名前は両方とも「ワーム」である。能力に違いはあるが、同名である。
→《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
・《隔離するタイタン/Sundering Titan》
誘発型能力の解決時に、平地、島、沼、山、森を選ぶ。複数を1枚に集中させてもよい。
例えば、島として《繁殖池/Breeding Pool》を選び、森として同じ《繁殖池》を選んでもよい。
この能力は対象を取っていない。
・《けちな贈り物/Gifts Ungiven》
4枚までカードを選択できるが、それより少ない枚数のカードを選択することは適正である。
対戦相手は、そのうちからカードを2枚選んで、それらを墓地に置くことになる。
従って、2枚選ぶと、その2枚は確実に墓地に置かれる。
#→《堀葬の儀式》+リアニメイトするクリーチャー(=《エメリアの盾、イオナ》など)
・《彩色の宝球/Chromatic Sphere》
呪文を唱えている間、マナ能力の起動ができる間に、《彩色の宝球》の能力を起動できる。
が、「カードを引いてから」、「マナの色を宣言する」のは、引くべきでないときにカードを引いてしまっているので、競技RELでは【ゲームの敗北】となる。ご注意されたし。
→参考) http://37082.diarynote.jp/201401082325543096/
・《彩色の星/Chromatic Star》
《彩色の宝球》とは引けるタイミングがそもそも異なるので注意すること。
同様に、呪文を唱えている間にカードを引き、マナの色を宣言すると、それはやはり「引くべきでないときにカードを引いてしまっている」ことになる。
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そんなところで。
次回はBurn。
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