#PTQも終わったことですし、ぼちぼちTipsを再起動します。
#UR系はUR系でパーツだけ紹介するに留めるかも。
*36点。
《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》を使用したデッキは色々有りましたが、その中でも頭ひとつ抜け出ていたのが、《風景の変容/Scapeshift》を使用したコンボでした。
緑赤のマナ・ランプ戦略をとりつつ、隙あらば瞬殺が可能なこのデッキは、一時期のスタンダードなどで多く使用されていました。
モダンでは初期から禁止カードになっていたため、考慮されることはありませんでした。しかし、今は解禁され、当初の動きに《虹色の前兆/Prismatic Omen》が入って青が足されたパターンも多く見受けられます。
*主要カード
・《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》
・《風景の変容/Scapeshift》
・《虹色の前兆/Prismatic Omen》
・《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
・《明日への探索/Search for Tomorrow》
・《原始のタイタン/Primeval Titan》
・《差し戻し/Remand》
・《謎めいた命令/Cryptic Command》
・《イゼットの魔除け/Izzet Charm》
・《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
*ルーリング&Tips
・《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》
誘発する条件は、「山」があなたのコントロール下で戦場に出たときで、かつ、あなたが他に5枚の山をコントロールしている場合である。
おなじみの「if節のルール」により、解決時に再度、他に山を5枚コントロールしているかどうかを見る。5枚無ければ誘発型能力は何もせず、スタックから取り除かれる。
ほとんどの場合、《虹色の前兆》がなければ《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》は山ではない。従って、誘発した後に《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》を破壊しても何も意味は無い。
例)
《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》、《山》x4、《踏み鳴らされる地》の状態で《山》を置いて誘発させる。
1)《地盤の際/Tectonic Edge》で《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》を破壊する→誘発型能力はそのまま解決される。
2)《地盤の際/Tectonic Edge》で《踏み鳴らされる地》を破壊する→解決時に、他に山が5枚無いので、誘発型能力は何もしない。
・《風景の変容/Scapeshift》
土地を生け贄に捧げるのは呪文の解決中である。唱えた時ではない。
・《虹色の前兆/Prismatic Omen》
継続的効果第4種である。他の土地タイプに加えて全ての基本土地タイプになるので、元からあった能力は全て残る。また、《血染めの月/Blood Moon》とは依存しないので、単純にタイムスタンプ順で考えれば良い。
・《呪文滑り》VS《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》
《風景の変容/Scapeshift》で《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》による誘発型能力が6個スタックに積まれたとしよう。この6個の誘発型能力のそれぞれに対して、《呪文滑り》の能力を起動すると、6個全ての対象を《呪文滑り》に変更することができる。
ただし、《呪文滑り》の能力の解決前に、なんらかの方法によって《呪文滑り》が除去された場合は、《呪文滑り》の能力を解決しても「対象を《呪文滑り》に変更する」ことができないので、誘発型能力の対象はそのままである。
・待機
誘発忘れに注意すること。
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そんなところで。
次回はTron。
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