#モダンのUR系は系統が多いので、アーキタイプ別にさらっとおさらい。
#Twin, Storm, Delver, Burn とあり、さらにBlue-Moonもこれに続きます。
#それぞれのハイブリッドも見られます。Tarmo-Twin? 知らない子ですね……

*瞬殺コンボデッキ

《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》と戦場に出た際になにかをアンタップするクリーチャーがあれば、繰り返し《鏡割りのキキジキ》の能力を起動することによって、延々とそれらのトークンを出すことができます。
同じような能力をもたせるのが《欠片の双子/Splinter Twin》であり、これによって数種のカードが組み合わさった2枚コンボのデッキが陽の目をみました。最大で8枚ずつ入れることも可能なのですが、《鏡割りのキキジキ》のマナが厳しいことや、コピーを作成する起動型能力は1つで十分なことから、やや少なめの構成になっていることが多いです。
基本が青赤なので、いつ裁き、いつコンボを決めるかが戦略の分かれ目となります。

*主要カード

・《欠片の双子/Splinter Twin》
・《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》
・《詐欺師の総督/Deceiver Exarch》
・《やっかい児/Pestermite》

・《差し戻し/Remand》
・《稲妻/Lightning Bolt》
・《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
・《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
・《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》
・《呪文滑り/Spellskite》
・《血清の幻視/Serum Visions》
・《謎めいた命令/Cryptic Command》

*ルーリング&Tips

・起動型能力

《欠片の双子》は、つけられたクリーチャーに起動型能力を与える。つまり、起動型能力は双子でなくクリーチャーが持つ。そのため、《真髄の針/Pithing Needle》を有効に機能させるためには、《詐欺師の総督》、《やっかい児》(または《鏡割りのキキジキ》)を指定しなくてはいけない。
(《欠片の双子/Splinter Twin》と指定すること自体は適正なので注意すること。)

・《差し戻し/Remand》

《差し戻し》は解決時に対象の呪文を手札に戻す。その呪文が他の領域に行く場合に代わりに置かれる領域がある場合、手札に戻らないこともある。(→フラッシュバックなど)


・《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》

戦場に出たときの誘発型能力は、プレイヤーのみを対象にする。解決時には手札を「見る」ので、あなたが唱えた《ヴェンディリオン三人衆》で、あなた自身を対象にした場合、手札を対戦相手に見せる必要はない。しかし、土地でないカードを選んでライブラリーの底に送ることを選んだ場合、そのカードは「公開」する必要がある。

→ジャッジ向け:公開しなかった場合、公開する必要のあるカードを公開しなかったとなる。罰則は各自確認すること。

互いが《ヴェンディリオン三人衆》をコントロールしていても、もうレジェンド・ルールは適用されない。


・《呪文滑り/Spellskite》

基本的なこととして、《呪文滑り》の起動型能力は、対象がスタック上の呪文や能力であれば何であっても起動すること自体はできる。(解決時に対象の変更が行われるかどうかは問わない)

対象を《呪文滑り》に変更できる場合、対象のうちの1つが《呪文滑り》になる。同一のオブジェクトに対して複数回起動できたとしても、2回目以降は無駄になってしまう場合もある。

《呪文滑り》の能力の解決時に、《呪文滑り》が戦場にいない場合、対象をそれに変更できないので、結果として何も起きない。

(《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》と《呪文滑り》に関しては "Scapeshift" で。)

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そんなところで。

次回は Scapeshift.

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