#明後日は東別院会館でPT「タルキール覇王譚」予選です。
#どのようなモダン構築のデッキが勝ち残るのか、楽しみではあります。


*《出産の殻/Birthing Pod》

《出産の殻》はそれ単体でも強力なクリーチャーサーチカードであり、直接戦場に出せることから、様々なETB能力を伴ったクリーチャーと一緒に、スタンダードで現役の頃でも使われてました。
モダン構築になり、使えるクリーチャー・カードの幅が広がったことから、クリーチャー・カードを組み合わせたコンボデッキの汎用性をあげるために使用されるようになりました。クリーチャー・カードのコンボデッキといえばProjectX(《サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter》+《墓所の勇者/Crypt Champion》)でしたが、もっと直接的にプレイヤーを倒すために《シルヴォクののけ者、メリーラ/Melira, Sylvok Outcast》と頑強クリーチャー(《残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap》、《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》)が採用され、一時期は Melira Pod とも呼ばれていました。
現在は必ずしもメリーラコンボを搭載したデッキではありませんが、《出産の殻》は余さず使用されています。

*主要カード

・《出産の殻/Birthing Pod》
・《召喚の調べ/Chord of Calling》

・《極楽鳥/Birds of Paradise》
・《貴族の教主/Noble Hierarch》
・《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》
・《復活の声/Voice of Resurgence》
・《根の壁/Wall of Roots》
・《シルヴォクののけ者、メリーラ/Melira, Sylvok Outcast》
・《残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap》

他、有用なクリーチャーの1枚刺し。

*ルーリング&Tips

・《出産の殻》、《召喚の調べ》

いずれも、クリーチャーをライブラリーから直接戦場に出す。唱えているわけではない。《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》の影響を受ける。

・《出産の殻》とファイレクシア・マナ

ファイレクシア・マナ・シンボルも立派なマナシンボルである。
例えば、《出産の殻》の点数で見たマナ・コストは4である。

・《オナッケの古きもの、クルケッシュ》VS《出産の殻/Birthing Pod》

《出産の殻》のコストとして《オナッケの古きもの、クルケッシュ》を生け贄にささげた場合、起動型能力の起動が完了した時点で《オナッケの古きもの、クルケッシュ》が戦場にいないので、この能力は誘発しない。従って{R}も支払うことはないし、コピーされることもない。

・《根の壁/Wall of Roots》

置かれるのは-0/-1カウンターである。《シルヴォクののけ者、メリーラ》や、+1/+1カウンターと相互作用はしない。

・《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》

ライブラリーの中の《ファイレクシアの変形者》を探す場合、このカードの点数で見たマナ・コストは「4」である。
一方、何かのコピーになっている《ファイレクシアの変形者》を《出産の殻》のコストとして生け贄に探した場合、そのコピーだったもののコストを参照する。必ず「5(4+1)」を探すとは限らない。


・無限

《シルヴォクののけ者、メリーラ》+《台所の嫌がらせ屋》+《臓物の予見者/Viscera Seer》や、
《テューンの大天使/Archangel of Thune》+《スパイクの飼育係/Spike Feeder》
などのコンボによって、ライフを際限なく得たり、カウンターを好きなだけ置いたりすることができる。
この場合、間の操作は省略することができるが、最終的な値(有限)は宣言する必要がある。「無限」という値は宣言できない。

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そんなところで。

次回はTwin.

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