#GP神戸直前特集、ということで、モダンの主要デッキと簡単な動き、
#それにまつわるカードの注意点をジャッジ視点から書いてみます。

*緑黒

モダン構築で良くも悪くも代表的なカード、というと《タルモゴイフ/Tarmogoyf》や《闇の腹心/Dark Confidant》が挙げられます。
緑黒を中心に据えたデッキは環境当初から人気が高く、かつては赤を混ぜたJundが流行りました。が、《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》が禁止されてからは後退し、《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》が禁止されるにいたり、3色目を濃く足すというのは少なくなっています。

先ほど挙げた緑黒赤のJund、古くからあるコントロール寄りのThe Rock、白を混ぜたJunk、とバリエーションが豊かなのも特徴です。

*主要カード

・《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
・《闇の腹心/Dark Confidant》
・《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
・《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix》
・《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
・《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
・《思考囲い/Thoughtseize》
・《突然の衰微/Abrupt Decay》
・《四肢切断/Dismember》
・《殺戮の契約/Slaughter Pact》
・《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》

・《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells》
・《未練ある魂/Lingering Souls》

*ルーリング&Tips

・《タルモゴイフ/Tarmogoyf》

唱えた呪文によってP/Tの変化がある場合や、致死ダメージによって破壊されるかどうかは、その呪文が完全に解決され墓地に落ちた時点でP/Tが変動することに気をつけましょう。

例えば、互いの墓地にインスタントがなく、現在2/3の《タルモゴイフ/Tarmogoyf》に《稲妻/Lightning Bolt》を唱えても、致死ダメージにより破壊することはできません。

・《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》

1番目の能力によって互いに手札を捨てる場合、APから「捨てる予定のカード」を選び、ついでNAPが「捨てる予定のカード」を選びます。それらは同時に捨てられます。
別の言い方をすると、NAPはAPの捨てたカードを「見た」後に捨てるカードを選ぶことはできません。

・《クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix》VS《流刑への道/Path to Exile》

《クルフィックスの狩猟者》で一番上のカード(A)が見えている場合に、《流刑への道》を打たれてしまった場合、あなたは「基本土地を探さない」ことを選ぶことができます。その場合、ライブラリーを切り直すことはありません。あなたは次のドローでAを手に入れることができるでしょう。

・《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》

カード名が一致しているかどうかを見ます。持っている能力や、トークンorカードといった他の性質は見ません。
→《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》のトークン、《群れネズミ/Pack Rat》


・アップキープ用目印

《闇の腹心/Dark Confidant》や、《殺戮の契約/Slaughter Pact》の誘発型能力を忘れないように、ライブラリーの上に小さなもの(マーカー)を置くのは認められます。
ただし、カードそのものをライブラリーの上に置かないようにしましょう。(そのカードが実際にどの領域にあるのかが紛らわしいため)

・タルモゴイフダイス

《タルモゴイフ/Tarmogoyf》の現在のP/Tを示すために、上にダイスを置いて目印にするのは推奨しません。
他のカウンターを伴う効果と見間違えやすいことや、値を正確に追えていない場合に視覚的なわかりづらさがあるためです。ライフが変動する時点などで、きちんと現在の値を確認し合いましょう。


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そんなところで。

次回はPod。

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