JOU対応のMTR,IPGが更新されました。
今回は電子機器に関する規定が大きく変わっています。

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*MTR 2.10 イベントからの退出

PTQのTop8を選出するよりも前にプレイヤーがドロップした場合、より後ろの順位のプレイヤーが繰り上がるよう、文章が明確化されました。

*MTR 2.11 記録を取ること

競技RELおよびプロRELにおいて、電子機器の使用はできなくなりました。記録を取るのに電子機器を使用することもできません。
(詳しい説明は2.12にあります)

*MTR 2.12 電子機器

競技RELおよびプロRELにおいて、着座して試合を行っている間や、(リミテッドなどの)デッキの構築中に、電子機器の使用が禁止されました。
(ただし、個人的な着信は対戦相手に許可をとってから受けることができます)

一般RELでは電子機器の使用が認められます。が、これまでと同様に、(ウェブサイト、フォーラムなど)外部の戦略的情報を見たり、外部の情報を得たり、他の者と連絡したりするために電子機器を使うことは認められません。

イベントのヘッドジャッジならびに主催者は、マッチ中に電子機器を使用することを上記以上に制限あるいは禁止してもかまいません。

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*IPG 1.3 懲罰の適用

プレイヤーがなしうる小さな反則で、特に分類されていないものは、最初は【注意】を与えられるべきです。それが繰り返し行なわれた場合、ジャッジはプレイヤーに直接その反則を繰り返さないように指導するとともに、それ以降の反則をその指導に従わなかったことによる〔非紳士的行為〕を与えます。
この〔非紳士的行為〕はこれまでは〔非紳士的行為 ─ 重度〕でしたが、〔非紳士的行為 ─ 軽度〕に改められました。


*IPG 2.4 ゲーム上の誤り ─ ゲーム開始時の引き間違い

ゲーム開始時の手札に関連する誤りがこのカテゴリーになります。

「マリガンを選択しなかったプレイヤーが、対戦相手がマリガンを選択したあとにマリガンを行ってしまった。」という事例が追加されました。

追加処置は以下のようになりました。

1)引いた枚数が本来引くべき数より少ない場合・・・正しい数になるまで引かせる。

2)引いた枚数が本来引くべき数より多い場合・・・過剰な枚数+1枚を無作為に選んで脇によける。

 2-1)ゲーム的な行動(game action)がまだ行われていない場合:
  脇に避けたカードをライブラリーに入れて切り直す。プレイヤーは望むならそこからマリガンを行っても良い。

 2-2)ゲーム的な行動(game action)がすでに行われている場合:
  脇に避けたカードをライブラリーの上に無作為な順番で置く。


*(旧)IPG 3.5 案内の聞き落とし

消失しました。
主催側スタッフおよびジャッジの指示に従わなかった場合、〔非紳士的行為 ─ 軽度〕にあたります。

*IPG 3.5 イベント上の誤り ― デッキ/リストの問題

デッキにかかれているカード名が不明瞭であるが、それによって優位を不当に得ることがないとHJが判断した場合、【警告】に格下げすることができるようになりました。


*IPG 3.6 イベント上の誤り ─ リミテッド手順抵触行為

名称が変更されました。

「シールドデッキの交換の際に、カードを1枚登録し忘れていた。」という事例が追加されました。

*IPG 4.3 非紳士的行為 ─ 結果の捏造

プレイヤーがゲーム以外の方法によって結果を作成してはいけません。
ゲーム内で、ゲームが許していない行動によって、結果を決めてもいけません。

「延長ターンの終了時に、互いのライブラリーの表を公開して、マナ・コストの大小で結果を決定した。」
「延長ターンの終了後に、互いのライブラリーをめくって、『このまま続けたらどちらが勝っていたか』という判断で結果を決定した」
いずれも、事例として追加されました。(つまり、やってはいけません)

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そんなところで。

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