#今週末の準備でいろいろばたばたしてます。


というわけで、前回の回答。

問1
かたならし○×。
「リミテッドの競技イベントにおいて、パックから出たフォイルの基本土地は
 カードプールとして登録する必要がある。」

○か×か?




フォイルカードはコモンスロットとして扱われる。従って、それはカードプールに登録されるべきカードである。


 
問2
プレイヤーAは、《旅する哲人/Traveling Philosopher》をコントロールしている。

Aのターン、Aは《旅する哲人》に《狼育ち/Raised by Wolves》をつけ、2/2の狼・トークンを2体出した。
さらに、その《旅する哲人》に《ニクス生まれの狼/Nyxborn Wolf》を授与コストで唱え、つけた。

さて、この《旅する哲人》のP/Tはいくつか?


7/5

《狼育ち》はあなたのコントロールする狼・パーマネントを数える。

ここで、授与で付けられている《ニクス生まれの狼》は、オーラであってクリーチャーでないので、クリーチャー由来のサブタイプは消失している。したがってこれは狼とは数えられない。

つまり、Aのコントロールしている狼・パーマネントは「2」個である。

従って、《旅する哲人》は、

2/2 + 《狼育ち》(+2/+2) + 《ニクス生まれの狼》 +3/+1 = 7/5 


 
問3

PとQが対戦している。

Pは以下のクリーチャーをコントロールしている。

 E・《蒸気の精/Vaporkin》
 F・《水底の巨人/Benthic Giant》

Qは以下のクリーチャーをコントロールしている。

 A・《厄介なキマイラ/Perplexing Chimera》
 B・3/3のケンタウルス・クリーチャー・エンチャント・トークン
 C・《フィーリーズ団の略奪者/Pheres-Band Raiders》
 D・《ナイレアの使者/Nylea’s Emissary》

Pのターン、Pは《海神の復讐/Sea God’s Revenge》を、QのA、B、Cのクリーチャーを対象に唱えた。

Qは、《厄介なキマイラ/Perplexing Chimera》の誘発型能力を使用して、コントロールを変更することを選んだ。

さて、次のうち、間違っている文章はどれか。

1)《海神の復讐》の対象をE、Fの2つに変更し、解決時にそれらのクリーチャーがオーナーの手札に戻る。
2)《海神の復讐》の対象をE、F、さらにコントロールの変わったA に変更し、解決時にそれらのクリーチャーがオーナーの手札に戻る。
3)《海神の復讐》の対象をE、F、D に変更し、解決時にそれらのクリーチャーがオーナーの手札に戻る。
4)《海神の復讐》の対象を変更せずに解決し、それらのクリーチャーがオーナーの手札に戻る。
5)《海神の復讐》の解決時に、占術1を行うのはPである。


基本的なことを抑えよう。

・《海神の復讐/Sea God’s Revenge》は、対戦相手のコントロールするクリーチャーしか対象に取れない。

・複数ある対象で「新しい対象を選んでもよい」場合、一部のみ変更をすることは可能であるが、対象の数を変えることはできないし、不適正な対象を新しく選ぶことはできない。(CR114.6d)

・《厄介なキマイラ》によって、コントロールが交換されてから、Qは《海神の復讐》の新しい対象を選ぶことになる。従って、新しく対象を選ぶのであるならば、それはQの対戦相手であるPのコントロールするクリーチャーでなければならない。

1)× 対象の数が変わっているので適正でない。(3→2)

2)× 《水底の巨人》は呪禁をもっているので、Qのコントロールする呪文の対象にならない。したがってこの選択は適正でない。

3)× 2)と同様である。また、DはQのコントロールするクリーチャーなので、やはり《海神の復讐》の対象にできない。

4)× 対象を変更しないのは適正だが、解決時にはA、B、Cの全ては適正な対象でない。したがって《海神の復讐》は打ち消される。それらは手札に戻らないし、Qは占術1を行えない。

5)× 《海神の復讐》のコントローラーはQになっている。従って、正常に解決された場合、占術1を行うのはQである。


つまり、1)~5)は全て間違い。

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そんなところで。

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