#体調をちと崩してしまう、の巻。
#みなさまもお気をつけて。

それでは、前回の回答。

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問1
かたならし○×。
「リミテッドのイベントでは、確認用プールに高額カードが出たなどの理由で1ラウンド開始前に退出することができる。そうした場合、このプレイヤーは参加人数に応じたPWPを得る。」

○か×か?


×

プレイヤーが第1ラウンド開始前に退出した場合、そのプレイヤーはそのイベントに参加していないものとして扱われ、最終順位にも名前は含まれず、またプレインズウォーカー・ポイントを得ることもない。(MTR2.10)

従って、このプレイヤーはPWPを得ない。回答としては×。

 
問2
Aは《炎語りの達人/Flamespeaker Adept》と《海の神、タッサ/Thassa, God of the Sea》をコントロールしている。
Bは《勇気の元型/Archetype of Courage》をコントロールしている。

Aのターンのアップキープに、Aは《海の神、タッサ》の能力で占術1を行った。その後、メインフェイズでBは《勇気の元型》に《稲妻の一撃/Lightning Strike》を唱えてこれを破壊した。

今、Aのコントロールしている《炎語りの達人》について、

2-1)P/Tはいくつか?
2-2)先制攻撃を持つか?


2-1)4/3
2-2)持たない。

《炎語りの達人》の能力の解決時に、+2/+0の修整と先制攻撃を得るが、《勇気の元型》によって、先制攻撃を持つことができないので、「先制攻撃を得る」という継続的効果は生成されない。従って、そのターン中に《勇気の元型》が戦場から離れたとしても、先制攻撃を得ることはない。
一方、他の継続的効果は通常通り生成されるので、+2/+0の修整は得ることになる。

CR112.11も参照のこと。

 
問3

PとQが対戦している。

Pは《鷺群れのシガルダ/Sigarda, Host of Herons》をコントロールしている。
Qは《殺戮の神、モーギス/Mogis, God of Slaughter》をコントロールしている。

Pのターンのアップキープに何が起こるか?


Pが2ダメージを受ける。

《鷺群れのシガルダ/Sigarda, Host of Herons》によって、Qがコントロールする呪文や能力では、Pはパーマネントを生け贄に捧げることができない。

《殺戮の神、モーギス/Mogis, God of Slaughter》は

At the beginning of each opponent’s upkeep, Mogis deals 2 damage to that player unless he or she sacrifices a creature.

とあるので、生贄に捧げられないのならば、《殺戮の神、モーギス》は2ダメージを与える。PはQのコントロールするこの能力ではパーマネントを生贄に捧げられないので、2ダメージを受けることになる。

unless の部分が逆になっている場合はどうだろうか。《殺戮の波/Killing Wave》を例にだそう。

Pは《鷺群れのシガルダ/Sigarda, Host of Herons》をコントロールしていて、
Qが《殺戮の波/Killing Wave》を唱えたとする。

For each creature, its controller sacrifices it unless he or she pays X life.

X点のライフを払わないのならば、生贄に捧げることになる。しかし、生贄に捧げることはできない。従って、支払わない場合は何も起きない。

この辺りの違いを気にすると良い。

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そんなところで。

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