#IPGとMTR、JARが更新されていたのでそのうちに記事にします。


それでは、前回の回答。

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問1
かたならし○×。
「認定大会でのマッチの結果はDCIに送信されるが、ゲームの結果も送信される。」

○か×か?


×

各ゲームの結果ではなく、マッチの結果はDCIに報告され、プレインズウォーカー・ポイントの計算に用いられる。(MTR2.1)

とあるので、個別のゲームの結果は送信されない。

 
問2
現在はBのターン終了時である。

Aは《エルフの神秘家/Elvish Mystic》をコントロールしている。
Aの手札には《凶暴な召喚/Savage Summoning》と《彩色マンティコア/Chromanticore》がある。

Aは、Bのターン終了時に《凶暴な召喚》を唱えて、解決した。

2-1)
Aは手札の《彩色マンティコア》を授与コストで唱えたい。(対象は《エルフの神秘家/Elvish Mystic》である)このターン、それは可能だろうか?

2-2)
2-1)が可能な場合、その《彩色マンティコア》は《解消/Dissolve》で打ち消されるだろうか?

2-3)
2-1)が可能な場合、その《彩色マンティコア》はどのような状態で《エルフの神秘家》につくだろうか? また、その際に《エルフの神秘家》のP/Tはいくつか?


2-1)可能

《凶暴な召喚》によって瞬速をもつかのように唱えられるのは、クリーチャー・カードである。
手札の《彩色マンティコア》はクリーチャー・カードであるので、唱え始めることができる。

2-2)打ち消せない。

《凶暴な召喚》によって唱えることが可能になっている《彩色マンティコア》という呪文は、《凶暴な召喚》の影響下にあるので、打ち消されることはない。

2-3)

授与コストを支払っているので、オーラとして《エルフの神秘家》につけられた状態で戦場に出る。さらに、《凶暴な召喚》によって、その《彩色マンティコア》の上には+1/+1カウンターが置かれている。このカウンターは《エルフの神秘家》ではなく、《彩色マンティコア》のP/Tを変更させるので、《エルフの神秘家》のP/Tは5/5になる。

 
問3
PとQが対戦している。

Pは墓地の《地獄火花の精霊/Hellspark Elemental》の蘇生能力を起動し、それを戦場に出した。
その後、墓地の《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》を対象に《死の国からの救出/Rescue from the Underworld》を唱え、追加コストとしてさきほどの《地獄火花の精霊》を生け贄に捧げた。

次のPのアップキープ・ステップに、戻ってくるクリーチャーはどれか?


《地獄火花の精霊》、《渋面の溶岩使い》

墓地にあって対象になった《渋面の溶岩使い》が戻ってくるのは自明である。

問題は《地獄火花の精霊》である。

《地獄火花の精霊》は、自身の蘇生能力のために、《死の国からの救出》のコストで生け贄にささげると、墓地に行く代わりに追放領域に置かれる。

さて、《死の国からの救出》を解決しよう。解決中の呪文は、その呪文が唱えられている間に、ある領域から他の公開領域に移動しているオブジェクトに何らかの処理を行なうことができる。(CR400.7g)

追放領域は公開領域である。従って、《死の国からの救出》は、それが唱えられている間に移動したオブジェクト--つまり、《地獄火花の精霊》--を見つけ、それを戦場に戻すことができる。

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そんなところで。

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