#WMCQの時に他のジャッジと話していたお題。
#「一番ややこしいCR的な要素はなんだろう?」
#という疑問に、おいらはこう答えました。
#「直感的でないので難しい、という意味では攻撃強制/制限かな。」

というわけで、今回のFMQは攻撃強制/制限を扱います。

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問1
かたならし○×。

「攻撃クリーチャー指定において、攻撃を強制(requirements)されている場合、制限(restrictions)を無視して攻撃クリーチャーとして指定するのは適正である。」

○か×か?

 
問2
それではプレイヤーAとBにご登場願おう。Aは大抵の場合アクティブ・プレイヤーで、Bは非アクティブ・プレイヤーである。両者ともにモダンマスターズを手に入れ損なって目が虚ろになっているが、ルールを説明するのに問題はない。早速ゲームをしてもらおう。

2-1)
まずは簡単なところから。
Aは《無謀な粗暴者/Reckless Brute》をコントロールしている。
Bは《安全の領域/Sphere of Safety》をコントロールしている。

A「攻撃クリーチャー宣言ステップに、誰も攻撃しないよ。」

この選択は適正か?

以下は問題ごとに別々の状況である。例えば、2-2)では、Bは《安全の領域》をコントロールしていないし、Aは《無謀な粗暴者》を別にコントロールしているわけではない。

2-2)
Aは《はた迷惑なゴブリン》と《モグの下働き/Mogg Flunkies》をコントロールしている。

以下のうち、Aが宣言できる攻撃クリーチャーの組合せとして適正なものはどれか?(複数回答可)

 a) 2体とも攻撃する。
 b) 《はた迷惑なゴブリン》のみ攻撃する。
 c) 《モグの下働き》のみ攻撃する。
 d) 誰も攻撃しない。

2-3)
Aは《噛み傷への興奮/Furor of the Bitten》が付けられた《モグの下働き》と、《ルーン爪の熊》をコントロールしている。

Aが適正に宣言できる攻撃クリーチャーの組合せを全て答えよ。

 
問3
さて、それではやっかいな《残虐の達人/Master of Cruelties》にご登場願おう。
彼はご存知の通り、「単独でしか攻撃できない。」これに留意すること。

3-1)
Aは《残虐の達人》と《無謀な粗暴者》をコントロールしている。
Aが適正に宣言できる攻撃クリーチャーの組合せを全て答えよ。

3-2)
Aは《残虐の達人》と《はた迷惑なゴブリン》をコントロールしている。
Aが適正に宣言できる攻撃クリーチャーの組合せを全て答えよ。

3-3)
Aは《残虐の達人》と《はた迷惑なゴブリン》と《モグの下働き》をコントロールしている。
Aが適正に宣言できる攻撃クリーチャーの組合せを全て答えよ。


問4(難)

おっそろしくややこしい事象を紹介しよう。

Aは以下のクリーチャーをコントロールしている。

 ・《ゴルガリのおとり》
 ・《寄せ餌/Lure》がついている《嘲るエルフ/Taunting Elf》
 ・《巨大戦車/Juggernaut》

Bは以下のクリーチャーをコントロールしている。

 ・《木の壁/Wall of Wood》(ただの壁)
 ・《輝きの壁/Wall of Glare》(何体でもブロックできる壁)

Aが全てのクリーチャーで攻撃した。

適正なBのブロック・クリーチャー宣言は何通りあるか?

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いつものように、回答は来週にでも。



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