Answer: Friday Magic Quiz. [13-06A]
2013年4月23日 FMQ コメント (1)#WMCQ@大阪でのオンラインペアリングを実施できたのは非常によかった。
#これからもこの形式は続けたい。
それでは、前回の回答。
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問1
かたならし○×。
「ダメージの量を増やす置換効果がある。この状態で「0点のダメージ」が与えられる場合、
ダメージの量は増える。」
○か×か?
×
0点のダメージを与える場合、それはダメージを与えない。ダメージを増加させる置換効果があったとしても、置換するイベントがないので何も効果を持たない。(CR119.8)
したがってダメージは増えない。
問2
Bの手札には《火+氷/Fire/Ice》と、《暴行+殴打/Assault+Battery》がある。
2-1)
Aが《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》をBに唱えた。
Aが捨てさせることができるカードは2枚の内どれか?
2-2)
Aが《脳食願望/Appetite for Brains》をBに唱えた。
Aが捨てさせることができるカードは2枚の内どれか?
2-1)2枚のいずれでもOK。
2-2)《暴行+殴打/Assault+Battery》のみ。
分割カードの特性は2組ある(スタック以外の領域では)。
分割カードの特性をある値と比較する場合、いずれかの側で「はい。」と答えが返るならば、質問の答え自体も「はい。」になる。
《火》の点数で見たマナ・コストは3以下か? →「はい。」
《氷》の点数で見たマナ・コストは3以下か? →「はい。」
少なくとも一方で「はい。」と答えが返った。
つまり、《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》で《火+氷/Fire/Ice》を捨てさせることは可能。
《暴行》の点数で見たマナ・コストは3以下か? →「はい。」
《殴打》の点数で見たマナ・コストは3以下か? →「いいえ。」
少なくとも一方で「はい。」と答えが返った。
つまり、《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》で《暴行+殴打/Assault+Battery》を捨てさせることは可能。
同様に、
《火》の点数で見たマナ・コストは4以上か? →「いいえ。」
《氷》の点数で見たマナ・コストは4以上か? →「いいえ。」
「はい。」という答えは返らなかった。
つまり、《脳食願望/Appetite for Brains》で《火+氷/Fire/Ice》を追放させることは不可能。
《暴行》の点数で見たマナ・コストは4以上か? →「いいえ。」
《殴打》の点数で見たマナ・コストは4以上か? →「はい。」
少なくとも一方で「はい。」と答えが返った。
つまり、《脳食願望/Appetite for Brains》で《火+氷/Fire/Ice》を追放させることは可能。
問3
PとQが対戦している。
Pは《タルモゴイフ/Tarmogoyf》を2体と、《たい肥/Compost》をコントロールしている。
Qは《血の芸術家/Blood Artist》と《破滅的な行為/Pernicious Deed》をコントロールしている。
QはX=2で《破滅的な行為/Pernicious Deed》を起動した。
PとQが一連の処理が終わるまで何も対応をしなかったとすると、
結果として、Pは何枚のカードを引けるだろうか?
1枚。
《たい肥/Compost》の能力は、「いずれかの領域から墓地にカードが置かれた」ときに誘発するので、カードが墓地に移動したことで誘発する。
つまり、黒のカードが墓地に落ちた時点で、《たい肥/Compost》が戦場に存在しなくてはいけない。
この場合、《破滅的な行為/Pernicious Deed》が墓地に落ちるのはその起動型能力のコストを支払った時点なので、まだ《たい肥/Compost》は戦場にある。
その後、効果によってパーマネントが同時に破壊されるが、《血の芸術家/Blood Artist》が墓地に落ちた時点では、《たい肥/Compost》は戦場に無いため、これでは誘発しない。
従って、Pはカードを1枚引ける。
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そんなところで。
コメント
解答編2問目の最後の行は誤植じゃないですか?