#最近はあんまり更新しないFMQですが、理由は2つあって
#1)年度末で死ぬほどリアルが込み入っている
#2)あんまり面白げなルール関連の質問がない
#まあ下については喜ばしいことなので良いとは思うのですが。

理想はプレイヤーが完璧にルールを知っている世界。でもそれは理想なの。摩擦力ゼロみたいな。

というわけで、前回の回答。

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問1
かたならし○×。

「あるオブジェクトが裏向きの位相を持つ場合、そのオブジェクトは必ず戦場にある。」

○か×か?




問題の書き方がやや卑怯ではあるが、位相はそもそもパーマネントしか持たない。(CR110.6d)
なので、あるオブジェクトが位相を持つならば、それが裏向きであろうが表向きであろうが、それはパーマネントなので必ず戦場にある。従って問題文は正しいことを書いている。

スタックや追放領域で裏向きであるカードは存在しうるが、それらは「位相が裏向き」であるわけではない。それらは単に裏向きになっているだけである。

 
問2
Aは《聖なるマントル/Holy Mantle》のついた《火拳の打撃者/Firefist Striker》をコントロールしている。

Aのターン、Aはこの《火拳の打撃者》で攻撃し、Bはそれをブロックしなかった。

A「じゃあ、ダメージを割り振る前に、《ザル=ターの豚/Zhur-Taa Swine》を捨てて+5/+4するね。」

このAの行動は可能か?


不可能。

プロテクション([性質/quality])とある場合、その性質に含まれるのは通常は色であるが、別にどんな特性値であってもよい。

プロテクション(クリーチャー)の場合、クリーチャーはカードタイプなので、そのカードタイプを持つパーマネントのみならず、戦場以外の領域にある発生源にも適用される。(CR702.15a)

従って、湧血能力の発生源はクリーチャーというカードタイプを持つので、プロテクション(クリーチャー)を持つオブジェクトを対象に取れない。従って使えない。


通常、単なる「クリーチャー」というテキストのみで表されるオブジェクトは、戦場に出ているクリーチャーのみを示し、墓地やライブラリーなどの「クリーチャー」であるカード・タイプを持つオブジェクトは示さない。(CR109.2)
しかし、プロテクションで示される性質は、このルールの例外になる。

 
問3

私のコントロールしている《実験体/Experiment One》に、対戦相手の《外出恐怖症/Agoraphobia》が付けられている。

この状態で、私は《雲ヒレの猛禽/Cloudfin Raptor》を戦場に出した。

《実験体/Experiment One》の進化能力は誘発するだろうか?


誘発する。

《実験体/Experiment One》のパワーは-4であり、これは《雲ヒレの猛禽/Cloudfin Raptor》のパワー(=0)よりも小さい。

従って誘発する。



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そんなところで。

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