#upしたと思っていたのに忘れていた時の衝撃たるや。

#あ、本日22時過ぎくらいからニコ生やります。
#お題は誘発忘れとGTCリミテッド、GP横浜について。


それでは、前回の回答。

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問1
かたならし○×。

「あるカードが暗号化されたクリーチャーが戦闘ダメージをプレイヤーに与え、
 そのカードのコピーを唱えた場合、強請能力は誘発する。」

○か×か?




暗号によってコピーが追放領域より「唱え」られるので、
呪文を唱えたことになり、強請能力は誘発する。

従って○。


問2

A「ええと、例えば、Bのクリーチャーを僕が《魂の代償/Soul Ransom》で奪うよね。」
B「で、俺がカードを2枚捨てる、と。」
A「それに対応して、僕がさっきのクリーチャーを《投げ飛ばし/Fling》とかして、
 戦場からなくしたら、その起動したやつはどうなるの?」

さて、どうなるか?


Aがカードを2枚引く。

《魂の代償/Soul Ransom》の起動型能力によって、
「Aが《魂の代償/Soul Ransom》を生贄に捧げ、Aが2枚引く。」
ことを行う。「《魂の代償/Soul Ransom》を生贄に捧げる」の部分は、すでに戦場にそれが無いので実行できないが、他の部分は実行されるので、結局Aはカードを2枚引く。

 
問3

P、Q、Rが多人数戦のゲームをしている。

Pは《発光の始源体/Luminate Primordial》を戦場に出し、
Qの《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》と、
Rの《修復の天使/Restoration Angel》を、誘発型能力の対象に取った。

3-1)
Qはそれに対応して、《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》を起動して
生け贄に捧げて、戦場にあるアーティファクトを1つ破壊した。

《発光の始源体/Luminate Primordial》の能力の解決時に、QとRは何点のライフを得るか?

3-2)
Qはそれに対応して、《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》を起動して
生け贄に捧げて、戦場にあるアーティファクトを1つ破壊した。

さらに、Rは《信仰の盾/Faith’s Shield》を自分の《修復の天使/Restoration Angel》を対象にして唱え、それにプロテクション(白)を与えた。

《発光の始源体/Luminate Primordial》の能力の解決時に、QとRは何点のライフを得るか?


3-1)Qは2点、Rは3点のライフを得る。

対象を複数取っている場合、一部が不適正になったとしても、それ以外は解決される。

《発光の始源体》によって、それぞれの対戦相手(この場合はQとR)について、

「対象になったクリーチャーを追放し、対戦相手はそのパワーに等しいライフを得る。」
"exile up to one target creature that player controls and that player gains life equal to its power."

となる。一部の対象が不適正になっている場合、その部分(=追放する)部分は何もせず、他の部分が解決される。

従って、Qの《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》は追放されず、Qは2ライフを得る。Rの《修復の天使/Restoration Angel》は追放され、Rは3ライフを得る。


3-2)いずれもライフを得ない。

全ての対象が不適正になっているため、誘発型能力はルールによって打ち消される。
従って誰もライフを得ない。


#3-1)はFAQにもあるが、奇妙に思った人もいるかもしれない。
#過去の例としては、《焼尽の猛火/Searing Blaze》がある。
#A本体とAのクリーチャーを対象に取り、Aのクリーチャーが解決前にプロテクション(赤)
#を得たとしよう。その場合、Aはやはり《焼尽の猛火》でダメージを受ける。
#テキストは
# "Searing Blaze deals 1 damage to target player and 1 damage to target creature that player controls."
#である。上の《発光の始源体》のテキストと比べてみよう。

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そんなところで。

コメント

nophoto
KZ
2013年2月13日13:32

問3について。

《発光の始源体/Luminate Primordial》は日本語カードだと、「そのプレイヤーは、その追放されたクリーチャーのパワーに等しい点数のライフを得る。」となっており、クリーチャーが追放されないとライフゲインされないように読み解けますが、これは翻訳ミスなのでしょうか?

testing
2013年2月13日17:50

本来ならば「そのパワーに等しい等しい点数のライフを得る」であるべきでしょう。

(いずれにせよ、挙動を問うにはオラクルを参照しなければいけないので、特に影響があるとは思えません。)

カズ
2013年2月13日18:49

3-1の質問です。

魂の火/Soul’s Fireの時との違いがよくわかりません。
魂の火の時は、前者が場から離れると魂の火は何もしない、と聞いたことがあります。
パワーを参照すべき対象となっている生物が場から離れてるのは共通ですが、どこが違うのでしょうか?

testing
2013年2月13日19:58

一部の対象が不適正である場合、不適正な対象がする処理は行いません。(CR608.2b)

《魂の火/Soul’s Fire》の場合、
Target creature you control on the battlefield deals damage equal to its power to target creature or player.
ですから、前者の対象が不適正な場合、その対象がする処理 = 後者にダメージを与える処理 は行われません。従って何も起きません。

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