Answer: Friday Magic Quiz. [12-27A]
2012年12月11日 FMQ コメント (4)#GP名古屋は無事終了しました。
#今回のイベントは総じて楽しかったのと、
#「良い点」が「悪い点」よりも先に出てくることが
#今までとは異なる印象をより際立たせています。
#「良い点」は継承し、「悪い点」は改善する方向に持って行きたいですね。
会場で話しかけてくれた方、ありがとうございました。
あと、ニコ生を水曜22時すぎからやります。
Skypeでメッセージくれてもいいのよ。
それでは、先週の回答。
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問1
かたならし○×。
「同名のパーマネントは、他の継続的効果が無い限り、常に同じテキストを持つ。」
○か×か?
×
例えば、《情け知らずのガラク/Garruk Relentless》から出てくる狼・トークンと、
《ヴェールの呪いのガラク/Garruk, the Veil-Cursed》から出てくる狼・トークンは、
名前は同じ「狼」であるが、テキストが異なる。
したがって×。
ちなみに、上記の「狼」トークンは、《拘留の宝球/Detention Sphere》により
全て追放される。なぜならそれらは同名である。
問2
Aは《ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler》と《銀刃の聖騎士/Silverblade Paladin》をコントロールしており、この2体は組である。
Aは《銀刃の聖騎士》に《怨恨/Rancor》を唱えてそれにつけ、この1体で攻撃した。
Bはこのクリーチャーを《ロクソドンの強打者》でブロックした。
Bの受けるダメージは最大何点か?
7点。
(第1)戦闘ダメージ・ステップにおいて、《銀刃の聖騎士》は接死を持つので、割り振る戦闘ダメージが1以上であれば致死ダメージだとみなされる。
ブロック・クリーチャーに致死ダメージを割り振れば、それ以上はトランプルによりプレイヤーに割り振れるため、この戦闘ダメージ・ステップでは、《銀刃の聖騎士》は「《ロクソドンの強打者》に1点、Bに3点」と割り振ることができる。
その次の戦闘ダメージ・ステップにおいては、すでにブロック・クリーチャーが破壊されていて戦場におらず、全ての戦闘ダメージを(トランプルによって)プレイヤーに割り振れる。
従って、最大 3+4=7点 をBに割り振ることができる。
問3 (トリビア)
PとQがゲームをしている。
あるカード(A)は、物理的に存在する(コピーでない)カードである。
PはAを唱えることができる。
しかし、優先権があれば、QもAを唱えることができる。
このようなAを作成せよ。
一例のみ示す。
Pがオーナーである《霧虚ろのグリフィン/Misthollow Griffin》を、Pが唱え、
それを対象にQが《呪文乗っ取り/Spelljack》を唱える。
《呪文乗っ取り/Spelljack》を解決すると、《霧虚ろのグリフィン/Misthollow Griffin》は追放される。
この追放された《霧虚ろのグリフィン/Misthollow Griffin》は、
・追放領域にあってPがオーナーであるので、Pはこれを追放領域から唱えることができる。
・《呪文乗っ取り/Spelljack》の効果で、Qはこれを追放領域から唱えることができる。
となり、問題の条件を満たす。
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そんなところで。
奇跡のつくりかた:《渦まく知識》で置いてから《師範の占い独楽》で起こす。
コメント
《霧虚ろのグリフィン/Misthollow Griffin》と《呪文乗っ取り/Spelljack》の例では,Pが唱えることが出来て,なおかつ優先権があればQも唱えることが出来るタイミングは存在しないように思えますが.
インスタントタイミングも考慮するなら《ザルファーの魔道士、テフェリー》置いてあげればOKです。
……と思いましたが「瞬速能力が指す『あなた』はPのみ」な気がしてきました。
本来クリーチャーを唱えられない方のプレイヤーが、《ヴィダルケンの宇宙儀/Vedalken Orrery》
などによってインスタントタイミングで唱えられるような仕掛けが必要です。
ご指摘ありがとうございます。
なるほど!
ワームトークンをあれほど見てきたのに、気付きませんでした…