Answer: Friday Magic Quiz. [12-26A]
2012年12月4日 FMQ#2回分の回答を2つの記事として一気に更新します。
それでは、先週の回答。
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×
「死亡する/Die」という語は「~が戦場から墓地に置かれる」ことを意味する。(CR700.6)
キーは「あなたの墓地に置かれる」という箇所である。
例えば、このクリーチャーのオーナーがAであり、Aのコントロール下にあった時に、
Bが《裏切りの血/Traitorous Blood》などでこのクリーチャーのコントロールを奪ったあとに
このクリーチャーが破壊されると、
オーナーはAなのでこのクリーチャーはAの墓地に置かれるが、「あなたの墓地(=Bの墓地)に置かれた時」という誘発条件を満たさないので、誘発しない。
対し、『(このクリーチャー)が死亡した時、』であれば問題なく誘発する。
従って、2つの文の意味は異なる。
2本目で終了し、結果は1-1-0 となって引き分け。
マリガンが完了しておらず、ゲームが始まっていないので、追加ターンは行わない。
その時点でのゲーム勝利数によってマッチの勝者を決める。
問題の場合は両者ともに1ゲームずつ取っているので、引き分けとなる。
なれない。
これによって出るコピー・トークンは、コピー可能な値としては、
《群れネズミ/Pack Rat》の値に加えて、《邪悪な双子/Evil Twin》由来の起動型能力を追加した値を持つ。
したがって、「戦場に出る際に、~のコピーとなる」という文章は持っていないので、他のクリーチャーのコピーにはなれない。
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そんなところで。
それでは、先週の回答。
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問1
かたならし○×。
「『(このクリーチャー)が戦場からあなたの墓地に置かれた時、』というのは
『(このクリーチャー)が死亡した時、』 と同義である。」
○か×か?
×
「死亡する/Die」という語は「~が戦場から墓地に置かれる」ことを意味する。(CR700.6)
キーは「あなたの墓地に置かれる」という箇所である。
例えば、このクリーチャーのオーナーがAであり、Aのコントロール下にあった時に、
Bが《裏切りの血/Traitorous Blood》などでこのクリーチャーのコントロールを奪ったあとに
このクリーチャーが破壊されると、
オーナーはAなのでこのクリーチャーはAの墓地に置かれるが、「あなたの墓地(=Bの墓地)に置かれた時」という誘発条件を満たさないので、誘発しない。
対し、『(このクリーチャー)が死亡した時、』であれば問題なく誘発する。
従って、2つの文の意味は異なる。
問2
AとBがマッチを行なっていて、互いに1勝した後の3本目、
互いにデッキを交換し、シャッフルしている最中で
「時間切れです。追加の5ターンを行なって下さい。」
とアナウンスがあった。
A「じゃああと5ターンしかないけど、やるか。」
B「え? 2本目で終わりじゃないのか?」
さて、どうすべきか?
2本目で終了し、結果は1-1-0 となって引き分け。
マリガンが完了しておらず、ゲームが始まっていないので、追加ターンは行わない。
その時点でのゲーム勝利数によってマッチの勝者を決める。
問題の場合は両者ともに1ゲームずつ取っているので、引き分けとなる。
問3
PとQが対戦している。
Pは《邪悪な双子/Evil Twin》を唱えて戦場に出し、コピー元としてQの《群れネズミ/Pack Rat》を選んだ。
その後、Pはこのコピー《群れネズミ/Pack Rat》の能力を起動し、これのコピー・トークンを出した。
このコピー・トークンは、戦場に出る際に他のクリーチャーのコピーとなれるだろうか?
なれない。
これによって出るコピー・トークンは、コピー可能な値としては、
《群れネズミ/Pack Rat》の値に加えて、《邪悪な双子/Evil Twin》由来の起動型能力を追加した値を持つ。
したがって、「戦場に出る際に、~のコピーとなる」という文章は持っていないので、他のクリーチャーのコピーにはなれない。
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そんなところで。
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