#2回分の回答を2つの記事として一気に更新します。

3週前の回答。(遅くなってすみません)

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問1
かたならし○×。
「手札が0枚になったプレイヤーは、マリガンを選択できない。」

○か×か?




手札が0枚になった場合、そのプレイヤーはそれ以上マリガンすることはできない。(CR103.4)

と、そのものズバリの文章がある。従って○。

#逆説的に考えると、0枚でマリガンを選べると単なる時間稼ぎができてしまう。
#もちろんそれが意味のある行動とはいえないが……

 
問2
Aのコントロールする《銀刃の聖騎士/Silverblade Paladin》と《ロクソドンの強打者/Loxodon Smiter》は組である。

Aのターン、Aはこの2体で攻撃した。

Bはブロック・クリーチャーを宣言せず、戦闘ダメージが割り振られる前に、《銀刃の聖騎士》を対象に《神聖なる反撃/Divine Deflection》をX=2で唱えた。

結果として、Bは何点のダメージを受けるか?


4点。

戦闘ダメージ・ステップにおいて、攻撃クリーチャーが二段攻撃を持っているので、第2戦闘ダメージ・ステップが発生することが確定し、今(=最初の戦闘ダメージ・ステップ)には、二段攻撃か先制攻撃もちのみ戦闘ダメージを与える。(CR510.5)

Bは《銀刃の聖騎士》と《ロクソドンの強打者》から計6点のダメージを受けるが、《神聖なる反撃/Divine Deflection》があるので、ダメージのイベントは

 「Bに4点、《銀刃の聖騎士》に2点」

となる。これが実行され、Bは4点のダメージを受け、《銀刃の聖騎士》は2点のダメージを受けて破壊される。

続いて第2戦闘ダメージ・ステップに進むが、このステップでは、

 ・最初の戦闘ダメージ・ステップの開始時に先制攻撃も二段攻撃も持っていないクリーチャー
 ・この時点で二段攻撃を持っているクリーチャー

のいずれかに該当するクリーチャーが戦闘ダメージを与える。

《ロクソドンの強打者》は、この時点では組でないので二段攻撃を持たず、また、最初の戦闘ダメージ・ステップの開始時には二段攻撃をもっていたので、いずれにも該当しない。
従って、《ロクソドンの強打者》はこの戦闘ダメージ・ステップでは戦闘ダメージを与えない。


最終的に、Bは4点のダメージを受ける。

 
問3

PとQが対戦している。

3-1)
Pが《堀葬の儀式/Unburial Rites》を自分の墓地から唱えた。
Qはそれを対象に《呪文乗っ取り/Spelljack》を唱えた。

《呪文乗っ取り/Spelljack》が解決されたあと、Qは追放された《堀葬の儀式/Unburial Rites》を唱えることができるだろうか?


3-2)
Pは《時を越えた詠唱/Cast Through Time》をコントロールしている。

Pは《時間の熟達/Temporal Mastery》を手札から唱えて、それを解決した。

P「次のターン、この《時間の熟達》をもう一回唱えてさらに追加のターンを得るね。」

Pの言っていることは可能か?



3-1)できる。

《呪文乗っ取り/Spelljack》は、対象になった呪文を打ち消し、通常は墓地に置かれるはずのその呪文を追放する。

フラッシュバックで唱えられた《堀葬の儀式》も、結局はスタックから他の領域に行く際に、かわりに追放領域に移動する。

つまり、この《堀葬の儀式》は追放領域にあり、《呪文乗っ取り》よって追放されたカードでありうるので、これを追放領域から唱えることができる。


3-2)できない。

《時を越えた詠唱》によって、《時間の熟達》は反復能力を持つ。
が、反復能力は「解決に際してそれをあなたの墓地に置く代わりに、それを追放する」。

《時間の熟達》は、それ自身の解決中に自身を追放するので、「解決に際して墓地に置かれる」ことがそもそも存在しない。

従って反復能力における置換効果は発生せず、遅延誘発型能力は誘発しない。


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そんなとところで。

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