#先々週の回答をupしたつもりが忘れていました。


それでは、前々回の回答。

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問1

かたならし○×。

「プロテクション(ゴブリン)とは、プロテクション(ゴブリン・クリーチャー)と意味するところは同じである。」

○か×か?


×

プロテクション([性質])とある場合、その性質に対してのプロテクションを持つ。

プロテクション(ゴブリン・クリーチャー)とある場合、クリーチャーであり、かつゴブリンであるパーマネントないしは発生源にプロテクションが適用される。(CR702.15)

プロテクション(ゴブリン)である場合、ゴブリンであるパーマネントないしは発生源において同様である。

従って、クリーチャーというタイプでなく、ゴブリンというサブタイプを持つような発生源の場合、
プロテクション(ゴブリン)にはプロテクションが機能するが、プロテクション(ゴブリン・クリーチャー)にはプロテクションが機能しない。

従って、問題文は間違いである。

 
問2
Bは忠誠カウンターが4個乗っている《イニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistrad》をコントロールしている。

Aのターン、Aは《苛立たしい小悪魔/Vexing Devil》を唱えて、それを戦場に出した。

B「じゃあ、4点食らうことを選ぶよ。」

2-1)
Aはこの4点をB本体ではなく、《イニストラードの君主、ソリン》に与えたい。それは可能か?

2-2)
2-1)が可能な場合、《苛立たしい小悪魔/Vexing Devil》は生贄に捧げる必要があるか?
その理由も示せ。


2-1)可能。

戦闘ダメージでないダメージなので、プレインズウォーカーへ移し替えることができる。

2-2)生け贄に捧げる。

この場合、置換効果はイベントの一部のみを置換するので、《苛立たしい小悪魔/Vexing Devil》が生け贄に捧げることを妨げない。


 
問3

Pは以下の2体のクリーチャーをコントロールしている。それらは組である。

 《銀刃の聖騎士/Silverblade Paladin》
 《翼作り/Wingcrafter》

Pは《解放の天使/Emancipation Angel》を唱え、《翼作り/Wingcrafter》を手札に戻し、《解放の天使/Emancipation Angel》と《銀刃の聖騎士/Silverblade Paladin》を組にしようとした。

さて、そのようなことは可能だろうか?


不可能。

《解放の天使/Emancipation Angel》が戦場に出た時、結魂能力をもつクリーチャーは2体いるが、それらは「組になっていない」のではない(=すでに組である)。

従って《銀刃の聖騎士/Silverblade Paladin》の結魂能力も、《翼作り/Wingcrafter》の結魂能力も、共に誘発しない。問題文のようなことは不可能である。

#《解放の天使》の誘発型能力で、《銀刃の聖騎士》を手札に戻し、
#改めて《銀刃の聖騎士》を戦場に出すことによって、
#《銀刃の聖騎士》と《解放の天使》を組にすることは可能である。


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そんなところで。


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