#FAQも発表されたことですし、水曜日にニコ生を行います。
#時間は22時すぎくらいに。お題はAVRのFAQで。


アヴァシンの帰還のFAQが発表されています。

http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/faq/avr

いつものように、ざっくり紹介。

以下はFAQ全文の転載ではありません。全文は上記リンクからたどって下さい。
日本語を始め各国語版もあり、.docでダウンロードできます。

既存CRより自明である項目や、文章から簡単にわかる解説文は省略しています。
また、おいら的注釈を新たに加えている場合(コメント行が#で始まるもの)もあります。

 
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製品情報
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アヴァシンの帰還の公式発売日:2012年5月4日
セットレアリティー内訳:コモン101、アンコモン60、レア53、神話レア15、基本土地15 の計244種。

2012年5月4日(金)より、構築戦でアヴァシンの帰還が使用可能になります。
これにより、スタンダードで使用できるセットは以下のようになります。

 ミラディンの傷跡、ミラディン包囲戦、新たなるファイレクシア、
 マジック2012、イニストラード、闇の隆盛、アヴァシンの帰還


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一般注釈
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** 新キーワード能力:奇跡/Miracle **


702.91.奇跡

702.91a 奇跡は誘発型能力に関連する常在型能力である(ルール603.10参照)。「奇跡[コスト]」という表記は、「あなたがこのカードを引くに際し、これがこのターンに初めて引いたカードだった場合、これを手札から公開してもよい。これによりこのカードを公開したとき、あなたはこれのマナ・コストの代わりに[コスト]を支払うことでこれを唱えてもよい。」ということを意味する。

702.91b プレイヤーがあるカードをその奇跡能力により公開することを選んだ場合、そのカードがそのプレイヤーの手札を離れるか、 その能力が解決されるか、またはその能力がスタックを離れるまで、そのプレイヤーはそのカードを公開したままプレイする。


#奇跡能力に関してはさんざん既出なのでここではCRの引用のみにとどめます。

** 新キーワード能力:結魂/Soulbond **


702.92. 結魂

702.92a結魂は2つの誘発型能力を表すキーワードである。「結魂」とは、「このクリーチャーが戦場に出たとき、あなたがこのクリーチャーおよび他のクリーチャー1体の両方をコントロールしていてその両方が組になっていない場合、あなたはこのクリーチャーをもう一方の組になっていないクリーチャーと組にしてもよい。そうしたなら、両方があなたのコントロール下で戦場にあるクリーチャーであるかぎり、それらのクリーチャーは組である」および「他のクリーチャーがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたがそのクリーチャーおよびこのクリーチャーの両方をコントロールしていてその両方が組になっていない場合、あなたはそのクリーチャーをこのクリーチャーと組にしてもよい。そうしたなら、両方があなたのコントロール下で戦場にあるクリーチャーであるかぎり、それらのクリーチャーは組である」ということを意味する。

702.92b クリーチャーは結魂能力の結果、他のクリーチャーと「組」になる。能力は組になったクリーチャー、他のクリーチャーと組になったクリーチャー、またはクリーチャーが組になっているかどうかを参照することがある。「まだ組になっていない」クリーチャーとは、その時点で組になっていないクリーチャーのことである。

702.92c 結魂能力の解決時に、組になるであろうオブジェクトのどちらかがクリーチャーでなくなっているか、戦場にいなくなっているか、または結魂能力をコントロールするプレイヤーのコントロール下でなくなっている場合、どちらのオブジェクトも組にならない。

702.92d クリーチャーは他のクリーチャー1体のみと組になることができる。

702.92e 組になったクリーチャーは、以下のいずれかの場合に組でなくなる。「他のプレイヤーがそれまたはそれと組になったクリーチャーのコントロールを得る」、「それまたはそれと組になったクリーチャーがクリーチャーでなくなる」、または「それまたはそれと組になったクリーチャーが戦場を離れる」。


#結魂能力は2つの誘発型能力を持つが、ともに"if節のルール"に従う条件付きの誘発型能力である。
#戦場に出たときが条件の一つであり、
 ・組になっているか 
 ・クリーチャーであるか 
 ・あなたのコントロール下であるか
#を見る。条件を満たさない場合は誘発しないし、解決時にもそうであるかを見る。

#上記の条件は、2つのクリーチャーが組である場合の条件でもある。この条件を満たさない場合、 そのクリーチャーは(もう一方も含めて)組ではない。

*結魂能力はどちらもクリーチャーを対象としない。

*結魂を持つクリーチャーが他の結魂を持つクリーチャーと組になった場合、それぞれのクリーチャーが両方のボーナスを得る。

#1つのクリーチャーが「組である」ことによるボーナスは、高々2つしか得られない。

*あなたが結魂を持つまだ組になっていないクリーチャーを複数コントロールしている状態で他のクリーチャーが戦場に出た場合、各結魂能力がそれぞれ誘発する。そのクリーチャーが組になった後に解決された結魂能力は効果をもたらさない。

*結魂を持つ組になったクリーチャーが結魂を失った場合でも、それおよびそれと組になったクリーチャーは組のままである。

#これからわかる通り、「組である」ことは能力ではないと推測される。


** テーマ:明滅/Flickering **

「アヴァシンの帰還」セットの中には、パーマネントを追放し、その後そのパーマネントをあなたのコントロール下で戦場に戻すカードがいくつかある

#古くからある《ちらつき/Flicker》や《ちらつき鬼火/Flickerwisp》と異なり、
#アヴァシンの帰還の明滅カードは、追放したパーマネントをあなたのコントロール下で戻す。
#それは新しいオブジェクトであることに注意せよ。

*追放されたパーマネントはまったく新しいオブジェクトとして戦場に戻る。それは以前のパーマネントの記憶を持たず、つながりも持っていない。

*組になったクリーチャーが追放された場合、組は解消される。しかし、そのクリーチャーが再び戦場に出ることで、それの結魂能力(またはそれと組になっていたクリーチャーの結魂能力)は再び誘発する。そのクリーチャーは、追放前に組になっていたクリーチャーと組になることもあれば、他のクリーチャーと組になることもある。


他のキーワード能力についてはイニストラードFAQ、闇の隆盛FAQを参照のこと。


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カード別注釈
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《錬金術師の隠れ家》
土地
{T}: あなたのマナ・プールに{1}を加える。
{G}{U},{T}:このターン、あなたは土地でないカードを、瞬速を持っているかのように唱えてもよい。


*最後の能力は、何らかの理由でそれを唱えることができる状況でさえあれば、どの領域にある土地でないカードにも適用される。

《歓喜の天使》
クリーチャー ― 天使
3/3
飛行
あなたがコントロールする他の黒でないクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
プレイヤーは呪文を唱えたり能力を起動したりするために、ライフを支払うことも、クリーチャーを生け贄に捧げることもできない。


*呪文または起動型能力がコストとしてプレイヤーがライフを支払う(《グリセルブランド》の起動型能力など)またはクリーチャーを生け贄に捧げる(《投げ飛ばし》など)ことを要件とする場合、その呪文を唱えたり能力を起動したりすることはできない。

*呪文または能力の解決など、他の原因によってプレイヤーがライフを支払うまたはクリーチャーを生け贄に捧げることは依然起こり得る。

#《歓喜の天使》の最後の能力は、プレイヤーが特定の行動を取ることを妨ぐものである。

《忌むべき者のかがり火》
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。忌むべき者のかがり火はそのプレイヤーとそのプレイヤーがコントロールする各クリーチャーにそれぞれX点のダメージを与える。
奇跡{X}{R} (あなたがこのカードを引いたとき、これがこのターンに最初に引いたカードだった場合、あなたはこれの奇跡コストを支払うことでこれを唱えてもよい。)


*《忌むべき者のかがり火》はプレイヤーのみを対象とする。《忌むべき者のかがり火》が解決された場合、そのプレイヤーがコントロールするクリーチャーは呪禁をもっていてもダメージを受ける。

《ラムホルトの勇者》

クリーチャー ― 人間・戦士
1/1
ラムホルトの勇者のパワーよりも小さいパワーを持つクリーチャーでは、あなたがコントロールするクリーチャーをブロックできない。
他のクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、ラムホルトの勇者の上に+1/+1カウンターを1個置く。


*《ラムホルトの勇者》より小さいパワーのクリーチャーは、《ラムホルトの勇者》だけでなく、あなたがコントロールするどのクリーチャーもブロックできない。

《闇の詐称者》
クリーチャー ― 吸血鬼・暗殺者
2/2
{4}{B}{B}:クリーチャー1体を対象とする。それを追放し、闇の詐称者の上に+1/+1カウンターを1個置く。
闇の詐称者は、それにより追放されたすべてのクリーチャー・カードの起動型能力を持つ。


*《闇の詐称者》は起動型能力のみを得る。誘発型能力や常在型能力を得ることはない。

*《闇の詐称者》は、クリーチャー化した土地のように一時的にクリーチャーであるに過ぎないパーマネントを対象とし追放することができる。しかし、そのカードはクリーチャー・カードではないため、《闇の詐称者》がそのカードの起動型能力を得ることはない。

《悪魔の監督官》
{2}{B}
クリーチャー ― デーモン
4/3
飛行
あなたのアップキープの開始時に、《悪魔の監督官》以外のクリーチャーを1体生け贄に捧げる。


*《悪魔の監督官》がその能力が誘発してから解決するまでの間に戦場を離れた場合も、クリーチャーを1体生け贄に捧げなければならない。2体の《悪魔の監督官》をコントロールしていて他にクリーチャーをコントロールしていない場合、それぞれが他方を強制的に生け贄に捧げることになることには注意が必要である。

《神聖なる反撃》
{X}{W}
インスタント
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。このターン、次にあなたやあなたがコントロールするパーマネントに与えられるダメージをX点軽減する。これによりダメージが軽減される場合、神聖なる反撃はその点数に等しい点数のダメージを、そのクリーチャーやプレイヤーに与える。


*《神聖なる反撃》の対象となるのは、それがダメージを与える先のクリーチャーまたはプレイヤーのみである。対象は《神聖なる反撃》を唱えた時点で選ぶのであって、ダメージを軽減する時点ではない。

*《神聖なる反撃》は同時に与えられる複数の発生源からのダメージ(戦闘中など)を軽減することができる。選択されたXの値ではすべてのダメージを軽減できない場合、あなたはどの発生源からのダメージを軽減するかを選ぶ。

*《神聖なる反撃》が対象のクリーチャーまたはプレイヤーにダメージを与えられない場合(たとえばクリーチャーがプロテクション(白)を得た、戦場からいなくなった、すでにクリーチャーではない、またはプレイヤーがゲームからいなくなったなどの理由)であっても、ダメージを軽減することはできる。自身ではダメージを与えないというだけである。

#「軽減効果+ダメージを与える」である。移し替えでないことに注意。

《花咲くもつれ樹》
{3}{G}
クリーチャー ― ツリーフォーク
5/5
花咲くもつれ樹は、結魂を持つクリーチャーと組になっていないかぎり、攻撃したりブロックしたりできない。


*《花咲くもつれ樹》と組になっているクリーチャーが結魂を失った場合、《花咲くもつれ樹》は組になったままではあるが、攻撃やブロックはできない。

《幽霊のゆらめき》
{2}{U}
インスタント
あなたがコントロールするアーティファクトやクリーチャーや土地を2つ対象とし、それらを追放し、その後それらのカードをあなたのコントロール下で戦場に戻す。


*2つの対象は異なるカード・タイプでもよい。たとえば、アーティファクト1つとクリーチャー1体を《幽霊のゆらめき》の対象とすることができる。

《無限反射》
{5}{U}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
《無限反射》がクリーチャーにつけられた状態で戦場に出たとき、あなたがコントロールする他のトークンでないクリーチャーは、そのクリーチャーのコピーになる。
あなたがコントロールするトークンでないクリーチャーは、エンチャントされているクリーチャーのコピーとして戦場に出る。


*《無限反射》は他のプレイヤーがコントロールするクリーチャーにもエンチャントすることができる。

*《無限反射》が戦場を離れたり異なるクリーチャーにつけられたりしても、コピー効果は一切失われない。あなたのクリーチャーはコピーされたクリーチャーのコピーのままである。

*パーマネントの戦場への出方を変える置換効果は、以下の順に適用される。まずコントロール変更効果(《標本集め》など)、次にコピー効果(《無限反射》や《クローン》の能力など)、その後その他すべての効果。これは「闇の隆盛」セットの発売に伴って最近導入されたルール変更である。

#CR616.1a-d 参照。
#「+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る」といった効果は置換効果であるが、
#CR616.1dに分類される効果である。

《殺戮の波》
{X}{B}
ソーサリー
クリーチャー1体につき、それのコントローラーがライフをX点支払わないかぎり、それのコントローラーはそれを生け贄に捧げる。


*クリーチャーを生け贄に捧げることができない場合(《鷺群れのシガルダ》による場合など)、ライフを支払わないことを選べば、何も起こらない。

《原初のうねり》
{8}{G}{G}
ソーサリー
あなたのライブラリーの一番上のカードを追放する。それがパーマネント・カードである場合、あなたはそれを戦場に出してもよい。そうした場合、この手順を繰り返す。


*繰り返される手順には、手順を繰り返すという指示が含まれる。つまり、パーマネント・カードを戦場に出せなくなるまで、カードを追放し戦場に出し続けることができる。

*戦場に出せないパーマネント・カード(エンチャントできる適正な対象がないオーラなど)を追放した場合、または戦場に出したくないパーマネント・カードを追放した場合、《原初のうねり》の解決は終わる。

《破滅の儀式》
{5}{R}{R}
ソーサリー
アーティファクト、クリーチャー、土地の順番を決める。各プレイヤーは第一のタイプのパーマネントを1つ生け贄に捧げ、第二のタイプのパーマネントを2つ生け贄に捧げ、第三のタイプのパーマネントを3つ生け贄に捧げる。


*あるカード・タイプの生け贄として捧げられたパーマネントは、続くカード・タイプの選択時には戦場にないため選ぶことができない。

《鷺群れのシガルダ》
{2}{G}{W}{W}
伝説のクリーチャー ― 天使
5/5
飛行、呪禁
あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力は、あなたにパーマネントを生け贄に捧げさせることができない。


*対戦相手がコントロールする呪文または能力が解決される際、それがあなたにパーマネントを生け贄に捧げさせるものであった場合、あなたは単にそうしない。その部分の効果は何もしないのである。その呪文または能力があなたにパーマネントを生け贄に捧げるという選択肢を与える場合(《脳喰らい》の能力など)、あなたはその選択肢を選ぶことができない。

*対戦相手がコントロールする呪文または能力がパーマネントを生け贄に捧げないかぎり何らかの行動を取るよう指示する場合(《大峨の匪賊》など)、パーマネントを生け贄に捧げることを選ぶことはできない。よってあなたはその行動を取らなければならない。一方、対戦相手がコントロールする呪文または能力が何らかの行動を取らないかぎりパーマネントを生け贄に捧げるよう指示する場合(《殺戮の波》など)、その行動を取るかどうかを選ぶことができる。あなたはパーマネントを生け贄に捧げることができないため、その行動を取らないことを選んだ場合、何も起こらない。

#行動を制限されることに注意せよ。

《盗品》
{3}{U}
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、土地でないカードを追放するまで、自分のライブラリーの一番上のカードを追放し続ける。ターン終了時まで、あなたはそのカードをマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。


*あなたはそのカードを追放領域から唱える。これにより追放された土地カードは追放されたままになる。

*その追放されたカードの通常のタイミング制限には従わなければならない。


《月の賢者タミヨウ》
{3}{U}{U}
プレインズウォーカー ― タミヨウ
4
[+1]:パーマネント1つを対象とし、それをタップする。そのパーマネントは、それのコントローラーの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。
[-2]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーがコントロールするタップ状態のクリーチャー1体につき、1枚のカードを引く。
[-8]:あなたは「あなたの手札の上限はなくなる。」および「カードが1枚いずれかの領域からあなたの墓地に置かれるたび、あなたはそれをあなたの手札に戻してもよい。」を持つ紋章を得る。


*タミヨウの第三の能力は、2つの能力を持つ1つの紋章を生み出す。

*タミヨウの上に8個の忠誠度カウンターが置かれているときにその第三の能力を起動した場合、彼女は紋章が生み出される前にあなたの墓地に置かれる。彼女は手札には戻らない。

《野生の抵抗》
{2}{G}
エンチャント
あなたがコントロールするクリーチャーがインスタント呪文またはソーサリー呪文の対象になるたび、そのクリーチャーはターン終了時まで+3/+3の修整を受ける。


*ある1つのインスタントまたはソーサリー呪文があなたのコントロールする同一のクリーチャーを複数回対象とした場合、《野生の抵抗》は1回しか誘発しない。

《イチイの精》
{4}{G}
クリーチャー ― スピリット・ツリーフォーク
3/3
{2}{G}{G}:《イチイの精》はターン終了時まで+X/+Xの修整を受ける。Xはそれのパワーに等しい。


《イチイの精》のパワーが0より小さい場合、修整は負の値になる。たとえば、何らかの理由でこれが-10/3になった場合、-10/-10の修整を受けて-20/-7になる。

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そんなところで。

コメント

nophoto
通りすがり
2012年4月24日21:14

>*《神聖なる反撃》が対象のクリーチャーまたはプレイヤーにダメージを与えられない場合(たとえばクリーチャーがプロテクション(白)を得た、戦場からいなくなった、すでにクリーチャーではない、またはプレイヤーがゲームからいなくなったなどの理由)であっても、ダメージを軽減することはできる。自身ではダメージを与えないというだけである。

対象を取る呪文がすべての対象について不適正になっているのでルールにより打ち消されるのでは?

nophoto
らぁ
2012年4月24日21:42

testingさんに代わって、失礼します。



神聖なる反撃は解決時に軽減効果を生成します。

神聖なる反撃がダメージを与えるのは、その軽減効果によって軽減されるダメージが与えられるはずであるとき、つまり神聖なる反撃が解決されるよりあとです。

呪文の対象の適正性は、唱えるときと解決時にのみ行われます。

したがって、神聖なる反撃が解決された*後*で、それが軽減すべきダメージが本来与えられようとする*前*に、対象のクリーチャーなりプレイヤーなりが、プロテクションをえるなり、クリーチャーやプレイヤーでなくなるなりしても、「対象不適正」で打ち消されるのではありません。

単に、プロテクション(白)のために、白である発生源たる神聖なる反撃によって与えられるダメージが軽減されたり、クリーチャーでもプレインズウォーカーでもプレイヤーでもないモノへダメージが与えられることがなかったりするだけです。

また、神聖なる反撃が解決された*後*、それが軽減すべきダメージが本来与えられようとする*前*に、対象が被覆を得るなどして対象にならなくなったとしても、神聖なる反撃は然るべきタイミングでダメージを与えることができます。

nophoto
通りすがり
2012年4月24日21:45

回答ありがとうございます。
上で言うプロテクション(白)だったり戦場からいなくなったりは呪文解決後の話だったんですね。当方の勘違いでした。

nophoto
P$inkhole
2012年4月25日1:19

こんにちは。
奇跡について教えてください。
そのターンの最初のドローが、複数枚のドローが可能な呪文や能力によるドローであり、その1枚目が奇跡を持っていた場合、
それを奇跡でプレイできるのは2枚目以降のカードを見る前ですか?2枚目以降のカードを見てからですか?

testing
2012年4月25日10:55

奇跡コストで唱えるのは、奇跡による誘発型能力の解決中になります。
複数枚のドローを行う場合、全てのカードを引いたあとで誘発型能力がスタックに積まれます。
従って2枚目以降のカードを引いたあとに奇跡コストで唱えることになります。

nophoto
P$inkhole
2012年4月25日11:24

ありがとうございました。
アップキープの渦まく知識などの1枚目は注意したいです。

nophoto
さんどら
2012年4月25日16:17

質問です。
呪文や能力の効果でドローしたカードを奇跡能力で唱えたい場合、
その宣言は《捨て身の狂乱》や《Merfolk Looter》などのの効果の
解決中であってもドローの直後に行うのでしょうか?
スタックの解決中には別のアクションは起こせないと思っていたの
ですが、今日のWPN通信に掲載されていたクイズの問3を見たら
違うのかな?と思いまして。

testing
2012年4月25日19:33

> その宣言は《捨て身の狂乱》や《Merfolk Looter》などのの効果の
> 解決中であってもドローの直後に行うのでしょうか?

行えるのは「奇跡能力を持つカードを公開する」という行動のみです。
そうした場合、奇跡による誘発型能力がスタックに積まれます。
ドローの直後に奇跡つきの呪文を唱えるわけではありません。

> スタックの解決中には別のアクションは起こせない

呪文や能力の解決中にはプレイヤーに優先権が無い、というだけです。
優先権が無いので、他の呪文を唱えたり、起動型能力を起動することもできません。

解決中であっても、効果やルールがそれを許せばなんらかの行動をすることはできます。
例)《マナ漏出/Mana Leak》の解決中にマナ能力を起動する。

nophoto
さんどら
2012年4月25日19:47

早速のご回答ありがとうございます。
では逆に、《捨て身の狂乱》の効果で引いたカードを奇跡能力で
唱えたい場合には、《捨て身の狂乱》の効果をディスカードまで
解決した後では奇跡カード公開のタイミングが過ぎてしまって
いるのでしょうか?

testing
2012年4月25日19:51

はい。あなたはこのターンの1枚目にカードを引いた際に(それが奇跡能力持ちのカードならば)それを公開できます。
《捨て身の狂乱/Desperate Ravings》でカードを捨てているということは、その前の処理が済んでいるということなので、公開しなかったとみなされます。

nophoto
さんどら
2012年4月25日19:54

良く分かりました。
どうもありがとうございました。

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