#MWCQの予選招待者リスト、国内版を作成しました。以下の記事から飛んで下さい。
http://blog.mtg.ne.jp/cbanother/2012/04/2012mwcq.html
#国別人数も作成しております。本場はさすがですね。


#また、WERのアップデートが4月12日付できております。大きな変更点は以下を参照。
http://blog.mtg.ne.jp/cbanother/2012/04/wer-4147.html



4月2日発効のMTR更新点と、4月12日発効のIPG更新点です。

IPGに関しては「誘発忘れ」で大きな変更がありましたが、プレイヤーがそれを細かく知っておくことはありません。

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大会規定(MTR) update: 2012/04/02
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2.2 プレイ/ドロー・ルール

決勝ラウンドの各マッチでの第1ゲームにおいて、先手・後手の決定権は「予選スイスラウンドでのより上位であるプレイヤー」に与えられるようになりました。

この方式が採用されるのは、以下に示すプレミアイベントです。

 ・マジック:ザ・ギャザリング・プレイヤー選手権
 ・ワールド・マジック・カップ
 ・ワールド・マジック・カップ予選
 ・プロツアー
 ・プロツアー予選
 ・グランプリ

これ以外のイベントでこの方式を採用しても構いませんが、事前にアナウンスが必要です。

 
2.9 ヘッドジャッジへの上訴

(項目移動のみ)

 
2.11 記録を取ること

(旧MTR2.9からの項目移動)

オラクルについて、ゲーム中でも閲覧して良いことになりました。オラクルは紙であれ電子媒体であれ、いつでも参照できます。オラクルの参照は公開で、他の戦略的情報が書かれていてはいけません。

他のプレイヤーに見せないようにオラクルを参照したい場合、ジャッジの許可が必要です。

 
2.12 電子機器

ライフ総量や他の情報をメモしたり、ダイス替わりにするために、電子機器を使用することが認められます。ゲームに関係ない情報(連絡メールや通話など)を受け取ることもできますが、対戦相手の許可が必要です。

WofC公式から出ている、スマートフォン用のライフカウンターは、問題なく使うことができます。

戦略的な情報や、外部情報を得るために電子機器を使用することは禁止です。非公開で電子機器を使いたい場合、ジャッジの許可が必要です。

ヘッドジャッジは電子機器の使用を制限あるいは禁止することができます。

 
2.13 ライフ総量

マッチの開始時に、ライフを記録する手段を互いに示す必要があるようになりました。
手段は互いにライフが確認できるようなものでなければいけません。

#(余談)つまり、「あ、ぼくのライフは頭で記憶しておきます」はNG?

マッチのプレイヤー全員が同意する場合、記録方法を共有してもよいです。(メモを真ん中に置くことはその方法の一つです)

プレイヤーのライフが変化した場合、そのプレイヤーは口頭で新しいライフを宣言すべきです。記録されているライフや、宣言されたライフに食い違いがあった場合、その食い違いに気づいた時点で指摘することが求められます。そうしなかった場合、〔故意の違反 ― 詐欺行為〕の対象となりえます。
ライフの食い違いはすぐさま指摘して直すように努めましょう。

 
4.1 プレイヤーの意思疎通

共有情報について、

  ・公開領域にあるカウンターの種類
  ・オブジェクトが物理的にどのような状態であるか(タップ状態、反転状態、つけられている/外れているかどうか)、またそのオブジェクトがどの領域にあるか

以上の文章が追加・修正されました。


新製品に関する変更

他、新製品の追加によるフォーマットの使用可能セットの変更がなされています。


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違反処置指針(IPG) update: 2012/04/12
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IPGの変更点ですが、細かい点に関しては省きます。また、オラクルの閲覧許可など、MTRと重複している点もこの記事では書きません。


3 ゲーム上の誤り

同じ分類に入る〔ゲーム上の誤り〕を3回以上犯してしまうと、懲罰が【ゲームの敗北】に格上げされます。今回の変更では、複数日に渡るイベントでは、前日におけるこの回数を無視するように変更されました。つまり日付が変われば、回数がリセットされます。

 
3.6 その他一般のゲームルール抵触行為

違反に気づいたあとのゲームを修復する際に、オブジェクトが間違った領域にあって、その誤りが起こってからまだターン周期内であった場合、そのパーマネントを正しい領域に置くようになりました。

例えば、相手のターン終了時に《渦まく知識》をプレイしたプレイヤーが、手札から2枚ライブラリーに置くのを忘れ、自分のアップキープ・ステップに気づいた場合、そのプレイヤーは〔その他一般のゲームルール抵触行為〕となり、【警告】を与えられ、手札から2枚のカードを選んでライブラリーの上に置きます。(正しい領域は手札ではなくライブラリー)


3.1 誘発忘れ

今回の更新で一番大きな変更であり、項目が完全に書き換わっています。
ジャッジはIPGの項目をよく読み、誘発忘れに関する正しい知識を得て下さい。

ここではプレイヤー向けにかいつまんで説明を行います。

一般RELでは今までと変わりません。

IPGが適用されるのは競技REL以上のイベントです。一般RELでは何も変わりません。誘発型能力を忘れた場合、強制であるならばそれを実行し、しなくてもよい選択肢があるならば、それを行わなかったものとして続行されます。

 
自分の誘発型能力を忘れてはいけません。

一般RELであろうが、競技REL以上であろうが、あなたのコントロールしている誘発型能力はあなたが責任をもって処理を行なって下さい。もしあなた自身の誘発型能力を忘れてしまった場合、ジャッジを呼んで下さい。


対戦相手の誘発型能力を指摘しなくてもかまいません。

競技REL以上のイベントにおいて、対戦相手の誘発型能力が強制かそうでないかにかかわらず、あなたは対戦相手が誘発型能力を忘れた場合、そのことを指摘する必要はありません。気づいた場合、あなたはジャッジを呼んで指摘してもかまいませんが、しなくてもかまいません。

呼ばれたジャッジは、その誘発型能力がどのような能力であるか、場合によってはそれが「失効能力(lapsing ability)」であるかどうかをチェックしたあとで、該当するプレイヤーに対し懲罰を与えるなり、もしくは何も懲罰を与えないことを行います。その後で、ゲームを復旧させます。

プレイヤーはどのような能力が失効能力であるかを知っておく必要はありません。それを判断するのはジャッジです。

 
故意に自分の誘発型能力を忘れるのは詐欺行為です。

〔誘発忘れ〕の違反になるのは、原則として自分がコントロールしている誘発型能力を忘れた場合になります。自分がコントロールする誘発型能力を(不利になるのが嫌なので)故意にわざと忘れた場合、それは〔故意の違反 ― 詐欺行為〕となります。


*ゲーム中のプレイヤー以外の人間が、〔誘発忘れ〕を指摘することは認められない。

ゲーム中の誘発型能力が忘れられたことに、ゲームに参加していないプレイヤーや、観客、ジャッジが気づいたとしても、それを指摘することは認められません。

少なくとも競技REL以上でのイベントにおいて、プレイヤーは自身の技術やプレイングに対して真摯であることが求められます。そして、ゲーム中の誘発型能力についてはゲーム中のプレイヤーが管理するものです。もし他の人間がそれに気づいてゲームを止めた場合、(例えその行為が正しいものであったとしても)〔外部情報の参照〕が与えられることになるでしょう。

#4.2. 外部情報の参照 の例(B)。


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そんなところで。

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