From the Vault: Crazy
2012年4月1日 TCG全般 コメント (1)
混沌の力を持つ奴らがいる。
ここに集ったのはマジックの歴史上最悪のテキストを持つカードというか是非焚き付けにしてほしい紙どもが15枚。破滅的な文面や理解しがたいルールで知られた悪夢たちだ。プレインズウォーカーとして、君は多元宇宙を飛び回り、そういう協力者を探していたのならばやめておけ。きっと黒服の目が君に向くだろう。というか目を背けることもあるかもしれないが彼を許してやって欲しい。
この限定版のセットには、使われる側のプレイヤーにとって悪夢としかいえないが、先行セットの神話レアがプレビューとして入っているかもしれない。非常に迷惑なので筆者は一般販売しないようにウェブストアの在庫をカラにするつもりだ。……可能な限り早く!
発売日:2012年8月
希望小売価格:4410円(税込み)
コレクター必見!
・15枚のフォイル・カード(うち4枚は目立つように暗闇でも光る蛍光インク製!)
・特製スピンダウン・ライフカウンターウェア (あなた自身がこれを着てスピンダウンせよ!)
・コレクターズ・ガイド 「どうやってジャッジに対してこのセットの使用を納得させるか」
・「From the Vault」専用特製箔押し紋様
・15枚のカード全てが銀枠カード
・スワヒリ語版のみの特別限定販売 (日本語対訳シール付き!)
・銀枠でありイベントで使用不可能。元のカードが使えるイベントでも使用できない。
収録カードについては以下。
----
これまでのマジックの歴史において、トーナメントシーンではまず見られないようなカードたち。
そのカードが使われているのはもはや脳内だけであると言っても過言ではないのに。
それでも、カルタムンディで印刷されていれば、それは立派なマジックのカードなのだ。
このセットに収録されているのは、
--それは、カード自体が何をするのかが一見してわからなかったり。
*《嵐の目/Eye of the Storm》
*《Chains of Mephistopheles》
*《呪文織りの渦巻/Spellweaver Volute》
--それは、古くからルールアドバイザーを混乱させてきたものであったり。
*《謙虚/Humility》
*《倍増の季節/Doubling Season》
*《ヴォルラスの多相の戦士/Volrath’s Shapeshifter》
--それは、他のカードとの相互作用が複雑すぎて例としても難解であったり。
*《生命と枝/Life and Limb》
*《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
*《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》
--憎たらしいMelvinを凹ますために使うネタカードであったり。
*《威圧するリシド/Dominating Licid》
*《氷河跨ぎのワーム/Panglacial Wurm》
--概念が斬新すぎて深く考えるほどハマってしまうカードだったりするのだ。
*《忠実な聖戦士/Loyal Cathar》
さらなるカオスを堪能したい残念……いや、勤勉なプレイヤーのために、我々は3枚ものカードを追加することにした。
これらのカードは将来において黒枠の世界で収録されることは多分ないと思うが、親愛なるマローが開発室の戸棚の奥から発見したとか言って突然出してきた場合は、R&Dの責任だ。
では、それらのカードを紹介するとしよう。なお日本語対訳シールからの引用である。
さて、《空層の戦士/Air-layered Warrior》の2番目の能力を起動したとしよう。さあ、これは自身の能力により飛行を持つだろうか?
ルールを良く理解しているプレイヤーならば、この文章の気持ち悪さに気づくはずだ。
普段管理しない数に関するカードである。あなたが食べたパンの数と同様に、あなたがパスした優先権の回数を覚えていられるだろうか?
このカードは画像を見てもらえればわかるが、テキストレス版しか存在しないカードである。
え、どうやってプレイするかって?
近くにジャッジはいないのかい?
彼(もしくは彼女)に聞けばいいのさ。「このカードのオラクルを教えて下さい」ってね。
ここに集ったのはマジックの歴史上最悪のテキストを持つカードというか是非焚き付けにしてほしい紙どもが15枚。破滅的な文面や理解しがたいルールで知られた悪夢たちだ。プレインズウォーカーとして、君は多元宇宙を飛び回り、そういう協力者を探していたのならばやめておけ。きっと黒服の目が君に向くだろう。というか目を背けることもあるかもしれないが彼を許してやって欲しい。
この限定版のセットには、使われる側のプレイヤーにとって悪夢としかいえないが、先行セットの神話レアがプレビューとして入っているかもしれない。非常に迷惑なので筆者は一般販売しないようにウェブストアの在庫をカラにするつもりだ。……可能な限り早く!
発売日:2012年8月
希望小売価格:4410円(税込み)
コレクター必見!
・15枚のフォイル・カード(うち4枚は目立つように暗闇でも光る蛍光インク製!)
・特製スピンダウン・ライフカウンターウェア (あなた自身がこれを着てスピンダウンせよ!)
・コレクターズ・ガイド 「どうやってジャッジに対してこのセットの使用を納得させるか」
・「From the Vault」専用特製箔押し紋様
・15枚のカード全てが銀枠カード
・スワヒリ語版のみの特別限定販売 (日本語対訳シール付き!)
・銀枠でありイベントで使用不可能。元のカードが使えるイベントでも使用できない。
収録カードについては以下。
----
これまでのマジックの歴史において、トーナメントシーンではまず見られないようなカードたち。
そのカードが使われているのはもはや脳内だけであると言っても過言ではないのに。
それでも、カルタムンディで印刷されていれば、それは立派なマジックのカードなのだ。
このセットに収録されているのは、
--それは、カード自体が何をするのかが一見してわからなかったり。
*《嵐の目/Eye of the Storm》
*《Chains of Mephistopheles》
*《呪文織りの渦巻/Spellweaver Volute》
--それは、古くからルールアドバイザーを混乱させてきたものであったり。
*《謙虚/Humility》
*《倍増の季節/Doubling Season》
*《ヴォルラスの多相の戦士/Volrath’s Shapeshifter》
--それは、他のカードとの相互作用が複雑すぎて例としても難解であったり。
*《生命と枝/Life and Limb》
*《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
*《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》
--憎たらしいMelvinを凹ますために使うネタカードであったり。
*《威圧するリシド/Dominating Licid》
*《氷河跨ぎのワーム/Panglacial Wurm》
--概念が斬新すぎて深く考えるほどハマってしまうカードだったりするのだ。
*《忠実な聖戦士/Loyal Cathar》
さらなるカオスを堪能したい残念……いや、勤勉なプレイヤーのために、我々は3枚ものカードを追加することにした。
これらのカードは将来において黒枠の世界で収録されることは多分ないと思うが、親愛なるマローが開発室の戸棚の奥から発見したとか言って突然出してきた場合は、R&Dの責任だ。
では、それらのカードを紹介するとしよう。なお日本語対訳シールからの引用である。
《空層の戦士/Air-layered Warrior》
{2}{W}
クリーチャー -- 人間・戦士
空層の戦士は、2/2であるかぎり飛行を持つ。
{W}:空層の戦士は、ターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。
2/2
さて、《空層の戦士/Air-layered Warrior》の2番目の能力を起動したとしよう。さあ、これは自身の能力により飛行を持つだろうか?
ルールを良く理解しているプレイヤーならば、この文章の気持ち悪さに気づくはずだ。
《煙突の精霊/Stack Elemental》
{4}{R}{R}
クリーチャー -- エレメンタル
煙突の精霊のパワーは、スタックにあるオブジェクトの総数に等しい。
煙突の精霊のタフネスは、あなたがこのゲームで優先権をパスした回数を10で割った余りに等しい。
*/*’
普段管理しない数に関するカードである。あなたが食べたパンの数と同様に、あなたがパスした優先権の回数を覚えていられるだろうか?
《巫女の助言/Oracle’s Advice》
{5}
このカードは画像を見てもらえればわかるが、テキストレス版しか存在しないカードである。
え、どうやってプレイするかって?
近くにジャッジはいないのかい?
彼(もしくは彼女)に聞けばいいのさ。「このカードのオラクルを教えて下さい」ってね。
コメント