#GP神戸は1000名を越えるプレイヤーにご参加いただき、ありがとうございました。
#色々な人と話すことができましたが、裏方作業+2日目は本戦エリアだったので
#フロアに出ている時間がいつもよりは少なかったと思います。
#挨拶できなかった方には申し訳なく。

#そんなわけで、本日22時ごろからニコ生をやります。お題はもちろんGP神戸。


以下、Melvin的よもやま話。


《魂を捕えるもの/Soul Seizer》が攻撃し、対戦相手に戦闘ダメージを与えて、能力が誘発した。適当なクリーチャーを対象にとった後、その能力の解決前に、対戦相手が《蛙変化/Turn to Frog》を《魂を捕えるもの》を対象に唱えた。

さて、《魂を捕えるもの》の誘発型能力を解決して、「変身する」ことを選ぶと何が起きるか?


《蛙変化》が解決されたことによって《魂を捕えるもの》は全ての能力を失うが、
誘発型能力は既にスタックに置かれた後なので、それには関係がない。

なので、解決時に「変身する」を選び、《恐ろしい憑依》(夜の面)になると、
それはエンチャント-オーラになるが、能力を全て、「エンチャント(クリーチャー)」まで含めて全て失っている。

このオーラは対象になっていたクリーチャーにつけられるのだが、果たしてそれは適正なエンチャント先なのだろうか?

CR的な要点は、「エンチャント(hoge)を持たないオーラはオブジェクトにつけられるか?」である。

CR702.5によると、

  The enchant ability restricts what an Aura spell can target and what an Aura can enchant.

  エンチャント能力は、オーラ 呪文が対象に取れるものと、オーラがエンチャントできるものを特定する。

とあるので、エンチャント能力がないオーラはつける先の制限がない・・・つまり、
どのオブジェクトにもつけられるようにも見える。

仮に付けられると仮定しよう。

《恐ろしい憑依》は対象になったクリーチャーに付けられる。
全ての能力は失っているが(第6種)、コントロール変更効果(第2種)よりも後に適用されるため、
つけられたクリーチャーのコントロールは変更され、その後能力を失う。

つまり、見た目は普通に《恐ろしい憑依》がついた状態と変わらない。

付けられなかった場合は簡単であり、それはどこにもついていないオーラになるので、
状況起因処理のチェックにひっかかって墓地に置かれる。

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現ルール・マネージャーのMatt Tabak 曰く、

  They restrict what it can be attached to under the premise that you need an enchant ability to be attached to anything.

なので、「つけられない」という解釈がどうも正しいようだ。

#CR文面からは明示されてはいない。


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そんなところで。

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