#Finals/Limitsの地区予選・本戦のファクトシートが出ています。
http://www.wizards.com/Magic/TCG/Events.aspx?x=mtg/tcg/events/thefinals-11season
http://www.wizards.com/Magic/TCG/Events.aspx?x=mtg/tcg/events/thelimits-11season

#注目すべきはFinalsのフォーマットで、スタンダード/モダン構築です。
#地区予選をモダン構築で行うことも可能なので、やってみてもいいかなー。

それでは、先週の回答。



問1
かたならしじゃないっぽい○×。

「イニストラードのチェックリスト・カードをデッキに入れていて、
 それが追放されたらば、本物の両面カードと入れ替えなくてはいけない。」

○か×か?




チェックリスト・カードは、その表しているカードが非公開の領域にある場合にのみ用いる。(MTR3.5)
とあるので、追放領域は公開領域なので、そこにあるカードにチェックリスト・カードを用いることはできない。従って、本物の両面カードと入れ替えなくてはいけない。

#for judges: 《法務官の掌握》などによって裏向きに追放された場合の挙動を考えよ。
#もちろん、あなたの考えている「コモンセンス」通りになる。

 
問2
Aは《夜明けのレインジャー》の背面である(夜)《黄昏の捕食者》をコントロールしている。

Bは《ファイレクシアの破棄者》を唱え、それを戦場に出す際にカード名を宣言しようとした。

B「あいつと格闘させられたら《ファイレクシアの破棄者》は倒されるよなあ。」
A「まあ起動するよね。」
B「夜の面だけど宣言できるのかね?」
A「できたとして、もう一方の面は起動できるのかな、これ。」

2-1)
Bは《ファイレクシアの破棄者》でのカード名として《黄昏の捕食者/Nightfall Predator》
を宣言できるだろうか?

2-2)
仮に宣言できたとして、もう一方の面(=《夜明けのレインジャー》)になった時、
《夜明けのレインジャー》の起動型能力は起動できるだろうか?


2-1)宣言できる。
2-2)起動できる。

背面のカード名を宣言してもかまわない。(CR201.3)
両面カードの正面と背面はそれぞれ独立の特性を持つので、物理的なカードで同一であっても、カード名が異なるのであれば、《ファイレクシアの破棄者》の効果は影響を及ぼさない。
従って、背面である《黄昏の捕食者/Nightfall Predator》を宣言しても、正面である《夜明けのレインジャー/Daybreak Ranger》の起動型能力を止めることはできない。

 
問3

Pは《荒れ野の本質》をコントロールしている。

Pのターン、Pは《水深の予見者/Fathom Seer》を裏向きで唱えた。

3-1)
この裏向きである《水深の予見者/Fathom Seer》が解決され戦場に出た場合、
このクリーチャーの名前は何か? また位相は表向き、裏向きのどちらだろうか?

3-2)
《水深の予見者/Fathom Seer》本来の変異コストである「島を2つ手札に戻す」を支払って
このクリーチャーの位相を表向きに変えることは可能だろうか?
もし可能である場合、「表向きになったとき~」という誘発型能力は誘発するだろうか?


3-1)
裏向きのパーマネントが他のパーマネントのコピーとなる場合、それはコピーするパーマネントのコピー可能な値となり、それに裏向きの位相であることによる変更が加えられる。(CR707.10)
したがって、このパーマネントは裏向きの位相で戦場に出て、特性は変異によるもの(名前無し、マナ・コスト無し、クリーチャー、能力無し、2/2)である。
また、その表向きの位相の特性は《荒れ野の本質/Essence of the Wild》である。

3-2)
上の通り、その表向きの位相は《荒れ野の本質/Essence of the Wild》なので、参照すべき変異コストが存在しない。存在しないコストは支払えないので、このクリーチャーは自発的に表向きになることはできない。

----
そんなところで。


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